JPS58105442A - 光学的記録再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明基板上に色素固体薄膜を有する反射層光学
的メモリ媒体に関する。さらに評しくは１本発明は透明
基板側からの再生レーザ光による光反射率が少なくても
１５−である色素固体薄膜を有する光学的メ毫す媒体に
関する。

従来１色素薄膜を記録層として適用し九光字的メモリ媒
体は知られている（例えば、特開昭５６−１６９４８号
会報）。すなわち、この種の光学的メモリ媒体は基板と
色素薄膜記―層との間に金属反射膜を設け、記―層の側
から記録層の光吸収率が極大を示す波長のレーザビーム
を集光照射して情報を記録再生するものである。しかし
ながら、かかるメモリ媒体においては色素記録層の保護
が困難である九め記録層に付着した小ゴ々などＫよって
情報の記録再生に＠シを生じやすいことおよび、反射型
光学メモリ媒体として利用するために線金属反射属が必
要であり媒体の構成が複雑になるという問題がある。

本発明線上記問題に鑑みてなされえものであｐ、そｏｎ
的は従来技術の欠点を解消し、層構成を簡単にするため
記一層を固体色素の単層膜としかつ記録層ｏｈｍが容易
にできるように透明基板側よ上記−および再生用レーザ
光を照射して情報の記−および再生を行なう反射属光学
的メ毫り媒体を提供することである。

すなわち、本発明の光学的メモリ媒体は色素固体薄膜の
光反射率が透明基板側からの再生レーザ光の波長におい
て少なくとも１５９！であることを％做とするものであ
る。

本発明におい・ては透明基板が透明樹脂（例えばアクリ
ル樹脂）あるいはガラスの場合反射率は通常ｓｒｓ変で
める九め記録層の反射率が基板の６倍以上ないと再生信
号のコントラストが十分に得られないことから、色素固
体薄膜の光反射率を透明基板側からの再生レーザ光の波
長において少なくとも１５％にする必要がある。

収率が極大を示す波長が記最光源の見損波長とはぼ同一
になゐものがよいとされているが１本発明で社色素の固
体薄膜の長技長儒ｏ’ｉｔ、吸収端付近の波長が再生レ
ープ光の波長と一歇するようにする点が異っている。

本ＪｉａｌｌｉＫ用いられる色素は上記条件を達成する
ように適宜選択する必要があるが、後記実施例に示すよ
うにシアニン系色素およびトリアリルメタン系色素が４
ＩＫ好ましいものである。その他の色素としては、メ臣
シアニン系、キサンチン系、スクアリクム系、ナツトキ
ノン系などの色素を適宜選択使用できる０本発明の光学
的メ４９媒体に適用されるレーザ光は一般に有機色素は
波長選択性が高いため有機色素の徴収波長に応じて選択
する必要がある。従って、それぞれの有機色素に応じて
％Ｍｌ、　ＩＩ・−Ｏａ％Ａ！−％Ｔｋｈ−Ｍ＠。

ルビー、色素、半導体レーザなどが選択される。

本発明における色ｌＡ固体薄ｗＡ線通常、透明基板上に
色票ｍｍを塗布（回転塗布機などを用いて）し乾燥する
ことによって容易に形成することができるが、これに限
らない。

次に、本発明の光字的メモリ媒体の構成および情報の記
録再生法を添付図面を参照して説明すると、第１図に示
すように色素一体薄膜１は透明基板２の上に形成され、
色素固体薄膜１は透明基板側からの光反射率が再生レー
ザ光の波長において１５−以上を有するものである。レ
ーザ集光ビーム３は模式的に示したものであシ、記帰再
生が透明基板を通′じて行なわれることを示すものであ
る。、また、第２図は本発明の光学的メモリ媒体の別の
働を示すものであって、透明基板にあらかじめ凹み４を
形成しその上に色素の固体薄膜１を形成すると再生専用
の光ディスクとしてｔ良ガイドトツツク付きの記録再生
用光ディスクとしても利用できる。

さらに１第３図に示すように１色素記―層１を密封し層
構成にできる。ζうすると記録層１は外気と趨断され、
ゴ建の付着、キズの発生。

有害ガスとの接触から保護できる丸め保存性は著しく向
上する。透明基板２紘基板としての横１能と保護パッケ
ージの機能を有することになシ透明基板２０表面につく
多少の：／建中キズ唸照射ビーム３が大きくなっている
（基板の厚みが１ｍのと自照射ビーム径が約１■となぁ
）九め悪影智を及ぼさない、すなわち、第５図に示しえ
ものは第１図に示した構造のものを２個すンドイッチ形
１１ＫＬ九もので両面が記録層として使用できるので実
用性が高い。

