JPS6241823A - 家屋据付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−［−の利用分野） この発明は、基礎に家屋を据付ける装置に関する。

（従来の技術） プレハブ家屋の家屋ユニッ）・笠を基礎に据付ける装置
の一つとして、実公昭５７−６６５１号公報や特開昭５
８−２０８３０号公報に記載の装置が開発されている。

すなわち、基礎に形成された挿入穴を囲むように、基礎
１の上面に型枠を載置する。そして、上記挿入穴と型枠
内にモルタル（グラウト剤）を充填１−る。池力、アン
カーボルトを家屋ユニッ）の下面に取すイ・１けておぎ
、上記モルタルが固化しないうちに、家屋ユニットをク
レーン等で吊りながら下降させ、上記アンカーボルトを
挿入穴のモルタル内に挿入するとともに家屋ユニットの
下面を型枠に載せる。そして、−に記モルタルの固化し
よＩ）、アンカーボルトを支持するようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） Ｌ記構成では、アンカーポル）・か家屋ユニント側に固
定されているため、据付は作業が簡巣であるか、挿入穴
がモルタルの強度を出すために一定１′：Ｊ、−１−の
容積を有した円柱状の空洞になっており、アンカーポル
ｌ上り大径であるｔこめ、据付けの際に家屋を水平方向
に位置決めするための基準がなく、家屋ユニットを基礎
の所望位置に正確に据付けることかできなかった。また
、位置決めのための作業か煩雑であった。さらに、モル
タルは挿入穴のみならず、型枠内にも充填されていてそ
の上面が基礎の」−面より高いレベルにあるため、挿入
穴かこのモルタルに覆われていて見えず、アンカーボル
トが挿入穴に入らずに誤って基礎の」−面に当たり、曲
かってしまうおそれもあった。

（問題点を解決するための手段） この発明は上記問題点を解消するため１こなされたもの
で、その要旨は、家屋から下方に突出したアンカーボル
トと、基礎に形成され上記アンカーボルトを挿入させる
挿入穴と、上記挿入穴を被うようにして基礎の上面に固
定された支持プレートと、この支持プレートから上方に
突出して設けられ内径が上記アンカーボルトの外径と略
同径かこれより若干にきく形成されこのアンカーボルト
を１重通させる支持筒と、挿入穴内および基礎］二面と
家屋の下面との間に充填されたグラウト剤とを備えたこ
とを特徴とする家屋据付は装置にある。

（作用） 基礎に挿入穴を形成する。この挿入穴の上端開口を被う
ように上記基礎の上面に支持プレートを固定する。上記
挿入穴内および基礎−１−面より高いレベルまでグラウ
ト剤を充填する。飢方、家屋にアンカーボルトを突設す
る。このアンカーボルトを、支持プレートに設けられた
支持筒に挿通させるとともに、基礎の挿入穴に充填され
たグラウト剤内に埋設する。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示すように、基礎１０はコンクリート等で形成
されており、後述する柱脚３０が据え付けられる位置の
上面１０ａは水平で平坦に形成されており、この−Ｌ面
１０ａの中央には略垂直な挿入穴１１が形成されている
。この挿入穴１１は、蛇腹管１２によって周壁を形成さ
れ、下端を下部キャップ１３によって閉塞されている。

挿入穴１１は後述するモルタル４０（グラウト剤）の強
度を出すために比較的大きな内径を有している。挿入穴
１〕の上端開口部１］ａは蛇腹管１２より大径をなして
いる。また、基礎１０には、２本の補助アンカーボルト
１５が埋設されており、その」一端部か基礎１０の−Ｌ
面１０ａから」１方に突出している。

基ｗ：１０ノー１−面１−Ｏａには、支持プレート２０
が固定されている。詳述すると、支持プレート２０の両
端部（こは、」１記補助アンカーボルト１５より大径の
挿通孔２０ａが形成されている。支持プレート２０は、
二の挿通孔２０ａに補助アンカーボルト１５を挿通させ
た状態で、基礎１０に載せられ、補助アンカーボルト１
５の上端部に螺合されたナツト２１により座金２２を介
して固定されている。支持プレート２０は、中央部すな
わち上記挿入穴１１に対応した位置に、上記挿入穴１１
より小径の挿通孔２０ｂを有しており、また、その上面
には」１記挿通孔２０Ｉ〕に対応してナツト２３が溶接
等の手段により固定されている。ナツト２３には、外周
面に雄ねし部２４ａを有する支持筒２４か螺合され、」
１方に突出している。この支持筒２４の内径は後述する
アンカーボルト３２の外径と同じかこれより若干大きく
形成されている。

これら径の差は、家屋ユニット位置決めの際の許容誤差
範囲である。

上記基１ｉｆ：１０の上面１０ａには、」二記支持プレ
ート２０や支持筒２４を囲むようにして、平面矩形状の
型枠２５が設置されている。この型枠２５の下端１こは
、パツキン２６か取１）付けられてお１）、このパツキ
ン２６を介して型枠２５が基礎１０の上面１０ａに載せ
られでいる。パツキン２６は前述した座金２２によって
押さえられている。なお、型枠２５の上端の高さは上記
支持筒２４の高さと同じかこれより高くなっている。

