JPS6242586B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242586B2 JPS6242586B2 JP58022181A JP2218183A JPS6242586B2 JP S6242586 B2 JPS6242586 B2 JP S6242586B2 JP 58022181 A JP58022181 A JP 58022181A JP 2218183 A JP2218183 A JP 2218183A JP S6242586 B2 JPS6242586 B2 JP S6242586B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tofu
- dried
- water
- manufacturing
- spread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、水分を20〜30%に迄減少させた干
豆腐の製造方法に関する。
豆腐の製造方法に関する。
(従来技術)
大豆は畑の肉とも呼ばれ、優良な植物蛋白であ
り、これから製造された豆腐は、消化も容易で、
自然食品として注目されている。
り、これから製造された豆腐は、消化も容易で、
自然食品として注目されている。
しかし、現在市販されている豆腐は、いわゆる
絹ごし豆腐にせよ木綿豆腐にせよ、水分を多く含
む水豆腐であり、軟らかすぎて取扱いに不便であ
り、腐敗も早い。また、このため、調理法も限ら
れたものとならざるを得なかつた。
絹ごし豆腐にせよ木綿豆腐にせよ、水分を多く含
む水豆腐であり、軟らかすぎて取扱いに不便であ
り、腐敗も早い。また、このため、調理法も限ら
れたものとならざるを得なかつた。
このため、豆腐の形くずれを防ぐため表面を焼
いた焼豆腐、凍結させた高野豆腐等の工夫がなさ
れているが、前者はその表面の焦げ目によつて用
途が制限されるだけでなく、移送、保存に耐える
程の強度を与えることは出来ず、後者は、持運
び、保存には便利であるが、風味を損じ、いわゆ
る豆腐とは別の料理素材として取扱われているの
が実情である。
いた焼豆腐、凍結させた高野豆腐等の工夫がなさ
れているが、前者はその表面の焦げ目によつて用
途が制限されるだけでなく、移送、保存に耐える
程の強度を与えることは出来ず、後者は、持運
び、保存には便利であるが、風味を損じ、いわゆ
る豆腐とは別の料理素材として取扱われているの
が実情である。
(発明の目的)
この発明は、豆腐を強く圧搾し、水分を20〜30
%にまで減少させることにより、取扱いが容易で
保存性のよい干豆腐の製造方法を得ようとするも
のである。
%にまで減少させることにより、取扱いが容易で
保存性のよい干豆腐の製造方法を得ようとするも
のである。
(発明の構成)
干豆腐の製造工程は、従来公知の水豆腐の製造
工程を略々同じである。
工程を略々同じである。
即ち、水に浸した大豆を摺りつぶし、加熱した
後、これをこしていわゆる「おから」と「豆乳」
とに分離する。この「豆乳」中ににがり等の凝固
剤を加えて固形化したものが従来の水豆腐であ
り、70〜80%の水分を含んでいる。そして、この
水分の多さが種々の欠点として表われることは上
述の通りである。
後、これをこしていわゆる「おから」と「豆乳」
とに分離する。この「豆乳」中ににがり等の凝固
剤を加えて固形化したものが従来の水豆腐であ
り、70〜80%の水分を含んでいる。そして、この
水分の多さが種々の欠点として表われることは上
述の通りである。
この発明においては、上記のようにして一度固
化した豆腐を撹拌・混合し、側面に多数の排水孔
を設けた脱水箱中に敷かれた厚手の布の上に、ほ
ぼ2〜3cmの厚さにしき拡げる。更にその上に厚
手の布を敷き、2〜3cmの厚さに豆腐をしき拡げ
る。これをくり返し、全体が適当の厚さになつた
ところで、プレスによつて全体を加圧し、水分が
20〜30%になる迄脱水する。その後、脱水箱から
取り出し、間に敷かれた布を取り除けば、厚さ2
〜3mmの薄い板状の干豆腐を得ることが出来る。
化した豆腐を撹拌・混合し、側面に多数の排水孔
を設けた脱水箱中に敷かれた厚手の布の上に、ほ
ぼ2〜3cmの厚さにしき拡げる。更にその上に厚
手の布を敷き、2〜3cmの厚さに豆腐をしき拡げ
る。これをくり返し、全体が適当の厚さになつた
ところで、プレスによつて全体を加圧し、水分が
20〜30%になる迄脱水する。その後、脱水箱から
取り出し、間に敷かれた布を取り除けば、厚さ2
〜3mmの薄い板状の干豆腐を得ることが出来る。
このようにして得た干豆腐は、強い弾力と靭性
を有し、幅40cmの干豆腐はほぼ00.5Kgの引張力に
耐える程度の強さとなる。色は淡黄色を呈し、醇
番を有し、豆腐の風味を損なわない。
を有し、幅40cmの干豆腐はほぼ00.5Kgの引張力に
耐える程度の強さとなる。色は淡黄色を呈し、醇
番を有し、豆腐の風味を損なわない。
(効果)
上記のように、この発明の方法によつて得られ
る干豆腐は 1 弾力と靭性を有する薄板状なので、運搬、保
管等の取扱いが極めて容易である。
る干豆腐は 1 弾力と靭性を有する薄板状なので、運搬、保
管等の取扱いが極めて容易である。
2 水分が20〜30%と少なく、腐敗し難く、保存
食品として利用出来る。
食品として利用出来る。
3 豆腐の風味を損わないので、そのまま或いは
冷やして食べることが出来、みそ汁、煮もの
等、従来の豆腐と同様に調理しうる外、細切り
にして肉・野菜との炒めものや酢のもの等、各
種の調理が可能である。
冷やして食べることが出来、みそ汁、煮もの
等、従来の豆腐と同様に調理しうる外、細切り
にして肉・野菜との炒めものや酢のもの等、各
種の調理が可能である。
4 その製造方法は、従来の水豆腐の製造方法と
大差なく、ただ脱水のための圧搾機を用意する
だけで容易に製造しうる。
大差なく、ただ脱水のための圧搾機を用意する
だけで容易に製造しうる。
5 この製造方法は、豆腐生地を布地を介して積
層するという簡単な方法によつて、短時間に全
面にわたつて均一な性質を有するという従来方
では得られない工程上の利点を生じる。
層するという簡単な方法によつて、短時間に全
面にわたつて均一な性質を有するという従来方
では得られない工程上の利点を生じる。
等の顕著な効果を奏し、自然食品としての豆腐の
利用価値を格段に高めたものである。
利用価値を格段に高めたものである。
Claims (1)
- 1 常法によつて製造された豆腐生地を、厚手の
布のみを介して厚さ2〜3糎にしき拡げ、これを
積層し、圧搾することによつて水分を20〜30%に
迄脱水することを特徴とする干豆腐の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58022181A JPS59154953A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 干豆腐の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58022181A JPS59154953A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 干豆腐の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59154953A JPS59154953A (ja) | 1984-09-04 |
JPS6242586B2 true JPS6242586B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=12075621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58022181A Granted JPS59154953A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 干豆腐の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59154953A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4849945A (ja) * | 1971-10-27 | 1973-07-14 | ||
JPS4919867A (ja) * | 1972-03-20 | 1974-02-21 | ||
JPS50126847A (ja) * | 1974-04-01 | 1975-10-06 |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP58022181A patent/JPS59154953A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4849945A (ja) * | 1971-10-27 | 1973-07-14 | ||
JPS4919867A (ja) * | 1972-03-20 | 1974-02-21 | ||
JPS50126847A (ja) * | 1974-04-01 | 1975-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59154953A (ja) | 1984-09-04 |
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