JPS6239861A - 正帯電用感光体 - Google Patents

正帯電用感光体

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JPS6239861A
JPS6239861A JP18076785A JP18076785A JPS6239861A JP S6239861 A JPS6239861 A JP S6239861A JP 18076785 A JP18076785 A JP 18076785A JP 18076785 A JP18076785 A JP 18076785A JP S6239861 A JPS6239861 A JP S6239861A
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substance
carrier
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electron
layer
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JP18076785A
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Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Kiyoshi Tamaki
玉城 喜代志
Koichi Kudo
浩一 工藤
Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0601Acyclic or carbocyclic compounds
    • G03G5/0609Acyclic or carbocyclic compounds containing oxygen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は正帯電用感光体の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば電子写真感光体としては、セレン、酸化亜
鉛、硫化カドミウム等の無機光導電性物質を含有する感
光層を有する感光体が広く用いられている。
一方、種々の有機光導電性物質を電子写真感光体の感光
層の材料として利用することが近年活発に開発、研究さ
れている。
例えば特公昭50−10496号公報には、ポリ−N−
ビニルカルバゾールと2.4,7.−トリニトロ−9−
フルオレノンを含有した感光層を有する有機感光体につ
いて記載されている。しかしこの感光体は、感度及び耐
久性において必ずしも満足できるものではない。このよ
うな欠点を改善するために、感光層において、キャリア
発生機能とキャリア輸送機能とを異なる物質に個別に分
担させることにより、感度が高くて耐久性の大きい有機
感光体を開発する試みがなされている。
このような、いわば機能分離型の電子写真感光体におい
ては、各機能を発揮する物質を広い範囲のものから選択
することができるので、任意の特性を有する電子写真感
光体を比較的容易に作製することが可能である。
こうした機能分離型の電子写真感光体に有効なキャリア
発生物質として、従来数多くの物質が提案されている。
無機物質を用いる例としては、例えば特公昭43−16
]98号公報に記載されているように、無定形セレンが
あり、これは有機キャリア輸送物質と組み合わせる。
また、有機染料や有機顔料をキャリア発生物質として用
いた電子写真感光体も多数提案されており、例えば、ビ
スアゾ化合物を含有する感光層を有するものは、特開昭
47−37543号公報、特開昭55−22834号公
報、特開昭54−79632号公報、特開昭56−11
6040号公報等により既に知られている。
ところで、前記有機光導電性物質を用いた従来の感光体
は通常、負帯電用として使用されている。
この理由は、負帯電使用の場合には、ギヤリアのうちホ
ールの移動度が大きいことから、光感度等の面で有利な
ためである。しかしながら、このような負帯電使用では
、次の如き問題があることが判明している。即ち、帯電
器による負帯電時に雰囲気中にオゾンが発生し易くなり
、環境条件を悪くするという問題がある。さらに他の問
題は、負帯電用感光体の現像には正極性のトナーが必要
となるが、正極性のトナーは強磁性体キャリア粒子に対
する摩擦帯電系列からみて製造が困難であることである
そこで、有機光導電性物質を用いる感光体を正帯電で使
用することが提案されている。例えば、キャリア発生層
−1−にギヤリア輸送層を積層して感光体を形成する際
、感光体表面の正電荷を能率よく打消すため前記キャリ
ア輸送層に電子輸送能の大きい、例えばトリニトロフル
オレノンを使用しているが、該物質は発ガン性があり、
公害」二極めて不適当である。
さらに正帯電用感光体として、米国特許第361541
4号明細書には、チアピリリウム塩(ギヤリア発生物質
)をポリカーボネート(バインダー樹脂)と共晶錯体を
形成するように含有させたものが示されている。しかし
この公知の感光体では、メモリー現象が大きく、ゴース
)・も発生し易いという欠点がある。又米国特許第33
57989号明細書にも、フタロシアニンを含有せ1.
