JPS6242722A - 水蒸気の分離法 - Google Patents
水蒸気の分離法Info
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- JPS6242722A JPS6242722A JP60180352A JP18035285A JPS6242722A JP S6242722 A JPS6242722 A JP S6242722A JP 60180352 A JP60180352 A JP 60180352A JP 18035285 A JP18035285 A JP 18035285A JP S6242722 A JPS6242722 A JP S6242722A
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- Japan
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- copolyimide
- membrane
- methane
- polyamino acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水蒸気の分離法に関するものである。
詳しくは、本発明はメタンガス中に含まれる水蒸気を除
去する方法に関するものである。
去する方法に関するものである。
(従来の技術)
膜を用いて混合ガス中から特定成分を分離しようとする
試みは、天然ガス中からのヘリウ゛^の分離や、空気中
の酸素と窒素の分離等、活発な研究、開発が行われてき
た。
試みは、天然ガス中からのヘリウ゛^の分離や、空気中
の酸素と窒素の分離等、活発な研究、開発が行われてき
た。
本発明者らは、これらの分離膜の中でも、コポリイミド
又はポリアミノ酸ウレタンを用いた分離膜がメタンと水
蒸気の分離に特に好適であることを見出した。
又はポリアミノ酸ウレタンを用いた分離膜がメタンと水
蒸気の分離に特に好適であることを見出した。
これらの分離膜において、分離機能を有するものはコポ
リイミド又はポリアミノ酸ウレタンの部分である。した
がって、コポリイミド又はポリアミノ酸ウレタン単独の
膜でも分離機能の点では十分であるが、単独の膜として
相応の厚みを有するため気体の透過速度が低く、所定量
のガスを処理するために広大な膜面積を必要とすること
になり、有利とは言えない。また、コポリイミド又はポ
リアミノ酸ウレタン単独の膜の厚みを薄くすることは、
機械的強度の低下による破損を招きやすくなり、取扱い
が困難となることから、やはり有利とは言えない。
リイミド又はポリアミノ酸ウレタンの部分である。した
がって、コポリイミド又はポリアミノ酸ウレタン単独の
膜でも分離機能の点では十分であるが、単独の膜として
相応の厚みを有するため気体の透過速度が低く、所定量
のガスを処理するために広大な膜面積を必要とすること
になり、有利とは言えない。また、コポリイミド又はポ
リアミノ酸ウレタン単独の膜の厚みを薄くすることは、
機械的強度の低下による破損を招きやすくなり、取扱い
が困難となることから、やはり有利とは言えない。
(発明の目的〕
本発明者らは、これらの事情に鑑み、さらに性能を向上
させる丸め鋭意検討を行った結果、本発明に到達した。
させる丸め鋭意検討を行った結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、水蒸気及びメタンガスを含有する
気体混合物を、分離膜に接触させて同混合物中の水蒸気
を分離する方法において、分離膜として、ポリオレフィ
ン樹脂よりなる多孔質支持体上およびその表面に被覆さ
れたコポリイミド又はポリアミノ酸ウレタンの薄層より
構成される分離膜を用いることKより、コポリイミド又
はポリアミノ酸ウレタンのもつ分離機能を保持したまま
、膜全体の機械的強度を高めることに成功した。
気体混合物を、分離膜に接触させて同混合物中の水蒸気
を分離する方法において、分離膜として、ポリオレフィ
