JPS58224794A - 光学的情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

光学的情報記録媒体の製造方法

Info

Publication number
JPS58224794A
JPS58224794A JP57110086A JP11008682A JPS58224794A JP S58224794 A JPS58224794 A JP S58224794A JP 57110086 A JP57110086 A JP 57110086A JP 11008682 A JP11008682 A JP 11008682A JP S58224794 A JPS58224794 A JP S58224794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
physical development
recording medium
recording
metal compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57110086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0452237B2 (ja
Inventor
Takuo Sato
佐藤 拓生
Kinu Norimoto
法元 きぬ
Shinichi Nishi
真一 西
Fumio Shimada
文生 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP57110086A priority Critical patent/JPS58224794A/ja
Priority to EP83303666A priority patent/EP0098125A1/en
Publication of JPS58224794A publication Critical patent/JPS58224794A/ja
Publication of JPH0452237B2 publication Critical patent/JPH0452237B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/251Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising inorganic materials dispersed in an organic matrix

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高密度エネルギービームな用いてであり、か
つ記録層が物理現像核を含んだ層を該層の厚さ方向全体
に物理現像が進行した層であることを特徴とする光学的
情報記録媒体に関する。
高照度、且つ短時間露光を与え得るレーザ光を情報の記
録および再生手段として用いた高密度記録媒体において
1記録直後に後処理なしに直接再生できる[DRAW 
J  (Direct Read After Wrl
tal特性を有する記録媒体が、文書ファイル、画像フ
ァイル等の映像情報のメモリ媒体として最近用いられて
きている。
前記記録媒体の記録層として従来より知られて1i’ル
f%F膜Gj 、To、 Btl Se  等の半金属
、またはその酸化物、5e−Te As、 Te As
等のカルフゲン系化合物がら成っている。しかしながら
、この様な記録層は製造工程で真空装置を用いるために
、連続的な大量生産には適当でなく、更に該記録層に含
有される化合物の酸化劣化による記録情報の再生時の誤
まり率が増大したり、使用化合物の安全性に対する信頼
度が薄いという欠点を有り、でいた。
上記欠点を改良する目的で、感光性ハロゲン化銀乳剤を
用いた記S媒体が、例えば特開昭55−108995号
、同56−33995号、同56−49296号、およ
び同56−49297号の各公報において開近傍に写真
的な化学現像および物理現像により反射性銀粒子を析出
させるもので、金属に比して熱絶縁性に優れたゼラチン
を含有する点で、高感度な光学的情報記録媒体であると
言える。
しかしながら、前記記録媒体においては、記録層の表面
近傍のみが高反射性となるために1表面上の反射率変化
を利用して記録することが必要となり、支持体7通して
の記録再生には不向きであるという短所を有していた。
すなわち、記録媒体には塵埃から記録層表面のピットを
保護するためK、5i01やポリメチルメタクリレート
(PMMA )等の保護層が設けられるか又は記録媒体
全体がカプセル化すれていることが必要である。
従って、保護層を塗設する工程又はカプセル化などの工
程が必要となり、この煩雑さを避けるためにpMMAや
ガラス等の透明支持体を通して記録する方法が通常用い
られ、この際記録媒体は、透明支持体を外側に72る様
に二枚重ねて用いられることが知られている。
しかしこのようにして用いるには前記各公報に記載され
