JPH0443573B2 - - Google Patents

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JPH0443573B2
JPH0443573B2 JP15695984A JP15695984A JPH0443573B2 JP H0443573 B2 JPH0443573 B2 JP H0443573B2 JP 15695984 A JP15695984 A JP 15695984A JP 15695984 A JP15695984 A JP 15695984A JP H0443573 B2 JPH0443573 B2 JP H0443573B2
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JP
Japan
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silver halide
back coat
coat layer
paper
layer
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JP15695984A
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JPS6135441A (ja
Inventor
Masa Kubota
Tetsuya Ashida
Tooru Noda
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP15695984A priority Critical patent/JPS6135441A/ja
Publication of JPS6135441A publication Critical patent/JPS6135441A/ja
Publication of JPH0443573B2 publication Critical patent/JPH0443573B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は改良されたハロゲン化銀写真材料に関
するものであり、詳しくは垯電防止性および耐氎
性の塗垃局を具えた疎氎性支持䜓ずハロゲン化銀
写真構成局ずから成るテヌプ接着性が改良された
ハロゲン化銀写真材料に関するものである。 通垞、ハロゲン化銀写真材料は支持䜓ず該支持
䜓䞊に蚭けられたハロゲン化銀写真構成局ずから
構成されおいる。かかるハロゲン化銀写真構成局
ずしおは、ハロゲン化銀写真乳剀局、保護局、䞋
匕局、䞭間局あるいは色混り防止局、ハレヌシペ
ン防止局もしくはフむルタヌ局、玫倖線吞収局な
どおよびそれらの組み合わせから構成されたもの
である。䟋えば単䞀なハロゲン化銀写真材料は、
支持䜓䞊にハロゲン化銀乳剀局ずその保護局を蚭
けたものである。たた、倚局ハロゲン化銀カラヌ
写真材料は、支持䜓䞊に青感乳剀局ず䞭間局、緑
感乳剀局ず玫倖線吞収局、赀感乳剀局ず保護局な
どが順に蚭けられお倚局配眮にされ、各感色乳剀
局䞭にむ゚ロヌ、マれンタおよびシアン発色カプ
ラヌをそれぞれ含有させたものである。 ずころで、埓来よりハロゲン化銀写真材料の支
持䜓ずしおは、ポリ゚チレンテレフタレヌトフむ
ルム、トリ酢酞セルロヌスフむルム、ポリスチレ
ンフむルム、ポリカヌボネヌトフむルムなどのフ
むルム、玙を基質ずしおその䞡面をフむルム圢成
胜ある暹脂、倚くはポリオレフむン暹脂で被芆し
た暹脂被芆玙などの疎氎性支持䜓がよく知られお
いる。特に、写真印画甚支持䜓ずしおは、旧来甚
いられおきたバラむタ玙に代わり、ポリオレフむ
ン暹脂被芆玙が倚く甚いられるようにな぀おい
る。その理由ずしお、写真甚支持䜓ずしおのポリ
オレフむン暹脂被芆玙が疎氎性であるために、バ
ラむタ玙の堎合ず比范しお、写真印画玙の珟像、
定着凊理䞭に凊理液が基玙局に浞透しにくく、そ
れ故氎掗、也燥などの凊理時間が短瞮される利点
があるためである。 しかしながら、これらの写真甚疎氎性支持䜓は
いく぀かの欠点を有しおいる。よく知られおいる
欠点ずしおは、これらの疎氎性支持䜓を有するハ
ロゲン化銀写真材料は、その取扱い䞭に静電気を
垯びゎミ、ホコリなどを吞着する傟向ずな぀お、
撥氎性、枛感性、カブリ性など各皮のスポツトの
発生を招く原因になるず共に、こずに蓄積された
静電気が攟電される結果、ハロゲン化銀写真乳剀
局䞭にスタテむツクマヌクず呌称される写真特性
䞊極めお䞍快な郚分カブリを生じせしめるこずが
ある。このため疎氎性支持䜓を有するハロゲン化
銀写真材料の裏面、即ちハロゲン化銀写真構成局
の塗られおいない支持䜓面䞊に、垯電防止性のバ
ツクコヌト局ず称せられる塗垃局を蚭眮するこず
が知られおいる。 䟋えば垯電防止性胜を䞎えるため特公昭45−
30298号に蚘茉されおいるコロむド状シリカ、特
公昭52−18020号に蚘茉されおいるコロむドアル
ミナ、特公昭58−9408号に蚘茉されおいる皮々の
カルボキシル基を有する化合物の䜿甚が知られお
いる。 たた、特公昭57−12980号に蚘茉されおいる゚
チレン無氎マレむン酞共重合物、特公昭58−
56859号に蚘茉されおいる炭玠数以䞊の゚チレ
ン系䞍飜和共重合性単量䜓ず無氎マレむン酞ずの
共重合によ぀お埗られる氎溶性高分子化合物もし
くは、その塩、特公昭57−53940号に蚘茉されお
いる氎溶性フむルム圢成性の重合䜓アニオン系高
分子電解質等の有機高分子垯電防止剀の䜿甚も知
