JPS6241451A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPS6241451A
JPS6241451A JP17990185A JP17990185A JPS6241451A JP S6241451 A JPS6241451 A JP S6241451A JP 17990185 A JP17990185 A JP 17990185A JP 17990185 A JP17990185 A JP 17990185A JP S6241451 A JPS6241451 A JP S6241451A
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valve
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pressure
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Kazuhiko Sugano
一彦 菅野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の変速制御装置に関するものである
(従来の技術) 自動変速機は、運転者がマニュアル弁を自動変速レンジ
にした状態で、各種変速用摩擦要素を選択作動され、こ
れにより動力伝達経路を切り換えて自動変速するよう構
成するのが普通である。又、運転者がマニュアル弁を第
1速エンジンブレーキレンジにした状態では、第1速が
得られるよう各種変速用摩擦要素を選択作動させると共
にマニュアル弁からの第1速エンジンブレーキレンジ圧
によりエンジンブレーキ用摩擦要素を作動させ、これに
より第1速でのエンジンブレーキが得られるようにも構
成する。
しかして、これらを電子制御するようにした変速制御装
置としては従来、トヨタ自動車C@製A240E型自動
変速機に用いられているようなものが知られている。こ
の変速制御装置は1−2シフト弁、2−3シフト弁、3
−4シフト弁の3個の変速弁を具え、1−2シフト弁お
よび3−4シフト弁を共通なソレノイドで適宜発生され
た変速圧によりダウンシフト位置からアップシフト位置
へ切り換え可能とし、2−3シフト弁を1個のソレノイ
ドで適宜発生された変速圧によりダウンシフト位置から
アップシフト位置へ切り換え可能とする。そして、1−
2シフト弁および3−4シフト弁を共通なソレノイドに
よりストローク制御するため、2−3シフト弁がダウン
シフト位置となる第1速ではこのシフト弁から出力され
る保持圧により3−4シフト弁を変速圧の発生にもかか
わらずダウンシフト位置ヘロツクするようになし、2−
3シフト弁がアップシフト位置となる第4速ではこのシ
フト弁から出力される保持圧により1−2シフト弁を変
速圧の発生にもかかわらずダウンシフト位置ヘロツクす
るようにし、これにより2個のフレノイドの作動、非作
動の組合せで第1速乃至第4速を選択し得るようになす
他方、第1速エンジンブレーキレンジにおいてはマニュ
アル弁からの第1速エンジンブレーキレンジ圧により2
−3シフト弁をダウンシフト位置にロックし、このダウ
ンシフト位置で2−3シフト弁から出力される上記保持
圧により3−4シフト弁もダウンシフト位置にロックし
、この状態で1−2シフト弁を対応ソレノイドによって
ストローク制御することにより第1速が選択されるよう
各種変速用摩擦要素を選択作動させると共に第1速エン
ジンブレーキレンジ圧をエンジンブレーキ用摩擦要素に
供給してこれを作動させ、第1速でのエンジンブレーキ
が得られるようにすると共に、エンジンブレーキ用摩擦
要素の作動時に変速用摩擦要素の1つであるバンドブレ
ーキが作動されてインターロックが生ずることのないよ
うにする。
(発明が解決し、ようとする問題点) しかしかかる構成では、変速弁を3個有するためスペー
ス上およびコスト上の不利を免れない。
又、共通なソレノイドにより制御される1−2シフト弁
および3−4シフト弁について、゛これらをダウンシフ
ト位置にロックする保持圧の受圧部が必要であり、保持
圧回路も含めてこれらシフト弁のレイアウト自由度が低
