JPS62428A - 肥満抑制剤 - Google Patents

肥満抑制剤

Info

Publication number
JPS62428A
JPS62428A JP60138294A JP13829485A JPS62428A JP S62428 A JPS62428 A JP S62428A JP 60138294 A JP60138294 A JP 60138294A JP 13829485 A JP13829485 A JP 13829485A JP S62428 A JPS62428 A JP S62428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
porphyra
obesity
porphyran
genus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60138294A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Shibata
柴田 照彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60138294A priority Critical patent/JPS62428A/ja
Publication of JPS62428A publication Critical patent/JPS62428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上少且工豆団 本発明は、アマノリ属に属する海藻の水溶性画分から成
る肥満抑制剤に関する。
介肌傅艮五呵宜見 近年、肥満、特に中高年令者の肥満が、糖尿病、高血圧
症、心臓疾患、脳血栓等のいわゆる成人病をひき起こす
原因とされることから、摂取カロリーを制限する食事療
法による体重低減への関心が高まってきている。
しかしながら、上記食事療法は食欲の抑制という精神的
苦痛を伴なうため、容易に実行し難いものである。また
、最近肥満防止を目的としたいわゆる健康食品としての
製剤も市販されているが、これらは飲みにくかったり、
種々の副作用のおそれがある等の欠点があって好ましい
ものでない。
したがって、飲み易(、副作用もなく、かつ比較的廉価
に供給でき、特に精神的苦痛を伴なうことなく、肥満を
有効に抑制し得る製剤があれば、肥満によりひき起され
る上記成人病の予防乃至治療上有益である。
口が”2 しようとするよ 占 本発明者は、アマノリ属に属する海藻がクンバク質、ビ
タミン類及びミネラル等の栄養素に富むことに鑑み、上
記海藻の健康食品としての利用について研究している過
程において、該海藻を種々の分画処理した結果、水溶性
画分に肥満抑制の効果さらには、腹腔内脂肪、血中トリ
グリセライド血中コレステロール、血糖等の増加防止効
果があること、特に該水溶性画分中の高分子物質である
ポルフィランが上記効果上の有効成分であることを見出
し、本発明をなすに至った。
したがって、本発明は、アマノリ属に属する海藻から得
られる水溶性画分を利用して、飲み易く、副作用もない
肥満抑制剤を提供することを目的とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
光所坐盪底 本発明の特徴は、アマノリ属に属する海藻から得られる
、ポルフィランを主要成分として含む水溶性画分から成
る肥満抑制剤にある。
ここでいう“アマノリ属に属する海藻”とは、アサクサ
ノリ、スサビノリ、ウツプルノリ、マルバアマノリ、マ
ルバチシマクロノリ、オオノノリ等を包含する。
。 占を7ンするための 本発明では、上記アマノリ属に属する海藻の海藻もしく
は海藻の粉末に水を加え、加熱抽出して得られる水溶性
画分を乾燥するか、或は該水溶性両分中の高分子物質を
沈澱させて得られるものを、有効成分として利用する。
上述のようにして得られる有効成分中の主要成分はアマ
ノリ属の海藻に特有な水溶性多糖類であるポルフィラン
である。したがって、上記水溶性画分中の高分子物質は
主としてポルフィランから成るものといえる。
上記アマノリ属の海藻から、本発明に係る肥満抑制剤の
有効成分を採取するには、上記加熱抽出を、水中にて1
00℃付近の温度で2時間程度加熱することで行ない、
ついでこのようにして得られた水溶性画分を濃縮した後
、真空凍結乾燥するか、もしくは該水溶液両分を遠心分
離した後、得られた上澄液にエタノールを加えて高分子
物質から成る沈澱を生成させ、ついで該沈澱を分離して
真空凍結乾燥することにより行なうとよい。
本発明では、上述のようにして得られる乾燥物(粉末形
!3)をそのまま肥満抑制剤として用い得るが、該乾燥
物を常用の賦形薬剤と混合して錠剤、九剤、顆粒剤、カ
プセル剤等の内服用の薬剤形態にして用い得る。
更に、上記乾燥物は、水溶性であって、粘質性を有する
ので、ヨーグルト、ゼリー、ケーキ類、チョコレート等
の食品に添加して用いることもできる。
発」F邦九栗 次に、本発明に係る肥満抑制剤の効果を実験動物を用い
て試験した結果を示す。
試験方法: 実験動物としてuister系雄ラット(初期体重約6
0g)を用い、その10匹を1群とする各試験区に、下
記により調製した肥満抑制剤を試料として用い、下記表
1に示す各試験区毎に配合した飼料を給与して、温度2
0〜26℃、湿度55.6〜74.2%及び自然明暗の
