JPS6242447B2 - - Google Patents
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- JPS6242447B2 JPS6242447B2 JP55065882A JP6588280A JPS6242447B2 JP S6242447 B2 JPS6242447 B2 JP S6242447B2 JP 55065882 A JP55065882 A JP 55065882A JP 6588280 A JP6588280 A JP 6588280A JP S6242447 B2 JPS6242447 B2 JP S6242447B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H1/00—Details of emergency protective circuit arrangements
- H02H1/0038—Details of emergency protective circuit arrangements concerning the connection of the detecting means, e.g. for reducing their number
- H02H1/0046—Commutating the detecting means in dependance of the fault, e.g. for reducing their number
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 技術分野の説明
本発明はデイジタルコンピユータを用いて電力
系統を保護する保護継電装置に関する。
系統を保護する保護継電装置に関する。
(b) 従来技術の説明
近年のデイジタル技術の進歩に伴い、ミニコン
ピユータやマイクロコンピユータ等のデイジタル
コンピユータを保護継電装置に適用する試みが国
内外で進められている。このようなデイジタルコ
ンピユータを用いた保護継電装置、いわゆる、デ
イジタル保護継電装置は、従来、電力系統の電気
量をデイジタル値に変換してそのデイジタル値を
デイジタル演算処理することによりリレー判定を
行なつていた。第1図に、従来のデイジタル保護
継電装置の回路例を示す。第1図において、電力
系統の複数情報v,iは、主に基本成成分を取り
出すためのフイルター回路1に入力される。この
フイルター回路1の出力は全入力を同時サンプリ
ングするためにサンプルホールド回路2に入力さ
れ、このサンプルホールド回路2の出力はマルチ
プレクサ回路3に入力されて、順次、シリアルに
アナログ/デイジタル変換回路4に出力されアナ
ログ/デイジタル変換される。アナログ/デイジ
タル変換されたリレー入力はダイレクトメモリア
クセス制御回路5により、演算処理装置6に送ら
れる。この演算処理装置6は前記ダイレクトメモ
リアクセス制御回路5から送りこまれるデイジタ
ル値の電圧、電流情報を用いて予め定められたプ
ログラムで保護演算処理を行ない、判定結果を出
力する。第1図に示した構成によるデイジタル保
護継電装置は、多要素のリレー判定を1台のデイ
ジタル保護継電装置で行なうことができ、例え
ば、数十要素からなる送電線の距離保護継電装置
を構成することができる。更に、保護方式の変更
はプログラムの変更により対処できるのでハード
の標準化を計ることができる利点がある。
ピユータやマイクロコンピユータ等のデイジタル
コンピユータを保護継電装置に適用する試みが国
内外で進められている。このようなデイジタルコ
ンピユータを用いた保護継電装置、いわゆる、デ
イジタル保護継電装置は、従来、電力系統の電気
量をデイジタル値に変換してそのデイジタル値を
デイジタル演算処理することによりリレー判定を
行なつていた。第1図に、従来のデイジタル保護
継電装置の回路例を示す。第1図において、電力
系統の複数情報v,iは、主に基本成成分を取り
出すためのフイルター回路1に入力される。この
フイルター回路1の出力は全入力を同時サンプリ
ングするためにサンプルホールド回路2に入力さ
れ、このサンプルホールド回路2の出力はマルチ
プレクサ回路3に入力されて、順次、シリアルに
アナログ/デイジタル変換回路4に出力されアナ
ログ/デイジタル変換される。アナログ/デイジ
タル変換されたリレー入力はダイレクトメモリア
クセス制御回路5により、演算処理装置6に送ら
れる。この演算処理装置6は前記ダイレクトメモ
リアクセス制御回路5から送りこまれるデイジタ
ル値の電圧、電流情報を用いて予め定められたプ
ログラムで保護演算処理を行ない、判定結果を出
力する。第1図に示した構成によるデイジタル保
護継電装置は、多要素のリレー判定を1台のデイ
ジタル保護継電装置で行なうことができ、例え
ば、数十要素からなる送電線の距離保護継電装置
を構成することができる。更に、保護方式の変更
はプログラムの変更により対処できるのでハード
の標準化を計ることができる利点がある。
一方、電力系統を保護する保護継電装置におい
ては、誤動作による電力系統への影響が極めて大
きく、重大な事態を招くため、各保護継電装置に
はフエイルセーフ用の保護継電装置(以下、フエ
イルセーフリレーと称す)が用いられている。こ
のフエイルセーフリレーとしては、上述の距離保
護継電装置の例をとれば、過電流継電器、過電圧
継電器、不足電圧継電器等が用いられる。このよ
うにフエイルセーフリレーは単一量を入力してリ
レー判定を行なうものが主で、リレー判定は単純
な処理でよいことになる。従つて、デイジタルコ
ンピユータを用いて、フエイルセーフリレーのよ
うな単一量を入力し判定するリレーを構成する場
合、第1図に示した従来の回路構成では必要以上
の処理能力をもつので回路規模も大きくなり無駄
が多くなる。
ては、誤動作による電力系統への影響が極めて大
きく、重大な事態を招くため、各保護継電装置に
はフエイルセーフ用の保護継電装置(以下、フエ
イルセーフリレーと称す)が用いられている。こ
のフエイルセーフリレーとしては、上述の距離保
護継電装置の例をとれば、過電流継電器、過電圧
継電器、不足電圧継電器等が用いられる。このよ
うにフエイルセーフリレーは単一量を入力してリ
レー判定を行なうものが主で、リレー判定は単純
な処理でよいことになる。従つて、デイジタルコ
ンピユータを用いて、フエイルセーフリレーのよ
うな単一量を入力し判定するリレーを構成する場
合、第1図に示した従来の回路構成では必要以上
の処理能力をもつので回路規模も大きくなり無駄
が多くなる。
又回路規模が大きいことは単に価格が高いこと
だけでなく消費電力が多いことを意味し、必然的
に発生熱量が多くなり、IC等から構成されるコ
ンピユータにとつて好ましくない。更に使用部品
が多いということは信頼性の面からも好ましくな
い。
だけでなく消費電力が多いことを意味し、必然的
に発生熱量が多くなり、IC等から構成されるコ
ンピユータにとつて好ましくない。更に使用部品
が多いということは信頼性の面からも好ましくな
い。
以上述べたように、従来の技術では、フエイル
セーフリレーのような単一量を入力し判定するよ
うなリレーに対して、デイジタルコンピユータを
用いて処理内容に見合つた装置を構成することが
むずかしかつた。
セーフリレーのような単一量を入力し判定するよ
うなリレーに対して、デイジタルコンピユータを
用いて処理内容に見合つた装置を構成することが
むずかしかつた。
(c) 発明の目的
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、従
来に比べ部品数の少ないデイジタルコンピユータ
を用いることによりリレー判定を単一入力量に対
してのみ行うようにすると共に装置の小形化を計
つた保護継電装置を提供することを目的とする。
来に比べ部品数の少ないデイジタルコンピユータ
を用いることによりリレー判定を単一入力量に対
してのみ行うようにすると共に装置の小形化を計
つた保護継電装置を提供することを目的とする。
