JPS6240958B2 - - Google Patents
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- JPS6240958B2 JPS6240958B2 JP53104798A JP10479878A JPS6240958B2 JP S6240958 B2 JPS6240958 B2 JP S6240958B2 JP 53104798 A JP53104798 A JP 53104798A JP 10479878 A JP10479878 A JP 10479878A JP S6240958 B2 JPS6240958 B2 JP S6240958B2
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- Japan
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- pulse
- rotor
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- motor
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P8/00—Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
- H02P8/14—Arrangements for controlling speed or speed and torque
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子的整流を利用する直流モータ、
特にモータの誘導起電力を整流スイツチングに利
用するブラシレス直流モータに関する。
特にモータの誘導起電力を整流スイツチングに利
用するブラシレス直流モータに関する。
[従来の技術とその問題点]
整流入力によつて作動する直流モータがトルク
特性、大きさ、重量及び応答特性に関して交流又
は同期タイプのモータよりもすぐれていること
は、公知である。しかし、直流モータに必要な整
流子及びブラシには、ブラシが摩耗し、高周波ノ
イズを発生し、モータの製造コストを大幅に増大
させるという欠点がある。回転子位置を感知する
外部センサを利用して永久磁石モータをブラシレ
ス直流モータとして動作させるために、種々の回
路が開発されている。このセンサは、固定子巻線
に順次給電するための整流に利用される。例え
ば、ホール効果装置や光学エンコーダのようなセ
ンサが整流を提供するのに利用されて来た。固定
子巻線に対する永久磁界の回転によつて発生する
誘導又は逆起電力の波形を、回転子位置の指示に
利用できることも認識されている。逆起電力の利
用には、補足的な素子センサを全く必要としない
と云う利点がある。多数の整流セグメントが含ま
れる場合に、最大トルク及び効率を得るために重
要な問題となる整列の問題がない。しかしこの公
知方式には、逆起電力信号が発生する前にモータ
を回転させねばならないという欠点がある。即
ち、この種公知の方式に属する直流モータではな
んらかの起動機構を必要とする。
特性、大きさ、重量及び応答特性に関して交流又
は同期タイプのモータよりもすぐれていること
は、公知である。しかし、直流モータに必要な整
流子及びブラシには、ブラシが摩耗し、高周波ノ
イズを発生し、モータの製造コストを大幅に増大
させるという欠点がある。回転子位置を感知する
外部センサを利用して永久磁石モータをブラシレ
ス直流モータとして動作させるために、種々の回
路が開発されている。このセンサは、固定子巻線
に順次給電するための整流に利用される。例え
ば、ホール効果装置や光学エンコーダのようなセ
ンサが整流を提供するのに利用されて来た。固定
子巻線に対する永久磁界の回転によつて発生する
誘導又は逆起電力の波形を、回転子位置の指示に
利用できることも認識されている。逆起電力の利
用には、補足的な素子センサを全く必要としない
と云う利点がある。多数の整流セグメントが含ま
れる場合に、最大トルク及び効率を得るために重
要な問題となる整列の問題がない。しかしこの公
知方式には、逆起電力信号が発生する前にモータ
を回転させねばならないという欠点がある。即
ち、この種公知の方式に属する直流モータではな
んらかの起動機構を必要とする。
逆起電力を利用する公知の方式による直流モー
タは応答特性が劣り、外部センサを利用する方式
のものは確実性を欠く。この種の公知方式に属す
る直流モータの実例としては、米国特許第
3304481号及び第3611081号に開示されたようなも
のがある。逆起電力に呼応して電圧を発生させる
ために、固定子巻線と直列の抵抗を利用する方式
は、1977年2月刊行の、プロダクツ・エンジニア
リングの第47−49頁におけるJ.R.FRUS及びB.C.
KUOの≪ステツプモータ制御回路における波形
感知閉ループ回路≫と題する論文に記載されてい
る。しかし、これらの公知回路は、最大トルクを
得られるようにするために速度に基づくなんらか
の回路調定が必要か、又は一度に給電される固定
子巻線が1つに制限されるから、完全に満足すべ
きものではない。
タは応答特性が劣り、外部センサを利用する方式
のものは確実性を欠く。この種の公知方式に属す
る直流モータの実例としては、米国特許第
3304481号及び第3611081号に開示されたようなも
のがある。逆起電力に呼応して電圧を発生させる
ために、固定子巻線と直列の抵抗を利用する方式
は、1977年2月刊行の、プロダクツ・エンジニア
リングの第47−49頁におけるJ.R.FRUS及びB.C.