めた感光体が示されているが、フタロシアニンは結晶型
によって特性が変化する」−に、結晶型を厳密に制御し
なげればならないという弊害があり、かつメモリー現象
が大きく、短波長感度が低いため前記短波長を含む可視
光を光源とする複写機には不適当なものとされる。
このように正帯電用感光体を得るための試みが種々行な
われているが、いづれも光感度、メモリー現象又は公害
等の点で克服すべき多くの問題がある。
そこで有機顔料を用いた機能分離型感光体の電子写真性
能を改善するものとして感光層中に電子受容性物質を含
有せしめる方法が提案されている。
例えば特開昭59−31957号公報には、ペリレン顔
料をキャリア発生物質とし、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ールをキャリア輸送物質とする感光層中にP−ニトロ安
息香酸、3,4−ジニトロ安息香酸等のベンゼン誘導体
を電子受容性物質として含有させる技術が開示されてい
る。また例えば特開昭59−24852号公報には同じ
くペリレン顔料及びポリ−N−ビニルカルバゾールを主
成分とする感光層中ニハロダン化−P−ベンゾキノンを
電子受容性物質として含有せしめる技術が開示されてい
る。さらに又例えば特開昭59−1.1.9356号公
報には同じくペリレン顔料及びポリ−N−ビニルカルバ
ゾールを主成分とする感光層中にハロナフトキノン類を
電子受容性物質として含有せしめる技術が開示されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記各号公報に記載される方法はいづれも
八尾すべきものではない。前記特開昭59−24852
号公報の場合は、繰り返し特性は改善されるが半減露光
量(EB)が12.0ルックス/秒と極めて大きい。又
前記特開昭59−31.957号公報の場合も半減露光
量(EX)が5.0〜7.0ルックス/秒であり、前記
特開昭59−119356号公報の場合は半減露光量(
E jA )14.8〜18.0ルッ’;’ ス/ 秒
’T: アリ、イツレモ実用上満足すべき光感度を有し
ていない。
□そこで本発明者等は前記電子受容性物質に着目して鋭
意検討を重ねた結果、正帯電用感光体に好適な電子受容
性物質の添加量、電子親和力さらには該物質の種類等を
見出し、本発明を完成したのである。
〔問題点を解決するための手段〕
(発明の目的) 本発明の目的は正帯電用として好適に構成され、特に光
感度、メモリー、暗減衰、残留電位及び繰り返し使用の
耐久性等の電子写真性能が改善された感光体を提供する
ことにある。
(発明の構成) 前記の目的はキャリア発生物質とキャリア輸送物質とバ
インダ物質とを含有する感光層を有する正帯電用感光体
において、前記キャリア輸送物質の1倍以下のモル数の
電子受容性物質を含有し、かつ該電子受容性物質の電子
親和力が0.4〜1.2eV  の範囲内にある正帯電
用感光体により達成される。
本発明の感光体においては、キャリア発生物質とバイン
ダ物質とキャリア輸送物質とを共に含有する単層構成の
感光層、又はキャリア輸送物質とバインダ物質を含有す
るキャリア輸送層を下層とし、該ギヤリア輸送層上にキ
ャリア発生物質とバインダ物質と必要に応じてキャリア
輸送物質を含有するギヤリア発生層を」二層(表面層)
とした積層感光層に、電子親和力が0.4〜1.2eV
の範囲内にあり、かつ前記キャリア輸送物質の1倍以下
のモル数のキノン系電子受容性物質を含有せしめ、前記
感光体の特に光感度を増大させ、かつ繰り返し特性、メ
モリー、暗減衰及び残留電位等の電子写真特性を向」ニ
させた点に特徴がある。
前記諸特性が向」二する理由としては、前記特定の電子
親和力を有しかつ特定の添加量とされた電子受容性物質
とキャリア輸送物質との間に安定なCT(チャーヂ・ト
ランスファー)コンプレックスが形成され、これが光照
射によりキャリア発生物質から発生するギヤリアの飛程
を伸ばし、光感度を増大させる外、他の諸特性をも向上
せしめるものと推察される。ここで前記電子受容性物質
の添加量が多ずぎた場合(ギヤリア輸送物質の1倍を超
えるモル数)及び電子親和力が1.2eVを超える場合
等においては基板からのキャリアの注入が増加して暗減
衰が増大する等の弊害が発生する。又前記電子受容性物
質の添加量が少なずぎた場合(キャリア輸送物質の0.
005倍未満のモル数)及び電子親和力が0.4を下側
る場合前記発明の効果が充分発揮されない。
次に本発明に有用な電子受容性物質としては、下記一般
式〔T〕及び〔I/ 〕で示される化合物であると共に
その電子親和力が04〜1.2eVの範囲、(好ましく
は0.4eV以上1.1.eV未満)とすることが必要
とされる。
一般式〔I〕;        一般式(1’):〔式
中、ZはZは未置換の芳香族炭素環又はZは未置換の芳
香族複素環を形成するに必要な原子群、RはZは未置換
のアルキル基、Zは未置換のアラルキル基又はZは未置
換のアリール基nは0,1又は2を表わす。〕かかる電
子受容性物質の具体例としては、例えばP−ベンゾキノ
ン、アントラキノン、2−メチルアントラキノン、2,
5−ジメチル−P−ベンゾキノン、ナフトキノン、メチ
ル−p−ベンゾキノン、9−10−フェナントレンキノ
ン、モノクロローP−ベンゾキノン、2,4..7−ド
リニトロー9−フルオレノン、2,3−ジクロロ−P−
ベンゾキノン、2.5−ンクロローP−ベンゾキノン等
を挙げることができる。
−ベンゾキノン等を挙げることができる。
本発明で使用可能なギヤリア輸送物質としては、特に制
限はないが、例えばオギサゾール誘導体、オキザジアゾ
ール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体
