JPS624505Y2 - - Google Patents

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JPS624505Y2
JPS624505Y2 JP2357283U JP2357283U JPS624505Y2 JP S624505 Y2 JPS624505 Y2 JP S624505Y2 JP 2357283 U JP2357283 U JP 2357283U JP 2357283 U JP2357283 U JP 2357283U JP S624505 Y2 JPS624505 Y2 JP S624505Y2
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JP
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bottom wall
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wall
fold
piece
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JP2357283U
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JPS59129710U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば一般にポケツトテイツシユ
と呼ばれる小袋入りテイツシユペーパー等を多層
に積重ねて収納し、店頭に広告媒体を兼ねたサー
ビス品提供用として陳列される収納物の抜き取り
可能な陳列用紙箱に関する。
従来、この種の陳列用紙箱として、例えば実公
昭47−18849号に示されるように四角柱上の外箱
体に内装器体を内装し、該内装器体に底蓋部を下
方から支持する底受組片を形成して収納物の重量
を支える底蓋部の堅牢度の向上をはかつたものが
知られている。しかしながら、かかる紙箱は外箱
体と内装器体とを別途に製作して組合わせなけれ
ばならないために、もとよりその製作組立が面倒
であり、かつコスト高にもなる等の欠点があつ
た。また、一般にこの種の箱は、商店の棚や陳列
ケースの上に置かれて使用されるものであるが、
収納物を取り出し易いように取出口を大きくとつ
ているために、概してその取扱い中に例えば箱が
傾くと収納物が不本意に取出口より飛び出してし
まうおそれがあり、輸送、取扱い上もいささか不
便であつた。
この考案は、上記のような欠点の解決をはかつ
た組立式の陳列用紙箱を提供することを目的とす
るものである。
以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
この考案に係る紙箱Aは、第6図に展開状態で
示されるように、1枚の厚紙、ボール紙等の材料
から形成されるものであつて、その周壁はいずれ
も矩形の前壁1、左右側壁2,3および後壁4か
らによつて角筒状に構成されている。上記各壁は
折目5,6,7を介して横に連設され、かつ後壁
4の外側辺に折目8を介して接合片9が連設され
たもので、接合片9を右側の側壁2の側縁部に重
合接着することにより角筒状に形成されている。
而して、前壁1の下辺には、折目10を介して立
上り部11が連設され、これが内側に折曲げられ
て前壁1に重合されると共に、該立上り部11に
は更に折目12を介して内底壁13が連設され、
これが、その先端に折目14を介して連設された
下方折曲の内底壁支持片15の前記立上り部11
との高さの差により、箱体内に前方傾斜状の内底
面を形成したものとなつている。
一方、左右の両側壁2,3の下辺には折目1
6,17を介して立上り部18,19が連設さ
れ、これらが両側壁2,3の内側に折曲げられ重
合されている。かつ該立上り部18,19には前
記内底壁13の傾斜に対応して斜行した折目2
0,21を介して先端中央部に切欠き24,25
を有する内底壁補強片22,23が連設されてお
り、これらが切欠き24,25によつて先端の両
半部を食い違い状に組合わせた状態において内底
壁13下面に当接されている。
また、後壁4の下辺には折目26を介して外底
壁27が連設され、これが、前記内底壁補強片2
2,23の下面に先端部を当接させて内方に斜め
に折曲げられている。かつこの外底壁27の先端
に折目28を介して形成された舌片29が前壁1
の立上り部11の内側に沿つて下向きに折曲重合
されている。
他方、前壁1の下部には両端が両側壁2,3に
まで延長された横方向に長い収納物取出口30が
形成されている。この取出口30の下辺は前記立
上り部11の高さすなわち内底壁13前端の高さ
と同じ位置に設けられている。該収納物取出口3
0の下辺には、その切抜きによつて生ずる不要部
分を利用して横方向に長い帯状の覆片31が折目
32を介して連設されており、これが前記内底壁
13上に位置するように内方に折込まれて、取出
口30の下辺と立上り部11の上端との間に生ず
る間隙を隠蔽したものとなつている。かつ覆片3
1の両端部には、側壁2,3の切出し部分からな
る差込片35,36が折目33,34を介して設
けられており、これらが側壁2,3と立上り部1
8,19及び内底壁13との間に差込まれて覆片
31の自由な浮き上がりを防止したものとなつて
いる。但し、覆片31は、箱内に収納物イを入れ
たときはその重みで内底壁13上に重なるが、常
時は厚紙等よりなるそれ自体の材料の有する反発
力により内底壁13の面上より若干浮き上つた状
態に位置せられるものである。
なお、図中の37は仕切板、38は前壁1の上
辺に連設された上蓋、39は上蓋3に連設された
差込み舌片、40,41は両側壁2,3の上辺に
連設された折込み舌片、42,42は前壁1の中
間部に穿設された収納物確認窓である。
上記実施例においては、内底壁13は前壁1
に、外底壁27は後壁4に連設されているが、こ
れを逆にしても良い。また、内底壁補強片22,
23の組合わせは、一方の先端部に設けられた切
目に、他方の先端に設けられた差込舌片を差込む
ようにしたものでも良い。
上記の陳列用紙箱は、その内部の仕切板37の
両側にそれぞれ収納物イを多層に積重ね状態に収
納し、陳列に供した状態において、顧客等が下部
前面の取出口30から上記収納物イを1個づつ抜
き取るものである。
この考案は上記のような構成を有するものであ
ることに基づき、次のような作用効果を奏する。
先ず、製作面においては、図示実施例に示した
ように全体を1枚の厚紙等からつくることができ