(d) 発明の構成
第2図は本発明による保護継電装置の一実施例
を示す構成図である。第2図において、電力系統
の電圧又は電流の入力情報I1〜INは入力変成器
71〜7Nに入力され、電圧値情報v1〜vNに変換
される。この入力変成器71〜7Nの出力v1〜vN
は、選択回路(マルチプレクサ)8に入力され
る。これら入力信号は演算部9から出力される選
択信号S1により唯一つが選択され、選択回路8か
らS2として出力される。比較回路11は前記選択
回路8の出力S2と基準量出力回路10の出力S3と
を入力して前記2入力の大きさを比較し、その比
較結果を判定信号S4として出力する。この判定信
号S4はS2>S3のとき1であり、S2<S3のとき0で
あるデイジタル信号となる。前記演算部9は前記
判定信号S4を読み込み、演算処理を行ないリレー
判定結果を出力する。なお、前記演算部9は通
常、マイクロコンピユータなどのデイジタル演算
装置で構成される。
を示す構成図である。第2図において、電力系統
の電圧又は電流の入力情報I1〜INは入力変成器
71〜7Nに入力され、電圧値情報v1〜vNに変換
される。この入力変成器71〜7Nの出力v1〜vN
は、選択回路(マルチプレクサ)8に入力され
る。これら入力信号は演算部9から出力される選
択信号S1により唯一つが選択され、選択回路8か
らS2として出力される。比較回路11は前記選択
回路8の出力S2と基準量出力回路10の出力S3と
を入力して前記2入力の大きさを比較し、その比
較結果を判定信号S4として出力する。この判定信
号S4はS2>S3のとき1であり、S2<S3のとき0で
あるデイジタル信号となる。前記演算部9は前記
判定信号S4を読み込み、演算処理を行ないリレー
判定結果を出力する。なお、前記演算部9は通
常、マイクロコンピユータなどのデイジタル演算
装置で構成される。
上記の基準量出力回路10の一実施例を第3図
に示す。第3図において、第1の抵抗R1の一端
は電源Vccに接続され、他の一端は第2の抵抗R
2〜第Mの抵抗RMの一端に接続されるとともに
比較回路11に接続される。第2の抵抗R2〜第
Mの抵抗RMの他の一端T2〜TMのうち、選択さ
れた1つの端子がOVに接続された端子TUに接続
される。従つて、前記比較回路11に出力される
出力S3は、電源Vcc−OV間の電圧を、前記第1
の抵抗R1と前記第2の抵抗R2〜第Mの抵抗
RMのうちの1つとにより分圧した電圧値とな
る。故に前記第2の抵抗R2〜第Mの抵抗RM及
び第1の抵抗R1の抵抗値の設定により、M個の
基準電圧を整定することができる。なお、基準量
出力回路10の構成は以上説明した第3図に限る
ものではなく、基準電圧を設定できる他の方法を
用いてもよい。
に示す。第3図において、第1の抵抗R1の一端
は電源Vccに接続され、他の一端は第2の抵抗R
2〜第Mの抵抗RMの一端に接続されるとともに
比較回路11に接続される。第2の抵抗R2〜第
Mの抵抗RMの他の一端T2〜TMのうち、選択さ
れた1つの端子がOVに接続された端子TUに接続
される。従つて、前記比較回路11に出力される
出力S3は、電源Vcc−OV間の電圧を、前記第1
の抵抗R1と前記第2の抵抗R2〜第Mの抵抗
RMのうちの1つとにより分圧した電圧値とな
る。故に前記第2の抵抗R2〜第Mの抵抗RM及
び第1の抵抗R1の抵抗値の設定により、M個の
基準電圧を整定することができる。なお、基準量
出力回路10の構成は以上説明した第3図に限る
ものではなく、基準電圧を設定できる他の方法を
用いてもよい。
(e) 発明の作用
以上述べた第2図の実施例の作用を以上に述べ
る。第2図において、複数のリレー入力I1〜IN
から1つの入力が選択回路8により選択され、比
較回路11に入力される。この比較回路11の入
力S2はリレー入力が電圧値情報に変換されたもの
であり、基準量出力回路10から出力される電圧
値の基準量S3と比較される。この比較結果は、デ
イジタル符号の判定信号S4として出力され、演算
部9に入力される。一方、比較回路11が複数の
リレー入力I1〜INの判定を行なうため各リレー
入力I1〜INについての判定結果は、時間間隔を
おいて上述の判定信号S4として演算部9に入力す
ることになる。演算部9は、第2図の構成で説明
したように、選択回路8への選択信号S1の出力と
比較回路11から出力される判定信号S4の読み込
み及びリレー出力の出力を行なうが、その演算処
理のフローチヤートを第4図Aに示す。
る。第2図において、複数のリレー入力I1〜IN
から1つの入力が選択回路8により選択され、比
較回路11に入力される。この比較回路11の入
力S2はリレー入力が電圧値情報に変換されたもの
であり、基準量出力回路10から出力される電圧
値の基準量S3と比較される。この比較結果は、デ
イジタル符号の判定信号S4として出力され、演算
部9に入力される。一方、比較回路11が複数の
リレー入力I1〜INの判定を行なうため各リレー
入力I1〜INについての判定結果は、時間間隔を
おいて上述の判定信号S4として演算部9に入力す
ることになる。演算部9は、第2図の構成で説明
したように、選択回路8への選択信号S1の出力と
比較回路11から出力される判定信号S4の読み込
み及びリレー出力の出力を行なうが、その演算処
理のフローチヤートを第4図Aに示す。
第4図Aは、複数のリレー入力I1〜INのうち
の1入力についての演算部9の演算処理の一例を
示すフローチヤートである。第4図Aにおいて、
演算部9は、先ず、複数のリレー入力I1〜INか
ら1入力を選択する選択信号S1を出力する。この
選択信号S1の出力により、判定しようとするリレ
ー入力S2が比較回路11に入力され、基準量出力
回路10の出力S3と比較される。この比較結果
が、判定信号S4として出力される。故に、演算部
9は、次に、判定信号S4の読み込みを行なう。こ
の判定信号S4がリレー入力<基準量を示す場合に
は、演算部9は他のリレー入力の判定のため演算
処理のフローチヤートの始めにもどる。一方、判
定信号S4がリレー入力≧基準量を示す場合には、
次のリレー判定の処理を行なう。このリレー判定
では、上記判定信号S4のカウント演算を行なう。
このカウント演算はノイズ等による誤動作を防止
するためであり、一定回数以上、判定信号S4が連
続してn回(n:任意に設定した整数)リレー入
力≧基準量を示した場合リレー出力を出力するた
めのものである。従つて、上述のカウント演算の
値が一定回数未満のときはリレー判定結果を出力
しない。
の1入力についての演算部9の演算処理の一例を
示すフローチヤートである。第4図Aにおいて、
演算部9は、先ず、複数のリレー入力I1〜INか
ら1入力を選択する選択信号S1を出力する。この
選択信号S1の出力により、判定しようとするリレ
ー入力S2が比較回路11に入力され、基準量出力
回路10の出力S3と比較される。この比較結果
が、判定信号S4として出力される。故に、演算部
9は、次に、判定信号S4の読み込みを行なう。こ
の判定信号S4がリレー入力<基準量を示す場合に
は、演算部9は他のリレー入力の判定のため演算
処理のフローチヤートの始めにもどる。一方、判
定信号S4がリレー入力≧基準量を示す場合には、
次のリレー判定の処理を行なう。このリレー判定
では、上記判定信号S4のカウント演算を行なう。
このカウント演算はノイズ等による誤動作を防止
するためであり、一定回数以上、判定信号S4が連
続してn回(n:任意に設定した整数)リレー入
力≧基準量を示した場合リレー出力を出力するた
めのものである。従つて、上述のカウント演算の
値が一定回数未満のときはリレー判定結果を出力
しない。
次に、第4図Bを用いて、リレー入力に対する
第2図で示した装置応動の説明を行なう。第4図
Bは、リレー入力I1の場合で示す。
第2図で示した装置応動の説明を行なう。第4図
Bは、リレー入力I1の場合で示す。
第4図Bにおいて、リレー入力I1は時刻tfま
では定常状態であるが、時刻tfにおいて、系統