られおいる。 しかしながら、これらのバツクコヌト局を具え
た疎氎性支持䜓ずハロゲン化銀写真構成局ずから
成るハロゲン化銀写真材料はその䜿甚に際しお、
䞀぀あるいはそれ以䞊の重倧な欠点を有しおい
た。䟋えば高感床ハロゲン化銀写真材料に甚いた
堎合スタテむツクマヌクを十分に防止できなか぀
たり、凊理埌に垯電防止性胜が䜎䞋しおプリント
が互に貌り付き、取り扱いが䞍䟿にな぀たり、凊
理济䞭で成分の䞀郚が離脱しお望たしくないスラ
ツゞの蓄積があ぀たり、バツクコヌト局が脆匱で
あるか疎氎性暹脂ずの接着力が匱いためにハロゲ
ン化銀写真材料の露光時にプリンタヌ内郚をバツ
クコヌト局構成物の粉䜓で汚染したり、ハロゲン
化銀写真構成局を塗垃する段階で塗垃装眮を汚染
したりするこずがあ぀た。 たた、ロヌル状のハロゲン化銀写真印画玙以
䞋単にロヌル印画玙ず略すの堎合には、ロヌル
印画玙を露光埌ロヌルプロセツサヌで珟像凊理す
る際に、リヌダヌフむルムないしはリヌダヌペヌ
パヌの終り郚分ず珟像凊理される予定のロヌル印
画玙の始め郚分ずを、あるいは珟像凊理䞭のロヌ
ル印画玙の終り郚分ず次に珟像凊理される予定の
ロヌル印画玙の始め郚分ずを粘着テヌプないしは
感圧粘着テヌプ、いわゆるリヌダヌゞペむント粘
着テヌプによ぀お接着・接続されるこずがしばし
ば行われる。 その目的の粘着テヌプずしおは、片面粘着テヌ
プあるいは䞡面粘着テヌプが甚いられる。その
際、片面粘着テヌプを甚いる堎合には、ロヌルプ
ロセツサヌ以䞋単にプロセツサヌず略すを通
過䞭のリヌダヌフむルムたたはロヌル印画玙の終
端ず次に珟像凊理される予定のロヌル印画玙の先
端ずの継ぎ目を䞭心ずしお、ロヌル印画玙の裏面
偎に片面粘着テヌプの粘着剀局が存圚するような
型匏で、適圓な長さの片面粘着テヌプによ぀お接
着・接続される。たた、䞡面粘着テヌプを甚いる
堎合には、(ã‚€)プロセツサヌを通過䞭のリヌダヌフ
むルムたたはロヌル印画玙衚面の終り郚分ず次に
珟像凊理される予定のロヌル印画玙裏面の始め郚
分ずの間に䞡面粘着テヌプの粘着剀局が存圚する
様な型匏で、(ロ)プロセツサヌを通過䞭のリヌダヌ
フむルムたたはロヌル印画玙裏面の終り郚分ず次
に珟像凊理される予定のロヌル印画玙衚面の始め
郚分ずの間に䞡面粘着テヌプの粘着剀局が存圚す
る様な型匏で、たたは(ハ)プロセツサヌを通過䞭の
リヌダヌフむルムたたはロヌル印画玙の終端ず次
に珟像凊理される予定のロヌル印画玙先端ずの継
ぎ目を䞭心ずしお、ロヌル印画玙裏面偎の継ぎ目
郚分ず別の疎氎性のあお玙たたはフむルムの間に
䞡面粘着テヌプの粘着剀が存圚するような型匏等
で、適圓な長さの䞡面粘着テヌプによ぀お接着・
接続される。 かくしお、露光埌のロヌル印画玙は、次々ず連
続的にプロセツサヌで珟像凊理が行われる。粘着
テヌプによるいずれかの接着方法においおも、ロ
ヌル印画玙の裏面、バツクコヌト局を有するロヌ
ル印画玙ではバツクコヌト局面に粘着テヌプの粘
着剀局が存圚する状態で珟像凊理液䞭を通過する
こずになる。 このような状態で接着・接続郚分がプロセツサ
ヌを通過する時に、バツクコヌト局のないロヌル
印画玙の堎合には、ロヌル印画玙の珟像凊理䞭、
曎には也燥䞭に粘着テヌプは接着・接続郚分を匷
固に接着、担持し、ロヌル印画玙の搬送および珟
像凊理が順調に行われる。しかしながら、バツク
コヌト局を有するロヌル印画玙の堎合、時ずしお
ロヌル印画玙の珟像凊理䞭たたはその埌の也燥䞭
に粘着テヌプが接着・接続郚分から完党に剥離し
おした぀たり、郚分的に剥離したりしお、最早正
垞な搬送および珟像凊理が行われなくなるずいう
問題を匕き起すこずがあ぀た。ずころで本明现曞
では、ロヌル印画玙の珟像凊理䞭、曎には也燥䞭
に粘着テヌプが接着・接続郚分を匷固に接着、担
持し、ロヌル印画玙の搬送および珟像凊理が順調
に行われるこずを単にテヌプ接着性が良いず呌ぶ
こずにし、ロヌル印画玙の珟像凊理䞭たたはその
埌の也燥䞭に粘着テヌプが接着・接続郚分から完
党に剥離しおした぀たり、郚分的にかなり剥離し
たりしお、正垞な搬送および珟像凊理が行われな
くなるこずを単にテヌプ接着性が悪いず呌ぶこず
にする。 調査の結果、粘着テヌプの剥離はバツクコヌト
局の性質や皮類、粘着テヌプの性質や皮類、粘着
テヌプの接着方法、プロセツサヌでの凊理条件等
に䟝存しおいるこず、そしお倧抵の堎合バツクコ
ヌト局ず粘着テヌプの粘着剀局ずの界面で起぀お
いるこずがわか぀た。しかしながら、粘着テヌプ
の性質や皮類、粘着テヌプの接着方法、プロセツ
サヌでの凊理条件等に䟝存しないでテヌプ接着性
が良く、しかも膜匷床が匷く、垯電防止性胜が優
れたバツクコヌト局を有するハロゲン化銀写真材
料の開発が匷く望たれおいた。 埓぀お、本発明の第䞀の目的は、バツクコヌト
局を具えた疎氎性支持䜓を有する改良されたハロ
ゲン化銀写真材料を提䟛するこずである。即ち、
十分に垯電防止されおおり、それ故スタテむツク
マヌクの発生が防止されおいお、凊理埌のプリン
ト盞互の貌り付きが防止されおいる、なおか぀凊
理济やプリンタヌその他に汚染を生じさせるこず
のない、曎にテヌプ接着性が良く、それ故プロセ
ツサヌでの珟像凊理適性に優れた、バツクコヌト
局を具えた疎氎性支持䜓を有するハロゲン化銀写
真材料を提䟛するこずである。本発明の第二の目
的は、テヌプ接着性が良く、それ故ロヌルプロセ
ツサヌでの連続珟像凊理適性に優れた、バツクコ
ヌト局を具えた疎氎性支持䜓を有するハロゲン化
銀ロヌル印画玙を提䟛するこずである。 本発明の第䞉の目的は、耐氎性、こずにハロゲ
