JPS6238363A - 蛍光偏光法による免疫学的測定装置 - Google Patents
蛍光偏光法による免疫学的測定装置Info
- Publication number
- JPS6238363A JPS6238363A JP17753185A JP17753185A JPS6238363A JP S6238363 A JPS6238363 A JP S6238363A JP 17753185 A JP17753185 A JP 17753185A JP 17753185 A JP17753185 A JP 17753185A JP S6238363 A JPS6238363 A JP S6238363A
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- JP
- Japan
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- antigen
- antibody
- sample
- polarizer
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- Pending
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- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、蛍光偏光法による免疫学的測定装置に係シ、
特に免疫学的反応を利用した抗原または抗体の測定に好
適な免疫学的測定装置に関する。
特に免疫学的反応を利用した抗原または抗体の測定に好
適な免疫学的測定装置に関する。
従来の装置としては、 ” C11nical Che
mistry。
mistry。
vol、 27.47 (1981)”に蛍光偏光法に
よる血中の治療薬剤のモニタリングを行うvclfが示
さ1ていたが、この装置では、試料とする血清中の蛋白
質、乳び成分等の共存物の妨害の影#をうけやすい点に
大きな弱点がある。
よる血中の治療薬剤のモニタリングを行うvclfが示
さ1ていたが、この装置では、試料とする血清中の蛋白
質、乳び成分等の共存物の妨害の影#をうけやすい点に
大きな弱点がある。
特に微量成分であるジゴキシン等の測定の際には、あら
かじめ除蛋白(トリクロロ酢酸処理)をし遠沈した上清
を試料として用いる煩雑な方法をとっている。また反応
が終了した時点で測定する方法を採用している為、測定
に時間を要している。
かじめ除蛋白(トリクロロ酢酸処理)をし遠沈した上清
を試料として用いる煩雑な方法をとっている。また反応
が終了した時点で測定する方法を採用している為、測定
に時間を要している。
特に検体ブランクの補正(差引き)を行う場合は。
1検体当914分を要する。
本発明の目的は、測定対象試料中に存在する蛍光性物質
及び懸濁成分の影響を低減し、共存物の除去等の前処理
操作をなくシ、免疫学的な測定法による抗原または抗体
の定量精度の向上をはかることができる免疫学的測定装
置を提供することにある。
及び懸濁成分の影響を低減し、共存物の除去等の前処理
操作をなくシ、免疫学的な測定法による抗原または抗体
の定量精度の向上をはかることができる免疫学的測定装
置を提供することにある。
本発明は、蛍光偏光法による抗原−抗体反応の経時測定
を行い、蛍光偏光度の単位時間当りの変化量から抗原ま
たは抗体の濃度が求められることを実験的に確認したこ
とに届づいてなされた。
を行い、蛍光偏光度の単位時間当りの変化量から抗原ま
たは抗体の濃度が求められることを実験的に確認したこ
とに届づいてなされた。
本発明では、抗原−抗体反応に由来する平行蛍光成分お
よび直交蛍光成分の各々の単位時間当りの変化量を求め
るか%ブたは、蛍光偏光度の単位時間当りの変化f全求
め、その変化量から抗原または抗体の濃度を測定するよ
うにしたことを特徴とする。
よび直交蛍光成分の各々の単位時間当りの変化量を求め
るか%ブたは、蛍光偏光度の単位時間当りの変化f全求
め、その変化量から抗原または抗体の濃度を測定するよ
うにしたことを特徴とする。
本発明の実施例を第1図に示す。蛍光標識物質によって
標識された抗原(または抗体)と測定対象試料とを免疫
学的な抗原−抗体反応(競合反応)を行わせた試料溶液
は、測定キュベツト(7)に収容される。蛍光偏光測光
系を第1図に従って述べる。
標識された抗原(または抗体)と測定対象試料とを免疫
学的な抗原−抗体反応(競合反応)を行わせた試料溶液
は、測定キュベツト(7)に収容される。蛍光偏光測光
系を第1図に従って述べる。
光源(1)から発した白色光または輝線発光は、励起に
セットされる−を通過し、測定用キュベツト(7)に照
射される。測定試料(溶液)から発した蛍光は、蛍光側
偏光子(5)を通り蛍光側分光器(3)に導かれる。蛍
光側偏光子は、励起側偏光子に対して平行(0’)、直
交(90°)の回転を交互に行う。前記励起側偏光子及
び蛍光側偏光子の回転を行うのが、偏光子駆動機構(6
