JPS6277892A - 無刷子電動機 - Google Patents

無刷子電動機

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JPS6277892A
JPS6277892A JP60217013A JP21701385A JPS6277892A JP S6277892 A JPS6277892 A JP S6277892A JP 60217013 A JP60217013 A JP 60217013A JP 21701385 A JP21701385 A JP 21701385A JP S6277892 A JPS6277892 A JP S6277892A
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総一郎 藤岡
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利夫 稲治
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • H02P6/21Open loop start

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は無刷子電動機に関するもので、特に回転子の回
転基準位置を検出し回転基準位置信号を出力できる無刷
子電動機に関するものである。
従来の技術 本発明が関与するものに例えばVTRに用いられる回転
ヘッド駆動用の無刷子電動機が挙げられる。一般にVT
Rの回転ヘッド駆動用の無刷子電動機は、固定子巻線の
通電相を回転子の回転に応じて順次切り換えるために例
えばホール素子の如き特別な位置検出手段を複数個備え
、さらに回転子に取り付けられた回転ヘッドが磁気テー
プの一定の位置を走査できるように回転基準位置を検出
するもう一つの位置検出手段(例えばホール素子)を備
えていた。しかし、このような位置検出手段は決して安
価なものではなく、さらに複数個の位置検出手段を設け
ることは電動機を構成する上で構造上の制約が大きく小
型化するのが極めて困難である。そこで、上記の位置検
出手段を不要とするために固定子巻線の1ill電相切
り換えのために特別な位置検出手段をもたない無刷子電
動機がいくつか提案されている。
特開昭55−160980号公輯には、例えばホール素
子の如き位置検出手段を全く使用しない無刷子電動機の
技術が開示されている。以下その従来例を図面を用いて
説明する。
第7図は特別な位置検出手段を持たない無刷子電動機の
一従来例を示すブロック図である。
図中、1は永久1石回転子、2a、2b、2cは固定子
巻線である。21は位置検出演算回路であり、3a、3
b、3cはそれぞれ固定子巻線2a、2b、2cに発生
する逆起電圧の非通電域(特にここでは+Vccより上
の部分)をとりだすための整流回路であり、4a、4b
、4cはそれぞれ整流回路3a、3b、3cで得られる
逆起電圧の半波波形を電流に変換する吐出型の電圧電流
変換回路、5a、5b、5cはそれぞれ整流回路3a、
3b、3cで得られる逆起電圧の半波波形を電流に変換
する吸引型の電圧電流変換回路、1)a、Ilb、ll
cはそれぞれ電圧電流変換回路4bと5c、4cと5a
、4aと5bによって充放電される時間積分コンデンサ
である。12は過当な直流電圧を与えるバイアス電源で
ある。
6は巻線駆動回路であり、入力端子7a、7b。
7Cには固定子巻線の通電相切り換えのための回転位置
信号が入力され、出力端子8a、8b。
8cにはそれぞれ固定子巻線2a、2b、2cが接続さ
れる。巻線駆動回路6は入力端子7a。
7b、7Cに与えられる電圧値を比較し一番大きい入力
信号を選び、7a入力が大きい時は8aを通し固定子巻
線2aを附勢し、7a入力が大きい時は8bを通じ固定
子巻線2bを附勢し、70入力が大きい時は8cを通じ
固定子巻線2cを附勢するものである。10a、10b
、10cはそれぞれ電圧値Ea、Eb、Beを有する直
流電源であって充放電される時間積分コンデンサ1)a
1)b、1)cの初期値を与えるものである。
9a、9b、9cは起動時にある一定時間閉じる転送ス
イッチであって、直流電源10a、10b。
10cの電圧値がそれぞれ時間積分コンデンサ1)a、
llb、1).cに転送され初期値が与えられる。13
