JPS6241232A - 加硫ゴムと他材料との接着方法 - Google Patents
加硫ゴムと他材料との接着方法Info
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- JPS6241232A JPS6241232A JP17946885A JP17946885A JPS6241232A JP S6241232 A JPS6241232 A JP S6241232A JP 17946885 A JP17946885 A JP 17946885A JP 17946885 A JP17946885 A JP 17946885A JP S6241232 A JPS6241232 A JP S6241232A
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- rubber
- resin
- vulcanized rubber
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- ethylene
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業との利用分野〉
本発明は加硫ゴムと他材料との接着方法に関し、詳しく
は加硫ゴム表面に低温プラズマガス処理を施し、該処理
面と他材料とを接着する方法に関するものである。
は加硫ゴム表面に低温プラズマガス処理を施し、該処理
面と他材料とを接着する方法に関するものである。
〈従来技術〉
従来、加硫ゴムと他材料との接着は極性の比較的大きい
ニトリロゴl為、クロロプレンゴムなどの場合はエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂系接着剤を用いである程境はi1
能であった。
ニトリロゴl為、クロロプレンゴムなどの場合はエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂系接着剤を用いである程境はi1
能であった。
また、極性の低い天然ゴム、ポリブタジェンゴム、スチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム等では表面を研摩したり
、@酸あるいはクロム酸などで表面を処理したり、ある
いは有限ハロゲン化合物、次亜塩素酸、ハロゲンガス等
で表面を処理した2表、接着剤を塗布することが行われ
た。
レン−ブタジエン共重合体ゴム等では表面を研摩したり
、@酸あるいはクロム酸などで表面を処理したり、ある
いは有限ハロゲン化合物、次亜塩素酸、ハロゲンガス等
で表面を処理した2表、接着剤を塗布することが行われ
た。
かかる化学的手段も通常反応性に富んだ二重結合を多く
含むゴムには有効であるが、エチレン−プロピレン系ゴ
ム、ブチルゴムのような飽和度の高いゴム、無極性ゴム
に対しては有効な表面処理といえるものがきわめて少な
いのが実情である。
含むゴムには有効であるが、エチレン−プロピレン系ゴ
ム、ブチルゴムのような飽和度の高いゴム、無極性ゴム
に対しては有効な表面処理といえるものがきわめて少な
いのが実情である。
また、上述の従来技術は効果が僅少であるか。
処理が!I1)誰であったり、有機溶剤の使用、過激な
薬剤・ガスの使用等安全衛生上から望ましくないもので
あった。
薬剤・ガスの使用等安全衛生上から望ましくないもので
あった。
〈発明の目的〉
本発明者らは従来技術に於ける問題点を解決、克服する
新しい手段ヒして低温プラズマガス処理法を鋭意研究の
結果、特定のプラズマガスが特定のゴム配合物に対して
きわめて有効な処理効果をもたらし、特定の低温プラズ
マガスで処理したゴム配合物表面と他材料との間に高い
接着力が得られることを見出し1本発明の完成に至った
ものである。
新しい手段ヒして低温プラズマガス処理法を鋭意研究の
結果、特定のプラズマガスが特定のゴム配合物に対して
きわめて有効な処理効果をもたらし、特定の低温プラズ
マガスで処理したゴム配合物表面と他材料との間に高い
接着力が得られることを見出し1本発明の完成に至った
ものである。