ている記か媒体の記録層の支持体側の反射性が不足とな
rl、実用上致命的な欠点となって現像核を含んだ層を
設け、その上に必要に応じて、物理現像条件去し得る金
属化合物を含有する層を隣接して積層した光学的情報記
録媒体が特願昭57−43305号に提案されている。
しかしながら、前記記録媒体においては支持体を通して
反射光による情報の読み取りに必要な反射性は有してい
るものの、物理現像核を含んだ層は支持体の反対方向の
表面より物理現像が開始されるため、支持体側の反射が
未だ充分に増大しK<く、物理現像の進行具合によって
感度、S/N比が変化するという作製上の欠点がみられ
ることを通して高密度エネルギービームで書き込みおよ
び読み出しができる、より高感度な光学的情報記  1
録媒体を提供することにあり、また本発明の他の目的は
、記録層の薄膜化を行なうことにより改良された記録再
生品質と高8/N比(シグナルとノイズの比)の再生信
号を得ることができる光学的情報記録媒体を提供するこ
とにある。
本発明者等が前記に対し種々検討を重ねた結果、高密度
エネルギービームームを用いて情報の記録および再生を
行なう光学的情報記録媒体において、記録層の表面が高
反射性であり、かつ記録層が物理現像核を含んだ層を該
層の厚さ方向全体に物理現像が進行した層であることを
5ashする光学的情報記録媒体により前記目的を達成
し得ることを見出した。
すなわち、本発明によれば実質的に高密度エネルギービ
ームに対して透明な支持体を通過した前記エネルギービ
ームが、物理現像により記録層中に形成された金属微粒
子によって吸収され熱に変換されるが、該記録層の分散
媒である有機高分子化合物は低い熱伝導率を有するため
に吸収された熱が局部的に蓄積され、吹き飛ばされて(
blowoff)、ビットが形成される。ここで、該記
録層明細店のi)゛弓1:(内容に変更なし)別紙 は、物理現像核を含んだ層の厚さ方向全体に物理現像が
進行した層であるので、物理現象が開始される物理現像
核を含んだ層の支持体と反対の表面から最も離れた支持
体側界面近傍にも金属微粒子が存在する。このため、記
録層におけろ記録用ビームの吸収率向上、支持体側界面
近傍での反射性の向上および反射ムラの減少がみられ、
感度、S/N比(シグナルとノイズの比)の高い光学的
情報記録媒体となり得るのである。
なお、本発明で具現される物理現(#核を含んだ層の厚
さ方向全体圧はどこす物理現像は、強力な物理現像条件
、例えば強力な現債主薬、高温浴、長時間、強力アルカ
リ等で達成される。
以下、図面により本発明を更に詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる光学的情報記録媒体前駆体(
物理現像する前の光学的情報記録媒体を光学的情報記録
媒体前駆体とよぶ)の構成の一例を示す断面図である。
図において1は支持体、2は物理現像核を含んだ層で、
親水性コロイド分散明細書の、令書(内容に変更なし) 媒中に物理現像核を分散せしめた層であり、3は上記物
理現像核を含んだ層2上に積層して設けられた金属化合
物分散層である。
本発明において好ましく好いられる支持体は1高密度エ
ネルギービームに対して笑質的に透明なものであればい
ずれでもよく、その具体例として、トリ酢酸セルロース
、ポリエチj/ンテレフタレート1ポリメチルメタ7・
リリレート、ポリカーボネート、セラミック、ポリイミ
ド樹脂、ガラス、金属等があげられ、これら支持体は特
に下引処理されていてもいなくてもよいが、さhている
ものが好ましい。この場合の下引処理剤としては、例え
ばシランカップリング剤、ケイ酸塩及びチタンカップリ
ング剤等を用いることができ、特に米国特許第3,66
1,584号明細書に記載のシランカップリング剤が好
ましい。
また、コロナ放電処理、プラズマ放電処理、イオンボン
バードメントなどの表面処理が接着性改良のために支持
体上Vc72されていてもよい。また記録および再生位
置の正確な設定のための案内溝(微細なレリーフ状)を
有する支持体も同様に用層を設ける方法としては、ブレ
ード塗布、エアーナイフ塗布、バー塗布、四−ル塗布、
カーテン塗布、及びスピンナー塗布などの方法を好まし
く採用できる。
このとき、該層の膜厚は、0.0!1〜2μ程度であり
、好ましくはO,U5/j〜0.5μである。
本発明にかかる物理現像核を含んだ層に使用される物理
現嗜核としては、公知の物理現像核いずれもが使用でき
る。
例えば、その一群として重金属のサルファイド類(例え
ば、亜鉛、クロム、カリウム、鉄、カドミウム、フパル
ト、ニッケル、鉛、アンチモニイ、ヒスマス、銀、セリ
ウム、砒素、銅及びロジウムのサルファイド)が好まし
く、この他重金属のセレナイド(例えば、鉛、亜鉛、7
ンチモニイ及びニッケルのセレナイド)が挙げられる。
別の一群の有用な物理現像核としてC銀、金、白金、パ
ラジウム、水銀の如き貴金属が挙げら九これらは結着剤
中にコロイド粒子として存在せしめられる事が好ましい
。また、こういった金属の塩、好ましくけ硝酸銀、塩化
