JPH01217088A - 消しゴムにより消去し得るインキ組成物 - Google Patents
消しゴムにより消去し得るインキ組成物Info
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- JPH01217088A JPH01217088A JP63045341A JP4534188A JPH01217088A JP H01217088 A JPH01217088 A JP H01217088A JP 63045341 A JP63045341 A JP 63045341A JP 4534188 A JP4534188 A JP 4534188A JP H01217088 A JPH01217088 A JP H01217088A
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Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、インキ組成物に関し、さらに詳しくは、筆記
後に消しゴムにより消去し得るインキ組成物に関する。
後に消しゴムにより消去し得るインキ組成物に関する。
従来技術とその問題点
筆記後に消しゴムにより消去し得るインキ組成物(以下
消去性インキという)は、公知である。
消去性インキという)は、公知である。
例えば、特開昭59−223769号公報は、「ポリオ
キシエチレン基を含有する界面活性剤の存在下、カーボ
ンブラック及びアニリンブラックの中から選ばれる顔料
を、ポリエチレンオキシドを溶解させた水性媒体中に均
一に分散させたことを特徴とするインキ組成物」を開示
している。しかしながら、この消去性インキは、安定性
に劣り、さらに消去性自体も、満足すべきものではなく
、特に長期間経過後の消去は困難である。その他にも、
種々の組成の消去性インキが提案されているが、これら
は、保存性、消去性、流動性などの消去性インキに要求
される特性のいずれかが不十分であって、いずれも所望
の効果を奏するには至っていない。
キシエチレン基を含有する界面活性剤の存在下、カーボ
ンブラック及びアニリンブラックの中から選ばれる顔料
を、ポリエチレンオキシドを溶解させた水性媒体中に均
一に分散させたことを特徴とするインキ組成物」を開示
している。しかしながら、この消去性インキは、安定性
に劣り、さらに消去性自体も、満足すべきものではなく
、特に長期間経過後の消去は困難である。その他にも、
種々の組成の消去性インキが提案されているが、これら
は、保存性、消去性、流動性などの消去性インキに要求
される特性のいずれかが不十分であって、いずれも所望
の効果を奏するには至っていない。
問題点を解決するための手段
本発明者は、上記の如き従来技術の現状に鑑みて、種々
研究を重ねた結果、特定の造膜温度を有する樹脂を配合
する組成物が公知の消去性インキの問題点を大巾に軽減
し得ることを見出した。すなわち、本発明は、下記の消
去性インキを提供するものである: 「インキ全重量に占める割合が顔料1〜50%、40℃
以上の造膜温度を有する樹脂3〜50%、有機溶剤0.
5〜50%及び水7〜60%であることを特徴とする消
しゴムにより消去し得るインキ組成物。」 本発明消去性インキにおける顔料は、特に限定されず、
通常筆記具インキにおいて使用されている一般的な顔料
をそのまま単独でまたは2種以上を併せて使用すること
が出来る。使用し得る顔料をカラー インデックス(C
,1,)番号により例示すれば、以下の通りである。
研究を重ねた結果、特定の造膜温度を有する樹脂を配合
する組成物が公知の消去性インキの問題点を大巾に軽減
し得ることを見出した。すなわち、本発明は、下記の消
去性インキを提供するものである: 「インキ全重量に占める割合が顔料1〜50%、40℃
以上の造膜温度を有する樹脂3〜50%、有機溶剤0.
5〜50%及び水7〜60%であることを特徴とする消
しゴムにより消去し得るインキ組成物。」 本発明消去性インキにおける顔料は、特に限定されず、
通常筆記具インキにおいて使用されている一般的な顔料
をそのまま単独でまたは2種以上を併せて使用すること
が出来る。使用し得る顔料をカラー インデックス(C
,1,)番号により例示すれば、以下の通りである。
■、無機顔料
(イ)ピグメントブラック 6,7,9.10(ロ)ピ
グメントレッド 101,105゜106.107.
108 (ハ)ピグメントブルー 27.28.29゜(ニ)
ピグメントグリーン 17.18,19゜■、有機顔料 (イ)ピグメントブラック 1 (ロ)ピグメントレッド 1,2,3,4,5゜7.