すなわち、本発明の目的はその効果が著しいものである
とともに、処理プロセスが本質的にドライプロセスであ
り、したがって安全衛生上からしてもきわめて好ましい
接着方法を提供することを目的とするものである。
とともに、処理プロセスが本質的にドライプロセスであ
り、したがって安全衛生上からしてもきわめて好ましい
接着方法を提供することを目的とするものである。
従来ポリエチレン、ポリプロピレン等の高分子材料をア
ルゴン、窒素等のプラズマガス処理を行ない、塗料との
濡れ性、接着性の改善をはかることは多くの試みがなさ
れている。しかしかかる処理は処理ガスの穫り、処理条
件(圧力、電力、処理容器形状、電極形式、ガス流量等
)、被処理物の種類によって大きく効果が異なるのが実
情である。
ルゴン、窒素等のプラズマガス処理を行ない、塗料との
濡れ性、接着性の改善をはかることは多くの試みがなさ
れている。しかしかかる処理は処理ガスの穫り、処理条
件(圧力、電力、処理容器形状、電極形式、ガス流量等
)、被処理物の種類によって大きく効果が異なるのが実
情である。
かかることは、低温プラズマガス生成が数多くの複雑な
因子に左右され、またプラズマ処理によりもたらされる
効果(灰化、エツチング、官能基の生成、グラフト重合
、電橋等)が共奏的に生じ、その程度も被処理物、上述
の処理条件、ガスの種類等により異なるものと推定され
、したがってプラズマガス処理効果を未知の特定の系に
ついて予aすることはきわめて国連である。
因子に左右され、またプラズマ処理によりもたらされる
効果(灰化、エツチング、官能基の生成、グラフト重合
、電橋等)が共奏的に生じ、その程度も被処理物、上述
の処理条件、ガスの種類等により異なるものと推定され
、したがってプラズマガス処理効果を未知の特定の系に
ついて予aすることはきわめて国連である。
たとえば−例としてポリエチレンテレフタレート樹脂の
表面をテトラフルオロメタンの低温プラズマガスで処理
する場き、プラズマガスを励起する電力が小さいと接水
化がおこり、逆に大きいと親水化がおこり、全く逆の効
果がもたらされることが知られている。
表面をテトラフルオロメタンの低温プラズマガスで処理
する場き、プラズマガスを励起する電力が小さいと接水
化がおこり、逆に大きいと親水化がおこり、全く逆の効
果がもたらされることが知られている。
事実、本発明の過程に於いても、天然ゴムは酸素、窒素
、アルゴン等のプラズマ処理に通常使用されるガスによ
るプラズマ処理ではその効果がほとんどみとめられない
ことを知った。
、アルゴン等のプラズマ処理に通常使用されるガスによ
るプラズマ処理ではその効果がほとんどみとめられない
ことを知った。
〈発明の構成〉
本発明は加硫ゴム表面にハロゲン化炭素水素気化ガスあ
るいはε−カプロチクタム気化ガスによる低温プラズマ
ガス処理を施し、該処理面と他材Uとを接着する加硫ゴ
ムと他材料との接着方法である。
るいはε−カプロチクタム気化ガスによる低温プラズマ
ガス処理を施し、該処理面と他材Uとを接着する加硫ゴ
ムと他材料との接着方法である。
本発明方法に於いて用いられる加硫ゴム配合物としては
、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジェンゴム
、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体ゴム、ブチルゴム、ハロゲン化
ブチルゴム、クロロプレンゴム、イソブチレン−イソプ
レン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム
、ポリノルボルネンゴム、ポリペンテナマー、エチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル−メタクリル酸エステル共重合体ゴム
、ブタジェン−ビニルビリジン共重合体ゴム、ブタジェ
ン−スチレン−ビニルビリジン共重合体ゴム等のゴム単
体あるいはそれらのブレンド物、あるいは上記ゴムに塩
化ビニル等を混合した配合物に加硫(架橋剤)、促進剤
、促進助剤、さらにはゴム工業に於いて通常使用される