事故が発生し、リレー入力I1が大きくなつてい
る。時刻t0〜t23は演算部9による判定時刻を示
す。時刻tfまでは、リレー入力I1が定常状態に
あるため、比較回路11におけるリレー入力I1と
基準量出力回路10の出力S3との比較結果は、出
力S3の方が大きいため、判定信号S4は“0”であ
り、リレー出力も“0”である。時刻tfで系統
事故が発生し、リレー入力I1は大きくなるが、時
刻t16における判定までは、基準量である出力S3
より小さいため、判定信号S4とリレー出力は定常
状態に同じである。そして、時刻t17における判
定処理においては、リレー入力I1が基準量である
出力S3よりも大きくなるので判定信号S4は時刻
t17で“1”となる。なお、この判定信号S14の
“1”の状態は、リレー入力I1についての判定処
理の間t17〜t17′のみ保持され、t17′以後は他のリ
レー入力についての比較結果が出力される。本図
では、他のリレー入力は定常状態にある場合を示
す。一方、演算部9では、この判定信号S4を入力
し、リレー判定を行なうが、複数回連続して判定
信号S4が“1”のときリレー判定結果を出力す
る。第4図Bではこの回数を2回としている。そ
のため、時刻t17ではリレー出力は“0”のまま
である。そして、時刻t18において、再度判定信
号S4が“1”であることから、演算部9はリレー
判定結果を出力する。このリレー出力は時刻t22
まで続く。時刻t22になるとリレい入力I1が基準量
である出力S3により小さくなることでリレー出力
は復帰する。
では定常状態であるが、時刻tfにおいて、系統
事故が発生し、リレー入力I1が大きくなつてい
る。時刻t0〜t23は演算部9による判定時刻を示
す。時刻tfまでは、リレー入力I1が定常状態に
あるため、比較回路11におけるリレー入力I1と
基準量出力回路10の出力S3との比較結果は、出
力S3の方が大きいため、判定信号S4は“0”であ
り、リレー出力も“0”である。時刻tfで系統
事故が発生し、リレー入力I1は大きくなるが、時
刻t16における判定までは、基準量である出力S3
より小さいため、判定信号S4とリレー出力は定常
状態に同じである。そして、時刻t17における判
定処理においては、リレー入力I1が基準量である
出力S3よりも大きくなるので判定信号S4は時刻
t17で“1”となる。なお、この判定信号S14の
“1”の状態は、リレー入力I1についての判定処
理の間t17〜t17′のみ保持され、t17′以後は他のリ
レー入力についての比較結果が出力される。本図
では、他のリレー入力は定常状態にある場合を示
す。一方、演算部9では、この判定信号S4を入力
し、リレー判定を行なうが、複数回連続して判定
信号S4が“1”のときリレー判定結果を出力す
る。第4図Bではこの回数を2回としている。そ
のため、時刻t17ではリレー出力は“0”のまま
である。そして、時刻t18において、再度判定信
号S4が“1”であることから、演算部9はリレー
判定結果を出力する。このリレー出力は時刻t22
まで続く。時刻t22になるとリレい入力I1が基準量
である出力S3により小さくなることでリレー出力
は復帰する。
第4図Aのフローチヤートからわかるように1
入力の演算処理は極めて少ないので、処理時間は
短時間である。通常、マイクロコンピユータでの
演算処理時間は、第4図Aの各処理に対して、数
μs〜数+μsである。今、10μsecの演算処理
時間で、カウント値が“2”の場合を考えると、
リレー動作時、リレー出力までの要する時間は11
回の処理なので110μsecとなる。なお通常の選択
回路及び比較回路の動作時間は、マイクロコンピ
ユータの演算処理時間に較べはるかに小さい。
入力の演算処理は極めて少ないので、処理時間は
短時間である。通常、マイクロコンピユータでの
演算処理時間は、第4図Aの各処理に対して、数
μs〜数+μsである。今、10μsecの演算処理
時間で、カウント値が“2”の場合を考えると、
リレー動作時、リレー出力までの要する時間は11
回の処理なので110μsecとなる。なお通常の選択
回路及び比較回路の動作時間は、マイクロコンピ
ユータの演算処理時間に較べはるかに小さい。
故に、複数の入力処理を実行しても、処理時間
である。例えば、上記の例で3入力処理を考える
と330μsecとなる。この時間は、リレー入力の半
サイクルの時間(50Hz系統では10ms)に較べ短
時間である。従つて、上記複数の入力処理を繰り
返し実行すれば、各入力判定が短時間で繰り返さ
れるので、入力量の大きさ判定が小さな誤差で実
行可能である。
である。例えば、上記の例で3入力処理を考える
と330μsecとなる。この時間は、リレー入力の半
サイクルの時間(50Hz系統では10ms)に較べ短
時間である。従つて、上記複数の入力処理を繰り
返し実行すれば、各入力判定が短時間で繰り返さ
れるので、入力量の大きさ判定が小さな誤差で実
行可能である。
なお、演算部9の演算処理は第4図Aに示した
フローチヤートの方法に限るものではなく、他の
演算処理の方法であつてもよいことは明らかであ
る。
フローチヤートの方法に限るものではなく、他の
演算処理の方法であつてもよいことは明らかであ
る。
以上、述べたように第2図の構成における演算
部9の演算処理は、第1図に示した従来の演算処
理装置6での処理に較べて極めて少なくて済むの
で、従来の演算処理装置6より低速処理のでイジ
タル演算処理装置を使用することができる。故
に、本発明における演算部9としては、例えば、
ワンチツプ内にデイジタル演算処理の全機能をも
つワンチツプマイクロコンピユータと言われるも
のを使用することができる。
部9の演算処理は、第1図に示した従来の演算処
理装置6での処理に較べて極めて少なくて済むの
で、従来の演算処理装置6より低速処理のでイジ
タル演算処理装置を使用することができる。故
に、本発明における演算部9としては、例えば、
ワンチツプ内にデイジタル演算処理の全機能をも
つワンチツプマイクロコンピユータと言われるも
のを使用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、デイジ
タルコンピユータを用いることにより、多要素の
リレー判定を1つの判定回路で行なうことがで
き、又、回路の標準化を計ることができ、更に装
置の小型な保護継電装置を提供することができ
る。
タルコンピユータを用いることにより、多要素の
リレー判定を1つの判定回路で行なうことがで
き、又、回路の標準化を計ることができ、更に装
置の小型な保護継電装置を提供することができ
る。
(f) 他の実施例
本発明による回路構成は第2図に限るものでな
く、以下に述べる種々の構成をとることができ
る。なお、以下の説明において、第2図の構成要
素の記号と同一のものは同一構成要素を示し、そ
の説明は省略する。
く、以下に述べる種々の構成をとることができ
る。なお、以下の説明において、第2図の構成要
素の記号と同一のものは同一構成要素を示し、そ
の説明は省略する。
第5図は本発明における他の実施例のブロツク
図である。第5図において、入力変成器71〜7
Nの各出力は全波整流回路301〜30Nを通して
選択回路8に入力される。他の構成は第2図に同
じである。第5図の構成によれば、基準量と比較
するために比較回路11に入力するリレー入力の
電圧値情報である前記選択回路8の出力S2が全波
整流されたものになる。従つて、第2図の構成に
おいては、基準量出力回路10の出力S3の極性と
同じ極性の入力S2が判定回路11に入力する間、
即ち、入力S2の半数しか判定できないが、第5図
の構成によれば入力の両波に対して判定できるの
でリレーの動作時間を速めることができる。
図である。第5図において、入力変成器71〜7
Nの各出力は全波整流回路301〜30Nを通して
選択回路8に入力される。他の構成は第2図に同
じである。第5図の構成によれば、基準量と比較
するために比較回路11に入力するリレー入力の
電圧値情報である前記選択回路8の出力S2が全波
