JPS6242720B2 - - Google Patents
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- JPS6242720B2 JPS6242720B2 JP52124642A JP12464277A JPS6242720B2 JP S6242720 B2 JPS6242720 B2 JP S6242720B2 JP 52124642 A JP52124642 A JP 52124642A JP 12464277 A JP12464277 A JP 12464277A JP S6242720 B2 JPS6242720 B2 JP S6242720B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
- B23K9/0216—Seam profiling, e.g. weaving, multilayer
-
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/04—Welding for other purposes than joining, e.g. built-up welding
- B23K9/044—Built-up welding on three-dimensional surfaces
- B23K9/046—Built-up welding on three-dimensional surfaces on surfaces of revolution
- B23K9/048—Built-up welding on three-dimensional surfaces on surfaces of revolution on cylindrical surfaces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/50—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for welded joints
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- Arc Welding In General (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般的には腐食防止に関係し、より詳
しくは原子炉内で使われている溶接された水管に
於ける応力腐食の傾向を除くか実質的に減少する
新規な方法に係わる。
しくは原子炉内で使われている溶接された水管に
於ける応力腐食の傾向を除くか実質的に減少する
新規な方法に係わる。
原子炉内のステンレス鋼管の溶接熱で影響を受
けた帯域に生ずる応力腐食により生ずるヒビ割れ
は一般に長い間重大な問題として受け取られてき
た。この問題に対処すべく提案されている手段又
は“調整”には、溶接後の溶体化処理(熱で影響
を受けた帯域の鋭敏化を取り除くことを目的とす
る)、溶接の間に於ける管の内面温度の制御、二
段溶解鉄スプール管の使用及び溶接後に溶接の熱
で影響を受けた帯域の上に溶接材のインレイを設
けることが挙げられる。しかし、これ等はそれぞ
れの場合にあつて、管を開いたり切り取つたりし
ないで現行の発電所内の管に適用することができ
ず、従つて、発電所の運転に於ける危険や遅延あ
るいは中断による費用が伴なう。
けた帯域に生ずる応力腐食により生ずるヒビ割れ
は一般に長い間重大な問題として受け取られてき
た。この問題に対処すべく提案されている手段又
は“調整”には、溶接後の溶体化処理(熱で影響
を受けた帯域の鋭敏化を取り除くことを目的とす
る)、溶接の間に於ける管の内面温度の制御、二
段溶解鉄スプール管の使用及び溶接後に溶接の熱
で影響を受けた帯域の上に溶接材のインレイを設
けることが挙げられる。しかし、これ等はそれぞ
れの場合にあつて、管を開いたり切り取つたりし
ないで現行の発電所内の管に適用することができ
ず、従つて、発電所の運転に於ける危険や遅延あ
るいは中断による費用が伴なう。
後述する本件発明並びに知見に基づけば、前述
の応力腐食によるヒビ割れの制限又は除去の目的
を達するのに、溶接したステンレス鋼管をそのま
ま所定の場所にて更には既に使用に供されている
発電所内に於いてすらも処理できる。更に、この