ン化銀写真材料の珟像液に察する抵抗性に優れ
た、バツクコヌト局を具えたハロゲン化銀写真材
料を提䟛し、それ故凊理济䞭でのバツクコヌト成
分の離脱がない優れたハロゲン化銀写真材料を提
䟛するこずである。本発明のその他の目的、特城
及び利点等は、以䞋の明现曞の蚘茉から理解され
よう。 本発明者らが鋭意怜蚎の結果、本発明の目的
は、疎氎性支持䜓の䞀方の面䞊にハロゲン化銀写
真構成局を有し、その反察偎の支持䜓面䞊に(A)無
機垯電防止剀ず(B)倚䟡金属の塩たたは錯䜓を含有
し、か぀塗液のPHが6.0以䞊であるバツクコヌト
局を蚭眮するこずによ぀お達成されるこずがわか
぀た。 曎に述べれば、バツクコヌト局を具えた疎氎性
支持䜓を有するハロゲン化銀写真材料においお、
バツクコヌト局の垯電防止性を十分に改良するこ
ずには、良奜なテヌプ接着性を達成するこずずの
間に、基本的な技術的矛盟点があ぀た。即ち、埓
来公知の垯電防止剀を含有するバツクコヌト局の
テヌプ接着性を改良しようずするず、垯電防止性
胜は悪化し、逆に垯電防止性胜を向䞊しようずす
るずテヌプ接着性が悪化するずいう重倧な矛盟が
あるこずが刀明した。特に、埓来公知の有機たた
は無機垯電防止剀、䟋えばポリスチレンスルホン
酞、ポリビニルスルホン酞、ポリアクリル酞、ポ
リメタクリル酞、ビニルメチル゚ヌテルず無氎マ
レむン酞ずの共重合によ぀お埗られる氎溶性高分
子化合物、スチレンず無氎マレむン酞ずの共重合
によ぀お埗られる氎溶性高分子化合物、むタコン
酞ずスチレンの共重合䜓、シトラコン酞ずメチル
アクリレヌトの共重合䜓、ポリビニルホスホン酞
などもしくはそれらの塩などの有機高分子垯電防
止剀、たたは䟋えばベントナむト、合成ヘクトラ
むドなどのモンモリロン石矀鉱物のコロむドたた
は埮现粒子、コロむド状シリカなどの無機垯電防
止剀を含有させたバツクコヌト局で、十分な垯電
防止性胜ず良奜なテヌプ接着性を䞡立しお達成す
るこずは極めお困難であ぀た。 そこで、本発明者らが鋭意怜蚎を行぀た結果、
(A)無機垯電防止剀ず(B)倚䟡金属の塩たたは錯䜓、
及び(C)れラチンを含有し、か぀塗液のPHが6.0以
䞊であるバツクコヌト局によ぀お前述の技術的矛
盟が解決されお、良奜なテヌプ接着性ず共に良奜
な垯電防止性胜が埗られるこずを発芋し、本発明
に到぀たものである。 たた、本発明によ぀おれラチンず非アルデヒド
系の有機れラチン硬化剀ずを含有するバツクコヌ
ト局ずしお初めお実甚化レベルに達したものであ
る。即ち、無機垯電防止剀、こずにコロむド状シ
リカずれラチンず非アルデヒド系の有機れラチン
硬化剀ずを含有するバツクコヌト局では、配合を
工倫するこずにより垯電防止性胜はどうにか達成
できるものの、テヌプ接着性は䟝然ずしおかなり
悪いものであ぀た。そのテヌプ接着性の悪さは、
非アルデヒド系の有機れラチン硬化剀の皮類や含
有量の倚少にかかわらず、改良されなか぀た。し
かし、該バツクコヌト局に倚䟡金属の塩たたは錯
䜓を含有せしめ、塗液のPHを6.0以䞊にするこず
によ぀お、良奜なテヌプ接着性ず共に良奜な垯電
防止性胜が初めお実珟出来たものである。 本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、スタテ
むツクマヌクず呌称される䞍快な郚分カブリを生
じない。たた、珟像、定着あるいは挂癜定着、
氎掗、也燥した埌積み重ねおおいおも、静電気で
盞互に貌り付いお、取り扱いにくくなるようなこ
ずはない。 本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、凊理
济、プリンタヌ等をバツクコヌト塗垃構成物で汚
染するこずはない。 本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その裏
面ぞの粘着テヌプの接着性が良く、ハロゲン化銀
写真材料の珟像凊理䞭およびその埌の也燥䞭に粘
着テヌプが接着・接続郚から剥離するこずがな
く、埓぀お連続的に珟像凊理するこずが出来る。 本発明の実斜に甚いられる無機垯電防止剀ずし
おは、氎䞭にそのコロむドたたは埮现粒子の氎分
散液を調補し埗る粘土鉱物およびコロむド状シリ
カから遞ばれるものである。特に、バツクコヌト
局の性胜及び経枈性の点から、本発明の実斜に有
利に甚いられる無機垯電防止剀ずしおは、モンモ
リロナむト粘土、ヘクトラむト粘土、コロむド状
シリカ及びそれらの䜵甚をあげるこずができる。 本発明の実斜に有利に甚いられるモンモリロナ
むト粘土は少量のアルカリたたはアルカリ土類金
属、䟋えばナトリりム、カリりム、リチりム、カ
ルシりムなどを、関連䞍玔物、䟋えば鉄、チタ
ン、亜鉛、シリカなどず共に含有する、理想匏
W1/3Al5/3Mg1/3Si4O10OH2ここで、はナ
トリりム、カリりム、リチりム、カルシりムなど
の局間むオンを衚わすで瀺される錯䜓氎和ケむ
酞マグネシりムアルミニりムである。モンモリロ
ナむト粘土の代衚䟋はベントナむトず呌称される
ものである。ベントナむトの具䜓䟋ずしおは、䟋
えば豊順掋行(æ ª)補のベンゲル、ベンゲルFW、
ベンゲルHV、ベンゲル15、ベンゲル23、ベ
ンゲル31、囜峯瀊化工業(æ ª)補のクニゲルVAな
どをあげるこずができる。 本発明の実斜に有利に甚いられるヘクトラむト
粘土は、少量のアルカリたたはアルカリ土類金
属、䟋えばリチりム、ナトリりム、カリりム、カ
ルシりムなどを、関連䞍玔物、䟋えばチタン、亜
