JPS6240775A - Sis電界効果型半導体装置 - Google Patents

Sis電界効果型半導体装置

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Publication number
JPS6240775A
JPS6240775A JP17945085A JP17945085A JPS6240775A JP S6240775 A JPS6240775 A JP S6240775A JP 17945085 A JP17945085 A JP 17945085A JP 17945085 A JP17945085 A JP 17945085A JP S6240775 A JPS6240775 A JP S6240775A
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JP
Japan
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type
layer
semiconductor device
field effect
effect semiconductor
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Pending
Application number
JP17945085A
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English (en)
Inventor
Masahiko Takigawa
正彦 滝川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、SIS電界効果型半導体装置に於いて、バリ
ヤ層にはi型Af、Ga、−yAsを、また、電子供給
層にはn型A I!X G a I−X A sを用い
、そして、 0<x<0.2 y>x とすることに依り、DXセンタが存在しないノーマリ・
オン型のものを実現したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ノーマリ・オン型SIS(semicond
uctor  1nsulator  semic<+
nductor)電界効果型半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、高速の電界効果型半導体装置の一つとして高電子
移動度トランジスタ(high  electron 
 mobility  transist o r :
 HEMT)が知られている。
HEMTのごく標準的な構造は、ノン・ドープGaAs
能動層上にn型AIXGaI−xAsAs電子供給層層
され、それ導層の間に於ける電子親和力の差に依り、n
型A IXG a I−x A S電子供給層に於ける
電子がへ、テロ界面近傍のノン・ドープGaAs能動層
側に滲み出して2次元電子ガス層を生成するので、それ
を電界効果型半導体装置のチャネルとして利用、するよ
うになっていて、n型A11XGa+−x As電子供
給層にドーピングされた不純物に依って闇値電圧■th
が制御される。
ところで、HEMTは低温に冷却した状態で動作させる
と高性能を発揮するので、77(K)まで冷却しなくて
も、成る程度の冷却を行った状態で動作させることは屡
行われている。
然しながら、n型A7!x G a I−X A s電
子供給層にドーピングされた不純物は、そこで深い不純
物準位、即ち、DXセンタを形成し、そのDXセンタに
捕獲されている電子の量は温度に依って変化し、その変
化は、闇値電圧■いに影響を及ぼすことになる。また、
同じ<DXセンタに捕獲されている電子は光照射に依っ
て伝導帯に放出される為、それに依っても闇値電圧■い
は変化する。
このような闇値電圧Vthの変動を抑止する為、例えば
GaAs/Aj2x Ga+−* As/GaAsから
なる構造のSIS電界効果型半導体装置が開発された。
第3図は従来のSIS電界効果型半導体装置のエネルギ
・バンド・ダイヤグラムを表している。
図に於いて、1は金属のゲート電極、2はn型GaAs
電子供給層、3はi型Aj2.Ga、−XAsバリヤ層
、4はi型GaAs能動層、5は2次元電子ガス層、E
、は伝導帯の底、E、はフェルミ・レベルをそれぞれ表
している。
図から判るように、このSIS電界効果型半導体装置で
は、表面側のへテロ接合に於けるバリヤ・ハイドと基板
側のへテロ接合に於けるそれとは等しく、伝導帯の底E
、は全てフェルミ・レベルE、の上にあり、闇値電圧■
いの制御は不可能であって、ノーマリ・オフ型になって
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記説明したように、SIS電界効果型半導体装置はノ
ーマリ・オフ型のみであって、ノーマリ・オン型は存在
しない。
本発明は、冷却した状態でも闇値電圧■いの変動がない
SIS電界効果型半導体装置の利点をそのまま維持した
ノーマリ・オン型のものを提供しようとする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のSIS電界効果型半導体装置では、i型GaA
s能動層4及びi型A1y G a +−y A !1
バリヤ層3及びn型AIXGat−yAs電子供給層2
を順に形成し、0<x<0.2及びy>x、なる条件を
満足するようにXとyの値を選択するようにしている。
〔作用〕
前記SIS電界効果型半導体装置に依ると、電子供給層
としてn型AfつGa、−8Asを、そして、バリヤ層
としてi型A1y G a +−y A 3をそれぞれ
用い、しかも、X値を0<x<0.2、y値をy>xと
することに依り、2次元電子ガス層をフェルミ・レベル
より下に生成させることを可能にしてノーマリ・オン型
を実現させ、また、DXセンタの発生を防止して闇値電
圧Vいの変動がないようにしている。
〔実施例〕
第1図(A)乃至(D)は本発明一実施例を製造する場
合について解説する為の工程要所に於けるSIS電界効
果型半導体装置の要部切断側面図を表すものであり、以
下、これ等の図を参照しつつ説明する。
第1図(A)参照 (11分子線エピタキシャル成長(molecular
  beam epitaxy:MBE)法を適用する
ことに依り、半絶縁性GaAs基板5上にi型GaAs
能動層4、i型AIl、Ga1−。
Asバリヤ層3、n+型Ajl!XQa、−yAs電子
供給層2′を成長させる。
この場合の各半導体層に於ける諸データを例示すると次
の通りである。
■ 能動層4について 厚さ:5000  (人〕 ■ バリヤ層3について 厚さ:100(人〕 y値:y>x ■ 電子供給層2′について 厚さ;50 〔人〕 不純物濃度: 2X I QlB(am−’)X値:O