いと共に、夫々の設置スペースの確保が困難である。加
えて、前記1個のソレノイドの故障等により2−3シフ
ト弁がダウンシフト位置に保持されてしまうと、第1速
か第2速になってしまい、高速走行中エンジンが過回転
されたり、急激なエンジンブレーキが作用する等の問題
も生ずる。
更に、第1速エンジンブレーキレンジ圧で2−3シフト
弁をダウンシフト位置にロックするインターロック防止
回路が不可欠であるため、第1速エンジンブレーキレン
ジ圧が2−3シフト弁をダウンシフト位置へ持ち来す間
、エンジンブレーキ用摩擦要素の作動を遅らせてしまい
、エンジンブレーキの効き遅れを発生し、危険回避のた
めマニュアル弁を第1速エンジンブレーキレンジにした
時緊急の役に立たないおそれがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、個々の電磁弁によりストローク制御される2
個の変速弁を介し第1速乃至第4速が得られるようにし
て上述の問題を解決したもので、マニュアル弁の自動変
速レンジで各種変速用摩擦要素の選択作動により第1速
乃至第4速を選択シ、マニュアル弁の第1速エンジンブ
レーキレンジで第1速が選択されるよう前記各種変速用
摩擦要素を選択作動させると共にマニュアル弁からの第
1速エンジンブレーキレンジ圧によりエンジンブレーキ
用摩擦要素を作動させて第1速でのエンジンブレーキが
得られるようにした自動変速機において、 個々の電磁弁で適宜発生させた変速圧により第1位置か
ら第2位置へ切り換えられる2個の変速弁を設け、 両変速弁の第2位置で第1速が選択されるよう前記各種
変速用摩擦要素を選択作動させると共に、両変速弁を経
て前記第1速エンジンブレーキレンジ圧を前記エンジン
ブレーキ用摩擦要素へ供給可能とし、 両変速弁の第1位置で第3速が選択されるよう前記各種
変速用摩擦要素を選択作動させ、一方の変速弁の第1位
置と他方の変速弁の第2位置とで第2速が選択されるよ
う前記各種変速用摩擦要素を選択作動させ、 前記一方の変速弁の第2位置と前記他方の変速弁の第1
位置とで第4速が選択されるよう前記各種変速用摩擦要
素を選択作動させる構成にしたことを特徴とする。
(作 用) 運転者がマニュアル弁を自動変速レンジにした状態では
、両電磁弁からの変速圧により両変速弁を共に第2位置
にする時、各種変速用摩擦要素は第1速を選択するよう
選択作動される。上記一方の変速弁を対応電磁弁により
第1位置にし、上記他方の変速弁を対応電磁弁により第
2位置にする時、各種変速用摩擦要素は第2速を選択す
るよう選択作動される。両変速弁を夫々対応電磁弁によ
り第1位置にする時、各種変速用摩擦要素は第3速を選
択するよう選択作動される。上記一方の変速弁を対応電
磁弁により第2位置にし、上記他方の変速弁を対応電磁
弁により第1位置にする時、各種変速用摩擦要素は第4
速を選択するよう選択作動される。
以上により第1速乃至第4速を選択することができるが
、そのための変速弁が2個のみであるため、スペース上
及びコスト上有利である。又、これら変速弁を第1位置
にロックする必要がないため、ロック用の保持圧受圧部
が両変速弁に不要であり、保持圧回路を含めて両変速弁
のレイアウト自由度が高いと共に、夫々の設置スペース
の確保が容易である。更に、両電磁弁の故障等により両
変速弁が第1位置のままになっても、第1速、第2速に
なることはなく第3速になるだけであるため、高速走行
中エンジンが過回転されたり、急激なエンジンブレーキ
が作用することがない。
次に、運転者がマニュアル弁を第1速エンジンブレーキ
レンジにした状態では、両変速弁が対応電磁弁により第
2位置にされ、第1速が選択されるよう各種変速用摩擦
要素を選択作動させ、同時にマニュアル弁からの第1速
エンジンブレーキレンジ圧は両変速弁を経てエンジンブ
レーキ用摩擦要素に達し、これを作動させ、第1速での
エンジンブレーキ走行を可能にする。そして、このエン
ジンブレーキ用摩擦要素は、両変速弁の少なくとも1個
が第1位置となる第2速乃至第4速において、第1位置
となった変速弁により第1速エンジンブレーキレンジ圧