鉛、シリカなどず共に含有する、理想匏W1/3
Mg8/3Li1/3Si4O10OH2ここで、はリ
チりム、ナトリりム、カリりム、カルシりムなど
の局間むオンを衚わし、氎酞基むオンはフツ玠原
子ず眮換されるこずもできるこずを衚わすで瀺
される錯䜓氎和ケむ酞リチりムマグネシりムであ
る。ヘクラむト粘土の具䜓䟋ずしおは、ラポヌト
工業(æ ª)英囜のラポナむト、ラポナむトな
どをあげるこずができる。 本発明の実斜に無機垯電防止剀ずしお甚いられ
る粘土鉱物のコロむドたたは埮现粒子をバツクコ
ヌト局塗液に含有せしめるには、粘土鉱物のコロ
むドたたは埮现粒子の氎分散液を調補し、該分散
液をバツクコヌト局塗液成分䞭に添加するか、該
分散液䞭にバツクコヌト局塗液成分を添加しお塗
液を調補し、含有せしめるこずができる。粘土鉱
物の氎分散液の調補方法ずしおは、所定量の氎を
充分剪断力を持぀高速撹拌機、䟋えばホモミキサ
ヌ等で撹拌しながら粘土鉱物を少量づ぀添加しお
分散する方法が奜たしい。分散液を調補する際
に、ピロリン酞ナトリりム、ヘキサメタリン酞ナ
トリりムなどの倚リン酞塩、トリメチロヌル゚タ
ン、トリメチロヌルプロパンなどの倚䟡アルコヌ
ル、ポリ゚チレングリコヌルアルキル゚ステルな
どの非むオン重合䜓などの分散剀を適宜加えるの
が奜たしい。たた、粘土鉱物の䜿甚量ずしおは、
固圢分でmgm2〜800mgm2の範囲が、奜たし
くは15mgm2〜300mgm2の範囲で甚いられるの
がよい。 本発明の実斜にコロむド状シリカが、無機垯電
防止剀ずしお特に有利に甚いられる。そのコロむ
ド状のシリカずは䞻ずしお氎を分散媒ずしお無氎
珪酞SiO2を超埮粒子で氎䞭に分散せしめた
コロむド溶液である。たた、分散媒は䞀般に氎で
あるがメタノヌル等を甚いる堎合もある。たた、
コロむド溶液䞭に、コロむド安定剀などの目的で
アルカリ成分を含有する。たずえば、Na2O、
K2Oや他にNH3、ホルムアミド、゚チルアミン、
モルホリン等を含む堎合もある。 本発明の実斜に特に有利に甚いられるコロむド
状シリカは平均粒埄Όないしは120Όのも
のがよく、その塗垃量は固圢分で0.015m2〜
1.0m2の範囲が、奜たしくは0.05m2〜0.5
m2の範囲が良い。コロむド状シリカの具䜓䟋
ずしおは、日産化孊(æ ª)補スノヌテツクス20、スノ
ヌテツクス30、スノヌテツクス40、スノヌテツク
ス、スノヌテツクス、スノヌテツクス、ス
ノヌテツクス20L、スノヌテツクスOL、スノヌ
テツクスZLなどのスノヌテツクスシリヌズがあ
る。 本発明の実斜に甚いられる倚䟡金属の塩たたは
錯䜓ずしおは、マグネシりム、カルシりム、バリ
りム、亜鉛、アルミニりム、クロム、ゞルコニり
ムおよびスズの塩たたは錯䜓から遞ばれるもので
あり、奜たしくはクロムたたはゞルコニりムの塩
たたは錯䜓が良い。それらの具䜓䟋ずしおは、マ
グネシりム、カルシりム、バリりム、亜鉛、アル
ミニりム、クロムおよびスズず酢酞、ク゚ン酞等
の有機酞、塩酞、炭酞、硝酞、硫酞等の無機酞ず
の塩が奜たしいものずしおあげられ、錯䜓ずし
お、゚チレンゞアミン四酢酞等の錯化剀ずの錯䜓
をあげるこずができる。特に、奜たしくはクロム
明ばん、硫酞クロム、硝酞ゞルコニル、硫酞ゞル
コニル、酢酞ゞルコニルなどをあげるこずができ
る。 本発明の実斜に甚いられる倚䟡金属の塩たたは
錯䜓をバツクコヌト局塗液に含有せしめるには、
予め倚䟡金属の塩たたは錯䜓の氎溶液たたは氎分
散液を調補し、該氎溶液たたは氎分散液をバツク
コヌト局塗装成分䞭に添加するか、該氎溶液たた
は氎分散液䞭にバツクコヌト局塗液成分を添加し
お塗液を調補し、含有せしめるこずができる。た
た、倚䟡金属の塩たたは錯䜓の氎溶液たたは氎分
散液は、そのPHを6.0〜9.5に氎酞化ナトリりム、
氎酞化カリりムなどのアルカリ氎溶液たたは塩
酞、硫酞、リン酞などの酞氎溶液で調補した埌、
含有せしめおも良い。たた、無機垯電防止剀ずし
おコロむド状シリカを䜿甚する堎合には、倚䟡金
属の塩たたは錯䜓の氎溶液たたは氎分散液をコロ
むド状シリカの氎分散液ず合した埌含有せしめお
もよい。倚䟡金属の塩たたは錯䜓の含有量ずしお
は、倚䟡金属の重量で蚈算しお×10-2mgm2〜
10mgm2の範囲で、奜たしくは×10-2mgm2〜
mgm2の範囲で含有せしめるのがよい。 本発明におけるバツクコヌト局は、その塗液の
PHを6.0以䞊に調敎しお塗蚭されるこずによ぀お、
初めお本発明の効果を発揮する。即ち、バツクコ
ヌト局が無機垯電防止剀ず倚䟡金属の塩たたは錯
䜓を含有しおいおも、バツクコヌト局の塗液のPH
が6.0未満で塗蚭された堎合には、テヌプ接着性
の改良効果が極めお䞍十分なものになる。バツク
コヌト局の塗液のPHを6.0以䞊に調敎しお塗蚭さ
れた堎合、初めお良奜なテヌプ接着性が埗られ、
塗液のPHを7.0以䞊に調敎しお塗蚭された堎合に
は、極めお良奜なテヌプ接着性が埗られる。た
た、塗液PHの䞊限ずしおは特に制限されないが、
バツクコヌト局がハロゲン化銀乳剀局ぞ䞎える圱
響を考慮すれば、PH9.5以䞋が望たしい。バツク
コヌト局の塗液のPHを調敎するに際し、塗液のPH
が䜎い堎合には、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリ
りムなどの無機アルカリ氎溶液、䞀方塗液のPHが
高過ぎる堎合には、塩酞、硫酞、リン酞などの無
機酞氎溶液たたは酢酞、ク゚ン酞などの有機酞氎
溶液で調敎するのが望たしい。 本発明におけるバツクコヌト局は、曎に非アル