整流されたものになる。従つて、第2図の構成に
おいては、基準量出力回路10の出力S3の極性と
同じ極性の入力S2が判定回路11に入力する間、
即ち、入力S2の半数しか判定できないが、第5図
の構成によれば入力の両波に対して判定できるの
でリレーの動作時間を速めることができる。
第6図は本発明における更に他の実施例であ
り、第2図において、基準量出力回路10の構成
を変えたものであり、他の構成は同じである。第
5図において、第1の整定部101の出力S10
1と第2の整定部102の出力S102とは切換
回路103に入力し、演算部9が前記切換回路1
03に出力する切換信号S103により選択され
た信号が比較回路11に出力S3として出力され
る。以上の回路構成が第2図における基準量出力
回路10を成す。なお、第1の整定部101及び
第2の整定部102は、第3図に示した回路構成
を用いることができるが、この構成に限るもので
はない。以上述べた第6図の構成によれば、第1
の整定部101と第2の整定部102で2種類の
整定ができるので2種類のリレーを構成すること
ができる。演算部9の演算処理は、第4図のフロ
ーチヤートに示した演算処理の始めに前記切換信
号S103の出力処理を追加したものでよい。な
お、第6図の構成例では2つの整定部を設けたが
3つ以上設ける事も全く同様に可能であることは
明らかである。
り、第2図において、基準量出力回路10の構成
を変えたものであり、他の構成は同じである。第
5図において、第1の整定部101の出力S10
1と第2の整定部102の出力S102とは切換
回路103に入力し、演算部9が前記切換回路1
03に出力する切換信号S103により選択され
た信号が比較回路11に出力S3として出力され
る。以上の回路構成が第2図における基準量出力
回路10を成す。なお、第1の整定部101及び
第2の整定部102は、第3図に示した回路構成
を用いることができるが、この構成に限るもので
はない。以上述べた第6図の構成によれば、第1
の整定部101と第2の整定部102で2種類の
整定ができるので2種類のリレーを構成すること
ができる。演算部9の演算処理は、第4図のフロ
ーチヤートに示した演算処理の始めに前記切換信
号S103の出力処理を追加したものでよい。な
お、第6図の構成例では2つの整定部を設けたが
3つ以上設ける事も全く同様に可能であることは
明らかである。
第7図は本発明における他の実施例である。第
7図において、反転回路104は第1の整定部1
01の出力S101を入力し、その極性を反転し
て出力する回路であり、その出力S104は切換
回路S103に入力する。前記切換回路103
は、第6図と同じく、演算部9が出力する切換信
号S103により複数の入力のうちから1つの入
力を選択して出力する。以上の構成要素におい
て、前記反転回路104以外は第6図において同
一記号で示したものに同じである。第7図の構成
によれば、比較回路11の基準量として、正及び
負の両極性の値を用いることができるので、第5
図の実施例と同じくリレーの動作時間を速めるこ
とができる。本構成における演算部9の演算処理
の一例を第8図のフローチヤートに示す。
7図において、反転回路104は第1の整定部1
01の出力S101を入力し、その極性を反転し
て出力する回路であり、その出力S104は切換
回路S103に入力する。前記切換回路103
は、第6図と同じく、演算部9が出力する切換信
号S103により複数の入力のうちから1つの入
力を選択して出力する。以上の構成要素におい
て、前記反転回路104以外は第6図において同
一記号で示したものに同じである。第7図の構成
によれば、比較回路11の基準量として、正及び
負の両極性の値を用いることができるので、第5
図の実施例と同じくリレーの動作時間を速めるこ
とができる。本構成における演算部9の演算処理
の一例を第8図のフローチヤートに示す。
第8図において、演算部9は、先ず、選択信号
S1を出力して複数のリレー入力から1つを選択
し、比較回路11に入力する。次に、第1の整定
部101の出力S101を比較回路11に入力す
るため切換信号S103を出力する。このあとの
演算処理である判定信号S4の読み込み及び判定信
号S4の判定は第4図Aに同じである。又、判定信
号S4の判定結果、リレー入力≧基準量の場合の演
算処理は第4図Aに同じである。しかし、リレー
入力<基準量の場合は、次に、切換信号S103
の出力を行なう。この処理は、比較回路11に入
力する基準量の極性を反転するためであり、反転
回路104の出力S104を比較回路11に出力
する。そして、再度、判定信号S4の読み込み及び
判定信号S4の判定を行なう。その結果リレー入力
<基準量のときは、他の入力の判定処理に移り、
リレー入力≧基準量のときは以後第4図Aと同じ
処理を行なう。
S1を出力して複数のリレー入力から1つを選択
し、比較回路11に入力する。次に、第1の整定
部101の出力S101を比較回路11に入力す
るため切換信号S103を出力する。このあとの
演算処理である判定信号S4の読み込み及び判定信
号S4の判定は第4図Aに同じである。又、判定信
号S4の判定結果、リレー入力≧基準量の場合の演
算処理は第4図Aに同じである。しかし、リレー
入力<基準量の場合は、次に、切換信号S103
の出力を行なう。この処理は、比較回路11に入
力する基準量の極性を反転するためであり、反転
回路104の出力S104を比較回路11に出力
する。そして、再度、判定信号S4の読み込み及び
判定信号S4の判定を行なう。その結果リレー入力
<基準量のときは、他の入力の判定処理に移り、
リレー入力≧基準量のときは以後第4図Aと同じ
処理を行なう。
以上のように、第7図の構成によれば、正及び
負の両極性の値を基準量として用いることがで
き、リレーの動作時間を速めることができる。
負の両極性の値を基準量として用いることがで
き、リレーの動作時間を速めることができる。
第9図は本発明における他の実施例を示す。第
9図において、基準量を比較回路11に出力する
回路はデイジタル/アナログ変換を行なうデイジ
タル/アナログ変換回路105である。前記デイ
ジタル/アナログ変換回路105は演算部9が出
力するデイジタル符号の基準量S6を入力しアナロ
グ量に変換した出力S3を出力する。前記演算部9
は整定部12に選定されたデイジタル符号の整定
値S12を読み込み、前記デイジタル符号の基準
量S6を出力するのに必要な変換をし、前記デイジ
タル符号の基準量S6を出力する。更に、前記演算
部9は上述のデイジタル符号の基準量S6の極性を
変えたデイジタル値を演算し、前記デイジタル符
号の基準量S6として出力する。以上述べた第9図
の構成における演算部9の演算処理については、
第8図のフローチヤートと同様の処理を行なう。
しかし、第8図において、切換信号S103を出
力する処理がデイジタル符号の基準量S6を出力す
る処理に変る点及び整定部12の整定値を読み込
み、デイジタル符号の基準量S6を出力するのに必
要な変換のための演算が付加される点が異なる。
なお、整定部12はデイジスイツチ等で構成する
ことができる。又、演算部9が整定値S12を読
み込み、デイジタル符号の変換値S6を出力するた
めに、共通のデータバスを用いてもよい。
9図において、基準量を比較回路11に出力する
回路はデイジタル/アナログ変換を行なうデイジ
タル/アナログ変換回路105である。前記デイ
ジタル/アナログ変換回路105は演算部9が出
力するデイジタル符号の基準量S6を入力しアナロ
グ量に変換した出力S3を出力する。前記演算部9
は整定部12に選定されたデイジタル符号の整定
値S12を読み込み、前記デイジタル符号の基準
量S6を出力するのに必要な変換をし、前記デイジ
タル符号の基準量S6を出力する。更に、前記演算
部9は上述のデイジタル符号の基準量S6の極性を
変えたデイジタル値を演算し、前記デイジタル符
号の基準量S6として出力する。以上述べた第9図
の構成における演算部9の演算処理については、
第8図のフローチヤートと同様の処理を行なう。