、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、イミダシ
ロン誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイミダゾリジ
ン誘導体、スチリル化合物、ヒドラゾン化合物、ピラゾ
リン誘導体、オキザゾロン誘導体、ベンゾデアゾール誘
導体、ベンズイミダゾール誘導体、キナプリン誘導体、
ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘
導体、アミノスチルベン誘導体、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリーI−ビニルピレン、ポリ−9−ビニル
アントラセン等であってよい。
しかしながら光照射時発生ずるホールの支持体側への輸
送能力がすぐれている外、本発明の電子受容性物質との
組合せに好適なものが好ましく用−11= いられる。かかるキャリア輸送物質としては例えば、下
記各一般式で示されるものが選ばれる。
一般式〔■〕: (但し、この一般式中、 R1、R2、置換若しくは未置換のアルギル基、アリー
ル基を表わし、置換基とし てはアルキル基、アルコキシ基、置 換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、 アリール基を用いる。
Ar’、Ar”:  置換若しくは未置換のアリール基
を表わし、置換基としてはアルキ ル基、アルコキシ基、置換アミノ基、 水酸基、ハロゲン原子、アリール基 を用いる。
R3、R4: 置換若しくは未置換のアリール基、水素
原子を表わし、置換基としては、 アルキル基、アルコキシ基、置換ア I2− ミノ基、水酸基、ハロゲン原子、ア リール基を用いる。) 一般式〔■〕ニ ア (但し、この一般式中、 R5:置換若しくは未置換のアリール基、R8:水素原
子、ハロゲン原子、置換若しくは未置換のアルキル基、
アルコキシ基、アミノ基、置換アミノ基、水酸基、 R?、置換若しくは未置換のアリール基、置換若しくは
未置換の複素環基を表わす。)これらの一般式(TI)
又は(1m)のスチリル化合物の具体例は下記の通りで
ある。
(IT−1) 0J−2) (IT−3) (n−4) (H−5) (]T−6) (■−7) (II−9) (II−1,0) ([−1,1) (n−1,2) (IT−13) (TI−1,4) (II−15) (II−16) (U−1,7) (IT−1,8) (IT−19) (H−20) (nil) (II−22) (IT−23) (II−24) (■〜25) (TI−26) (IT−27) (II−29) (II−30) (n−31) (IT−32) (It−33) (IT−34) (IT−35) (IT−36) (IT−37) (IT −38) (IT−39) (It−40) (TI−41) (rt−42) (IT−43) (]Ti4) (TI−45) (rl−48) (IT−47) (TI−48) (rJ−49) (IT−50) (II−51) (IT−52) (n−53) (TI−54) (n−55) (H−56) (n−57) (II−58) (n−5’9) (II−60) (I[−61) (II−82) ([−63) (IT−64) (If−65) (TI−66) (TI−68) (IT−69) (III−70) (n−71) UI−72) (IT−73) (n−74) 3l− (II−75) (n−76) (rl−77) (II−2) (III−3) (III−4) (I−6) (ITI−7) (ITI−8) (I−9) (ITI−1,1) (Tll −12) (1’ff−13) (IT−44) (Il’l−1,5) (In−17) 1(5C2C2I45 (I’1l−19) N H5C2Ct I−T 5 (lT[−21) 1−1 !l IJ   シH!1 (FIT −22) (I’1l−23) (III −24) (Ill−25) (In−27) (TIT −29) (ITJ−30) (Tll−31) (HI−32) りし113 又、キャリア輸送物質として次の一般式(■)(V)、
(VI)又は〔■〕のヒドラゾン化合物も使用可能であ
る。
一般式〔■〕: (但し、この一般式中、 R8およびR8:  それぞれ、水素原子またはハロゲ
ン原子、 RloおよびR目:それぞれ、置換若しくは未置換のア
リール基 A3 :置換若しくは未置換のアリー レン基をわす。) 一般式〔■〕: h・・ (但し、この一般式中、 R12:  メチル基、エチル基、2−ヒト′ロキシエ
チル基または2−クロルエチル基、 RI3;  メチル基、エチル基、ベンジル基、または
フェニル基、 RI4;メチル基、エチル基、ベンジル基まりこはフェ
ニル基を示す。) 一般式〔■〕; (但し、この一般式中、 R”は置換若しくは非置換のナフチル基:R”Jよ置換
若しくは非置換のアルキル基、アラルキル又はアリール
基:R17は水素原子、アルキルはアルコキシ基:I’
( +6及びR′9は置換若しく(よ、IIE置換のア
ルキル基、アルコキシ基又(まア1ノール基からなる互
いに同一の若しくは異なる基を示1−。)一般式〔■〕
: (但し、この一般式中、 R20:置換若しくは未置換のアリール基または置換若
しくは未置換の複索環基、 R21:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル基ま
たは置換若しくは未置換のア リール基、 Q; 水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、置換アミ
ノ基、アルコキシ基またはシ アノ基、 P; 0または1の整数を表わす。) これらの一般式〔■〕〜[VI)のヒドラゾン化合物の