b、13Cは上記とは反対に起動時のある一定時間開く
位置決めスイッチで永久磁石回転子1の初期位置決めの
ために設けられる。
次に第7図に示した無刷子電動機の起動時の動作につい
て説明する。起動時において、転送スイッチ9a、9b
、9cが閉じられ位置決めスイッチ13b、13cが開
かれているとき、時間積分コンデンサlla、llb、
、llcには直流電圧10a、10b、10cの予め決
めた電圧値Ea。
Eb、Ecが転送され時間積分コンデンサに初期値が転
送される。同時に巻線駆動回路6には入力端子7Cのみ
に電圧値ECが印加される。すると巻線駆動回路6によ
り固定子巻線2cのみが附勢され、永久磁石回転子lは
一義的に定まる位置まで回転し停止する。
ここで前記一義的に定まる位置について、第9図を用い
て説明しておく。第9図(alに示すものは永久磁石回
転子1を回転させたときの固定子巻線に発生する逆起電
圧波形であって、図中408゜40b、40cはそれぞ
れ固定子巻線2a、2b。
2Cに発生する逆起電圧波形である。第9図(alの逆
起電圧波形はトルク波形を示すものでもある。
すなわち、各逆起電圧波形が固定子巻線の中点電位(こ
こでは、+Vcc)より下にある位相でその固定子巻線
に電流を流してやれば所定方向のトルクを発生し、逆に
+Vccより上にある位相で電流を流してやれば所定方
向とは逆方向のトルクを発生することになる。さらに加
えて言えば、図中θ1の位相で固定子巻線2C,θ2の
位相で固定子巻線2a、  θ3の位相で固定子巻線2
bをそれぞれ通電するようにすれば所定方向のトルクが
常に発生し、回転は持続する。さて、第7図に示す一実
施例において起動時に固定子巻線2Cのみが附勢される
と永久磁石回転子1は第9図(a)の0点に位置決めさ
れる様に振舞う。例えば永久磁石回転子1の初期位置が
第9図(a)のB点であった場合、回転子は所定方向へ
のトルクをうけて0点へ向って移動する。そして0点を
横切ったところで、こんどは逆に所定方向とは逆のトル
クをうけることになり再び0点へもどされることになる
。最終的には0点に位置決めされることになる。また初
期位置がD点であった場合も同様の振舞で0点で位置決
めされる。すなわち、前記一義的に定まる位置というの
は第9図Talの0点のことである。そして、永久磁石
回転子1が0点で位置決めされている時に固定子巻線2
aを附勢すると所定方向のトルクを発生し所定方向への
回転を開始する。なお初期位置がE点であった場合は特
異点であり、何らかの外乱があって少しでもE点から移
動しないと0点には位置決めされない。
第9図(bl 、 tel 、 (dl 、 (elに
は、それぞれ同図+a)に示したB、  C,D、  
E点に永久磁石回転子1がある場合の様子を簡易的に示
しておく。なお、それぞれ永久磁石回転子1について反
時計方向への回転が同図(alにおける所定の回転方向
である。
第7図において直流電源EaをEb、Ecに比して大き
く予め設定しておくと、起動時においである一定時間後
に転送スイッチ9a、9b、9cが開かれスイッチ13
b、13cが閉じられた時には永久磁石回転子1は上記
の如く所定方向に加速され回転を開始する。
第8図は第7図に示す一従来例の起動後の動作を説明す
るための要部波形図である。
第8図fatの14a、14b、14cはそれぞれ固定
子巻線2a、2b、2cの電圧波形の時間的推移を示す
ものであり、それぞれ+Vccより上の部分は永久磁石
回転子が回転することによって発生する逆起電圧波形で
あって、+Vccより下の部分は逆起電圧波形に加えて
巻線駆動電流と巻線抵抗による電圧降下(14aの波形
についてのみ特に斜線を施した)がみられる。
第8図(blは時間積分コンデンサllaの電圧波形で
あって固定子巻線2aを駆動するための位置信号となる
。第8図fblに示す位置信号は、位置検出演算回路2
1によって以下のように得られる。
すなわち、第7図において固定子巻線2bの逆起電圧波
形14bを整流回路3bにより半波整流し+Vccより
上の部分の波形をとりだし、これを電圧電流変換回路4
bによって電流に変換し時間積分コンデンサllaを充
電する。さらに固定子巻線2Cの逆起電圧波形14cを
整流回路3Cにより半波整流し+Vccより上の波形を
とりだし、これを電圧電流変換回路5Cにより電流に変