以下に実施例を掲げて本発明をさらに説明するが、これ
に限定されるものではない。

実施例　１ 構造式 を有するシアニン色ｌＡ（日本感光色ｌＡＭＫ１５１１
）をジクロルエタンに溶かし、回転塗布機で厚さ１−の
アクリル基板（三菱レイヨン製アクリライトムＲ）に撒
布し乾燥したところ、ｇ４図に示すような分光特性を有
する媒体が得られ九。仁の媒体Ｆ１６３３　ｎｍの波長
にお、いて１８％、８２５ｎｍの波長において３７％の
反射率を有していた。

アクリル基板側からＨｅ−Ｎｅレーザによ少記録し■・
−Ｎ・レーザおよび波長８５０　ｎｍの半導体レーザに
よる再生が可能であった。１ 実施例　２ 構造式 を有するトリアリルメタン色素（保土谷化学アイゼン・
ビクトリア・ブルーＢＨ）をエタノールに溶かし厚さ１
■のアクリル板に回転塗布機を用いて塗布、乾燥し九と
ころ第５図に示すような分光特性を示す媒体が得られ九
、アクリル基板側から■・−Ｎ・レーザで記−し■・−
輩・レーザおよび波長８１０　ｎｍの半導体レーザで再
生可能であった。

実施例　３ 構造式 を有すゐシアニン色素（日本感光色素［１１４５）をメ
タノールに溶解し厚さ１箇のアクリル基板に回転塗布機
を用いて塗布、乾燥、し九ところ第６図に示すような分
光特性を示す媒体が得られた。アクリル基板側からＨｅ
−Ｈｅレーザおよび波長８１０ｎｍの半導体レーザで記
録再生することができ丸。

実施例　４ 構造式 を有するシアニン色素（日本感光色素１ｒｘ５　）をジ
クロルメタンに溶解し厚さ１ｓｌのアクリル基板に回転
塗布機を用いて塗布、乾燥し九とζろ第７図に示すよう
な分光特性を示す媒体が得られた。アクリル基板側から
Ｈ・−夏・レーザによって記−シ、Ｈ・−夏・レーザお
よび波長８１０ｎｍの半導体レーザによる再生が可能で
あつ九。

実施例　５ 構造式 をジクロルエタンに溶解し厚さ１■のアクリル基板に回
転塗布機を用いて塗布、乾燥し九ところ第８図に示すよ
うな分光特性を示す媒体ｆ得られた。アクリル基板側か
ら夏・−ｙ・レーザで記録し、波長８１０ｎｍの半導体
レーザで再生することができ九。

実施例　６ 構造式 を有するシアニン色素（日本感光色素ＮＫ１９５８　）
をエタノールに溶解し回転塗布機を用いて厚さ１■のア
クリル基板に塗布し乾燥したところ第９図に示すような
分光特性を示す媒体が得られた。アクリル基板側からＨ
・−Ｍｅレーザおよび波長ｓ　ｉ　ｏ　ｎｍの半導体レ
ーザで記録し、波長８１０ｎｍの半導体レーザで再生す
ることができた。

実施例１〜６で示したように、透明基板側からの反射率
は色素の固体薄膜の長波長側の吸収端付近に反射率３５
−程度の強い反射があられれている。

これらの色素の固体薄膜の長波長側の吸収端付近の波長
のレーザ光を用いれば光の吸収と反射を兼ね備え九分光
特性が得られ、同じ波長のレーザによシ記録再生を行う
ことができるので実用上好ましい。また、小製低価格の
半導体レーザ光の波長７５０　ｕｍ〜８５０　ｎｍで記
録再生の可能な第４図および第６図ないし第９図の特性
を示す色素の固体薄膜を用いた本発明のメモリ媒体は実
用的によシ好ましい。

【図面の簡単な説明】

添付図面において、第１図は本発明による光学的メモリ
ー媒体を用いた記録、再生の一具体例を示した断面図、
第２図は本発明のメモリー媒体の別の実施態様を示す拡
大断面図、第６図は第１図に示した本発明のメモリー媒
体の二個をサンドイッチ構造にし九実施態様を示す断面
図である。 第４図から第９図線実施例１〜６で作成し九メモリー媒
体の分光透過率曲線（図中、Ｔで示す）および透明基板
側からの分光反射率曲線（図中、Ｒで示す）である０反
射率は上から下に向って目盛を付している。 １・・・色素固体薄膜、２・・・透明基板、６・・・レ
ーザ光、４・・・サーボトラック。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）透明基板上に色素固体薄膜を有しかつ該透明基板を
   通して配置を九は再生用レーザ光を照射することによシ
   情報の配置再生を行なう反射ｍ光学的メモリ媒体であっ
   てしかも前記透明基板側からの再生レーザ光による光反
   射率が少なくと４ｂ１５−であることを特徴とする、光
   学的メモリ媒体。 ２）前記色素固体薄膜の長波長側の光吸収端付近の波長
   が再生レーザ光の波長と一致するようにしたことを脣黴
   とする、前記特許請求の範囲第１項記載の光学的メ％　
   １７媒体。