JPH11213824A - 開閉機器用電動ばね操作機構 - Google Patents

開閉機器用電動ばね操作機構

Info

Publication number
JPH11213824A
JPH11213824A JP1246498A JP1246498A JPH11213824A JP H11213824 A JPH11213824 A JP H11213824A JP 1246498 A JP1246498 A JP 1246498A JP 1246498 A JP1246498 A JP 1246498A JP H11213824 A JPH11213824 A JP H11213824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
closing
cam
operating mechanism
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1246498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Taniguchi
嘉信 谷口
Yoshiaki Amita
芳明 網田
Juji Koga
重次 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1246498A priority Critical patent/JPH11213824A/ja
Priority to CN99100331A priority patent/CN1082710C/zh
Publication of JPH11213824A publication Critical patent/JPH11213824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小形で信頼性の高い開閉機器用電動ばね操作機
構を提供すること。 【解決手段】電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢し,
この投入ばねを放勢することにより開閉機器を投入する
とともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢する開閉機器
用電導ばね操作機構において、投入ばねは渦巻ばねで構
成して一端を投入カムに連結し、また、回転自在に支持
された出力レバーに設けた1つの連結部を投入カムと開
離自由に連結、他の1つの連結部を遮断ばねに連結、残
りの1つの連結部を投入状態ではオープロップに,遮断
状態ではダンパーに接するように構成し、さらに出力レ
バーに対して遮断ばね、投入カム、オープロップおよび
ダンパーから作用するそれぞれの力の作用点が、同一平
面上にあるように構成しているので、可動部の部品やト
リガー機構および支持部材に働く偏心力や衝撃力を小さ
くでき、電動ばね操作機構の小形化と信頼性の向上が図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉機用電動ばね操
作機構に係わり、特に、開閉機器用投入あるいは遮断用
トリガー機構を備えた開閉機器用電動ばね操作機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増大と電力消費の都市
集中の傾向が年々強まっており、それに伴い、電力の供
給に不可欠な開閉所が都市部に多く建設されるようにな
ってきている。都市部に建設される開閉所においては、
より一層の信頼性向上と大容量化が必要であり、また開
閉所用地が極端に不足していることから、開閉所自体を
できるだけ小さくすることが必要である。そのため、開
閉所内の開閉機器には、信頼性向上と大容量化は勿論、
小形化が強く求められている。
【0003】ところで、開閉所内の開閉機器は、その操
作力を得る操作機構として、電動ばね操作機構が多く採
用されている。この電動ばね操作機構は、空気圧操作機
構や油圧操作機構とは異なり、流体圧力を用いる操作機
構ではないので、圧縮機やアキュムレータ等の補機が不
要である上、圧力シール部を設ける必要がない。そのた
め、構造が比較的単純であり、信頼性にも優れていると
いう利点を有する。
【0004】従来の開閉機器用電動操作機構を図13の
分解斜視図を用いて説明する。図において、1,2は操
作機構の一対のフレーム、3は電動機である。この電動