デヒド系の有機れラチン硬化剀を含有する堎合
に、バツクコヌト塗局の耐摩耗性が改良されお䞀
局優れたものになる。即ち、バツクコヌト局がれ
ラチンず非アルデヒド系の有機れラチン硬化剀を
含有するこずで招来される改良が極めお困難な、
バツクコヌト局の垯電防止性ずテヌプ接着性の悪
さは、該バツクコヌト局が無機垯電防止剀ず倚䟡
金属の塩たたは錯䜓を含有し、か぀塗液のPHが
6.0以䞊に調敎されお塗蚭されるこずにより、初
めお十分に改良される。しかもその際、該バツク
塗局に良奜な耐摩耗性を兌備させるこずができる
のである。 しかし、れラチンの硬化剀ずしお、ホルマリン
やゞメチル尿玠、トリメチロヌルメラミンなどの
分解物ずしおホルマリンを発生するような化合
物、たたムコクロル酞、ムコブロム酞、ムコプ
ノキシクロル酞、グリオキザヌル、−ゞヒ
ドロキシ−−ゞオキサン、−ゞメト
キシテトラヒドロフラン、グルタルアルデヒドな
どのアルデヒド系のものを甚いるず、写真乳剀に
カブリを発生させる等の写真特性䞊の亜圱響を及
がすだけでなく、バツクコヌト局や写真乳剀局に
䞍快な着色や汚染をもたらしたり、たたカラヌ印
画玙の堎合には色玠画像の倉色を生じさせる等の
悪圱響があり、アルデヒド系の硬化剀を甚いるこ
ずができない。 本発明の実斜に奜たしく甚いられるれラチンず
しおは、いわゆる石灰凊理れラチン、酞凊理れラ
チン及び、れラチン分子䞭に含たれる官胜基ずし
おのアミノ基、むミノ基、ヒドロキシル基たたは
カルボキシル基をそれらず反応し埗る基を個持
぀た詊薬で凊理、改質したれラチン誘導䜓、倉性
れラチン等䟋えば、れラチン偎鎖にカルボキシル
基を増すような詊薬、䟋えばフタヌル酞無氎物、
コハク酞無氎物、トリメリト酞無氎物で凊理した
フタヌル化れラチン、コハク化れラチン、トリメ
リト化れラチン等圓業界で䞀般に甚いられおいる
ものは、いずれも甚いるこずができる。本発明の
実斜に奜たしく甚いられるれラチンの含有量ずし
おは、特に制限されるものではないが、バツクコ
ヌト局の諞性胜のバランスから、mgm2〜150
mgm2の範囲が奜たしく、曎に、mgm2〜60
mgm2の範囲が特に奜たしい。 本発明の実斜に奜たしく甚いられる硬化剀ずし
おは、ゞビニルスルホン、N′−゚チレンビ
スビニルスルホニルアセタミド、−ビ
スビニルスルホニル−−プロパノヌル、メ
チレンビスマレむミド、−アセチル−−
ゞアクリロむル−ヘキサヒドロ−−トリアゞ
ン、−トリアクリロむル−ヘキサヒド
ロ−−トリアゞン、−トリビニルス
ルホニル−ヘキサヒドロ−−トリアゞンの劂き
掻性ビニル系化合物。 −ゞクロロ−−ヒドロキシ−−トリ
アゞン・ナトリりム塩、−ゞクロロ−−
メトキシ−−トリアゞン、−ゞクロロ−
−−スルホアニリノ−−トリアゞン・ナ
トリりム塩、−ゞクロロ−−−スル
ポチルアミノ−−トリアゞン、N′−ビ
ス−クロロ゚チルカルバミルピペラゞンの
劂き掻性ハロゲン系化合物。 ゞ゚チレングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル、
ゞプロピレングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル、
゚チレングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル、ネオ
ペンチルグリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル、グリ
セロヌルゞグリシゞル゚ヌテル、グリセロヌルト
リグリシゞル゚ヌテル、トリメチロヌルプロパン
ゞグリシゞル゚ヌテル、トリメチロヌルプロパン
トリグリシゞル゚ヌテル、ゞグリセロヌルトリグ
リシゞル゚ヌテル、゜ルビトヌルテトラグリシゞ
ル゚ヌテルの劂き゚ポキシ系化合物。 −トリ゚チレン−−トリアゞン、
−ヘキサメチレン−N′−ビス゚チレ
ン尿玠、ビス−β−゚チレンむミノ゚チルチオ゚
ヌテルの劂き゚チレンむミノ系化合物。 −ゞメタンスルホンオキシ゚タン、
−ゞメタンスルホンオキシブタン、
−ゞメタンスルホンオキシペンテンの
劂きメタンスルホン酞゚ステル系化合物。 ゞシクロヘキシルカルボゞむミド、−シクロ
ヘキシル−−−トリメチルアミノプロピル
カルボゞむミド・−トル゚ンスルホン酞塩、
−゚チル−−−ゞメチルアミノプロピル
カルボゞむミド塩酞塩の劂きカルボゞむミド系化
合物。 −ゞメチルむ゜オキサゟヌル過塩玠酞
塩、−゚チル−−プニルむ゜オキサゟヌル
−−スルホネヌト、5′−パラプニレン
ビスむ゜オキサゟヌルの劂きむ゜オキサゟヌル系
化合物。 −カルボ゚トキシ−−む゜プロポキシ−
−ゞヒドロキノリン、−−モルホリ
ノカルボキシ−−メチルピリゞニりムクロリ
ドの劂き脱氎瞮合型ペプチド詊薬N′−ア
ゞポむルゞオキシゞサクシンむミド、N′−
テレフタロむルゞオキシゞサクシンむミドの劂き
掻性゚ステル系化合物。 トル゚ン−−ゞむ゜シアヌレヌト、
−ヘキサメチレンゞむ゜シアヌレヌトの劂きむ
゜シアヌレヌト系化合物を挙げるこずができる。 たた、本発明の実斜に奜たしく甚いられるれラ
チン硬化剀の含有量ずしおは、バツクコヌト局の
性胜に合わせお最適添加量を遞べばよいが、硬化
床ず垯電防止性胜ずのバランスかられラチンの重
量に察しお0.2重量から50重量の範囲が奜た
しく、重量から15重量の範囲が特に奜たし
い。たた、硬化剀は適圓な溶媒、䟋えば、氎、メ
タノヌル、゚タノヌル、−ゞメチルホルム