換し時間積分コンデンサllaを放電する。すると前記
の如く第8図山)に示す電圧波形が得られ固定子巻線2
aを駆動するための位置信号となる。同様に第8図fc
)は時間積分コンデンサllbの電圧波形であって固定
予巻&’A2bを駆動するための位置信号となり、第8
図+d+は時間積分コンデンサ1)cの電圧波形であっ
て固定子巻線2Cを駆動するための位置信号となる。第
8図(elは同図(b)。
(C1,[dlに示す位置信号に応じて固定子巻線2a
2b、2Cに流れる電流波形を示したものであり、図中
15a、15b、15cはそれぞれ固定子巻線2a、2
b、2cに流れる電流波形を示す。
そして、前記した如く例えばVTRの回転ヘッド駆動用
の電動機として使用する場合には、永久磁石回転子lに
別個の磁石を取付け、これを例えばホール素子により検
出することで回転子1回転当り1回の信号すなわち回転
基準位置信号を得ることができる。
発明が解決しようとする問題点 前記従来例で示した様な構成の無刷子電動機では特別な
位置検出手段を設けることなく駆動が可能であるが、起
動時において位置決めを行う際、永久磁石回転子が所望
の位置決め点を中心に振動を繰り返し所望の位置に静止
するまでに時間を要する。しかも静止するまでの時間は
負荷や回転子の慣性によって大きくばらつき、特に回転
子の慣性が大きいときには前記した位置に静止するのに
かなりの長時間を必要とする。さらに起動前に静止して
いる位置がある特異点すなわち前記した位置決めしよう
とする位置(第9図fatのC点)に対し電気的に18
012ずれた位置(第9図fatのE点)であった場合
なんらかの外乱がない限り回転せず起動失敗をおこすこ
とがあった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、起動時において複
数の固定子巻線を強制的に順次附勢し永久磁石回転子を
回転させ起動させる。(以下、外部同期状態とよぶ)。
次に唯一般ける位置検出手段(例えばホール素子)によ
って特定の固定子巻線の相切り換え位置を検出する様に
し、この位置を検出したところで前記特定の固定子巻線
を附勢し永久磁石回転子を加速させ、その時点から各固
定子巻線に発生する発電波形を電流に変換し、これによ
って位置検出用コンデンサを充放電して回転位置信号を
得ることにより従来例と同じく駆動する(以下、位置検
出状態と呼ぶ)ものである。
さらに、唯一般ける前記位置検出手段が永久磁石回転子
1回転当りに検出する特定の固定子巻線の位置信号に対
し永久磁石回転子1回転当り1回だけ検出しないか或い
は他に比べ幅を短く検出するように構成し、これを回転
基準位置検出回路により論理的に導きだすことで永久磁
石回転子1回転当り1回の信号を得るものである。
作用 本発明は上記した構成により、起動時において固定子巻
線を強制的に順次附勢し永久磁石回転子を回転させるの
で特異な位置で止まって起動失敗をおこすこともなく、
さらに固定子巻線を強制的に順次附勢するのは唯一般け
る位置検出手段が特定な位置を検出するまでであり時間
的にもわずかである。さらに前記位置検出手段出力後は
固定子巻線に発生する逆起電圧波形を用いて回転位置信
号を得て、これにより固定子巻線を順次附勢することに
より回転子を加速するので確実な起動性が得られるもの
である。さらに唯一般ける位置検出手段出力を適時観測
することで回転子1回転当り1回の回転基準位置信号を
得るものである。
実施例 第1図は本発明の無刷子電動機の一実施例を示すブロッ
ク図である。なお、第7図と同一機能のものについては
同一の番号を付し重複した説明は省略する。第1図にお
いて、16は起動回路であって出力端子17a、17b
、17cにはリング状に(りかえず信号が発生し外部同
期状態には切り換えスイッチ18a、18b、18cを
介して巻線駆動回路6の入力端子7a、7b、7cに接
続されている。
19は唯一般ける位置検出手段であって永久磁石回転子
lの特定の固定子巻線(ここでは固定子巻線2c)に対
する回転位置信号の位相に合致した位置を検出するもの
である。39は位置検出手段19の出力を波形整形する
波形整形回路である。
20は駆動状態切換回路であって起動時の外部同期状態
と通常回転時の位置検出状態とを切り換える。駆動状態
切換回路20により位置検出手段19が前記特定な位置
を検出するまでの外部同期状態では転送スイッチ9a、
