JPS6240002Y2 - - Google Patents

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JPS6240002Y2
JPS6240002Y2 JP17170681U JP17170681U JPS6240002Y2 JP S6240002 Y2 JPS6240002 Y2 JP S6240002Y2 JP 17170681 U JP17170681 U JP 17170681U JP 17170681 U JP17170681 U JP 17170681U JP S6240002 Y2 JPS6240002 Y2 JP S6240002Y2
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JP
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girder
joist
wall
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middle pillar
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JP17170681U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、建築物開口部の外側に据え付ける
バルコニー等の中柱連結装置に関する。
近年、建築物の開口部の外側にベランダやバル
コニーを据え付け、建築物の開口部より外側のバ
ルコニーへ出入りすることが増えつつあるが、バ
ルコニーの骨組はアルミ製の押出し形材で形成さ
れているため、部材と部材の連結、特に部材の側
面に別個部材の端面を当接する端接連結にあつて
は、連結強度が弱くて連結も困難であつた。
そこでこの考案は、バルコニー等を構成する骨
組の内、桁材とこれに端接する中柱及び根太材の
連結に工夫を凝し、中柱を簡単にしかも強力に連
結固定し得るようにしたものである。
次に本案中柱連結装置の構造を実施例の図面に
より説明すると、1はバルコニーの床台を構成
する桁材で、桁材1は上縁12より内周方向に、
上縁12より一段低い内向壁13と、桁材主壁1
1の中間部より内周方向に突出し上位内向壁13
と相対する下位内向壁14を設け、下位内向壁1
4の先端部に上部に向つて開口する袋部15を、
該袋部15の上端両側に内向突片16を設け、袋
部15内に根太取付ボルト6を移動可能に嵌挿
し、上位内向壁13の中柱取付位置に、内向壁1
3の切欠によつて中柱連結部10を形成する。2
はバルコニーの床台を構成する根太材で、根太
材2は桁材1の上下内向壁間Hより小さい中空矩
形部21の一方又は両方に、矩形部底面2aと面
一な袖壁22を設け、矩形部21に袖壁22を一
体成形した根太材2を、桁材1の下位内向壁14
上に安定して載置し得るようにすると共に、袖壁
22の端部に桁材下位内向壁14の袋部15と連
通する長孔23を穿設し、袋部15に嵌挿するボ
ルト6の螺子部62を長孔23に挿通せしめ、長
孔23より突出するボルト螺子部62にナツト7
を螺合して固定される。3は手摺を構成する中
柱で、中柱3は下部に桁材主壁11の外周下端ま
で重なる前壁31と、桁材1の上縁12より上位
内向壁13に当接する桁嵌合部30、又は桁材1
の上位内向壁13に設けた中柱連結部10に嵌挿
する桁嵌合部30を形成している。4は中柱3と
根太材2を連結するL字状の補強材で、補強材4
は根太材矩形部21の端部両側に重なる腕部41
と、桁材上位内向壁13の嵌合部10に嵌挿し、
中柱3内に挿入する脚部42から成り、脚部42
の上部に中柱3の後壁32に内接する脚壁43
を、又脚壁43に雌ネジ44を設け、腕部41に
て根太材2の矩形部21を両側より挾持し、腕部
41より根太材2に貫通するボルト6にて、補強
材4の腕部41を根太材2に固定する一方、中柱
3内に挿入する脚部脚壁43の雌ネジ44に、中
柱3の後壁32よりボルト6を螺入し、補強材4
の脚部42を中柱3に固定する。5は桁材1の主
壁11とその外周側に重なる中柱前壁31間に介
在するスペーサーで、スペーサー5は桁材1の主
壁11にビスS止めされ、中柱前壁31よりスペ
ーサー5を介して桁材主壁11にボルト6を挿通
し、桁材1に対する中柱前壁31の固定を可能に
するものである。
本案の中柱連結装置は上記構造であるから、予
め桁材1の中柱取付位置に上位内向壁13の一部
を切欠して中柱連結部10を、根太材2の袖壁2
2に長孔23を形成しておくと共に、中柱3の下
部に前壁31を残して桁嵌合部30を形成し、別
個に中柱3の下端部より根太材2に連結する補強
材4と、桁材主壁11の外周側に取付けるスペー
サー5を形成しておき、根太材矩形部21と補強
材腕部41にボルト6の挿通孔2a,4aを、中
柱前壁31と桁材主壁11にボルト6の挿入孔3
a,1aを連通状態に穿設し、中柱3の後壁32
に補強材脚部42の脚壁43に設けた雌ネジ44
と連通する貫通孔3bを穿設しておく、上記桁材
1を用いて床台を組立てる前に、下位内向壁1
4の袋部15内に螺子部62を上にして適数のボ
ルト頭部61を挿入し、袋部15よりボルト6の
螺子部62が露出するようにしておき、又桁材主
壁11の中柱取付位置の外周側にスペーサー5を
ビスS止めし、且つ根太材2の矩形部21端部に
補強材4の腕部41を重なるよう、又矩形部21
と腕部41の挿通孔2a,4aが連通するように
嵌合し、腕部41より矩形部21にボルト6を挿
通して、根太材2に補強材4を取付けておき、先
ず根太材2に取付けた補強材4の脚部42を、桁
材1の中柱取付位置に設けた連結部10に向け、
連結部10に補強材4の脚部42を、又桁材1の
上下内向壁13,14間に根太材2の端部を挿入
した後、根太材2の袖壁22に設けた長孔23内
に、桁材袋部15に嵌挿したボルト6の螺子部6
2が挿入するように移動し、根太材2を下位内向
壁14に載置するまで下降し、根太材2の下降に
よつて袖壁22の長孔23にボルト6の螺子部6
2を挿通せしめ、袖壁22より突出したボルト螺
