JPH0142265Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142265Y2 JPH0142265Y2 JP10449582U JP10449582U JPH0142265Y2 JP H0142265 Y2 JPH0142265 Y2 JP H0142265Y2 JP 10449582 U JP10449582 U JP 10449582U JP 10449582 U JP10449582 U JP 10449582U JP H0142265 Y2 JPH0142265 Y2 JP H0142265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- contact
- external member
- original position
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベーターのドアスイツチに係り、
特に強制切り機構を設けた安全なドアスイツチの
構造に関する。
特に強制切り機構を設けた安全なドアスイツチの
構造に関する。
従来、エレベーターの上下ドア閉じを確認する
ためのドアスイツチとしては第1図および第2図
(第2図は第1図の側面図)に示すように構造で
あつた。すなわち、ローラ1を作動カム(図示せ
ず)により矢印A方向に動作させることにより、
レバー2がシヤフト3を中心として反時計方向に
回転し、同時に、可動接点4を先端に有し、他の
一端をシヤフト3と回転自在に装着されたフイン
ガ絶縁台5に固定したフインガ6が作動カムと同
方向に回転し、復帰ばね7の反力に打勝つて、可
動接点4と、絶縁台8を介して取付けられた固定
接点9とが閉成する。また、作動カムがなくなる
と、復帰ばね9の力により、接点は開離する構造
となつている。なお、ケース10は絶縁台4およ
びシヤフト3を固定している。しかし、接点が溶
着した場合、その溶着力が復帰ばね力よりも大き
いと接点は開離できず、接点が閉成状態となるた
めドアが実際に開いたままでもエレベーターの運
動命令が生じて開扉運転走行という非常に危険性
の高いスイツチ構造であつた。
ためのドアスイツチとしては第1図および第2図
(第2図は第1図の側面図)に示すように構造で
あつた。すなわち、ローラ1を作動カム(図示せ
ず)により矢印A方向に動作させることにより、
レバー2がシヤフト3を中心として反時計方向に
回転し、同時に、可動接点4を先端に有し、他の
一端をシヤフト3と回転自在に装着されたフイン
ガ絶縁台5に固定したフインガ6が作動カムと同
方向に回転し、復帰ばね7の反力に打勝つて、可
動接点4と、絶縁台8を介して取付けられた固定
接点9とが閉成する。また、作動カムがなくなる
と、復帰ばね9の力により、接点は開離する構造
となつている。なお、ケース10は絶縁台4およ
びシヤフト3を固定している。しかし、接点が溶
着した場合、その溶着力が復帰ばね力よりも大き
いと接点は開離できず、接点が閉成状態となるた
めドアが実際に開いたままでもエレベーターの運
動命令が生じて開扉運転走行という非常に危険性
の高いスイツチ構造であつた。
本考案の目的は治上記した従来技術の欠点をな
くし接点が溶着しても開離することができ、安全
性・信頼性の高いエレベーター用ドアスイツチを
提供することにある。
くし接点が溶着しても開離することができ、安全
性・信頼性の高いエレベーター用ドアスイツチを
提供することにある。
本考案の特徴は、外部部材により駆動されるロ
ーラにより可動接点を固定接点に接触させ、前記
ローラの外部部材による非駆動時にはばね圧によ
り前記ローラを元の位置に復帰させて前記可動接
点を前記固定接点から開離させるようにしたエレ
ベーター用ドアスイツチにおいて、通常時には前
記外部部材と非接触位置に保持され、前記ローラ
の復帰不能時に前記外部部材より駆動され前記ロ
ーラを元の位置に戻す強制切りローラを設けると
共に、常時前記ローラを元の位置に戻す方向に作
用するウエイトを設けたのである。
ーラにより可動接点を固定接点に接触させ、前記
ローラの外部部材による非駆動時にはばね圧によ
り前記ローラを元の位置に復帰させて前記可動接
点を前記固定接点から開離させるようにしたエレ
ベーター用ドアスイツチにおいて、通常時には前
記外部部材と非接触位置に保持され、前記ローラ
の復帰不能時に前記外部部材より駆動され前記ロ
ーラを元の位置に戻す強制切りローラを設けると
共に、常時前記ローラを元の位置に戻す方向に作
用するウエイトを設けたのである。
本考案なるスイツチの構造について第3図およ
び第4図に説明する。第4図は第3図の側面図で
ある。第3図および第4図において、固定接点1
1は絶縁台12を介してケース13に固定され、
固定接点11に対向した可動接点4を、先端に有
したフインガ6を装着した回動体5が、ケース1
3に固定されたシヤフト3と回転自在に組立てら
れている。この回転自在な回動体5には座14を
介して、ウエイト15を固設したレバー16が取
付けられており、17,18はそれぞれレバー1
6の一端に回転自在に取付けられたローラおよび
他端に取付けられた強制切りローラである。前記
ウエイト15は常時前記ローラ17を元の位置に
戻す方向に重力が作用するように取付けられ、ま
た前記強制切りローラ18は通常時は後述の復帰
ばね20によつて後述する作動カム19と非接触
状態に保持され、前記両接点4,11の接触時に
前記作動カム19と接触可能な位置に置かれるの
である。スイツチとしての動作は作動カム19が
下方向に移動してローラ17を押すことによりレ
バー16がシヤフト3を中心として時計方向に回
転し、強制切りローラ18は第3図の2点鎖線の
位置(作動カム19と接触可能な位置)となる。
同時にフインガ6を装着した回動体5も復帰ばね
20の力に打勝つて同方向に回転し接点を閉成す
る。通常時は、作動カム19が上方向に移動する
と、復帰ばね20によつて各ローラ17,18は
元の位置に戻り、前記作動カム19は前記強制切
りローラ18に接触することなく通過する。しか
し、接点が溶着して各ローラ17,18復帰しな
いと、前記作動カム19は強制切りローラ18を
押すので、接点は強制的に開離する。従つて、常
にドアスイツチの接点はエレベーターのドアが開
くと必らず接点も開離するため、乗りかご側ドア
の場合の開扉運転走行及び乗り場側ドアの開放と
いう極めて危険な状態をなくすことができる。ま