金及び硝酸金の如き簡単な無機のしかも容易に還元し得
る壇も物理現像核として有用である。
他の一群の有用な物理現像核はチオ化合物、例えば銀千
オオキザート及びその鉛及びニッケル錯塩、チオアセト
アミド等が包含される。
本発明圧検わる物理現像核を含んだ層は、前記した各紳
の重金属、貴金属及びこれらのサルファけることもでき
る。この場合、蒸着法、スパッタリング法、CVD法等
の方法は該物理現像核を含んだ層を非常に薄くでき、し
たがって記録用ビームのエネルギーを有効利用する上で
利点があり、くは20A〜500Aである。好ましい物
理現像核は重金属サルファイド、例えば亜鉛、カドミウ
ム、銀、鉛等のサルファイド及び銀、金、パラジウム、
鋼等の金属である。
前記物理現像核としての、核微粒子の粒径は効果的な物
理現像を行なうために充分に小さい必要があり、000
2μmないし0.2μmであり好まl、 (は、0υI
JJm?いし0.05μmである。
1j・I前記金属化合物分散層、すなわち物理現像核に
物理現像によって金属原子を供給する層に用いる金属化
合物としては、ハロゲン化合錯体(塩化金酸塩などをい
い、例えば金塩化ナトリウム)、銅塩(例えばCuCJ
@ 、  CuSCN ) 、鉛塩(例えばpbo。
fIM塩(例えばAgCA! 、AqBr +AgI 
+AgNOs + AgtSO4+Ag、S)、コバル
ト塩(例えばCoC4t Co3O4) 、二”)ケル
塩(例えばNl eJOs % t NICJ2 )、
その他HgC4+BIC4、TeC4r InC1,s
 IyIBr3等を使用できるが、本発明においては特
に銀塩、銅塩、ニッケル塩、コバルト塩が好ましく使用
され、なかでもハロゲン化銀が最も好ましい。こヤー合
はハロゲン化銀が無公害であるという利点も有′シてい
る。
前記ハロゲン化銀の粒径は、0.01μmないし1μm
であり、好ましくは0.02kmないし0.1μmであ
る。
本発明において金属化合物としてハロゲン化銀乳剤が用
いられる場合にはカブリ防止剤、塗布助剤、硬膜剤を加
えることが望まし7いが、可視光に対して感度を必要と
しないため必ずしも増感手段を@iす必要はない。また
、ハロゲン化銀乳剤中に直接、像像主薬、例えばハイド
ロキノン、フェニドンを添加しておき、ハロゲン化銀溶
剤を含むアルカリ溶のみで現像して銀鏡状に銀を析出さ
せることも可能である。また、金属化合物層を積層せず
に、現像液から直接、物理現像核層に金属原子を供給す
る溶液物理現像を行なってもよい。
本発明にかかる物理現像核を含んだ層のコロイド分散媒
としては公知の親水性コロイド等を使用することができ
、イの具体例としては、例えばゼラチン、アルカリ処理
ゼラチン、酸処理ゼラチン及びゼラチン誘導体、コロイ
ド状フルブミン、カゼイン、セルロース誘導体(カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
)、11誘導体(アルギン酸す) 11ウム、澱粉+m
導体等)、合成親水°V1゛高分子(ポリビニルアルコ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリルm 
共重合体、ポリアクリルアミド等)が挙げられる。その
他のコロイド分散媒としてはフェノール樹脂、エポキシ
樹脂、メラニン樹脂等が挙げられる。これらは必要に応
じて2種以上を組合わせて用いることもできる。本発明
に用いられる上記コロイド分散媒として+4熱伝導性の
悪い親水性コロイドが好ましい。
例を示す断面図である。図において、4は物理現像によ
り金属が供給されて反射性を呈1.た、当初の物理現像
核を含んだ層が変化したところの記録層であり、該記録
層の基板側界面近傍においても物理現像が進行し該記録
層全体に金属微粒子が存在している。5は物理現像の結
果として金属の鰍が減少した金属化合物分散層である。
上記の物理現像に用いられる物理現像液は少くとも現像
主薬を含むアルカリ性溶液または酸性溶液であるが、好
ましくはpH9以上のアルカリ性溶液である。pH9以
上のアルカリ性の強い溶液を用いた方が強力な物理現像
が起り易く、物理現像核を含んだ層の厚さ方向全体に物
理現像が進行し易く、記録層としたときに@7FI!j
にみるように記録層の厚さ方向全体に金属微粒子が存在
し易い。
前記現像主薬としては例えば、メトール、アミトール、
フェニドン、へイドロキノン、カテコール、p −フェ
ニレンジアミン、アスコルビン酸、オJ:びそれらの誘
導体、あるいはヒドラジンならびにその水酸化物、また
はその塩等を用いることができ、なかでもアミド°−ル
、フェニドン、メトールなどの強力な現像主薬を用いる
のが好ましい。また現像温度も一般の物理現像より高温
であることが好ましく、加℃〜40℃程度が望ましい。
本発明にかかる光学的情報記録媒体においては例えば第
2図の1l15を物理現像核層離してもよく、@3図は
このような、物理現像後に金属化合物分散層が除去され
た後の本発明の光学的情報記録媒体の1例の断面図を示
している。