子部62にナツト7を螺入し、桁材1に根太材2
を固定すると共に、根太材2に取付けた補強材4
の脚部42を桁材1の連結部10より上方に突出
するようにしておく。次で中柱3の下部を桁材1
より上方に突出している補強材4の脚部42に向
けて下降し、中柱3内に脚部42が挿入するよう
にしながら、中柱3下部の前壁31を桁材1にビ
スS止めしたスペーサー5の外側に重なるように
し、且つ桁嵌合部30が桁材1の上縁12より上
位内向壁13に接合した後、中柱後壁32の貫通
孔3bより中柱3内に挿入する補強材脚部42の
雌ネジ44にボルト6を螺入し、中柱前壁31の
挿入孔3aよりスペーサー5を介して桁材主壁1
1にボルト6を挿通固定して、中柱3を桁材1と
根太材2に固定するものである。
尚、考案の具体的な実施にあつては、桁材1に
対する根太材2と中柱3の取付け、桁材1と根太
材2に対する補強材4の取付け手段は、上記実施
例に限定されるものではなく、又桁材1と根太材
2及び中柱3の具体的な形状構造等は、この考案
の要旨に反しない限り適宜変更可能である。
従つて本案の中柱連結装置をバルコニー等の構
成において用いれば、根太材には底面と面一なる
袖壁が設けられているため、桁材に根太材の端部
を安定して架設載置することができるし、桁材に
長手方向と平行する袋部を設け、袋部より根太材
の袖壁にボルトを挿入固定し得るように工夫され
ているため、根太材を桁材の任意位置まで移動調
整して固定することができる。又桁材に対する手
摺中柱の取付けは、中柱下部の前壁より桁材に挿
入固定するボルトと、中柱内の下部より桁材の端
部に跨がつてボルト止めする補強材によつて取付
けるものであるから、中柱の取付け強度が著しく
向上するし、桁材に対する根太材の取付けと同様
に、中柱の取付け手段も至つて簡単である等、本
案の中柱連結装置はバルコニー等の構成に実用的
顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の中柱連結装置を用いて構成する
バルコニーの要部分解斜視図、第2図は桁材の縦
断面図、第3図と第4図は根太材の構造例を示す
縦断面図、第5図はスペーサーの側面図、第6図
は桁嵌合部の形成例を示す中柱下部の縦断面図、
第7図は桁材と根太材及び補強材の取付構造例を
示す斜視図、第8図は桁材と補強材に対する中柱
の取付構造例を示す斜視図、第9図と第10図は
補強材の構造例を示す斜視図、第11図と第12
図は桁材に対する根太材及び中柱の取付状態を示
す断面図である。 ……床台、1……桁材、10……中柱連結
部、11……主壁、12……上縁、13,14…
…内向壁、15……袋部、2……根太材、21…
…矩形部、22……袖壁、23……長孔、……
手摺、3……中柱、30……桁嵌合部、31……
前壁、32……後壁、4……補強材、41……腕
部、42……脚部、43……脚壁、44……雌ネ
ジ、5……スペーサー、6……ボルト、61……
頭部、62……螺子部、7……ナツト、H……上
下内向壁間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物開口部の外側に据え付けるバルコニー等
    において、床台を構成する桁材1に根太材2の
    端部を載置する内向壁14と、その先端部に桁材
    の長手方向に沿つてボルト6を移動可能に挿入す
    る袋部15を設け、袋部に挿入するボルトにて根
    太材を任意位置に固定し得るようにすると共に、
    根太材の端部にL字状補強材4の腕部41を取付
    け、補強材の脚部42を桁材の中柱取付位置に設
    けた連結部10より上方に突出し、該脚部に手摺
    を構成する中柱3を嵌合して、中柱下部をその
    内部に挿入する補強材脚部に、又中柱下部の前壁
    31を桁材に夫々ボルト止めして固定するバルコ
    ニー等の中柱連結装置。
JP17170681U 1981-11-18 1981-11-18 バルコニ−等の中柱連結装置 Granted JPS5875806U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17170681U JPS5875806U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 バルコニ−等の中柱連結装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17170681U JPS5875806U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 バルコニ−等の中柱連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS5875806U JPS5875806U (ja) 1983-05-23
JPS6240002Y2 true JPS6240002Y2 (ja) 1987-10-13

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ID=29963618

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JP17170681U Granted JPS5875806U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 バルコニ−等の中柱連結装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523869Y2 (ja) * 1990-09-10 1997-01-29 クボタハウス株式会社 階段腰壁の取付装置

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Publication number Publication date
JPS5875806U (ja) 1983-05-23

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