JPS6238455A - 写真用印画紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 尤　産業上の利用分野 本発明はポストカードとして使用できる写真用印画紙に
関するものであり、詳しくは現像処理乾燥後、各糧筆記
具に対して良好な速記適性を有するポストカードとして
使用できる写真用印画紙に関するものである。

Ｂ。従来技術およびその問題点 通常、ハロゲン化銀写真材料は支持体と該支持体上に設
けられたハロゲン化銀写真構成Ｉ―とから構成されてい
る。かかるハロゲン化銀写真構成膚とじてを工、ハロゲ
ン化銀写真乳剤層、保護層、下８１／１．中間Ｊ−ある
いは色混シ防止鳩、ハレーシリン防止層もしくはフィル
タ一層、紫外線吸収層などおよびそれらの組み合わせか
ら構成されたものである。例えば、単一なハロゲン化嫡
写真材料は、支持体上にハロゲン化銀乳剤層とその保ｔ
ａＪ船を設けたものである。また、多層ハロゲン化銀カ
ラー写真材料は、支持体上に５＃感感剤剤と中間層、緑
感乳剤層と紫外線吸収層、公娼乳剤層と保護層などが１
１に設けられて多層配置にされ、各感色乳剤層中にイエ
ロー、マゼンタおよびシアン発色カブラ−をそれぞれ含
有させたものである。

ところで、従来よりハロゲン化銀写真材料の支特休とし
ては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、トリ酢酸
セルロースフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカー
ボネートフィルムなどのフィルム、紙を基質としてその
両面會フィルム形成能ある樹脂、多くはポリオレフィン
樹脂で被覆した樹脂被覆紙などの疎水性支持体がよく苅
られている。特に１写其印画紙用支持体としては、旧来
用いられてきたバライタ紙に代わシ、ポリオレフィン樹
脂被覆紙が多く用いられるようになっている。その理由
として、写真用支持体としてのポリオレフィン樹脂被覆
紙が疎水性であるために、バライタ紙の場合と比較して
、写真印画紙の現像、定着処理中に処理液が基紙層に浸
透しに〈＜、それ故水洗、乾燥などの処理時間が短縮さ
れる利点があるためである。

一方ポストカードとして写真用印画紙を使用するために
は、現像後画像と反対側の面に字を沓いたシ、絵を描い
たりスタンプを押した時に、インクが速やかに乾き、且
つ摩擦等によってもインクが脱落せず、さらにインクが
滲まないことが必要である。

しかしながら、通常印画紙の画像と反対側の面は上述の
ように疎水性で且つ柔らかなポリオレフィン樹脂で板抜
されているため、鉛筆やペンで文字や絵等を吉〈＄は困
難であり、またスタンプ２押しても本質的に吸液性が無
いため、乾燥に長時間上狭し、乾燥後も摩擦、接触等に
より、容易にインクが脱落し、周囲を汚染したシ、甚だ
しい場合にＶニスタンプが全く消失してしまい、その目
的全達成できない。

従来そのような目的を達成するために、印画紙の画像と
反対側の疎水性支持体面上に吸液性無機顔料とバインダ
ーから基本的に成るバンクコート層を設けるということ
が知られている。例えは特開昭５８−１８４１４４号に
は好ましい実施態様として吸油蓋が１００ＣＣ／１００
ｆ以上の無機顔料を１５″ｊＩＬ竜部から５０Ｍ童部、
ゼラチン８５重量部から５００重量及びゼラチン量に対
し０．２０重蓋チから３．０重量−のゼラチンの特定な
硬化剤を含むバンクコート層が開示されている。

しかしながら、この方法に於いては吸液性無機顔料の使
用量が少ない時にはインクの吸収速度が遅く、バンクコ
ート面がインクで何時までも濡れていて取シ扱いが不便
である。又、吸液性無機顔料の吸液能力が高く、バック
コートＩ−中に占める割合が高い場合にはインクによる
バックコート面の濡れは軽減するが、インクの滲む傾向
が増大し、轟だしい場合には文字が判読し難くなるとい
う欠点を有している。

Ｃ８発明の目的 したがって本発明の目的は十分なインク吸収速度金持ち
、かつ、インク滲みの少ないバンクコート層を有する写
真用印画紙を提供することにある。

本発明者等は鉛量研究の結果、粒径の異なる二種以上の
多孔質シリカを併用することにより、インク？速やかに
吸収する性能とインクを滲ませない性能という二つの要
求を両立せしめることが出来るのを発見し本発明に至っ
たものである。