充填剤、袖強剤、老化防止剤、着色剤等を加えたものが
あげられる、 上記の配合剤とゴムは、ロールミン、バンバリー等の混
合機でブレンドされ、該ブレンド物は熱プレス等適当な
手段により加硫、架橋とともに成型される。
、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジェンゴム
、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体ゴム、ブチルゴム、ハロゲン化
ブチルゴム、クロロプレンゴム、イソブチレン−イソプ
レン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム
、ポリノルボルネンゴム、ポリペンテナマー、エチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル−メタクリル酸エステル共重合体ゴム
、ブタジェン−ビニルビリジン共重合体ゴム、ブタジェ
ン−スチレン−ビニルビリジン共重合体ゴム等のゴム単
体あるいはそれらのブレンド物、あるいは上記ゴムに塩
化ビニル等を混合した配合物に加硫(架橋剤)、促進剤
、促進助剤、さらにはゴム工業に於いて通常使用される
充填剤、袖強剤、老化防止剤、着色剤等を加えたものが
あげられる、 上記の配合剤とゴムは、ロールミン、バンバリー等の混
合機でブレンドされ、該ブレンド物は熱プレス等適当な
手段により加硫、架橋とともに成型される。
上記の如くにして得られた加硫ゴムは次に低温プラズマ
ガスに1〜数百秒間さらされる。低温プラズマガスは通
常用いられる各種の方法によって発生される。電源とし
て高周波を用いる場合は電極を処理槽の外部(但しこの
とき処理槽は絶縁体)に設置して放電をおこすことも可
能であるが、内部に電極を設ける方式は直流〜高周波の
広い範囲にわたり採用できる。またマイクロ波を用いて
プラズマガスを発生させることもできる。
ガスに1〜数百秒間さらされる。低温プラズマガスは通
常用いられる各種の方法によって発生される。電源とし
て高周波を用いる場合は電極を処理槽の外部(但しこの
とき処理槽は絶縁体)に設置して放電をおこすことも可
能であるが、内部に電極を設ける方式は直流〜高周波の
広い範囲にわたり採用できる。またマイクロ波を用いて
プラズマガスを発生させることもできる。
本発明に於いては、13 、56MI+7.の高周波を
用いて低温プラズマガス処理を行った。
用いて低温プラズマガス処理を行った。
すなわち本発明方法に於いては添付図面に示す如く、真
空弁〈13)を介して真空ボン7(+4)により処理槽
(7)内部をI X I O”2Torr前後まで排気
減圧し、次に真空弁(3)又は(4)を介してガスボン
ベ(1)又は気化3(21により槽m内に所定ガスを真
空計(6)により、0.05〜10Torr程度になる
ように導入する6次に電源(12)よりマツチングボッ
クス(1))を経て13.56MHzの高周波電力を印
加して外部電極喝と対向アース電極(9)間にて槽m内
に低温アラズマを発生させ、予め槽ω内に設置した被処
理体側すなわち加硫ゴム表面を1・−数百秒間処理する
。
空弁〈13)を介して真空ボン7(+4)により処理槽
(7)内部をI X I O”2Torr前後まで排気
減圧し、次に真空弁(3)又は(4)を介してガスボン
ベ(1)又は気化3(21により槽m内に所定ガスを真
空計(6)により、0.05〜10Torr程度になる
ように導入する6次に電源(12)よりマツチングボッ
クス(1))を経て13.56MHzの高周波電力を印
加して外部電極喝と対向アース電極(9)間にて槽m内
に低温アラズマを発生させ、予め槽ω内に設置した被処
理体側すなわち加硫ゴム表面を1・−数百秒間処理する
。
本発明方法に於いて好適に用いられる処理ガスはハロゲ
ン化炭1ヒ水素あるいはε−シカ10ラクタム気fヒガ
スであって、これらのガスをアルゴン、ヘリウム、窒素
、空気、炭酸ガス等で稀釈することもできる。
ン化炭1ヒ水素あるいはε−シカ10ラクタム気fヒガ
スであって、これらのガスをアルゴン、ヘリウム、窒素
、空気、炭酸ガス等で稀釈することもできる。
