JPS6238283Y2 - - Google Patents

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JPS6238283Y2
JPS6238283Y2 JP1980092721U JP9272180U JPS6238283Y2 JP S6238283 Y2 JPS6238283 Y2 JP S6238283Y2 JP 1980092721 U JP1980092721 U JP 1980092721U JP 9272180 U JP9272180 U JP 9272180U JP S6238283 Y2 JPS6238283 Y2 JP S6238283Y2
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valve body
return
movable
lever
movable valve
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JP1980092721U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はしや断器の操作弁装置の改良に係り、そ
の目的は、機械的鎖錠を考慮することにより動作
の信頼性の向上を計ることにある。
以下、図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図において操作棒1はしや断部2の接触子可
動部3と連結されており、投入動作時の投入操作
力は第1リンク4、第2リンク9、バネ受け5を
介して操作棒1に機械的に連結された投入バネ6
の弾発バネ力によつて与えられる。
シリンダ7は操作弁装置8を介して図示しない
圧力流体源と連結されている。操作機構10の中
のハツカ20は操作弁装置8の中の可動弁体、こ
こでは可動円筒弁11の下向きの運動を阻止して
これに対して設けられた遊動弁12の弁座13と
当接して圧力流体がシリンダ7の内部に流入しな
い様にしている。従つて圧力流体のピストン14
への作用は阻止され投入バネ6によつて接触子可
動部分3は投入状態に保持されている。
前記操作棒1の上端部には保持ハツカ装置15
(ここでは係止機構とコイルと可動鉄心とより成
る)が設けられ、下端部には操作機構10と機械
的に連結する長孔16が設けられている。
次に可動円筒弁11及び操作機構10に作用す
る力を第2図を用いて説明する。
今、可動円筒弁11に作用する図示下向きの力
をFとすると、可動円筒弁11の各位置に於る操
作弁装置内部の圧力流体の圧力をP1、外部の圧力
(大気圧)をP2とすればそれぞれ次の様になる。
(i) 円筒弁11が遊動弁12の弁座13と当接し
ている時(静止している時及び可動円筒弁11
及び遊動弁12が共に下向きに運動する時) F=(P1−P2)×π/4(D1 2−D2 2) (ii) 遊動弁12が弁体17に設けられたストツパ
18に当り、下向きの運動を阻止され、可動円
筒弁11のみ単独で下向きに運動する時 F=(P1−P2)×π/4D3 2 (iii) 円筒弁11が弁体17に設けられた弁座19
に当接した時 F=(P1−P2)×{π/4(D4 2−D1 2)+π/4D3 2} 次に操作機構10に設けられたハツカ20には
円筒弁11の下端に設けられたピン21とローラ
22とを介して反時計方向の回転駆動力Tが伝達
され、この力Tは摩擦抵抗を無視すればT=F×
lとなる。但しlは円筒弁11の軸心とハツカ2
0の回転中心との偏心距離である。
次に第1図、第2図を参照して動作を説明す
る。今、しや断指令が与えられてしや断用電磁石
23が励磁されると可動鉄心24が下向きに運動
し、鎖錠ピン25を反時計方向に駆動する。
これによりハツカ20は鎖錠ピン25から釈放
され、駆動力Tにより第5ピン45を中心に反時
計方向に回転する。このため円筒弁11はハツカ
20より解放され、第3図、第4図に示す様に下
方に移動して弁座13から開離すると共に弁座1
9を閉止し、その位置に自己保持する。これによ
つて圧力流体はシリンダ7に達し投入バネ6に抗
してピストン14、操作棒1を第1図の上方に駆
動し操作棒1につらなる可動部3をしや断方向に
動作せしめる。
この時圧力流体は可動円筒弁11に設けられた
連通穴47を通つて補助充気室49に達している
が、復帰用弁体30によつて可動円筒弁11に同
芯状に設けられた復帰用シリンダ室50内に流入
するのを阻止している。
しや断方向への動作が終りに近づくと、第4図
に示す如く、上昇しつつある操作棒1に設けられ
た長穴16の下端が操作機構10に設けられた第
1レバー26に当接し、これを上方駆動し、これ
につらなる第2レバー27、第4レバー36を第
4図の矢印方向に運動せしめる。
第4レバー36は、第3ピン43を中心に回動