Ｄ０発明の構成 即ち、本発明の目的は、基紙の両面を樹脂で被＆した樹
脂被覆紙型写真用支持体の一方の面上にハロゲン化銀写
真構成層を有し、その反対側の支持体面上に少なくとも
■ゼラチン、［２］平均粒径０゜８μから２．０μの多
孔質シリカ、■平均粒径４．０μから１０．０μの多孔
質シリカを含有するバックコート層を設けた事を特徴と
する写真用印画紙によって達成される。

本発明の実施に於いてゼラチンと多孔質シリカの使用量
比としては重量で２対工ないし１対２の範囲が良く多孔
質シリカの塗布量としては０．５ｔ／ｍ′から５．０に
背の範囲が好ましく、特に好捷しくは０．７２汐から２
．５ｆ〜の範囲が良い。

多孔質シリカがゼラチンに対して少なすぎると充分なイ
ンク吸収能が得られずインクの乾きが遅くなシ多すぎる
とインクが滲みやすくなる。

多孔質シリカの塗布量があまりに少ないと、光分なイン
ク吸収能が得られずインクの乾きが遅くなる。

一方、あま９に多い場合にはカール物性が悪化し、生産
性も悪化する、 本発明の実施に於いて使用されるゼラチンとしては石灰
処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵巣処理ゼラチン、例
えば二塩基酸の無水物と反応したゼラチンのようなゼラ
チン誘導体等当業界で一般に用いられているものであれ
ばいずれも用いることができる。

本発明の実施に於いて使用される多孔質シリカとしては
微細なシリカゾルが水中で二次凝集したシリカが好まし
く、代表的商品名としてはサイロイド（富士デヴイソン
化学＠）、ミズカシール（水沢化学＠）、シルクロン（
日照化学■）、ニップシール（日本シリカニ業■）、フ
ァインシール（徳山曹達■）、カープレックス（ジオツ
ギ装薬味）等が知られている。

不発明の実施に用いる平均粒径０．８μから２．０μの
多孔質シリカとしてはニッグシールＥ〜２２０１同Ｅ　
　２２０Ａ、同Ｎ−３０ＯＡ（日本シリカニ業←ｊψ製
品）、ファインシールＴ−３２（徳山曹達■製品）、カ
ープレックスＦＰＳ−１、四ＦＰＳ−４、同Ｆ’ＰＳ−
７（以上７オノギ製薬＠製品）等がめる。−万平均粒径
４．０μから１０．０μの多孔質シリカとしてはニップ
シールＢ−５０、同Ｅ−１００、同Ｅ−１５０（以上日
本シリカニ業■製品）、サイロイド６５、同７２、同７
４、同７９、同１６１、同３０８、同９７８（以上富士
デヴイソン化学θコ゛製品）等がある。本発明で用いる
平均粒径０．８μから２．０μの多孔質シリカと平均粒
径４．０μから１Ｏ００μの多孔質シリカの重蓋比とし
ては好゛ましくは２０対１から３対２の範囲が良く、特
に好ましくは１０対１から３対１が良い。

本発明の実施に於いてゼラチン用の硬化剤を用いるのが
有利である。ゼラチン用硬化剤の使用量と１−ではゼラ
チンの使用量に対して０．１重！ｔ％から４０重′ｊｊ
ｋ％の範囲が好ましく、特に好筐しくは１．０重ｉチか
ら１ＯＮ☆チの範囲が艮い。

本発明の実施に於いて使用できるゼラチンの硬化剤とし
ては、Ｎ、Ｎ’−エチレンビス（ビニルスルフォニルア
セタミド）、１，３．５−）リアクリロイル−へキサヒ
ドロ−ｓ−トリアジンのような活性ビニル化合物、２．
４−ジクロロ−６−とドロキシ−８−トリアジン・ナト
１）ラム塩のような活性ハロゲン化合物、グリセロール
トリグリシジルエーテルのようなエポキシ化合物、１．
６−へキサメチレン−Ｎ、Ｎ’−ビスエチレン尿素のよ
うなエチンンイミノ化合物、ｌ、６−へキサメチレンジ
インシアネートのようなインシアネート化合物その他通
常写真乳剤に用いられるゼラチン用硬化剤はいずれも使
用できるが、アルデヒド化合物はバックコートｒ＝の汚
染を招くこと、特にホルマリンまた（グホルマリンを遊
離する化合物全写真用印画紙のバックコート層に用いる
と隣接する乳剤をカプラセたり、写真用印画紙がカラー
印画紙である時にはカブラ−、特にマゼンタ用力ダラー
と反応して好ましくない着色を起こすのでその使用は避
けるべきである。

