JPS6240767B2 - - Google Patents
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- JPS6240767B2 JPS6240767B2 JP53118468A JP11846878A JPS6240767B2 JP S6240767 B2 JPS6240767 B2 JP S6240767B2 JP 53118468 A JP53118468 A JP 53118468A JP 11846878 A JP11846878 A JP 11846878A JP S6240767 B2 JPS6240767 B2 JP S6240767B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
- G11B7/00455—Recording involving reflectivity, absorption or colour changes
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、映像信号、音響信号などの逐次信号
を光学的に高密度に記録再生する方法に係り、こ
とに基板上に形成された薄膜部材にレーザ光を照
射してその反射率を変化させて記録再生を行う方
法において、その反射率変化をより大きく生じさ
せS/Nの高い情報記録再生を行なう光学的情報
記録再生方法に関するものである。
を光学的に高密度に記録再生する方法に係り、こ
とに基板上に形成された薄膜部材にレーザ光を照
射してその反射率を変化させて記録再生を行う方
法において、その反射率変化をより大きく生じさ
せS/Nの高い情報記録再生を行なう光学的情報
記録再生方法に関するものである。
従来逐次信号を光学的に高密度に記録再生する
方法はいわゆる、光学式ビデオデイスクとして知
られている。その基本的な原理は、記録信号を基
板上の凹凸として形成しておき、この凹凸の底部
より反射した光と凸部より反射した光を干渉させ
凹凸信号の書き込まれてない部分の反執率に比し
て凹凸信号の書き込まれている部分の反射率が異
なることによつている(特開昭47−37407号公
報)。
方法はいわゆる、光学式ビデオデイスクとして知
られている。その基本的な原理は、記録信号を基
板上の凹凸として形成しておき、この凹凸の底部
より反射した光と凸部より反射した光を干渉させ
凹凸信号の書き込まれてない部分の反執率に比し
て凹凸信号の書き込まれている部分の反射率が異
なることによつている(特開昭47−37407号公
報)。
これに似たものとして反射方式のビデオデイス
ク(特開昭52−114306号公報)がある。これは、
光吸収性の記録層と、その裏面に光反射層を設け
たもので、この記録層はレーザー光のエネルギー
を吸収して、昇温変形、蒸発させて凹凸を作る。
ク(特開昭52−114306号公報)がある。これは、
光吸収性の記録層と、その裏面に光反射層を設け
たもので、この記録層はレーザー光のエネルギー
を吸収して、昇温変形、蒸発させて凹凸を作る。
上記前者の方式は、機械的スタンプによりデイ
スクが製作されるので多量の複製盤を製作するの
に向くが、即時の記録再生が不可能である。また
後者の方式は、記録部位が変形を伴なうので、表
面被覆ができず取扱いが不便で実用になつていな
い。
スクが製作されるので多量の複製盤を製作するの
に向くが、即時の記録再生が不可能である。また
後者の方式は、記録部位が変形を伴なうので、表
面被覆ができず取扱いが不便で実用になつていな
い。
また、さらに他の方式として記録部材にカルコ
ゲン化物を用いるものもある(米国特許第
3665425号)。これは基板上のカルコゲン化物薄膜
にレーザービームを照射してその部位を融点近く
まで昇温させ、その部分にボイドを形成させる。
再成に当つては、このボイド部に照射されたレー
ザー光は散乱されるので、未記録部分に比べて、
反射されて返つてくる反射光量は少いことを利用
するものである。
ゲン化物を用いるものもある(米国特許第
3665425号)。これは基板上のカルコゲン化物薄膜
にレーザービームを照射してその部位を融点近く
まで昇温させ、その部分にボイドを形成させる。
再成に当つては、このボイド部に照射されたレー
ザー光は散乱されるので、未記録部分に比べて、
反射されて返つてくる反射光量は少いことを利用
するものである。
本発明は従来法と異なり光吸収性の薄膜記録部
材の光学的干渉効果を利用し、薄膜記録部材の屈
折率と光学濃度と膜厚とを適宜選択することによ
り、大きい反射率変化を得、再生効率がすぐれ、
形状変化をともなわない反射方式の光学的情報記
録再生方法を提供するものである。
材の光学的干渉効果を利用し、薄膜記録部材の屈