具体例は次の通りである。
=44= (JV−、1) (IV−2) (IV−3) (IV−4) (TV−5) (IV−6) (IV−7) (■−8) (IV−9) (TV−10) (■−11,) (IV−12) (■−13) (V−1) (■−2) H3 (V−3) (V−4,) (V−5) (V−6) 、I C2H5 (V−7) (V−8) (V−9) (V−1o) 02H40H (V−11) (Vl−1) (Vl−2) (Vl−3) (Vl−4) (W−5) (Vl−6) (V[−7) 5l− (Vl−8) (Vl−9) (■−10) (VI−11) (Vl −1,2) (Vl−13) (VI−14) (■〜15) (Vl−16) (Vl−1,7) C2I−T5”C2H3 (Vl−1,8) (Vl−1,9) (VI −20) (VI−21) (Vl −22) (■−■) (■−2) (■−3) (■−4) (■−5) (■−6) (■−7) (■−8) (■−9) (■−10) (■−11) (■−12) (■−13) (■−14) (■−15) (■−16) (■−17) (■−18) (■−19) (■−20) (■−21) (■−22) (■−23) (■−24) (■−25) (■−26) (■−27) (■−28) (■−29) ■ C2I(5 (■−30) (■−32) =63− (■−33) (■−37) ■ (■−33)           CI−T3(■−
40) (■−42) (■−43) (■−44) (■−45) (■〜46) (■−47) (■−48) (■−49) (■−50) (■−52) (■−53) (■−54) (■−55) (■−56) (■−57) (■−58) (■−59) (■−60) ρθ (■−61) (■−62) (■−63) (■−64) (■−65) (■−61) (■−67) (■−68) (■−69) (■−70) (■−7、)CH・ (vll−72)CtT”Is (■−74) (■−78) (■−79) (■−80) (■−81) (■−83) (■−84) (■−85) (■−86) (■−87) C2H5 また、キャリア輸送物質と17で、次の一般式〔■〕の
ピラゾリン化合物も使用可能である。
一般式〔■〕: 〔但し、この一般式中、 12:0又は11 R”、R”およびR”:置換若しくは未置換のアリール
基 R”およびR20:水素原子、炭素原子数1〜4のアル
ギル基、又は 置換若しくは未置換のア リール基若しくはアラル キル基 (但し、R25及びR”は 水素原子であることはな く、ρが0のときはR25 は水素原子ではない。)〕 このピラゾリン化合物の具体例は次の通りである。
(■−1) (■−2) (■−3) (■−4) (■−5) (■−6) (■−7) (■−8) (■−9) (■−10) (■−12) (■−13) (■−14) (■−15) (■−17) (■−19) 更に、次の一般式(IX )のアミン誘導体もキャリア
輸送物質として使用できる。
一般式〔■〕: (但し、この一般式中、 A r4、Ar’:置換若しくは未置換のフェニル基を
表わし、置換基としてはハ ロダン原子アルギル基、ニトロ λ 基、アルコキシ基を用いる。
Ar8:置換若しくは未置換のフェニル基、ナフチル基
、アントリル基、 フルオレニル基、複素環基を表 わし、置換基としてはアルキル 基、アルコキシ基、ハロゲン原 子、水酸基、アリールオキシ基、 アリール基、アミノ基、二1・口 基、ピペリジノ基、モルホリノ 基、ナフチル基、アンスリル基 及び置換アミノ基を用いる。
但し、置換アミノ基の置換基 とてアシル基、アルキル基、ア リール基、アラルキル基を用い る。) このアミン誘導体の具体例は次の通りである。
(IX−j) (IX−3) (IX−4) (IX−5) (IX−6) (IX−7) (IX−8) (IX−9) (IXIO) (IX−1,1,) (IX−12) (IX−13) (IX−14) (IX−15) (IX−16) (IX−17) (IX−18) (IX−1,9) (IX−20) (IX−21) (IX−22) (IX−23) (IX−24) (IX −25) (IX−26) (IX−27) (IX−28) (TX−29) (IX−30) (IX−31) (TX −32) (IX−33) 次に本発明に適するキャリア発生物質どしては可視光を
吸収してフリーキャリアを発生するものであれば、無機
顔料及び有機色素の何れをも用いることができる。無定
形セレン、三方晶系セレン、セレン−砒素合金、セレン
−テルル合金、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、
硫セレン化カドミウム、硫化水銀、酸化鉛、硫化鉛等の
無機顔料の外、次の代表例で示されるような有機顔料を
用いてもよい。
(1)モノアゾ顔料、ポリアゾ顔料、金属錯塩アゾ顔料
、ピラゾロンアゾ顔料、スチルベンアゾ顔料及びチアゾ
ールアゾ顔料等のアゾ系顔料 (2)ペリレン酸無水物及びペリレン酸イミド等のペリ
レン系顔料 (3)アントラキノン誘導体、アントアントロン誘導体
、ジベンズピレンキノン誘導体、ピラントロン誘導体、
ビオラントロン誘導体及びイソビオラントロン誘導体等
のアントラキノン系又は多環キノン系顔料 (4)インジゴ誘導体及びヂオインジゴ誘導体等のイン
ジゴイド系顔料 (5)金属フタロシアニン及び無金属フタロシアニン等
のフタロシアニン系顔料 (6)ジフェニルメタン系顔料、トリフェニルメタン顔
料、キサンチン顔料及びアクリジン顔料等のカルボニウ
ム系顔料 (7)アジン顔料、オキザジン顔料及びチアジン顔料等
のキノンイミン系顔料 (8) シアニン顔料及びアゾメチン顔料等のメヂン系