上述のガスは通常低温プラズマガス処理の効果が得られ
にくい天然ゴJ1又は合成ポリイソプレンゴムに対して
も効果があるほか、中広いゴム種に対し安定かつ強力な
効果が得られる。
にくい天然ゴJ1又は合成ポリイソプレンゴムに対して
も効果があるほか、中広いゴム種に対し安定かつ強力な
効果が得られる。
く実 施 例〉
以下に実施例により本発明をより詳細に説明する。
火−JL、JL 1
天然ゴム(rtss#3)100重竜部、カーボンブラ
ックHAF30重及部、酸化亜鉛5重量部ステアリン酸
1−重量部をロールミル上で10分間混練後、該混線物
にさらに加硫促進剤DM1重量部及び帽1重量部をロー
ル上で3分間混練しつつ加え、厚さ2I1mlのシート
を得た1次に得られた未加硫ゴムシートをモールドに入
れ160°Cにて10分間熱プレスで加硫した。この加
硫ゴムシートからIQ+3>’、5cmの試験片をり]
り出し、ヘキサンで表面を清拭後添附図面に示すプラズ
マガス処理槽■の中央に位!01させ、真空ポン7(+
4)で内部圧力を1O−2Torrとした後、真空弁(
4)を開いてクロロホルムを気化121させて槽■内に
導入し、槽(7)内の圧力をI Torrに調整した0
次に高周波13.56MHzの電力100 wをマッチ
ングボ・ソクス(1))を介して外部電極(へ)に30
0秒間印加した。
ックHAF30重及部、酸化亜鉛5重量部ステアリン酸
1−重量部をロールミル上で10分間混練後、該混線物
にさらに加硫促進剤DM1重量部及び帽1重量部をロー
ル上で3分間混練しつつ加え、厚さ2I1mlのシート
を得た1次に得られた未加硫ゴムシートをモールドに入
れ160°Cにて10分間熱プレスで加硫した。この加
硫ゴムシートからIQ+3>’、5cmの試験片をり]
り出し、ヘキサンで表面を清拭後添附図面に示すプラズ
マガス処理槽■の中央に位!01させ、真空ポン7(+
4)で内部圧力を1O−2Torrとした後、真空弁(
4)を開いてクロロホルムを気化121させて槽■内に
導入し、槽(7)内の圧力をI Torrに調整した0
次に高周波13.56MHzの電力100 wをマッチ
ングボ・ソクス(1))を介して外部電極(へ)に30
0秒間印加した。
かくして低温プラズマガス処理済の加硫ゴムシートをさ
らに巾IC1IX7.5+3の矩財状に切り出し、プラ
ズマガス処理面に共重合→−イロン(白楊社ナイコート
MT−25)のエチルアルコール溶液を塗布し、不織布
で裏打して加熱、乾燥しな。
らに巾IC1IX7.5+3の矩財状に切り出し、プラ
ズマガス処理面に共重合→−イロン(白楊社ナイコート
MT−25)のエチルアルコール溶液を塗布し、不織布
で裏打して加熱、乾燥しな。
この試験片をインストロン型引張試験機(引張試験速度
50龍/1o)で、ゴム−ナイロン間の180°刹離接
着力を測定した。結果は第1表に示す通りであった。
50龍/1o)で、ゴム−ナイロン間の180°刹離接
着力を測定した。結果は第1表に示す通りであった。
なお、第1表に於いては比較のため、プラズマガス未処
理天然ゴム配合物(比較例1)及び通常多用される酸素
、アルゴン、空気、窒素による天然ゴム配合物のプラズ
マガス処理片(比較FA2〜5)についても接着力を測
定したが、比較例2〜5の結果は比較例1とほとんど差
をみとめられなかった。
理天然ゴム配合物(比較例1)及び通常多用される酸素
、アルゴン、空気、窒素による天然ゴム配合物のプラズ
マガス処理片(比較FA2〜5)についても接着力を測
定したが、比較例2〜5の結果は比較例1とほとんど差
をみとめられなかった。
これに対し実施例1に於いては顕著な向上がみとめられ
た。
た。
ゴムとして合成シス−1,4−ポリイソプレンゴムlR
2200<日本会成ゴム株式会社)、共重合ナイロンと
してCM8000 (東し株式会社)を用いた以外は実
施例1と同様にして接着力の測定を行った。
2200<日本会成ゴム株式会社)、共重合ナイロンと
してCM8000 (東し株式会社)を用いた以外は実
施例1と同様にして接着力の測定を行った。
結果は第2表に示す通りであった。
IRゴムは天然ゴムと同様に一般的にはプラズマガス処
