JPS6238509A - Ｐｃｍマルチチヤンネル磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＰＣＭ信号をマルチチャンネル化し、回転ヘッ
ド方式で記録及び再生をするＰＣＭマルチチャンネル磁
気記録再生装置に関する。

〔従来の技術とその問題点〕

マルチチャンネルのＰＣＭ　＋ｉｔ気記録再生装置（以
下ＰＣＭ　レコーダーという）は従来固定ヘッド方式の
ものが提案されている。固定ヘッドの場合にはテープと
ヘッドとの相対速度に限りがある為にヘッドをマルチト
ラック化し１トラツクあたりの情報密度を下げている。

したがってヘッド間のガートバンドを必要としかつある
程度のテープスピードを要するので記録密度が低いとい
う欠点がある。

このような欠点をおぎなう方式として回転ヘッドを利用
したＰＣＭ　レコーダーはあるがマルチチャンネル化に
必要不可欠な部分的信号の書き直しく以下パンチイン、
パンチアウトと呼ぶ）や数チャンネルの信号を再生ミッ
クスしあらためて１チヤンネル化して記録しなおすビン
ポンというような操作を行うためには複雑な回路を必要
としていた。

これは回転ヘッド方式の場合には、再生しながらこのト
ラックと同一のトラックに任意の信号を記録することが
むずかしく、回転ヘッド系のもつトラックリニアリティ
ーの悪さから何度も繰り返し行うと前回の信号（もはや
不必要なる信号）が悪影響を及ぼして信号のエラーレー
トが悪化してしまう為である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述のような問題を解決し、回転ヘッド方式で
記録密度の向上を図り、誤り訂正並びにパンチイン、パ
ンチアウト及びビンポン等の操作を容易に行え、かつ信
号のＳ／Ｎ比を向上させたＰＣＭマルチチャンネル磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。

すなわち回転方向に１８０°の相対位置で設けた２個の
記録ヘッドよりなる記録ヘッド手段と、この記録ヘッド
手段に対して回転方向に９０”へだててかつ回転方向に
１８０°の相対位置で設けた２個の再生ヘッドよりなる
再生ヘッド手段を設け、テープをテープランプ角で９０
°以上巻付けたＰＣＭマルチチャンネル磁気記録再生装
置において、記録部と、再生部と、切換回路とを設け、
前記記録部には入力のアナログ信号をデジタル信号に変
換するＡ／Ｄ変換器と、デジタルデータを符号化する記
録信号処理エンコーダと、記録ヘッドとを具備し、前記
再生部には再生ヘッドと、再生した信号の誤りを訂正し
かつ信号処理をする再生信号処理デコーダと、デジタル
信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器とを具備し
、前記再生ヘッドが前記記録ヘッドより所定のトラック
幅だけ先行するように記録ヘッド手段と再生ヘッド手段
間に段差を設けて取り付け、複数のチャンネルの信号を
テープ上の複数のトラック上にエリア分割して記録し、
再生した信号と同一のトラック上のチャンネルエリアも
しくは他チャンネルのエリアに任意の信号を記録可能に
構成したものである。

さらにＳ／Ｎ比を向上させるために記録ヘッドの幅を再
生ヘッドの幅より広くして機器のエラーレートを向上さ
せたものである。

また複数のチャンネルの信号を複数のｍ個以上のトラッ
ク上にエリア分割して記録する場合に、ｍ個のトラック
内で各チャンネルのインターリーフを完結させるように
構成したものである。

〔作　用〕

上述のようにパンチイン、パンチアウト及びビンポン等
の操作を容易に行えるばかりでなく、信号のＳ／Ｎ比を
向上させ、さらに限定範囲内でインターリーフを完結さ
せることにより編集を容易に行うことが出来る。

〔実施例〕

第１図はテープ１上の信号パターンであり、ヘッドＡが
走査するトラックに４チャンネルａ、ｂ、　ｃ　、　ｄ
、ヘッドＢが走査するトラックに４チャ７ネｔＬｔｅ、
ｆ、ｇ、ｈの計８チャンネルのＰＣＭマルチチャンネル
レコーダーの例を示している。図中矢印２はヘッドの走
行方向、矢印３はテープ１の走行方向を示す。なお本発
明では一般的に複数のｎ個のチャンネルを複数のｍ個以
上のトラックにまたがって分割して記録した場合、ｍ個
のトラック内で各チャンネルのインターリーフを完結さ
せるように構成したものである。