新しい結果は、比較的容易かつ経済的に得たり生
産することができ、実際には鉛管工事や再建造を
要せず、単に上層被覆溶接作業を必要とするにす
ぎない。
の応力腐食によるヒビ割れの制限又は除去の目的
を達するのに、溶接したステンレス鋼管をそのま
ま所定の場所にて更には既に使用に供されている
発電所内に於いてすらも処理できる。更に、この
新しい結果は、比較的容易かつ経済的に得たり生
産することができ、実際には鉛管工事や再建造を
要せず、単に上層被覆溶接作業を必要とするにす
ぎない。
この新しい結果を可能にする本発明の新規な概
念は本質的には、突合せ溶接された管接合部の溶
接拘束帯域(即ち、管より溶接部の方が厚い為か
あるいは管の金属より溶接金属の方が強い為に強
度のより大なる溶接帯域)が管の内面にある熱の
影響を受けた溶接帯域を越えてあるいはその外ま
で拡張するように十分延長させることにある。こ
の概念は又、次なる知見に基づいている。即ち、
或る条件下に於いては、溶接時に熱の影響を受け
た帯域が管壁を通じて内部表面領域にまで無視し
得ぬ程拡張することなく、現行の原子炉水管の外
部に溶接金属を施こしうるという知見に基づく。
更に本発明の概念は、原子炉稼動中に管の内部表
面での鋭敏化部分に相応して金属の塑性流動が認
められる程生じないような態様で溶接強化領域の
長さを長手方向すなわち軸方向に伸ばすと、溶接
した管の応力腐食割れの傾向が実質的に減少する
という知見にも基づいている。
念は本質的には、突合せ溶接された管接合部の溶
接拘束帯域(即ち、管より溶接部の方が厚い為か
あるいは管の金属より溶接金属の方が強い為に強
度のより大なる溶接帯域)が管の内面にある熱の
影響を受けた溶接帯域を越えてあるいはその外ま
で拡張するように十分延長させることにある。こ
の概念は又、次なる知見に基づいている。即ち、
或る条件下に於いては、溶接時に熱の影響を受け
た帯域が管壁を通じて内部表面領域にまで無視し
得ぬ程拡張することなく、現行の原子炉水管の外
部に溶接金属を施こしうるという知見に基づく。
更に本発明の概念は、原子炉稼動中に管の内部表
面での鋭敏化部分に相応して金属の塑性流動が認
められる程生じないような態様で溶接強化領域の
長さを長手方向すなわち軸方向に伸ばすと、溶接
した管の応力腐食割れの傾向が実質的に減少する
という知見にも基づいている。
更に、突合せ溶接接合部の上に放射状に間隔を
おいて複数の別個の上層被覆又は裏当て被覆溶接
を施こすか又は一つの連続した上層被覆又は裏当
て被覆溶接環によるかして同様に上記の所望結果
を得ることができることが判つた。こうして、突
合せ溶接の有効拘束帯域は上述した目的を満たす
に必要とされるだけ管と溶接部の周辺の周りに延
在できるよう間隔を取ることができる。この不連
続構造が本発明の別の態様の環状環よりも有利な
要因としては、溶接金属及び労力の費用の節約
と、検査目的での接近が容易な点とが挙げられ
る。一方、自動的管溶接装置は連続的な裏当て被
覆を為す手順の使用に好都合となろう。
おいて複数の別個の上層被覆又は裏当て被覆溶接
を施こすか又は一つの連続した上層被覆又は裏当
て被覆溶接環によるかして同様に上記の所望結果
を得ることができることが判つた。こうして、突
合せ溶接の有効拘束帯域は上述した目的を満たす
に必要とされるだけ管と溶接部の周辺の周りに延
在できるよう間隔を取ることができる。この不連
続構造が本発明の別の態様の環状環よりも有利な
要因としては、溶接金属及び労力の費用の節約
と、検査目的での接近が容易な点とが挙げられ
る。一方、自動的管溶接装置は連続的な裏当て被
覆を為す手順の使用に好都合となろう。
更に、管の使用あるいは原子炉の使用を大して
中断することなく上層被覆を提供することができ
るうえに、水が管内に残つている間に、管の内面
領域に於ける熱の影響を受けて鋭敏化した帯域を
拡大することなく溶接拘束帯域の望みの延長が一
般により容易に得られるということも判つた。管
中を流れる水は、上層被覆溶接を管へ施こしてい
る時間にわたつて、管の中間部分を通じて管金属
の温度を鋭敏化温度閾値以下に最も良く維持する
働きをする。このことは、比較的熱の影響を受け
易いステンレス鋼の管材を上層被覆にかけている
場合に特に重要である。
中断することなく上層被覆を提供することができ
るうえに、水が管内に残つている間に、管の内面
