JPS62227146A - 写真用印画紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明はポストカードとして使用できる写真用印画紙に
関するものでめシ、詳しくは現像処理乾燥恢、各柚争記
具に対して良好々筆記適性を有するポストカードとして
使用できる写真用印画紙に関するものである。

Ｂ、従来技術およびその問題点 通常、ハロゲン化銀写真材料は支持体と該支持体上に設
けられたハロゲン化銀写真構成層とから構成されている
。かかるハロゲン化銀写真構成ノーとしては、ハロゲン
化銀写真乳剤層、保護層、下引層、中間層あるいは色混
シ防止層、ハレーション防止層もしくはフィルターｊ−
１紫外線吸収層などおよびそれらの組み合わせから構成
されたものである。例えば、単一なハロゲン化銀写真材
料は、支持体上にハロゲン化銀乳剤層とその保一層を設
けたものである。また、多層ハロゲン化銀カラー写真材
料は、支持体上に青感乳剤Ｊ−と中１ｉ４１層、緑感乳
剤層と紫外線吸収層、赤感乳剤層と床映盾などが順に設
けられて多層配置にされ、谷ｊＭ’？を色乳剤層中にイ
エロー、マゼンタおよびシアン妬色力ダラーをそれぞれ
含有させたものである。

ところで、従来よりハロゲン化銀写真材料の支持体トし
ては、ポリエチレンテレフタレートフイルム、トリ酢酸
セルロースフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカー
ボネートフィルムなどのフィルム、紙を基質としてその
両面をフィルム形成能ある樹脂、多くはポリオレフィン
樹脂で被積した樹脂被覆紙などの疎水性支持体がよく知
られている。特に、写真印画紙用支持体としては、旧来
用いられてきたバライタ紙に代わシ、ポリオレフィン樹
脂Ｍ脂被り紙が多く用いられるようになっている。その
理由として、写真用支持体としてのポリオレフィン樹脂
被＠紙が疎水性であるために、バライタ紙の場合と比較
して、写真印画紙の現像、定層処理中に処理液が基紙膚
に浸透しに＜＜、それ故水洗、乾燥などの処理時間が短
縮される利点があるためである・ 一方ポストカードとして写真用印画紙を使用するために
は、現像後画像と反対側の面に字を書いたシ、絵を描い
たシスタンプを押した時に、インクが速やかに乾き、且
つ摩擦等によってもインクが脱落せず、さらにインクが
＃まないことが必要である。

しかしながら、通常印画紙の画像と反対１ｉ１ｆｌの面
は上述のように疎水性で且つ柔らかなポリオレフィン樹
脂で被覆されているため、鉛−やペンで文字や絵等を曹
く事は困鶏であシ、またスタンプを押しても本質的に吸
液性が無いため、乾燥に長時間を安し、乾沫恢も摩擦、
接層等により、容易にインクが脱落し、周囲を汚条した
り、甚だしい場合にはスタンプが全く消失してしまい、
その目的を速成できない。

従来そのような目的を達成するために、印画紙の画像と
反対側の味水性支持体面上に吸液性無機顔料とバインダ
ーから基本的に成るバックコート層を設けるということ
が知られている。例えは特開昭５８−１８４１４４号に
は好ましい実諸悪様として吸油量が１００ｃｃ／１ｏｏ
ｆ以上の無愼顔料を１５重量部から５０電址部、ゼラチ
ン８５Ｍ量部から５０重量部及びゼラチン蓋に対し０．
２０重量％から３．０ｉ量チのゼラチンの特定な硬化剤
を含むバックコート層が開示されている。

しかしながら、この方法に於いては吸液性無機顔料の使
用量が少ない時にはインクの吸収速度が遅く、バックコ
ート面がインクで伺時までも濡れていて取υ扱いが不便
である。又、吸液性態＋ＡＭ料の吸液目ピカが爾く、バ
ックコート層中に占める割合が高い場合にはインクによ
るバンクコート面の捕れは軽減するが、インクの噛む傾
向が増大し、甚だしい場合には文字が判読し癌くなると
いう欠点を有している。

Ｃ０発明の目的 したがって本発明の目的は十分なインク吸収速夏を持ち
、かつ、インク滲みの少ないバックコート層を有する写
真用印画紙を提供することにある。

本発明省等は鋭意研究の垢果、多孔質シリカとその平均
粒径よシ大なる平均粒径を有するゼオライト粉末を併用
することにより、インク′ｔ−速やかに吸収する性能と
インクを滲ませない性能という二つの要求を両立せしめ
ることが出来るのを発見し本発明に至ったものである。