KUOの≪ステツプモータ制御回路における波形
感知閉ループ回路≫と題する論文に記載されてい
る。しかし、これらの公知回路は、最大トルクを
得られるようにするために速度に基づくなんらか
の回路調定が必要か、又は一度に給電される固定
子巻線が1つに制限されるから、完全に満足すべ
きものではない。
[発明の概要]
本発明は、外部センサを併用せずに交流又はス
テツプモータを整流することのできる新規な回路
を提供しようとするものである。本発明は、モー
タの速度や供給電圧変動に影響されない整流信号
を発生させるのに、永久磁石回転子によつて固定
子巻線中に誘導される逆起電力を利用するもので
ある。整流信号は、正確な整流点と同期するよう
に、固定子位置と正確に対応させる。即ち、整流
信号はモータ速度に関係なく最大トルクを得るた
めにスイツチングが行なわれる角度位置を正確に
指示するようにしてある。整流信号は単一チヤン
ネルで形成されるから、信号の処理及び制御が簡
単になる。モータ巻線の時定数を小くするためス
テツプモータ制御の為に通常使用される直列抵抗
は不要である。1回転ごとの整流パルス数は、モ
ータ設計によつてのみ制限される。
テツプモータを整流することのできる新規な回路
を提供しようとするものである。本発明は、モー
タの速度や供給電圧変動に影響されない整流信号
を発生させるのに、永久磁石回転子によつて固定
子巻線中に誘導される逆起電力を利用するもので
ある。整流信号は、正確な整流点と同期するよう
に、固定子位置と正確に対応させる。即ち、整流
信号はモータ速度に関係なく最大トルクを得るた
めにスイツチングが行なわれる角度位置を正確に
指示するようにしてある。整流信号は単一チヤン
ネルで形成されるから、信号の処理及び制御が簡
単になる。モータ巻線の時定数を小くするためス
テツプモータ制御の為に通常使用される直列抵抗
は不要である。1回転ごとの整流パルス数は、モ
ータ設計によつてのみ制限される。
本発明のモータ制御回路の上記及びその他の利
点は、直流電源を挾んで、オーバラツプする時間
シーケンスでスイツチされる4つの固定子巻線を
具備する永久磁石式ステツプモータの固定子巻線
に発生する逆起電力に応答する回転子位置センサ
を設けることによつて達成される。センサは、電
源及び2つの固定子巻線に直列に接続する第1の
巻線と、電源及び残る2つの固定子巻線に直列に
接続する第2の巻線との一対の巻線を有する変圧
器を含み、両巻線の電圧を比較し、両電圧が等し
くなるごとに整流パルスを発生させる。経験に照
らして、変圧器の両巻線の電圧が等しくなつた時
に固定子巻線のスイツチングが行なわれると、い
かなる負荷条件下にあつても最大トルクが維持さ
れることが確認された。整流パルスは、処理回路
を介して個々の固定子巻線の供給電圧スイツチン
グに利用される。処理回路は、起動シーケンスを
開始させる手段、モータ速度を制限する(同期動
作)手段及び有害な干渉を排除する手段を含む。
点は、直流電源を挾んで、オーバラツプする時間
シーケンスでスイツチされる4つの固定子巻線を
具備する永久磁石式ステツプモータの固定子巻線
に発生する逆起電力に応答する回転子位置センサ
を設けることによつて達成される。センサは、電
源及び2つの固定子巻線に直列に接続する第1の
巻線と、電源及び残る2つの固定子巻線に直列に
接続する第2の巻線との一対の巻線を有する変圧
器を含み、両巻線の電圧を比較し、両電圧が等し
くなるごとに整流パルスを発生させる。経験に照
らして、変圧器の両巻線の電圧が等しくなつた時
に固定子巻線のスイツチングが行なわれると、い
かなる負荷条件下にあつても最大トルクが維持さ
れることが確認された。整流パルスは、処理回路
を介して個々の固定子巻線の供給電圧スイツチン
グに利用される。処理回路は、起動シーケンスを
開始させる手段、モータ速度を制限する(同期動
作)手段及び有害な干渉を排除する手段を含む。
時計方向動作又は反時計方向動作の何れにおい
ても整流信号と固定子駆動電圧との間に適正な位
相関係が成立するように、整流信号の位相を制御
する位相制御回路を組込む。この位相制御回路
は、動作の加速及び減速モードをも制御する。
ても整流信号と固定子駆動電圧との間に適正な位
相関係が成立するように、整流信号の位相を制御
する位相制御回路を組込む。この位相制御回路
は、動作の加速及び減速モードをも制御する。
[実施例]
以下添付図面に従つて本発明を詳述する。
第1図において、10は永久磁石回転子12と
多相固定子、好ましくは4相固定子14,16,
18,20とを具備するステツプモータである。
永久磁石回転子が好ましいが、可変リラクタンス
回転子を採用することも可能である。本発明は同
期モータ又は広角度ステツプモータに応用できる
が、例えば米国特許第3519859号明細書に開示さ
れている狭角度ステツプモータの作動にもよく適
している。例えば角度が1.8度、即ち1回転に200
回の整流を必要とするステツプモータは、特に本
発明を応用するのに好適である。
多相固定子、好ましくは4相固定子14,16,
18,20とを具備するステツプモータである。
永久磁石回転子が好ましいが、可変リラクタンス
回転子を採用することも可能である。本発明は同
期モータ又は広角度ステツプモータに応用できる
が、例えば米国特許第3519859号明細書に開示さ
れている狭角度ステツプモータの作動にもよく適
している。例えば角度が1.8度、即ち1回転に200
回の整流を必要とするステツプモータは、特に本
発明を応用するのに好適である。