の供給を受は得なくなり、自動変速機のインターロック
を防止し得る。
ところでこのインターロック防止回路は、第1速エンジ
ンブレーキレンジ圧がいずれの変速弁も第1位置にロッ
クする必要がないため、当該圧力がエンジンブレーキ用
摩擦要素の作動遅れを生ずることはなく、エンジンブレ
ーキの効き遅れがなく緊急回避性能を向上させることが
できる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明変速制御装置を適用した自動変速機の動
力伝達列を示し、この動力伝達列はエンジン出力軸1か
らの回転を入力軸2に伝達するトルクコンバータ3、第
1遊星歯車組4、第2遊星歯車組5、出力軸6、及び後
述の各種摩擦要素により構成する。
トルクコンバータ3はエンジン出力軸1により駆動され
、オイルポンプ0/Pの駆動にも用いられるポンプイン
ペラ3P、このポンプインペラにより内部作動流体を介
して流体駆動され、動力を入力軸2に伝達するタービン
ランナ3T、及びワンウェイクラック7を介して固定軸
上に置かれ、タービンランナ3Tへのトルクを増大する
ステータ3Sで構成し、これにロックアツプクラッチ3
Lを付加した通常のロックアツプトルクコンバータとす
る。そしてこのトルクコンバータ3はレリーズ室3Rか
ら作動流体の供給を受け、アプライ室3Aより作動流体
を排除される間、ロックアツプクラッチ3Lを釈放され
てエンジン動力をポンプインペラ3P及びタービンラン
ナ3Tを介しくコンバータ状態で)人力軸2にトルク増
大しつつ伝達し、逆にアプライ室3Aから作動流体の供
給を受け、レリーズ室3Rより作動流体を排除される間
、ロックアツプクラッチ3Lを締結されてエンジン動力
をそのままこのロックアツプクラッチ3Lを介しくロッ
クアツプ状態で)入力軸2に伝達するものとする。なお
、後者のロックアツプ状態では、レリーズ室3Rからの
作動流体排除圧を減することにより、ロックアツプトル
クコンバータ3のスリップ(ポンプインペラ3P及びタ
ービンランナ3Tの相対回転)を任意に制御(スリップ
制御)することができる、。
第1遊星歯車組4はサンギヤ4S、リングギヤ4R1こ
れらに噛合するピニオン4P及びピニオン4Pを回転自
在に支持するキャリア4Cよりなる通常の単純遊星歯車
組とし、第2遊星歯車組5もサンギヤ5S、リングギヤ
5R,ピニオン5P及びキャリア5Cよりなる単純遊星
歯車組とする。
次に前記の各種摩擦要素を説明する。キャリア4Cはハ
イクラックH/Cを介して入力軸2に適宜結合可能とし
、サンギヤ4SはバンドブレーキB/Bにより適宜固定
可能とする他、リバースクラッチR/Cにより入力軸2
に適宜結合可能とする。キャリア4Cは更に多板式のロ
ーリバースブレーキLR/Bにより適宜固定可能にする
と共に、ローワンウェイクラッチLO/Cを介して逆転
(エンジンと逆方向の回転)を阻止する。リングギヤ4
Rはキャリア5Cに一体結合して出力軸6に駆動結合し
、サンギヤ5Sを入力軸2に結合する。リングギヤ5R
はオーバーランクラッチOR/Cを介して適宜キャリア
4Cに結合可能とする他、フォワードワンウェイクラッ
チFO/C及びフォワードクラッチF/Cを介してキャ
リア4Cに相関させる。フォワードワンウェイクラッチ
FD/CはフォワードクラッチF70の結合状態でリン
グギヤ5Rを逆転方向(エンジン回転と逆の方向)にお
いてキャリア4Cに結合させるものとする。
ハイクラックH/C,リバースクラッチR/C,ローリ
バースブレーキLR/B、  オーバーランクラッチO
R/C及びフォワードクラッチF/Cは夫々、油圧の供
給により作動されて前記適宜結合及び固定を行うもので
あるが、バンドブレーキB/Bは特に第3図の構成とす
る。即ち、役付ピストン8及びピストン9をハウジング
10内に摺動自在に嵌合して2速サーボアプライ室2S
/A、 3速サーボレリーズ室3S/R及び4速サーボ
アプライ室4S/Aを設定する。両ピストン8,9間に
ばね11を縮設してこれらを相互に図示の如く最も離間
した位置に抑止すると共に、この相対位置を保って両ピ
ストン8,9をばね12で非作動位置に弾支する。かか