折率と光学濃度と膜厚とを適宜選択することによ
り、大きい反射率変化を得、再生効率がすぐれ、
形状変化をともなわない反射方式の光学的情報記
録再生方法を提供するものである。
本発明における方法を、つぎに、それぞれ図に
したがつて説明する。
したがつて説明する。
本発明の情報記録再生方法に用いる光記録部材
を第1図に示す。この光学記録部材は基材1、セ
ンター孔2、薄膜状の記録層3、保護層4、およ
びラベル5よりなつている。
を第1図に示す。この光学記録部材は基材1、セ
ンター孔2、薄膜状の記録層3、保護層4、およ
びラベル5よりなつている。
基材1としては光学的に透明で均質なものを用
い、ガラス、例えば、ソーダガラス、石英、パイ
レツクス、あるいは樹脂、例えば、アクリル、塩
化ビニル、ABS樹脂、等のシート、プレート、
又、透明フイルムとしては、ポリエステル、アセ
テートテフワン等が使用できる。
い、ガラス、例えば、ソーダガラス、石英、パイ
レツクス、あるいは樹脂、例えば、アクリル、塩
化ビニル、ABS樹脂、等のシート、プレート、
又、透明フイルムとしては、ポリエステル、アセ
テートテフワン等が使用できる。
中でも、樹脂としては、アクリル、ポリエステ
ルフイルム等を使用する場合、透明性がすぐれて
おり、記録した信号ビツトを光学的に記録、再生
する際に有効である。
ルフイルム等を使用する場合、透明性がすぐれて
おり、記録した信号ビツトを光学的に記録、再生
する際に有効である。
上記記録薄膜3の材料としては、低酸化物光吸
収性記録薄膜、例えばTeOx1 O<X1<2.0を主成
分とする薄膜が適用できる。
収性記録薄膜、例えばTeOx1 O<X1<2.0を主成
分とする薄膜が適用できる。
次に本発明の情報記録再生の原理を第2図とと
もに説明する。第2図において6は透明基材、7
は光吸収性記録薄膜である。
もに説明する。第2図において6は透明基材、7
は光吸収性記録薄膜である。
部位9は、未記録部で、部位10は、記録部で
ある。
ある。
それぞれの部位において、情報再生光8,13
が入射する場合、薄膜7の表面および裏面におい
て反射光11,12あるいは14,15が生じ
る。
が入射する場合、薄膜7の表面および裏面におい
て反射光11,12あるいは14,15が生じ
る。
これら表面および、裏面からの反射光の干渉に
より、再生光の反射光量が変化し、これを検出し
て、情報再生をおこなうものである。
より、再生光の反射光量が変化し、これを検出し
て、情報再生をおこなうものである。
この干渉による反射光の光量変化、つまり、反
射率の変化を説明する。
射率の変化を説明する。
該記録薄膜7の膜厚をdとし、未記録部および
記録部において膜厚は、同じ、つまり、蒸発、変
形等による凹凸は形成されていないものとする。
記録部において膜厚は、同じ、つまり、蒸発、変
形等による凹凸は形成されていないものとする。
第2図において、記録前後の反射率R1,R2を
それぞれ記録前後の膜の定数つまり、膜厚d1=
d2、屈折率n1,n2および、光吸収係数α1,α2
に対して、概念的に説明する。
それぞれ記録前後の膜の定数つまり、膜厚d1=
d2、屈折率n1,n2および、光吸収係数α1,α2
に対して、概念的に説明する。
まず、記録膜に吸収がない場合は、反射光量は
膜の屈折率n、および膜厚dで、反射率が定ま
る。膜7において、膜表面、つまり膜の上面にお
ける媒体6への反射光11と、膜裏面つまり膜下
面における膜7内への反射光12の膜上面におけ
る波面の位相により、膜面でのエネルギー反射
率、つまり反射光量が変わる。反射光11と12
の位相は、2nd=λ/2の場合は、位相が、π異
り、打ち消しあつて、反射率Rは減少し、2nd=
λの場合は、位相差が2πであり、強めあう結
果、反射率Rは増大する。
膜の屈折率n、および膜厚dで、反射率が定ま
る。膜7において、膜表面、つまり膜の上面にお
ける媒体6への反射光11と、膜裏面つまり膜下
面における膜7内への反射光12の膜上面におけ
る波面の位相により、膜面でのエネルギー反射
率、つまり反射光量が変わる。反射光11と12
の位相は、2nd=λ/2の場合は、位相が、π異
り、打ち消しあつて、反射率Rは減少し、2nd=
λの場合は、位相差が2πであり、強めあう結
果、反射率Rは増大する。
したがつて、第2図において、光吸収がない場
合、部位9つまり未記録部における光反射は、1
1と12の光路差△1=2n1d1で定まり、同様
に、部位10における光反射は、14と15の光
路差△2=2n2d1で定まる。
合、部位9つまり未記録部における光反射は、1
1と12の光路差△1=2n1d1で定まり、同様
に、部位10における光反射は、14と15の光
路差△2=2n2d1で定まる。