物理現像後における金属化合物分散層5を除去イる操作
は、例えば剥離、溶解またはピール1バート等の方法に
より行われる。上記の剥離操作は、物理現像後の水洗工
桿に際して、金属化合物分散層5の親水性コロイド分散
媒が溶解するか、ゾル化するン品度まで水洗時の温度を
上昇せしめる(以属化合物分散層5の剥離が効果的に行
われる。また他の方法としては・金8化合物分散層5を
濃厚な強電解質水溶液に浸漬して膜収縮を起ざぜた後に
温水で洗浄することic、Il:っても好ましく剥離さ
せることができる。
この場合に用いられる強電解質としては、例えば硫酸す
) 11ウムの如き強酸と強塩基の塩が好ましい。また
上記強電解質を物理現像液中に含有させて使用しても同
じ効果を得ることができる。
前記の温水洗浄時の液温は、例えば金属化合物分散層の
分散媒が親水性コロイドであり該H1水性コロイド分散
媒がゼラチンの場合、加℃乃至(資)℃であり、好まし
くは40℃±5℃前後である。
本発明にかかる光学的情報記録媒体は例えば以上のよう
な方法によって製造される。
本発明にかかる光学的情報記録媒体は、反射光により情
報の読みとりをする必要上、基体を通して10〜80%
、好ましくは20〜70%の反射率(いずれも再生光に
対しての反射率)を有することが必要である。これらの
範囲の反射性であることを高反射性と定鵜する。反射率
が上記より低いと、S/N比が低下し、情報の読み取り
が困難となる。
本発明にかかる前記記録媒体は、反射率の上昇や、膜厚
の減少を目的として、必要により酸素存在下、もしくは
不存在下で加熱処理を行ってもよい。この際の好ましい
温度範囲は250℃〜400℃程度である。@4図は、
基板の方向から高密度エネルギービームを照射して記録
層の照射部分が溶の断面図を示す。
図において6は高密度エネルギービームの照射を示す矢
印であり、7は形成されたピットを示し。
ている。
本発明によれば、上記ピット0’/f7の低下した反射
性を利用[7て書き込み用品密度エネルギービームより
も弱い高密度エネルギービームで情報の読み出し、再生
を行なうことができる。
本発明において使用されるピット情報を記録するための
高密度エネルギービームとしては翫例えばキセノンラン
プ、水銀ランプ、アーク灯等が用いられ、いずれでもよ
いが、レーザー光が高密度記録ができる点で好ましい。
レーザー光としては、連続波発振のものでもパルス発振
のものでも使用できる。使用できるしDザは、具体的に
はルビーレーザ(6943A、)、アルダンイオンレー
ザ(4880At5145A)、ガラスレーザ(1,0
6μ)、He−Neレーザ(6328X )、クリプト
ンイオンレーザ色素レーザ、半導体レーザ等が挙げられ
る。
本発明に係る前記記録媒体に記録するための高密度エネ
ルギービーノ・共および再生するための高密度エギルギ
ービームは、同一種類であっても異なる種類であっても
かまわず、透明支持体を通して(支持体側とよぶ)照射
してもまた1支持体側とは反対側のIlBl要録面側に
直接照射して用いても何らの支障もない。
第5図は、本発明にかかる金属化合物分散層と前駆体の
1例の断面図を示している。第5図中、第1図と同じ記
号の説明は省略するが31は感光性の金属化合物分散層
、8はパターンで9は感光性の金属化合物分散層を感光
させるに適した光線を示す。本例における上記の感光性
の金属化合物としては前記のハロゲン化銀が好ましく用
いられる0本例の如く物理現像核を含んだ層の上に感光
性の金属化合物分散層を積層せしめた情報記録媒体を使
用した場合には、該感光性層310面へのパターン露光
により物理現像に際して露光部における溶解物理現像作
用が抑制され、その結果として、記録層(物理現像され
る前は物理現像核を含んだ層であった。)の反射率がパ
ターン状に変化させる模様が形成される。
第6図は、上記による記録#におけるパターン状に反射
率が変化17た模様を示l、ている。ゴ′なわち、10
は金属化合物分散層が物理現像により、除去された後の
記録層の反射性の弱い部分を示し、101反射性の強い
部分を示I、でいる。
以上の詳細な説明からも明らかなように、本発明にかか
る記録媒体では・必要に応じて該記録媒体に予めトラン
クあるいはその他の114要な情報を写世的に記録でき
ることがわかった。また、本発明にかかる記録媒体では
露光あるいは現像などの手段で任意に必要な反射率を付
与することが可能であることもわかる。この事は書き込
みエネルギーを任意に制御できる上で重要であり、以下
の実施例においても明示したとおり、本発明による試料
のいずハもが書き込みに必−な最小のエネルギト ) 一値(以下、しきい値エネル゛′ギーと称する)を低下
することができた意鵜は大きい。
以下、実施例に従い本発明を具体的に説明する。
が、これにより本発明の実施態様が限定されるものでは
ない。
実施例1 物理現像核であるコロイド状銀粒子のゼラチン分散水溶
液は、硝酸銀をデキストリンにより還元することによっ
て得られ、銀のゼラチンに対する重量比は32%であり