9. 12.22 (ハ)ピグメントブルー 1.2,15,16゜(ニ
)ピグメントグリーン 2,7,8.10本発明消去性
インキで使用する樹脂成分としては、アクリル系樹脂、
アクリル−スチレン系共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニル系共重合樹脂、アクリル−酢酸ビニル系
樹脂、カルボキシル化SBR,スチレン系樹脂などの中
から造膜温度40℃以上のものを選択して使用する。樹
脂成分としては、造膜温度50℃以上のものがより好ま
しい。造膜温度が、40℃未満の場合には、室温でも樹
脂被膜が形成され、筆跡部と紙との間での接着性のため
に、消しゴムで消去することが不可能となる。これらの
樹脂は、通常固形分濃度30〜60重量%程度のエマル
ジョンの形態で市販されているので、これをそのまま使
用することができる。樹脂成分としても、必要ならば、
2種以上を併用することが出来る。
グメントレッド 101,105゜106.107.
108 (ハ)ピグメントブルー 27.28.29゜(ニ)
ピグメントグリーン 17.18,19゜■、有機顔料 (イ)ピグメントブラック 1 (ロ)ピグメントレッド 1,2,3,4,5゜7.
9. 12.22 (ハ)ピグメントブルー 1.2,15,16゜(ニ
)ピグメントグリーン 2,7,8.10本発明消去性
インキで使用する樹脂成分としては、アクリル系樹脂、
アクリル−スチレン系共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニル系共重合樹脂、アクリル−酢酸ビニル系
樹脂、カルボキシル化SBR,スチレン系樹脂などの中
から造膜温度40℃以上のものを選択して使用する。樹
脂成分としては、造膜温度50℃以上のものがより好ま
しい。造膜温度が、40℃未満の場合には、室温でも樹
脂被膜が形成され、筆跡部と紙との間での接着性のため
に、消しゴムで消去することが不可能となる。これらの
樹脂は、通常固形分濃度30〜60重量%程度のエマル
ジョンの形態で市販されているので、これをそのまま使
用することができる。樹脂成分としても、必要ならば、
2種以上を併用することが出来る。
本発明消去性インキで使用する有機溶媒としては、特に
限定されず、通常筆記具インキにおいて使用されている
ものを使用することができ、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ヘキシレングリコールなどのアルキ
レングリコール:ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコールなどのジアルキレングリコール:ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレンクリコールなどのポリア
ルキレングリコール:グリセリン:などが例示される。
限定されず、通常筆記具インキにおいて使用されている
ものを使用することができ、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ヘキシレングリコールなどのアルキ
レングリコール:ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコールなどのジアルキレングリコール:ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレンクリコールなどのポリア
ルキレングリコール:グリセリン:などが例示される。
溶剤としても、必要ならば、2種以上を併用することが
出来る。
出来る。
本発明消去性インキにおいては、組成物重量中に占める
各成分の割合を以下の範囲内とする必要がある。
各成分の割合を以下の範囲内とする必要がある。
顔料は、1〜50%、より好ましくは5〜30%とする
。顔料が1%未満の場合には、筆跡の濃度が不足して、
インキとしての実用性に欠けるのに対し、50%を上回
る場合には、分散安定性が低下するとともに、筆記後の
消去が困難となる。
。顔料が1%未満の場合には、筆跡の濃度が不足して、
インキとしての実用性に欠けるのに対し、50%を上回
る場合には、分散安定性が低下するとともに、筆記後の
消去が困難となる。
樹脂成分は、固形分として、3〜50%、より好ましく
は10〜45%とする。樹脂成分の量が3%未満の場合
には、筆記面上に樹脂粒子の層が十分に形成されなくな
り、顔料を包含する樹脂粒子の層の除去による筆記部の
完全消去が不可能となる。一方、樹脂成分が50%を上
回る場合には、インキの粘度が高くなり過ぎて、収容容
器からの流出が困難となる。
は10〜45%とする。樹脂成分の量が3%未満の場合
には、筆記面上に樹脂粒子の層が十分に形成されなくな
り、顔料を包含する樹脂粒子の層の除去による筆記部の
完全消去が不可能となる。一方、樹脂成分が50%を上
回る場合には、インキの粘度が高くなり過ぎて、収容容
器からの流出が困難となる。
有機溶剤は、0.5〜50%より好ましくは10〜30
%とする。有機溶剤が0.5%未満では、インキの長期
保存性が低下するのに対し、50%を上回ると、紙に対
するインキの浸透性が大きくなって、顔料が低内部に移
行し、完全消去が困難となる。
%とする。有機溶剤が0.5%未満では、インキの長期
保存性が低下するのに対し、50%を上回ると、紙に対
するインキの浸透性が大きくなって、顔料が低内部に移
行し、完全消去が困難となる。
水は、エマルジョンの形態で使用される樹脂成分に由来
する量をも含めて、7〜60%である。
する量をも含めて、7〜60%である。
エマルジョンに由来する水に加えて、新たに添加する場
合には、イオン交換水を使用する。
合には、イオン交換水を使用する。
本発明による消去性インキは、各成分を均一に分散させ
ることが出来る限り、任意の方法で調製することが出来
る。具体的には、例えば、顔料と樹脂エマルジョンとを
混練して、顔料ペーストを得た後、有機溶剤と水とを加
えてさらに温容することにより、インキが得られる。
ることが出来る限り、任意の方法で調製することが出来
る。具体的には、例えば、顔料と樹脂エマルジョンとを
混練して、顔料ペーストを得た後、有機溶剤と水とを加
えてさらに温容することにより、インキが得られる。
本発明の消去性インキは、低粘度(10〜100cps
程度)で保存安定性に優れているので、加圧タイプの容
器を必要とする既存の筆記具で使用される公知の消去性