る構成において、2速サーボアプライ室2S/Aに2速
選択圧P2が供給されると、ピストン8はピストン9を
ともなってって図中左行し、ブレーキバンド13の締付
けによりバンドブレーキB/Bは作動する。この状態で
3速サーボレリーズ室3S/Rにも3速選択圧P、が供
給されると、受圧面積の大小関係によってピストン8は
図中右行され、ブレーキバンド13の弛緩によりバンド
ブレーキB/Bは非作動となる。その後4速サーボアプ
ライ室4S/Aにも4速選択圧P、が供給されると、ピ
ストン9が単独で図中左行され、ブレーキバンド13の
締付けによりバンドブレーキB/Bは作動する。
第2図の動力伝達列は、変速用摩擦要素B/B。
H/C,F/C,R/C及びエンジンブレーキ用摩擦要
素OR/C,LR/Bを次表に示す如く種々の組合せで
作動させることにより、摩擦要素FO/C,LO/Cの
適宜作動と相俟って、遊星歯車組4,5を構成する要素
の回転状態を変え、これにより入力軸2の回転速度に対
する出力軸6の回転速度を変えることができ、次表に示
す通りに前進4速後退1速の変速段を得ることができる
。なお、次表中O印が作動(油圧流入)を示すが、7゛
ン印はエンジンブレーキが必要な時に作動させるべき摩
擦要素を示す・そしてごEh、印の如くオーバーランク
ラッチOR/Cが作動されている間、これに並置したフ
ォワードワンウェイクラッチFD/Cは非作動となり、
ローリバースブレーキLR/Bが作動している間これに
並置したローワンウェイクラッチLO/Cが非作動にな
ること勿論である。
上記動力伝達列を変速制御する本発明装置は第1図の如
くに構成するが、この図では本発明の要部に係わる油圧
回路のみを示した。この油圧回路はマニュアル弁20と
、パイロット弁21と、2個の変速弁22.23と、2
個の電磁弁としてのソレノイド24.25とを具え、こ
れらを図示の回路網によりフォワードクラッチF/C、
ローリバーブレーキLR/B、 2速サーボアプライ室
2S/A、 3速サーボレリーズ室3S/R,ハイクラ
ッチH/C、4速サーボアプイ室4S/Aに接続して構
成する。
マニュアル弁20を運転者が駐車を希望する時スプー2
0aをPレンジに、後退を希望する時スプール20aを
Rレンジに、停車を希望する時スプール20aをNレン
ジに、前進自動変速を希望する時スプール20aをDレ
ンジに、第2速エンジンブレーキを希望する時スプール
20aを■レンジに、又第1速エンジンブレーキを希望
する時スプール20aを■レンジにするもので、各レン
ジにおいて出カポ−)2OR,200,20n、 20
Iがライン圧回路26からのライン圧Pt、を次表の如
くに出力するものとする。な“お、ライン圧Pt、は第
2図におけるオイルポンプO/Pからのオイルを図示せ
ざるレギュレータ弁が調圧して造り出すものである。
第2表 なお、この表中○印がライン圧を出力されるポート、無
印は大気開放にされるポートを示す。
パイロット弁2Iはばね21aで図中上半部位置に弾支
されたスプール21bを具え、このスプール位置で回路
26からのライン圧PLをパイロット圧回路27にこれ
へのパイロット圧を高めるべく出力し、該パイロット圧
を室21Cにフィードバックされ、パイロット圧の上昇
につれスプール21bを図中右行されるものとする。パ
イロット圧かばね21aのばね力に対応する値以上にな
ると、スプール21bは回路27を回路26から遮断し
、ドレンボー) 21dに通じてパイロット圧を低下さ
せ、これによりスプール21bが図中下半部位置に戻っ
たところで、パイロット圧の低下は中止される。かくて
パイロット弁21は回路27のパイロット圧をばね21
aのばね力に対応した一定1直に保つ。
変速弁22はスプール22aをばね22bにより図中左
半部位置に弾支して構成し、室22Cに後述の変速圧が
供給される時スプール22aが図中右半部位置にされる
ものとする。スプール22aは図中左半部位置でポート
22dをポート22eに、又ポート22fをドレンポー
ト22gに、更にポート22jをドレンポート22kに
通じ、図中右半部位置でポー) 22d。
22f、 22jを夫々ポー)22h、 22i、 2
21に切り換え接続する。