<x<0. 2 尚、本実施例では、各半導体層の成長にMBE法を適用
したが、例えば有機金属化学気相堆積(metalor
gantcs  chemical  vapour 
 depositio、n:MOCVD)法などを任意
に適用することが、できる。
第1図(B)参照 (2)通常のフォト・リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセスを適用することに依り、チャネル領域の上
方を覆うフォト・レジスト膜6を形成する。
(3)化学エツチング法を適用することに依り、フォト
・レジスト膜6をマスクとして電子供給層2′及びバリ
ヤ層3の途中までをメサ・エツチングする。
ここで用いるエツチング液の組成は、HF:H20=1
 : 20の混液を5、H2O2を4、H2Oを260
の割合である。
このエツチングは、電子供給層2′と後に形成されるソ
ース電極或いはドレイン電極とが短絡することを防止す
る為であるから、i型であるバリヤ層3の一部が除去さ
れるまで行うことが好ましく、本実施例では、バリヤ層
3の表面から約50 C人〕程度を除去するようにして
いる。
第1図(C)参照 (4)  イオン注入法を適用することに依り、フォト
・レジスト膜6をマスクとしてSiイオンの打ち込みを
行う。
このイオン注入に於ける諸データは次の通りである。
注入エネルギ:100(KeV) ドーズ量: 2X I Q13(cm−”)(5)  
フォト・レジスト膜6を除去してから、熱処理を行うこ
とに依り、ソース電極コンタクト領域7及びドレイン電
極コンタクト領域8を形成する。、。
第1図(D)参照 (6)通常の技法を適用することに依り、ソース電極9
及びドレイン電極lOを形成してから、ゲート電極1を
形成して完成する。
第2図は前記のような工程を経て得られたSrS電界効
果型半導体装置のエネルギ・バンド・ダイヤグラムを表
し、第1図及び第3図に於いて用いた記号と同記号は同
部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
前記製造工程で説明したように、電子供給層2′に於け
るX値をQ<x<0.2の範囲で選択し、また、バリヤ
層3に於けるy値をy>xとすることに依り、バイアス
電圧が零の状態で図示の如き2次元電子ガスN5′が生
成され、これは、フェルミ・レベルE、の下に存在する
ので、このSrS電界効果型半導体装置はノーマリ・オ
ン型として動作し、また、x<0.2ではA/!GaA
s中にDXセンタは発生しないから闇値電圧Vthの変
動も生じない。
〔発明の効果〕
本発明のSrS電界効果型半導体装置では、バリヤ層と
してi型AI!y Ga、−yAsを、また、電子供給
層としてn型AIXGaI□Asをそれぞれ用い、そし
て、 0<x<0.2 y>x なるX値とy値とを選択するようにしている。
このような構成を採ることに依り、バリヤ層と能動層と
のへテロ界面に於ける能動層側に2次元電子ガス層を生
成させることができ、しかも、その2次元電子ガス層は
フェルミ・レベルの下に存在し、闇値電圧Vthは制御
可能であるからノーマリ・オン型であり、また、X値が
0.2より小さい為、DXセンタは発生せず、従って、
冷却して動作させた場合、或いは、光が入射した場合で
あっても、閾値電圧■いに変動を生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(D)は本発明一実施例を製造する場
合を説明する為の工程要所に於けるSrS電界効果型半
導体装置の要部切断側面図、第2図は第1図に関して説
明した実施例に於けるエネルギ・バンド・ダイヤグラム
、第3図は従来例のエネルギ・バンド・ダイヤグラムを
それぞれ表している。 図に於いて、lはエミッタ電極、2′はn+型AIXC
at−x As電子供給層°、3はi型/l。 Ga、−yAsバリヤ層、4はi型GaAs能動層、5
は半絶縁性GaAs基板、6はフォト・レジスト膜、7
はソース電極コンタクト領域、8はドレイン電極コンタ
クト領域、9はソース電極、10はドレイン電極をそれ
ぞれ示している。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  相 谷 昭 司 代理人弁理士  渡 邊 弘 − (A) (B) 第1図 (C) 実施例を製造する場合を説明する図 2141図 本完明−実施例のエネルギ・バンド・り“イヤグラム第
2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 積層されたi型GaAs能動層及びi型Al_yGa_
    1_−_yAsバリヤ層及びn型Al_xGa_1_−
    _xAs電子供給層を備え、 0<x<0.2 y>x なる条件を満足するx及びyを選択してなることを特徴
    とするSIS電界効果型半導体装置。
JP17945085A 1985-08-16 1985-08-16 Sis電界効果型半導体装置 Pending JPS6240775A (ja)

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JP17945085A JPS6240775A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 Sis電界効果型半導体装置

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JP17945085A JPS6240775A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 Sis電界効果型半導体装置

Publications (1)

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JPS6240775A true JPS6240775A (ja) 1987-02-21

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17945085A Pending JPS6240775A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 Sis電界効果型半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6412581A (en) * 1987-07-02 1989-01-17 Ibm Semiconductor device structure

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