ン樹脂よりなる多孔質支持体上およびその表面に被覆さ
れたコポリイミド又はポリアミノ酸ウレタンの薄層より
構成される分離膜を用いることKより、コポリイミド又
はポリアミノ酸ウレタンのもつ分離機能を保持したまま
、膜全体の機械的強度を高めることに成功した。
(発明の構成〕
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明における多孔質支持体とは、孔径0゜002〜O
Jμ好ましくは0.07−%0.0!μの、孔を有する
多孔体であり、孔の形状としては、円形、楕円形、方形
、多角形等、いずれでもよい。
Jμ好ましくは0.07−%0.0!μの、孔を有する
多孔体であり、孔の形状としては、円形、楕円形、方形
、多角形等、いずれでもよい。
この多孔質支持体は、ポリオレフィン樹脂、好ましくは
ポリプロビレ/、ポリエチレン、又はこれらの共重合体
、よりなり、その形態は平膜、スパイラル、チューブラ
−1中空系等より選ばれ、通常厚みは10〜!’0μ穆
度から選ばれる。孔径は、形態、材質寺により異なるが
通常lμ以下の範凹から選ばれる。たとえばポリプロピ
レンの膜は、通常、−軸延伸により多孔化するが、この
場合の孔は延伸方向を長径とする長楕円形を成し、この
長楕円の大きさが短径o、oozμ×長径0.0!μへ
短径0/μ×長径lμ、好ましくは短径0.0/μ×長
径0./μ〜短径0.0!μ×長径0.jμのものが好
適に使用される。
ポリプロビレ/、ポリエチレン、又はこれらの共重合体
、よりなり、その形態は平膜、スパイラル、チューブラ
−1中空系等より選ばれ、通常厚みは10〜!’0μ穆
度から選ばれる。孔径は、形態、材質寺により異なるが
通常lμ以下の範凹から選ばれる。たとえばポリプロピ
レンの膜は、通常、−軸延伸により多孔化するが、この
場合の孔は延伸方向を長径とする長楕円形を成し、この
長楕円の大きさが短径o、oozμ×長径0.0!μへ
短径0/μ×長径lμ、好ましくは短径0.0/μ×長
径0./μ〜短径0.0!μ×長径0.jμのものが好
適に使用される。
ポリプロピレンは本来疎水性であるが、界面活性剤をコ
ーティングして親水性をすることも可能である。本発明
においてはそのいずれも用いることが−できる。
ーティングして親水性をすることも可能である。本発明
においてはそのいずれも用いることが−できる。
本発明で用いられるポリアミノ酸ウレタンは、ポリアミ
ノ酸の分子鎖中にボリウレタ/分子を導入したブロック
共重合体であり、特開昭!r−jlr103号公報に記
載の方法で共重合される。すなわち末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンプレポリマーと、アミノl!12
またはアミノ酸エステルにホスゲンを作用させて製造し
たアミノ酸−N−カルボン酸無水物とを、アミン類の存
在下に共重合させる。このように共重合させたポリアミ
ノ酸ウレタンは濃度約20重量%の溶液状で得られ、溶
媒としては、通常、ジメチルホルムアミドが用いられる
。
ノ酸の分子鎖中にボリウレタ/分子を導入したブロック
共重合体であり、特開昭!r−jlr103号公報に記
載の方法で共重合される。すなわち末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンプレポリマーと、アミノl!12
またはアミノ酸エステルにホスゲンを作用させて製造し
たアミノ酸−N−カルボン酸無水物とを、アミン類の存
在下に共重合させる。このように共重合させたポリアミ
ノ酸ウレタンは濃度約20重量%の溶液状で得られ、溶
媒としては、通常、ジメチルホルムアミドが用いられる
。
本発明において使用されるコポリイミドは一般式
の繰返し単位からなることを特徴とするコポリイミドで
ありここで上記繰返し単位のうち、10このポリイミド
は3.1.μ、r−べ/ゾフェノ/テト2カルボ/酸二
無水物を適当なモル比の弘、fメチレンビス(フェニル