顔料 (9)キノリン系顔料 (10)ニトロ系顔料 (11)ニトロソ系顔料 (]2)ベンゾキノン及びナフトキノン系顔料(13)
  ナフタルイミド系顔料 (14)  ビスベンズイミダゾール誘導体等のペリノ
ン系顔料 しかし好ましくは電子吸引性基を有するアゾ系顔料で、
平均粒径が2μm以下、特に1μm以下の粒状体として
感光層中に分散含有させたものがよい。
この場合感光体の光感度、メモリー現象、残留電位等の
電子写真特性がよりすぐれたものとなる。
又前記アゾ系顔料は、それ単独の感光層表面に負帯電し
たときの該層中の電子移動速度が正帯電時より大きい(
つまり負帯電時の光感度が大きい)ものであるから、光
照射時発生した電子が感光層表面の正帯電をすみやかに
打ち消して高い光感度特性を発揮することができる。
つまり正帯電用感光体の表面層中に用いられると光感度
の点から極めて有利なものとなる。
前記本発明に適するアゾ系顔料としては、例えば次の一
般式(X)の群で示されるものがある。
一般式〔X〕群: Cp−N=N−Ar9−CI(=CH−Ar”−N=N
−Capcp−N=N−ArLCH=Ij−T−Ar上
CH=CH−ArLN=N−CI)(但し、この一般式
中、 Ar7、Ar8およびAr’はそれぞれ、置換若しくは
未置換の炭素環式化合物、 Z;置換若しくは未置換の芳香族炭素環または置換若し
くは未置換の芳香族複素環を構成すに必要な原子群、 Y;水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しく
はそのエステル基、スルホ基、置換若しくは未置換のカ
ルバモイル基、または置換若しくは未置換のスルファモ
イル基、R27:水素原子、置換若しくは未置換のアル
キル基、置換若しくは未置換のアミノ基、置換若しくは
未置換のカルバモイル基、カルボキシル基若しくはその
エステル基、またはノアノ基、 A r”:置換若しくは未置換のアリール基、R28:
置換若しく iJ未置換のアルギル基、置換若しくは未
置換のアラルキル基、または置換若しくは未置換のアリ
ール基。
を表イっず。) また、次の一般式〔X″ 〕群、I:X″)群のアゾ系
顔料も使用可能である。
一般式〔X″ 〕群 A−N = N−A r”−N = N−A r+2−
N = N−ΔA−N = N−A r”−N = N
−A r”−N−N−Ar+3−N=N−A 〔但し、この一般式中、 Ar”、A r ”およびΔr13:それぞれ、置換若
しくは未置換の炭素環式芳香族環基、 A・ または (X/はヒドロキシ基、 〈但し、R”及びR”はそれぞれ、水素原子又は置換若
しくは未置換のアルキル基、R”は置換若しくは未置換
のアルキル基または置換若しくは未置換のアリール基〉
、 Y′は、水素原子、ハロゲン原子、置換若しくは一96
= 未置換のアルキル基、アルコキシ基、カルボキシル基、
スルホ基、置換若しくは未置換のカルバモイル基または
置換若しくは未置換のスルファモイル基(但し、mが2
以」二のときは、互いに異なる基であってもよい。) Z′は、置換若しくは未置換の炭素環式芳香族環または
置換若しくは未置換の複素環式芳香族環を構成するに必
要な原子群、 R”は、水素原子、置換若しく(J未置換のアミノ基、
置換若しくは未置換のカルノくモイル基、カルボキシル
基またはそのエステル基、 Z′は、置換若1.<は未置換のアリール基、nは、1
または2の整数、 mは、0〜4の整数である。)〕 一般式〔X″ 〕 〔但し、この一般式中、 Ar”、Ar口及びAr16:  それぞれ置換若しく
は未置換の炭素環式芳香族環基、 R33、R34、R35及びR38:それぞれ、電子吸
引性基又は水素原子であって、R33 〜R3Bの少なくとも1つはシアノ 基等の電子吸引性基、 または 八′ (Xはヒドロキシ基、 〈但し、R38及びR38はそれぞれ、水素原子又は置
換若しくは未置換のアルキル基、R”は置換若しくは未
置換のアルキル基または置換若しくは未置換のアリール
基〉、 Yは、水素原子、ハロゲン原子、置換若しくは未置換の
アルキル基、アルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基
、置換若しくは未置換のカルバモイル基または置換若し
くは未置換のスルファモイル基(但し、mが2以上のと
きは、互いに異なる基であってもよい。) Zは、置換若しくは未置換の炭素環式芳香族環または置
換若しくは未置換の複素環式芳香族環を構成するに必要
な、原子群、 R37は、水素原子、置換若しくは未置換のアミノ基、
置換若しくは未置換のカルバモイル基、カルボキシル基
またはそのエステル基、 A′は、置換若しくは未置換のアリール基、nは、lま
たは2の整数、 mは、0〜4の整数である。)〕 上記した一般式(X)又は〔X) 〕群、更には〔X″
〕群のアゾ系顔料の具体例としては、次のものが挙げら
れる。
(X−1) 〔X−2) (X−3) (X−4) (X−5) (X−6) (X−7) (X’−8) (X’−1) (X’−2) (X’−3) しリリ11                    