、コロイド粒子の粒径は約30OAであった。この溶液
を、プラズマ放電処理及びシランカップリング剤を用い
て下引加工を施した厚さ1.0mmのポリメチルメタク
リレート板上忙、ワイヤーバーな用いて乾燥後の膜厚が
0.1μmK72るように塗布し、はぼ無色透明な物理
現像核を含んだ層を設けた。この物理現像核を含んだ層
上に、金属化合物として微粒子沃臭化銀ゼラチン乳剤(
沃化銀3モル%、平均粒子サイズ0.05μ)を塗布銀
量31!/rrlとなるように塗布して、試料を得た。
この試料を露光することなく下記組成の現像液にて温度
40℃、2分間の現像を行なった後、コ℃の温水で水洗
して乳剤層をはく熱除去した。
(現像液) その結果、支持体であるホ′リメチルメタクリレート悸
Iを通して観察すると、金属光沢を有する銀鏡が発生l
、rおり、fi33mmにおける反射率は50%であっ
1こ。
この試料の記録層の厚さ方向の銀の分布をES CAl
子分子分外析)により分析した。その深さ分析(Dep
th Profile )を第7図vc’ism−c示
す。横軸はスパッタ時間で:30すいし、32分後にア
クリル基板へ達【、7いる。縦軸は銀の相対的な検出量
を1反映し、ている。記録層内において厚さ方向に現像
され1″にコロイド銀のまま残っている銀は存在せず、
記録層全体に物理現像が進行1ていることがわかった。
即ち支持体側界面まで物理現像が進行していた。
得られた本発明に係る記録媒体試料に対して蔦1.4μ
径のビーム径を有する記録面10 mw小出力He−N
oレーザ光を回転鏡を用いて5.2 m / seeの
走査速度で走査し、音響光学変調素子により500 n
fleeのパルス信号を与えて、ビットを形成させる書
き込み記録を行なった。その結果、反射性の差異が顕著
である記録面となって良好なシグナルコントラストが得
られ、容易に光学的読み取りが可能であった。この時の
書き込みのしきい値エネルギーは50 m J/ cI
I程度であり、記録再生S/N比は50 dB以上であ
った。
比較例1 物理現像核を含んだ層の膜厚を0.2μm にした他は
実施例1と同様の方法で、現像を現f!I!W温度20
℃、(9)秒で行ない試料を作製した。該記録媒体の反
射率は20%と低く、物理現像が不充分であり、記録し
きい値エネルギーは200mJ/ctA程度であり、記
録再生S/N比は30dB程度であり、実施例1の本発
明にかかる記録媒体にくらべて劣っていた。
この試料についても、実施例1と同様にESCA分析を
行ない、そのDepth Proflleを第8図に示
す。閣外のスパッタても基板に達せず、35分以降の検
出銀量−足載はコロイド銀が現像されずに残っている部
分であり、物理現像が記録層の途中までし、か及んでい
ないことがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、物理現像前の本発明にかかる光学的情報記録
媒体前駆体の断面図、第2図は、物理現像後の本発明に
かかる光学的情報記録媒体の断面図、第3図は物理現像
の後、金属化合物分散層が除去された後の本発明にかか
る光学的情報記録媒体の断面図、第4図は、高密度エネ
ルギービーム照射後の本発明にかかる光学的情報記録媒
体の断面図、また第5図ならびに第6図は感光性金属第
7図は本発明にかかる光学的情報記録媒体の記録層のE
S CA分析(Depth Prof ile )のチ
ャート、属化合物分散層、4・・・記録層(物理現像後
の、物理現像核を含んだl1l)、5・・・物理現像後
の金属化合物分散層、6・・・高密度エネルギービーム
、7・・・ビット、8・・・パターン、9・・・感光性
金属化合物分散層を感光させる元、10・・・低反射性
部分、11・・・高反射性部分、31・・・感光性金属
化合物分散1v。 代理人  桑 原 義 美 躬1図 躬と図 も9図 躬4図 65閃 ゛い−(1★」i 躬ら図 ト   Φ   II−I    →   n   〜
   −0FEAK  To FI# ト   、o    n   →    憤   〜 
  、   0手続補正書 特許+1長官若杉和夫殿 2 発明の名称 光学的情報記録媒体 3 補+E t するに 事件との関係 特f+出りr+人 イ1 所  東京都新宿区西新宿1]旧426番2す名
 4(、:  f127)小西六写貞手業株式会社4代
理人 〒191 居 所  東京都日野市さくら町1番地小西六写真を業
株式会社内 6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄および「発明の詳細な
説明」の欄 7、 補正の内容 (イ) 「特許請求の範囲」を別紙の如く訂正する。 (ロ) 「発明の詳細な説明」の欄を下記の如く訂正す
る0 (1)第5頁第8行目「層の表面が高反射性であり、か
つ記録層が物理現」を「層が物理現」と訂正する。 (2)第5頁第10行目「が進行した層である」を「せ
しめた層であり、かつ記、録層が高反射性である」と訂
正する。 (3)第6頁第2行目「現像が進行した像であるので」