機3にはウォームギヤ4とウォームホイール5およびス
プロケット6が接続され、さらに、このスプロケット6
にはチェーン7およびスプロケット8を介してカム軸9
が接続されている。すなわち、電動機3からの駆動力が
カム軸9に伝達されるように構成されている。
【0005】また、カム軸9の一部には偏心カム10が
固定されている。この偏心カム10の近傍には軸11を
中心に回転する投入レバー12が設けられており、この
投入レバー12はその一端で偏心カム10と接触してお
り、偏心カム10の回転によって駆動されるようになっ
ている。投入レバー12の一端は投入ばね13が接続さ
れ、その他端はフレーム1に固定されている。この投入
ばね13は通常コイルばねで構成されている。
【0006】また、カム軸9の別の一部には投入カム1
4が固定されており、この投入カム14の近傍には連結
レバー15が設けられている。連結レバー15はその一
端で投入カム14と接触しており、投入カム14の回転
によって駆動されるようになっている。また連結レバー
15は出力軸16に固定されており、この出力軸16と
一体的に回転するようになっている。この連結レバー1
5にはラッチ22が回転自由に設けられている。さら
に、出力軸16には出力レバー17が固定され、この出
力レバー17の一端にはダンパー21が、他端には図示
しない開閉機器の電極が接続されている。
【0007】一方、連結レバー15は連結ロッド18を
介して遮断レバー19と連結されている。この遮断レバ
ー19の一端は遮断ばね20の一端に接続され、その他
端はフレーム1に固定されている。遮断ばね20は投入
ばね13と同様にコイルばねで構成されている。
【0008】次に、上記した従来の電動ばね操作機構の
動作を説明する。投入ばね13を蓄勢する際には、電動
機3の駆動力はウォームギヤ4とウォームホイール5に
より減速され、さらにスプロケット6からチェーン7,
スプロケット8を経て減速される。スプロケット8に伝
達された駆動力によってカム軸9と偏心カム10とが回
転し、軸11を中心に回転する投入ばね蓄勢レバー12
の一端を図中の左方向に押す。この結果、投入レバー1
2の他端に接続された投入ばね13が圧縮されて投入ば
ね13が蓄勢状態となる。この蓄勢状態は図示しないト
リガー機構によって保持される。
【0009】このような投入ばね蓄勢状態において、投
入指令が発せられると、図示しないトリガー機構による
投入ばね13の保持が解除され、投入ばね13が放勢す
る。その結果、投入レバー12が放勢側に回転して偏心
カム10を回転させ、同時にカム軸9および投入カム1
4が回転する。さらに、投入カム14の回転によって連
結レバー15が出力軸16を中心として回転し、同時に
出力レバー17が投入側に回転して、出力レバー17の
先端に接続されている図示しない開閉機器の電極を駆動
して投入状態となる。これと同時に、連結レバー15に
連結された連結ロッド18が遮断レバー19を蓄勢側に
回転させて、遮断レバー19の一端に接続された遮断ば
ね20を蓄勢する。この時、連結レバー15に設けられ
たラッチ22が、図示しないトリガー機構によって保持
されることにより遮断ばね20が蓄勢状態で保持され
る。
【0010】以上のような遮断ばね20の蓄勢状態にお
いて、遮断指令が発せられると、図示しないトリガー機
構による遮断ばね20の保持が解除され、遮断ばね20
が放勢する。その結果、遮断レバー19が放勢側に回転
し、この回転によって連結ロッド18を介し連結レバー
15が出力軸16を中心として回転し、同時に出力レバ
ー17が遮断側に回転して、出力レバー17の先端に接
続されている図示しない開閉機器の電極を駆動して遮断
状態となる。この時、ダンパー21は緩衝作用の働きを
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、開閉
所の用地不足等により開閉機器の小形化が求められるに
伴い、開閉機器に使用される開閉機器用電動ばね操作機
構に対しても、また小形化が求められている。
【0012】従来の電動ばね操作機構では、投入動作に
おいて、投入ばね13の並進運動を投入レバー12によ
り回転運動に変換して投入カム14に伝えているため、
可動部分の質量と部品数が多く、操作機構全体の小形化
を制約している。
【0013】また、投入動作よりも大きい速度が必要な
遮断動作では、緩衝に用いられるダンパー21に大きな
力が働く。ダンパー21はフレーム1,2の間に設けら