Ｄ０発明の構成 ｈｒＪち、不党明の目的は、２！ＩＳ−厭の両面を樹脂
で被覆した樹脂被覆紙型写真用支持体の一方の面上にハ
ロゲン化銀写真構成層を有し、その反対側の支持体面上
に少なくとも■ゼラチン、［２］平均粒も０゜８μから
２．０μの多孔質シリカ、（Ｊ平均粒径２．５μから１
０．０μのゼオライ）ｄ末を含有するバックコートＩ脅
を設けた事を特徴とする写真用印画紙によって達成され
る。

本発明の実施に於いてゼラチンと多孔質シリカの使用量
比としては重量で２対工ないし１対２の範囲が良く多孔
質シリカの塗、ｉ＝としては０．５ｖ／−から５．０　
ｔ／ｒｒｉの範囲が好ましく、時に好ましくは０．７ｆ
／ｒｒ？から２．５に背の範囲が良い。

多孔質シリカがゼラチンに対して少なすぎると充分なイ
ンク吸収能が得られずインクの乾きが遅くなり多すぎる
とインクが滲みやすくなる。

多孔質シリカの塗布撞があまシに少ないと、充分なイン
、り吸収能が得られずインクの乾きが遅くなる。

一方、あまシに多い場合にはカール物性が急化し、生産
性も悪化する。

本発明の実施に於いて使用されるゼラチンとしては石灰
処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、例
えば二塩基酸の無水物と反応したゼラチンのようなゼラ
チン誘導体等当業界で一般に用いられているものであれ
ばいずれも用いることができる。

本発明の実施に於いて使用される多孔質シリカとしては
倣細なシリカゾルが水中で二次凝集したシリカが好まし
く、代表的闇品名としてはサイロイド（富士デグイソン
化学■）、ミズカシール（水沢化学Ｇ９）、シルクロン
（日産化学頓ン）、ニップシール（日本シリカニ業■）
、ファインシール（徳山曹達物ン）、カープレックス（
ジオツギ製薬便３）等が知られている。

本発明の実施に用いる平均粒径０．８μから２．０μの
多孔質シリカとしてはニップシールＥ−２２０、同Ｅ−
２２ＯＡ、同Ｎ−３３ＯＡ（日本シリカニ業麹製品）、
ファインシールＴ−３２（徳山曹達■製品）、カープレ
ックスＦＰＳ−１．同ＦＰ８−４、同ＦＰＳ−７（以上
ジオツギ製薬■製品）等がある。本発明で用いられる平
均粒径２．５μから１０゜０μのゼオライト粉末として
は、天然ゼオライトより込んでも、合成ゼオライトより
選んでも良い。

本発明で用いる平均粒径０８μから２．０μの多孔質シ
リカと平均粒径２．５μから１０．０μのゼオライト粉
末の重量比としては好ましくは２０対１から３対２の範
囲が良く、特に好ましくは１０対１から３対１が良い。

本発明の実施に於いてゼラチン用の硬化剤を用いるのが
有利である。ゼラチン用硬化剤の使用量としてはゼラチ
ンの使用量に対して０．１　Ｍｍ　％から４０重ｔｈｔ
％の範囲が好ましく、特に好ましくは１．０重量％から
１０重量％の範囲が良い。

本発明の実施に於いて使用できるゼラチンの硬化剤トし
ては、Ｎ、Ｎ’−エチレンビス（ビニルスルフォニルア
セタミド）、１，３．５−）リアクリロイル−へキサヒ
ドロ−８−トリアジンのような活性ビニル化合物、２，
４−ジクロロ−６−ヒドロキシ−８−トリアジン・ナト
リウム塩のような活性ハロゲン化合物、グリセロールト
リグリシジルエーテルのようなエポキシ化合物、１．６
−へキサメチレン−Ｎ、　Ｎ／−ビスエチレン尿素のよ
うなエチレンイミノ化合物、１．６−へキサメチレンジ
インシアネートのようなインシアネート化合物その他通
常写真乳剤に用いられるゼラチン用硬化剤はいずれも使
用できるが、アルデヒド化合物はバックコート層の汚染
を招くこと、特にホルマリンまたはホルマリンを遊離す
る化合物を写真用印画紙のバックコート層に用いると隣
接する乳剤をカプラセたり、写真用印画紙がカラー印画
紙である時にはカプラー、特にマゼンタ用カプラーと反
応して好ましくない着色を起こすのでその使用は避ける
べきである。