条件下で2週間飼育し、ついで24時間絶食させた後、
体重を測定し、ついで解剖、採血し、得られた血清につ
いて分析を行なった。
肥満抑制剤の調製: アマノリ属の海苔粉末300gに31の蒸留水を加え、
オートクレーブで120℃、2時間加熱抽出し、得られ
た抽出物を遠心分離(8000G、 20分)して水抽
出液を得た。
これを加熱濃縮してllとなしたものに、等量の30%
トリクロロ酢酸を加えて抽出液中のタンパクを除去した
後、3倍量のエタノールを加えて沈澱物を生成させ、得
られた沈澱物を遠心分! (8000G、20分)して
分離、採取した。ついで該沈澱物を少量の蒸留水に熔解
して蒸留水で透析を行なって残存するトリクロロ酢酸及
び低分子物質を除去し、さらに得られた透析処理液に3
倍量のエタノールを加え、生成する沈澱物を遠心骨m 
(8000G 、 20m1n)により採取し、これを
凍結乾燥し、ブレンダーで粉末にした。
各試験区における給餌の配合: ラット1匹当り1日15gの制限食を与え、試験区を3
区に分け、表1に示すように1区は正常図、1区は砂糖
を10%添加した肥満区及び■区は上記肥満抑制剤を3
%添加した本発明区とし、基準飼料にはオリエンタル酵
母社製のM粉末を用いた。
表  1 なお、血清についての分析は、腹腔内脂肪量、肝重量、
血清トリグリセライド値、血清コレステロール値及び血
糖値の各項目について行なった。
結果は表2に示すとおりである。
表2にみられるとおり、本発明の肥満抑制剤を添加した
試験区では試験区Hに比し、体重及び腹腔内脂肪量、肝
重量並びに血清の各分析値も可成り低く、特に血清分析
値は正常区■に比べても低くなっており、本発明による
肥満抑制効果が明らかに認められる。
以下に実施例を示す。
スJ1例↓ アマノリ屈の海苔粉末に10倍量の蒸留水を加え、10
0℃で2時間加熱して得られた水抽出物を遠心骨1i1
11(8000G、 20分)して上澄液を得た。
この上澄液に約3倍量のエタノールを加えて沈澱を生成
させ、この沈澱を遠心分離(8000G、 20分)し
て採取した。得られた沈澱を凍結乾燥(大型真空技術社
製、真空度0.01mmHg、24時間)し、ブレンダ
ーで粉末化して製品とした。収率15〜20%。
得られた製品の分析結果は下記のとおりである重量%(
製品100g中 の成分重量) ポルフィラン    65.9 キシラン      0.3 マンナン       0.1 タンパク質     22.6 灰分        3.8 水分        5.4 なお、上記分析は下記により行なった。
ポルフィラン、キシラン、マンナン: 製品を’AN H2S0sを用いて120℃で2時間加
水分解して得られた氷解物を、示差屈折モニターを附設
した高速液体クロマトグラフィーでその単糖組成を定量
し、得られたガラクトース、キシロースおよびマンノー
スの量を各々ポルフィラン、キシランおよびマンナンの
量として示した。
タンパク質:ケルプール法により定量。
灰分   :直接灰化法により定量。
水分   :常圧加熱乾燥法により定量。
実詣皿1 実施例1で得た粉末100gに5%トウモロコシデンプ
ン溶液Loom lを混合し、この混合物を小型ニーダ
により約10分間混練した。得られた混練物をロータリ
ー打錠機を用いて5φIIl/I11のサイズに打錠し
、ついで約60℃で1時間乾燥して錠剤形態の製品をf
!7た。
友路園主 本例は本発明に係る肥満抑制剤を用いてゼリー食品を調
製する態様を示したものである。
原料の配合: 実施例1で得た製品  20g 板ゼラチン      20g 砂糖        120g 赤フ゛ドウン西      3/4カツフ。
オレンジ絞り汁    1/4カツプ レモン        173個 水          2z カップ 上記配合から成る混合物を40〜50℃の温度に加熱し
熔融し、ついで型に入れて冷却してゼリー化してゼリー
食品を得た。
得られたゼリー食品は風味及び食感が在来のゼリー食品
と同様であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アマノリ属に属する海藻から得られる、ポルフィ
    ランを主要成分として含む水溶性画分から成る肥満抑制
    剤。
  2. (2)アマノリ属に属する海藻は、アサクサノリ、スサ
    ビノリ、ウツプルノリ、マルバアマノリ、マルバチシマ
    クロノリ及びオオノノリから成る群から選択されるもの
    である特許請求の範囲第(1)項記載の肥満抑制剤。
JP60138294A 1985-06-25 1985-06-25 肥満抑制剤 Pending JPS62428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60138294A JPS62428A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 肥満抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60138294A JPS62428A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 肥満抑制剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62428A true JPS62428A (ja) 1987-01-06