インシア*−ト)およびトルイレンジインシアネート(
2,弘−異するのが好ましい。この重合に用いられる溶
媒は双極性有機溶媒であり、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルスルホン、ヘキサメチルホス
ホルアミド、テトラメチル尿素、ピリジンなどが例示さ
れるが、特に限定されるものではない。、しかし1本発
明におド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリド
ン、より好ましくはジメチルホルムアミドが好適に用い
られる。
ありここで上記繰返し単位のうち、10このポリイミド
は3.1.μ、r−べ/ゾフェノ/テト2カルボ/酸二
無水物を適当なモル比の弘、fメチレンビス(フェニル
インシア*−ト)およびトルイレンジインシアネート(
2,弘−異するのが好ましい。この重合に用いられる溶
媒は双極性有機溶媒であり、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルスルホン、ヘキサメチルホス
ホルアミド、テトラメチル尿素、ピリジンなどが例示さ
れるが、特に限定されるものではない。、しかし1本発
明におド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリド
ン、より好ましくはジメチルホルムアミドが好適に用い
られる。
上述の反応に使用した双極性有機溶媒の金はすべての反
応体が最初に溶解するのに少なくとも十分なものである
ことが有利である。溶媒の使用量はコポリイミドの粘度
によって調節されるものであるが重合体固形分の重量%
は何れにしても重要でないが典型的には前記の任意の溶
液の固形分は約j重量%から約3!富量チまでであり得
る。コポリイミドの固有粘度は0./ dl/r以上j
リ好L<ハQ、j〜!#/P (j 17’Cジメデ
ルホルムアミド中0.5%)である。コポリイミド溶液
に双極性有機溶媒の他に溶解性の低い溶媒するいはトル
エン、キシン/、ベンゼン等の貧溶媒をコポリイミドが
析出しない範囲内で混合して用いることによって蒸発速
度を大きくすることも出来る。
応体が最初に溶解するのに少なくとも十分なものである
ことが有利である。溶媒の使用量はコポリイミドの粘度
によって調節されるものであるが重合体固形分の重量%
は何れにしても重要でないが典型的には前記の任意の溶
液の固形分は約j重量%から約3!富量チまでであり得
る。コポリイミドの固有粘度は0./ dl/r以上j
リ好L<ハQ、j〜!#/P (j 17’Cジメデ
ルホルムアミド中0.5%)である。コポリイミド溶液
に双極性有機溶媒の他に溶解性の低い溶媒するいはトル
エン、キシン/、ベンゼン等の貧溶媒をコポリイミドが
析出しない範囲内で混合して用いることによって蒸発速
度を大きくすることも出来る。
次に、本発明において用いられる分離膜を製造する方法
について説明する。多孔質支持体の表面にポリアミノ酸
ウレタンを被覆する方法としては、ドクターナイフ法、
バーコード法、スピンコード法、ロールコート法、浸漬
法等によるギヤステイグ等種々あるが、九とえばバーコ
ード法であれば、ポリアミノ酸ウレタンを濃度0、j−
70重量%、好ましくは/−r重量−優に希釈して塗布
する。バーの種類としては溶液の粘度%塗布厚さ等によ
って#l〜#12のものが用いられるが、本発明では#
3程度が好ましい。希釈時に添加する溶媒としては、ジ
メチルホルムアミドのみでもよし、ジメチルホルムアミ
ドとジオキサンを容積比で約7=3の割合で混合した溶
媒を用いてもよい。塗布時の濃度はθ%!重量−以下で
あると、支持体中に浸透して良好に塗布できないので好
ましくない。また10重量−以上であると塗布した膜厚
がきわめて厚くなり、気体透過速度が低くなるので、や
はり好ましくない。このようにして得られたポリアミノ
酸ウレタン塗膜は、濃度、バーの種類にもよるが多孔質
支持体の表面、およびその近傍に乾燥時に通常0.0!