しかし、第8図において、切換信号S103を出
力する処理がデイジタル符号の基準量S6を出力す
る処理に変る点及び整定部12の整定値を読み込
み、デイジタル符号の基準量S6を出力するのに必
要な変換のための演算が付加される点が異なる。
なお、整定部12はデイジスイツチ等で構成する
ことができる。又、演算部9が整定値S12を読
み込み、デイジタル符号の変換値S6を出力するた
めに、共通のデータバスを用いてもよい。
以上説明した第9図の構成によれば、演算部9
が整定値を知ることができるので整定値のチエツ
クが可能である。また、回路点検用に、任意の基
準量を比較回路11に入力することができ、回路
点検を容易に行なうことができる。更に、正及び
負の基準量を比較回路11に入力することができ
るので、第7図の構成と同様、リレーの動作時間
を速くすることができる。
が整定値を知ることができるので整定値のチエツ
クが可能である。また、回路点検用に、任意の基
準量を比較回路11に入力することができ、回路
点検を容易に行なうことができる。更に、正及び
負の基準量を比較回路11に入力することができ
るので、第7図の構成と同様、リレーの動作時間
を速くすることができる。
第10図は第9図の構成における整定部12を
2つにした本発明による他の実施例を示す。第1
0図において、第1の整定部121は演算部9が
出力する第1のリード信号S51を入力すること
により第1の整定値S121を出力する。第2の
整定部122は、同様に、第2のリード信号S5
2を入力することにより第2の整定値S122を
出力する、他の構成は第9図に同じである。以上
述べた第10図の構成によれば、第6図の構成と
同じく、2種類のリレーを同一ハードで処理する
ことができ、より装置を小型にすることができ
る。
2つにした本発明による他の実施例を示す。第1
0図において、第1の整定部121は演算部9が
出力する第1のリード信号S51を入力すること
により第1の整定値S121を出力する。第2の
整定部122は、同様に、第2のリード信号S5
2を入力することにより第2の整定値S122を
出力する、他の構成は第9図に同じである。以上
述べた第10図の構成によれば、第6図の構成と
同じく、2種類のリレーを同一ハードで処理する
ことができ、より装置を小型にすることができ
る。
第11図は、第9図においては、演算部9が整
定部12の整定値S12を直接読み出していた構
成を、変換回路を介して演算部9が整定された値
を読み出す構成にしたものである。第11図にお
いて、変換回路21は整定部12から出力される
整定値S12を入力し、所定の変換をした出力S
21を演算部9に出力する。この変換は、第9図
の構成において演算部9が整定値S21を読み込
み、デイジタル符号の基準量S6を出力するために
行なつた変換に同じである。他の構成は第9図に
同じである。以上述べた第11図の構成によれ
ば、演算部9の処理において、整定値S12をデ
イジタル符号の基準量6に変換する処理が不要と
なり、極性を反転する演算処理のみでよい。従つ
て、第11図に示した構成における演算部9は、
第9図に示した構成における演算部9より処理能
力の低いデイジタルコンピユータを用いることが
できる。このことにより、装置の小型化が可能と
なる。なお、変換回路21はリードオンリーメモ
リ(ROM)等で構成することができる。
定部12の整定値S12を直接読み出していた構
成を、変換回路を介して演算部9が整定された値
を読み出す構成にしたものである。第11図にお
いて、変換回路21は整定部12から出力される
整定値S12を入力し、所定の変換をした出力S
21を演算部9に出力する。この変換は、第9図
の構成において演算部9が整定値S21を読み込
み、デイジタル符号の基準量S6を出力するために
行なつた変換に同じである。他の構成は第9図に
同じである。以上述べた第11図の構成によれ
ば、演算部9の処理において、整定値S12をデ
イジタル符号の基準量6に変換する処理が不要と
なり、極性を反転する演算処理のみでよい。従つ
て、第11図に示した構成における演算部9は、
第9図に示した構成における演算部9より処理能
力の低いデイジタルコンピユータを用いることが
できる。このことにより、装置の小型化が可能と
なる。なお、変換回路21はリードオンリーメモ
リ(ROM)等で構成することができる。
第12図は、第9図におけるデイジタル/アナ
ログ変換回路105のデイジタル入力のビツト長
が演算部9の出力ビツト長より長い場合の構成を
示す。第12図において、第1のラツチ回路22
はデイジタル/アナログ変換回路105のデイジ
タル入力の下位ビツトS22を出力し第2のラツ
チ回路23は上位ビツトS23を出力する。演算
部9は、整定値S12を変換して得た出力ビツト
長以上の変換値の下位ビツトS61を出力すると
ともに第1のライト信号S24を出力する。前記
第1のラツチ回路22は前記第1のライト信号S
24を入力することにより前記変換値の下位ビツ
トS61をラツチし出力する。同様に、演算部9
は変換値の上位ビツトS62を出力するとともに
第2のライト信号S25を出力し、前記第2のラ
ツチ回路23は前記第2のライト信号S25を入
力することにより前記変換値の上位ビツトS62
をラツチし出力する。他の構成は第9図に同じで
ある。以上述べた第12図の構成によれば、デイ
ジタル/アナログ変換回路105の出力S3を演算
部9のビツト長以上に制御することができるの
で、第2図の構成に較べ、範囲の広い制御及びき
め細かい制御が可能である。
ログ変換回路105のデイジタル入力のビツト長
が演算部9の出力ビツト長より長い場合の構成を
示す。第12図において、第1のラツチ回路22
はデイジタル/アナログ変換回路105のデイジ
タル入力の下位ビツトS22を出力し第2のラツ
チ回路23は上位ビツトS23を出力する。演算
部9は、整定値S12を変換して得た出力ビツト
長以上の変換値の下位ビツトS61を出力すると
ともに第1のライト信号S24を出力する。前記
第1のラツチ回路22は前記第1のライト信号S
24を入力することにより前記変換値の下位ビツ
トS61をラツチし出力する。同様に、演算部9
は変換値の上位ビツトS62を出力するとともに
第2のライト信号S25を出力し、前記第2のラ
ツチ回路23は前記第2のライト信号S25を入
力することにより前記変換値の上位ビツトS62
をラツチし出力する。他の構成は第9図に同じで
ある。以上述べた第12図の構成によれば、デイ
ジタル/アナログ変換回路105の出力S3を演算
部9のビツト長以上に制御することができるの
で、第2図の構成に較べ、範囲の広い制御及びき
め細かい制御が可能である。
第13図は、第9図の構成における演算部9の
整定値S12の変換のための処理を一切必要とし
ない構成を示す。第13図において、整定部12
は第1の変換回路24と第2の変換回路25に整
定値S12を出力する。前記第1の変換回路24
は、前記整定値S12を入力し、第11図におけ
る変換回路21と同一の変換を行ない、演算部9
からの第1の許可信号S26を入力することによ
り、前記演算部9とデイジタル/アナログ変換回
路105に変換値を出力する。前記第2の変換回
路25は前記整定値S5を入力し、前記第1の変換
回路24から出力される値の2の補数表現値を出
力するような変換を行ない、演算部9からの第2
の許可信号S27を入力することにより、前記演
算部9と前記デイジタル/アナログ変換回路10
に変換値を出力する。他の構成は第9図に同じで
ある。
整定値S12の変換のための処理を一切必要とし
ない構成を示す。第13図において、整定部12
は第1の変換回路24と第2の変換回路25に整
定値S12を出力する。前記第1の変換回路24
は、前記整定値S12を入力し、第11図におけ
る変換回路21と同一の変換を行ない、演算部9
からの第1の許可信号S26を入力することによ
り、前記演算部9とデイジタル/アナログ変換回
路105に変換値を出力する。前記第2の変換回