モータ10は、正入力端子22及びアース端子
24間に接続された適当な直流電源によつて駆動
される。固定子巻線14,16,18,20に
は、それぞれ一連のトランジスタ・スイツチ2
6,28,30及び32をスイツチング手段とし
て接続し、これらを介して各固定子巻線は電源に
接続されている。これらのスイツチ26,28,
30,32は、一対のフリツプ・フロツプ36及
び同38により適当な駆動回路34を介して一対
ずつ操作される。即ち、スイツチ26及び同28
は、低速動作の条件下ではほぼ一定の周期で交互
にスイツチされるようにフリツプ・フロツプ38
によつて制御される。同様に、スイツチ30及び
同32も交互に、但しスイツチ26及び同28と
は90゜だけ位相がずれてスイツチされる。4つの
固定子巻線14,16,18,20のスイツチン
グ波形を第3図のAからDまでに示した。
24間に接続された適当な直流電源によつて駆動
される。固定子巻線14,16,18,20に
は、それぞれ一連のトランジスタ・スイツチ2
6,28,30及び32をスイツチング手段とし
て接続し、これらを介して各固定子巻線は電源に
接続されている。これらのスイツチ26,28,
30,32は、一対のフリツプ・フロツプ36及
び同38により適当な駆動回路34を介して一対
ずつ操作される。即ち、スイツチ26及び同28
は、低速動作の条件下ではほぼ一定の周期で交互
にスイツチされるようにフリツプ・フロツプ38
によつて制御される。同様に、スイツチ30及び
同32も交互に、但しスイツチ26及び同28と
は90゜だけ位相がずれてスイツチされる。4つの
固定子巻線14,16,18,20のスイツチン
グ波形を第3図のAからDまでに示した。
従来の駆動回路では固定子巻線は電源の共通端
子に接続されているが、本発明では、変圧器40
からなる回転子位置感知回路が設けられ、その第
1巻線42を固定子巻線14及び同16並びに電
源の一方の端子にそれぞれ直列接続してある。変
圧器40の第2巻線44は、電源と巻線18及び
同20との間に直列接続してある。感知回路の変
圧器40からは、第3巻線46により、又は巻線
42及び同44と固定子巻線との間の共通接続点
E及びF間で、出力信号が得られる。
子に接続されているが、本発明では、変圧器40
からなる回転子位置感知回路が設けられ、その第
1巻線42を固定子巻線14及び同16並びに電
源の一方の端子にそれぞれ直列接続してある。変
圧器40の第2巻線44は、電源と巻線18及び
同20との間に直列接続してある。感知回路の変
圧器40からは、第3巻線46により、又は巻線
42及び同44と固定子巻線との間の共通接続点
E及びF間で、出力信号が得られる。
D型フリツプ・フロツプ36及び同38のクロ
ツク端子にはスイツチ47からクロツク信号が供
給されるが、フリツプ・フロツプ36のQ出力は
排他的ノア・ゲート92を介してフリツプ・フロ
ツプ38のD端子に接続されて入力し、フリツ
プ・フロツプ38のQ出力は排他的ノア・ゲート
90を介してフリツプ・フロツプ36のD端子に
接続されて入力する。排他的ノア・ゲート90,
92の別の入力側には、後述する如く、モータ回
転方向を指示する切換スイツチ62が接続されて
いる。排他的ノア・ゲート90及び同92は、ス
イツチ62が順方向側に接続されるときには、フ
リツプ・フロツプ36,38のQ出力に何らの影
響を与えず、スイツチ62が逆方向側に接続する
ときには、これらがインバータとして作用する。
ツク端子にはスイツチ47からクロツク信号が供
給されるが、フリツプ・フロツプ36のQ出力は
排他的ノア・ゲート92を介してフリツプ・フロ
ツプ38のD端子に接続されて入力し、フリツ
プ・フロツプ38のQ出力は排他的ノア・ゲート
90を介してフリツプ・フロツプ36のD端子に
接続されて入力する。排他的ノア・ゲート90,
92の別の入力側には、後述する如く、モータ回
転方向を指示する切換スイツチ62が接続されて
いる。排他的ノア・ゲート90及び同92は、ス
イツチ62が順方向側に接続されるときには、フ
リツプ・フロツプ36,38のQ出力に何らの影
響を与えず、スイツチ62が逆方向側に接続する
ときには、これらがインバータとして作用する。
フリツプ・フロツプ36,38及び排他的ノ
ア・ゲート90,92のこのように接続により、
フリツプ・フロツプ36と同38は、クロツク・
パルスに応答して90゜位相のずれた信号を形成す
る。第3図のAに示す波形は、フリツプ・フロツ
プ38のQ出力に対応し、同じくBは同38のQ
出力に対応し、同様にCは同36のQ出力に対応
し、またDは同36のQ出力に対応する。
ア・ゲート90,92のこのように接続により、
フリツプ・フロツプ36と同38は、クロツク・
パルスに応答して90゜位相のずれた信号を形成す
る。第3図のAに示す波形は、フリツプ・フロツ
プ38のQ出力に対応し、同じくBは同38のQ
出力に対応し、同様にCは同36のQ出力に対応
し、またDは同36のQ出力に対応する。
スイツチ47をセツトすることによりフリツ
プ・フロツプ36及び同38が外部クロツクによ
りトリガされ、且つ、変圧器40の巻線42及び
44間に相互結合関係がない場合を想定すると、
共通接続点E,Fにおける波形は、それぞれ第3
図のE′とF′に示すような波形となる。即ち、比
較感知回路の接続点E及び同Fにおける電圧は、
90゜の位相ずれを呈し、逆起電力信号を生ずる。
比較感知回路の変圧器40の巻線間を相互に結合
した場合には、接続点E及びFにおける電圧は前