れていないため、出力軸16に片持ちの偏心した力が働
く。出力軸16やこの出力軸16を支えるフレーム1,
2は、当然ダンパー21の偏心力に耐え得る強度が必要
であり、これも操作機構全体の小形化を制約している。
【0014】さらに、開閉機器は高速かつ高応答で動作
することが要求されている。また、従来の電動ばね操作
機構においても、可動部全体や動作を制御するトリガー
機構には衝撃力が働くが、この動作時の衝撃力を軽減し
て操作機構の小形化と信頼性の向上を図ることが望まれ
ている。
【0015】本発明(請求項1及び請求項2)は上記事
情を鑑みてなされたもので、その目的は、小形で信頼性
の高い開閉機器用電動ばね操作機構を提供することにあ
る。また、本発明(請求項3及び請求項4)の他の目的
は、小形で信頼性の高い投入あるいは遮断できるトリガ
ー機構を備えた開閉機器用電動ばね操作機構を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、電動機の駆動力により投入ば
ねを蓄勢し,この投入ばねを放勢することにより開閉機
器を投入するとともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢
する開閉機器用電導ばね操作機構において、前記投入ば
ねは渦巻ばねで構成して一端を前記投入カムに連結し、
また、回転自在に支持された出力レバーに3つの連結部
を設け、1つの連結部を前記投入カムと開離自由に連結
し、他の1つの連結部を前記遮断ばねに連結し、残りの
1つの連結部を投入状態ではオープロップに、遮断状態
ではダンパーに接するように構成し、さらに前記出力レ
バーに対して前記遮断ばねから作用する力と、前記投入
カムから作用する力と、前記オープロップから作用する
力と、前記ダンパーから作用する力の作用点が、同一平
面上にあるように構成されていることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項2は、電動機の駆動力によ
り投入ばねを蓄勢し,この投入ばねを放勢することによ
り開閉機器を投入するとともに投入カムを介して遮断ば
ねを蓄勢する開閉機器用電動ばね操作機構において、前
記投入ばねは渦巻ばねで構成して一端を前記投入カムに
連結し、また、回転自在に支持された出力レバーに3つ
の連結部を設け、1つの連結部を前記投入カムと開離自
由に連結し、他の1つの連結部を投入状態ではオープロ
ップに、遮断状態ではダンパーに接するように構成し、
残りの1つの連結部を電極を駆動する出力ロッドに連結
し、さらに前記出力レバーに対して前記投入カムから作
用する力と、前記オープロップから作用する力と、前記
ダンパーから作用する力の作用点が、同一平面上にある
ように構成されていることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項3は、電動機の駆動力によ
り投入ばねを蓄勢し,この投入ばねを放勢することによ
り開閉機器を投入するとともに投入カムを介して遮断ば
ねを蓄勢する投入動作のトリガー機構を備えた開閉機器
用電動ばね操作機構において、前記投入カムを回転軸方
向に貫通するカムローラを回転自由に設け、回転自在に
支持された二股形状のシープロップを設け、このシープ
ロップと前記カムローラとが接することにより、前記投
入カムの位置を保持するトリガー機構を備えたことを特
徴とする。
【0019】本発明の請求項4は、電動機の駆動力によ
り投入ばねを蓄勢し,この投入ばねを放勢することによ
り開閉機器を投入するとともに投入カムを介して遮断ば
ねを蓄勢する遮断動作のトリガー機構を備えた開閉機器
用電動ばね機構において、回転自在に支持されたオープ
ロップに、さらに回転自在にラッチを設け、このラッチ
が投入状態において前記遮断ばねの位置を保持するトリ
ガー機構を備えたことを特徴とする。
【0020】本発明(請求項1乃至請求項4対応)によ
ると、電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢し、この投
入ばねを放勢することにより開閉機器を投入する電動ば
ね操作機構と、遮断ばねを蓄勢し、あるいはこの遮断ば
ねを放勢することにより開閉機器を遮断するトリガー機
構を備えた開閉機器用電動ばね操作機構であるので、従
来技術よりも簡易な構成であり、また可動部の部品やト
リガー機構および支持部材に働く偏心力や衝撃力を従来