路25は前記整定値S5を入力し、前記第1の変換
回路24から出力される値の2の補数表現値を出
力するような変換を行ない、演算部9からの第2
の許可信号S27を入力することにより、前記演
算部9と前記デイジタル/アナログ変換回路10
に変換値を出力する。他の構成は第9図に同じで
ある。
以上述べた第13図の構成において、演算部9
は点検時に前記第1の変換回路24の出力と前記
第2の変換回路25の出力を読み込み整定値のチ
エツクをするだけである。リレー入力の判定をす
るには、単に前記第1の変換回路24及び前記第
2の変換回路25の出力を許可する第1の許可信
号S26及び第2の許可信号S27を出力すれば
よく、整定値S12の変換のための演算処理は不
要となる。従つて、演算部9は、処理能力の低い
デイジタルコンピユータを用いることができる。
は点検時に前記第1の変換回路24の出力と前記
第2の変換回路25の出力を読み込み整定値のチ
エツクをするだけである。リレー入力の判定をす
るには、単に前記第1の変換回路24及び前記第
2の変換回路25の出力を許可する第1の許可信
号S26及び第2の許可信号S27を出力すれば
よく、整定値S12の変換のための演算処理は不
要となる。従つて、演算部9は、処理能力の低い
デイジタルコンピユータを用いることができる。
第14図は、第13図の構成と同じく、演算部
9における整定値S12の変換のため演算処理を
必要としない構成を示す。第14図において、変
換回路21は、第11図における変換回路21と
全く同じで、整定部12から出力される整定値S
12を入力して、所定の変換したデイジタル符号
の変換値S12を出力する。この出力S21は演
算部9から出力される許可信号S27が変換回路
21に入力されることにより、前記演算部9及び
デイジタル/アナログ変換回路105に入力され
る。又、入力変成器I1〜INの出力には、第5図
の構成における全波整流回路301〜30Nと同
じものが接続されている。他の構成は第9図に同
じである。以上述べた第14図の構成において、
比較回路11に入力される選択回路8の出力S2
は、第5図の構成で説明したように、全波整流さ
れている。従つて、リレー入力の大きさを判定す
るためのデイジタル/アナログ変換回路105の
出力は、一方の極性だけでよいので、前記演算部
9の演算処理としては、前記変換回路21の出力
を許可する前記許可信号S27を出力することの
み行なう。
9における整定値S12の変換のため演算処理を
必要としない構成を示す。第14図において、変
換回路21は、第11図における変換回路21と
全く同じで、整定部12から出力される整定値S
12を入力して、所定の変換したデイジタル符号
の変換値S12を出力する。この出力S21は演
算部9から出力される許可信号S27が変換回路
21に入力されることにより、前記演算部9及び
デイジタル/アナログ変換回路105に入力され
る。又、入力変成器I1〜INの出力には、第5図
の構成における全波整流回路301〜30Nと同
じものが接続されている。他の構成は第9図に同
じである。以上述べた第14図の構成において、
比較回路11に入力される選択回路8の出力S2
は、第5図の構成で説明したように、全波整流さ
れている。従つて、リレー入力の大きさを判定す
るためのデイジタル/アナログ変換回路105の
出力は、一方の極性だけでよいので、前記演算部
9の演算処理としては、前記変換回路21の出力
を許可する前記許可信号S27を出力することの
み行なう。
以上述べた第14図の構成によれば、演算部9
は、第13図の構成と同じく、演算処理が少ない
ので、処理能力の低いデイジタルコンピユータを
用いることができ、更に、デイジタル/アナログ
変換回路105に入力される変換値S21を読み
とりチエツクすることができるとともに、任意の
変換値S21を演算部9から出力して回路の点検
を行なうことができる。
は、第13図の構成と同じく、演算処理が少ない
ので、処理能力の低いデイジタルコンピユータを
用いることができ、更に、デイジタル/アナログ
変換回路105に入力される変換値S21を読み
とりチエツクすることができるとともに、任意の
変換値S21を演算部9から出力して回路の点検
を行なうことができる。
なお、第11図〜第14図の実施例では、1つ
の整定部を設ける場合を示しているが、複数の整
定部を設けることも同様に可能であり、その場
合、複数のリレー要素の判定が可能となり、装置
を小型にすることができる。
の整定部を設ける場合を示しているが、複数の整
定部を設けることも同様に可能であり、その場
合、複数のリレー要素の判定が可能となり、装置
を小型にすることができる。
以上述べた本発明の構成において、通常用いら
れている主に基本波成分を取り出すフイルター回
路を設けることも、もちろん可能である。その場
合、入力変成器と選択回路の間に設ければよい。
又、入力の変化分をとり出す帯域除去フイルター
を上記フイルター回路のかわりに用いて事故検出
を行なう保護継電装置を構成できることも明らか
である。
れている主に基本波成分を取り出すフイルター回
路を設けることも、もちろん可能である。その場
合、入力変成器と選択回路の間に設ければよい。
又、入力の変化分をとり出す帯域除去フイルター
を上記フイルター回路のかわりに用いて事故検出
を行なう保護継電装置を構成できることも明らか
である。
更に、入力変成器と選択回路の間に設ける回路
として、第15図に示す回路を用いることもでき
る。第15図において、リレー入力Iは入力変成
器7により電圧値情報S50に変換され、帯域通
過フイルター13と差回路14に入力される。前
記帯域通過フイルター13は主に基本波成分を取
り出すフイルター回路であり、その出力S51は
前記差回路14と選択回路8に入力される。前記
差回路14は前記電圧値情報S50と前記帯域通
過フイルター出力S51を入力し、その差分のう
ちの主に基本波成分を取り出し前記選択回路8に
出力する。以上述べた構成において、前記帯域通
過フイルター出力S51の大きさをリレー判定に
用いれば、リレー入力の大きさの判定をリレー入
力の基本波成分について行なうことができる。ま
た、前記差回路14出力の大きさを判定すること
によりリレー入力の変化分を検出できる。従つ
て、系統事故時のリレー入力の変化を検出でき
る。以上の2つの判定の組み合わせにより、通常
事故検出に用いられる変化幅過電流継電器や変化
幅不足電圧継電器等を構成できる。なお、差回路
14及び帯域通過フイルター13は演算増幅等で
構成される。
として、第15図に示す回路を用いることもでき
る。第15図において、リレー入力Iは入力変成
器7により電圧値情報S50に変換され、帯域通
過フイルター13と差回路14に入力される。前
記帯域通過フイルター13は主に基本波成分を取
り出すフイルター回路であり、その出力S51は
前記差回路14と選択回路8に入力される。前記
差回路14は前記電圧値情報S50と前記帯域通
過フイルター出力S51を入力し、その差分のう
ちの主に基本波成分を取り出し前記選択回路8に
出力する。以上述べた構成において、前記帯域通
過フイルター出力S51の大きさをリレー判定に
用いれば、リレー入力の大きさの判定をリレー入
力の基本波成分について行なうことができる。ま
た、前記差回路14出力の大きさを判定すること
によりリレー入力の変化分を検出できる。従つ
て、系統事故時のリレー入力の変化を検出でき
る。以上の2つの判定の組み合わせにより、通常
事故検出に用いられる変化幅過電流継電器や変化
幅不足電圧継電器等を構成できる。なお、差回路
14及び帯域通過フイルター13は演算増幅等で
構成される。
第15図の説明では、1つのリレー入力の場合
で示しているが、複数のリレー入力に同様な回路
を用いることも明らかに可能である。
で示しているが、複数のリレー入力に同様な回路
を用いることも明らかに可能である。
また、以上の説明における比較回路は電圧比較
を例にとつているが、電流比較を行なつてもよい
ことは明らかである。