記電圧波形E′及びF′の合成として、ほぼ第3図
のE,Fに示すような波形となる。互いに180゜
の位相ずれを有するこれらの波形の振幅及び周波
数は、回転子の角速度を表わす。固定子駆動信号
に対するこれらの信号の位相は、固定子に対する
回転子の角位置を表わす。例えば、モータの負荷
が変化すると、接続点E及びFにおける電圧の位
相が固定子駆動信号に対してシフトする。
プ・フロツプ36及び同38が外部クロツクによ
りトリガされ、且つ、変圧器40の巻線42及び
44間に相互結合関係がない場合を想定すると、
共通接続点E,Fにおける波形は、それぞれ第3
図のE′とF′に示すような波形となる。即ち、比
較感知回路の接続点E及び同Fにおける電圧は、
90゜の位相ずれを呈し、逆起電力信号を生ずる。
比較感知回路の変圧器40の巻線間を相互に結合
した場合には、接続点E及びFにおける電圧は前
記電圧波形E′及びF′の合成として、ほぼ第3図
のE,Fに示すような波形となる。互いに180゜
の位相ずれを有するこれらの波形の振幅及び周波
数は、回転子の角速度を表わす。固定子駆動信号
に対するこれらの信号の位相は、固定子に対する
回転子の角位置を表わす。例えば、モータの負荷
が変化すると、接続点E及びFにおける電圧の位
相が固定子駆動信号に対してシフトする。
経験に照らすと、接続点E及びFにおける電圧
(第3図のEとF)が等振幅の時に整流が行なわ
れると、最大トルクが得られる。即ち、接続点E
及びFを例えば高利得演算増幅器から成る比較回
路50に接続することにより整流信号を得る。比
較回路50の信号供給源として第3巻線46を利
用することもできる。いずれの場合にも、比較回
路50の出力波形(第3図のG)は、第3図の
E,Fの波形が等振幅の時点、即ち、変圧器の正
味流量がゼロを通過する時点と交差するほぼ対応
する方形波となる。比較回路50の方形波出力電
圧(第3図のG)の位相は、例えばモータ負荷が
変化する場合のように固定子駆動信号に対する回
転子の角位置が変化するとシフトする。
(第3図のEとF)が等振幅の時に整流が行なわ
れると、最大トルクが得られる。即ち、接続点E
及びFを例えば高利得演算増幅器から成る比較回
路50に接続することにより整流信号を得る。比
較回路50の信号供給源として第3巻線46を利
用することもできる。いずれの場合にも、比較回
路50の出力波形(第3図のG)は、第3図の
E,Fの波形が等振幅の時点、即ち、変圧器の正
味流量がゼロを通過する時点と交差するほぼ対応
する方形波となる。比較回路50の方形波出力電
圧(第3図のG)の位相は、例えばモータ負荷が
変化する場合のように固定子駆動信号に対する回
転子の角位置が変化するとシフトする。
モータ10の回転を閉ループ制御する場合、ス
イツチ47を外部クロツク・パルス供給源から後
述の内部クロツク・パルス供給源へ切換え、比較
回路50の出力から得られる整流信号(第3図の
G)を利用してフリツプ・フロツプ36及び同3
8のスイツチングを制御する。整流信号は先ず位
相制御回路52に供給され、この制御回路52
は、単極性タイミング信号を発生すると共に、モ
ータが反転又は減速モードで動作するときに確実
に整流が行なわれるようにする。位相制御回路5
2は、2つの入力制御ゲート54及び同56を含
む4つの排他的オア・ゲートを有する簡単な論理
回路であり、入力制御ゲート54及び同56の出
力は第3ゲート58に入力され、この第3ゲート
58の出力は、比較回路50からの整流信号(第
3図のG)と共に第4の排他的オア・ゲート60
に入力される。排他的オア・ゲート54はフリツ
プ・フロツプ36及び同38からの2つの信号を
比較する。排他的オア・ゲート54の出力は、4
つのスイツチ26,28,30,32の何れかが
閉じるごとに極性を反転する方形波であり、モー
タ回転方向に応じて第3図のH又はH′に示す波
形を呈する。即ち、ゲート54の出力信号は、排
他的オア・ゲート56の出力に応じて、排他的オ
ア・ゲート58により反転させられるか又は排他
的オア・ゲート58を通過するかのいずれかであ
り、排他的オア・ゲート56の出力は、モータ1
0がスイツチ62によつてセツトされた通りに順
方向に回転するか逆方向に回転するか、又は、回
路がスイツチ64によつてセツトされた通りに加
速モードで動作するか減速モードで動作するかに
依存する。外部クロツク・パルス供給源から駆動
が行なわれるとして、順方向/減速モード又は逆
方向/加速モードで動作するとき、排他的オア・
ゲート60からの出力信号は、第3図のに示す
如くなる。順方向/減速モード又は逆方向/減速
モードにおいて位相が逆転されると、駆動信号に
対する比較回路50の出力信号の位相シフトが、
第3図のに示すように排他的オア・ゲート60
の出力における方形波信号の立ち上がりエツジを
シフトさせる。この結果、詳しくは後述するよう
に、モータ駆動回路のシーケンスを反転させるこ
となく整流信号の反対極性を検知することができ
る。従つて、回転子及び界磁駆動電圧がモータ停
止まで同一方向に“回転する”間最大制動トルク
を維持するように、回転子を固定子巻線駆動電圧
に対して遅相させることができる。
イツチ47を外部クロツク・パルス供給源から後
述の内部クロツク・パルス供給源へ切換え、比較
回路50の出力から得られる整流信号(第3図の
G)を利用してフリツプ・フロツプ36及び同3
8のスイツチングを制御する。整流信号は先ず位
相制御回路52に供給され、この制御回路52
は、単極性タイミング信号を発生すると共に、モ