Family

ID=15218521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60138294A Pending JPS62428A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 肥満抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62428A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0438302A1 (en) * 1990-01-17 1991-07-24 Yamanouchi Pharmaceutical Co. Ltd. Composition for prevention or treatment of hypertriglyceridemia
JP2005255932A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Shirako:Kk 改質ポルフィラン
JP2006104100A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Shirako:Kk ポルフィランの低分子化分解物からなるα−グルコシダーゼ阻害剤。
CN102286110A (zh) * 2011-09-07 2011-12-21 浙江大学 酵母展示型聚半乳糖醛酸酶协同超声波处理提取紫菜多糖的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0438302A1 (en) * 1990-01-17 1991-07-24 Yamanouchi Pharmaceutical Co. Ltd. Composition for prevention or treatment of hypertriglyceridemia
JP2005255932A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Shirako:Kk 改質ポルフィラン
JP2006104100A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Shirako:Kk ポルフィランの低分子化分解物からなるα−グルコシダーゼ阻害剤。
CN102286110A (zh) * 2011-09-07 2011-12-21 浙江大学 酵母展示型聚半乳糖醛酸酶协同超声波处理提取紫菜多糖的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010209051A (ja) 脂肪吸収抑制剤
JP3768795B2 (ja) キサンチンオキシダーゼ阻害剤
KR100797016B1 (ko) 면역증강 활성을 나타내는 인삼다당체 고농축정제액과 그제조방법
EP2214512A1 (en) An organoleptically improved dietary fiber composition and a process thereof (teestar)
WO1999025197A1 (en) Fenugreek compositions having reduced taste and odor and methods of use
JP2018070570A (ja) クロモジ抽出物
JP2007230969A (ja) メタボリックシンドローム改善剤
JPS62428A (ja) 肥満抑制剤
WO2007007994A1 (en) Food composition for improving liver function comprising a lonicera caerulea l. var. edulis extract
WO2022169066A1 (ko) 금화규 유래 콜라겐아미노산을 이용한 기능성 콜라겐 조성물
JP3204348B2 (ja) 動脈硬化抑制剤及びこれを含む食品又は医薬
JP2002281936A (ja) スフィンゴ糖脂質を含有する機能性食品及びその製造方法
JP2004352626A (ja) 植物由来成分を含有する抗コレステロール剤
JP3616950B2 (ja) 柑橘系由来の栄養組成物
KR19980085889A (ko) 동과, 팥, 다엽 및 상지의 추출물을 함유하는 비만조절용 건강식품
KR101018404B1 (ko) 정금나무 잎 추출물을 유효성분으로 함유하는 콜레스테롤 저하용 조성물
JP2900070B2 (ja) 食品用カリウム補給組成物及びその製造方法
CN1460435A (zh) 用女贞子和蚕蛹制成的护肝功能食品及其制备方法
JP2004238349A (ja) モモタマナを有効成分として含有する抗肥満剤又は/及び動脈硬化予防剤
JPS60146828A (ja) コレステロ−ル上昇抑制剤並びに同剤を含んだ健康食品
KR100891488B1 (ko) 톱풀의 유효성분을 함유하는 b형 간염 예방 및 치료용 약학적 조성물
JP2002255839A (ja) 抗肥満剤
JP2002255843A (ja) 免疫賦活用組成物
JPH0288525A (ja) 肥満症治療・予防用の薬品および飲食物
JP4310567B2 (ja) 血中脂質改善剤