変速弁23はスプール23aをばね23tlにより図中
左半部位置に弾支して構成し、室23Cに後述の変速圧
が供給される時スプール23aが図中右半部位置にされ
るものとする。スプール23aは図中左半部位置でポー
ト23dをポート23eに、又ポート23gをドレンポ
ー) 23fに通じ、図中右半部位置でポート23dを
ドレンポート23f にポート23gをポート23hに
切り換え接続する。
ソレノイド24.25は夫々変速弁22.23の室22
C123Cに適宜上記の変速圧を供給するためのもので
、コイル24a、  25aと、プランジ+ 24b、
 25b と、これらを図中左半部位置に弾支するばね
24c、 25cとて構成する。そして、パイロット圧
回路27を室22C923Cに接続し、その途中に夫々
オリフィス28.29を挿入する。これらオリフィス2
8.29と室22C,23Cとの間に夫々ドレンポート
24d、 25dを設置し、これらドレンポートにプラ
ンジャ24b、 25bを対向配置する。
ソレノイド24.25はコイル24a、 25aのOF
F (非通電)時プランジャ24b、 25bを図中左
半部位置に弾支されており、室22c、 23cをドレ
ンポート24d、 25dに通じて無圧状態にするが、
コイル24a、 25aのON(通電)時プランジャ2
4b、 25bを図中右半部位置に電磁吸引されてドレ
インポート24d、 25dの閉塞により室22c、 
23c内にパイロット圧と同じ値の変速圧を発生させる
変速弁22はポート22dを2速サーボアプライ室2S
/Aに、ポート22fを4速サーボアプライ室4S/A
に、又ポート22j をローリバースブレーキLR/B
に夫々接続し、ポート22h、 22iを変速弁23の
ポート23d と共に3速サーボレリーズ室3S/R及
びハイクラッチH/Cに接続する。両変速弁22.23
のポート22e、 23eを回路30によりマニュアル
弁20のポート200に接続し、この回路30は回路3
1によりフォワードクラッチF/Cに接続する。又、両
変速弁22゜23のポー) 221.23gを相互に接
続し、ポート23hを回路32によりマニュアル弁ポー
)201 に接続する。
上記実施例の作用を次に説明する。
運転者が前進自動変速を希望してマニュアル弁20のス
プール20aを図示の如くDレンジ位置にしている間、
回路30に回路26からのライン圧Pt、が出力され、
以下の如くに第1速乃至第4速を自動的に得ることがで
きる。
即ち、ソレノイド24.25のコイル24a、 25a
が共にONされ、プランジャ24b、 25bが図中右
半部位置にあってドレンボート24d、 25dを閉じ
、室22C,23Cに変速圧が供給される時、変速弁2
2.23は共に図中右半部状態となる。この時回路30
からのライン圧はポー)22e、 23eで行止まりと
なり、2速サーボアプライ室2S/Aがポート22d、
 22h、 23dを経てドレンポー)23fに通じ、
3速サーボレリーズ室3S/R及びハイクラッチH/c
がポート23dを経てドレンボート23Fに通じ、4速
サーボアプライ室4S/Aカホート22f、 22i、
 23dを経テトレンポート23fに通じる。一方、回
路30のライン圧は回路31を経てフォワードクラッチ
F/Cに達し、これを作動し続ける。これにより自動変
速機は前記第1表より明らかな如く、フォワードワンウ
ェイクラッチFO/C及びローワンウェイクラッチし0
/Cの自己作動と相俟って第1速を選択することができ
る。
この状態よりソレノイド24(コイル24a)をOFF
すると、プランジャ24bがばね24cにより図中左半
部位置にされてドレンボート24dを開き、室22Cの
変速圧を消失させる。これがため、変速弁22は図中左
半部状態に切り換わり、4速サーボアプライ室4S/A
をドレンボート22gに切換接続して相変わらず無圧状
態に保つも、回路30のライン圧をポー )22e、 
22dより2速サーボアプライ室2S/Aに供給してバ
ンドブレーキB/Bを作動させる。かくて自動変速機は
フォワードクラッチF/Cの作動保持と相俟って前記第
1表より明らかな如く第2速を選択することができる。