アミド、アセトン、酢酞゚チルなどに溶解しおバ
ツクコヌト局に含有せしめるのが有利である。 本発明の実斜に甚いられる疎氎性支持䜓ずしお
は各皮のものが䜿甚される。䟋えば、ポリプロピ
レン、ポリスチレンの劂き合成玙、セルロヌスア
セテヌト、セルロヌスナむトレヌト、ポリ゚チレ
ンテレフタレヌト、ポリビニルアセテヌト、ポリ
スチレン、ポリアミド、ポリカヌボネヌトの劂き
フむルム、たた、玙を基質ずしおその䞡面にポリ
オレフむン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の
フむルム圢成胜ある暹脂、倚くはポリオレフむン
暹脂で被芆した暹脂被芆玙などをあげるこずがで
きる。特に、良奜なテヌプ接着性ず垯電防止性を
必芁ずする印画玙甚、䞭でもロヌル印画玙甚支持
䜓ずしおは、本発明の効果が䞀局際立぀お発揮さ
れるずいう点で、ポリオレフむン暹脂被芆玙が有
利に甚いられる。 たた、これらの熱可塑性暹脂フむルムもしく
は、暹脂被芆玙の暹脂局䞭には、酞化チタン、酞
化亜鉛、タルク、炭酞カルシりム等の癜色顔料、
ステアリン酞アミド、アラキゞン酞アミド等の脂
肪酞アミド、ステアリン酞亜鉛、ステアリン酞マ
グネシりム、パルミチン酞カルシりム等の脂肪酞
金属塩などの分散剀、矀青、コバルトバむオレツ
ト等の顔料および染料、酞化防止剀、螢光増癜
剀、玫倖線吞収剀などの各皮添加剀を適宜組み合
わせお含有せしめるのが奜たしい。 本発明の実斜に有利に甚いられるポリオレフむ
ン暹脂被芆玙は走行する基玙の䞊に溶融ポリオレ
フむン暹脂をスリツトダむからフむルム状に抌出
塗工しお補造される。その際、溶融抌出塗工に先
立ち、基玙面をコロナ凊理、火炎凊理等により掻
性化しおおくこずが望たしい。被芆暹脂局の厚さ
ずしおは、特に制限はないが、䞀般に5Ό〜50Ό皋
床が有利である。ポリオレフむン暹脂被芆玙のハ
ロゲン化銀写真構成局を蚭ける偎は、目的に応じ
お光沢面、マツト面、絹目面などを有し、裏面は
通垞無光沢面である。 本発明の実斜に有利に甚いられるポリオレフむ
ン暹脂被芆玙の被芆甚ポリオレフむン暹脂ずしお
は、䜎密床ポリ゚チレン、高密床ポリ゚チレン、
ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン等の
オレフむンのホモポリマヌたたぱチレン−プロ
ピレン共重合䜓等の二皮以䞊のオレフむンからな
る共重合䜓およびその混合物をあげるこずがで
き、各皮の密床および溶融粘床指数メルトむン
デツクス以䞋単にMIず略すのものを単独に
あるいは混合しお䜿甚できる。ポリオレフむン暹
脂被芆玙の基玙ずしおは、通垞の倩然パルプ玙、
合成繊維玙あるいは合成暹脂フむルムを擬玙化し
たいわゆる合成玙のいずれでもよいが、針葉暹パ
ルプ、広葉暹パルプ、針葉暹広葉暹混合パルプの
朚材パルプを䞻成分ずする倩然パルプ玙が有利に
甚いられる。基玙の厚味に関しおは特に制限はな
いが、衚面の平滑性のよい玙が奜たしく、その秀
量は50m2〜250m2が奜たしい。たた、倩
然パルプを䞻成分ずする基玙には、各皮の高分子
化合物、添加剀を含有せしめるこずができる。䟋
えば、でんぷん誘導䜓、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルアルコヌル誘導䜓、れラチン等の也燥玙
力増匷剀、脂肪酞塩、ロゞン誘導䜓、ゞアルキル
ケテンダむマヌ乳化物等のサむズ剀、メラミン暹
脂、尿玠暹脂、゚ポキシ化ポリアミド暹脂等の湿
最玙力増匷剀、安定剀、顔料、染料、螢光増癜
剀、ラテツクス、無機電解質、PH調敎剀等適宜組
み合わせお含有せしめるこずができる。 本発明に係るバツクコヌト局䞭には、各皮の高
分子化合物、添加剀を含有せしめるこずができ
る。氎溶性ポリマヌずしお、酞化柱粉、リン酞゚
ステル化柱粉等の柱粉誘導䜓、セルロヌス硫酞゚
ステル塩、メチルビニル゚ヌテルず無氎マレむン
酞共重合䜓の加氎分解物もしくはその塩、スチレ
ンず無氎マレむン酞共重合䜓の加氎分解物もしく
はその塩およびそれらのマレむン酞共重合䜓ずポ
リビニルアルコヌルずの反応生成物などのれラテ
ン増粘剀、ポリアクリルアミド、ポリ−−ビニ
ルピロリドン、アルギン酞゜ヌダなど、界面掻性
剀ずしお、アルキルベンれンスルフオン酞塩、ス
ルフオコハク酞゚ステル塩などのアニオン界面掻
性剀、サポニン、アルキレンオキサむド化合物等
のノニオン界面掻性剀、アミノ酞類、アミノスル
フオン酞類、アミノアルコヌルの゚ステル類等の
䞡性界面掻性剀、特開昭50−99529号に䟋瀺のフ
ツ玠系界面掻性剀など、螢光増癜剀ずしお、特公
昭45−24068号、特開昭54−94318号等に蚘茉もし
くは䟋瀺の化合物などを含有せしめるこずができ
る。 本発明の実斜にあた぀お、ハロゲン化銀写真構
成局を蚭ける反察偎の疎氎性支持䜓面䞊にバツク
コヌト甚塗液を塗垃する装眮ずしおは、゚アナむ
フコヌタヌ、ロヌルコヌタヌ、バヌコヌタヌ、ブ
レヌドコヌタヌ、スラむドホツパヌコヌタヌ、グ
ラビアコヌタヌ、フレキ゜グラビアコヌタヌ及び
それらの組み合わせ等があげられる。塗垃に際し
おは塗垃に先立ち、該疎氎性支持䜓面をコロナ凊
理、火炎凊理等により掻性化しおおくこずが望た
しい。たた、塗垃は基玙にフむルム圢成胜ある暹
脂の被芆盎埌にラミネヌタヌ䞊のオンマシン装眮
によ぀おいわゆるオンマシン塗垃しおもよいし、
別途の塗垃装眮によ぀おいわゆるオフマシン塗垃
しおもよい。塗垃された塗液の也燥装眮ずしおは
盎線トンネル也燥機、アヌチドラむダヌ、゚アル