9b、9cが閉じられ時間積分コンデンサlla、ll
b、llcの初期値設定が行われる。同時に切換スイッ
チ18a。
18b、18cは起動回路16の出力端子17a。
17b、17c側へ切り換えられ固定子巻線は強制的に
順次附勢される。その結果、永久磁石回転子が回転を始
め、位置検出手段19が前記位置を検出すると駆動状態
切換回路20によって切換スイッチ18a、18b、1
8cは位置検出演算回路21側へ切り換えられる。同時
に転送スイッチ9a、9b、9cは開かれ位置検出のた
めの積分演算が開始され永久磁石回転子1は回転を続け
る。
22はパルス信号発生回路であって固定子巻線の少なく
とも一つの固定子巻線(ここでは固定子巻線2a、2b
)に発生する逆起電圧を検出しパルス信号を出力する。
23a、23cは入力端子、24は出力端子である。ま
た、25は回転基準位置検出回路であって入力端子26
には前記パルス信号発生回路の出力端子24、入力端子
27には前記位置検出手段19の波形整形回路30によ
って波形整形された出力がそれぞれ入力され、これらを
論理的に処理し出力端子28から永久磁石1回転当り1
回の回転基準信号を出力する。
さて、第1図の一環した動作を説明するまえに、まず位
置検出手段19が検出する回転位置の位相について第2
図を用いて説明する。
なお、以後の説明に際し、6極着磁(N=3)された永
久磁石回転子を例にとり、説明を行うがこれに特に限定
されないことを予めことわっておく。
第2図+81は、無刷子電動機が定速回転しているとき
の固定子巻線に発生する逆起電圧波形である。
図中29 a、  29 b、  29 cは、それぞ
れ固定子巻線2a、2b、2cの逆起電圧波形である。
第2図(bl (cl [dlは、第8図と同様にそれ
ぞれ位置検出演算回路21によって得られる固定子′J
!5線2a、2b、2cの位置信号波形である。そして
第2図telは位置検出手段19の出力波形を示す。
すなわち、位置検出手段19は固定子巻線2cの位置信
号波形に対し位相を同じくした回転位置を検出し、永久
磁石回転子1が1回転する間、得られるパルス群(ここ
では3パルス)のうちの1パルスを発生しないか、或い
は他のパルスに対し、所定の分だけパルス幅を狭く出力
するものである(図中特にハツチを施した)。なお上記
において所定の分だけパルス幅を狭くするとは第1図に
おいて29aが+Vccより上の所から下の所へと変化
するA時点以前にパルスが終了しているように出力する
ことである。次に、位置検出手段の具体的な構成例を説
明しておく。第3図、第4図は、永久磁石回転子1の着
磁の様子を示したもので、その内周に対向する位置に例
えばホール素子を設け・N極(又はS極)を検出する様
にすればよい。
そして、このホール素子出力を波形整形することで第2
図+81に示した様な位相のパルス信号を得ることがで
きる。なお、永久磁石回転子1を第3図のように着磁す
れば、第2図telで示したパルス信号においてハツチ
を施した部分は出力されず、永久磁石回転子1を第4図
のように着磁すれば、第2図telにおいて示した如く
出力される。
さて、第1図の一環した動作は以下の様になる。
起動時の外部同期状態では駆動状態切換回路20によっ
て転送スイッチ9a、9b、9cが閉じられ、時間積分
コンデンサlla、llb、llcに初期値Ea、Eb
、Ecが転送され同時に切換スイッチ18a、18b、
18cが起動回路出力端子17a、17b、17cへ切
換えられると固定子巻線2a、  2b、2Cは強制的
に順次附勢され永久磁石回転子1は回転を開始する。そ
の後位置検出手段19が第2図+81に示す位相の位置
を検出したところで駆動状態切換回路20によって転送
スイッチ9a、9b、9cが開かれると同時に切換スイ
ッチ18a、18b、18cがそれぞれ時間積分コンデ
ンサlla、llb、llcへ切換えられる。そうする
と前記した如く時間積分コンデンサlla、llb、l
lcにはEa、  Eb。
Ecなる初期値が与えられており、しかもEcはEa、
Ebに比して大きく設定しているので巻線駆動回路6は
出力端子8Cのみに出力し、固定子巻線2Cのみを附勢
する。その結果永久回転子1は加速され、以後は従来例
と同しく固定子巻線の逆起電圧を検出し位置検出演算回
路21によって回転位置信号が作られ、それによって固