を「現像された層であるので」と訂正する。 (4)第6頁第6行目「このため、記録層における記録
用ビ」を「このため記録層が高反射性となり、記録層に
おける記録用ビ」と訂正する。 (5)第12頁第14行目「基板側」を「支持体側」と
訂正する。 (6)第12頁第15行目「物理現像が進行し」を「物
理現像ぎわ、てJと訂正する。 (7ン  第13頁第3行目re理現像が進行し」を「
物理現像され」と訂正する。 (8)第15頁第4行目「基体を通し」を「支持体を通
し」と訂正する。 (9)  第加頁第16行目「アクリル基板」を1ポリ
メチルメタクレ一ト支持体」と訂正する。 00)  第aJ頁第加行目「記録層全体に物理現像が
進行している」を「記録層全体が物理現像されていた」
と訂正する。 (11)第21頁第18行目「の反射率は」を「の支持
体とは反対の面の反射率は」と訂正する。 特許請求の範囲 高密度エネルギービームを用いて情報の記録および再生
を行なう光学的情報記録媒体におい工、記録層が物理現
像核を含んだ層を該層の厚さ方向全体に物理現像せしめ
た層であ 、かつ記録層が高反射性であることを特徴と
する光学的情報記録媒体。 手続補正書(方式) 昭和5フイ110月511 1、 110L・1; 1信hl 57 ’1′、1′1許和第 110086
   ′−ノ2 発明の名作 光学的情報記録媒体 3、  捕1トを−I る 古 事件との関係 1′?許出願人 住 所  東京都新宿区西新宿+4’目26詐2薯名 
称 +1271小西六写真玉業株式会11代!ン取締役
川本信彦 昭和57年9月9日(発送日:昭和57年9月28日)
6、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」第6頁を別紙の通りとす
る。明細書のタイプ浄書(内容に変更なし)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録層の表面が高反射性であり、かつ記録層が物理現像
    核を含んだ層を該層の厚さ方向全体に物理現像が進行し
    た層であることを特徴とする光学的情報記録媒体。
JP57110086A 1982-06-25 1982-06-25 光学的情報記録媒体の製造方法 Granted JPS58224794A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57110086A JPS58224794A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 光学的情報記録媒体の製造方法
EP83303666A EP0098125A1 (en) 1982-06-25 1983-06-24 Recording media for optical information

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57110086A JPS58224794A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 光学的情報記録媒体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58224794A true JPS58224794A (ja) 1983-12-27
JPH0452237B2 JPH0452237B2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=14526666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57110086A Granted JPS58224794A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 光学的情報記録媒体の製造方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0098125A1 (ja)
JP (1) JPS58224794A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933192A (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 記録媒体
WO1988005592A1 (en) * 1987-01-24 1988-07-28 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Optical recording medium and production thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108995A (en) * 1979-02-14 1980-08-21 Drexler Tech Information storage media and production thereof
