JPS623884Y2 - - Google Patents

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JPS623884Y2
JPS623884Y2 JP8960579U JP8960579U JPS623884Y2 JP S623884 Y2 JPS623884 Y2 JP S623884Y2 JP 8960579 U JP8960579 U JP 8960579U JP 8960579 U JP8960579 U JP 8960579U JP S623884 Y2 JPS623884 Y2 JP S623884Y2
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JP8960579U
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【考案の詳細な説明】 本考案は限流ヒユーズの突出表示片に連動する
溶断表示装置に関するものである。特に限流ヒユ
ーズを複数段並列に配置した限流ヒユーズの溶断
表示装置に関するものである。
限流ヒユーズの溶断表示はヒユーズ自身に内装
した表示片が器外へ突出することにより、ヒユー
ズが溶断したことを表示する手段のみに用いられ
る場合と、突出表示片の突出力をリンク機構を介
してしや断器に伝達し欠相防止手段として使用す
る場合とがある。後者の場合、第4図に示すよう
に限流ヒユーズ25の表示ケース26から突出す
る突出表示片27の突出力により作動レバー28
を支軸29を中心に回動させ、連動レバー30及
び連動リンク31を介して欠相防止用又は警報装
置用の開路接点であるリミツトスイツチ32を機
械的に閉じるように構成されていた。
ところが、上記従来の溶断表示装置には、全体
の容量が大きくなると絶縁支持碍子も長くなり、
これにともなつて連動関係も大型になるので、表
示片の蹴り出し力を大きくしなければならない
が、現実には表示片の突出力には性能上の制約が
多々ありむやみに突出力を強くすることはできな
い。又、ヒユーズの定格容量が大きくなると、ヒ
ユーズ自体大型になるので、これを小型化するた
めに二本のヒユーズを並設することにより解決し
ようとすると、従来のリンク機構を使用した表示
装置では共通の作動レバー28を介して作動しよ
うとすると各限流ヒユーズに内装される表示突出
片27の表示ストローク等の問題もあつて困難で
ある。
本考案は上記従来の欠陥を解決したもので、フ
レームに対して支持碍子を立設固定し、同支持碍
子に対して複数段並列にかつ支持碍子の立設方向
に沿つて限流ヒユーズを配置し、前記限流ヒユー
ズの溶断時に外部へ突出する突出表示片の突出力
を利用して連動機構を作動させて溶断表示動作を
行なうようにした限流ヒユーズの溶断表示装置に
おいて、前記連動機構は各限流ヒユーズに対して
ほぼ直交する定位置において前記支持碍子と並設
するように回動可能に支持した共通の回動棒と、
同回動棒に取着されかつ前記各限流ヒユーズの突
出表示片の突出力を受けるようにそれぞれ対応配
置した複数の作動片と、同じく前記回動棒のフレ
ーム内側の端部に取着され、かつ表示回路部を作
動するようにした押動片とにより構成したことに
より従来の突出表示片の突出力と同程度の突出力
によつても表示機構を確実に動作させることがで
き、又、連動機構を組付けたにもかかわらず回動
棒が横方向に突出しないので大形化せずコンパク
トにすることができる限流ヒユーズの溶断表示装
置を提供することにある。
以下、本考案を定格容量アツプ用として二本の
ヒユーズを並設した装置に具体化した一実施例を
第1〜3図について説明すると、図面中1はフレ
ーム2上面に所定間隔をおいて立設固定した一対
の支持碍子であつて、それらの上部には取付金具
3が埋め込み固定されている。
4は第3図に示すように前記取付金具3の上面
に対し二本のボルト5により締付固定される端子
金具、6は同端子金具4の基端上面に対し前記ボ
ルト5より後記ヒユーズ、8,9のリンク電極8
a,9aを締付け固定する湾曲部を有するヒユー
ズ取付金具であつて、その三つのネツク部にはボ
ルト7の挿通孔6aが形成されている。8,9は
両リンク電極8a,9aを一対の取付金具6に挿
