JPS6244289A - 針糸を緊張させる装置を有するミシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肢血分丘 本発明は特許請求の範囲第１頂上部概念に記載のミシン
に関する。

従来肢歪 上記の種類のミシンは西トイ゛ツ国特許第６１０６３８
号公報により公知になっている。このミシンにおいては
、針糸を緊張させる装置が使用されており、この装置は
２つの調節ナンドを収容するために設けられミシンのア
ームに固定される１つのピンを有し、前記調節ナツトの
うちの一方は主圧力をｍＹｆＪシそして他方は付加的圧
力をｍ節するのに使用される。双方の調節ナンドは一つ
の共通なばねに作用している。このばねは２つのクラン
プ円板上に載せられている解除円板を押圧し、斯くして
クランプ円板の間を延在している針糸が調節された圧力
を受ける。圧力を解除するため、この解除円板が、ピン
に穿孔された孔の中に配置された棒により、クランプ円
板から持ちトげられる。

上記の特許公報による装置では、調節された主圧力は付
加的な圧力によって強めることが可能であり、或いは主
圧力無しで付加的圧力をクランプ円板に伝達することも
可能である。しかしながら相異なる２つの圧力の間の素
早い交換は不可能である。何故ならば、少なくとも１つ
の調節ナンドを回転することによって針糸に加える望み
通りの第二の圧力を調節するために、縫付は過程を中断
しなければならないからである。

西ドイツ国実用新案第１７０４７９８号公報により一つ
の緊張装置が公知になっており、この装置によれば糸に
加える主圧力と付加的圧力は別々に調節可能になってい
る。主圧力と付加的圧力のための２つの緊張装置を収容
するため、ミシンのケーシングに２つのピンが相並んで
固定されている。圧力を調節するため、一つ毎の調節ナ
ツトをねじり回さなければならない。調節された圧力は
それぞれ円錐形のばねを介して針糸に伝達される。

２つのクランプ円板の間に押し込むことが可能でこれら
のクランプ円板を引き離すくさびを作動させることによ
り、付加的圧力は解除される。

この実用新案に記載された装置を用いて、調節された付
加的圧力を付加し又は取り除くことが可能である。しか
しこのため一本の針糸毎に２個の緊張装置が必要であり
、従って特に２本または多数の針糸を使用するミシンで
は、それぞれ２個の緊張装置により、見通しが悪（なり
そして操作が困難になる。

旦皿 本発明の目的は、ミシンの針糸を緊張させる装置を、１
つの共通なピン北に配置されているにも拘わらず、主圧
力と付加的圧力とが互いに無関係に調節可能でありそし
て素早く相互に交換可能である様に形成することである
。

妊 この目的は本発明の装置において、特許請求の範囲第１
項に記載した特徴ある構成により達成される。

昨月Ｊ己出九果 本発明による緊張装置は、２つの相異なる張力が使用さ
れる縫付は作業に用いることが可能であり、その際主圧
力または付加的圧力を調節する装置を相異なるピン上に
配置する必要がなく、従って２本または多数の針を有す
るミシンに用いる場合には特に見透しがよいことと操作
が容易であるという著しく有利な点を持っている。個々
の圧力を調節するのに必要な関節要素は本発明の緊張装
置では互いに別々に配置され、斯くして一つの圧力が調
節される時第２の調節要素は連行されず、従って第２の
圧力は変化しない。

２つの相違なる圧力は互いに素早く交換可能であり、そ
のため２個の解除円板が本発明による緊張装置に設けら
れており、これらの解除円板を介して針糸を収容してい
るクランプ円板が設定された圧力の一つまたは双方−緒
になった圧力を受ける。

解除円板を操作する解除要素はミシンのケーシングの外
側のすぐに手が届く処に取り付けられそして使用者によ
り機械的、油圧または電磁的に操作される。例えば、糸
を切断するという様な、針糸が緊張していてはならない
、縫付は技術上の問題を実施するため、ミシンは解除要
素を移動させることにより解除円板を操作する様に制御
される作動装置を包含し、斯、くしでミシンの使用者は
このことに閃与しなくともよい様になっている。

皇詣週 本発明は添付図に示されている２本針を有するミシンの
実施例により説明される。

第１図に示されているミシンのケーシング１は板２を有
し、この板の上には、糸に緊張を発生させる部材及び糸
を導く部材が配置されている。２本の糸３．４が、板２
の曲げられた上方部分に位置する図示されていない孔を
通って引き出され、そして図示されていない糸巻から糸
が衝撃的に引張り出されるのを平均化させる予緊張装置
５，６を通過する。案内ピン７．８の処で方向変換した
後で、糸３，４は針糸を緊張させる装置９，１０を通っ
て導かれ、それから２つの案内ローラー１１．１２の間
で方向変換されそして糸を緊張させるばね１３，１４の
力をうけている。このばねの作用は回転可能なスリーブ
部材１５によって調節可能になっている。