技術よりも小さくできるので、開閉機器用電動ばね操作
機構の小形化と信頼性の向上に寄与できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1、請求項3及び請求項4対応)の遮断状態における主
要部の構成図、図2は図1の側面図である。なお、図1
では内部の構造を示すために図2に示すようなフレーム
31,32は図示していない。図3は図2の投入ばねの
構造図、図4は渦巻ばねの外周側端部の最適な移動距離
の解析結果の一例を示すグラフ、図5は図1のシープロ
ップの側面図、図6は図1の投入カムの拡大図である。
図6は本実施例の投入状態における内部の構造図であ
る。
【0022】図1及び図2に示すように、本実施例の開
閉機器用電動ばね操作機構には、電動機33の出力歯車
34には伝達歯車35,36および大歯車37が連結さ
れ、さらにこの大歯車37には投入ばね支え38が固定
され、投入ばね支え38には投入ばね39の外周側端部
が固定されている。すなわち、電動機33の駆動力によ
り大歯車37と共に投入ばね支え38および投入ばね3
9の外周側端部が回転するように構成されている。電動
機33は投入ばね39から伝わる力で反転しないよう、
一方向クラッチが内蔵されている。
【0023】また、カム40aとカム軸40bから構成
された投入カム40を設け、このカム軸40bの一端に
直径方向に貫通した溝40cを設ける。この溝40cに
投入ばね39の内周側端部を連結する。この投入ばね3
9は図3に示すように、放勢状態にあり、外周側端部が
中心方向に自由状態よりも一定距離Lずれているように
構成されている。この距離Lと投入ばね39の板厚tと
の間には、L>tの関係がある。
【0024】出力レバー42は、出力軸42aとレバー
42bと連結ピン42cおよび連結ローラ42d,42
eから構成されており、この出力レバー42を回転自在
に設けている。1つの連結ローラ42dは投入カム40
と開離自由に連結され、他の連結ローラ42eは投入状
態においてはオープロップ52に設けられたラッチ52
aに、遮断状態においてはダンパー43に接するように
構成している。また、連結ピン42cはばねロッド44
とばねガイド45を介して遮断ばね46の一端に連結さ
れている。さらに、出力軸42aには、図示しない開閉
機器の電極が連結されている。
【0025】また、出力レバー42に対して遮断ばね4
6からばねロッド44を介して作用する力と、投入カム
40から作用する力と、オープロップ52に設けられた
ラッチ52aから作用する力と、ダンパー43から作用
する力の作用点が、同一平面上にあるように構成されて
いる。
【0026】ところで、投入動作のトリガー機構は、投
入カム40を回転軸方向に貫通するカムローラ48と、
回転自在に支持された二股形状のシープロップ49と、
キャッチ50とソレノイド51とから構成されている。
シープロップ49は図5に示すようにローラ49aと回
転軸49bが設けられている。シープロップ49とカム
ローラ48とが接することにより投入カム40の位置を
保持するように構成されている。一方、遮断動作のトリ
ガー機構は、回転自在に支持されたオープロップ52
と、キャッチ54とソレノイド55とから構成されてい
る。オープロップ52には、ラッチピン52bを介して
回転するラッチ52aと、ローラ52cと回転軸52d
が設けられている。このラッチ52aが投入状態におい
て出力レバー42の連結ローラ42eと接することによ
り出力レバー42の位置を支持し、さらに遮断ばね46
の位置を保持するように構成されている。
【0027】シープロップ49とオープロップ52には
それぞれ一端を固定した復帰ばね56,57が接してい
る。また、ラッチ52aには、一端をオープロップ52
に固定した復帰ばね58が接している。
【0028】また、投入カム40の投入状態では、図6
に示すように投入カム40の出力レバー42の連結ロー
ラ42dとの接触面の角度θ1は、投入カム40の回転
軸に対して180度よりも大きく、また投入カム40は
投入ばね39によって駆動されるので、投入ばね39の
変位角も180度より大きく構成されている。さらに投
入カム40の接触面の最終部分40dは、投入カム40
の回転軸を中心とする半径Rの円弧となる。ここで、投
入カム40の回転軸に対する最終部分40dの角度θ2
は、15度よりも大きくなるように、また最終部分40
dが連結ローラ42dと接触している時には、連結レバ
