JPS6242779Y2 - - Google Patents

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JPS6242779Y2
JPS6242779Y2 JP1981182415U JP18241581U JPS6242779Y2 JP S6242779 Y2 JPS6242779 Y2 JP S6242779Y2 JP 1981182415 U JP1981182415 U JP 1981182415U JP 18241581 U JP18241581 U JP 18241581U JP S6242779 Y2 JPS6242779 Y2 JP S6242779Y2
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JP
Japan
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stem
mounting member
piston
cylinder
injection head
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981182415U
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English (en)
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JPS5886275U (ja
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Priority to JP18241581U priority Critical patent/JPS5886275U/ja
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Publication of JPS6242779Y2 publication Critical patent/JPS6242779Y2/ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、容器等に取り付けられ乳液等の内容
液を射出する小形の液体射出装置に係り、特に噴
射ヘツドの押下げストロークを可変して射出液量
を可変できるようにした液体射出装置を提供する
ことを目的とする。
以下添付図面を参照して本考案実施例を説明す
る。図において、1は乳液等の液状体を収容した
容器、2がこの容器1の口部に螺着(又は嵌着)
により液密に嵌合されたキヤツプ等の装着部材で
ある。
この装着部材2は、螺着用周壁3の内側に、環
状凹溝を形成するための断面U字形の内部周壁4
を一体に形成し、且つ頂部に小径の開口を設け、
そして前記内部周壁4の底部を、各半周部が60゜
の間隔で深底イ、中間底ロ、浅底ハの3段の段形
底部とした対称形の構成とし、従つて環状凹溝は
周方向位置により深さが3段に異なるようにした
ものである。この装着部材2の内部周壁4の環状
凹溝に、第2図で示すキヤツプ状の押下げストロ
ーク調整部材5を回動且つ昇降自在に嵌挿する。
この押下げストローク調整部材5は、頂部の前記
小径開口に重合する位置に同径の開口6を設け、
且つ周壁7から60゜弱の間隔の脚8,8を対向さ
せて垂下したものである。従つて、脚8,8を前
記装着部材2の深底イに嵌挿させて装着したとき
は第1図の実線位置にあるが、このストローク調
整部材5をその位置から持上げ回動して脚8,8
を中間底ロ、浅底ハに嵌挿すれば、図の破線のよ
うに装着部材2から段々に上方に浮き上りその高
さ位置が変る。
前記装着部材2内に、その上端を装着部材内部
周壁4に固定して縦長の円筒状のシリンダー9を
垂設し、該シリンダー9下端の小径底部10に液
中に垂下されている吸上げ管11を連通固定す
る。尚、該吸上げ管11上端部には吸込み弁12
が設けてある。
一方、前記装着部材2の開口及び押下げストロ
ーク調整部材5の開口6に、上端にノズル管13
を持つ噴射ヘツド14を固定したステム15を上
下動可能に挿通する。該ステム15の装着部材2
内の下端部は拡径され、この拡径部により装着部
材2から抜け出さないようにしてある。前記ステ
ム15下端の段形部内面に、前記シリンダー9内
を摺動する筒状のピストン16を固定し、該ピス
トン16下端面と前記吸込み弁12間にコイルバ
ネ17を介挿し、このバネ17によりピストン1
6を介し前記ステム15、噴射ヘツド14を常時
上方に押し上げさせる。またピストン16上端開
口部に、この開口を封止する球体の吐出弁18を
遊嵌する。尚、吐出弁18より上方のステム15
には狭径部19があり、吐出弁18はこの狭径部
19を越えて上方に移動しないようになつてい
る。
この種液体射出装置はよく知られているので、
簡単にその作用を説明すると、定常時において
は、吸込み弁12を介し吸上げられた液体はシリ
ンダー9内に略充満している。この状態で噴射ヘ
ツド14によりステム15を介しピストン16を
バネ17に抗して下方に押し下げると、該ピスト
ン16は上端開口が吐出弁18で封止されている
ことから当該下降動作でシリンダー9内の液圧が
高まり、この液圧が予定値に達すると吐出弁18
を上方に押し上げ、シリンダー9内の液体は該吐
出弁18とステム15間の間隙を通しノズル管1
3から外方に射出される。シリンダー9内の液体
が略射出された時点で押下げ動作を停止すると噴
射ヘツド14、ステム15、ピストン16はバネ
17により図示状態に復帰するが、一方前記液体