信号再生に用いる光の波長λに対応して、膜厚
d1を選ぶことにより、△1,△2が定まり、未記
録部9の反射率R1、および、記録部10の反射
率R2が定まり、反射率の変化量△R=R2−R1が
生ずる。
d1を選ぶことにより、△1,△2が定まり、未記
録部9の反射率R1、および、記録部10の反射
率R2が定まり、反射率の変化量△R=R2−R1が
生ずる。
したがつてこの変化量△Rを、膜厚d1により、
増減および、正負に選ぶことが可能になる。
増減および、正負に選ぶことが可能になる。
つぎに、膜に吸収がある場合は、上記屈折率と
して、複素数屈折率η1=n−ikただしkは、光
吸収係数αから生ずる消衰係数である。かかる場
合においても基本的には、複素屈折率η1,η2
を介して、膜厚d1により反射率R1,R2は、定ま
る。
して、複素数屈折率η1=n−ikただしkは、光
吸収係数αから生ずる消衰係数である。かかる場
合においても基本的には、複素屈折率η1,η2
を介して、膜厚d1により反射率R1,R2は、定ま
る。
この場合、第2図において、光波11,12の
対および14,15の対によつて定まる反射率
R1,R2は、その膜厚に対する変化量は、膜の吸
収のため、厚膜になるにしたがいその振巾が減少
する形となつてあらわれる。
対および14,15の対によつて定まる反射率
R1,R2は、その膜厚に対する変化量は、膜の吸
収のため、厚膜になるにしたがいその振巾が減少
する形となつてあらわれる。
ただし薄膜の場合には、第2図において、記録
膜7の裏面に光反射層を設けることにより、未記
録部9における反射光量に対し、記録部10にお
ける反射光量は、屈折率n1,n2の変化よりも吸収
係数α1,α2の変化が、反射光量変化△Rに大
きい効果を与える。
膜7の裏面に光反射層を設けることにより、未記
録部9における反射光量に対し、記録部10にお
ける反射光量は、屈折率n1,n2の変化よりも吸収
係数α1,α2の変化が、反射光量変化△Rに大
きい効果を与える。
記録部10においては、膜自体の吸収が大きい
ため、膜裏面の反射層からの反射光量が、顕著に
減少する結果を得る。
ため、膜裏面の反射層からの反射光量が、顕著に
減少する結果を得る。
したがつて、記録、再生において情報再生に適
した反射率変化△Rを得る膜厚を選ぶことができ
る。
した反射率変化△Rを得る膜厚を選ぶことができ
る。
第3図に本発明の情報記録再生方法における書
き込みビツトの形状16と、再生光照射において
検出が行われる反射光量のビツト部における変化
を17,17′で示す。
き込みビツトの形状16と、再生光照射において
検出が行われる反射光量のビツト部における変化
を17,17′で示す。
反射光量の変化17は、光照射により、記録部
の吸収係数および屈折率が変化し該記録膜の厚さ
との関係で、反射光量が、未記録部より減少する
状態を示す。つまり反射率の変化△Rが負になる
ことを示す。
の吸収係数および屈折率が変化し該記録膜の厚さ
との関係で、反射光量が、未記録部より減少する
状態を示す。つまり反射率の変化△Rが負になる
ことを示す。
反射光量の変化17′は、逆に反射光量が未記
録部より増大し、△Rが正になるような、該記録
膜の厚さの場合を示す。
録部より増大し、△Rが正になるような、該記録
膜の厚さの場合を示す。
つぎに本発明における情報記録の方法を述べる
第4図に示すように、レーザ光源18としては、
He−Neレーザ、λ=6328Å He−Cdレーザ、
λ=4416Å、 Arレーザ λ=5145Å等が使用
できる。レーザ光源18から出たレーザ光19は
情報処理装置20から発生した変調信号21によ
り駆動した光変調器22により信号に応じた強度
変調を受け、ミラー23を介し、収束用レンズ2
4により、スポツト形成し、光吸収性記録薄膜を
設けた記録媒体25を、基材26側から照射す
る。
第4図に示すように、レーザ光源18としては、
He−Neレーザ、λ=6328Å He−Cdレーザ、
λ=4416Å、 Arレーザ λ=5145Å等が使用
できる。レーザ光源18から出たレーザ光19は
情報処理装置20から発生した変調信号21によ
り駆動した光変調器22により信号に応じた強度
変調を受け、ミラー23を介し、収束用レンズ2
4により、スポツト形成し、光吸収性記録薄膜を
設けた記録媒体25を、基材26側から照射す
る。
光ビームと、光学記録媒体の相対的な移動に伴
つて、遂次にビツト信号が該記録部材に書き込ま
れる。なお、レーザ光源として半導体レーザλ=
8200Åを使用することもできる。
つて、遂次にビツト信号が該記録部材に書き込ま
れる。なお、レーザ光源として半導体レーザλ=
8200Åを使用することもできる。
光照射を受けた部位では、光吸収性記録薄層の