ータが反転又は減速モードで動作するときに確実
に整流が行なわれるようにする。位相制御回路5
2は、2つの入力制御ゲート54及び同56を含
む4つの排他的オア・ゲートを有する簡単な論理
回路であり、入力制御ゲート54及び同56の出
力は第3ゲート58に入力され、この第3ゲート
58の出力は、比較回路50からの整流信号(第
3図のG)と共に第4の排他的オア・ゲート60
に入力される。排他的オア・ゲート54はフリツ
プ・フロツプ36及び同38からの2つの信号を
比較する。排他的オア・ゲート54の出力は、4
つのスイツチ26,28,30,32の何れかが
閉じるごとに極性を反転する方形波であり、モー
タ回転方向に応じて第3図のH又はH′に示す波
形を呈する。即ち、ゲート54の出力信号は、排
他的オア・ゲート56の出力に応じて、排他的オ
ア・ゲート58により反転させられるか又は排他
的オア・ゲート58を通過するかのいずれかであ
り、排他的オア・ゲート56の出力は、モータ1
0がスイツチ62によつてセツトされた通りに順
方向に回転するか逆方向に回転するか、又は、回
路がスイツチ64によつてセツトされた通りに加
速モードで動作するか減速モードで動作するかに
依存する。外部クロツク・パルス供給源から駆動
が行なわれるとして、順方向/減速モード又は逆
方向/加速モードで動作するとき、排他的オア・
ゲート60からの出力信号は、第3図のに示す
如くなる。順方向/減速モード又は逆方向/減速
モードにおいて位相が逆転されると、駆動信号に
対する比較回路50の出力信号の位相シフトが、
第3図のに示すように排他的オア・ゲート60
の出力における方形波信号の立ち上がりエツジを
シフトさせる。この結果、詳しくは後述するよう
に、モータ駆動回路のシーケンスを反転させるこ
となく整流信号の反対極性を検知することができ
る。従つて、回転子及び界磁駆動電圧がモータ停
止まで同一方向に“回転する”間最大制動トルク
を維持するように、回転子を固定子巻線駆動電圧
に対して遅相させることができる。
整流式又はブラシレス直流モータとして動作す
るとき、接続点E,F及び比較回路50出力点G
における波形は、定速動作条件下で第4図のよう
に変形される。スイツチ47をリセツトすれば、
外部クロツク・パルス供給源の代わりに位相制御
回路52の出力を利用してフリツプ・フロツプ3
6及び同38をトリガすることができる。整流信
号(第4図上のG)からフリツプ・フロツプ・ト
リガ信号を発生させるための処理回路72を比較
回路50に接続して設けてある。処理回路72
は、始動シーケンス信号を発生し、無用の信号を
消去し、最大速度(同期モード)を制御し、整流
信号からフリツプ・フロツプ用クロツク信号を発
生するなどいくつかの機能を提供する。
るとき、接続点E,F及び比較回路50出力点G
における波形は、定速動作条件下で第4図のよう
に変形される。スイツチ47をリセツトすれば、
外部クロツク・パルス供給源の代わりに位相制御
回路52の出力を利用してフリツプ・フロツプ3
6及び同38をトリガすることができる。整流信
号(第4図上のG)からフリツプ・フロツプ・ト
リガ信号を発生させるための処理回路72を比較
回路50に接続して設けてある。処理回路72
は、始動シーケンス信号を発生し、無用の信号を
消去し、最大速度(同期モード)を制御し、整流
信号からフリツプ・フロツプ用クロツク信号を発
生するなどいくつかの機能を提供する。
モータが回転するまで逆起電力信号は存在しな
いから、回転子の回転を始動させるには始動シー
ケンス・パルスが必要である。1つの始動パルス
で充分な場合もあるが、少なくとも2つのパルス
から成るパルス例が好ましい。ここに述べる始動
回路は構成素子が極めて少なくてすむ比較的簡単
な回路として示した。もつと複雑なデジタル制御
時定カウント回路を使用することも可能である。
いから、回転子の回転を始動させるには始動シー
ケンス・パルスが必要である。1つの始動パルス
で充分な場合もあるが、少なくとも2つのパルス
から成るパルス例が好ましい。ここに述べる始動
回路は構成素子が極めて少なくてすむ比較的簡単
な回路として示した。もつと複雑なデジタル制御
時定カウント回路を使用することも可能である。
第5図の特性表示K、L、M、O、N、Jは、
第1図の処理回路72上に記入した各点K.L.M.
O.N.Jにおける各出力波形を示すものである。処
理回路72は、モータが停止するとナンド・ゲー
ト76の一方の入力へ正レベルの信号を供給する
ために起動指示信号部材としての停止/始動スイ
ツチ74を含む。モータの停止と同時に、インバ
ータ80を介してパルス発生器78がバイアス・
オフされる。スイツチ74は、始動位置へ切換わ
ると起動パルス発生手段としてのパルス発生器7
8を起動する。ナンド・ゲート76がパルス発生
器78の出力パルス(第5図のO)は、ナンド・
ゲート76及びナンド・ゲート82を通り、第2
パルス発生器84を起動する。コンデンサ86を
アース接続することにより、ナンド・ゲート76
への入力に負パルスが発生する。ナンド・ゲート
76の出力(第5図のN)に呼応して第2パルス
発生器84はフリツプ・フロツプ36又は同38
をトリガする初期出力パルス(第5図のJ)を発
生する。フリツプ・フロツプ36及び同38は、
順方向/逆方向スイツチ62のセツテイング及び
それぞれのフリツプ・フロツプ36及び38の状
態に応じて、一対の排他的ノア・ゲート90及び
同92により交互にトリガされる。
第1図の処理回路72上に記入した各点K.L.M.