糸３．４は、板２に結合した糸案内１６の孔を通り、ケ
ーシング１のスリットの中を上下に動くことが可能な天
秤１７を通り、さらにケーシング１に固定された案内要
素１８および１９並びに針棒２０に取付けられた糸案内
２１を通って針の孔２２．２３を通過している。

第２図に示されている針糸を緊張させる装置１０は、針
糸を緊張させるために必要なあらゆる構成部材を収容す
るためのピン２４を有し、そしてこのピンは板２に固定
されている。ケーシングに固定されている端部の直径が
大きく形成されているピン２４は穿孔を有し、解除要素
としての解除スリーブ２５およびこの解除スリーブの中
に配置された解除棒２６を収容している。ピン２４の大
なる直径部分から小なる直径部分に移行する所に環状の
面が形成されており、この面は２枚のクランプ円板２７
．２８の衝当て面になっている。

ピン２４はそれの自由端に２つの解除円板３２．３３の
ブリッジ３０．３１を収容する一つのスリット２９を有
しており（第４図も参照）、この際第１解除円板３２は
クランプ円板２８に、そしてもう一つの第２解除円板３
３は第１解除円板３２に接触している。

ねじを切られているピン２４の端部は第１調節要素とし
て使用される調節ナツト３４を担持しこの調節ナンドは
内側および外側ねじを有している。

調節ナツト３４の外側ねじは、前同様に内側および外側
ねじを備えそして担持体として作用している輪筒３５を
支持するのに役立ち、この輪筒上に第２調節要素として
の調節ナツト３６を支持している。輪筒３５は、一つの
移動スリーブ３９の切欠部３８にはまっている衝当て片
３７によって回転を阻止されている。移動スリーブ３９
は前同様に回転が阻止されており、そしてそのことは板
２に固定され移動スリーブ３９の切欠部４０にはまって
いるピン４１によって実施され、このピン４１はそれと
同時にクランプ円板２７．２８も回転しない様に阻止し
ている。

一つの円錐形のばね４２が調節ナツト３４と第２解除円
板３３との間に配置され、これと同様に円錐形のばね４
３が調節ナツト３６と移動スリーブ３９との間に配置さ
れており、この際移動スリーブ３９はばね４３を切り欠
き部分に収めそしてばね４３の圧力を移動スリーブ３９
と接触している第１解除円板３２に伝達する。

第３図には一つのクランプレバ−４４が一つのピン４５
の回りに旋回可能に保持装置４６に支承され、この保持
装置は板２に取付られた担持体４７と結合している（第
１図も参照）。クランプレバ−４４はそれの２つの位置
の一方で連結体４８を押圧し、この連結体は支承位置と
して形成された担持体４７の記号４９で示された所にお
いて支承されておりそして解除棒２６に接触している。

第１図において坂２に旋回可能に固定されている押圧板
５０は、板２に取付けられ解除スリーブ２５に接触して
いる連結体５１を押圧する。

上記した装置は以下の様に作動する。

主圧力を調節するため調節ナツト３４が、第２図に関し
て左の方に動かされる。そのことによりばね４２は押圧
され、従ってこのばねは第２解除円板３３を第１解除円
板３２に押し付け、この様にして、クランプ円板２７お
よび２８の間に位置する糸４に圧力が加えられる。

付加的な圧力を調節するため、第２図に示されている調
節ナンド３６を左の方に動かし、この際緊張させられる
ばね４３を介して、移動スリーブ３９に、従ってまた第
１解除円板３２に圧力を伝える。第１解除円板３２はそ
のことによりクランプ円板２８に押し付けられ、斯くし
てクランプ円板２７および２８の間に配置された糸４は
付加的な圧力で押圧される。

主圧力を解除するためにはクランプレバ−４４を、一点
鎖線で示したそれの静止位置から実線で示した作動位置
に旋回させる。この作動位置ではクランプレバ−４４は
連結体４８を押圧し、この連結体は支承位置４９の回り
に旋回しそしてその際解除棒２６を糸を緊張させる装置
１０の方向に移動させ、斯くして第２解除円板３３は第
１解除円板３２から持ち上げられそして、クランプ円板
２７．２８に何等の圧力を加えることが出来ない様にな
る。これらのクランプ円板には今や前に加えられた付加
的な圧力のみが加えられている。