を例にとつているが、電流比較を行なつてもよい
ことは明らかである。
(g) 総合的な効果
以上説明したように本発明によれば、デイジタ
ルコンピユータを用いることにより、多要素のリ
レー判定を1つの判定回路で行なうことができ、
又、回路の標準化を計ることができるとともに、
演算処理が少なくても済むので処理能力の低いデ
イジタルコンピユータを用いることができ装置を
小型にできる保護継電装置を提供することができ
る。
ルコンピユータを用いることにより、多要素のリ
レー判定を1つの判定回路で行なうことができ、
又、回路の標準化を計ることができるとともに、
演算処理が少なくても済むので処理能力の低いデ
イジタルコンピユータを用いることができ装置を
小型にできる保護継電装置を提供することができ
る。
第1図は従来のデイジタルコンピユータを用い
た保護継電装置の構成図、第2図は本発明による
保護継電装置の一実施例を示す図、第3図は、第
2図における基準量出力回路の一実施例を示す
図、第4図Aは第2図における演算部の応動を説
明するためのフローチヤート、第4図Bは入力に
対するリレーの応動を示す図、第5図ないし第7
図は本発明による他の実施例を示す図、第8図は
第7図における演算部の応動を説明するためのフ
ローチヤート、第9図ないし第15図は本発明に
よる他の実施例を示す図である。 8……選択回路、9……演算部、10……基準
量出力回路、11……比較回路、12……整定
部、105……デイジタル/アナログ変換回路。
た保護継電装置の構成図、第2図は本発明による
保護継電装置の一実施例を示す図、第3図は、第
2図における基準量出力回路の一実施例を示す
図、第4図Aは第2図における演算部の応動を説
明するためのフローチヤート、第4図Bは入力に
対するリレーの応動を示す図、第5図ないし第7
図は本発明による他の実施例を示す図、第8図は
第7図における演算部の応動を説明するためのフ
ローチヤート、第9図ないし第15図は本発明に
よる他の実施例を示す図である。 8……選択回路、9……演算部、10……基準
量出力回路、11……比較回路、12……整定
部、105……デイジタル/アナログ変換回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の入力から1つの入力を選択して出力す
る選択回路と、この選択回路出力と基準量とを入
力してその大きさを比較し、その比較結果を出力
する比較回路と、前記基準量を出力する基準量出
力回路と、前記選択回路に入力を選択するための
選択信号を出力するとともに前記比較回路の出力
を入力して演算処理を行ないリレー判定結果を出
力するデイジタル演算処理部とを備えたことを特
徴とする保護継電装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の保護継電装置に
おいて、デイジタル演算処理部が出力する切換信
号により、複数の基準量から1つを選択して基準
量として出力する基準量出力回路を備えたことを
特徴とする保護継電装置。 3 特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の
保護装置において、基準量出力回路としてデイジ
タル符号の入力をアナログ量に変換して出力する
デイジタル/アナログ変換回路を用いたことを特
徴とする保護継電装置。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の保護
継電装置において、基準量を決定するための整定
部を備えたことを特徴とする保護継電装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6588280A JPS56162921A (en) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | Protection relay unit |
US06/236,602 US4420805A (en) | 1980-05-20 | 1981-02-20 | Protective relaying system |
EP81301708A EP0040471B1 (en) | 1980-05-20 | 1981-04-16 | Protective relaying system |
DE8181301708T DE3172478D1 (en) | 1980-05-20 | 1981-04-16 | Protective relaying system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6588280A JPS56162921A (en) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | Protection relay unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162921A JPS56162921A (en) | 1981-12-15 |
JPS6242447B2 true JPS6242447B2 (ja) | 1987-09-08 |
Family
ID=13299786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6588280A Granted JPS56162921A (en) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | Protection relay unit |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4420805A (ja) |
EP (1) | EP0040471B1 (ja) |
JP (1) | JPS56162921A (ja) |
DE (1) | DE3172478D1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JPS5854825A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-03-31 | 株式会社東芝 | 保護継電装置 |
JPS5854824A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-03-31 | 株式会社東芝 | 保護継電装置 |
JPS5858822A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-07 | 株式会社東芝 | 保護継電装置 |
US4464698A (en) * | 1982-09-20 | 1984-08-07 | Hitachi, Ltd. | Protective relay |
JPS59204415A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-19 | 株式会社明電舎 | 異常判定回路 |
US4694374A (en) * | 1985-04-26 | 1987-09-15 | Westinghouse Electric Corp. | Programmed overexcitation protective relay and method of operating the same |
US4788619A (en) * | 1987-04-24 | 1988-11-29 | Basler Electric Company | Protective relays and methods |
US5160926A (en) * | 1989-06-28 | 1992-11-03 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. | Display transducer apparatus |