ー42eとラッチ52aの先端との間に微小な隙間があ
るように構成されている。
【0029】また、遮断ばね46は中空のパイプ47a
とブロック47bとから構成されたばね筒47に支持さ
れている。このばね筒47のパイプ47aの外周側を、
ばねガイド45が摺動し、パイプ47aの内部にばねロ
ッド44が設けられている。遮断ばね46の一端はばね
ガイド45に、他端はばね筒47のブロック47bに接
している。さらにばね筒47のブロック47bは電動ば
ね操作機構を構成するフレームに締結されている。
【0030】次に、本実施例の開閉機器用電動ばね操作
機構の動作について説明する。投入ばね39を蓄勢する
際には、電動機33の出力歯車34の駆動力は、伝達歯
車35,36により減速される。さらに大歯車37を介
して投入ばね支え38に伝達された駆動力によって、投
入ばね39の外周側端部が投入カム40の回転軸を中心
にして図3の反時計方向に回転し、蓄勢状態となる。こ
の時、投入ばね39の内周側端部が連結された投入カム
40は、カムローラ48を介してシープロップ49に保
持されている。ここで図5に示すようにシープロップ4
9が二股形状になっているため、投入カム40とシープ
ロップ49の間には偏心力がほとんど働かない。
【0031】また、投入ばね39の外周側端部が中心方
向に自由状態よりも一定距離Lずれていることにより、
蓄勢した状態で投入ばね39の応力の分布が均一化され
ていることが知られている(特開平7−217478号
公報参照)。これにより、投入ばね39の小形化を図る
ことができる。ここで、中心方向への移動距離Lの大き
さは投入ばね39を構成する渦巻ばねの巻数nによって
最適な値が異なる。
【0032】図4は応力解析により得られた応力の分布
を均一化するための最適な移動距離Loと、渦巻ばねの
巻数nの関係を示す結果の一例を示すグラフである。こ
の図中、縦軸は渦巻ばねの板厚tにより無次元化してい
る。投入ばね39の小形化のためには、巻数nは少なく
設計する必要がある。この場合、最適な移動距離Lo
は、巻数nが多い場合に比べて大きくする必要がある。
本実施例では、移動距離Lを渦巻ばねの板厚tよりも大
きくすることにより、応力均一化の効果が十分に得られ
るように構成している。
【0033】以上のような投入ばね39の蓄勢状態から
ソレノイド51に投入指令が入ると、ソレノイド51の
動作によりキャッチ50が反時計方向に回転し、さらに
シープロップ49が反時計方向に回転する。これにより
投入カム40の支持が解除され、投入ばね39の内周側
端部が投入カム40と共に時計方向に回転して、投入ば
ね39が放勢する。この後、シープロップ49は、復帰
ばね56の作用により元の位置に復帰する。
【0034】投入カム40が回転すると、出力レバー4
2が反時計方向に回転し、出力レバー42の出力軸42
aに連結されている図示しない開閉機器の電極を駆動し
て投入状態となる。これと同時に、連結ピン42cに連
結ロッド44と連結ロッド45を介して連結された遮断
ばね46が圧縮されて蓄勢状態となる。この蓄勢状態
は、連結ローラ42eがラッチ52aに接することによ
り保持される。ラッチ52aは、投入動作の途中に連結
ローラ42eと接して時計方向に回転するが、復帰ばね
58の作用により短時間に元の位置に復帰して連結レバ
ー42および遮断ばね46の位置を保持する。投入動作
時に、ラッチ回転軸52bの位置は動かない。
【0035】また、投入動作の途中で投入カム40の接
触面の最終部分40dが連結ローラ42dと接している
時には、図7中に示す連結ローラ42eとラッチ52a
の間に微小な隙間がある。このため、連結ローラ42e
はラッチ52aから微小に離れた位置で一旦静止し、連
結ローラ42dが投入カム40の最終部分40dから離
れた後、ラッチ52aと接触する。
【0036】本実施例では、最終部分40dの角度θ2
を15度よりも大きく構成することにより、連結ローラ
42eが十分な時間静止してからラッチ52aと接触す
るため、ラッチ52aやオープロップ52に働く衝撃力
が小さい。以上説明した投入カムによる投入状態を図7
に示す。
【0037】上記したような投入状態から、ソレノイド
55に遮断指令が入ると、ソレノイド55の動作により
キャッチ54が時計方向に回転し、さらにオープロップ
52とラッチ52aが一体となって時計方向に回転す
る。これにより出力レバー42の支持が解除され、遮断