第１図中符号３０は、プレハブ家屋の家屋ユニットの柱
脚であり、基礎１０に据付けられるものである。詳述す
ると、柱脚３０は鋼製で横断面４角形の筒状をなしてお
り、下端開口部３０ａに端板３１を溶接等で固定してい
る。この端板３１の中央には、挿通孔３１ａが形Ｉ＃、
されており、その」ニ而に挿通孔３１ａに対応してナツ
ト３２が溶接されている。

上記柱脚３０には、アンカーポル）３５が取りイー・１
けられている。このアンカーポル）・３５は棒状になっ
ていて、−１−、部にねじ部３５ａが形成されており、
二のねＬ部３５ａカ・上記柱脚３０のナットト１に螺合
されている。このアンカーボルト３５の外周には後述す
るモルタル４０の付着性を高めるための突起３５１〕か
形成されている。

挿入穴３内、支持筒２４内、および支持筋２４と型枠２
５との間にはモルタル４０が充填されている。

」１記柱脚３０の端板３１は、上記支持筒２４の上端お
よびモルタル４０の上面に載っている。また、アンカー
ボルト３５は、支持筒２４および挿入穴１１内のモルタ
ル４０に埋設されている。

次に、柱脚１０を基礎１に据付けする作業を順を追って
説明する。

まず、第２図、第３図に示すように、互いに所定間隔離
れて月向する両型枠５０間にコンクリートを流し込んで
硬化させ、基礎１０を築造する。

なお、図中５９は型枠５０間に配置された鉄筋である。

上記コンクリートの流し込みに先立って、柱脚固定位置
では、型枠５０間にプレート５１を掛は渡し、クリップ
５２で固定しておく。このプレート５１は平坦部５１ａ
を有しており、この平坦部５１ａが一］二記固定状態で
水平になっている。

このプレート５１には、前述した蛇腹管１２が支持され
ている。第７図に示すよう１こ、蛇腹管１２の上下端の
開口はキャップ１３，１．４により閉塞する。各キャッ
プ１３．１４は環状の突起１３ａ。

１４ａを有していて、この突起１３ａ、１４ａが蛇腹管
１２にはめ込までいる。蛇腹管１２は上端から径方向に
広がる張り出し部１２ａを有しており、この張り出し部
１２ａか、上部キャップ１４の鍔部１４ｂの下面に接し
ている。これら蛇腹管１２＆Ｊ″１“ｙ　７’　１”″
””３．ｊ４ｉ５３１Ｊ：°）　７’　ｋ　　　　、ｙ
、−ト５１に固定されている。詳述すると、押さえ板５
３の中央部には挿通孔５３ａが形ｒ＆、され、この挿通
孔５３ａに蛇腹管１２が挿通されている。

また、第３図に示すように、プレート５１および押さえ
板５３には、前述した補助アンカーボルト１５か挿通さ
れており、この補助アンカーボルト１５の中途部に螺合
されたナツト５４によって、押さえ板５２の下面を支持
し、補助アンカーボルト１５の」一端に螺合されたナツ
ト５５によって締め付けることにより、上記蛇腹管１２
の張り出し部１２ａと一１１部キャップ１４の鍔部１４
ｂを、プレート５１と押さえ板５３とではさみつけて固
定する。

−）−記の状態でコンクリートを流し込むと、蛇腹管１
２の−に下端の開口か］−下のキャップ１３，１４で閉
塞されているため、蛇腹管１２の内部にコンクリートが
入らず、この結果、前述の挿入穴１１が形成される。ま
た、上部キャップ１４の鍔部１４１）により、挿入穴１
１の大径をなす上端開口部１１ａが形成される。さらに
、プレート５１の平坦部５１ａによって、基礎１０に平
坦な」−面１ｆｉ　ａか形成される。

基礎１０の築造後に、クリップ５２を型枠５０から取１
）外すとともに、ナラ）５５を補助アンカーボルト１５
から外す。さらに、型枠５０およびプレート５１を基礎
１０から外すとともに、−Ｌ部キャップ１４を蛇腹管１
２から外す。

次に、第４図、第５図に示すように、パツキン２６を取
り付けた型枠２５を基礎１０の上面１０ａに載せる。ま
た、支持プレート２０を上面１０ａに固定する。詳述す
ると、支持プレー）２０の挿通孔２０ａに補助アンカー
ボルト１５を挿通させた状態でこの支持プレート２０を
上面１０ａに載せる。この時、支持プレート２０の挿通
孔２０ａは補助アンカーボルト１５より径が大トいため
、支持プレート２０を水平移動して、支持プレート２０
の中央に設けられている支持筒２４の水平方向の位置調
節をすることができる。この調節後に、座金２２を介し
てナツト２１で支持プレート２０を固定する。この際、
座金２２の端部が型枠２５の下端に取り付けられたパツ
キン２６を押し付けて固定する。