理効果があられれにくいが(比較例6及び7)、本発明
によるトリクレン気化ガスの場合には接着力の向上がみ
とめられ、プラズマ処理に大きな効果が発揮された。
理効果があられれにくいが(比較例6及び7)、本発明
によるトリクレン気化ガスの場合には接着力の向上がみ
とめられ、プラズマ処理に大きな効果が発揮された。
・ 〜 1
ゴムとして天然ゴム、合成シス−1,4−ポリイソプレ
ン、シス−1,4ポリブタジエン、1.2−ポリブタジ
ェン、クロロプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、
ブタジェン−アクリロ−ニトリル共重合体、エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体、イソブチレン−イソ
プレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体とポリ塩化ビニルのブレンド物を使用し、ε−カプロ
ラクタム気化ガスを用いる以外は実施例1と同様にして
加硫ゴム配合物をシート化し、プラズマガス処理を行っ
た。
ン、シス−1,4ポリブタジエン、1.2−ポリブタジ
ェン、クロロプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、
ブタジェン−アクリロ−ニトリル共重合体、エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体、イソブチレン−イソ
プレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体とポリ塩化ビニルのブレンド物を使用し、ε−カプロ
ラクタム気化ガスを用いる以外は実施例1と同様にして
加硫ゴム配合物をシート化し、プラズマガス処理を行っ
た。
プラズマガス処理ゴムシー1−の処理面に接合する樹脂
として液化ウレタン樹脂を用いて加熱、硬化させた。す
なわちポリエーテル主鎖の両末端にイソシアネート基を
有するウレタンプレポリマー(デュポン、アジブレン2
13)を減圧加熱下に脱水、脱泡した後、4.4−メチ
レン−2−クロルアニリンを添加、攪拌し、この液状混
合物をプラズマ処理面に積層(不織布で裏打)し、10
0°Cのオーブン中で3時間加熱、硬化させた。
として液化ウレタン樹脂を用いて加熱、硬化させた。す
なわちポリエーテル主鎖の両末端にイソシアネート基を
有するウレタンプレポリマー(デュポン、アジブレン2
13)を減圧加熱下に脱水、脱泡した後、4.4−メチ
レン−2−クロルアニリンを添加、攪拌し、この液状混
合物をプラズマ処理面に積層(不織布で裏打)し、10
0°Cのオーブン中で3時間加熱、硬化させた。
次にこの積層体より巾1 cm 、長さ7.51の短冊
試験片を切り出し、実施例1と同様にして剥離接着力を
測定した。結果は第3表に示す通りであった。
試験片を切り出し、実施例1と同様にして剥離接着力を
測定した。結果は第3表に示す通りであった。
箪 3 表
]
〕
零いずれも日本合成ゴム礼装
第3表よりε−カプロラクタムの気化ガスプラズマ処理
は広汎なゴム種の接着性改良に有効であることが明らか
であった。
は広汎なゴム種の接着性改良に有効であることが明らか
であった。
支−16〜 8
ε−カプロラクタムの代りにトリクレン気化ガスを使用
した以外はすべて実施例3〜15と同様にして剥離接着
力の測定を行った。結果は第4表に示す通りであった。
した以外はすべて実施例3〜15と同様にして剥離接着
力の測定を行った。結果は第4表に示す通りであった。
第4表の結果よりトリクレンの気化ガスプラズマ処理は
広汎なゴム種の接着性改善に有効であることが明らかで
あった。
広汎なゴム種の接着性改善に有効であることが明らかで
あった。
第 4 表
実−JL−@上■
合成シス−1、・1−ポリイソプレ〉′、スチレン−ブ
タジエン共重合体あるいはNBR24O3をゴム種とす
る加硫ゴム配合物をトリクレンあるいはε−カグロラク
タムの気化ガスにて低温プラズマガス処理したゴムシー
トに共重合ナイロンCMsooo <東し株式会社)フ
ィルムを130°Cでホットメルト方式(予備加!!!
