JPH0284400A - 固形修正具 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は筆記個所を隠蔽して修正する固形状の修正具に
関し、特に該修正具によって隠蔽した個所を短時間のう
ちに再筆記可能となるような修正具に関する。
関し、特に該修正具によって隠蔽した個所を短時間のう
ちに再筆記可能となるような修正具に関する。
（従来の技術）
従来より筆記された修正個所を隠蔽し、再び同箇所を筆
記可能とする修正具は知られているが、このような修正
具の多くは液体状のものである。
記可能とする修正具は知られているが、このような修正
具の多くは液体状のものである。
すなわち、従来の修正具は隠蔽力の大きい白色顔料及び
バインダー樹脂を揮発性有機溶媒に分散した液体よりな
り、この修正液を修正すべき個所に塗布、乾燥させ、形
成した白色顔料の塗膜上を再筆記等を行なうという方法
が採られている。しかし、このような修正方法では、修
正液を塗布後、完全に乾燥して再筆記可能となるには数
十秒という長時間を必要とするばかりでなく、再度、同
じ個所を修正することは不可能であった。
バインダー樹脂を揮発性有機溶媒に分散した液体よりな
り、この修正液を修正すべき個所に塗布、乾燥させ、形
成した白色顔料の塗膜上を再筆記等を行なうという方法
が採られている。しかし、このような修正方法では、修
正液を塗布後、完全に乾燥して再筆記可能となるには数
十秒という長時間を必要とするばかりでなく、再度、同
じ個所を修正することは不可能であった。
液状の修正具の欠点である再筆記するために長時間を要
するという欠点を改善するため、例えば特開昭６３−１
９９７７７号公報に示されているような固形状の修正具
が考えられている。しかし、該公報に記載されている固
形修正具はワックスと白色顔料とエチレン−酢酸ビニル
共重合体よりなるというものであるが、このような組成
よりなる修正具をもって修正した個所はエチレン−酢酸
ビニル共重合体及びワックスよりなる塗膜を形成するた
め、疎水性を示し、再筆記が困難であり、殊に水性イン
クをもって再度筆記することはできない。
するという欠点を改善するため、例えば特開昭６３−１
９９７７７号公報に示されているような固形状の修正具
が考えられている。しかし、該公報に記載されている固
形修正具はワックスと白色顔料とエチレン−酢酸ビニル
共重合体よりなるというものであるが、このような組成
よりなる修正具をもって修正した個所はエチレン−酢酸
ビニル共重合体及びワックスよりなる塗膜を形成するた
め、疎水性を示し、再筆記が困難であり、殊に水性イン
クをもって再度筆記することはできない。
（解決しようとする課題）
本発明者は、上記の欠点を改善した固形状修正具につい
て種々検討した結果１本発明を完成するに至ったもので
１本発明の目的は、修正具によって隠蔽した個所を短時
間のうちに再筆記可能となるような固形状修正具を提供
するにある。
て種々検討した結果１本発明を完成するに至ったもので
１本発明の目的は、修正具によって隠蔽した個所を短時
間のうちに再筆記可能となるような固形状修正具を提供
するにある。
（課題を解決するための手段）
すなわち、本発明の要旨は、ポリオレフィン樹脂もしく
はオレフィンと他のモノマーとからなる合成樹脂、白色
顔料、ワックス類及び多孔質シリカからなる固形修正具
である。
はオレフィンと他のモノマーとからなる合成樹脂、白色
顔料、ワックス類及び多孔質シリカからなる固形修正具
である。
本発明では特に多孔質シリカを添加したことにより水性
インク或は油性インクの何れも吸収するので容易に再筆
記が可能となる。
インク或は油性インクの何れも吸収するので容易に再筆
記が可能となる。
本発明について、更に詳細に説明する。
本発明における合成樹脂成分は塗膜構成成分として作用
するものでポリエチレン、ポリプロピレン及びこれらの
共重合体からなるポリオレフィン樹脂もしくはエチレン
或はプロピレンなとのオレフィンモノマーと酢酸ビニル
等のモノマーよりなる合成樹脂であり、特に好ましい合
成樹脂成分としてはポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等であり、全組成中５〜２５重ｆｉ算の割合
、特に１０〜２０重景％の重量で添加することが好まし
く。
するものでポリエチレン、ポリプロピレン及びこれらの
共重合体からなるポリオレフィン樹脂もしくはエチレン
或はプロピレンなとのオレフィンモノマーと酢酸ビニル
等のモノマーよりなる合成樹脂であり、特に好ましい合
成樹脂成分としてはポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等であり、全組成中５〜２５重ｆｉ算の割合