インキとは違って、通常の筆記具用インキと同様にして
、使用することができる。
程度)で保存安定性に優れているので、加圧タイプの容
器を必要とする既存の筆記具で使用される公知の消去性
インキとは違って、通常の筆記具用インキと同様にして
、使用することができる。
発明の効果
以下実施例を示し、本発明の特徴とするところをより一
層明確にする。
層明確にする。
以下において“部”とあるのは、重量部を示す。
樹脂の量は、エマルジョンとしての量を示し、水の量は
、添加したイオン交換水の量を示す。
、添加したイオン交換水の量を示す。
実施例1
下記に示す各成分を使用して、本発明の消去性インキを
製造した。
製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 5部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注1) 80部エチレング
リコール 7部水
8部注1:商標“モビニー
ル970”、造膜温度100℃、固形分濃度40%、ヘ
キスト合成(株)製 製造に際しては、カーボンブラックと樹脂エマルジョン
とを三本ロールで混練して顔料ペーストを得た後、さら
にエチレングリコールとイオン交換水とを加え、攪拌し
て、本発明インキを得た。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注1) 80部エチレング
リコール 7部水
8部注1:商標“モビニー
ル970”、造膜温度100℃、固形分濃度40%、ヘ
キスト合成(株)製 製造に際しては、カーボンブラックと樹脂エマルジョン
とを三本ロールで混練して顔料ペーストを得た後、さら
にエチレングリコールとイオン交換水とを加え、攪拌し
て、本発明インキを得た。
得られたインキをインキフリータイプの容器に充填し、
筆記した後、乾燥後の筆記部を通常の消しゴムにより擦
ったところ、完全に消去することが出来た。
筆記した後、乾燥後の筆記部を通常の消しゴムにより擦
ったところ、完全に消去することが出来た。
また、得られたインキをインキフリータイプの容器に充
填して、温度25℃で30日間放置した後、上記と同様
にして筆記後の消去テストを行ったが、消去性の変化は
、認められなかった。
填して、温度25℃で30日間放置した後、上記と同様
にして筆記後の消去テストを行ったが、消去性の変化は
、認められなかった。
実施例2
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 7部アク
リル−スチレン共重合 (C,1,ピグメント ブラック7) 6部樹脂
エマルジョン(注2) 68部グリセリン
11部水
14部注2=商標“ポリゾールAT−
2011”、造膜温度100℃、固形分濃度50%、昭
和高分子(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
リル−スチレン共重合 (C,1,ピグメント ブラック7) 6部樹脂
エマルジョン(注2) 68部グリセリン
11部水
14部注2=商標“ポリゾールAT−
2011”、造膜温度100℃、固形分濃度50%、昭
和高分子(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
実施例3
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 7部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注3) 74部プロピレン
グリコール 7部水
12部ルミ:実施例1のものと
同じ。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注3) 74部プロピレン
グリコール 7部水
12部ルミ:実施例1のものと
同じ。
得られたインキあ消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
と同等以上であった。
実施例4
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,! 、ピグメント ブラック7) 6部ア
クリル樹脂 エマルジョン(注4) 71部ジエチレン
グリコール 8部水
15部ルミ=商標“モビニ
ール742”、造膜温度50℃、固形分濃度46%、ヘ
キスト合成(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
クリル樹脂 エマルジョン(注4) 71部ジエチレン
グリコール 8部水
15部ルミ=商標“モビニ
ール742”、造膜温度50℃、固形分濃度46%、ヘ
キスト合成(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
実施例5
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 5部アク
リル樹脂 エマルジョン(注5) 68部ポリエチレ
ングリコール (分子量200 ’) 12部水
15部ル
ミ:商標“アクリセット11E”、造膜温度50℃、固
形分濃度42%、日本触媒化学(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
リル樹脂 エマルジョン(注5) 68部ポリエチレ
ングリコール (分子量200 ’) 12部水
15部ル
ミ:商標“アクリセット11E”、造膜温度50℃、固
形分濃度42%、日本触媒化学(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
実施例6
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 8部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注6) 65部グリセリン
11部水
13部ルミ:実施例2のものに
同じ。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注6) 65部グリセリン
11部水
13部ルミ:実施例2のものに
同じ。
得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
と同等以上であった。
実施例7