本発明の実施に於いてバックコート用塗液の粘度￥Ａ整
のため適宜増粘剤を用いることができる。

本発明の実施に用いることができる増粘剤としては澱粉
、澱＠訪導体、アルギン酸ソーダ、グアーガム、ローカ
ストビーンガム、ザンサンカム、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス、セルロース硫酸エステル塩、スチレン無水マレイン
酸共重合物、メチルビニルエーテル無水マレイン酸弁型
金物等各種のものが挙げられる。

本゛発明の実施に於いて調色剤、増白剤、充填剤、ＰＨ
調節剤、塗布助剤等適宜組み甘わせて用いることができ
る。

不発明の実施に用いられる疎水性支持体としては紙を基
質としてその両面にポリオレフィン、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル等のフィルム形成能ある樹脂、多くはポリ
オレフィン樹脂で被覆した樹脂被覆紙などをあけること
ができる。特に、加工性が良好という点で、ポリオレフ
ィン樹脂被扱舐が有利に用いられる。

また、これらの樹脂被懐紙の樹脂層中には、酸化チタン
、酸化亜鉛、メルク、炭ばカルシウム等の白色顔料、ス
テアリン敏アミド、アラキシン叡アミド等の脂肪ばアミ
ド、ステアリン販亜鍬、ステアリン酸マグネシウム、パ
ルミチン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩などの分散剤、
群宵、コバルトバイオレット等の顔料および染料、酸化
防止剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤を
適宜組み合わせて含有せしめるのが好ましい。

本発明の実施に有利に用いられるポリオレフィン樹脂被
覆紙は走行する基紙の上に溶融ポリオレフィン樹脂をス
リットダイからフィルム状に押出塗工して製造される。

その際、溶融押出塗工に先立ち、基紙面をコロナ処理、
火炎処理等により活性化しておくことが象ましい。被板
樹脂層の厚さとしては、特に制限はないが、一般に５μ
〜５０μ程度が有利である。ポリオレフィン樹脂被嶺紙
のハロゲン化銀写真構成膚を設ける側は、目的に応じて
光沢面、マット面、絹目面などを有し、裏面は通常無光
沢面である。

本発明の実施に有利に用いられるポリオレフィン樹脂被
覆紙の被覆用ポリオレフィン樹脂としては、低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブテン、ポリペンテン等のオレフィンのホモポリマーま
たはエチレン−プロピレン共重合体等の二種以上のオレ
フィンからなる共重合体およびその混合物をあげること
ができ、各種の密度および溶融粘度指数（メルトインデ
ックス；以下単にＭＩと略す）のものを単独にあるいは
混合して使用できる。

ポリオレフィン樹脂被覆紙の基紙としては、通常の天然
パルプ紙、合成繊維紙あるいは合成樹脂フィルムを板紙
化したいわゆる合成紙のいずれでもよいが、針葉樹パル
プ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パル
プを主成分とする天然パルプ紙が有利に用いられる。基
紙の厚味に関しては特に制限はないが、表面の平滑性の
よい紙が好ましく、その坪量は５０ｆβ〜２５０シーが
好ましい。また、天然パルプを主成分とする基紙には、
各種の高分子化合物、添加剤を含有せしめることができ
る。例えば、でんぷん誘導体、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルアルコール誘導体、ゼラチン等の乾燥紙力増強
剤、脂肪酸塩、ロジンｍ４体、ジアルキルケテンダイマ
ー乳化物等のサイズ剤、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ化ポリアミド樹脂等の湿潤紙力増強剤、安定剤、顔
料、染料、螢光増白剤、ラテックス、無機電解質、ＰＨ
調整剤等適宜組み合わせて含有せしめることができる。

本発明の実施にあたつて、ハロゲン化銀写真構成層を設
ける反対側の疎水性支持体面上にバックコート用塗液を
塗布する装置としては、エアナイフコーター、ロールコ
ータ−、バーコーター、ブレードコーター、スライドホ
ッハー；−ター、グラビアコーター、フレキソグラビア
コーター及びそれらの組み合わせ等があげられる。塗布
に際しては塗布に先立ち、該疎水性支持体面をコロナ処
理、火炎処理等によシ活性化しておくことが望ましい。