を行なう様になつており、一端は第1レバー26
に枢着され、他端には回転自由な第3ローラ38
が設けられている。第2レバー27は一端を第1
レバー26に枢着され、他端は第3レバー28に
枢着されている。第3レバー28は第4ピン44
を中心に回動し、一端は第2レバー27に枢着さ
れ、他端には回転自由な第2ローラ29が設けら
れている。
第2レバー27が第4図で矢印方向(上方)へ
運動することにより、第3レバー28は反時計方
向に回転し、第2ローラ29が復帰用弁体30に
圧接して復帰バネ31の力に抗して第4図左方向
に弁体30を移動させる。
これにより、補助充気室49内の圧力流体が復
帰用シリンダ室50内に流入し、可動円筒弁11
に同芯状に設けられた復帰用ピストン32に作用
してこれを上方に押上げる。ピストン32はその
復帰バネ33の力に抗して圧力流体の力により可
動円筒弁11の肩部34に当接し、これを速やか
に第4図上方に遊動弁12の弁座13に当接する
まで押上げる。第1ローラ22も共に上方に移動
しハツカ20及び鎖錠ピン25がそれぞれの復帰
バネの力により復帰して可動円筒弁11をこの状
態に保持する。この時点で圧力流体のシリンダ7
内への流入が阻止される。
シリンダ7及び復帰用シリンダ室50内に供給
されていた圧力流体は可動円筒弁11に設けられ
た排気穴48を通して消音器35に導かれ、速や
かに大気に排出される。
復帰用ピストン32は復帰用シリンダ室50内
の圧力流体が排出されることにより第2復帰バネ
33により第5図に示す位置に復帰する。
又、操作棒1は完全しや断位置に達しこの状態
で保持リンク装置15により保持され、しや断動
作が完了し第5図の状態となる。接触子可動部3
は第6図の如くしや断状態となる。
次に、第5レバー39の動作について説明す
る。このレバー39の働きはしや断器がしや断位
置にある間はハツカー20が回動しない様にその
動作を制限することにある。即ち、しや断完了状
態ではしや断指令が万一出された場合にも弁装置
8が動作しないための鎖錠の役目をするものであ
る。
投入状態では第2図に示す様に、第5レバー3
9は第3ローラ38によつて時計方向にある角度
だけ回転した位置に保持されている。この位置で
は第5レバー39はハツカー20の運動を防げる
ことはない。
しや断動作の最終段階では第1レバー26は上
昇運動を続ける操作棒1に設けた長穴16の下端
に当接して、上方に運動する。この運動により第
4レバー36は第3ピン43を中心に反時計方向
に回動して第3ローラ38も同様に回動し、第5
レバー39が復帰バネ51により反時計方向に回
動する。
第5レバー39はわずかな回動の後、第6レバ
ー46に設けられた第5ローラ41に当接するこ
とにより、その回動が妨げられる。
即ち、第6レバー46は可動円筒弁11の下部
にその1端にある長穴で枢着されているので、可
動円筒弁11の上端が遊動弁12の弁座13に当
接するまで運動しなければ第5レバー39が反時
計方向に回転できない様になつている。これはハ
ツカー20の運動を第5レバー39が防害しない
様にするためである。
可動円筒弁11が遊動弁12の弁座13に当接
すればハツカー20及び鎖錠ピン25は第5図に
示す位置に復帰し、可動円筒弁11の下向きの運
動を阻止する。このとき第5レバー39は引張バ
ネ51によつてストツパ52に当接してその回動
を阻止されるまで反時計方向に回転し、そのロー
ラ40はハツカー20の下部20′(第4図符号
参照)に接して、これをわずかに左方に押すから
ハツカー20は鎖錠ピン25よりわずかに離れた
状態となる。
この状態では、ハツカー20は反時計方向の回
転を第4ローラ40によつて阻止されており、し
かも鎖錠ピン25は回動自由になつている。即
ち、しや断状態(第5図)でしや断指令が出てし
や断用電磁石23が励磁されても鎖錠ピン25は
反時計方向に回転するがハツカー20は第4ロー
ラ40により規制されているので運動しない。こ
のため可動円筒弁11は動作せず、シリンダ7内
に圧力流体が送り込まれることはなく、しや断部
2の接触子可動部3は動作しない。
次に投入動作を説明する。第6図のしや断状態
において投入指令が与えられると保持リンク装置
15はコイルが励磁されて可動鉄心が動作し操作
棒1を保持から解除し、操作棒1は投入バネ6の
弾発バネ力により下向きに運動してしや断部2の
接触子可動部3は投入動作を行なう。
投入動作の終り近くに第5図における操作棒1
に設けられた長穴16の上端が第1レバー26に
当接しこれを下向きに駆動し、これにつらなる第
2レバー27を通じて第3レバー28を第4ピン
44を中心に時計方向に回動させ、又第3ピン4
3を中心に第4レバー36を時計方向に回動させ
る。
第3レバー28が回動することにより、第2ロ
ーラ29は復帰用弁体30から離れ、該弁体30