)である。偏光子駆動機構の動作は、制御器(14)に
よって制御器される。
セットされる−を通過し、測定用キュベツト(7)に照
射される。測定試料(溶液)から発した蛍光は、蛍光側
偏光子(5)を通り蛍光側分光器(3)に導かれる。蛍
光側偏光子は、励起側偏光子に対して平行(0’)、直
交(90°)の回転を交互に行う。前記励起側偏光子及
び蛍光側偏光子の回転を行うのが、偏光子駆動機構(6
)である。偏光子駆動機構の動作は、制御器(14)に
よって制御器される。
蛍光側分光器(3)で得られた光信号は、光検知器(8
)で検知され、その信号は前置増幅器(9)で増幅され
た後、A/D変換器(10)によりアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換される。ディジタル信号は、メモリ
一部(11)に保存され、演算部(12)で下記演算処
理がなされる。演算結果は、表示部(13)に表示され
る。上述した駆動機構系及び信号処理系の制御を行うの
が制御器である。
)で検知され、その信号は前置増幅器(9)で増幅され
た後、A/D変換器(10)によりアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換される。ディジタル信号は、メモリ
一部(11)に保存され、演算部(12)で下記演算処
理がなされる。演算結果は、表示部(13)に表示され
る。上述した駆動機構系及び信号処理系の制御を行うの
が制御器である。
本発明による蛍光偏光測定装置によって得られた測定結
果の一例を第2図に示す、 (A)蛍光偏光度の演算 蛍光側偏光子(5)が、励起側偏光子(4)に対して平
行、直交、交互に回転して得られる信号を、それぞれI
/、Inとすると蛍光偏光度Pは下式で表わされる。た
だしGは装置定数である。
果の一例を第2図に示す、 (A)蛍光偏光度の演算 蛍光側偏光子(5)が、励起側偏光子(4)に対して平
行、直交、交互に回転して得られる信号を、それぞれI
/、Inとすると蛍光偏光度Pは下式で表わされる。た
だしGは装置定数である。
ここで工/及び■工は共存する妨害成分の影響を受ける
と正式の信号量となる。
と正式の信号量となる。
I / = a +b I上= c +dここで
各々のパラメータは下記信号量を示す。
各々のパラメータは下記信号量を示す。
a:免疫反応の生成物による工/の信号b=共存妨害成
分による工/の信号 C:免疫反応の生成物によるIfの信号d:共存妨害成
分だよるI上の信号 共存物による妨害成分の影響がある場合には、蛍光偏光
度は b及びdが極めて小さい場合には、蛍光偏光度P値に対
する影響は無視し得るが、血清中の蛋白質及び濁りが著
しい場合には無視出来ず、P値に誤差を生じる。
分による工/の信号 C:免疫反応の生成物によるIfの信号d:共存妨害成
分だよるI上の信号 共存物による妨害成分の影響がある場合には、蛍光偏光
度は b及びdが極めて小さい場合には、蛍光偏光度P値に対
する影響は無視し得るが、血清中の蛋白質及び濁りが著
しい場合には無視出来ず、P値に誤差を生じる。
しかしながらこれらの共存妨害成分は、抗原−抗体反応
に直接関与することなく、反応の経時変化に伴って変化
することは、はとんどない。従って第2図に示す様に蛍
光偏光度P値の単位時間当りの変化量:ΔP/Δtを求
めれば、その影響は、はとんど無視できる。
に直接関与することなく、反応の経時変化に伴って変化
することは、はとんどない。従って第2図に示す様に蛍
光偏光度P値の単位時間当りの変化量:ΔP/Δtを求
めれば、その影響は、はとんど無視できる。
ΔP/Δtl求めることにょシ従来のエンドポイント方
式のように反応終了時まで待って蛍光偏光度を求める必
要がなく分析時間の短縮化がはかれる。
式のように反応終了時まで待って蛍光偏光度を求める必
要がなく分析時間の短縮化がはかれる。
(B)共存物の影響の判定
血清中の蛋白質及び乳び成分は1通常高分子であシ、偏
光解消を生じない。従って平行成分(I/)の強度が、
直交成分(Ih)に比して犬となる。前記妨害成分を示
す式の中でb)>dとなる。従って。
光解消を生じない。従って平行成分(I/)の強度が、
直交成分(Ih)に比して犬となる。前記妨害成分を示
す式の中でb)>dとなる。従って。
工/と■土において下記判別を行うことにより共存妨害
成分の判定が可能となる。
成分の判定が可能となる。
f ’< I工/工/<g
ただしfとgは実験的に決められるしきい値でるる。
上述した実施例によれば、以下の(1)〜(5)の効果
がイ4られる。
がイ4られる。
(1)測定対象試料中に存在する蛋白質、乳び成分。
蛍光性物質等の影響が低減できる。
(匂 上記共存妨害成分の影響が低減できる為、免疫学
的な測定法による抗原または抗体の定量精度の向上がは
かれる。
的な測定法による抗原または抗体の定量精度の向上がは
かれる。
(3)従来法で採用されている共存物の除去(除蛋白)
、遠沈等の煩雑η前処理操作が省略できる。
、遠沈等の煩雑η前処理操作が省略できる。