本発明の実施に於いてバックコート用塗液の粘度８”４
整のため適宜増粘剤を用いることができる。

本発明の実施に用いることができる増粘剤としては母粉
、殿粉誘導体、アルギン酸ソーダ、グアーガム、ローカ
ストビーンガム、ザンサンカム、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス、セルロース硫酸エステル塩、スチレン無水マレイン
酸共重合物、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共１
合物等各種のものが挙げられる。

本発明の実施に於いて調色剤、増白剤、充填剤、Ｐ）ｌ
調節剤、塗布助剤等適宜組み合わせて用いることができ
る。

本発明の実施に用いら几る疎水性支持体としては紙全基
質としてその両面にポリオレフィン、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル等のフィルム形成能ある樹脂、多くはポリ
オレフィン樹脂で被櫨した樹脂彼覆紙などをあげること
ができる。特に、加工性が良好という点で、ポリオレフ
ィン樹脂被覆紙が有利に用いられる。

また、これらの樹脂被Ｏ１紙の樹脂層中には、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、メルク、炭酸カルシウム等の白色顔料、
ステアリン酸アミド、アラキシン酸アミド等の脂肪酸ア
ミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、
パルミチ／酸カルシウム等の脂肪酸金属塩などの分散剤
、群青、コバルトバイオレット等の顔料および染料、酸
化防止剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤
を適宜組み合わせて含有せしめるのが好ましい。

本発明の実施に有利に用いられるポリオレフィン樹脂被
覆紙は走行する基紙の上に溶融ポリオレフィン樹脂全ス
リットダイからフィルム状に押出塗工して製造される。

その際、溶融押出塗工に先立ち、基紙面金コロナ処理、
火炎処理等により活性化しておくことが望ましい。被覆
樹脂層の眉さとしては、特に制限はないが、一般に５μ
〜５０μ程度が有利である。ポリオレフィン樹脂被覆紙
のハロゲン化銀写真構成層を設ける側は、目的に応じて
光沢面、マット面、絹目面などを有し、裏面は通常無光
沢面である。

本発明の実施に有利に用いられるポリオレフィン樹脂被
横紙の被覆用ポリオレフィン樹脂としては、低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブテン、ポリベンテン等のオレフィンのホモポリマーま
たはエチレン−プロピレン共重合体等の二重以上のオレ
フィンからなる共重合体およびその混合物をあげること
ができ、各種の密度および溶融粘度指数（メルトインデ
ックス；以下単にＭＩと略す）のものを単独にあるいは
混合して使用できる。

ポリオレフィン樹脂被覆紙の基紙としては、通常の天然
パルプ紙、合成繊維紙あるいは合成樹脂フィルムを損紙
化したいわゆる合成紙のいずれでもよいが、針葉樹パル
プ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パル
プを主成分とする天然パルプ紙が有利に用いられる。基
紙の厚味に関しては特に制限はないが、表面の平滑性の
よい紙が好ましく、その坪ｔＵ５０　ｆ／ｌｒ？　〜２
５０　ｆ／ｌｒ？が好ましい。また、天然パルプ？主成
分とする基紙には、各種の高分子化合物、添カロ剤を含
有せしめることができる。例えば、でんぷん誘導体、ポ
リアクリルアミド、ポリビニルアルコール誘導体、ゼラ
チン等の乾燥紙力増強剤、脂肪酸塩、ロジン誘導体、ジ
アルキルケテンダイマー乳化物等のサイズ剤、メラミン
樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂等の湿潤紙
力増強剤、安定剤、顔料、染料、螢光増白剤、ラテック
ス、無機電解質、ＰＨ調整剤等適宜組み合わせて含有せ
しめることができる。