入して前記ボルト7により締付固定される上下二
段の限流ヒユーズであつて、支持碍子1の立設方
向に沿つて配置され、それらの一端部には表示ケ
ース10,11が取着され、同ケースにはヒユー
ズ8,9が溶断したとき、同ケースの先端薄肉部
を突き破つて突出する突出表示片12が内蔵され
ている。
13は下端折曲部13aを前記取付金具6の底
面に対しボルト5により締付固定した支持板であ
つて、その表示ケース10,11と対応する位置
には同ケース10,11を挿通し得る透孔13b
が形成されている。14は前記支持板13にビス
着したコ字状の位置規制片であつて、第1図に示
す組付状態においてヒユーズ8,9のリンク電極
8a,9aの端面が面一となるようにしている。
15は前記支持板13の上端部にボルト16着
される軸支金具17の軸受孔17aと前記フレー
ム2の上面に透設した軸受孔2aに挿通される各
ヒユーブ8,9共通の回動棒であつて、前記支持
碍子1に対し並設され、その下端寄りにビス着し
た環状のストツパ18により定位置において回転
可能に支承されるようにしている。19,20は
回動棒15の上端寄りに嵌合固着した作動片であ
つて、組付状態において前記限流ヒユーズ8,9
の突出表示片12a,12bの移動軌跡上に配置
され、ヒユーズ8又は9の溶断により突出表示片
12a又は12bが突出されるとその突出力によ
り回動されるようになつている。
21は第3図に示すようにフレーム2の内側上
面に対し取付板22を介して支持した溶断表示ラ
ンプ(図示しない)点灯用のリミツトスイツチで
あつて、表示ランプ以外に報知ブザー(図示しな
い)を鳴らすようにしてもよく、又欠相防止のた
めに三相同時しや断を行うしや断器の回路にも接
続されている。23は前記回動棒15の下端部に
嵌合固着したリミツトスイツチ21の触子21a
押圧用の押動片である。
13cは前記支持板13の前面に止着したスト
ツパであつて、第2,3図において作動片19,
20の反時計回り方向の位置規制を行なうように
なつている。24は前記フレーム2内において中
間部を回動棒15に巻回し、一端を前記押動片2
3に係止し、他端をフレーム2の内端面に係止し
た復帰バネであつて、作動片19,20がストツ
パ13cへ当接する方向へ付勢している。
次に、前記のように構成したヒユーズ装置につ
いてその作用を説明する。
さて、このヒユーズ装置は幹線から分れて需要
家へ連なる分岐線に接続されるが、この電路に過
負荷電流、短絡電流あるいは落雷等の事故による
大電流が流れると限流ヒユーズ8,9のいずれか
一方のヒユーズ若しくは両方のヒユーズ8,9が
溶断し、これにより表示ケース10,11内の突
出表示片12a,12bが同ケースの先端面を突
き破つて外部へ突出される。すると、突出表示片
12a,12bの突出力により作動片19,20
が回動棒15を中心に復帰バネ24の弾発力に抗
して第2図時計回り方向に回動し、押動片23が
同棒15と一体となつて同方向へ回動し、この押
動片23によりリミツトスイツチ21の触子21
aが押圧される。このスイツチ21が動作する
と、別途しや断装置が作動して電路がしや断され
るとともに、表示ランプ又は報知ブザーが動作し
てヒユーズが溶断したことを知らせる。なお、限
流ヒユーズ8,9を取り外すと、作動片19,2
0は復帰バネ24によりストツパ13cへ当るま
で回動され元位置へ復帰される。
さて、本考案実施例においてはヒユーズ8,9
の突出表示片12a,12bの突出力をリミツト
スイツチ21の触子21aへ伝達する機構が、定
位置において回動可能に支承された回動棒15
と、同棒15に止着され前記突出表示片12a,
12bの突出力を受ける作動片19,20と、同
じく回動棒15に止着さて前記リミツトスイツチ
21を作動するようにした押動片23とにより構
成されているので、作動片19,20に作用する
表示片12a,12bの突出力は、回動抵抗の非
常に小さい回動棒15のみを介して押動片23に
直接的に作用し、押動片23を回動するトルクを
リンク機構と比較して格段に小さくすることがで
きる。従つてヒユーズの定格容量がアツプし装置
が大型化して回動棒15及び作動片19,20が
長くなつても、同棒15等を回動するに要するト
ルクはそれほど大きくはならず、このため従来の