全体の圧力、即ち主圧力及び付加的な圧力を解除するた
め、押圧板５０が使用者によって、第１図の背後に向か
って押圧される。そのことにより押圧板５０と結合して
いる連結体５１が、板２上に配置された連結体の取付は
位置の回りに旋回し、斯くして連結体は解除スリーブ２
５を、糸を緊張させる装置ｌＯの自由端の方向に向かっ
て移動させ、最後にこの解除スリーブ箇は第１解除円板
３２およびその上に載っている第２解除円板３３をクラ
ンプ円板２７．２８から持ち上げ、斯くして圧力が全く
加えられない様にする。

糸に圧力が加えられていなければならない縫付は技術上
の問題に対してミシンのケーシング１に一つの装置が配
置されており、この装置により連結体５１、従ってまた
解除スリーブ２５が加えられている圧力を解除する様に
作動可能になっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、糸を緊張させる装置および糸を導くための種
々異なる要素を有するミシンを示す部分図、第２図は第
１図のＩＦ−ｆｆ線に沿った糸を緊張させる装置の断面
図、第３図は第１図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図
にて、圧力を解除するための構成部材を有する糸を緊張
させる装置を示す図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に
沿った断面図にて動き易い円板の構成を示した図である
。 ２４・・・ピン　　　　２５・・・解除スリーブ２６・
・・解除棒　　　２８・・・クランプ円板２９・・・ス
リット　　３０．３１・・・ブリッジ３２．３３・・・
解除円板 ３４・・・調節ナツト（第１調節要素）３５・・・輪筒
（担持体） ３６・・・調節ナンド（第２調節要素）３７・・・衝当
て片 ３８・・・切欠部　　　３９・・・移動スリーブ４２．
４３・・・円錐形のばね ４４・・・クランプレバ− ５０・・・押圧板

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つのピン上に配置されている２つのクランプ円
   板を有し、該円板は互いに相対的に動くことが可能なご
   とく同軸上に配置された調節要素とばね機構を介して結
   合し、これらの調節要素のうちの少なくとも一つがピン
   のねじ部分に配置され、そして一時的にばねの作用を解
   除するための機構を有するミシンにおいて、第１調節要
   素（３４）は内部部材として、そして第２調節要素（３
   ６）は外部部材として形成され、その際外部部材は、内
   部部材によって担持されている位置固定した担持体（３
   ５）に支持されていることと、それぞれの調節要素（３
   ４；３６）には１つのばね（４２；４３）並びに１つの
   解除円板（３２；３３）が付設されていることと、一時
   的にばねの作用を解除するための機構は、ばねの圧力を
   段階的に解除するため、相対的に動くことが可能な解除
   要素（２５；２６）を有していることを特徴とするミシ
   ン。
2. （２）内側の第１調節要素（３４）は内側ねじを形成さ
   れそしてピン（２４）の外側ねじ上に配置さたスリーブ
   であり、該スリーブに外側ねじを有する担持体（３５）
   を支持し、該担持体は内側ねじを有する外側の第２調節
   要素（３６）を担持していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のミシン。
3. （３）第１調節要素（３４）は外側ねじを有し、内側ね
   じを有する担持体（３５）と連結していることを特徴と
   する特許請求の範囲第２項記載のミシン。
4. （４）第２調節要素（３６）のばね（４３）と該ばねに
   関連する第１解除円板（３２）との間に移動スリーブ（
   ３９）が配置されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のミシン。
5. （５）移動スリーブ（３９）は、担持体（３５）の回転
   を阻止するため、軸方向に延在する少なくとも一つの切
   欠部（３８）を有し、該切欠部に担持体（３５）に形成
   されている衝当て片（３７）が収容されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項記載のミシン。
6. （６）第２調節要素（３６）もしくは移動スリーブ（３
   ９）のばね（４３）と、関連するクランプ円板（２８）
   との間に第１解除円板（３２）が、そして該第１解除円
   板と第１調節要素（３４）のばね（４２）との間に第２
   解除円板（３３）が配置されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載のミシン。
7. （７）軸方向に動く２つの解除要素（２５；２６）は互
   いに同軸的に配置されており、その際第１解除要素（２
   ５）は第１解除円板（３２）に、そして第２解除要素（
   ２６）は第２解除円板（３３）に接触していることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のミシン。
8. （８）解除要素（２５；２６）はピン（２４）の軸方向
   孔の中に配置され、そして解除円板（３２；３３）のブ
   リッジ（３０；３１）に作用を及ぼし、該ブリッジはピ
   ン（２４）のスリット（２９）を貫通していることを特
   徴とする特許請求の範囲第７項記載のミシン。
9. （９）解除要素（２５；２６）は、選択的に、ミシンの
   ケーシング外側に設けられた操作要素（４４；５０）に
   より又は制御可能な作動装置により、動かすことが可能
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第７項
   または第８項記載のミシン。