塗布された塗液の乾燥装置としては直線トンネル乾燥機
、アーチドライヤー、エアループドライヤー、サインカ
ーブエアフロートドライヤー等の熱風乾燥機、赤外線、
加熱ドライヤー、マイクロ波等を利用した乾燥機等各種
乾燥装置をあげることができる。

本発明に係るハロゲン化銀写真乳剤層としては、各種の
ものが包含される。例えば、引伸ポジ用写真乳剤層、密
着ポジ用写真乳剤層、ネガ用写真乳剤層、カラー写真乳
剤層、印刷用写真乳剤層、直接ポジ用写真乳剤層、拡散
転写法用写真乳剤層などである。また、かかる写真乳剤
層中にはゼラチン、ゼラチン誘導体などのバインダー、
ハイポなどの化学増感剤、金塩、白金塩などの貴金属増
感剤、ヘキサハロゲノイリジウム（ＩＩＩ）錯体、ヘキ
サハロゲノロジウム（ＩＩＩ）錯体などの硬調化剤、核
酸分解物、特開昭５０−１４７９２５号、同昭５１−１
０７１２９号に記載もしくは例示のメルヵグト複素環化
合物などのハロゲン化銀粒子の晶癖調整剤、特開昭５２
−６５４３２号、同昭５２−８８３４０号明細書中に引
用もしくは例示しである色増感剤、安定剤、カプリ防止
剤、カラー写真用カプラー、硬膜剤、ジヒドロキシベン
ゼン化合物、塗布助剤、またカブラセ剤、直接ポジ写真
用染料などの直接ポジ写真乳剤用添加剤、色素現像薬、
その他の添加剤などを含有せしめることができる。

本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その写真材料に
合わせて、「写真感光材料と取扱法」（典型出版、宮本
五部著、写真技術講座２）に記載されているような露光
、現像、停止、定着、漂白、安定などの処理が行われる
が、特に発色現像後−浴漂白定着処理を行う多層ノヘロ
ゲン化銀カラー写真材料は、ＣＤ−Ｉ［［、ＣＤ−ＩＶ
Ｃ以上２種の化合物はコダック社の商品名）、ドロキシ
クロム（メイアンドベーカー社商品名）などいかなる生
薬のカラー現像液でも処理することができる。かかる主
薬を含む現像液にベンジルアルコール、タリウム塩、フ
ェニドンなどを含有させてもよい。また、有用な一浴漂
白定着液はアミノポリカルボン酸の金族塩（たとえば、
エチレンジアミン四酢酸、プロピレンジアミン四酢酸な
どの第２鉄錯塩カど）溶液であり、定着剤としては、チ
オ硫酸ソーダ、チオ硫酸アンモニウムなどが有用である
。かかる−浴漂白定着液には種々の添加剤を含有させる
ことができる。たとえば脱銀促進剤（たとえば、米国特
許第３，５１２，９７９号に記載のメルカプトカルボン
酸、ベルギー特許第６８２，４２６号に記載のメルカプ
ト−複素環化合物など）、汚染防止剤、ＰＨ調節剤ない
しはＰＨ緩衝剤、硬膜剤（たとえば、硫酸マグネシウム
、硫酸アルミニウム、カリ明けんなど）、界面活性剤な
ど種々の化合物を組み合わせて含有させることができる
。また、かかる−浴漂白定着液は種々のＰＨで使用され
得るが、有用なＰＨ領領域ＰＨ６，０〜８．０である。

Ｅ、実施例 次に本発明をさらに具体的に説明するために、実施例を
述べる。

実施例１ 基紙として坪量１６０　ｆＡｒ？の紙を用い、その一方
の面に９重量％の酸化チタン、２１重量％の酸化チタン
練シ込み用低密度ポリエチレン（密度０゜９１８Ｍｌ８
．５）、４５重！を係の低密度ポリエチレン（密度０．
９１８、ＭＩ５．０）、２５重量％の高密度ポリエチレ
ン（密度０．９６５、ＭＩ７．０）、からなる樹脂厚３
０μｍの光沢面の樹脂層を有し、もう一方の面に５０重
ｆｔ％の低密度ポリエチレン（密度０．９１８．ＭＩ　
５．０）、５０重ｔｈｔ％の高密度ポリエチレン（密度
０．９６５、ＭＩ７．０）からなる樹脂厚３０μｍの無
光沢面の櫨脂層を有するｍＪ脂被被覆紙無光沢面をコロ
ナ放電処理した後、第１表記載の塗液をエアーナイフコ
ーターで塗布し乾燥して写真用支持体を製造した。