ばね46が放勢する。遮断ばね46の駆動力により出力
レバー42は時計方向に回転し、出力レバー42の出力
軸42aに連結されている図示しない開閉機器の電極を
駆動して遮断状態となる。この時、ダンパー43は連結
ローラ42eと接触して出力軸42に緩衝作用を及ぼ
す。この後、オープロップ52は、復帰ばね57の作用
により元の位置に復帰する。
【0038】さらに、本実施例では、出力レバー42に
対して、遮断ばね46と投入カム40とオープロップ5
2とダンパー43から働く力の作用点が同一平面上にあ
るため、偏心力がほとんど働かず、可動部の部品や支持
部材を小形化できる。
【0039】また、従来技術では投入動作時に連結レバ
ー15と共にラッチ22が移動していたのに対し、本実
施例では、投入動作時に静止しているオープロップ52
にラッチ52aを設けており、さらにラッチ52aやオ
ープロップ52,シープロップ49の復帰ばねを板ばね
で構成して接触させている。これにより、ラッチや復帰
ばねの動作が安定し、電動ばね操作機構の信頼性が向上
する。
【0040】図8は本発明の第2実施例(請求項3対
応)に係る開閉機器の投入用トリガー機構の構成図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
なお、前記第1実施例で説明した構成部品と同一部品は
同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0041】同図に示すように、投入カム70には自動
調心軸受71を介してカムローラ48が回転自在に設け
られている。ここで、自動調心軸受とは軸心の狂い等を
自動的に調整するために一般的に用いられているもので
ある。このカムローラ48と回転自在に設けられたシー
プリップ49が接することにより、投入カム70の位置
を保持する。
【0042】このような構成を有する本実施例において
は、前記第1実施例の投入動作のトリガー機構と同様の
作用と効果が得られるのに加え、加工誤差等の要因があ
ってもシープロップ49と投入カム40の間に偏心力が
働きにくいという効果も得られる。
【0043】図9は本発明の第3実施例(請求項3対
応)に係る開閉機器の遮断用トリガー機構の正面図であ
る。なお、前記第1実施例で説明した構成部品と同一部
品は同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0044】同図に示すように、本実施例は、回転自在
に設けられたオープロップ72には、ラッチ72aが回
転自在に設けられている。このラッチ72aが出力レバ
ー42の連結ローラ42eと接することにより、図示し
ない遮断ばねの位置を保持する。ここで、ラッチ72a
は、連結ローラ42eと接する側の端部と他端で、ラッ
チの回転中心を含む面に対して、対称な形状になってい
る。
【0045】このような構成を有する本実施例において
は、前記第1実施例の遮断動作のトリガー機構と同様の
作用と効果が得られるのに加え、ラッチ72aが動作時
の機構全体の振動の影響を受けにくく、ラッチ72aの
動作が安定するという効果も得られる。
【0046】図10は本発明の第4実施例(請求項1及
び請求項2対応)に係る開閉機器の電動ばね操作機構の
構成図である。同図に示すように、本実施例が前記第1
実施例と異なる構成は、投入ばね支え74と穴75およ
び締結ピン76であり、その他の構成は同一であるの
で、前記第1実施例で説明した構成部品と同一部品は同
一の符号を付して、その説明を省略する。
【0047】本実施例は、図示しない大歯車に固定され
た投入ばね支え74に複数の穴75を設けてあり、この
穴75に締結ピン76を通して投入ばね39が固定され
ている。締結ピン76を通す穴75の位置を変えること
により、投入ばね39の放勢状態における初期トルクが
変更できる。
【0048】このような構成を有する本実施例において
は、前記第1実施例と同様の作用と効果が得られるのに
加え、投入ばね39の出力を調整することが可能である
という効果も得られる。
【0049】図11は本発明の第5実施例(請求項2対
応)に係る開閉機器の電動ばね操作機構の構成図であ
る。図に示すように、本実施例は前記第1実施例と同様
に一対のフレームの間に主要部品が設けられているが、
その内部構造を示すためにフレームは図示していない。
なお、本実施例では前記第1実施例の構成の内、ばねロ
ッド44とばねガイド45と遮断ばね46およびばね筒