次に、支持筒２４を回すことにより、支持筒２・１の、
北端の高さ調節をする。

次に、第５図中想像線で示すように漏斗４１で支持筒２
・１からモルタル４０を流し込む。この結果、モルタル
・１０か挿入穴１１内に充填されるとともに、支持筒２
４内にも所定高さまで充填される。なお、第８図に示す
ように、支持プレート２（）の幅か挿入穴１１の−１一
端開口部１．　］、　ａの径より狭いので、隙間・１２
が形成されており、上記モルタル４０の流し込み時にこ
の隙間４２がら挿入穴１１内の空気を逃がすことができ
、モルタル・４０を挿入穴１１の−１一端開口部１１ａ
に至る主で確実に光」眞することかで゛きる。また、型
枠２５と支持筒２．１との間にも、支持筒２４内のモル
タル・１０と同レベルまでモルタル、４０を充填する。

他方、アンカーボルト３５を柱脚３０の端板３１に固定
し、端板３１から下方に突出させる。

上記モルタル４０を充填した後、このモルタル・１０か
゛固化しないうちに、第６図に示すように、家屋ユニッ
トをクレーン等で吊りながらその柱脚３０を下降させ、
アンカーボルト３５を支持筒２・１に挿通させる。これ
により、柱脚３（）を基礎１０に簡単かつ正確に位置決
めすることができる。

さらに、−に記アンカーボルト３５を支持筒２・１に案
内させなから挿入穴１１内に挿入し、端板３１を支持筒
２・１の−１一端に載せる。

」−記のアンカーボルト３５の挿入の際、支持筒２４が
モルタル４（）の−１−面よりも−１一方に突出してい
るので、この支持筒２・１の位置を容易に目で確認する
ことができ、アンカーボルト３５の挿入を確実かつ容易
に行なう、−とができる。

また、予め水平方向に位置調節されるとともに高さ調ｆ
ｆｌ＋された支持筒２４によって、家屋ユニットの柱脚
３０の位置決めがなされるので、この柱脚３０を正確な
位置および高さに設置することができる。

挿入穴１１内のモルタル４０の一部は、」―記アンカー
ボルト３５の１τ降の際、上記支持筒２４の」―端から
溢れたり、隙間４２から漏れて、型枠２５内に移動する
ため、型枠２５内のモルタル４０のレベルがＬがる。端
板３１が支持筒２４に達するまでに、基礎１０の−Ｌ面
１’Ｏａと端板３１との開にモルタル４０が充填される
。なお、若モ謔のモルタル・１０が型枠２５から外部に
溢れ出る。支持前２４の−１一端間［−１および隙間４
２は狭いので、モルタル・４（）は加圧されてアンカー
ボルト３５の周面に確実に密着する。

そして、１〕記モルタル４０の固化により、アンカーポ
ル）３５が挿入穴１１内で支持される。

なお、本発明は上記実施例に制約されず種々の態様か可
能である。例えば、前記実施例における上部キャップ１
４の代わりに、第９図に示す円形のパツキン６０を用い
てもよい。このパツキン６０は蛇腹管１２の張り出し部
１２ａとプレート５］にはさまれてフンクリ−）・が蛇
腹管１２内へ流入するのを防止する。なお、このパツキ
ン６０の周縁には舌片６０ａが形成されており、コンク
リート養生後に、この舌片６０ａをつまんでパツキン６
０を蛇腹管１２から外せるようになっている。

（発明の効果） 以」二説明したように、この発明では、基礎に形成され
た挿入穴の」１端間に１を被うようにして支持プレート
を基礎の上面に固定し、支持プレートに設けられた支持
筒に、家屋から−Ｉζ方に突出したアンカーボルトを挿
通させるものであり、この支持筒を家屋の位置決めの基
準としたから、家屋を基礎の所望位置に正確に据付ける
ことができる。また、支持筒が支持プレートからＩ一方
に突出しているため、モルタルを支持プレートよりも高
いレベルまで充填しても、支持筒の位置を目で容易に確
認することかで外、アンカーボルトの上記挿入穴への挿
入を容易に行なうことがでとる。

【図面の簡単な説明】

第１図は家屋側（＝ｌけ装置の断面図、第２図〜第６図
は基礎の築造から家屋の据えイ」けまでの作業を順を迫
って説明する断面図、第７図は第３図の一部を拡大して
示す断面図、第８図は第５図の中心部を拡大して示す平
面図、第９図は蛇腹管閉塞用部材の池の態様を示す斜視
図ひある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）家屋から下方に突出したアンカーボルトと、基礎
   に形成され上記アンカーボルトを挿入させる挿入穴と、
   上記挿入穴を被うようにして基礎の上面に固定された支
   持プレートと、この支持プレートから上方に突出して設
   けられ内径が上記アンカーボルトの外径と略同径かこれ
   より若干大きく形成されこのアンカーボルトを挿通させ
   る支持筒と、挿入穴内および基礎上面と家屋の下面との
   間に充填されたグラウト剤とを備えたことを特徴とする
   家屋据付け装置。