〜jμ好ましくは0./〜lμの厚さで形成される。
について説明する。多孔質支持体の表面にポリアミノ酸
ウレタンを被覆する方法としては、ドクターナイフ法、
バーコード法、スピンコード法、ロールコート法、浸漬
法等によるギヤステイグ等種々あるが、九とえばバーコ
ード法であれば、ポリアミノ酸ウレタンを濃度0、j−
70重量%、好ましくは/−r重量−優に希釈して塗布
する。バーの種類としては溶液の粘度%塗布厚さ等によ
って#l〜#12のものが用いられるが、本発明では#
3程度が好ましい。希釈時に添加する溶媒としては、ジ
メチルホルムアミドのみでもよし、ジメチルホルムアミ
ドとジオキサンを容積比で約7=3の割合で混合した溶
媒を用いてもよい。塗布時の濃度はθ%!重量−以下で
あると、支持体中に浸透して良好に塗布できないので好
ましくない。また10重量−以上であると塗布した膜厚
がきわめて厚くなり、気体透過速度が低くなるので、や
はり好ましくない。このようにして得られたポリアミノ
酸ウレタン塗膜は、濃度、バーの種類にもよるが多孔質
支持体の表面、およびその近傍に乾燥時に通常0.0!
〜jμ好ましくは0./〜lμの厚さで形成される。
多孔質支持体の表面にコポリイミドを被覆する方法とし
ては、同様に、ドクターナイフ法、バーコード法、スピ
ンコード法、ロールコート法、浸漬法等による中ヤステ
ィング等種々ある。
ては、同様に、ドクターナイフ法、バーコード法、スピ
ンコード法、ロールコート法、浸漬法等による中ヤステ
ィング等種々ある。
多孔質支持体の表面に塗布するコポリイミド溶液はコポ
リイミドが濃度0.0r−10重量慢好しくはo、i、
J−重量%で前記多孔質支持体を形成しているオレフィ
ン樹脂を溶解しない双極性有機溶媒に均一に溶解してい
る溶液である。塗布用のコポリイミド溶液はポリマー7
(−’i度が余り小さくなり過ぎると多孔質支持体の表
面に全面的に均一なコポリイミド層を形成することが困
難となり、最終的に得られる分離膜のガス分離性能が不
十分である。一方、ポリマー濃度が余りに大きくなり過
ぎると多孔質支持体の表面に形成されるコポリイミド層
が厚くなってしまい最終的に得られる分離膜のガス透過
速度は不十分であり、やはり適当でない。前述したよう
に多孔質支持体の表面に塗布されたコポリイミド層の厚
さは0./μ〜ioμ特Vcojμ〜!μ程度であるこ
とが好ましい。コポリイミドの塗布に先立って多孔質支
持体を低級アルコール、脂肪族炭化水素等の溶媒に浸漬
して前述の塗布操作を行うとコポリイミドが多孔質支持
体の表面に薄く塗布できる傾向があり、このようにして
塗布してもよい。
リイミドが濃度0.0r−10重量慢好しくはo、i、
J−重量%で前記多孔質支持体を形成しているオレフィ
ン樹脂を溶解しない双極性有機溶媒に均一に溶解してい
る溶液である。塗布用のコポリイミド溶液はポリマー7
(−’i度が余り小さくなり過ぎると多孔質支持体の表
面に全面的に均一なコポリイミド層を形成することが困
難となり、最終的に得られる分離膜のガス分離性能が不
十分である。一方、ポリマー濃度が余りに大きくなり過
ぎると多孔質支持体の表面に形成されるコポリイミド層
が厚くなってしまい最終的に得られる分離膜のガス透過
速度は不十分であり、やはり適当でない。前述したよう
に多孔質支持体の表面に塗布されたコポリイミド層の厚
さは0./μ〜ioμ特Vcojμ〜!μ程度であるこ
とが好ましい。コポリイミドの塗布に先立って多孔質支
持体を低級アルコール、脂肪族炭化水素等の溶媒に浸漬
して前述の塗布操作を行うとコポリイミドが多孔質支持
体の表面に薄く塗布できる傾向があり、このようにして
塗布してもよい。
しかして、ポリアミノ酸ウレタン又はコポリイミドの塗
布に際して、多孔質支持体としてたとえばポリプロビレ
/の膜のように、−軸延伸されたものを用いると、平板
上に広げて置いたときに、膜面がわずかくさざ波を打っ
たような状態となる。公知の方法によってこのiまの状
態で塗布すると膜厚の不均一を招き好ましくない。そこ