O.N.Jにおける各出力波形を示すものである。処
理回路72は、モータが停止するとナンド・ゲー
ト76の一方の入力へ正レベルの信号を供給する
ために起動指示信号部材としての停止/始動スイ
ツチ74を含む。モータの停止と同時に、インバ
ータ80を介してパルス発生器78がバイアス・
オフされる。スイツチ74は、始動位置へ切換わ
ると起動パルス発生手段としてのパルス発生器7
8を起動する。ナンド・ゲート76がパルス発生
器78の出力パルス(第5図のO)は、ナンド・
ゲート76及びナンド・ゲート82を通り、第2
パルス発生器84を起動する。コンデンサ86を
アース接続することにより、ナンド・ゲート76
への入力に負パルスが発生する。ナンド・ゲート
76の出力(第5図のN)に呼応して第2パルス
発生器84はフリツプ・フロツプ36又は同38
をトリガする初期出力パルス(第5図のJ)を発
生する。フリツプ・フロツプ36及び同38は、
順方向/逆方向スイツチ62のセツテイング及び
それぞれのフリツプ・フロツプ36及び38の状
態に応じて、一対の排他的ノア・ゲート90及び
同92により交互にトリガされる。
スイツチ74をセツトすることによりパルス発
生器78がオンになると、パルス発生器78によ
つてパルス列(第5図のO)が形成され、ナン
ド・ゲート76及びナンド・ゲート82を介して
クロツクパルス発生手段としてのパルス発生器8
4をトリガする。パルス発生器78は、抵抗94
及びコンデンサ96の時定数によつて周波数制御
がなされる。コンデンサ100の放電に伴つてナ
ンド・ゲート76への入力における電圧が、ナン
ド・ゲートがパルス発生器78からのパルスを通
過させる限界レベル以下に降下する。その結果、
ナンド・ゲート76の出力は、第5図のNに示す
ように、ハイレベル出力のままとなる。その後
は、パルス発生器84をパルス作動させるため
に、整流信号パルス(第6図の参照)がノア・
ゲート102及び同104並びにナンド・ゲート
82へ送られる。パルス発生器84の出力パルス
(第6図のJ参照)のパルス幅は、抵抗110及
びコンデンサ112によつて決定される。即ち、
固定子巻線の以後のシーケンスは変圧器40から
の整流パルスによつて決定される。供給電圧と逆
起電力の差がモータの負荷損失と平衡するまでモ
ータは加速し続ける。始動時の処理回路の波形は
第5図に示す通りである。これによりモータは第
6図に示す正常な駆動モードにある。
生器78がオンになると、パルス発生器78によ
つてパルス列(第5図のO)が形成され、ナン
ド・ゲート76及びナンド・ゲート82を介して
クロツクパルス発生手段としてのパルス発生器8
4をトリガする。パルス発生器78は、抵抗94
及びコンデンサ96の時定数によつて周波数制御
がなされる。コンデンサ100の放電に伴つてナ
ンド・ゲート76への入力における電圧が、ナン
ド・ゲートがパルス発生器78からのパルスを通
過させる限界レベル以下に降下する。その結果、
ナンド・ゲート76の出力は、第5図のNに示す
ように、ハイレベル出力のままとなる。その後
は、パルス発生器84をパルス作動させるため
に、整流信号パルス(第6図の参照)がノア・
ゲート102及び同104並びにナンド・ゲート
82へ送られる。パルス発生器84の出力パルス
(第6図のJ参照)のパルス幅は、抵抗110及
びコンデンサ112によつて決定される。即ち、
固定子巻線の以後のシーケンスは変圧器40から
の整流パルスによつて決定される。供給電圧と逆
起電力の差がモータの負荷損失と平衡するまでモ
ータは加速し続ける。始動時の処理回路の波形は
第5図に示す通りである。これによりモータは第
6図に示す正常な駆動モードにある。
ノア・ゲート104は、前記各モータ巻線及び
変圧器のインダクタンスによつて発生する整流信
号パルス中の好ましくない過渡信号を消去する。
パルス発生器84の出力側に接続された抵抗10
6及びコンデンサ108を含むRC回路に呼応す
るノア・ゲート104は、パルス発生器84の出
力パルスのパルス幅と抵抗106及びコンデンサ
108の時定数が一定の時間前に整流信号がパル
ス発生器84をトリガするのを防ぐように調節さ
れている。
変圧器のインダクタンスによつて発生する整流信
号パルス中の好ましくない過渡信号を消去する。
パルス発生器84の出力側に接続された抵抗10
6及びコンデンサ108を含むRC回路に呼応す
るノア・ゲート104は、パルス発生器84の出
力パルスのパルス幅と抵抗106及びコンデンサ
108の時定数が一定の時間前に整流信号がパル
ス発生器84をトリガするのを防ぐように調節さ
れている。
第7図は、同期状態の直前及び同期状態におけ
る整流信号パルスとパルス発生器84の出力J
を示してある。この第7図から解るように、抵抗
106及びコンデンサ108の作用下に、パルス
発生器84によつて発生するパルスが終わつてか
らパルス発生器84が再びトリガされるまでに、
このパルス発生器84の時定回路を完全にリセツ
トするに充分な時間が経過する。即ち、この時間
が経過するまで整流信号がホールドされ、整流信
号の最大周波数を制限する。同期モードと呼ばれ
るこの動作モードは、広範囲の入力電圧又は負荷
変動に亘つて整流信号の最大周波数を制限して速
度を設定周波数に同期させる。モータが同期状態
に至る時間と速度の関係を第8図に示した。第7
図の波形から明らかなように、接続点における
波形は第7図のに示すように、整流信号がパル
ス発生器84によつてホールドされ、また時間
T2が抵抗106及びコンデンサ108の時定数
によつて決定されるように変形される。
る整流信号パルスとパルス発生器84の出力J
を示してある。この第7図から解るように、抵抗
106及びコンデンサ108の作用下に、パルス
発生器84によつて発生するパルスが終わつてか
らパルス発生器84が再びトリガされるまでに、
このパルス発生器84の時定回路を完全にリセツ