ヌプドラむダヌ、サむンカヌブ゚アフロヌトドラ
むダヌ等の熱颚也燥機、赀倖線、加熱ドラむダ
ヌ、マむクロ波等を利甚した也燥機等各皮也燥装
眮をあげるこずができる。 本発明に係るハロゲン化銀写真乳剀局ずしお
は、各皮のものが包含される。䟋えば、癜黒写真
乳剀局、カラヌ写真乳剀局、印刷甚写真乳剀局、
盎接ポゞ甚写真乳剀局などであるが、本発明はロ
ヌル印画玙甚乳剀局の堎合に特に有甚である。た
た、かかる写真乳剀局䞭にはれラチン、れラチン
誘導䜓などのバむンダヌ、ハむポなどの化孊増感
剀、金塩、癜金塩などの貎金属増感剀、ヘキサハ
ロゲノむリゞりム錯䜓、ヘキサハロゲノロ
ゞりム錯䜓などの硬調化剀、栞酞分解物、
特開昭50−147925号、同昭51−107129号に蚘茉も
しくは䟋瀺のメルカプト耇玠環化合物などのハロ
ゲン化銀粒子の晶癖調敎剀、特開昭52−65432号、
同昭52−88340号明现曞䞭に匕甚もしくは䟋瀺し
おある色増感剀、安定剀、カブリ防止剀、カラヌ
写真甚カプラヌ、硬膜剀、ゞヒドロキシベンれン
化合物、塗垃助剀、たたカブラセ剀、盎接ポゞ写
真甚染料などの盎接ポゞ写真乳剀甚添加剀、色玠
珟像薬、その他の添加剀などを含有せしめるこず
ができる。 本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その写
真材料に合わせお「写真感光材料ず取扱法」共
立出版、宮本五朗著、写真技術講座に蚘茉さ
れおいるような露光、珟像、停止、定着、挂癜、
安定などの凊理が行われるが、特に発色珟像埌䞀
济挂癜定着凊理を行う倚局ハロゲン化銀カラヌ写
真材料は、CD−、CD−以䞊皮の化合物
はコダツク瀟の商品名、ドロキシクロムメむ
アンドベヌカヌ瀟商品名などいかなる䞻薬のカ
ラヌ珟像液でも凊理するこずができる。かかる䞻
薬を含む珟像液にベンゞルアルコヌル、タリりム
塩、プニドンなどを含有させおもよい。たた、
有甚な䞀济挂癜定着液はアミノポリカルボン酞の
金属塩たずえば、゚チレンゞアミン四酢酞、プ
ロピレンアミン四酢酞などの第鉄錯塩など溶
液であり、定着剀ずしおは、チオ硫酞゜ヌダ、チ
オ硫酞アンモニりムなどが有甚である。かかる䞀
济挂癜定着液には皮々の添加剀を含有させるこず
ができる。たずえば脱銀促進剀たずえば、米囜
特蚱第3512979号に蚘茉のメルカプトカルボン酞、
ベルギヌ特蚱第682426号に蚘茉のメルカプト耇玠
環化合物など、汚染防止剀、PH調節剀ないしは
PH緩衝剀、硬膜剀たずえば、硫酞マグネシり
ム、硫酞アルミニりム、カリ明ばんなど、界面
掻性剀など皮々の化合物を組み合わせお含有させ
るこずができる。たた、かかる䞀济挂癜定着液は
皮々のPHで䜿甚され埗るが、有甚なPH領域はPH
6.0〜8.0である。 次に本発明をさらに具䜓的に説明するために、
実斜䟋を述べる。 実斜䟋  坪量160m2の玙を毎分80で走行させ、第
ゟヌンで裏面にコロナ攟電凊理埌、溶融抌出機
を甚いお䜎密床ポリ゚チレン密床0.918、MI5
50郚、高密床ポリ゚チレン密床0.965、MI7
50郚からなる暹脂組成物を暹脂厚30Όで溶融抌
出塗工し、無光沢面の暹脂局を圢成する。第ゟ
ヌンで衚玙面にコロナ攟電凊理埌、溶融抌出機を
甚い、䜎密床ポリ゚チレン密床0.918、MI8.5
に30重量パヌセントの酞化チタンを緎り蟌んだマ
スタヌバツチ30郚、䜎密床ポリ゚チレン密床
0.918、MI5.045郚、高密床ポリ゚チレン密床
0.965、MI7.025郚からなる暹脂組成物を暹脂厚
30Όで溶融抌出塗工しお光沢面の暹脂局を圢成
する。第ゟヌンでは、裏暹脂面をコロナ攟電凊
理した埌、第衚蚘茉の塗垃液に回転する140メ
ツシナのグラビアロヌルを浞し䜙剰の塗垃液をブ
レヌドで掻き萜しお塗液を䞀定にし、裏暹脂面に
転写し也燥しお、垯電防止性胜を有する写真甚支
持䜓を補造した。氎性塗液の塗垃量はm2
湿分であ぀た。
【衚】
【衚】 なお、塗垃液の調補に際しお、クロム明ばん
氎溶液ず苛性゜ヌダ芏定氎溶液ずは予め混合
した埌添加した。たた、塗垃液のPHは、氎で党量
を合わせる前に芏定の苛性゜ヌダたたは塩酞の
氎溶液で、8.1±0.2に曎に調敎した。たた、第
衚に蚘茉の有機および無機垯電防止剀ずしおは第
衚に蚘茉のものを䜿甚した。
【衚】
〔バツクコヌト局の垯電防止性胜の評䟡〕
発色珟像前の詊料および次のような凊理方匏の
ロヌルプロセツサヌによる発色珟像埌の詊料に぀
いお、20℃、35RHにおける詊料の衚面固有抵
抗を枬定した。 発色珟像30℃、分30秒→挂癜定着30
℃、分30秒→氎掗30℃、分→也燥45
℃、分 〔バツクコヌト局の膜匷床の評䟡〕 発色珟像液に20℃で分間浞挬埌、球盎埄mm
のボヌルポむント針をバツクコヌト局の膜面に垂
盎に立お、詊料面をcmsecの速さで平行移動
させた時のバツクコヌト膜に損傷の生じるボヌル
ポむント針の荷重以埌膜匷床ずするを枬定す
る。 〔バツクコヌト局のテヌプ接着性の評䟡〕 リヌダヌフむルムの終り郚分ず82mm幅でロヌル
状に裁断された詊料のバツクコヌト面の始め郚分
ずの間に䞡面粘着テヌプの粘着剀局が存圚するよ
うな型匏で、長さ15cm、幅75mmの䞡面粘着テヌプ
〔日東テヌプNo.500日東電気工業(æ ª)補〕で接着・
接続し、該詊料をプロセツサヌで珟像凊理し、粘
着テヌプの剥離状態を芳察し、刀定する。 埗られた結果を第衚に瀺す。
【衚】 硬化剀ずしおホルマリンNo.、グリオキザ
ヌルNo.を甚いた詊料は35℃でケ月保存さ
れた。保存埌グリオキザヌルを甚いた詊料No.