で、膜が実質的に変形しない柵度に延伸方向に張力をか
けて、膜面の平担性を保ちつつ塗布することにより、膜
厚が均一で良好な塗膜を得ることが好ましい。
布に際して、多孔質支持体としてたとえばポリプロビレ
/の膜のように、−軸延伸されたものを用いると、平板
上に広げて置いたときに、膜面がわずかくさざ波を打っ
たような状態となる。公知の方法によってこのiまの状
態で塗布すると膜厚の不均一を招き好ましくない。そこ
で、膜が実質的に変形しない柵度に延伸方向に張力をか
けて、膜面の平担性を保ちつつ塗布することにより、膜
厚が均一で良好な塗膜を得ることが好ましい。
このようにして得られた塗膜は、ポリアミノ酸ウレタン
膜の場合は、温度30〜70℃、好ましくは弘0−60
℃の雰囲気下、λ〜tO分程度で乾燥される。これによ
り溶媒のかなりの部分を除去することができる。ついで
、温度30〜70℃好ましくは≠θ〜60℃の水中に去
を一層促進させることができる。このあと、温度、20
〜≦Q℃、好ましくは30〜!Q℃の雰囲気下で水分を
蒸発除去し、ポリアミノ酸ウレタン分離膜が製造される
。また、コポリイミド膜の場合は、温度JCI−/20
℃好ましくはj0〜10℃の雰囲気下でλ〜乙0分程度
で乾燥させる。これによシ溶媒の大部分を除去し分離膜
が製造される。さらに溶媒除去を一層促進させる目的て
乾燥した塗膜を水や低級アルコール脂肪族炭化水素等の
貧溶媒で置換して抽出し、この後前述貧溶媒を20℃〜
ioo℃の雰囲気下蒸発除去する方法を用いてもよい。
膜の場合は、温度30〜70℃、好ましくは弘0−60
℃の雰囲気下、λ〜tO分程度で乾燥される。これによ
り溶媒のかなりの部分を除去することができる。ついで
、温度30〜70℃好ましくは≠θ〜60℃の水中に去
を一層促進させることができる。このあと、温度、20
〜≦Q℃、好ましくは30〜!Q℃の雰囲気下で水分を
蒸発除去し、ポリアミノ酸ウレタン分離膜が製造される
。また、コポリイミド膜の場合は、温度JCI−/20
℃好ましくはj0〜10℃の雰囲気下でλ〜乙0分程度
で乾燥させる。これによシ溶媒の大部分を除去し分離膜
が製造される。さらに溶媒除去を一層促進させる目的て
乾燥した塗膜を水や低級アルコール脂肪族炭化水素等の
貧溶媒で置換して抽出し、この後前述貧溶媒を20℃〜
ioo℃の雰囲気下蒸発除去する方法を用いてもよい。
本発明による水蒸気とメタンガス混合物の分離は、上記
膜を使用し、気体分離膜を用いて分離する常法によシお
こなう。本発明方法は水蒸気の選択的透明性にすぐれた
膜を用い恵方法であり、又実用的に使用しうるすぐれた
機械的強度と取扱い易さを有しており、水蒸気、メタ/
ガス混合物から、水蒸気をより多くの割合で得られる方
法であシ、この目的で多くの分野に使用できる。
膜を使用し、気体分離膜を用いて分離する常法によシお
こなう。本発明方法は水蒸気の選択的透明性にすぐれた
膜を用い恵方法であり、又実用的に使用しうるすぐれた
機械的強度と取扱い易さを有しており、水蒸気、メタ/
ガス混合物から、水蒸気をより多くの割合で得られる方
法であシ、この目的で多くの分野に使用できる。
本発明の分離方法を応用できる分野は、化学工業のプラ
ントやNガス中にある工業用発生誰、メタン醗酵等の生
物系発生源および地下資源等の鉱物発生源から、水蒸気
とメタ/を分離して。
ントやNガス中にある工業用発生誰、メタン醗酵等の生
物系発生源および地下資源等の鉱物発生源から、水蒸気
とメタ/を分離して。
メタンガスを回収利用するのに適している。
(実施例〕
以下に実施例および比較例を挙げて本発明を更に詳しく
説明する。
説明する。
実施例1
多孔質支持体としてポリプロピレン製多孔膜(商品名“
ジュラガード3μ0/’、径の大きさ、短径0.02μ
×長径O02μ空孔率31チ、厚さコ!μ〕を用い念。
ジュラガード3μ0/’、径の大きさ、短径0.02μ
×長径O02μ空孔率31チ、厚さコ!μ〕を用い念。
ポリアミノ酸ウレタンの溶液は特開昭11−、trto
J号公報に記載の方法に従って合成し、ジメチルホルム