屈折率が増大し、記録がおこなわれる。この場合
テルル低酸化物では吸収率の増加も実際に伴つて
いる。
屈折率が増大し、記録がおこなわれる。この場合
テルル低酸化物では吸収率の増加も実際に伴つて
いる。
以上、情報記録用光源としては、広い波長範囲
のものが、適用できるわけであるが、使用波長に
より光吸収性記録薄層の膜厚dを、△Rが正に生
じるように、あるいは、△Rが負に生じるように
該記録膜の記録前後の屈折率n1,n2および吸収係
数α1,α2から定める必要がある。
のものが、適用できるわけであるが、使用波長に
より光吸収性記録薄層の膜厚dを、△Rが正に生
じるように、あるいは、△Rが負に生じるように
該記録膜の記録前後の屈折率n1,n2および吸収係
数α1,α2から定める必要がある。
次に、本発明における情報再生方法について述
べる。
べる。
本発明において用いる記録媒体は光吸収性の記
録薄層への記録により、その屈折率がn1からn2に
変化するとともに、吸収係数が変化し記録薄層の
膜原による干渉効果を利用して情報再生をおこな
うことを可能にするものである。
録薄層への記録により、その屈折率がn1からn2に
変化するとともに、吸収係数が変化し記録薄層の
膜原による干渉効果を利用して情報再生をおこな
うことを可能にするものである。
光照射により情報記録が行なわれた部位は、光
吸収係数および屈折率が増大し、記録薄層の膜厚
を介する干渉により、反射率は、増大または減少
し、同時に再生に使用する照射光の波長によつて
も変化する。
吸収係数および屈折率が増大し、記録薄層の膜厚
を介する干渉により、反射率は、増大または減少
し、同時に再生に使用する照射光の波長によつて
も変化する。
次に反射式再生方法について第5図とともに説
明する。
明する。
本実施例においては、第1図に示す記録部材の
裏面に光反射層を設け、再生用の照明光を基材側
から照射するものである。
裏面に光反射層を設け、再生用の照明光を基材側
から照射するものである。
第5図において、照射光28としては光源27
例えばレーザ等の光を使用する。ハーフミラー2
9を通過した光30はレンズ31により集光さ
れ、信号像32を照明する。
例えばレーザ等の光を使用する。ハーフミラー2
9を通過した光30はレンズ31により集光さ
れ、信号像32を照明する。
つぎに信号像32から反射した光はレンズ31
を通過し、ハーフミラー29によつて反射し、反
射光33としてレンズ34を通じて光感応ダイオ
ード35に込る。検出信号36は増巾器37を通
して情報処理装置38により再生される。
を通過し、ハーフミラー29によつて反射し、反
射光33としてレンズ34を通じて光感応ダイオ
ード35に込る。検出信号36は増巾器37を通
して情報処理装置38により再生される。
反射光33の強度は、信号像がある部位におい
ては、2〜3倍に増大あるいは、1/2〜1/3に減少
しこの変化を検出して信号再生をおこなうもので
ある。
ては、2〜3倍に増大あるいは、1/2〜1/3に減少
しこの変化を検出して信号再生をおこなうもので
ある。
本発明の主たる目的は、この反射光量変化を、
正または、負の大きい変化量として得ることにあ
る。
正または、負の大きい変化量として得ることにあ
る。
情報再生に用いるレーザの波長および光吸収性
記録薄膜に適用する材料の屈折率および、屈折率
変化に対応して、該記録薄層の膜厚を選ぶ。
記録薄膜に適用する材料の屈折率および、屈折率
変化に対応して、該記録薄層の膜厚を選ぶ。
これら膜厚および、屈折率の組合せにより、情
報記録に伴う記録部位の反射率は、情報再生に使
用する波長において、増大あるいは減少し、反射
率の変化量△Rは、正または負の値に選ぶことが
できる。
報記録に伴う記録部位の反射率は、情報再生に使
用する波長において、増大あるいは減少し、反射
率の変化量△Rは、正または負の値に選ぶことが
できる。
△Rが正の場合、つまり、検出器に入る光量が
記録ビツトの部分では増大することになり、信号
を再生する場合、ビツト検出の際受光面での光量
が大きくなり、弱い再生光つまり、検出器の検出
限界近傍の再生光レベルにおいても良好なS/N
で信号検出が可能になる。
記録ビツトの部分では増大することになり、信号
を再生する場合、ビツト検出の際受光面での光量
が大きくなり、弱い再生光つまり、検出器の検出
限界近傍の再生光レベルにおいても良好なS/N
で信号検出が可能になる。
△Rが負の場合、つまり検出器に入る光量が、
記録ビツトの部分では、減少することになり、信
号再生において、ビツト検出の際、受光面での光
量が減少し、強い再生光で信号再生する場合は、
良好なS/Nで信号検出が可能になる。
記録ビツトの部分では、減少することになり、信
号再生において、ビツト検出の際、受光面での光