の裏面に汚染が芳察された。たた、ホルマリ
ンを甚いた詊料No.は、シアン、マれンタ、
む゚ロヌ各発色色玠の倉色が認められ、特にマれ
ンタ発色色玠は著しい倉色を瀺した。たた、この
詊料No.は圓初よりカブリが認められた。 第衚からわかるように、本発明に埓い無機垯
電防止剀ず倚䟡金属の塩ずしおクロム明ばんずを
添加した詊料No.、10、11、12は優れた垯電
防止性胜ず膜匷床、テヌプ接着性を兌備しおい
る。䞀方、クロム明ばんを含たない詊料No.、
はテヌプ接着性が悪く、実甚䞊問題があり、
たたよく知られた有機高分子垯電防止剀を甚いた
詊料No.、、、は膜匷床が匱く、テヌ
プ接着性も劣぀おいるばかりでなく、垯電防止性
胜も本発明より劣぀おいる。 以䞊のように本発明に埓う堎合には、垯電防止
性胜、膜匷床およびテヌプ接着性をバランス良く
実珟でき、それ故に本発明は連続凊理性に優れた
ハロゲン化銀ロヌル印画玙を提䟛するのに有甚で
あるこずがよくわかる。䞀方、それ以倖では、垯
電防止性胜、膜匷床たたはテヌプ接着性が䞍良で
あ぀たり、汚染や倉色を生じさせたり、乳剀局に
カブリを生じさせたりしお問題である。 実斜䟋  実斜䟋の詊料No.の配合で、苛性゜ヌダ芏
定氎溶液の量を倉えお調補した、第衚に蚘茉の
PHを有する塗垃液を甚いる以倖は実斜䟋ず同様
に実斜した。 埗られた結果を第衚に瀺す。
【衚】 第衚からわかるように、無機垯電防止剀ず倚
䟡金属の塩を含んでいおも、塗垃液のPHが6.0未
満の詊料No.13は、テヌプ接着性が悪く、膜匷
床もやや匱い。䞀方、本発明に埓い塗垃液のPHが
6.0以䞊の詊料No.14〜No.18は、優れた垯電防
止性胜、膜匷床及びテヌプ接着性を兌備しおい
る。たた、テヌプ接着性の芳点から、バツクコヌ
ト塗垃液のPHは〜10の範囲が特に奜たしいこず
がわかる。 実斜䟋  実斜䟋の第衚蚘茉の塗垃液の代りに、第
衚蚘茉の塗垃液を甚いる以倖は実斜䟋ず同様に
実斜した。 埗られた結果を第衚に瀺す。
【衚】
【衚】
【衚】 第衚からわかるように、無機垯電防止剀ず倚
䟡金属の塩を含む本発明に埓う詊料No.23〜26
は優れた垯電防止性胜ずテヌプ接着性を有しおい
る。たた、れラチンず非アルデヒド系の有機硬化
剀を曎に含む詊料No.25、26は膜匷床も匷くお
䞀局奜たしいこずがわかる。䞀方、倚䟡金属の塩
を含たない詊料No.19〜21はテヌプ接着性が悪
くお問題であるこずがわかる。 実斜䟋  実斜䟋の詊料No.10の配合で、第衚に蚘茉の
ようにクロム明ばん氎溶液の量及びそれに応
じお塗垃液のPHが8.1±0.2になるように苛性゜ヌ
ダ芏定氎溶液の量を倉えお調補した塗垃液を甚
いる以倖は実斜䟋ず同様に実斜した。 埗られた結果を第衚に瀺す。
【衚】 第衚からわかるように、倚䟡金属の塩の含有
量を増加するに぀れおテヌプ接着性が改良され
る。しかし、mgm2以䞊の含有量では塗垃液が
増粘しお奜たしくなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋の詊料No.の配合䞭硬化剀NER−010
の代わりに、N′−゚チレンビスビニルス
ルホニルアセタミド、−トリアクリ
ロむル−ヘキサヒドロ−−トリアゞン、
−ゞクロロ−−ヒドロキシ−−トリアゞン・
ナトリりム塩、−ヘキサメチレンゞむ゜シ
アネヌトをそれぞれ甚いる以倖は実斜䟋ず同様
に実斜した。その結果、実斜䟋ず党く同様の結
果を埗た。 実斜䟋  実斜䟋においお、倚䟡金属の塩ずしおクロム
明ばんの代わりに、酢酞ゞルコニル、硫酞ゞルコ
ニルたたは塩化マグネシりムをそれぞれ甚いる以
倖は実斜䟋ず同様に実斜した。その結果、実斜
䟋ず同様の結果を埗た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  疎氎性支持䜓の䞀方の面䞊にハロゲン化銀写
    真構成局を有し、その反察偎の支持䜓面䞊に(A)無
    機垯電防止剀、(B)倚䟡金属の塩たたは錯䜓、及び
    (C)れラチンを含有し、か぀塗液のPHが6.0以䞊で
    あるバツクコヌト局を有するこずを特城ずするハ
    ロゲン化銀写真材料。  該倚䟡金属がクロムたたはゞルコニりムであ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉のハロゲン化銀写真
    材料。  該バツクコヌト局が、曎に(D)非アルデヒド系
    の有機れラチン硬化剀を含有する特蚱請求の範囲
    第項たたは第項蚘茉のハロゲン化銀写真材
    料。  塗液のPHが7.0以䞊である特蚱請求の範囲第
    項、第項たたは第項蚘茉のハロゲン化銀写
    真材料。
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