アミドとジオキサンを体積比7:Jの割合で混合した溶
媒で希釈し、濃度twtチに調整した。この液を#Jの
バーコータを用いて、上記ポリプロピレン製多孔膜上に
塗布し、71℃の雰囲気下、11分間乾燥した。その後
、20℃の水中に1時間浸漬し、弘0℃の雰囲気下−昼
夜乾燥して分離膜を製造した。ポリアミノ酸ウレタンの
膜厚は約0.りμであつ九。
J号公報に記載の方法に従って合成し、ジメチルホルム
アミドとジオキサンを体積比7:Jの割合で混合した溶
媒で希釈し、濃度twtチに調整した。この液を#Jの
バーコータを用いて、上記ポリプロピレン製多孔膜上に
塗布し、71℃の雰囲気下、11分間乾燥した。その後
、20℃の水中に1時間浸漬し、弘0℃の雰囲気下−昼
夜乾燥して分離膜を製造した。ポリアミノ酸ウレタンの
膜厚は約0.りμであつ九。
この膜を用いて、水蒸気、およびメタンの透過速度を測
定し、結果を表1に示した。なお1水蒸気の透過速度は
、J]:E3−Z−401(A197M−E−タt)に
より、透湿度(弘’ ℃s相対湿度20%)を求め、更
に計算により、R4o(i(STP) /da sec
scxHg )を求めた。メタンの透過速度は20℃に
保持した異圧法透過セルを透過したガス量をガスビユレ
ットにより測定し、R2(evil ([3τF )/
cnh sea smFlg )を求めた。
定し、結果を表1に示した。なお1水蒸気の透過速度は
、J]:E3−Z−401(A197M−E−タt)に
より、透湿度(弘’ ℃s相対湿度20%)を求め、更
に計算により、R4o(i(STP) /da sec
scxHg )を求めた。メタンの透過速度は20℃に
保持した異圧法透過セルを透過したガス量をガスビユレ
ットにより測定し、R2(evil ([3τF )/
cnh sea smFlg )を求めた。
実施例コ
ポリアミノ酸ウレタンの希釈溶液をj wt%に調整し
たこと以外は実施例1と同様にして分離膜を製造した。
たこと以外は実施例1と同様にして分離膜を製造した。
ポリアミノ酸ウレタンの膜厚は約(7,jμであった。
この膜を用めて水蒸気およびメタンの透過速度を測定し
、結果を表/に示した。
、結果を表/に示した。
比較例1
実施例1と同様にしてポリアミノ酸ウレタンを合成し、
ジメチルホルムアミドとジオキサンを7:3で混合した
溶媒で希釈し、濃度10wtチにFA整した。この液を
ガラス板上に流延しドクターナイフで製膜し%10℃の
雰囲気下、lt分間乾燥した。そのH,、ro℃の水中
にf時間浸漬した後、水中で状膜をガラス板から剥離し
、≠σ℃の雰囲気下、−昼夜乾燥して分離膜を製造した
。この膜の膜厚は約10μであった。
ジメチルホルムアミドとジオキサンを7:3で混合した
溶媒で希釈し、濃度10wtチにFA整した。この液を
ガラス板上に流延しドクターナイフで製膜し%10℃の
雰囲気下、lt分間乾燥した。そのH,、ro℃の水中
にf時間浸漬した後、水中で状膜をガラス板から剥離し
、≠σ℃の雰囲気下、−昼夜乾燥して分離膜を製造した
。この膜の膜厚は約10μであった。
この膜を用いて水蒸気およびメタンの透過速度を測定し
、結果を表1に示した。この膜における水蒸気透過速度
は実施例/、コで得られた表−7 製造参考例1 米国特許第3701≠sr号の実施例μ中に述べられて
いる手順を使用し3.!、μ、4t′−ベンゾフェノン
テトラカルボン酸無水物とr0モルチのトルイレンジイ
ソシアネートおよび20モル1豪、ダジフェニルメタン
ジイソシ・アネートを含む混合物よシ共重合ポリイミド
を重合した。
、結果を表1に示した。この膜における水蒸気透過速度
は実施例/、コで得られた表−7 製造参考例1 米国特許第3701≠sr号の実施例μ中に述べられて
いる手順を使用し3.!、μ、4t′−ベンゾフェノン
テトラカルボン酸無水物とr0モルチのトルイレンジイ
ソシアネートおよび20モル1豪、ダジフェニルメタン
ジイソシ・アネートを含む混合物よシ共重合ポリイミド
を重合した。
重合溶媒はN、Mジメチルホルムアミドを使用し樹脂物
濃度はコ/ wt%である。このコポリイミドは30℃