トするに充分な時間が経過する。即ち、この時間
が経過するまで整流信号がホールドされ、整流信
号の最大周波数を制限する。同期モードと呼ばれ
るこの動作モードは、広範囲の入力電圧又は負荷
変動に亘つて整流信号の最大周波数を制限して速
度を設定周波数に同期させる。モータが同期状態
に至る時間と速度の関係を第8図に示した。第7
図の波形から明らかなように、接続点における
波形は第7図のに示すように、整流信号がパル
ス発生器84によつてホールドされ、また時間
T2が抵抗106及びコンデンサ108の時定数
によつて決定されるように変形される。
第2図は二対の固定子巻線14と16及び同1
8と20にそれぞれ接続された直列抵抗120,
122及び124,126の各センタータツプに
比較回路50′への2つの入力を接続した比較感
知回路の他の実施例を示す。この回路構成は、出
力電圧の振幅が比較的大きいことを除けば、上記
回路構成と同様に動作する。
8と20にそれぞれ接続された直列抵抗120,
122及び124,126の各センタータツプに
比較回路50′への2つの入力を接続した比較感
知回路の他の実施例を示す。この回路構成は、出
力電圧の振幅が比較的大きいことを除けば、上記
回路構成と同様に動作する。
[発明の効果]
以上の説明から容易に理解できるように、本発
明によれば、外部センサを用いること無しに電子
的な整流を達成できる。また、回転子位置に精確
に対応している整流信号が得られるので、モータ
を適切に制御でき、而もこれを実現する回路構成
も極めて簡単なものとなるので、この種ブラシレ
スモータを生産する上での利得も多大なものがあ
る。
明によれば、外部センサを用いること無しに電子
的な整流を達成できる。また、回転子位置に精確
に対応している整流信号が得られるので、モータ
を適切に制御でき、而もこれを実現する回路構成
も極めて簡単なものとなるので、この種ブラシレ
スモータを生産する上での利得も多大なものがあ
る。
第1図は本発明の好ましい実施例の回路図であ
り、第2図は整流信号を形成する別の回路形態を
示す図であり、第3図乃至第7図は第1図に示す
回路の動作を説明するための波形図であり、第8
図は、モータが加速して同期状態に至る速度と時
間の関係を示す。 10……ステツプモータ、12……回転子、1
4,16,18,20……固定子巻線、34……
駆動回路、36,38……フリツプ・フロツプ、
40……変圧器、42,44,46……巻線、5
0……比較回路、52……位相制御回路、72…
…処理回路、74……停止/始動スイツチ、7
8,84……パルス発生器。
り、第2図は整流信号を形成する別の回路形態を
示す図であり、第3図乃至第7図は第1図に示す
回路の動作を説明するための波形図であり、第8
図は、モータが加速して同期状態に至る速度と時
間の関係を示す。 10……ステツプモータ、12……回転子、1
4,16,18,20……固定子巻線、34……
駆動回路、36,38……フリツプ・フロツプ、
40……変圧器、42,44,46……巻線、5
0……比較回路、52……位相制御回路、72…
…処理回路、74……停止/始動スイツチ、7
8,84……パルス発生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転子12及び第1乃至第4の固定子巻線1
4,16,18,20を具備し、前記固定子巻線
の一方の巻線端に接続された複数のスイツチング
手段26,28,30,32を逐次開閉すること
により前記回転子に回転トルクを生じさせるブラ
シレス直流モータにおいて、前記第1及び第2の
固定子巻線に含まれる巻線端のうち前記スイツチ
ング手段が接続されていない巻線端を互に接続し
て共通接続点を形成する接続手段Eと、前記共通
接続点と電源側端子との間に挿入した第1巻線4
2と、前記第3及び第4の固定子巻線に含まれる
巻線端のうち前記スイツチング手段が接続されて
いない巻線端を互に接続して共通接続点を形成す
る接続手段Fと、前記共通接続点Fと電源側端子
との間に挿入した第2巻線44と、前記第1巻線
と前記第2巻線との磁気結合関係を規制する相互
結合手段40と、前記第1巻線及び前記第2巻線
の各巻線間電圧が略等しくなつたとき一致パルス
を出力する比較感知手段50と、起動指示信号部
材74に応答して起動パルスを送出する起動パル
ス発生手段78と、前記起動パルス及び前記一致
パルスのいずれか一方を選択的に導入し、所定周
期のクロツクパルスを送出するクロツクパルス発
生手段82,84と、前記クロツクパルスに応答
して、前記スイツチング手段の開閉を制御する信
号を送出する回転制御手段34,36,38とを
備えたことを特徴とするブラシレス直流モータ。 2 前記両巻線42及び44の電圧を比較する比
較感知手段が、変圧器の両巻線の電圧がほぼ等し
くなる時点と時間的に対応する零交叉点を持つほ
ぼ方形の整流信号を出力する特許請求の範囲第1
項に記載のブラシレス直流モータ。 3 前記回転子が永久磁石である特許請求の範囲
第1項または第2項の何れか1項に記載のブラシ
レス直流モータ。 4 前記回転子が可変リラクタンス回転子である
特許請求の範囲第1項または第2項の何れか1項
に記載のブラシレス直流モータ。 5 回転子12及び第1乃至第4の固定子巻線1
4,16,18,20を具備し、前記固定子巻線
の一方の巻線端に接続された複数のスイツチング
手段26,28,30,32を逐次開閉すること
により前記回転子に回転トルクを生じさせるブラ
シレスモータにおいて、前記第1及び第2の固定
子巻線に含まれる巻線端のうち前記スイツチング
手段が接続されていない巻線端を互に接続して共
通接続点を形成する接続手段Eと、前記共通接続
点と電源側端子との間に挿入した第1巻線42
と、前記第3及び第4の固定子巻線に含まれる巻
線端のうち前記スイツチング手段が接続されてい