領域に於ける熱の影響を受けて鋭敏化した帯域を
拡大することなく溶接拘束帯域の望みの延長が一
般により容易に得られるということも判つた。管
中を流れる水は、上層被覆溶接を管へ施こしてい
る時間にわたつて、管の中間部分を通じて管金属
の温度を鋭敏化温度閾値以下に最も良く維持する
働きをする。このことは、比較的熱の影響を受け
易いステンレス鋼の管材を上層被覆にかけている
場合に特に重要である。
必要ならば、上層被覆溶接金属を外部から機械
加工又は研削にかけて上層被覆層の下での超音波
試験能を改善できる。
加工又は研削にかけて上層被覆層の下での超音波
試験能を改善できる。
従つて、一般に、本発明の改善点は、原子炉内
の所定位置にあるか又は既に使用中の管の外側に
二次的な又は上層被覆としての溶接を施こす工程
を含み、この上層被覆溶接部は、管接合部を覆い
さらには管の内面領域での一次熱影響帯域の軸方
向の両先端を越えて拡がつて管接合部の両側にま
たがつている。上記に示したとおり、この方法で
は溶接金属の連続環を管の周辺の周りに延ばして
形成して二次溶接部とこれに隣接した管の環状表
面部とを完全に被覆させてなる。別の方法では、
この方法は一次溶接部の全長にわたつて、管の軸
方向に、かつ管の周辺の周りに放射状に間隔を置
いて溶接金属の複数のリブを延在させて形成する
ことからなる。又好ましくは、効果的な排熱だめ
条件を得るため、水が管内にあるとき特に水が管
内を流れている間にこうした上層被覆溶接を施こ
すのがよい。
の所定位置にあるか又は既に使用中の管の外側に
二次的な又は上層被覆としての溶接を施こす工程
を含み、この上層被覆溶接部は、管接合部を覆い
さらには管の内面領域での一次熱影響帯域の軸方
向の両先端を越えて拡がつて管接合部の両側にま
たがつている。上記に示したとおり、この方法で
は溶接金属の連続環を管の周辺の周りに延ばして
形成して二次溶接部とこれに隣接した管の環状表
面部とを完全に被覆させてなる。別の方法では、
この方法は一次溶接部の全長にわたつて、管の軸
方向に、かつ管の周辺の周りに放射状に間隔を置
いて溶接金属の複数のリブを延在させて形成する
ことからなる。又好ましくは、効果的な排熱だめ
条件を得るため、水が管内にあるとき特に水が管
内を流れている間にこうした上層被覆溶接を施こ
すのがよい。
本発明の主な新規なる特徴及び利点が図面と共
に以下説明される。
に以下説明される。
溶接のシヤドウ効果(即ち、溶接の幾何模様効
果)が、管接合部の溶接領域における内径表面部
分にかかわるひずみの分布態様に影響を及ぼすと
考えられる。この効果が第1図乃至第3図で簡略
化された形にて示されている。
果)が、管接合部の溶接領域における内径表面部
分にかかわるひずみの分布態様に影響を及ぼすと
考えられる。この効果が第1図乃至第3図で簡略
化された形にて示されている。
そこで、第1図には、溶接したままの典型的な
管径4インチの通称304型ステンレス鋼管Aにつ
いて、その公称降伏点を越えて軸方向に負荷のか
かつた溶接管内径表面の塑性変形に及ぼす溶接幾
何学模様の概略的な効果を例示している。溶着部
Bの材料、すなわち通称308型ステンレス鋼は溶
接作業温度において304型ステンレス鋼の管材よ
りもずつと強い。第1図に示すように、溶着部B
の熱影響部である鋭敏化帯Cのうち管の内径表面
部分については、溶着ビードの拘束帯域をいくら
か越えたところまで拡がつている。
管径4インチの通称304型ステンレス鋼管Aにつ
いて、その公称降伏点を越えて軸方向に負荷のか
かつた溶接管内径表面の塑性変形に及ぼす溶接幾
何学模様の概略的な効果を例示している。溶着部
Bの材料、すなわち通称308型ステンレス鋼は溶
接作業温度において304型ステンレス鋼の管材よ
りもずつと強い。第1図に示すように、溶着部B
の熱影響部である鋭敏化帯Cのうち管の内径表面
部分については、溶着ビードの拘束帯域をいくら
か越えたところまで拡がつている。
典型的な高い軸方向印加応力により管Aの内径
上にもたらされる軸方向ひずみを溶接部Bの中心
線からの距離の関数としてプロツトした典型的な
模形図が第3図の曲線Dによつて示されている。
曲線Dによつて示されているように、普通の管溶
接部には比較的高度に鋭敏化された材料の露出表
面に相応して高いひずみの領域を有する。十分高