ると共に、周壁の1個所だけの接着によつて他は
すべて折込みないしは折曲げ作業だけで組立てる
ことができるから、製造管理、組立製作が容易で
あり、また周壁を接着して角筒状に製作した状態
のままで全体を扁平状に折畳んでおくこともでき
るから、輸送、保管上も便利である。
また、収納物イの重量を支持することになる底
部構造につき、これが前後両端を立上り部11及
び支持片15で支持された内底壁13と、その下
面に沿わせられた両内底壁補強片22,23と、
更には、先端部がこの内底壁補強片22,23に
当接してその下方撓曲を阻止する外底壁27とに
より構成されたものとなされているから、極めて
堅牢で収納物イの重量によつて内底面が取出口3
0から下方に撓むようなことがなく、紙箱自体の
強度も増大して徒らに変形することのない優れた
保形性を保証しうる。
更に、上記の底部構造の堅牢さと相俟つて、内
底壁13が前方に傾斜されていること、及び、取
出口30が前壁の下端よりやや上方の位置に設け
られていることにより、収納物イの取出口30か
らの取出し操作が行い易い。
加えて、取出口30の下辺に連続して設けられ
た覆片31が、内底壁13上に折込まれているこ
とにより、取出口30の下辺と内底壁13との間
に生ずる隙間が隠蔽され、外観的に体裁が良いの
はもちろん、収納物イの取出しに際して取出口3
0の下辺に収納物が引掛ることがなく、愈々前記
取出し操作をスムーズに行い得る。また、上記覆
片31は折目32の弾力によつて最下端の収納物
イを常時弾力的に下から支持する傾向を示すと共
に、覆片31の後辺が上記収納物イに後向きの状
態で当接することにより、徒らに収納物イが取出
口30からはみ出したりとび出したりとび出すの
を防止でき、箱を多少傾けたり外部から衝撃を与
えても不本意に収納物が脱外することがなく取扱
い上便利である。
この考案は以上のように、前記冒頭に記載の如
き従来品に較べ、更に一層卓越した効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は組立てた状態の一部を切欠いて示した斜視図、
第2図は第1図−線の拡大断面図、第3図は
第1図−線の拡大断面図、第4図は第2図
−線の断面図、第5図は底部の組立途上の状態
を示す斜視図、第6図は展開状態の斜視図であ
る。 1……前壁、2,3……側壁、4……後壁、1
1……立上り部、13……内底壁、15……内底
壁支持片、18,19……立上り部、22,23
……内底壁補強片、27……外底壁、30……収
納物取出口、31……覆片、35,36……差込
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁が角筒状に形成され、かつ前壁1の下部に
    両側壁2,3にまで延長された横方向に長い収納
    物取出口30が設けられた収納物の抜き取り可能
    な陳列用紙箱において、前壁1ないしは後壁4の
    下辺に折目10を介して連設された立上り部11
    が内側に折曲重合され、該立上り部11に折目1
    2を介して連設された前方傾斜の内底壁13の先
    端に折目14を介して連設された下向きの内底壁
    支持片15が対向壁に折曲重合される一方、左右
    両側壁2,3の下辺に折目16,17を介して連
    設された立上り部18,19が側壁2,3の内側
    に折曲げられ、該立上り部18,19に前記内底
    壁13の傾斜に対応して斜行した折目20,21
    を介して連設された1対の内底壁補強片22,2
    3が内底壁13の下面に当接するようにして互い
    に組合わされ、前記対向壁の下辺に折目26を介
    して連設された外底壁27が前記内底壁補強片2
    2,23に先端部を当接させて内方に斜めに折曲
    げられ、かつその先端に折目28を介して連設さ
    れた舌片29が前記立上り部11の内側に沿わせ
    て下向きに折曲重合されると共に、前記収納物取
    出口30の切り抜きによつて生ずる不要部分を利
    用して、該取出口30の下辺に折目32を介して
    連設された覆片31が前記内底壁13上に折り込
    まれ、かつ該覆片31の両端に連設された差込片
    35,36が内底壁13および立上り部18,1
    9と側壁2,3との間に差込まれてなることを特
    徴とする収納物の抜き取り可能な陳列用紙箱。
JP2357283U 1983-02-18 1983-02-18 収納物の抜き取り可能な陳列用紙箱 Granted JPS59129710U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2357283U JPS59129710U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 収納物の抜き取り可能な陳列用紙箱

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JP2357283U JPS59129710U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 収納物の抜き取り可能な陳列用紙箱

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Publication Number Publication Date
JPS59129710U JPS59129710U (ja) 1984-08-31
JPS624505Y2 true JPS624505Y2 (ja) 1987-02-02

Family

ID=30154646

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2357283U Granted JPS59129710U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 収納物の抜き取り可能な陳列用紙箱

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KR101537283B1 (ko) * 2014-11-17 2015-07-16 조증호 인출구가 구비된 포장상자

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JPS59129710U (ja) 1984-08-31

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