LノU U l’1(X’−4) (X′−5) (X”6) (X’−9) (>(’ −1,2) (X”15) (X’  1.6) :X’−1.7) (X’−19) (X’ −20) (X’ −21) (X’ −22) 一]1l− (X’14) −+12− (X/−26) (X’ −27) (X’ −29) (X’−30) (X’ −32) (X’ −33) (χ’−35) (X’ −36) (X’−38) (X/−40) (X’−41,) (X’−42) (X′−43) (X’ −44) (X’−45) (X’−46) (X’ −48) (X′−50) (X’−5+、、) (X’−54,) (X〆−55) (X’−59) (X’ −60) (X’−61) (X’−63) (X’−65) (X’ −66) (X’ −67) (X’−68) (X’−69) (X”71.) (X’−72) (X’ −74) (X’−75) (X’−77) (X’−78) (X”80) (X”81.) (X’−83) −131〜 (X’−84) (X’−85) (X’−86) CX’−87) (X’−88) (X”89) (X’ −90) (X’ = 9]) (X’ −92) (X/ −96) (X’−98) (X’−99) (X’−100) (X’−101) (X’−102) (X’−103) 13L− (X’−104) (X’−105) (X’−107) (X’−112) (X’−114) (X’−11,5) (X’−117) (X’−120) (X’−121,) (X’−123) (X’−1,24) (X’−127) (X″−1) (X”2) (X” −4) (X//−5) (X”−7) (X″−8) (X//−9) (X” −1,0) (X”−11) (X//−12) (X”−1,3) CX//−14) (X”−16) (X”−19) (X”−21,) (X″−29) (X” −30) (X”31) (X″−32) (X//−33) (X”−34) 6O− (X”35) (X” −36) (X” −37) (Xl/−39) (X//−40) (X”−41,) (X″−42) −163〜 しν また、次の一般式(XI)群の多環キノン顔ネ」もキャ
リア発生物質として使用できる。
一般式(XI)群: (但し、この一般式中、X / /はハロゲン原子、ニ
トロ基、シアノ基、アシル基又はカルボキシル基を表わ
し、nはO〜4の整数、mはO〜6の整数を表わす。) この多環キノン顔料の具体例は次の通りである。
(XI−1) す (J−2) (XT−3) U QT−4) (XI−5) す (XI−6) (XI−7) す (XI−9) (XI −10) (XI−13) (Xl −1,4) リ QT−17) (Xl−1,8) (XI−19) U (XI−21) (XI −22) (XI −23) (XT −24) (Xl −25) 凸 (X[−26) (XT −27) (XI−28) (XI−29) 172一 本発明において使用可能なバインダー樹脂としては、例
えばポリエヂレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エボ
ギシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
シリコン樹脂、メラミン樹脂等のイ′:]加重合型樹脂
、重付加型樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの樹脂の
繰り返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂、例
えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂等の絶縁
性樹脂の他、ポリ−N−ビニルカルバゾール等の高分子
有機半導体が挙げられる。
又、本発明の感光体においては感光層中にキャリア発生
物質のキャリア発生機能を改善する目的で有機アミン類
を添加することができ、特に2級アミンを添加するのが
好ましい。
かかる2級アミンとしては、例えばンメチルアミン、ジ
エヂルアミン、ジ−nプロピルアミン、ンーイソプロビ
ルアミン、ンーnブヂルアミン、ジ−イソブチルアミン
、ジ−nアミルアミン、ジ−イソアミルアミン、ジ−n
ヘキシルアミン、ジ−イソヘキシルアミン、ジ−nペン
チルアミン、ジ−イソペンチルアミン、ジ−nオクチル
アミン、ジ−イソオクチルアミン、ジ−nノニルアミン
、ジ−イソノニルアミン、ジ−nデシルアミン、ジ−n
デシルアミン、ジ−nモノデシルアミン、ジ−イソモノ
デシルアミン、ジーn ドデシルアミン、ジ−イソドデ
シルアミン等を挙げることができる。
又かかる2級アミンの添加量としては、キャリア発生物
質に対して該キャリア発生物質の1倍以下、好ましくは
0.2倍〜0.005倍の範囲のモル数とするのがよい
次に感光層を支持する導電性支持体としては、アルミニ
ウム、ニッケルなどの金属板、金属ドラム又は金属箔、
アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウムなどを蒸着し
たプラスデックフィルムあるいは導電性物質を塗布した
紙、プラスデックなどのフィルム又はドラムを使用する
ことができる。
本発明の感光体の感光層の層構成は前記したように単層
構成と積層構成とがあるが、前記単層構成の場合、キャ
リア発生物質がバインダ樹脂に含有される割合は、バイ
ンダ樹脂100重量部に対して20〜50重量部、好ま
しくは25〜40重量部とされる。
キャリア発生物質の含有割合がこれより少ないと光感度
が低く、残留電位の増加を招き、またこれより多いと暗
減衰及び受容電位が低下する。
次にキャリア輸送物質がバインダ樹脂に対して含有され
る割合は、バインダ樹脂100重量部に対して20〜2
00重量部、好ましくは30〜150重量部とされる。
キャリア輸送物質の含有割合がこれより少ないと光感度
や残留電位が劣化し易く、又これより多いと溶媒溶解性
が悪くなる。
前記バインダ樹脂に対するキャリア発生物質及びキャリ
ア輸送物質の含有割合は積層構成の場合もほぼ同様とさ
れる。
また前記単層構成又は積層構成の感光層において、キャ
リア発生物質?こ対するギヤリア輸送物質の量比は重量
比で1・3〜1・2とするのが好ましい。
本発明の正帯電用感光体は例えば第1図〜第3図の如く
構成される。
第1図は前記アゾ系顔料からなる粒状キャリア発生物質
6を前記キャリア輸送物質7とバインダ樹脂を含有する