い応力撃衝係数及び十分に侵食的な沸騰水形原子
炉条件にさらされると、管Aの応力腐食による割
れが起る。
上にもたらされる軸方向ひずみを溶接部Bの中心
線からの距離の関数としてプロツトした典型的な
模形図が第3図の曲線Dによつて示されている。
曲線Dによつて示されているように、普通の管溶
接部には比較的高度に鋭敏化された材料の露出表
面に相応して高いひずみの領域を有する。十分高
い応力撃衝係数及び十分に侵食的な沸騰水形原子
炉条件にさらされると、管Aの応力腐食による割
れが起る。
第2図の場合には、管Aと寸法及び合金が同じ
の管Gは対応する溶接部Hと熱の影響を受けた帯
域すなわち鋭敏化した帯域Jとを有するが、この
帯域Jは、溶接部Hの上に裏当て被覆溶液Kが施
こされているため管Aの帯域Cとは異つている。
溶接部Kが施こされる間管内の冷却液体の存在に
よつて鋭敏化が制御されるので、帯域Jは管内径
表面に於いては帯域Cとほぼ同じ大きさである。
しかるに、管壁は裏当て被覆層によつて厚くされ
ており、この裏当て被覆層が溶接部Hの中高部を
十分越えて拡がつている結果、低ひずみ領域が内
径管表面に於ける帯域Jの両端をかなり越えて延
びることになる。この結果、両者に於いて管にか
かる公称負荷は同じであるものの、曲線Lによつ
て表わされる管Gの軸方向のひずみの分布輪郭は
曲線Dのそれとは全く異つている。これは、高い
ひずみと鋭敏化とが幾何学的に一致して起ること
がなく、その為使用中の応力腐食割れの原因とな
る条件が緩和されることを示している。
の管Gは対応する溶接部Hと熱の影響を受けた帯
域すなわち鋭敏化した帯域Jとを有するが、この
帯域Jは、溶接部Hの上に裏当て被覆溶液Kが施
こされているため管Aの帯域Cとは異つている。
溶接部Kが施こされる間管内の冷却液体の存在に
よつて鋭敏化が制御されるので、帯域Jは管内径
表面に於いては帯域Cとほぼ同じ大きさである。
しかるに、管壁は裏当て被覆層によつて厚くされ
ており、この裏当て被覆層が溶接部Hの中高部を
十分越えて拡がつている結果、低ひずみ領域が内
径管表面に於ける帯域Jの両端をかなり越えて延
びることになる。この結果、両者に於いて管にか
かる公称負荷は同じであるものの、曲線Lによつ
て表わされる管Gの軸方向のひずみの分布輪郭は
曲線Dのそれとは全く異つている。これは、高い
ひずみと鋭敏化とが幾何学的に一致して起ること
がなく、その為使用中の応力腐食割れの原因とな
る条件が緩和されることを示している。
第4図の斜視図に於いては、沸騰水形原子炉の
典型的なステンレス鋼製水管路の短い断片部を示
して、溶接熱の影響を受ける帯域が管内を流れる
水にさらされるような態様で或る長さの多くの管
を突合せ溶接して一体化することにより管路が建
造されることを例示している。こうして、径が4
−インチの管断片部10及び11が、通常の方法
で施された溶接部13によつて剛性かつ流体密に
一体に接合され、その結果、2つの管断片部の対
向する端部に於けるステンレス鋼が、前記第1図
について上述したように、鋭敏化される。
典型的なステンレス鋼製水管路の短い断片部を示
して、溶接熱の影響を受ける帯域が管内を流れる
水にさらされるような態様で或る長さの多くの管
を突合せ溶接して一体化することにより管路が建
造されることを例示している。こうして、径が4
−インチの管断片部10及び11が、通常の方法
で施された溶接部13によつて剛性かつ流体密に
一体に接合され、その結果、2つの管断片部の対
向する端部に於けるステンレス鋼が、前記第1図
について上述したように、鋭敏化される。
本発明によれば、第5図及び第6図に例示され
ているようにして、管10及び11の外側に溶接
部13を覆うように一連の上層被覆又は裏当て被
覆溶接20,21及び22が施される。これ等の
上層被覆溶接部は長さ約2インチで管の周辺の周
りに放射状に離隔して置かれる。典型的には1イ
ンチ離して溶接が施され、管接合部の拘束帯域を
管の軸方向に、すなわち17で示されるところか
ら24で示されるところまで効果的に延長してい
る。これ等の上層被覆溶接は水が管の内面に接触
して存在している間に管に施され、その結果、第
6図に示されているように管の外側部分だけが鋭
敏化される。水は原子炉管路の通常の動作中に於
けるように管中を流れていてもいいし、上層被覆
溶接を施している管断片部の管内面に対して水を