射出が終了するとシリンダー3内が負圧化するの
で容器1内の液体は吸上げ管11及び吸込み弁1
2を通しシリンダー9内に流入し、射出動作の1
サイクルが終る。
ここで本考案では押下げストローク調整部材5
を備えており、前記したように、このストローク
調整部材5を60゜間隔で回動させると、第1図の
破線のように段々に浮き上がつてその高さ位置が
変り、従つて噴射ヘツド14の押下げストローク
がl1の定常ストロークからl2,l3とそのストロー
クが縮小されるので、液射出のための射出圧が可
変し、射出する液量を可変できる。
上記では、押下げストローク調整部材5及び装
着部材2の内部周壁4を各半周構成の対称形とし
たが、これらは半周または全周構成の1組みのみ
のものであつてもよい。また前記では、l1,l2
l3と3段に押下げストロークを調整する例を示し
たが、これは2段でも3段以上でもよい。また押
下げストローク調整部材5の回動位置は適宜の目
印を付すようにすればよい。
以上記載の如く本考案では、装着部材2に、周
方向の位置で深さが異なる環状凹溝を持つ内部周
壁4を設け、そして該環状凹溝に押下げストロー
ク調整部材5を嵌挿させてこの調整部材5を回動
させることによりその高さ位置を変え、これによ
り噴射ヘツド14の押下げストロークを可変する
ようにしたので、噴射圧力を可変して噴射液量が
可変でき、従つて必要に応じた液量を射出できる
ので液を無駄なく使用できて便利である。しかも
そのための操作は、押下げストローク調整部材5
を単に持ち上げて回動するのみなので極く簡便で
あり、また構造的には、単純な形状の押下げスト
ローク調整部材5を用意し、また環状凹溝を持つ
内部周壁4を装着部材2に付設するのみですみ、
これらは合成樹脂材の成形により容易に構成でき
るので、安価に提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案液体射出装置の半部を縦断して
示す正面図、第2図は同液体射出装置の押下げス
トローク調整部材の斜視図である。 1……容器、2……装着部材、4……内部周
壁、5……押下げストローク調整部材、14……
噴射ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1口部に嵌合可能に設けた装着部材2から
    シリンダー9を垂設し、該シリンダー9内に装着
    部材2の頂部開口を昇降自在に貫通させたステム
    15下端に付設したピストン16を嵌合し、また
    ステム15上端にノズル13付き噴射ヘツド14
    を装着し、前記シリンダー底部10には吸込み弁
    12を、またステム15或いはピストン16内に
    は吐出弁18を設け、さらにバネ17により前記
    ピストン16を介しステム15及び噴射ヘツド1
    4を装着部材2より上方に突出させた液体射出装
    置において、前記装着部材2に、周方向の位置で
    深さが異なる環状凹溝を持つ内部周壁4を付設
    し、且つ前記環状凹溝に、該凹溝の底部に届く脚
    8及び前記ステム15貫通用開口6を有するキヤ
    ツプ状の押下げストローク調整部材5を嵌挿し、
    この押下げストローク調整部材5を回動しその高
    さ位置を変えて噴射ヘツド14の押下げストロー
    クを可変できるようにした液体射出装置。
JP18241581U 1981-12-07 1981-12-07 液体射出装置 Granted JPS5886275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18241581U JPS5886275U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 液体射出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18241581U JPS5886275U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 液体射出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886275U JPS5886275U (ja) 1983-06-11
JPS6242779Y2 true JPS6242779Y2 (ja) 1987-11-02

Family

ID=29980761

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JP18241581U Granted JPS5886275U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 液体射出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50137290A (ja) * 1974-04-19 1975-10-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50137290A (ja) * 1974-04-19 1975-10-31

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Publication number Publication date
JPS5886275U (ja) 1983-06-11

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