量が減少し、強い再生光で信号再生する場合は、
良好なS/Nで信号検出が可能になる。
さらに他の効果つまり、レーザビームによる消
去をおこなう場合、記録部では、反射率が減少し
ているため、光吸収効率が増大し、同一強度のビ
ームを走査することにより、選択的に記録部のみ
消去できる。
去をおこなう場合、記録部では、反射率が減少し
ているため、光吸収効率が増大し、同一強度のビ
ームを走査することにより、選択的に記録部のみ
消去できる。
実施例 1
基本的に光吸収性薄膜および、これを形成する
基材からなる構造を使用したものについて述べ
る。
基材からなる構造を使用したものについて述べ
る。
該薄膜としては、低酸化物光吸収性薄膜TeOx1
(O<x1<2.0)を主成分とするものを用いる。
(O<x1<2.0)を主成分とするものを用いる。
基材は、アクリル樹脂厚みt=1.0mmを使用す
る。該薄膜は、真空蒸着で形成する。
る。該薄膜は、真空蒸着で形成する。
蒸着に用いる原材料の重量および蒸着時間によ
り該薄膜の膜厚を変えることができる。
り該薄膜の膜厚を変えることができる。
第6図は光吸収性記録薄膜の膜厚を変えた場合
の反射率の変化を未記録状態の反射率R1を曲線
a1で示し、光照射記録状態の反射率R2を曲線
a2で示す。
の反射率の変化を未記録状態の反射率R1を曲線
a1で示し、光照射記録状態の反射率R2を曲線
a2で示す。
ただし、測定した波長は、He−Neレーザ、λ
=6328Åである。
=6328Åである。
該光吸収性記録膜は一般的に淡褐色を呈するが
膜厚により、青、緑、赤、赤味がかつた色を反射
光による観測でみることができる。
膜厚により、青、緑、赤、赤味がかつた色を反射
光による観測でみることができる。
一方、長い波長による反射率変化の測定をおこ
なうと、例えば、半導体レーザ、λ=8200Åにお
いては、膜厚により、第6図と同様に反射率の曲
線に山と谷が生じるがλ=6328Åの測定に比べ一
般的にこの周期は長くなり、膜厚の厚い方に移動
する。
なうと、例えば、半導体レーザ、λ=8200Åにお
いては、膜厚により、第6図と同様に反射率の曲
線に山と谷が生じるがλ=6328Åの測定に比べ一
般的にこの周期は長くなり、膜厚の厚い方に移動
する。
反射率曲線の山部は、すなわち、該薄膜の裏面
からの反射と、表面における反射とが、膜厚dと
n1、で生ずる光路差において干渉しあい、強めあ
つて反射率が大きくなる領域であり、逆に、谷部
においては、これが弱めあい低反射条件になる領
域である。
からの反射と、表面における反射とが、膜厚dと
n1、で生ずる光路差において干渉しあい、強めあ
つて反射率が大きくなる領域であり、逆に、谷部
においては、これが弱めあい低反射条件になる領
域である。
記録後には一般的に屈折率が増大し反射率曲線
a1,a2に変化する。
a1,a2に変化する。
つまり山と谷の周期がやや短くなると同時に膜
厚の薄い方に移動した形となる。
厚の薄い方に移動した形となる。
情報再生においては、これら曲線a1とa2の
変化、つまり反射率の変化(R2−R1=△R)を
再生光照射により、反射光量の変化として検出す
るものである。
変化、つまり反射率の変化(R2−R1=△R)を
再生光照射により、反射光量の変化として検出す
るものである。
例えば、本実施例に用いた薄膜材料においては
λ=6328Åに対し、d=800Å〜1400Åにおい
て、およびd=2200Å〜3000Åにおいて曲線a2
が曲線a1の下に変化する。つまり、R2−R1=
△Rであらわされる反射率変化が負となり記録部
からの反射光量が、未記録部に対して減少する効
果として検出がおこなわれる。
λ=6328Åに対し、d=800Å〜1400Åにおい
て、およびd=2200Å〜3000Åにおいて曲線a2
が曲線a1の下に変化する。つまり、R2−R1=
△Rであらわされる反射率変化が負となり記録部
からの反射光量が、未記録部に対して減少する効
果として検出がおこなわれる。
一方、他の膜厚領域においては、その逆で、
R2−R1=△Rは正になる。
R2−R1=△Rは正になる。
以上、再生において、変化量を正および負に選
択することができる。
択することができる。
変化量△Rの絶対値としては、20%程度得るこ
とができる。
とができる。
ところで記録感度については照射光の利用効率
が60〜95%であれば実用上好ましい。
が60〜95%であれば実用上好ましい。
この光吸収率Aは、反射率Rおよび透過率Tと
おくと、A=100−(R+T)で定められる。
おくと、A=100−(R+T)で定められる。
光吸収率が60〜95%を得るには、第6図から、
1200Å以上であれば、この条件が得られる。つま
り、この膜厚領域では、反射率が、5〜40%値を