において固有粘度(DMIP 中OJ%)0、t d
i / gを有してい友。
濃度はコ/ wt%である。このコポリイミドは30℃
において固有粘度(DMIP 中OJ%)0、t d
i / gを有してい友。
実施例3
多孔質支持体としてポリプロピレン製多孔質膜(商品名
”ジュラガード3410/ ’径の大きさ短径0.02
μ、長径0.2μ、空孔率3rチ、厚さコ!μ)を用い
た。
”ジュラガード3410/ ’径の大きさ短径0.02
μ、長径0.2μ、空孔率3rチ、厚さコ!μ)を用い
た。
コポリイミドの溶液は製造参考例1に従って重合したコ
ポリイミド溶液をジメチルホルムアミド溶媒で希釈し/
wt−に調整した。
ポリイミド溶液をジメチルホルムアミド溶媒で希釈し/
wt−に調整した。
多孔質膜管このコポリイミド溶液に常温で3分間浸漬し
垂直にゆっくり引き上げて多孔質膜表面にコポリイミド
溶液を薄く被覆した。
垂直にゆっくり引き上げて多孔質膜表面にコポリイミド
溶液を薄く被覆した。
この多孔質膜を10℃で40分間乾燥し、さらVc、j
o’c水中に/ql!ff浸漬し、≠σ℃の雰囲気下で
一昼夜乾燥して分離膜を製造した。この膜を用いて水蒸
気およびメタンの透過速度を測定し結果を表−2に示し
た。
o’c水中に/ql!ff浸漬し、≠σ℃の雰囲気下で
一昼夜乾燥して分離膜を製造した。この膜を用いて水蒸
気およびメタンの透過速度を測定し結果を表−2に示し
た。
実施例−弘
製造参考側御lに従って重合されたコポリアミドイミド
溶液を用いてジメチルホルムアミド。
溶液を用いてジメチルホルムアミド。
溶媒で4tWtチに調整したコポリイミド溶液を実施例
3と同様の多孔質膜上に#3ノ(−コーターを用いて塗
布しtoco雰囲気下で60分間乾燥した。
3と同様の多孔質膜上に#3ノ(−コーターを用いて塗
布しtoco雰囲気下で60分間乾燥した。
この膜を用いて水蒸気およびメタンの透過速度を測定し
、結果を表−コに示した。
、結果を表−コに示した。
比較例−コ
実施例−3で合成されたコポリイミド溶液を用いてジメ
チルホルムアミド溶媒で/ 7 wt%に希釈したコポ
リイミド溶液を清浄なガラス板上にドクターナイフで流
延製膜し、Ir0℃の雰囲気下で40分間乾燥しガラス
板より膜を剥離した。膜厚は約l!μであった。
チルホルムアミド溶媒で/ 7 wt%に希釈したコポ
リイミド溶液を清浄なガラス板上にドクターナイフで流
延製膜し、Ir0℃の雰囲気下で40分間乾燥しガラス
板より膜を剥離した。膜厚は約l!μであった。
仁の膜を用いて水蒸気メタンの透過速度を測定し結果を
表2に示した。
表2に示した。
衆−2
(発明の効果)
本発明方法によれば水蒸気とメタンガスを含む混合ガス
よシ水蒸気を選択的に効率よく分離することが出来る。
よシ水蒸気を選択的に効率よく分離することが出来る。
例えば水蒸気とメタンとの分離性能水蒸気とメタンとの
透過速度の比が約!θ以上、特定の条件では100〜°
!00程度でhDさらにメタンの透過性能(メタンの透
過速fQoH4)が/ X / 0 ’aI/cj s
ec QaHg 以上特定の条件では/ X / 0
’ ctl/cfj1sea caHg程度にも達
するものである。
透過速度の比が約!θ以上、特定の条件では100〜°
!00程度でhDさらにメタンの透過性能(メタンの透
過速fQoH4)が/ X / 0 ’aI/cj s
ec QaHg 以上特定の条件では/ X / 0
’ ctl/cfj1sea caHg程度にも達
するものである。
また、分離膜の機絨的強度が大で取扱いが容易である。
特許出願人 三菱化成工業株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
ほか1名
Claims (1)
- (1)水蒸気及びメタンガスを含有する気体混合物を、
分離膜に接触させて同混合物中の水蒸気を分離する方法
において、分離膜として、ポリオレフィン樹脂よりなる
多孔質支持体、およびその表面に被覆されたコポリイミ
