JPS6242835Y2 - - Google Patents

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JPS6242835Y2
JPS6242835Y2 JP1982050591U JP5059182U JPS6242835Y2 JP S6242835 Y2 JPS6242835 Y2 JP S6242835Y2 JP 1982050591 U JP1982050591 U JP 1982050591U JP 5059182 U JP5059182 U JP 5059182U JP S6242835 Y2 JPS6242835 Y2 JP S6242835Y2
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JP
Japan
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seat back
seat
floor carpet
edge
retainer
Prior art date
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JP1982050591U
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English (en)
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JPS58153121U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、リヤシートバツク後部のラゲージ
ルームフロア等に敷設されるフロアカーペツトの
取付構造に関するものである。
従来のこの種のフロアカーペツト107の取付
構造としては、第1図、第2図に示すようなもの
がある(昭和56年6月発行のニツサンサービス周
報第440号231ページのカーペツト(フロアトリ
ム)参照)。この第1図はシートバツク113を
車体前方へ倒したシートクツシヨン116にのせ
た状態を示し、シートバツク113は、鋼板製の
シートフレーム117にクツシヨン119を介し
てシートバツク表皮121が被覆されたものであ
る。シートバツク表皮121は、シートバツク1
13の後面113a側にシートバツク113幅方
向に沿つて端縁部121aを有し(第2図参
照)、この端縁部121aには、鉄ワイヤ等の芯
線122が介装されている。端縁部121aには
複数のクリツプ127が取付けられ、クリツプ1
27は、シートフレーム117に形成された切起
し部129に係止されている。一方、ラゲージル
ーム103のフロアパネル105に敷設されたフ
ロアカーペツト107がシートバツク113の後
面113aに延設され、フロアカーペツト107
のシートバツク側端縁部107aは、シートバツ
ク表皮121の端縁部121a外面に重ね合わさ
れている。フロアカーペツト107のシートバツ
ク側端縁部107a表面には、シートバツク11
3の幅方向に沿つて略板状のリテーナ123が被
覆され、このリテーナ123は、フロアカーペツ
ト107、シートバツク表皮121を貫通しシー
トフレーム117に螺合する複数のビス131に
より締結固定されている。
しかしながら、このような従来の取付構造で
は、リテーナ123がシートバツク113の後面
113a側に露出するから、シートバツク113
の見栄えを損うものとなつていた。また、リテー
ナ123を複数のビス131により締結固定する
から、組立が煩雑なものとなつていた。さらに、
フロアカーペツト107の端縁とビス131が貫
通している箇所までの間隔は僅かなものであるた
め、荷物の出し入れ等によりフロアカーペツト1
07がラゲージルーム103側へ引張られたとき
には、フロアカーペツト107の端縁部107a
がビス131によつて切裂かれる恐れがある。こ
のフロアカーペツト107の切裂きを防ぐため
に、リテーナ123による押え力を増加させるべ
くビス131を増締めすると、リテーナ123の
ビス131による締結箇所が凹んでしまい、さら
に見栄えを損う恐れがある。
そこで、リテーナ123を樹脂材により成形し
て、リテーナ123、フロアカーペツト107、
及びシートバツク表皮121を相互に縫製するこ
とも考えられる。しかしながらこの場合、ビス止
めによる欠点は解決できるが縫い目がシートバツ
ク113の後面側に露出して見栄えを損い、ま
た、リテーナ123が露出していることに変わり
はない。
この考案は、上記の問題点に鑑み創案されたも
ので、組立てが簡単で見栄えのよいフロアカーペ
ツトの取付構造を提供するものである。
この目的を達成するためにこの考案は、シート
バツクフレームの上縁側にシートバツク表皮の端
縁を内側へ折返して設けた折返し部と、この折返
し部のシートバツク対向面に沿つて一側面を接合
したフロアカーペツトのシートバツク側端縁部
と、このフロアカーペツトのシートバツク側端縁
部の他側面に沿つて一端を接合し他端部に肥大部
を形成したリテーナとを相互に縫製し、かつリテ
ーナの肥大部をクリツプを介してシートバツクフ
レームに固定したものである。
以下、第3図〜第9図に基づき、この考案の一
実施例を詳細に説明する。
第3図、第4図のように、車体1後部のラゲー
ジルーム3には、フロアパネル5上にフロアカー
ペツト7が敷設されている。フロアカーペツト7
は、リヤシート9に近接した箇所において、第5
図のようなクリツプ11によりフロアパネル5に
固定されている。フロアカーペツト7は、リヤシ
ート9のシートバツク13の後面の上側縁13a
に沿つて延設され、シートバツク13の下部にお
いてクリツプ11によりシートバツク13に固定
されている。フロアカーペツト7のシートバツク
側端縁部7aは、シートバツク13の後面13a
上部に達している。
前記シートバツク13は、車室15側のフロア
パネル5上に取付けられたリヤシートクツシヨン
16に対して前倒し可能に取付けられている。シ
ートバツク13は、第6図に示すように、鋼板製
のシートフレーム17にクツシヨン19を介して
シートバツク表皮21が被覆されたものである。
シートバツク表皮21は、シートバツク13の後
面13a側において、シートバツク13の幅方向
に沿つた端縁部21aを有している。シートバツ
ク13の端縁は、内側、換言すればシートフレー
ム17側へ折返され、シートバツク13の幅方向
に沿つた折返し部21bが設けられている。折返
し部21bには、シートバツク対向面、換言すれ
ばシートフレーム17に対向する面に沿つて、前
記フロアカーペツト7のシートバツク側端縁部7
aの一側面が接合されている。フロアカーペツト
7の端縁部7aの他側面、換言すればシートフレ
ーム17に対向する面には、シートバツク13の