、特に１０〜２０重景％の重量で添加することが好まし
く。
２５重量で以上では紙面への付着が悪くなり、また５重
量ｘ以下ではその効果を期待することができなし１゜ 本発明で使用する白色顔料は、修正する個所を隠蔽する
た゛めに使用するもので、隠蔽力の大きいほど好ましく
１通常ルチル型、アナターゼ型等の酸化チタンが利用で
きる。これらの白色顔料は単独でも２種以上適宜混合し
て使用でき、その使用量は全組成中４０〜７０重量％が
好ましく、４０重量％以上では隠蔽力が不十分で充分に
筆跡を修正することがで孝ず、又、７０重量％以上では
脆弱であって好ましくない。
量ｘ以下ではその効果を期待することができなし１゜ 本発明で使用する白色顔料は、修正する個所を隠蔽する
た゛めに使用するもので、隠蔽力の大きいほど好ましく
１通常ルチル型、アナターゼ型等の酸化チタンが利用で
きる。これらの白色顔料は単独でも２種以上適宜混合し
て使用でき、その使用量は全組成中４０〜７０重量％が
好ましく、４０重量％以上では隠蔽力が不十分で充分に
筆跡を修正することがで孝ず、又、７０重量％以上では
脆弱であって好ましくない。
本発明で使用されるワックス成分は、白色顔料の分散媒
として作用すると共に、塗膜を構成する成分であり、使
用されるワックスの種類としては通常筆記具などに使用
されるワックス類と何ら異なることなく、例えば硬化ロ
ウ、木ロウ、パラフィンワックス等が使用され、その使
用量は、全組成中１０〜３０重量でが好ましい。
として作用すると共に、塗膜を構成する成分であり、使
用されるワックスの種類としては通常筆記具などに使用
されるワックス類と何ら異なることなく、例えば硬化ロ
ウ、木ロウ、パラフィンワックス等が使用され、その使
用量は、全組成中１０〜３０重量でが好ましい。
本発明で使用する多孔性シリカとは細孔径１ｏ人〜２５
０人を有する連続気泡を有し、その表面は極性の強い水
酸基で覆われており、吸水性に富んだ性質を有する。そ
して、この多孔質シリカは全体量に対して５〜２０重量
２で使用することが好ましく。
０人を有する連続気泡を有し、その表面は極性の強い水
酸基で覆われており、吸水性に富んだ性質を有する。そ
して、この多孔質シリカは全体量に対して５〜２０重量
２で使用することが好ましく。
５重量２以下では塗膜表面が疎水性となり、２０重量％
以上では脆弱であって好ましくない。
以上では脆弱であって好ましくない。
本発明に係る固形修正具は、上記の組成物を例えば二本
ロール又は三本ロールを使用して十分に混合した後、押
出成形、流し込み成形、射出成形等の成形手段をもって
成形することができ、特に本発明に係る固形修正具は、
射出成形が可能なため複雑な細かい形状をした固形修正
具を成形することができるので、細部の修正が可能であ
る。
ロール又は三本ロールを使用して十分に混合した後、押
出成形、流し込み成形、射出成形等の成形手段をもって
成形することができ、特に本発明に係る固形修正具は、
射出成形が可能なため複雑な細かい形状をした固形修正
具を成形することができるので、細部の修正が可能であ
る。
（作用）
本発明において、添加した多孔質シリカは先に述べたよ
うにｌＯλ〜２５０人のような微細な孔径を有する気泡
が婦表面に分散し存在するため、本発明に係る修正具で
構成された塗膜は吸水性及び吸油性を示す、したがって
、その修正箇所は水性インク及び油性インクを吸収する
ので、これらのインクによって筆記可能となるのである
。
うにｌＯλ〜２５０人のような微細な孔径を有する気泡
が婦表面に分散し存在するため、本発明に係る修正具で
構成された塗膜は吸水性及び吸油性を示す、したがって
、その修正箇所は水性インク及び油性インクを吸収する
ので、これらのインクによって筆記可能となるのである
。
（実施例）
以下、実施例をもって本発明を更に具体的に説明する。
実施例１
パラフィン（融点１２５＠Ｆ）
白色ワセリン ５上記配
合割合を次の操作によって混合し、成形した。ヘンシェ
ルミキサーにて加熱しながら予備混合し、再び加熱三木
ロールで精密混練し、ペレット化する。このペレットを
射出成形機で所定の形状を得る。
合割合を次の操作によって混合し、成形した。ヘンシェ
ルミキサーにて加熱しながら予備混合し、再び加熱三木
ロールで精密混練し、ペレット化する。このペレットを
射出成形機で所定の形状を得る。
実施例２
ヒマシ油硬化ロウ
マルチワックス
上記配合割合を実施例１に記載した操作と同様の操作に
よって、固形状修正具を得た。
よって、固形状修正具を得た。
実施例３
散させるワックスからなる固形状修正具に、更に、多孔
性シリカを添加することによって修正個所に吸水、吸油
性を賦与し、これによって修正個所に短時間のうちに水