本発明の実施にあたって、ノ・ロゲン化銀写真構成層を
設ける反対側の疎水性支持体面上にノくツクコート用塗
液を塗布する装置としては、エアナイフコーター、ロー
ルコータ−、バーコーター、ブレードコーター、スライ
ドホッパーコーター、グラビアコーター、フレキングラ
ビアコーター及びそれらの組み合わせ等があげられる。

塗布に際しては塗布に先立ち、該疎水性体面をコロナ処
理、火炎処理等によシ活性化しておくことが望ましい。

塗布された塗液の乾燥装置としては直線トンネル乾燥機
、アーチドライヤー、エアルーズドライヤー、サインカ
ーブエアフロートドライヤー等の熱風乾燥機、赤外線、
加熱ドライヤー、マイクロ波等を利用した乾燥機等各種
乾燥装置をあげることができる。

本発明に係るノ・ロゲン化銀写真乳剤層としては、各種
のものが包含される。例えば、引伸ポジ用写真乳剤層、
密着ポジ用写真乳剤層、ネガ用写真乳剤層、カラー写真
乳剤層、印刷用写真乳剤層、直接ポジ用写真乳剤層、拡
散転写法用写真乳剤層などである。また、かかる写真乳
剤増巾にはゼラチン、ゼラチン誘導体などのバインダー
、ノ１イボなどの化学増感剤、金塩、白金塩などの貴金
属増感剤、ヘキサハロゲノイリジウム（Ｉ［［）ｆ４体
、ヘキサハロゲノロジウム（ＩＩＩ）錯体などの硬調化
剤、核酸分解物、特開昭５０−１４７９２５号、同昭５
１−１０７１２９号に記載もしくは例示のメルカプト複
素環化合物などのハロゲン化銀粒子の晶癖調整剤、特開
昭５２−６５４３２号、同昭５２−８８３４０号明細書
中に引用もしくは例示しである色増感剤、安定剤、カプ
リ防止剤、カラー写真用カグラー、硬膜剤、ジヒドロキ
シベンゼン化合物、塗布助剤、またカプラセ剤、直接ポ
ジ写真用染料などの直接ポジ写真乳剤用添加剤、色素現
１象薬、その他の添加剤などを含有せしめることができ
る。

本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その写真材料に
合わせて、「写真感光材料と取扱法」（共立出版、宮本
五部著、写真技術講座２）に記載されているような露光
、現像、停止、定着、漂白、安定などの処理が行われる
が、特に発色現像＆　−浴漂白定着処理を行う多層ハロ
ゲン化銀カラー写真材料は、ＣＤ−［１、ＣＤ−■（以
上２＠の化合物はコダック社の闇品名）、ドロキシクロ
ム（メイアンドベー力−社曲品名）などいかなる主薬の
カラー現像液でも処理することができる。かかる生薬を
含む現像液にベンジルアルコール、タリウム塩、フェニ
ドンなどを含有させてもよい、また、有用な一浴漂白定
着液はアミノポリカルボン酸の金属塩（たとえば、エチ
レンジアミン四酢酸、プロピレンジアミン四酢酸などの
第２鉄錯塩など）溶液であり、定着剤としては、チオ硫
酸ソーダ、。

チオ硫酸アンモニウムなどが有用である。かかる−浴漂
白定着液には種々の添加剤を含有させることができる。

たとえば脱銀促進剤（たとえば、米国特許第３，５１２
，９７９号に記載のメルカプトカルボン酸、ベルギー特
許第６８２，４２６号に記載のメルカプト−複素環化合
物など）、汚染防止剤、ＰＨ調節剤ないしはＰＨ緩衝剤
、硬膜剤（たとえば、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニ
ウム、カリ明ばんなど）、界面活性剤など穐々の化合物
全組み合わせて含有させることができる。また、かがる
−浴漂白定看液は種々のＰＨで使用され得るが、有用な
ＰＨ領領域ＰＨ６，０〜８．０である。