JPS5633995A (en) * 1980-04-14 1981-04-04 Drexler Tech Reflective optical data recording and preserving medium

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1286467A (en) * 1968-11-18 1972-08-23 Agfa Gevaert Proteinaceous colloid compositions and their adherence to glass supports
FR2214934B1 (ja) * 1973-01-18 1978-03-24 Thomson Csf
CA1116752A (en) * 1977-07-15 1982-01-19 Gary F. Schiefelbein Photsensitive material for optical digital recording and high density information storage
JPS5545166A (en) * 1978-09-25 1980-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Recording and reproducing method for optical information
US4425570A (en) * 1981-06-12 1984-01-10 Rca Corporation Reversible recording medium and information record

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108995A (en) * 1979-02-14 1980-08-21 Drexler Tech Information storage media and production thereof
JPS5633995A (en) * 1980-04-14 1981-04-04 Drexler Tech Reflective optical data recording and preserving medium

Also Published As

Publication number Publication date
EP0098125A1 (en) 1984-01-11
JPH0452237B2 (ja) 1992-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4269917A (en) Data storage medium having reflective particulate silver layer
CA1147462A (en) Reflective data storage medium made by silver diffusion transfer
US4298684A (en) Reflective data storage medium made by silver diffusion transfer in silver-halide emulsion incorporating nuclei
US4837134A (en) Optical memory card with versatile storage medium
JPS63276721A (ja) 光記録部材及びその製造方法並びに光記録カ−ドの製造方法
US4762770A (en) High contrast optical memory disk
US4463089A (en) Reflective optical data storage and laser recording medium
JPS641317B2 (ja)
JPS641316B2 (ja)
JPS58224794A (ja) 光学的情報記録媒体の製造方法
JPS5849295A (ja) 光学的情報記録媒体
JPH031733B2 (ja)
JPH0312646A (ja) 新規色素記録材料
EP0080884A2 (en) A recording medium and a method for the production thereof
JPS595098A (ja) 光学的情報記録媒体の製造方法
EP0103401A2 (en) Recording media
JPS58130454A (ja) 光学的情報記録媒体
JPH0352139B2 (ja)
JPS58160193A (ja) 光学的情報記録媒体
JPS58219089A (ja) 光学的情報記録媒体
JPS58224791A (ja) 光学的情報記録媒体
JP2531738B2 (ja) 光記録媒体の製造方法及び情報記録方法
JPH053396B2 (ja)
JPS5919254A (ja) 記録媒体
JPS5919239A (ja) 光学的情報記録媒体の記録方法