この状態よりソレノイド25(コイル25a)をもOF
Fすると、プランジャ25bがばね25Cにより図中左
半部位置にされてドレンボー) 25dを開き、室23
Cの変速圧を消失させる。これがため変速弁23は図中
左半部状態に切換わり、回路30のライン圧をポート2
3e、 23dより3速サーボレリーズ室3S/R及び
ハイクラッチH/Cに供給し、バンドブレーキB/Bを
非作動にすると共にハイクラッチH/Cを作動させる。
これにより自動変速機はフォワードクラッチF/Cの作
動保持と相俟って前記第1表より明らかな如く第3速を
選択することができる。
この状態よりソレノイド24のONにより変速弁22を
再び図中右半部位置に切換えると、2速サーボアプライ
室2S/Aはポート22dを経てポート22hに切換接
続されるも、ポート22hに上記より明らかな如くライ
ン圧が達しているため、相変わらずライン圧の供給を受
は続け、又4速サーボアプライ室4S/Aはポート22
fを経てポート221 に切換接続されるが、ポート2
2i に上記より明らかな如くライン圧が達しているた
め、このライン圧を供給される。よって、ハンドブレー
キB/Bが作動され、自動変速機はフォワードクラッチ
F/C及びハイクラッチH/Cの作動保持と相俟って前
記第1表より明らかな如く第4速を選択することができ
る。
運転者が第4速への変速を禁止するOD禁止スイッチ(
図示せず)を投入すると、ソレノイド24゜25が第4
速への変速を行うことのないようON、 OFF制御さ
れ、同時に第2図におけるオーバーランクラッチOR/
Cが図示せざる回路網により作動され、第3速でのエン
ジンブレーキ走行を可能にする。
運転者がマニュアル弁20を■レンジにすると、前記第
2表から明らかなようにポート20■にも回路26のラ
イン圧が出力される。ボー)20nからのライン圧は図
示せざる回路網を経て所定の場所に達し、一方で第3速
、第4速への変速を禁止すると共に、他方でオーバーラ
ンクラッチOR/Cを作動させて第2速でのエンジンブ
ーキ走行を可能にする。
運転者がマニュアル弁20を■レンジにすると、前記第
2表から明らかなようにポート20Iにも回路26のラ
イン圧が出力される。ポート20Iからのライン圧(第
1速エンジンブレーキレンジ圧)は図示せざる回路網を
経て所定の場所に達し、一方で第2速、第3速、第4速
への変速を禁止する(但しエンジンが過回転する高車速
では一旦第2速を経由する)と共に、他方でオーバーラ
ンクラッチOR/Cを作動させる。更にポート20■か
らのライン圧(第1速エンジンブレーキレンジ圧)は回
路32を経て変速弁23のポー) 23hに達するが、
今第1速又は第2速選択中で変速弁23がいずれにして
も図中右半部状態を保ことがら、ライン圧は更にポート
23hよりポート23gを経てポート221 に達して
いる。
ここで、エンジンが過回転するような高車速のため変速
弁22を図中左半部状態にして第2速を選択していると
、ポート22J がポート221 から遮断され、ドレ
ンポート22kに通じるため、ローリバースブレーキL
R/Bは非作動にされ、これとバンドブレーキB/B 
とが同時に作動されてインターロックが生ずるのを防止
することができる。ところで、その後の車速低下により
変速弁22を図中右半部状態にして第1速を選択すると
、上記の如くポート221 に達していたライン圧はポ
ート22j を経てローリバースブレーキLR/Bに達
し、これを作動させ、前記第1表から明らかな通り第1
速でのエンジンブレーキ走行を可能にする。
なおこの■レンジでは正常ならあり得ないが、電子制御
系の故障等により変速弁22が図中右半部状態、変速弁
23が図中左半部状態となって、バンドブレーキB/B
を作動させる第4速選択状態になると、ローリバースブ
レーキLR/Bはボー) 22j。
221、23gを経てドレンボート23fに通じること
で非作動に保たれ、インターロックが生ずるのをこの場
合も防止することができる。
運転者がマニュアル弁20をRレンジにすと、前記第2
表から明らかな如く回路26のライン圧はポート2OR
のみに出力される。ポート2ORからのライン圧は図示