US5742513A (en) * | 1996-05-15 | 1998-04-21 | Abb Power T&D Company Inc. | Methods and systems for automatic testing of a relay |
US7701683B2 (en) * | 2001-07-06 | 2010-04-20 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. | Apparatus, system, and method for sharing output contacts across multiple relays |
US8072723B2 (en) * | 2007-06-19 | 2011-12-06 | General Electric Company | Resettable MEMS micro-switch array based on current limiting apparatus |
US9256232B2 (en) | 2009-06-12 | 2016-02-09 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. | Voltage regulation using multiple voltage regulator controllers |
US8427131B2 (en) * | 2009-06-12 | 2013-04-23 | Schweitzer Engineering Laboratories Inc | Voltage regulation at a remote location using measurements from a remote metering device |
US8476874B2 (en) * | 2009-10-13 | 2013-07-02 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc | Systems and methods for synchronized control of electrical power system voltage profiles |
US8618794B2 (en) * | 2010-07-30 | 2013-12-31 | Atmel Corporation | Detecting inductive objects using inputs of integrated circuit device |
RU2538214C1 (ru) * | 2013-06-19 | 2015-01-10 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский государственный политехнический университет" (ФГАОУ ВО "СПбПУ") | Способ дифференциальной защиты электроустановки |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1292726B (de) * | 1965-08-30 | 1969-04-17 | Licentia Gmbh | Mehrstufiges elektronisches Distanzrelais |
DE2264064A1 (de) * | 1972-12-29 | 1974-07-04 | Siemens Ag | Distanzschutzeinrichtung |
JPS52100149A (en) * | 1976-02-18 | 1977-08-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Digital failure point evaluating unit |
GB2008345B (en) * | 1977-11-14 | 1982-08-18 | Multilin Inc | Method of and apparatus for monitoring polyphase currents |
US4146750A (en) * | 1977-12-29 | 1979-03-27 | Honeywell Inc. | Analog multiplexer control circuit |
JPS54137649A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-25 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Digital protective relay device |
GB2020124B (en) * | 1978-04-27 | 1982-08-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | Overcurrent protection |
IN152852B (ja) * | 1978-08-09 | 1984-04-21 | Gen Electric Co Ltd | |
US4219858A (en) * | 1978-12-20 | 1980-08-26 | General Electric Company | Overcurrent relay apparatus |
JPS5592514A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Digital protection relay |
JPS55127829A (en) * | 1979-03-27 | 1980-10-03 | Tokyo Shibaura Electric Co | Digital distance relay unit |
US4291355A (en) * | 1979-07-30 | 1981-09-22 | General Electric Company | Programmable overload circuit |
US4300182A (en) * | 1979-08-09 | 1981-11-10 | Schweitzer Edmund O Iii | Metering and protection system for an A.C. power system |
US4335437A (en) * | 1980-04-15 | 1982-06-15 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit interrupter with energy management functions |
-
1980
- 1980-05-20 JP JP6588280A patent/JPS56162921A/ja active Granted
-
1981
- 1981-02-20 US US06/236,602 patent/US4420805A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-04-16 DE DE8181301708T patent/DE3172478D1/de not_active Expired
- 1981-04-16 EP EP81301708A patent/EP0040471B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162921A (en) | 1981-12-15 |
DE3172478D1 (en) | 1985-11-07 |
EP0040471A1 (en) | 1981-11-25 |
EP0040471B1 (en) | 1985-10-02 |
US4420805A (en) | 1983-12-13 |
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