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,l 、ピグメント ブラック7) 9部ス
チレン樹脂 エマルジョン(注7) 68部エチレング
リコール 9部水
14部ルミ:商標“ポリゾー
ルC−10”、 造膜温度100℃、固形分濃度49%、昭和高分子(株
)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
チレン樹脂 エマルジョン(注7) 68部エチレング
リコール 9部水
14部ルミ:商標“ポリゾー
ルC−10”、 造膜温度100℃、固形分濃度49%、昭和高分子(株
)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
実施例8
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 6部アク
リル−酢酸ビニル共重合 樹脂エマルジョン(注8) 72部グリセリン
9部水
13部ルミ:商標“ポリゾール
AT−1000”、造膜温度45℃、固形分濃度50%
、 昭和高分子(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
リル−酢酸ビニル共重合 樹脂エマルジョン(注8) 72部グリセリン
9部水
13部ルミ:商標“ポリゾール
AT−1000”、造膜温度45℃、固形分濃度50%
、 昭和高分子(株)製 得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
実施例9
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 9部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注9) 64部エチレング
リコール 12部水
15部ルミ:実施例1のものと
同じ。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注9) 64部エチレング
リコール 12部水
15部ルミ:実施例1のものと
同じ。
得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
と同等以上であった。
比較例1
下記に示す各成分を使用して、比較消去性インキを製造
した。
した。
カーボンブラック
(C,1,ピグメント ブラック7) 7部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注10) 70部エチレン
グリコール 10部水
13部ルミ0:商標“モビニ
ール748”、造膜温度10℃、固形分濃度45%、ヘ
キスト 合成(株)製 使用する樹脂エマルジョンの造膜温度が低すぎるため、
筆記後に樹脂膜が紙表面に形成され、筆記部と紙とが強
固に接着して、得られたインキにより形成された筆跡を
消しゴムで消去することは、不可能であった。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注10) 70部エチレン
グリコール 10部水
13部ルミ0:商標“モビニ
ール748”、造膜温度10℃、固形分濃度45%、ヘ
キスト 合成(株)製 使用する樹脂エマルジョンの造膜温度が低すぎるため、
筆記後に樹脂膜が紙表面に形成され、筆記部と紙とが強
固に接着して、得られたインキにより形成された筆跡を
消しゴムで消去することは、不可能であった。
比較例2
下記に示す各成分を使用して、比較消去性インキを製造
した。
した。
カーボンブラック
(C,!、ピグメント ブラック7) 8部アクリ
ル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注目) 69部グリセリン
8部水
15部注目:商標“モビニール
670”、造膜温度20℃、固形分濃度45%、ヘキス
ト 合成(株)製 使用する樹脂エマルジョンの造膜温度が低すぎるため、
得られたインキにより形成された筆跡を消しゴムで消去
することは、やはり不可能であった。
ル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注目) 69部グリセリン
8部水
15部注目:商標“モビニール
670”、造膜温度20℃、固形分濃度45%、ヘキス
ト 合成(株)製 使用する樹脂エマルジョンの造膜温度が低すぎるため、
得られたインキにより形成された筆跡を消しゴムで消去
することは、やはり不可能であった。
実施例10
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
パーマネント レッド4R
(C,l 、ピグメント レッド3) 8部ア
クリル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注12) 75部プロピレ
ングリコール 8部水
9ルミ12=実施例1の
ものと同じ。
クリル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注12) 75部プロピレ
ングリコール 8部水
9ルミ12=実施例1の
ものと同じ。
得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
と同等以上であった。
実施例11
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
フタロシアニン ブルー
(C,1,ピグメント ブルー15) 22部ス
チレン樹脂 エマルジョン(注13) 59部ポリエ
チレングリコール (分子量400) 7部水
12部ル
ミ3:実施例7のものと同じ。
チレン樹脂 エマルジョン(注13) 59部ポリエ
チレングリコール (分子量400) 7部水
12部ル
ミ3:実施例7のものと同じ。
得られたインキの消去性及び保存安定性は、実施例1品
と同等以上であった。
と同等以上であった。
実施例12
下記に示す各成分を使用して、実施例1と同様な操作に
より、本発明の消去性インキを製造した。
より、本発明の消去性インキを製造した。
フタロシアニン グリーン
(C,1,ピグメント グリーン7) 20部アク
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注14) 52部ジエチ
レングリコール 7部水
15部ルミ4:実施