とり同時に測定した透過率の値は、30〜0%にな
ることにもとづく。
1200Å以上であれば、この条件が得られる。つま
り、この膜厚領域では、反射率が、5〜40%値を
とり同時に測定した透過率の値は、30〜0%にな
ることにもとづく。
この膜厚領域では、記録感度は良好であり、特
に、d=1800Åにおいては、△Rは正で20%程度
が得られ、又d=2600Åにおいては△Rは負で17
%程度になり、変化量として良好な膜厚点を得
る。
に、d=1800Åにおいては、△Rは正で20%程度
が得られ、又d=2600Åにおいては△Rは負で17
%程度になり、変化量として良好な膜厚点を得
る。
実施例 2
特に光吸収性記録薄膜dが薄く透過率が50%以
上になるものについては基材および記録薄膜に加
えて再生光の照明を行う面とは異なる他の面に光
反射層を設ける構造のものについて述べる。
上になるものについては基材および記録薄膜に加
えて再生光の照明を行う面とは異なる他の面に光
反射層を設ける構造のものについて述べる。
基板としては、アクリル樹脂厚みt=1.0mmを
使用する。記録膜は真空蒸着法で形成する。
使用する。記録膜は真空蒸着法で形成する。
本実施例の構成においては、光照射に際し、反
射光量は、膜表面の反射及び薄膜の裏面側に設け
た光反射層からの大きい反射光の影響で、一般に
増大する。
射光量は、膜表面の反射及び薄膜の裏面側に設け
た光反射層からの大きい反射光の影響で、一般に
増大する。
第7図には光反射層を設けた部材において、記
録薄層の厚さdが薄い領域〓1200Åにおける反射
率の膜厚依存性を示す。未記録状態における反射
率R1を曲線b1で記録状態における反射率R2を曲
線b2でそれぞれ示す。
録薄層の厚さdが薄い領域〓1200Åにおける反射
率の膜厚依存性を示す。未記録状態における反射
率R1を曲線b1で記録状態における反射率R2を曲
線b2でそれぞれ示す。
同時に比較のために反射層を設けない場合の反
射率R1,R2を曲線a1,a2で示す。
射率R1,R2を曲線a1,a2で示す。
本実施例の構成では未記録状態の反射率は膜厚
が薄い領域では大きく膜厚を厚くするにしたがつ
て低下し光反射層の影響は小さくなり、反射層を
設けない曲線a1に近ずく。
が薄い領域では大きく膜厚を厚くするにしたがつ
て低下し光反射層の影響は小さくなり、反射層を
設けない曲線a1に近ずく。
未記録状態の反射率R1を示す曲線b1に対
し、記録後の反射率R2を示す曲線b2は、光反
射層のない構成にくらべて薄膜領域において全般
にb2が下側になり、R2の減少がみられる。つ
まり、再生に用いる変化量△R=R2−R1は全般
的に負になり、同時にその変化量も30%以上の値
を得ることができる。この結果、再生効率の良い
情報再生方法が得られる。
し、記録後の反射率R2を示す曲線b2は、光反
射層のない構成にくらべて薄膜領域において全般
にb2が下側になり、R2の減少がみられる。つ
まり、再生に用いる変化量△R=R2−R1は全般
的に負になり、同時にその変化量も30%以上の値
を得ることができる。この結果、再生効率の良い
情報再生方法が得られる。
本発明における情報記録再生方法は、記録媒体
である光吸収性記録薄膜を記録再生の光源の波長
に対応して選び記録において、光吸収係数および
屈折率を同時に変化させ、または屈折率のみを変
化させ、該記録膜の膜厚を介する干渉効果を利用
して情報記録再生をおこなうもので次の効果を有
する。
である光吸収性記録薄膜を記録再生の光源の波長
に対応して選び記録において、光吸収係数および
屈折率を同時に変化させ、または屈折率のみを変
化させ、該記録膜の膜厚を介する干渉効果を利用
して情報記録再生をおこなうもので次の効果を有
する。
(1) 形状の変化をともなわない、非破壊による反
射方式の光学的情報記録再生が行なわれる。
射方式の光学的情報記録再生が行なわれる。
(2) 反射率変化量が大きい値(|△R|20%)
が得られ、再生効率が向上した。
が得られ、再生効率が向上した。
(3) 膜厚を制御することにより、反射率の変化
△Rを正(d=1500Å〜2200Å,d3000
Å) △Rを負(d1500Å,2200Å〜3000Å) に選ぶことができる。
Å) △Rを負(d1500Å,2200Å〜3000Å) に選ぶことができる。
第1図は本発明の情報記録再生方法に用いる記
録部材の斜視図、第2図は、本発明における情報
再生の原理を示す図、第3図は本発明方法におけ
る情報記録部における反射光量の変化を示す図、
第4図は本発明方法を用いた情報記録装置の概略
図、第5図は、本発明方法を用いた情報再生装置
の概略図、第6図は光吸収性記録薄膜の膜厚を変
えた場合の未記録状態、記録状態の反射率を示す