性インク或は油性インクの何れでも再筆記可能であり、
又、本発明に係る固形状修正具は、射出成形も可能であ
り、これによって複雑な形状或は極細の形状をした修正
具が得られ、したがって、細かい個所の修正なども可能
となる。
性シリカを添加することによって修正個所に吸水、吸油
性を賦与し、これによって修正個所に短時間のうちに水
性インク或は油性インクの何れでも再筆記可能であり、
又、本発明に係る固形状修正具は、射出成形も可能であ
り、これによって複雑な形状或は極細の形状をした修正
具が得られ、したがって、細かい個所の修正なども可能
となる。
ステアリン酸
１３０＠Ｆパラフインワツクス
Claims (1)
- １ ポリオレフィン樹脂もしくはオレフィンと他のモノ
マーとからなる合成樹脂、白色顔料、ワックス類及び多
孔質シリカからなる固形修正具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63234818A JPH0284400A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 固形修正具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63234818A JPH0284400A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 固形修正具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284400A true JPH0284400A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=16976867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63234818A Pending JPH0284400A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 固形修正具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0284400A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058594A (ja) * | 1990-10-05 | 1993-01-19 | Fujicopian Co Ltd | 隠ぺい修正用転写テープ |
| US9595897B2 (en) | 2014-10-31 | 2017-03-14 | Fanuc Corporation | Motor control device for controlling current phase on dq/three-phase coordinates |
| US10023724B2 (en) | 2013-08-13 | 2018-07-17 | 3M Innovative Properties Company | Nanocomposites containing spherical pyrogenic silica nanoparticles and composites, articles, and methods of making same |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4976628A (ja) * | 1972-11-24 | 1974-07-24 | ||
| JPS54129043A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-06 | Sakura Color Prod Corp | Opacifying solid composition |
| JPS59162077A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-12 | Wataru Fujita | 固形字消し及び製造方法 |
| JPS6238455A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-19 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 写真用印画紙 |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP63234818A patent/JPH0284400A/ja active Pending
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