た、ドアが閉成状態(通常はローラ17を押した
状態で接点は閉成状態となる)であるにもかかわ
らず、例えば自動車用エレベーターにおいて自動
車がドアを破壊して作動カム19がなくなつた状
態においても、レバー16に固設しているウエイ
ト15の重量により反時計方向の力が働き、常に
接点は開離する。なお、復帰ばね20が外れた場
合でも、接点が開離できるようウエイト15の重
量を設定している。
び第4図に説明する。第4図は第3図の側面図で
ある。第3図および第4図において、固定接点1
1は絶縁台12を介してケース13に固定され、
固定接点11に対向した可動接点4を、先端に有
したフインガ6を装着した回動体5が、ケース1
3に固定されたシヤフト3と回転自在に組立てら
れている。この回転自在な回動体5には座14を
介して、ウエイト15を固設したレバー16が取
付けられており、17,18はそれぞれレバー1
6の一端に回転自在に取付けられたローラおよび
他端に取付けられた強制切りローラである。前記
ウエイト15は常時前記ローラ17を元の位置に
戻す方向に重力が作用するように取付けられ、ま
た前記強制切りローラ18は通常時は後述の復帰
ばね20によつて後述する作動カム19と非接触
状態に保持され、前記両接点4,11の接触時に
前記作動カム19と接触可能な位置に置かれるの
である。スイツチとしての動作は作動カム19が
下方向に移動してローラ17を押すことによりレ
バー16がシヤフト3を中心として時計方向に回
転し、強制切りローラ18は第3図の2点鎖線の
位置(作動カム19と接触可能な位置)となる。
同時にフインガ6を装着した回動体5も復帰ばね
20の力に打勝つて同方向に回転し接点を閉成す
る。通常時は、作動カム19が上方向に移動する
と、復帰ばね20によつて各ローラ17,18は
元の位置に戻り、前記作動カム19は前記強制切
りローラ18に接触することなく通過する。しか
し、接点が溶着して各ローラ17,18復帰しな
いと、前記作動カム19は強制切りローラ18を
押すので、接点は強制的に開離する。従つて、常
にドアスイツチの接点はエレベーターのドアが開
くと必らず接点も開離するため、乗りかご側ドア
の場合の開扉運転走行及び乗り場側ドアの開放と
いう極めて危険な状態をなくすことができる。ま
た、ドアが閉成状態(通常はローラ17を押した
状態で接点は閉成状態となる)であるにもかかわ
らず、例えば自動車用エレベーターにおいて自動
車がドアを破壊して作動カム19がなくなつた状
態においても、レバー16に固設しているウエイ
ト15の重量により反時計方向の力が働き、常に
接点は開離する。なお、復帰ばね20が外れた場
合でも、接点が開離できるようウエイト15の重
量を設定している。
本考案によれば、ドアが開いたり、作動カムが
なくなつたときは確実に接点が開離するため、安
全でかつ信頼性の高いエレベーター用スイツチを
提供することができる。
なくなつたときは確実に接点が開離するため、安
全でかつ信頼性の高いエレベーター用スイツチを
提供することができる。
第1図は従来のエレベーター用スイツチの正面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は本考案の
一実施例の正面図、第4図は第3図の側面図であ
る。 15……ウエイト、16……レバー、17……
ローラ、18……強制切りローラ。
図、第2図は第1図の側面図、第3図は本考案の
一実施例の正面図、第4図は第3図の側面図であ
る。 15……ウエイト、16……レバー、17……
ローラ、18……強制切りローラ。
Claims (1)
- 外部部材により駆動されるローラにより可動接
点を固定接点に接触させ、前記ローラの外部部材
による非駆動時にはばね圧により前記ローラを元
の位置に復帰させて前記可動接点を前記固定接点
から開離させるようにしたエレベーター用ドアス
イツチにおいて、通常時には前記外部部材と非接
触位置に保持され前記ローラの復帰不能時に、前
記外部部材により駆動され前記ローラを元の位置
に戻す強制切りローラを設けると共に、常時前記
ローラを元の位置に戻す方向に作用するウエイト
を設けたことを特徴とするエレベーター用ドアス
イツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10449582U JPS5912437U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | エレベーター用ドアスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10449582U JPS5912437U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | エレベーター用ドアスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912437U JPS5912437U (ja) | 1984-01-25 |
JPH0142265Y2 true JPH0142265Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30245340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10449582U Granted JPS5912437U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | エレベーター用ドアスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912437U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230545U (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-27 |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP10449582U patent/JPS5912437U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912437U (ja) | 1984-01-25 |
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