せざる回路網を経てローリバースブレーキLR/B及び
リバースクラッチR/Cに達し、これらを作動させるこ
とにより後退走行を可能にする。
(発明の効果〉 かくして本発明変速制御装置は上述の如く、個々の電磁
弁(ソレノイド24.25)で切換えられる2個の変速
弁22.23により第1速乃至第4速が得られるように
構成したから、スペース上及びコスト上有利である他、
これら変速弁をロックする必要がないため、ロック用の
保持圧受圧部が両変速弁に不要であり、保持圧回路を含
めて両変速弁のレイアウト自由度が高いと共に、夫々の
設置スペースの確保が容易である。加えて、電磁弁(ソ
レノイド24.25)の故障等により変速弁22.23
が変を供給されなくなっても、この時における両弁22
.23の位置で第3速が選択されるよう構だから、この
ような故障が高速走行中に発生もエンジンが過回転した
り、急激なエンジンーキが作用することを防止すること
ができる。
、両変速弁22.23の第1速選択位置においてら変速
弁を経てマニュアル弁20からの第1速ジンブレーキレ
ンジ(Iレンジ)圧をエンジレーキ用摩擦要素(ローリ
バースブレーキLR/B)給するよう構成し、インター
ロックを防止すととしたから、■レンジ圧がいずれの変
速弁トローツさせる(ロックさせる)必要がない、エン
ジンブレーキ用摩擦要素の作動遅れ、エンジンブレーキ
の効き遅れを生ずることは、危険回避のためマニュアル
弁20を■レンジた時緊急の役に立たなくなるおそれを
確実にすことができる。
面の簡単な説明 1図は本発明変速制御装置の一実施例を示す回路図、 第2図は同装置により変速制御すべき自動変速機の動力
伝達列を示すスケルトン図、 第3図はこの動力伝達列におけるバンドブレーキの断面
図である。
1・・・エンジン出力軸  2・・・変速機人力軸3・
・・トルクコンバータ 4・・・第1遊星歯車組5・・
・第2遊星歯車組  6・・・変速機出力軸H/C・・
・ハイクラッチ  B/B・・・バンドブレーキR/C
・・・リバースクラッチ しR/B・・・ローリバースブレーキ(エンジンブレー
キ用摩擦要素) LD/C・・・ローワンウェイクラッチOR/C・・・
オーバーランクラッチ F/C・・・フォワードクラッチ FO/C・・・フォワードワンウェイクラッチ20・・
・マニュアル弁21・・・パイロット弁22、23・・
・変速弁 24、 25・・・ソレノイド(電磁弁)26・・・ラ
イン圧回路 27・・・パイロット圧回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マニュアル弁の自動変速レンジで各種変速用摩擦要
    素の選択作動により第1速乃至第4速を選択し、マニュ
    アル弁の第1速エンジンブレーキレンジで第1速が選択
    されるよう前記各種変速用摩擦要素を選択作動させると
    共にマニュアル弁からの第1速エンジンブレーキレンジ
    圧によりエンジンブレーキ用摩擦要素を作動させて第1
    速でのエンジンブレーキが得られるようにした自動変速
    機において、 個々の電磁弁で適宜発生させた変速圧により第1位置か
    ら第2位置へ切り換えられる2個の変速弁を設け、 両変速弁の第2位置で第1速が選択されるよう前記各種
    変速用摩擦要素を選択作動させると共に、両変速弁を経
    て前記第1速エンジンブレーキレンジ圧を前記エンジン
    ブレーキ用摩擦要素へ供給可能とし、 両変速弁の第1位置で第3速が選択されるよう前記各種
    変速用摩擦要素を選択作動させ、 一方の変速弁の第1位置と他方の変速弁の第2位置とで
    第2速が選択されるよう前記各種変速用摩擦要素を選択
    作動させ、 前記一方の変速弁の第2位置と前記他方の変速弁の第1
    位置とで第4速が選択されるよう前記各種変速用摩擦要
    素を選択作動させる構成にしたことを特徴とする自動変
    速機の変速制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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