JPS6241077B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6241077B2
JPS6241077B2 JP56164086A JP16408681A JPS6241077B2 JP S6241077 B2 JPS6241077 B2 JP S6241077B2 JP 56164086 A JP56164086 A JP 56164086A JP 16408681 A JP16408681 A JP 16408681A JP S6241077 B2 JPS6241077 B2 JP S6241077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
pick
applicator
amount
applicator roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56164086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5867381A (ja
Inventor
Kohei Takase
Sadao Hirano
Akinobu Shiga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP16408681A priority Critical patent/JPS5867381A/ja
Publication of JPS5867381A publication Critical patent/JPS5867381A/ja
Publication of JPS6241077B2 publication Critical patent/JPS6241077B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗装鋼板等の製造設備に使用される
ロール式コータマシンの塗装膜厚調整方法に関す
るものである。
従来のコータマシンは、一般に金属製とされ塗
料パン内の塗料をかき上げるピツクアツプロール
と、このピツクアツプロール上の塗料を受けとり
帯板に塗工するゴムライニングを施したアプリケ
ータロールからなり、両ロールを一定間隔にセツ
トした状態のもとで移送されている帯板にアプリ
ケータロールで塗装するようにしている。そし
て、塗装膜厚の調整は帯板移送速度に対するコー
タのロール回転数及びロール間隔を作業者が適宜
変更して行なつている。
近年、塗装金属帯板の需要の増大と共に塗装自
体の高品質化ならびに省エネルギーの観点から塗
装膜厚みの均一化が要求されている。帯板上に形
成される塗装膜厚量は塗工するアプリケータロー
ルの材質・表面硬さ・ロール外径膨潤性や使用さ
れる塗料の種類・成分・混合比・希釈率等の他、
ロールやロール支持体の剛性(撓み量)、ロール
加工誤差によつて影響を受ける。特に大きく影響
する不安定要因はロール外径膨潤性で、ゴムライ
ニングを施したアプリケータロールは第1,2図
に示す如く、塗料に含まれているシンナーの膨潤
作用によりその外径が時間の経過と共に膨張変化
し、その硬度も漸減するので、ピツクアツプロー
ル・アプリケータロール間のロール軸芯間隔を一
定位置に設定している場合には、ロール外周での
相互の押しつけ力(ロール間の接触圧力)は時間
の経過と共に変化し、アプリケータロールとピツ
クアツプロールとの間での絞り量が変化するので
その結果、アプリケータロールが受けとる塗料量
は一定とならず塗工された帯板上の塗膜厚が変動
する不都合がある。(第1図は横軸にシンナー浸
潰時間(T)を、縦軸にアプリケータロールの外
径寸法を表示している。又、第2図は横軸にシン
ナー浸潰時間(T)を、縦軸にアプリケータロー
ルの硬度(ゴムシヨア硬さ)を表示している。) 従来装置では上記不都合を解消する方策として
作業者が勘で時間経過と共に適宜ロール位置を変
更してアプリケータロールの経時変化量を補正し
ており、塗装膜厚量は作業者の経験度・熟練度に
よつて大きく左右される欠点があつた。
本発明は上記の欠点を解消するため、アプリケ
ータロールの経時変化を究明してなされたもので
ピツクアツプロールとアプリケータロールとの間
の押圧力をピツクアツプロール両端の軸受部に介
装したそれぞれの計測器で計測し、この両計測押
圧力がバランスし、かつ、常時略一定になるよう
ピツクアツプロールの位置・傾斜量を変更させて
アプリケータロールに生じる経時変化量や撓み量
が自動的に補正できるロール式コータマシンの塗
装膜厚調整方法を提供しようとするものである。
以下、その実施例を第3,4図に示す2ロール
式コータマシンについて説明すると、図中1は帯
板2を案内するロールである。3はその外周にゴ
ムあるいはウレタン系合成樹脂がライニングされ
たアプリケータロールで、スライダ5上に支持さ
れており、機台に装着されたウオームジヤツキ6
にてスライダ5が移動されるとアプリケータロー
ル3が帯板2に対し接当・離反するようになつて
いる。7は前記スライダ5上に摺動可能に載置さ
れたスライダで、スライダ5上に固着された2組
のウオームジヤツキ8,8′で移動されるように
なつており、このスライダ7には金属製ピツクア
ツプロール4がアプリケータロール3の半径方向
に対向して摺動支持されている。9はスライダ7
に設けられたコ字形摺動支持具、10は摺動支持
具9に嵌入された軸受部材である。11,11′
はピツクアツプロール4両端部における軸受部材
10と摺動支持具9との間に設けられたロードセ
ルである。12は塗料パンを示す。前記ロール
3,4は図外駆動装置に接続され駆動回転される
ようになつている。13は制御装置、14は押圧
力設定器、15,15′はウオームジヤツキ8,
8′を同時にあるいは個別に駆動するモータであ
る。そして、ピツクアツプロール4とアプリケー
タロール3との間の押圧力すなわちピツクアツプ
ロール4を支える反力をピツクアツプロール両端
軸受部に介装したロードセル11,11′で検出