突出力と同程度の突出表示片12a,12bの突
出力によつてもリミツトスイツチ21を確実に動
作させることができる。
又、作動片19,20及び押動片23を同一の
回動棒15上に止着したので、従来のリンク機構
方式の表示装置では二本のヒユーズ8,9を並設
するとヒユーズ装置には突出表示片12a,12
bの突出ストロークが同じであるために実施でき
ないが、回動棒15を若干長くして作動片19を
取付けるのみで簡単に実施することができる。
さらに支持碍子1に対し回動棒15を並設し、
支持碍子1を固定するフレーム2の内側にリミツ
トスイツチ21を設け、同リミツトスイツチ21
に対し回動棒15に設けた押動片23を対応させ
たので連動機構を組付けたにもかかわらず回動棒
15が横方向に突出しないので大形化することな
く全体をコンパクトなものにすることができる。
このように本考案はフレームに対して支持碍子
を立設固定し、同支持碍子に対して複数段並列に
かつ支持碍子の立設方向に沿つて限流ヒユーズを
配置し、前記限流ヒユーズの溶断時に外部へ突出
する突出表示片の突出力を利用して連動機構を作
動させて溶断表示動作を行なうようにした限流ヒ
ユーズの溶断表示装置において、前記連動機構は
各限流ヒユーズに対してほぼ直交する定位置にお
いて前記支持碍子と並設するように回動可能に支
持した共通の回動棒と、同回動棒に取着されかつ
前記各限流ヒユーズの突出表示片の突出力を受け
るようにそれぞれ対応配置した複数の作動片と、
同じく前記回動棒のフレーム内側の端部に取着さ
れ、かつ表示回路部を作動するようにした押動片
とにより構成したことにより、従来の突出表示片
の突出力と同程度の突出力によつても表示機構を
確実に動作させることができ、又、連動機構を組
付けたにもかかわらず回動棒が横方向に突出しな
いので大形化せずコンパクトにすることができ、
さらに簡単な構成で容易に実施することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒユーズ装置の正面図、
第2図は第1図の平面図、第3図は要部の拡大分
解斜視図、第4図は従来の溶断表示装置を示す正
面図である。 支持板……13、回動棒……15、作動片……
19,20、リミツトスイツチ……21、押動片
……23。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フレーム2に対して支持碍子1を立設固定
    し、同支持碍子1に対して複数段並列にかつ支
    持碍子1の立設方向に沿つて限流ヒユーズ8,
    9を配置し、前記限流ヒユーズ8,9の溶断時
    に外部へ突出する突出表示片10,11の突出
    力を利用して連動機構を作動させて溶断表示動
    作を行なうようにした限流ヒユーズの溶断表示
    装置において、前記連動機構は各限流ヒユーズ
    8,9に対してほぼ直交する定位置において前
    記支持碍子1と並設するように回動可能に支持
    した共通の回動棒15と、同回動棒15に取着
    されかつ前記各限流ヒユーズ8,9の突出表示
    片10,11の突出力を受けるようにそれぞれ
    対応配置した複数の作動片19,20と、同じ
    く前記回動棒15のフレーム2内側の端部に取
    着され、かつ表示回路部を作動するようにした
    押動片23とにより構成したことを特徴とする
    限流ヒユーズの溶断表示装置。 2 表示回路部は表示ランプ又は報知ブザー等の
    警報素子と押動片23により作動されるリミツ
    トスイツチ21とにより構成されている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の限流ヒユーズの
    溶断表示装置。
JP8960579U 1979-06-28 1979-06-28 Expired JPS623884Y2 (ja)

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JPS567248U JPS567248U (ja) 1981-01-22
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