層中に分散せしめ、かつ前記所定量の電子受容性物質を
含有せしめた、膜厚が2μm〜2071mの感光層4を
導電子支持体1」−に直接又は中間層(図示せず)を介
して設けた構成を示す。
また第2図はキャリア輸送物質7とバインダ樹脂を含有
し、かつ前記電子受容性物質を含有する膜厚5μm〜5
0μmのギヤリア輸送層3と、前記粒状ギヤリア発生物
質6をバインダ樹脂を含有する層中に分散せしめた膜厚
0.05μm〜10μmのキャリア発生層2とからなる
積層感光層4を導電性支持体」二に設けた構成を示す。
第3図は第2図のキャリア発生層2中にもキャリア輸送
物質7が含有されること、及び感光層4と支持体1との
間に0.005μm〜5μm厚の中間層5が設けられる
点が第2図の層構成と相違している。
ここで前記感光層4は、次の如き方法によって設けられ
る。
即ち、前記キャリア発生物質6を分散媒中で微細な粒子
とし、バインダ樹脂、キャリア輸送物質7及び電子受容
性物質を加え、例えば超音波分散等により混合分散して
塗布液を調製し、導電性支持体1上に塗布する方法であ
る。
前記電子受容性物質の添加は積層構成の場合、キャリア
輸送層用塗布液に添加するか、キャリア発生層用塗布液
に添加するか又は両塗布液に分割して添加してもよい。
さらに又塗布液を塗布して塗布層を形成した後、又はこ
れを乾燥した後、電子受容性物質を含む液槽に侵漬する
などして外添してもよい。
前記各層の形成に用いられる溶媒としては、例えばN、
N−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、1.2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、テト
ラヒドロフラン、メヂルエチルケトン、酢酸エチル、酢
酸ブチル等を挙げることができる。
又前記中間層5は接着層又はバリヤ一層等として機能す
るするもので、前記バインダ樹脂の外に、例えばポリビ
ニルアルコール、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、カゼイン
、澱粉等が用いられる。
〔実 施 例〕
以下本発明を実施例により説明するが、これにより本発
明の実施の態様が限定されるものではない。
〔実施例 1〕 アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルより成る
導電性支持体」二に、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マ
レイン酸共重合体([エスレックMP−]、Oj(漬水
化学工業社製)よりなる厚ざ約0.05μmの中間層を
形成した。次いで前記化合物例(X′−7)で示したキ
ャリア発生物質2.4gと前記化合物例(n−54)で
示したキャリア輸送物質6gとキャリア輸送物質1モル
に対して0.08モルの2−メチルナフトキノンから成
る電子受容性物質とバインダ樹脂ポリカーボネ−1・(
[パンライト−1250J帝人化成社製)8gを、キャ
リア発生物質1モルに対して0.02モルとなるように
アミンを含有する1゜2−ジ−クロロエタン/ジ−イソ
ブチルアミン混合溶媒16mQ中に加え、ボールミルで
12時間混合分散した。
得られた分散液を前記中間層」二に塗布乾燥して12μ
m厚の単層構成の感光層を有する本発明の感光体を得た
(実施例2〜8) 実施例Iの電子受容性物質の種類又は添加量を第1表の
如く変化した他は前記実施例1と同様にして7種類の本
発明の感光体を得た。
(比較例1〜5) 実施例1の電子受容性物質の種類又は添加量を第1表の
如く変化した他は前記実施例1と同様にして5種類の比
較用感光体を得た。
(実施例9〜11) 実施例1のキャリア発生物質及びキャリア輸送物質を第
1表の如く変化した他は前記実施例1と同様にして3種
類の本発明の感光体を得た。
(比較例6〜8) 実施例9〜11の電子受容性物質を除いた他は前記実施
例9〜11と同様にしてそれぞれ対応する3種類の比較
用感光体を得た。
(実施例12) アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
より成る導電性支持体上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体[エスレツクM F −10J
(漬水化学社製)より成る厚さ0.05μmの中間層を
形成した。次いで前記化合物例(n −54)で示され
るキャリア輸送物質8.3gとキャリア輸送物質1モル
に対して0.08モルとなる2−メチルナフトキノンと
バインダ樹脂ポリカーボネート(「パンライトL−1,
250J(奇人化成社製)11gを1゜2−ジクロロエ
タン76mρに加えてボールミルで12時間混合溶解し
て得られた溶液を前記中間層」ニに塗布乾燥して7μm
厚のギヤリア輸送層を得た。
次いで前記例示化合物(X’−7)で示したキャリア発
生物質2.4gと前記例示化合物(■−54)で示した
ギヤリア輸送物質6gと前記ポリカーボネートバインダ
樹脂6gとキャリア発生物質1モルに対し0.02モル
のシーイソブチルアミンを1.2−ジクロロエタン76
mQに加えてボールミルで12時間分散して得られる分
散液を前記キャリア輸送層」−に塗布乾燥1.て5μm
厚のギヤリア発生層を積層し、積層構成の感光層を有す
る本発明の感光体を得た。
(実施例13〜19) 実施例12の電子受容性物質の種類又は添加量を第2表
の如く変化した他は前記実施例Iと同様にして7種類の
本発明の感光体を得た。
(比較例9〜13) 実施例12の電子受容性物質の種類又は添加量を第2表
の如く変化した他は前記実施例1と同様に1、て5種類
の比較用感光体を得た。