幅方向に沿つて樹脂製の略矩形板状のリテーナ2
3が接合されている。こうして接合された前記シ
ートバツク表皮21の折返し部21bとフロアカ
ーペツト7のシートバツク側端縁部7aとリテー
ナ23とは、上方より重ねられ、同時縫製25に
より、相互に縫製されている(第9図参照)。こ
の縫製25は、シートバツク13の略全幅に渡つ
て行なわれており、縫製による縫い目は、折返し
部21bが内側へ折返されているためシートバツ
ク表皮21の端縁部21aにより覆い隠されてい
る。
リテーナ23の他端である下縁には、第7図の
ようにシートバツク13の幅方向に沿つて肥大部
23aが形成されている。リテーナ23の肥大部
23aには、第8図のようなクリツプ27が複数
個係止され、この各クリツプ27は、シートフレ
ーム17に形成された複数の切起し部29にそれ
ぞれ係止されている。
つぎに、上記一実施例の取付順序について説明
する。
シートバツク表皮21とフロアカーペツト7と
リテーナ23とは、シートバツク表皮21の端縁
部21aを折返さず第10図のように予め同時縫
製25されている。フロアカーペツト7及びリテ
ーナ23をラゲージルーム3側へ反転させる。こ
の状態で、シートバツク表皮21の端縁部21a
が内側へ折返されて第6図、第9図のように折返
し部21bが形成される。シートフレーム17の
各切起し部29へクリツプ27を係止させ、この
各クリツプ27をリテーナ23の肥大部23aに
かみ込ませる。フロアカーペツト7をシートバツ
ク13の下部においてクリツプ11によりシート
バツク13へ固定し、又リヤシート9に近接した
箇所において、ラゲージルーム3のフロアパネル
5にクリツプ11により固定する。
第11図は他の実施例を示すもので、この実施
例は、リテーナ23にフロアカーペツト7側へ突
出する突条33を設けたものである。この突条3
3は、シートバツク13の幅方向の全長に渡つて
形成され、リテーナ23が縫製可能な程度の軟質
樹脂製であるのに対して突条33は硬質樹脂で成
形されている。従つてこの実施例では、シートバ
ツク表皮21とフロアカーペツト7とリテーナ2
3との縫製25による縫い目が、縫製25のばら
つきによつて多少蛇行しても、突条33がフロア
カーペツト7をシートバツク表皮21との境目で
盛り上げるため、直線的な外観を与えることがで
きる。なお、上記実施例と同一構成部分は同一符
号をもつて示し説明を省略する。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
でないことは勿論である。
以上この考案は、シートバツクフレームの上縁
側にシートバツク表皮の端縁を内側へ折返して設
けた折返し部と、この折返し部のシートバツク対
向面に沿つて一側面を接合したフロアカーペツト
のシートバツク側端縁部と、このフロアカーペツ
トのシートバツク側端縁部の他側面に沿つて一端
を接合し他端に肥大部を形成したリテーナとを相
互に縫製しかつリテーナの肥大部をクリツプを介
してシートバツクに固定したので、フロアカーペ
ツトのシートバツク側端縁部の取付を、ビス等の
特別な取付具を用いずに、フロアカーペツト及び
リテーナの反転作業をするだけで行なえる。従つ
て取付作業を著しく簡略化することができる。
又、シートバツク表皮の折返し部とフロアカーペ
ツトのシートバツク側端縁部とリテーナとの縫い
目、及びリテーナ等は、シートバツク表皮の端縁
部内に収納される形になるため、フロアカーペツ
トとシートバツク表皮との境は相互の接合線だけ
が見えることとなり、見栄えが極めて良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の取付構造の説明図、第
3図はラゲージルームとリヤシートとの関係を示
す簡略側面図、第4図はシートバツクを倒してラ
ゲージルーム側から見た状態の簡略斜視図、第5
図はクリツプの斜視図、第6図はこの考案を施し
た要部の一部切欠斜視図、第7図はリテーナの一
部省略斜視図、第8図はクリツプの斜視図、第9
図は要部の一部切欠拡大斜視図、第10図は組立
て説明図、第11図は他の実施例の要部の一部切
欠拡大斜視図である。 7……フロアカーペツト、13……シートバツ
ク、23……リテーナ、25……縫製。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツクフレームの上縁側に、シートバツ
    ク表皮の端縁を内側へ折返して設けた折返し部
    と、この折返し部のシートバツク対向面に沿つて
    側面を接合したフロアカーペツトのシートバツク
    側端縁部と、このフロアカーペツトのシートバツ
    ク側端縁部の他側面に沿つて一端を接合し、他端
    に肥大部を形成したリテーナとを、相互に縫製
    し、かつ、リテーナの肥大部をクリツプを介して
    シートバツクフレームに固定したことを特徴とす
    るフロアカーペツトのシートバツクへの取付構
    造。
JP1982050591U 1982-04-09 1982-04-09 フロアカ−ペツトのシ−トバツクヘの取付構造 Granted JPS58153121U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982050591U JPS58153121U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 フロアカ−ペツトのシ−トバツクヘの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982050591U JPS58153121U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 フロアカ−ペツトのシ−トバツクヘの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153121U JPS58153121U (ja) 1983-10-13
JPS6242835Y2 true JPS6242835Y2 (ja) 1987-11-04

Family

ID=30061379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982050591U Granted JPS58153121U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 フロアカ−ペツトのシ−トバツクヘの取付構造

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JPS58153121U (ja) 1983-10-13

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