噴霧して送給してもよいが、水蒸気ポケツトの形
成を防ぎ熱伝達を良くするには、溶接断片部内に
水が流れていないときには上層被覆溶接をしない
のが好ましい。特殊な場合にあつては、裏当り溶
接過程の間に、別の非侵食性の流体冷却材を管内
径上に使うことができる。この操作の結果とし
て、第4図の突合せ溶接された接合部内に当初存
在していた応力腐食の傾向が除去されるかあるい
は実質的に減少される。それは、拘束帯域の端
が、管の内面に領域における熱影響帯域の内方に
ないからである。
ているようにして、管10及び11の外側に溶接
部13を覆うように一連の上層被覆又は裏当て被
覆溶接20,21及び22が施される。これ等の
上層被覆溶接部は長さ約2インチで管の周辺の周
りに放射状に離隔して置かれる。典型的には1イ
ンチ離して溶接が施され、管接合部の拘束帯域を
管の軸方向に、すなわち17で示されるところか
ら24で示されるところまで効果的に延長してい
る。これ等の上層被覆溶接は水が管の内面に接触
して存在している間に管に施され、その結果、第
6図に示されているように管の外側部分だけが鋭
敏化される。水は原子炉管路の通常の動作中に於
けるように管中を流れていてもいいし、上層被覆
溶接を施している管断片部の管内面に対して水を
噴霧して送給してもよいが、水蒸気ポケツトの形
成を防ぎ熱伝達を良くするには、溶接断片部内に
水が流れていないときには上層被覆溶接をしない
のが好ましい。特殊な場合にあつては、裏当り溶
接過程の間に、別の非侵食性の流体冷却材を管内
径上に使うことができる。この操作の結果とし
て、第4図の突合せ溶接された接合部内に当初存
在していた応力腐食の傾向が除去されるかあるい
は実質的に減少される。それは、拘束帯域の端
が、管の内面に領域における熱影響帯域の内方に
ないからである。
第7図に例示された構造をもたらす本発明の別
の手順では上層被覆又は裏当て被覆溶接材料を溶
接部13をくまなく管の周りに連続した環として
施すことから成る。この上層被覆溶接金属は典型
的には3つの層20,21及び22として施さ
れ、溶接部13の熱で影響を受けた帯域すなわち
鋭敏化した帯域の外方限界を越えて拘束帯域を軸
方向に延長することを確保している。それ故、当
業者が理解されるように、得られる構造中には第
6図に例示された関係が成立している。
の手順では上層被覆又は裏当て被覆溶接材料を溶
接部13をくまなく管の周りに連続した環として
施すことから成る。この上層被覆溶接金属は典型
的には3つの層20,21及び22として施さ
れ、溶接部13の熱で影響を受けた帯域すなわち
鋭敏化した帯域の外方限界を越えて拘束帯域を軸
方向に延長することを確保している。それ故、当
業者が理解されるように、得られる構造中には第
6図に例示された関係が成立している。
発明の範囲を限定する目的ではなく、本発明の
特徴や利点を更に例示して当業者の参考に供する
為、以下、本発明の実施に関する詳細な実施例を
示す。
特徴や利点を更に例示して当業者の参考に供する
為、以下、本発明の実施に関する詳細な実施例を
示す。
実施例 1
本発明の概念を試験する目的から、沸騰水形原
子炉の水管路の建造に於ける通常の実施法に従つ
て、4−インチ直径の通称304型ステンレス鋼管
の2つの断片部を突合せ溶接により一体に接合し
て溶接管を建造した。即ち、第1工程としてガス
(アルゴン)タングステンアークを使つてルート
挿入融合(308L型ステンレス鋼合金製のグリン
ネル(Grinnel)を使用)を行い、次いで同じく
ガスタングステンアークにより通称308L型ステ
ンレス溶接金属の第2の層を施した。シールド金
属アーク溶接(SMAW)法によつて同じ308Lス
テンレス鋼合金の第3及び第4の層を施して第1
図及び第4図に示した形で接合を完結させた。次
いで、管接合部の内側を水導水温度(約60〓)の
水を噴霧して連続して冷却しながら、裏当て被覆
溶接層を環の形で管の外面に施こした。この環は
幅約3インチで突合せ溶接ビードに中心があり全
高は最小1/4インチであつた。再びこの目的の為
にSMAW法を使つて、第1の裏当て被覆環の上
に溶接金属の第2及び第3の層を沈着させて第7
図に示される本発明の形を与えた。この第2及び
第3の層は第1の層の厚さをしており、従つて裏
当て被覆溶接の全厚さは実質的に均一で約3/4イ
ンチであつた。しかし、同じく第7図に示されて