同−チャンネルの信号例えばチャンネルａはａ′ａ″と
いうパターンでエリア分割されて記録される。又、斜線
部イはマージン用のエリア、口はチャンネルエリア間を
分離させる為のエリアである。

記録ヘッドは記録専用にＡ、Ｂ２つ設けられている。本
例では第２図示のごとく記録ヘッドＡ、Ｂを１８０°に
対向させ、テープ１の巻き付は角度も１８０°としてい
る。また再生時は再生ヘッドＣ１Ｄを設は記録ヘッドＡ
、Ｂに対して９０°回転方向にずれて取り付けられてい
る。又記録ヘッドＡ。

Ｂと再生ヘッドＣ，Ｄは第３図示のように段差ｔを設け
て取り付ける。このようにする事によって第４図示のご
とく、再生ヘッドＣで再度トレースしたトラックＴ、を
所定の時間経過したのち記録ヘッドＡで再度トレースす
る事が可能となる。すなわちテープ１が一定スピードで
走行している為、トラックＴ１は所定時間経過の後トラ
ックＴ２の位置に到達する。

最初の記録においては、ヘッドＡ、Ｂのみが働き、次に
この記録された信号を再生し、不具合点があればその不
具合点だけを新たに記録しなおすアフターレコードとい
う操作がマルチチャンネル磁気記録には必要となる。し
たがって再生ヘッドＣ，Ｄで再生しながらそのトラック
と同一のトラックに再生ヘッドＡ、Ｂでアフターレコー
ドする事になる。又第５図示のように記録ヘッドＡで何
度も記録をくり返し、その為にトラックのリニアリティ
ーの影響で前回の記録位置がずれオーバーライド方式で
アフターレコードする場合に結果的に不要信号（ノイズ
となる）が消し残っていたとしても、再生時には、その
消し残しの部分を再生しないように再生ヘッド幅ＴＰＩ
＋を記録ヘッド幅’ｈｌＥｃより狭くして回転ヘッド方
式によるエラーレートの悪化を防いでいる。

第６図は本発明を実現するための回路構成図である。回
路は大別して記録部４と再生部５及び切換回路６とより
なる。記録部４においてはａｉ　＋ｂｔ・・・・・・は
アナログ信号入力でありｎチャンネルの場合にはり、Ｐ
、Ｆ　７．　Ａ／Ｄ変換器８はｎ個存在する事になる。

Ｌ、Ｐ、Ｆ　７は入力信号を必要帯域に制限するもの、
Ａ／Ｄ変換器８はアナログ信号をデジタル信号に変換す
る為のものである。

変換されたデジタル信号は、各チャンネルともＰＣＭエ
ンコーダ９に入力され、データ圧縮され符号化された後
記録アンプ１０を通り記録ヘッド１１によって磁気テー
プ１に記録される。記録ヘッド１１は第２図示のヘッド
Ａ及びＢに相当する。再生部５においては再生ヘッド１
２（第２図示のへラドＣ及びＤに相当）はこれらの信号
を磁気テープｌよりひろい再生アンプ１３で信号を増幅
し、ＰＣＭデコーダ１４に入力される。ＰＣＭデコーダ
１４では各チャンネルの信号を識別しエラー訂正したの
ちデータ伸張して各チャンネルへ送られる。

Ｄ／Ａ変換器１５ではデジタルデータをアナログ信号に
変換し、Ｌ、Ｐ、Ｐ　１６を通って元の信号に復元され
出力端子ａｏ　ｌ　ｂｏ・・・・・・からアナログ信号
として出力する。切換回路６はパンナイン、パンチアウ
ト。

ピンポンなどの操作をするもので、バンチインの動作の
ときには再生モードで信号を出力しながら同時にある地
点より記録を開始する。したがって再生ヘッド１２から
信号をひろい出力端子ａ０に出力されるまでにはディレ
ィ時間ｔｏ＋が必要である。

又ａ、から入力された信号が記録ヘッド１１へ達するに
はディレィ時間ｔｏｚを要する。したがって再生された
信号を確認しながら同一のトラックに新しい信号を記録
するには時間的にｔｏ＋　＋　ｔｏｚのディレィがかか
る為、再生ヘッド１２の再生ヘッドＣ９Ｄと記録ヘッド
１１の記録ヘッドＡ、ＢとにこのｔＤＩ　＋　ｔｏｗな
る時間後に同一トラックをトレースするように設定した
所定の段差を設けである。第３図のｔがｔＤＩ　＋ｔＤ
２に相当するものである。