定子巻線2a、2b、2cが順次附勢され回転を続ける
なお、位置検出演算回路21については先に説明したー
従来例のそれと全く同一であり、前記説明と重複するの
でその動作については説明を省略する。
次に、パルス信号発生回路22、回転基準位置検出回路
25の動作について説明する。第5図は、第1図におけ
るパルス信号発生回路22、回転基準位置検出回路25
の一実施例を示すものである。
第5図において、22はパルス信号発生回路であり、比
較器32.33とRSフリップフロ、ブ37より構成さ
れる。比較器32は、正転入力に固定子巻線2aに発生
する逆起電圧29aが入力され、反転入力に与えた電圧
値(ここでは+Vcc)をもつ電圧tJ34とを比較し
、正転入力が+Vecを越えたときに出力端子38より
パルス信号を発生し、37のセント端子に入力される。
また比較器33は正転入力に固定子巻線2Cに発生する
逆起電圧29Cが人力され、反転入力には電圧値(ここ
では+Vcc)をもつ電圧源35とが入力される。比較
器33は再入力を比較し、出力端子30よりパルス信号
を発生し、37のリセット端子に入力される。比較器3
2.33の出力をうけたRSフリップフロップ37は出
力端子24よりパルス信号を出力する。回転基準位置検
出回路25はDフリップフロップ36より構成される。
Dフリップフロップ36は、クロック入力26としてパ
ルス信号発生回路22の出力をうけ、入力27として、
位置検出手段19の波形整形後の出力が入力され、D入
力の状態をクロック人力が来るたびにDフリップフロッ
プ36のQ出力端子28より出力し、永久磁石回転子1
回転当り1回の回転基準信号を得る。次に第6図を用い
て第5図の動作を説明する。第6図は第5図に示すパル
ス信号発生回路22と回転基準位置検出回路25の一実
施例の要部波形図である。第6図(a)は、第1図にお
ける固定子巻線2a、2b、2cに発生する逆起電圧波
形であり、第2図fa)と全く同じものである。第6図
(blは、固定子巻線2aに発生する逆起電圧波形(第
6図(alの293)を第5図の比較器32を通じた結
果であり、第5図38の波形を示す。同様に第6図(C
1は、固定子巻線2Cに発生する逆起電圧波形(第6図
18)の290)を第5図の比較器33を通じた結果で
あり、第5図30の波形を示す。さて、第6図(b)、
 (C)に示すパルス波形をそれぞれRSフリップフロ
ップ37のセット入力、リセット入力とすることで第6
図(diに示すパルス波形がQ出力24に得られる。第
6図(e)は位置検出手段19の波形整形後の出力波形
であり、位相は前記した如く固定子巻線2a+2b。
2cに対し第6図に示す如くであり、第2図(al、 
(elに示したものと全く同じである。
第6図tflはDフリップフロップ36のQ出力28の
波形を示したものである。Dフリップフロップ36のD
入力27には位置検出手段19の波形整形後の出力波形
(第6図(e))が入力され、クロック人力26にはR
Sフリンプフロノプ37のQ出力(第6図(d))が入
力されているのでDフリップフロップ36のQ出力28
からは第6図(elの状態を第6図(dlの立ち上りエ
ツジで取り出した第61)ffltr+の信号が得られ
る。第6図(flの(3号は永久磁石回転子1回転当り
1回の基準位置信号となる。
すなわち、回転基準位置検出回路25により回転基準位
置を検出できる。
発明の効果 以上性べてきたように本発明によれば従来例のもつ起動
性に関する問題を全て解決できる。すなわち、例えばホ
ール素子の如き位置検出手段を複数個備えた無刷子電動
機と比べても起動性を含め全く遜色のない無刷子電動機
が構成出来る。さらに、唯一の位置検出手段をもつだけ
であるので電動機そのものを構成する上で構造上の制約
も極めて少なく、安価にかつ小型に構成できる。
しかも、上記唯一の位置検出手段は、単に無刷子電動機
の起動性を改善するだけでなく、回転子の回転基準位置
を検出するのに用いられ、回転子の回転基klE信号が
必要とされる無刷子電動機を構成する上で極めて有効と
なる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における無刷子電動機を示す
プロ、り図、第2図は第1図を説明するための要部波形
図、第3図は第1図の構成要素の一実施例を示す説明図
、第4図は別の一実施例を示す説明図、第5図は第1図