いるとおり、裏当て被覆の第2及び第3の層は管
の軸方向に於いて若干短くなつている。
子炉の水管路の建造に於ける通常の実施法に従つ
て、4−インチ直径の通称304型ステンレス鋼管
の2つの断片部を突合せ溶接により一体に接合し
て溶接管を建造した。即ち、第1工程としてガス
(アルゴン)タングステンアークを使つてルート
挿入融合(308L型ステンレス鋼合金製のグリン
ネル(Grinnel)を使用)を行い、次いで同じく
ガスタングステンアークにより通称308L型ステ
ンレス溶接金属の第2の層を施した。シールド金
属アーク溶接(SMAW)法によつて同じ308Lス
テンレス鋼合金の第3及び第4の層を施して第1
図及び第4図に示した形で接合を完結させた。次
いで、管接合部の内側を水導水温度(約60〓)の
水を噴霧して連続して冷却しながら、裏当て被覆
溶接層を環の形で管の外面に施こした。この環は
幅約3インチで突合せ溶接ビードに中心があり全
高は最小1/4インチであつた。再びこの目的の為
にSMAW法を使つて、第1の裏当て被覆環の上
に溶接金属の第2及び第3の層を沈着させて第7
図に示される本発明の形を与えた。この第2及び
第3の層は第1の層の厚さをしており、従つて裏
当て被覆溶接の全厚さは実質的に均一で約3/4イ
ンチであつた。しかし、同じく第7図に示されて
いるとおり、裏当て被覆の第2及び第3の層は管
の軸方向に於いて若干短くなつている。
こうして得られた管接合部の軸方向に於けるひ
ずみの分布輪郭は第3図の曲線Lで描かれている
ものと実質的に同じであるのが判つた。
ずみの分布輪郭は第3図の曲線Lで描かれている
ものと実質的に同じであるのが判つた。
実施例 2
実施例1と同様に実験をし、ただ本例では実施
例1の環の代りに多くの別個のリブを軸方向に延
在させた形で適当て溶接が施こされ、従つて、こ
の具体例は建造は第5図に示すとおりであつた。
これ等リブは管溶接部の各側に約1 1/2インチ延
びていて約2インチ離して均一に間隔をおかれて
いる。同様にして、各リブの第2及び第3の層は
第1の即ち基礎の層より短くかつ狭くなつてお
り、他方、各場合にあつて第1の層は全長にわた
つて幅約1インチであつた。これ等は図に示した
とおりである。
例1の環の代りに多くの別個のリブを軸方向に延
在させた形で適当て溶接が施こされ、従つて、こ
の具体例は建造は第5図に示すとおりであつた。
これ等リブは管溶接部の各側に約1 1/2インチ延
びていて約2インチ離して均一に間隔をおかれて
いる。同様にして、各リブの第2及び第3の層は
第1の即ち基礎の層より短くかつ狭くなつてお
り、他方、各場合にあつて第1の層は全長にわた
つて幅約1インチであつた。これ等は図に示した
とおりである。
こうして得られた管接合部の突合せ溶接部を通
じての軸方向のひずみ分布輪郭は実施例1の管接
合部のものと実質上変わらないことが判つた。
じての軸方向のひずみ分布輪郭は実施例1の管接
合部のものと実質上変わらないことが判つた。
第1図は溶接したままのステンレス鋼管接合部
について溶接部とその熱の影響を受けた帯域との
関係並びに管の内面と外面との関係を示す線図に
よる断面図、第2図は裏当て被覆溶接とこの裏当
て被覆溶接作業により熱で影響を受けた帯域が延
長されている点とを示す、第1図と類似の断面
図、第3図は第1図の溶接したままの管接合部と
第2図の裏当て被覆した管接合部とについて、典
型的に高い軸方向応力を加えたときに内径管表面
上に生ずるひずみを溶接部中心線からの距離に対
してプロツトして描かれた軸方向のひずみの分布
輪郭を示した説明図、第4図は典型的な原子炉の
水管路に於ける突合せ溶接されたステンレス鋼管
の接合部の斜視図、第5図は本発明の方法を適用
して上層被覆溶接を間隔をおいて設けた管接合部
を示す第4図に類似の斜視図、第6図は第5図の
線6−6に沿つて描いた長手方向の断面図、そし
て第7図は本発明の方法に延つて溶接接合部に連
続した環状の上層被覆溶接を施こした後の管接合
部を示す、第5図と類似の斜視図。 A,G……管、B,H……溶接部、K……裏当
て被覆層、C,J……溶接熱の影響を受けた鋭敏
化帯域、D,L……ひずみ分布輪郭、10,11
……管、13……溶接部、20,21,22……
裏当て被覆溶接。
について溶接部とその熱の影響を受けた帯域との
関係並びに管の内面と外面との関係を示す線図に