パンナインの動作としては、再生へラド１２より再生デ
ータをＰＣＭデコーダ１４で元の信号に復元（エラー等
を訂正した後）し、ａｏよりアンプを通して耳で聞く、
音として再度記録し直したいと思うポイントよりこの８
０チヤンネルのみ記録モードに切換えＰＣＭデコーダ１
４からの出力データ１７と８８チヤンネルからの入力で
あるデジタルデータ１８とを切換回路６によって切換え
、出力１９よりＰＣＭエンコーダ９に入力されて所定の
位置より記録し直される事になる。この時、ＳＷＩは通
常は（ハ）側だがパンチイン（アフターレコーディング
）の時は（ニ）側へ切り換えておく。又、切換回路６は
信号のつなぎ目をなめらかにずべく、出力データ１７の
人力をフェードアウト、デジタルデータ１８の入力をフ
ェードインしながら切り換える。パンチアウトはこれら
の逆でａ、チャンネルの記録を中止しａｏの再生モード
になればよい。

この説明ではａｏ（＝　ａｉ　）のみのバイチイン／パ
ンチアウト回路について説明したが他のチャンネルも同
様に可能であり、切換回路としては省略しである。

〔発明の効果〕

上述のように本発明は従来不可能であった回転へノドに
よる装置でパンチイン、パンチアウトビンボンなとの操
作が可能であり、さらに信号のＳ／Ｎ比の向上、インタ
ーリーフの範囲をトラック完結することにより、編集を
容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はテープ上の信号パターン図、第２図は記録及び
再生ヘッドの平面配置図、第３図は同じく側面配置図、
第４図は記録ヘッド及び再生ヘッドのトレース図、第５
図は記録ヘッド及び再生ヘッドの幅及び段差の説明図、
第６図は本発明を実現させる回路構成図である。 １・・・・・・テープ、４・・・・・・記録部、５・・
・・・・再生部、６・・・・・・切換回路、８・・・・
・・Ａ／Ｄ変換器、９・・・・・・ＰＣＭエンコータ、
Ａ、Ｂ、１１・・・・・・記録ヘッド、Ｃ，Ｄ、１２・
・・・・・再生ヘッド、１４・・・・・・ＰＣＭデコー
ダ、１５・・・・・・Ｄ／Ａ変換器、ａ　％　ｈ・・・
・・・チャンネル、ｔ・・・・・・段差、Ｔ、、ｈ　・
・−・・Ｉ−ランク。 ；′・・Ｔ］ブ１．′ １、ｉ５　　ニー　−。 代理人弁理士　　石　　戸　、′２　ル２．・４゛：１
こ−）急−゛・ 答１回 箋Ｚ目 り再生へ、７１′ 箋３目 箋ｑし ↓５閤

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転方向に１８０°の相対位置で設けた２個の記
   録ヘッドよりなる記録ヘッド手段と、この記録ヘッド手
   段に対して回転方向に９０°へだててかつ回転方向に１
   ８０°の相対位置で設けた２個の再生ヘッドよりなる再
   生ヘッド手段を設け、テープをテープラップ角で９０°
   以上巻付けたＰＣＭマルチチャンネル磁気記録再生装置
   において、記録部と、再生部と、切換回路とを設け、前
   記記録部には入力のアナログ信号をデジタル信号に変換
   するＡ／Ｄ変換器と、デジタルデータを符号化する記録
   信号処理エンコーダと、記録ヘッドとを具備し、前記再
   生部には再生ヘッドと、再生した信号の誤りを訂正しか
   つ信号処理をする再生信号処理デコーダと、デジタル信
   号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器とを具備し、
   前記再生ヘッドが前記記録ヘッドより所定のトラック幅
   だけ先行するように記録ヘッド手段と再生ヘッド手段間
   に段差を設けて取り付け、複数のチャンネルの信号をテ
   ープ上の複数のトラック上にエリア分割して記録し、再
   生した信号と同一のトラック上のチャンネルエリアもし
   くは他チャンネルのエリアに任意の信号を記録可能に構
   成したことを特徴とするＰＣＭマルチチャンネル磁気記
   録再生装置。
2. （２）前記記録ヘッドの幅を前記再生ヘッドの幅より広
   くして機器のエラーレートを向上させた特許請求の範囲
   第１項記載のＰＣＭマルチチャンネル磁気記録再生装置
   。
3. （３）前記複数のチャンネルの信号を複数のｍ個以上の
   トラックにまたがってエリア分割して記録する場合に、
   ｍ個のトラック内で前記複数の各チャンネルのインター
   リーフを完結させるように構成した特許請求の範囲第１
   項記載のＰＣＭマルチチャンネル磁気記録再生装置。