(4) 反応が終了した時点(End point法
)になってから測定するのでなく1反応中の変化量から
測定する為、測定時間の短縮化がはかれる。更に処理能
力の向上が可能となる。。
)になってから測定するのでなく1反応中の変化量から
測定する為、測定時間の短縮化がはかれる。更に処理能
力の向上が可能となる。。
(5)上記共存妨害成分の影響の程度が、検知9判定で
きる為、データに対するチェック機能の追加が可能とな
9データの信頼性が向上する。
きる為、データに対するチェック機能の追加が可能とな
9データの信頼性が向上する。
本発明によれば、試料中に共存する妨害蛍光性物質およ
び懸濁物の影響を低減できるので、抗原または抗体の定
量精度を向上できる。
び懸濁物の影響を低減できるので、抗原または抗体の定
量精度を向上できる。
第1図は本発明に基づく一実施例の概略構成を示す図、
第2図は蛍光偏光度の時間的変化量を示す測定データ例
の図である。 2.3・・・分光器、4.5・・・偏光子、7・・・測
定キュベツト、8・・・光検知器、11・・・メモリ一
部、12・・・演算部、14・・・制御部。
第2図は蛍光偏光度の時間的変化量を示す測定データ例
の図である。 2.3・・・分光器、4.5・・・偏光子、7・・・測
定キュベツト、8・・・光検知器、11・・・メモリ一
部、12・・・演算部、14・・・制御部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光源と、励起側分光器と、蛍光側分光器とを備え、
励起側偏光子に対して蛍光側偏光子を平行または直交に
交互に回転させて、各々の偏光成分の光強度を検知し蛍
光偏光測定を行い、蛍光標識物質を用いて、免疫学的な
抗原−抗体反応を利用し、測定対象試料中の抗原もしく
は抗体の濃度を測定する装置において、抗原−抗体反応
に由来する平行蛍光成分と直交蛍光成分の各々の単位時
間当りの変化量または、蛍光偏光度の単位時間当りの変
化量を求め、該変化量から抗原または抗体の濃度を測定
することを特徴とする免疫学的測定装置。 2、特許請求の範囲第1項において、上記平行蛍光成分
と上記直交蛍光成分との比に対し所定のしきい値が設定
されていることを特徴とする免疫学的測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17753185A JPS6238363A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 蛍光偏光法による免疫学的測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17753185A JPS6238363A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 蛍光偏光法による免疫学的測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238363A true JPS6238363A (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=16032555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17753185A Pending JPS6238363A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 蛍光偏光法による免疫学的測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998013676A1 (fr) * | 1996-09-24 | 1998-04-02 | Laboratory Of Molecular Biophotonics | Procede et dispositif pour mesurer la polarisation |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17753185A patent/JPS6238363A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998013676A1 (fr) * | 1996-09-24 | 1998-04-02 | Laboratory Of Molecular Biophotonics | Procede et dispositif pour mesurer la polarisation |
US6025917A (en) * | 1996-09-24 | 2000-02-15 | Laboratory Of Molecular Biophotonics | Polarization characteristic measuring method and apparatus |
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