、5分、圧着5分)で接着させ、実施例1と同様にして
、接着力を測定した。
タジエン共重合体あるいはNBR24O3をゴム種とす
る加硫ゴム配合物をトリクレンあるいはε−カグロラク
タムの気化ガスにて低温プラズマガス処理したゴムシー
トに共重合ナイロンCMsooo <東し株式会社)フ
ィルムを130°Cでホットメルト方式(予備加!!!
、5分、圧着5分)で接着させ、実施例1と同様にして
、接着力を測定した。
結果は第5表に示す通りであっな7
7!S5表
添附図面は本発明方法の実施にあたり使用される低温プ
ラズマガス処理装置の一例を示す概略図である。 なお1図示された主要部と符号との対応関係は以丁の通
りである。 1−−ガスボンベ、2−一気化器、 3.4.13−一真空弁、6−真空計、7−処理槽、8
−一タト部電極、9一対向アース電極、1o−被処理体
、1)−マツチングボックス、12−一高周波電源。 14□真空ボン1
ラズマガス処理装置の一例を示す概略図である。 なお1図示された主要部と符号との対応関係は以丁の通
りである。 1−−ガスボンベ、2−一気化器、 3.4.13−一真空弁、6−真空計、7−処理槽、8
−一タト部電極、9一対向アース電極、1o−被処理体
、1)−マツチングボックス、12−一高周波電源。 14□真空ボン1
Claims (5)
- (1)加硫ゴム表面にハロゲン化炭化水素気化ガスある
いはε−カプロラクタム気化ガスによる低温プラズマガ
ス処理を施し、該処理面と他材料とを接着することを特
徴とする加硫ゴムと他材料との接着方法。 - (2)特許請求の範囲(1)記載の接着方法に於いて、
ハロゲン化炭化水素がトリクレンあるいはクロロホルム
であることを特徴とする加硫ゴムと他材料との接着方法
。 - (3)特許請求の範囲(1)又は(2)記載の接着方法
に於いて、加硫ゴムが天然ゴム、ポリイソプレンゴム、
ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、ブチ
ルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、クロロブレンゴム、イ
ソブチレン−イソプレン共重合体ゴム、エチレン−プロ
ピレン共重合体ゴム、ポリノルボルネンゴム、ポリペン
テナマー、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体
ゴム、ブタジエン−アクリロニトリル−メタクリル酸エ
ステル共重合体ゴム、ブタジエン−ビニルピリジン共重
合体ゴム、ブタジエン−スチレン−ビニルピリジン共重
合体ゴム等のゴム単体あるいはそれらのブレンド物、あ
るいは上記ゴムに塩化ビニル等を混合した配合物からな
ることを特徴とする加硫ゴムと他材料との接着方法。 - (4)特許請求の範囲(1)〜(3)のいずれか1つに
記載の接着方法に於いて、他材料がエポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂、フェノール樹脂、ポリ(
メタ)アクリル樹脂、ポリシアノアクリレート樹脂、エ
チレン−アクリル酸共重合体樹脂、ABS樹脂、AES
樹脂、あるいはそれらのブレンド物であることを特徴と
する加硫ゴムと他材料との接着方法。 - (5)特許請求の範囲(1)〜(3)のいずれか1つに
記載の接着方法に於いて、低温プラズマガスで処理した
加硫ゴム表面に他材料を接着する際、上記の低温プラズ
マガスで処理した加硫ゴム表面に、接着剤としてエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、フェノール
樹脂、ポリ(メタ)アクリル樹脂、ポリシアノアクリレ
ート樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、ABC
樹脂、AES樹脂、あるいはそれらのブレンド物を塗布
することを特徴とする加硫ゴムと他材料との接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946885A JPH0625261B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 加硫ゴムと他材料との接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946885A JPH0625261B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 加硫ゴムと他材料との接着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241232A true JPS6241232A (ja) | 1987-02-23 |
JPH0625261B2 JPH0625261B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16066373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17946885A Expired - Fee Related JPH0625261B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 加硫ゴムと他材料との接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625261B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284649A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-11-01 | Uinzu:Kk | 大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法 |
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