よる断面図、第2図は裏当て被覆溶接とこの裏当
て被覆溶接作業により熱で影響を受けた帯域が延
長されている点とを示す、第1図と類似の断面
図、第3図は第1図の溶接したままの管接合部と
第2図の裏当て被覆した管接合部とについて、典
型的に高い軸方向応力を加えたときに内径管表面
上に生ずるひずみを溶接部中心線からの距離に対
してプロツトして描かれた軸方向のひずみの分布
輪郭を示した説明図、第4図は典型的な原子炉の
水管路に於ける突合せ溶接されたステンレス鋼管
の接合部の斜視図、第5図は本発明の方法を適用
して上層被覆溶接を間隔をおいて設けた管接合部
を示す第4図に類似の斜視図、第6図は第5図の
線6−6に沿つて描いた長手方向の断面図、そし
て第7図は本発明の方法に延つて溶接接合部に連
続した環状の上層被覆溶接を施こした後の管接合
部を示す、第5図と類似の斜視図。 A,G……管、B,H……溶接部、K……裏当
て被覆層、C,J……溶接熱の影響を受けた鋭敏
化帯域、D,L……ひずみ分布輪郭、10,11
……管、13……溶接部、20,21,22……
裏当て被覆溶接。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 管の外側に二次的上層被覆溶接を施こすこと
により、管の突合せ溶接されたオーステナイト鋼
管接合部に於ける一次溶接の熱で影響を受けた帯
域内に止まる溶接拘束帯域における応力腐食の傾
向を除去するか実質的に減少させる方法に於て、 二次的上層被覆溶接部が前記オーステナイト鋼
管接合部さらに前記管の内側表面領域にある熱影
響部の軸方向の両端を越えて拡がつて前記オース
テナイト鋼管接合部の両側にまたがるように、か
つ、 二次的上層被覆溶接に伴う熱影響部が管壁を通
して前記管の内側表面領域まで実質的に拡がるこ
とのないように、冷却材を前記管の一次溶接の熱
で影響を受けた帯域部分に接触させて管内に流し
ながら前記二次的上層被覆溶接を施こすことを特
徴とする方法。 2 前記の二次的上層被覆溶接部が前記一次溶接
部とこれに隣接した管の環状表面部とを覆つて管
の周囲に延びた環の形をしている特許請求の範囲
第1項記載の方法。 3 前記の二次的上層被覆溶接部が、管の周囲に
半径方向に離隔しておかれ管の軸方向に延びてい
る一連の別個の溶接断片部又はリブの形をしてい
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/734,323 US4049186A (en) | 1976-10-20 | 1976-10-20 | Process for reducing stress corrosion in a weld by applying an overlay weld |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5373441A JPS5373441A (en) | 1978-06-29 |
JPS6242720B2 true JPS6242720B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=24951201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12464277A Granted JPS5373441A (en) | 1976-10-20 | 1977-10-19 | Method of adjusting pipe welding |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4049186A (ja) |
JP (1) | JPS5373441A (ja) |
DE (1) | DE2746733A1 (ja) |
ES (1) | ES463332A1 (ja) |
IT (1) | IT1088479B (ja) |
NL (1) | NL7709805A (ja) |
SE (1) | SE428099B (ja) |
ZA (1) | ZA775157B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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