例2のものと同じ。
リル−スチレン共重合 樹脂エマルジョン(注14) 52部ジエチ
レングリコール 7部水
15部ルミ4:実施
例2のものと同じ。
得られたインキの消去性及び保存安定性は、実代理人
弁理士 三 枝 英 二
弁理士 三 枝 英 二
Claims (1)
- (1)インキ全重量に占める割合が顔料1〜50%、4
0℃以上の造膜温度を有する樹脂3〜50%、有機溶剤
0.5〜50%及び水7〜60%であることを特徴とす
る消しゴムにより消去し得るインキ組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534188A JP2931901B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 消しゴムにより消去し得るインキ組成物 |
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US07/434,678 US5120359A (en) | 1988-02-26 | 1989-02-22 | Erasable ink compositions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534188A JP2931901B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 消しゴムにより消去し得るインキ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01217088A true JPH01217088A (ja) | 1989-08-30 |
JP2931901B2 JP2931901B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=12716586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4534188A Expired - Fee Related JP2931901B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 消しゴムにより消去し得るインキ組成物 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2931901B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05214285A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-08-24 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 消去性インキ組成物 |
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US6271285B1 (en) | 1997-03-28 | 2001-08-07 | Seiko Epson Corporation | Ink composition for ink jet recording |
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US7296883B2 (en) | 2002-09-24 | 2007-11-20 | Seiko Epson Corporation | Ink composition for ink-jet recording, recording method using same, and record |
US7745510B2 (en) | 2005-03-29 | 2010-06-29 | Seiko Epson Corporation | Ink composition for ink jet recording, and recording method and recorded matter using the same |
US8109622B2 (en) | 2006-03-10 | 2012-02-07 | Ricoh Company, Ltd. | Recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, and inkjet recording apparatus |
US8242201B2 (en) | 2005-12-22 | 2012-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Pigment dispersion, recording ink, ink cartridge, ink-jet recording method and ink-jet recording apparatus |
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JPS56131679A (en) * | 1979-11-19 | 1981-10-15 | Gillette Co | Erasable writing medium composition |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP4534188A patent/JP2931901B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8383700B2 (en) | 2005-12-22 | 2013-02-26 | Ricoh Company, Ltd. | Pigment dispersion, recording ink, ink cartridge, ink-jet recording method and ink-jet recording apparatus |
US8109622B2 (en) | 2006-03-10 | 2012-02-07 | Ricoh Company, Ltd. | Recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, and inkjet recording apparatus |
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