図、第7図は光吸収性記録薄膜が薄い場合の裏面
に光反射層を設けた場合の未記録状態、記録状態
の反射率を示す図である。 1……基材、2……センター孔、3……記録
層、4……保護層、6……透明基材、7……光吸
収性記録薄膜、9……未記録部、10……記録
部、18……レーザ光源、19……レーザ光、2
0……情報処理装置、21……変調信号、22…
…光変調器、23……ミラー、24……レンズ、
25……記録媒体、26……基材、27……光
源、28……照射光、29……ハーフミラー、3
1……レンズ、35……光感応ダイオード、37
……増幅器、38……情報処理装置。
録部材の斜視図、第2図は、本発明における情報
再生の原理を示す図、第3図は本発明方法におけ
る情報記録部における反射光量の変化を示す図、
第4図は本発明方法を用いた情報記録装置の概略
図、第5図は、本発明方法を用いた情報再生装置
の概略図、第6図は光吸収性記録薄膜の膜厚を変
えた場合の未記録状態、記録状態の反射率を示す
図、第7図は光吸収性記録薄膜が薄い場合の裏面
に光反射層を設けた場合の未記録状態、記録状態
の反射率を示す図である。 1……基材、2……センター孔、3……記録
層、4……保護層、6……透明基材、7……光吸
収性記録薄膜、9……未記録部、10……記録
部、18……レーザ光源、19……レーザ光、2
0……情報処理装置、21……変調信号、22…
…光変調器、23……ミラー、24……レンズ、
25……記録媒体、26……基材、27……光
源、28……照射光、29……ハーフミラー、3
1……レンズ、35……光感応ダイオード、37
……増幅器、38……情報処理装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レーザ光を光学記録部材に照射して記録再生
を行なう光学記録再生方法において、基板上に薄
膜状の記録層を設け、この上に密着して保護層を
設け、所定周波数の光ビームの照射によつて上記
記録層の屈折率または屈折率と光学濃度の両方を
変化させて記録し、上記光ビームを光学記録部材
の基板側より入射させて記録再生する構成とし、
上記薄膜状の記録層の表面より反射した光と、裏
面である記録層と保護層の界面で反射した光が干
渉するようにした光学的情報記録再生方法。 2 記録および再生用レーザビームを光学記録部
材の基板側より入射させて薄膜状の記録層に照射
して記録および再生する構成とし、上記薄膜状の
記録層の表面より反射した光と裏面より反射した
光が干渉するようにした特許請求の範囲第1項記
載の光学的情報記録再生方法。 3 薄膜状の記録層の記録部分の表面より反射し
た光と裏面より反射した光の干渉により定まる反
射率が、未記録部分の表面より反射した光と裏面
より反射した光の干渉により定まる反射率より小
さくした特許請求の範囲第1項記載の光学的情報
記録再生方法。 4 薄膜状の記録層の記録部分の表面より反射し
た光と裏面より反射した光の干渉により定まる反
射率が、未記録部分の表面より反射した光と裏面
より反射した光の干渉により定まる反射率より大
きくした特許請求の範囲第1項記載の光学的情報
記録再生方法。 5 未記録部分の反射光量がその入射光量の5%
以上40%以下とし、かつ光学記録部材による光吸
収量がその入射光量の60%以上95%以下とした特
許請求の範囲第1項記載の光学的情報記録再生方
法。 6 レーザ光を光学記録部材に照射して記録再生
を行なう光学記録再生方法において、基板上に薄
膜状の記録層を設け、この膜の透過率が50%以上
になる膜厚とし、この上に、光反射層を設け、さ
らに密着保護層を設け、記録状態における吸収係
数の増大に伴う光反射層からの反射光量の減少を
利用し反射率が、未記録状態の反射率よりも小さ
くなるようにした特許請求の範囲第1項記載の光
学的情報記録再生方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11846878A JPS5545166A (en) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | Recording and reproducing method for optical information |
US06/076,725 US4330883A (en) | 1978-09-25 | 1979-09-18 | System and method of optical information storage in a recording disc |
DE7979103628T DE2967601D1 (en) | 1978-09-25 | 1979-09-24 | System and method of reproducing and erasing information |