に示すブロック図の構成要素の一実施例を示す回路図、
第6図は第5図を説明するための要部波形図、第7図は
一従来例における無刷子電動機を示すブロック図、第8
図及び第9図は第7図を説明するための要部波形図であ
る。 1・・・・・・永久磁石回転子、2a、2b、2c・・
・・・・固定子巻線、6・・・・・・巻線駆動回路、1
6・・・・・・起動回路、19・・・・・・位置検出手
段、20・・・・・・駆動状態切換回路、21・・・・
・・位置検出演算回路、22・・・・・・パルス信号発
生回路、24・・・・・・回路基準位置検出回路。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 第2図 第 6 図 の             り 載        派 1 へコ 〜 第 7 図 8 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2N極(Nは2以上の自然数)着磁された永久磁
    石回転子と複数の固定子巻線と前記複数の固定子巻線の
    それぞれに発生する逆起電圧の非通電領域の全部又は一
    部を個別にとりだしてこれを時間的に加算積分及び減算
    積分し積分演算した結果を永久磁石回転子の回転位置信
    号となす位置検出演算回路と、前記複数の固定子巻線を
    附勢する巻線駆動回路と、起動時に固定子巻線を強制的
    に順次附勢することにより永久磁石回転子を回転させる
    起動回路と、特定な固定子巻線を駆動するための1回転
    当りN回の回転位置信号と同位相の位置を1回転当りN
    −1回は等しい幅で検出し、残りの1回は所定の分だけ
    狭い幅で検出するか或いは検出しないように構成された
    位置検出手段と、前記複数の固定子巻線の少なくとも一
    つの固定子巻線に発生する逆起電圧を取り出し1回転当
    りN回のパルス信号を得るパルス信号発生回路と、前記
    パルス信号発生回路出力と位置検出手段出力を論理的に
    処理して永久磁石回転子1回転当り1回の回転基準位置
    信号を出力する回転基準位置検出回路を具備し、前記位
    置検出手段が前記回転位置を検出するまでは前記起動回
    路出力で前記駆動回路を動作させ、検出後は前記位置検
    出演算回路出力で前記駆動回路を動作させるように構成
    された回転基準位置信号出力を有する無刷子電動機。
  2. (2)位置検出演算回路は、逆起電圧整流回路と吐出形
    の電圧電流変換回路と吸引型の電圧電流変換回路とこれ
    によって充放電される時間積分コンデンサを含めて構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    無刷子電動機。
  3. (3)起動回路出力で動作している時は位置検出演算回
    路に演算初期値を与えるように構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の無刷子電動機。
JP60217013A 1984-12-25 1985-09-30 無刷子電動機 Expired - Lifetime JPH063996B2 (ja)

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EP85309486A EP0189675B1 (en) 1984-12-25 1985-12-24 Brushless dc motor
DE8585309486T DE3582578D1 (de) 1984-12-25 1985-12-24 Buerstenloser gleichstrommotor.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255496A (ja) * 1988-04-05 1989-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直流ブラシレスモータ
US9808061B2 (en) 2010-08-31 2017-11-07 Jemella Ltd. Hair styling appliance

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