塗布量は２０　？／ｎ？　（湿分）であった。

（以下余白） （注２） これらのバックコートを塗設したポリエチレン被覆紙の
光沢面（即ち、バンクコート層塗設側とは反対側の支持
体面）に、コロナ放電処理した後、支持体に隣接して順
に、黄色カプラーを含む？感性埴臭化銀ゼラチン層と中
間層、マゼンタ−カプラーを含む緑感性塩臭化銀ゼラチ
ン乳剤ｌ−と紫外線吸収剤を含む紫外線吸収〜およびシ
アンカプラーを含む赤感性塩臭化銀ゼラチン乳剤層とそ
の保護層をエクストルージ冒ン方式で塗布、乾燥して多
層ハロゲン化銀カラー写真印画紙を作成した。

以上のようにして得られた各試料を３５℃で５日間保存
した後以下の方法で計画した。

〔筆記性の評価法〕

シート印画紙用プロセッサーで現像した試料を下記の方
法で評価した。

水性インクの滲みを評１−するためシャチハタゾルスタ
ンス台赤色を用い押印した。また油性インクの参みを評
価するためマジックインキ極細黒色で文字を書き判定し
た。

評価規準二〇全く滲まない。

Δ少し滲むが文字はつぶれない。

×滲んで文字がつぶれて読めない。

インクの乾燥性を調べるためパイロットカラーペン（黒
色）で細線引き１分毎に指で擦って周囲が汚れなくなっ
た時間を記録した。

鉛筆での省き床を見るためにＨＢの鉛筆で文字を書き、
筈き味を判定した。

評価規準：○滑らかに書ける。

Δ滑らかで々い。

×鉛筆が膜面に引っ掛かる。

結果を第２表に示す。

（以下余白） 第２表 （注３）○印本発明。

（注４）第１表　塗液Ａに同じ。

第２表から解るように本発明に従わない場合には、いず
れの多孔質シリカを用いても全体に占めるシリカの割合
が少い時には［相］みに対しては良いがインクの乾燥性
が悪い。一方シリカの占める割合が多い時にはインクの
乾燥性は良くなるが同時に滲みやすくなってしまう。サ
ンプル（１）〜（６）。

多孔質シリカを含まないサンプル（７）、（８）はイン
ク乾燥時間が長く、大粒径の多孔質シリカとゼオライト
粉末の組み合わせは−みやすい。サンプル（９）。

それに対し、本発明のサンプル（１０）　、（１１）ｕ
−（ンクの乾燥性が良くしかも滲みにくい。

実施例２ 実施例１配合屋（６）の硬化剤をそれぞれＮ、Ｎ’−エ
チレンビス（ビニルスルフォニルアセタミド）、１．３
．５−）リアクリロイル−へキサヒドロ−８−トリアジ
ン、１，６−へキサメチレン−Ｎ、　Ｎ’　−ビスエチ
レン尿ｉ、１．６−へキサメチレンジイソシアネート、
２．４−ジクロロ−６−ヒドロキシ−８−）リアジン−
ナトリウム塩、ソルビトールテトラグリシジルエーテル
にする以外は実施例１と全く同様にして同様の結果を得
た。

Ｆ０発明の効果 本発明は滲み防止とインクの乾燥性を両立して居シボス
トカード用印画紙として優れている。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基紙の両面を樹脂で被覆した樹脂被覆紙型写真用
   支持体の一方の面上にハロゲン化銀写真構成層を有し、
   その反対側の支持体面上に少なくとも［１］ゼラチン、
   ［２］平均粒径０．８μから２．０μの多孔質シリカ、
   ［３］平均粒径２．５μから１０．０μのゼオライト粉
   末を含有するバックコート層を設けた事を特徴とする写
   真用印画紙。
2. （２）該平均粒径０．８μから２．０μの多孔質シリカ
   と平均粒径２．５μから１０．０μのゼオライト粉末の
   重量地が２０対１から３対２である特許請求の範囲第１
   項記載の写真用印画紙。