(実施例20〜22) 実施例1のキャリア発生物質及びキャリア輸送物質を第
2表の如く変化した他は前記実施例1と同様にして3種
類の本発明の感光体を得た。
(比較例14〜16) 実施例20〜22の電子受容性物質を除いた他は前記実
施例20〜22と同様にしてそれぞれ対応する3種類の
比較用感光体を得た。
こうして得られた(実施例1〜22及び比較例1〜16
)の38種の電子写真感光体を静電試験機「5P−42
8型」(川口電気製作新製)に装着し、以下の特性試験
を行った。
即ち、帯電器に+6KVの電圧を印加して5秒間コロナ
放電により感光層を帯電せしめた後5秒間の間装置しく
この時の電位をV、とする。)、次いで感光層表面にお
ける照度が14ルツクスとなる状態でタングステンラン
プよりの光を照射して感光層の表面電位を1/2に減衰
せしめるのに必要な露光量、即ち半減露光量El/2 
 (ルックス・秒)を求めた。また、前記コロナ放電に
よる帯電時の受容電位VAの初期のものと、−刃口コピ
ー後のものとを測定した。また、 暗減衰率(Vl−V 、/v 、x 100 (%)と
、更に初期電位V、を+500(V )から+50(V
 )に減衰させるために必要な露光mE嘔(ルックス・
秒)とを測定した。
かくして得られた結果は第1表及び第2表に示に示され
る。
なお、表中CGMはギヤリア発生物質、CTMはキャリ
ア輸送物質、EAは電子受容性物質、CG Lはキャリ
ア発生層、CT Lはキャリア輸送前記第1表及び第2
表から本発明の感光体は比較用感光体に比してV A、
 E 3A 1D 、D 、 E ’?等の各電子写真
特性が優れていることがわかる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように本発明の感光体によれば、
有機顔料をキャリア発生物質とするを機能分離型でしか
も正帯電用としているにもかかわらず従来技術を超えた
高感度特性を有し、かつ暗減衰、メモリー残留電位等の
各電子写真特性が優れている等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明正帯電用感光体の断面図であ
る。 1、・・・支持体     2 ・・・キャリア発生層
3、・・・キャリア輸送層 4.・・・感光層5、・・
・中間層 6、・・・キャリア発生物質 7、・・・キャリア輸送物質 出願人    小西六写真工業株式会社第1図 第2図 第3図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリア発生物質とキャリア輸送物質とバインダ
    物質を含有する感光層を有する正帯電用感光体において
    、前記キャリア輸送物質の1倍以下のモル数の電子受容
    性物質を含有し、かつ該電子受容性物質の電子親和力が
    0.4〜1.2eVの範囲内にあることを特徴とする正
    帯電用感光体。
  2. (2)前記電子受容性物質が前記キャリア輸送物質の0
    .2倍〜0.005倍の範囲のモル数で含有される、特
    許請求の範囲第1項記載の正帯電用感光体。
  3. (3)前記電子受容性物質が下記一般式〔 I 〕及び一
    般式〔 I ′〕で示される構造を有する、特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の正帯電用感光体。 一般式〔 I 〕:一般式〔 I ′〕: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ 〔式中、Zは置換もしくは未置換の芳香族炭素環又は置
    換もしくは未置換の芳香族複素環を形成するに必要な原
    子群、Rは置換もしくは未置換のアルキル基、置換もし
    くは未置換のアラルキル基又は置換もしくは未置換のア
    リール基、nは0.1又は2を表わす。〕
  4. (4)前記キャリア発生物質が電子吸引性基を有する有
    機化合物の粒状体から成る、特許請求の範囲第1項記載
    の正帯電用感光体。
  5. (5)前記キャリア発生物質が正帯電時よりも負帯電時
    の光感度が高いアゾ系顔料から成る、特許請求の範囲第
    1項又は第4項記載の正帯電用感光体。
  6. (6)前記感光層がキャリア発生物質とキャリア輸送物
    質とバインダ樹脂とを含有する単層から構成され、かつ
    該層中に前記所定量の電子受容性物質が含有される特許
    請求の範囲第1項記載の正帯電用感光体。
  7. (7)前記感光層がキャリア発生物質とバインダ物質と
    必要に応じてキャリア輸送物質を含有するキャリア発生
    層と、キャリア輸送物質とバインダ物質を含有するキャ
    リア輸送層との複合層から成り、かつ該層中に前記所定
    量の電子受容性物質が含有される、特許請求の範囲第1
    項記載の正帯電用感光体。
  8. (8)前記キャリア発生層が表面層として上側に設けら
    れ、該キャリア発生層の下側にキャリア輸送層が設けら
    れる、特許請求の範囲第7項記載の正帯電用感光体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173350A (ja) * 2003-03-03 2009-08-06 Seaquist Perfect Dispensing Foreign Inc エアゾル作動装置
JP2018105972A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 正帯電積層型電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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