Ｅ、実施例 次に本発明をさらに具体的に説明するために、実施例を
述べる。

実施例１ 基紙として坪ｔ１６０り、有の紙を用い、その一方の面
に９重量％の酸化チタン、２１重量％の酸化チタン練シ
込み用低″Ｍ度ポリエチレン（密度０゜９１８ＭＩ　　
８．５）、４５重禁チの低密度ポリエチレン（密度０．
９１８　、ＭＩ　５．０　）、２５重量％の高密度ポリ
ｘｆｖン（密ｉ０．９６５　、ＭＩ　７．０）、からな
る樹脂厚３０μｍの光沢面の樹脂層を有し、もう−万の
面に５０重量％の低密度ポリエチレン（密度０．９１８
、ＭＩ５．０ン、５０′Ｎ量チの高密度ポリエチレン（
密度０．９６５、ＭＩ　７．０　）からなる樹脂厚３０
μｍの無光沢面の樹脂層を有する樹脂被偵紙の無光沢面
をコロナ放電処理した後、第１表記載の塗液をエアーナ
イフコーターで塗布し乾燥して写真用支持体を製造した
。

塗布′＃は２０η讐（湿分）であった。

（以１・゛余白） （注２） これらのバックコートを塗設したポリエチレン被覆紙の
光沢面（即ち、バンクコート層塗設側とは反対側の支持
体面）に、コロナ放電処理した後。

支持体に隣接して順に、黄色カプラーを含む青感性塩臭
化銀ゼラチン層と中間層、マゼンター力ダラー金含む緑
感性塩臭化銀ゼラチン乳剤層と紫外線吸収剤を含む紫外
線吸収層およびシアンカブラ−を含む赤感性塩臭化銀ゼ
ラチン乳剤層とその保護層全エクストルージョン方式で
塗布、乾燥して多層ハロゲン化銀カラー写真印画紙を作
成した。

以上のようにして得られた各試料を３５℃で５日間保存
した後以下の方法で評価した。

〔筆記性の評価法〕

シート印画紙用プロセッサーで現像した試料を下記の方
法で評価した。

水性インクの参みを評価するためシャチハタゾルスタン
プ台赤色を用い押印した。また油性インクの滲みを評価
するためマジックインキ極細黒色で文字を省き判定した
。

評価規準二〇全く参まない。

Δ少し参むが文字はつぶれない。

ｘｅんで文字がつぶれて読めない。

インクの乾燥性を調べるためパイロットカラーベン（黒
色）で細線引き１分子５に指で擦って周囲が汚れなくな
った時間を記録した。

鉛筆での書き味を見るためにＨＢの鉛筆で文字全書き、
曹き体音判定した。

評価規準：○滑らかに書ける。

Δ滑らかでない。

×鉛筆が膜直に引っ掛かる。

結果を第２表に示す。

（以ド余白） 第２表 （注３）○印本発明。

（注４）第１表　塗液屋に同じ。

第２表から解るように本発明に従わない場合には、いず
れの多孔質ノリ力を用いても全体に占める７リカの割合
が少い時には滲みに対しては良いがインクの乾燥性が悪
い。一方シリカの占める割合が多い時にはインクの乾燥
性は良くなるが同時に参みやすくなってしまう。

それに対し、本発明のサンプル（７１（８１はインクの
乾燥性が良くしかも滲みにくい。

実施例２ 実施例１配合Ａ（６）の硬化剤をそれぞれＮ、Ｎ’−エ
チレンビス（ビニルスルフォニルアセタミド）、１．３
．５−）リアクリロイル−へキサヒドロ−Ｓ−トリアジ
ン、１．６−へキサメチレン−Ｎ、Ｎ’−ビスエチレン
尿素、１，６−へキサメチレンジイソシアネート、２，
４−ジクロロ−６−ヒドロキシ−ｓ−トリアジン−ナト
リウム塩、ソルビトールテトラグリシジルエーテルにす
る以外は実施例１と全く同様にして同様の結果を得た。

Ｆ０発明の効果

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基紙の両面を樹脂で被覆した樹脂被覆紙型写真用
   支持体の一方の面上にハロゲン化銀写真構成層を有し、
   その反対側の支持体面上に少なくとも［１］ゼラチン、
   ［２］平均粒径０．８μから２．０μの多孔質シリカ、
   ［３］平均粒径４．０μから１０．０μの多孔質シリカ
   を含有するバックコート層を設けた事を特徴とする写真
   用印画紙。
2. （２）該平均粒径０．８μから２．０μの多孔質シリカ
   と平均粒径４．０μから１０．０μの多孔質シリカの重
   量比が２０対１から３対２である特許請求の範囲第１項
   記載の写真用印画紙。