は第1復帰バネ31により、第2図に示す位置に
復帰して補助充気室49と復帰用シリンダ室50
との連通を断つ。
復帰用シリンダ室50の残留圧力流体は復帰用
弁体30に沿つた排出路30′より大気に排出さ
れる。又、第4レバー36が時計方向に回転する
ことによつて第3ローラ38が第5レバー39に
当接し、これを第2ピン42を中心に時計方向に
回転せしめることにより、第4ローラ40はハツ
カー20から離れて、第3復帰バネ37によるそ
の反時計方向への回動を可能とし次のしや断指令
に備える。
投入動作中にしや断指令が出された場合は、前
述の様に投入動作の最終付近になつて始めてハツ
カー20の第4ローラ40による拘束が解除され
るためそれ以前の中途半端な位置からしや断動作
を行なうおそれがなくなり正規の全しや断行程を
全うするため、確実なしや断性能が保証される。
以上、パツフア形のしや断器を例にとつて説明
したが、他の形のしや断器にも適用できることは
勿論である。
本案はしや断完了状態においてしや断指令が与
えられても操作棒の開行程の終了位置でハツカー
の回動を阻止するレバーを設けたので、可動弁体
が動作することはなく、装置の動作信頼性を向上
させることができ、圧力流体の無駄な消費やこれ
に伴なう騒音を防止し得るといつた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図は本案の1実施例にして、第1図は投入状態
を示す断面図、第2図は投入状態の要部拡大図、
第3図はしや断中状態を示す要部拡大図、第4図
は更に時間経過後のしや断途中状態を示す要部拡
大図、第5図はしや断完了状態を示す要部拡大
図、第6図はしや断状態を示す接触子可動部の断
面図である。 1:操作棒、3:接触子可動部、7:シリン
ダ、14:ピストン、11:可動弁体、10:操
作機構、39:第5レバー、46:第6レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 接触子可動部に連結された操作棒と、 この操作棒に連結されたピストンと、 このピストンに嵌合したシリンダと、 前記ピストン及びシリンダで形成された充気室
    と圧力流体源間の流路を開閉する可動弁体と、 この可動弁体がその閉行程の終り近くで当接し
    この可動弁体に開方向の力を与える遊動弁と、 鎖錠ピンで鎖錠され前記可動弁体の開方向の力
    を支えるハツカと、 前記可動弁体の中心軸部分の外周を摺動し且つ
    一方向に所定行程摺動するとこの可動弁体を閉方
    向に操作する復帰用ピストンと、 この復帰用ピストンを復帰させる復帰用シリン
    ダ室と、 前記可動弁体の中心軸部分に形成され一端が前
    記遊動弁側に開口した連通穴と、 この連通穴の他端が開口している補助充気室
    と、 この補助充気室と前記復帰用シリンダ室の間の
    流路を開閉し常時は閉路している復帰用弁体と、 前記操作棒と前記復帰用弁体を連けいして配設
    され前記操作棒のしや断行程の終りに前記復帰用
    弁体を動作させて前記流路を開路するリンク機構
    と、 一端が枢支されこの枢支点を中心に回動して他
    端が前記ハツカーの下部に対抗し得る様に構成さ
    れると共に前記リンク機構と連けいして配設さ
    れ、前記操作棒のしや断行程の終了位置で前記リ
    ンク機構により回動ししや断時において前記他端
    が前記ハツカーの下部に対抗し前記ハツカーの回
    動を阻止するレバーとより成ることを特徴とする
    しや断器の操作弁装置。
JP1980092721U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS6238283Y2 (ja)

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JPS5715047U JPS5715047U (ja) 1982-01-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127280U (ja) * 1984-02-07 1985-08-27 辛島 仁 運搬車用ストツパ
JPH0325303U (ja) * 1989-07-20 1991-03-15
JPH0591904U (ja) * 1992-05-12 1993-12-14 株式会社ニフコ キャスター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531471A (en) * 1976-06-28 1978-01-09 Hitachi Ltd Manufacture for semiconductor device

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