し、両ロードセル11,11′の検出荷重がバラ
ンスすると共に常時一定になるようアプリケータ
ロール3に対するピツクアツプロール4の位置及
び傾斜度合を、ロードセル信号と押圧力設定器1
4の設定量とを比較演算する制御装置13、モー
タ15,15′、ウオームジヤツキ8,8′による
スライダ7の移動によつて変更する構造としてい
る。尚、ピツクアツプロール4の傾斜量調整は螺
合部や摺動部のガタの範囲で行なわれる。ここ
で、ピツクアツプロールの両軸受部に計測器を介
装する理由として(1)アプリケータロールの膨潤に
より生じるピツクアツプロールとアプリケーシヨ
ンロール間のニツプ圧力の変化を計測するには、
ロール交換頻度の低いピツクアツプロール側に入
れる方が計測し易いこと、(2)ロール変化を直接ピ
ツクアツプするのはそれに近い方が良いこと、(3)
アプリケーシヨンロールの初期不良(例えば研磨
のバラツキ等)についても両方に計測器を介装す
ることにより吸収することが出来ることを挙げる
ことができる。
本発明はこのように構成されているので、アプ
リケータロール3の経時変化すなわちロール外径
漸増及びロール硬度漸減は全てロードセル11,
11′にてロール間の反力変化としてとらえられ
る。又アプリケータロール3が研磨誤差でテーパ
形状になつていたり、撓みを生じた場合にもロー
ル間の反力変化として計測される。そして、両ロ
ードセル11,11′での検出値がバランスしか
つ常時一定値になるようロール間隔及びロール傾
斜量が変更される結果、ロール外周での相互の押
しつけ力(ロール間の接触圧力)は安定するので
アプリケータロール3に転写される塗膜厚みを一
定に保つことが可能となる。
従つて、本発明によると、作業者の勘による補
正作業が一掃でき、均一な塗膜厚を有する帯板が
安定して製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はアプリケータロールのシンナー浸
潰時間に対する外径及び硬度の経時変化を示す
図、第3,4図は本発明に係るロール式コータマ
シン塗装膜厚調整方法の概略説明図である。 3…アプリケータロール、4…ピックアツプロ
ール、11,11′…ロードセル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ピツクアツプロールとアプリケータロールと
    の間の押圧力をピツクアツプロール両端の軸受部
    に介装したそれぞれの計測器で計測し、この両計
    測押圧力がバランスしかつ常時一定になるようピ
    ツクアツプロールの位置、傾斜量を変更させて、
    アプリケータロールに生じる径時変化量や撓み量
    を自動的に補正するようにしたことを特徴とする
    ロール式コータマシンの塗装膜厚調整方法。
JP16408681A 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ル式コ−タマシンの塗装膜厚調整方法 Granted JPS5867381A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16408681A JPS5867381A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ル式コ−タマシンの塗装膜厚調整方法

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JP16408681A JPS5867381A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ル式コ−タマシンの塗装膜厚調整方法

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Publication Number Publication Date
JPS5867381A JPS5867381A (ja) 1983-04-21
JPS6241077B2 true JPS6241077B2 (ja) 1987-09-01

Family

ID=15786505

Family Applications (1)

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JP16408681A Granted JPS5867381A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ル式コ−タマシンの塗装膜厚調整方法

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Families Citing this family (4)

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JPS62201669A (ja) * 1986-03-01 1987-09-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd ロ−ルコ−タの制御方法およびロ−ルコ−タ
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JPS55167065A (en) * 1979-06-13 1980-12-26 Taiyo Seikou Kk Painting method
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JPS56103424A (en) * 1980-01-22 1981-08-18 Toshiba Corp Plasma etching method

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JPS5867381A (ja) 1983-04-21

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