EP79103628A EP0014227B1 (en) | 1978-09-25 | 1979-09-24 | System and method of reproducing and erasing information |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11846878A JPS5545166A (en) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | Recording and reproducing method for optical information |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63103082A Division JPS63298729A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 光学的情報記録再生消去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5545166A JPS5545166A (en) | 1980-03-29 |
JPS6240767B2 true JPS6240767B2 (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=14737407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11846878A Granted JPS5545166A (en) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | Recording and reproducing method for optical information |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4330883A (ja) |
EP (1) | EP0014227B1 (ja) |
JP (1) | JPS5545166A (ja) |
DE (1) | DE2967601D1 (ja) |
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JPS58501886A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-11-04 | バロ−ス・コ−ポレ−ション | 低出力放射および関連した媒体を用いる記録保管デ−タ記録システム |
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JP3159374B2 (ja) * | 1997-06-03 | 2001-04-23 | 日本電気株式会社 | 光学的情報記録媒体 |
JP4164984B2 (ja) | 2000-03-27 | 2008-10-15 | ソニー株式会社 | 光学記録媒体 |
JP6645314B2 (ja) | 2016-03-29 | 2020-02-14 | 株式会社デンソー | 内燃機関用の点火プラグ及びその製造方法 |
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-
1978
- 1978-09-25 JP JP11846878A patent/JPS5545166A/ja active Granted
-
1979
- 1979-09-18 US US06/076,725 patent/US4330883A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-09-24 DE DE7979103628T patent/DE2967601D1/de not_active Expired
- 1979-09-24 EP EP79103628A patent/EP0014227B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5545166A (en) | 1980-03-29 |
US4330883A (en) | 1982-05-18 |
EP0014227B1 (en) | 1986-06-04 |
DE2967601D1 (en) | 1986-07-10 |
EP0014227A1 (en) | 1980-08-20 |
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