ドまたはポリアミノ酸ウレタンの薄層より構成される分
離膜を用いることを特徴とする水蒸気の分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180352A JPH0647060B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 水蒸気の分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180352A JPH0647060B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 水蒸気の分離法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6242722A true JPS6242722A (ja) | 1987-02-24 |
JPH0647060B2 JPH0647060B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=16081733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60180352A Expired - Lifetime JPH0647060B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 水蒸気の分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647060B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4952319A (en) * | 1986-12-15 | 1990-08-28 | Mitsubishi Kasei Corporation | Process for separating liquid mixture |
US4961759A (en) * | 1989-08-17 | 1990-10-09 | Separation Dynamics, Inc. | Closed loop gas dehydration process and apparatus |
US5811196A (en) * | 1996-02-23 | 1998-09-22 | Nitto Denko Corporation | Laminated asymmetric membrane and method for manufacturing the same |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP60180352A patent/JPH0647060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4952319A (en) * | 1986-12-15 | 1990-08-28 | Mitsubishi Kasei Corporation | Process for separating liquid mixture |
US4961759A (en) * | 1989-08-17 | 1990-10-09 | Separation Dynamics, Inc. | Closed loop gas dehydration process and apparatus |
US5811196A (en) * | 1996-02-23 | 1998-09-22 | Nitto Denko Corporation | Laminated asymmetric membrane and method for manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647060B2 (ja) | 1994-06-22 |
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