ない巻線端を互に接続して共通接続点を形成する
接続手段Fと、前記共通接続点Fと電源側端子と
の間に挿入した第2巻線44と、前記第1巻線と
前記第2巻線との磁気結合関係を規制する相互結
合手段40と、前記第1巻線及び前記第2巻線の
各巻線間電圧が略等しくなつたとき一致パルスを
出力する比較感知手段50と、加速または原則制
御時に前記一致パルスを導入して該パルスの位相
を変化させる位相制御手段56,58,60と、
起動指示信号部材74に応答して起動パルスを送
出する起動パルス発生手段78と、前記起動パル
ス及び前記位相制御手段からの一致パルスのいず
れか一方を選択的に導入し、所定周期のクロツク
パルスを送出するクロツクパルス発生手段82,
84と、前記クロツクパルスに応答して、前記ス
イツチング手段の開閉を制御する信号を送出する
回転制御手段34,36,38とを備えたことを
特徴とするブラシレス直流モータ。 6 前記両巻線42及び44の電圧を比較する比
較感知手段が、変圧器の両巻線の電圧が略等しく
なる時点と時間的に対応する零交叉点を持つ略方
形の整流信号を出力する特許請求の範囲第5項に
記載のブラシレス直流モータ。 7 前記回転子が永久磁石である特許請求の範囲
第5項または第6項の何れか1項に記載のブラシ
レス直流モータ。 8 前記回転子が可変リラクタンス回転子である
特許請求の範囲第5項または第6項の何れか1項
に記載のブラシレス直流モータ。に記載のブラシ
レス直流モータ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/828,541 US4136308A (en) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | Stepping motor control |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5449514A JPS5449514A (en) | 1979-04-18 |
JPS6240958B2 true JPS6240958B2 (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=25252107
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10479878A Granted JPS5449514A (en) | 1977-08-29 | 1978-08-28 | Step motor controller |
JP61249810A Pending JPS62268387A (ja) | 1977-08-29 | 1986-10-22 | ブラシレス直流モ−タの整流制御装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249810A Pending JPS62268387A (ja) | 1977-08-29 | 1986-10-22 | ブラシレス直流モ−タの整流制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4136308A (ja) |
JP (2) | JPS5449514A (ja) |
DE (1) | DE2837187A1 (ja) |
GB (1) | GB2004141B (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2478400A1 (fr) * | 1980-01-30 | 1981-09-18 | Portescap | Dispositif de commande d'un moteur electrique |
US4488102A (en) * | 1982-08-30 | 1984-12-11 | Carrier Corporation | Electronic switch control method |
GB8307047D0 (en) * | 1983-03-15 | 1983-04-20 | Hill R J | Stepping motors and drive circuits |
US4510429A (en) * | 1983-08-19 | 1985-04-09 | Tulin Corporation | Stepper motor damping circuit and a method therefor |
DE3404127A1 (de) * | 1984-02-07 | 1985-08-14 | Berger Lahr GmbH, 7630 Lahr | Steuerschaltung fuer einen schrittmotor |
EP0181511B1 (en) * | 1984-10-19 | 1990-08-22 | Kollmorgen Corporation | Servomotor control systems |
FR2576469B1 (fr) * | 1985-01-22 | 1987-02-13 | Renault | Dispositif de commande d'un moteur pas-a-pas |
JPS6225894A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | Silver Seiko Ltd | ステツピングモ−タの駆動装置 |
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JP2875529B2 (ja) * | 1987-10-31 | 1999-03-31 | ソニー株式会社 | センサレスブラシレスモータの駆動装置 |
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