47が設けられておらず、その代りに出力ロッド77が
設けられている。これ以外の構成部品は、前記第1実施
例で説明した構成部品と同一であるので、同一部品には
同一符号を付してその説明を省略する。
【0050】図に示すように、本実施例では、前記第1
実施例と同様に、出力軸42aとレバー42bと連結ピ
ン42cおよび連結ローラ42d,42eから構成され
た出力レバー42を回転自在に設けている。1つの連結
ローラ42dは投入カム40と開離自由に連結され、他
の連結ローラ42eは投入状態におてはオープロップ5
2に設けられたラッチ52aに、遮断状態においてはダ
ンパー43に接するように構成されている。また、さら
に他の連結ピン42cは出力ロッド77を介して図示し
ない開閉機器の電極と連結されている。遮断ばねは連結
ピン42cと開閉機器の電極とを連結した部分の任意の
位置に設けている。例えば3つの電極をそれぞれ別のタ
ンク内に有する3層遮断器では、各タンク毎に1個の遮
断ばねを有することも可能である。さらに、出力レバー
42に対して投入カム40から作用する力と、オープロ
ップ52に設けられたラッチ52aから作用する力と、
ダンパー43から作用する力の作用点が同一平面上にな
るように構成されている。
【0051】本実施例においては、以下の効果がある。
すなわち本実施例では、従来技術で必要であったコイル
ばねで構成された投入ばね13の並進運動を投入カム1
4の回転運動に変換する投入レバー12等が不要であ
り、従来技術よりも簡易な構成となる。また、出力レバ
ー42と投入カム40とオープロップ52およびダンパ
ー43の間やトリガー機構に偏心力や衝撃力がほとんど
働かず、さらに投入ばね39の応力を均一化できるの
で、電動ばね操作機構全体を小形化することができる。
また、従来技術では投入動作時に連結レバー15と共に
ラッチ22が移動していたのに対し、本実施例では、投
入動作時に静止しているオープロップ52にラッチ52
aを設けおり、さらにラッチ52a、オープロップ52
及びシープロップ49の復帰ばねを板ばねで構成して接
触させているので、ラッチ等の回転運動が復帰ばねに伝
わりにくく、トリガー機構の動作が安定し、電動ばね操
作機構の信頼性が向上する。しかも、電極側の構造に併
せて遮断ばねを自由にレイアウトすることができる。
【0052】図12は本発明の第6実施例(請求項1及
び請求項2対応)に係る開閉機器の電動ばね操作機構の
構成図である。同図に示すように、本実施例が前記第1
実施例と異なる構成は、電動機78と、トルクリミッタ
ー79および出力歯車80であり、その他の構成は同一
であるので、前記第1実施例で説明した構成部品と同一
部品は同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0053】同図に示すように、本実施例では、電動機
78の出力軸79はトルクリミッター80の内周側に連
結され、さらにトルクリミッター80の外周側は出力歯
車81を介して伝達歯車35,36に連結されている。
このトルクリミッターは過大なトルクが伝達するのを防
ぐために一般的に用いられているものであり、過大なト
ルクが働いた場合には内周側と外周側は空転するように
構成されている。
【0054】このような構成を有する本実施例において
は、前記第1実施例と同様の作用と効果が得られるのに
加え、電動機を制御するリミットスイッチ等の電気系統
に異常が生じた場合、歯車や投入ばねに過大な力が伝達
するのを防ぐことができるという効果が得られる。
【0055】本発明は以上説明した各実施例に限定され
るものではない。例えば投入ばねを複数の渦巻ばねやぜ
んまいばね等で構成しても、第1実施例と同様の効果が
得られる。また、板ばねで構成した復帰ばねの構造を、
例えば複数の板ばねを重ねて構成することにより、より
大きな復帰力が得られる。また、ラッチ等との接触部分
は前記実施例の形状に限定されるものではなく、特に例
示しないが種々の変形が容易に提供できることは勿論で
ある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項4対応)によれば、電動機の駆動力により投
入ばねを蓄勢し、この投入ばねを放勢することにより開
閉機器を投入すると共に,遮断ばねを蓄勢する開閉機器
用電動ばね操作機構と開閉機器用トリガー機構を簡易な
構成で電動ばね操作機構を提供できる。また、可動部の
部品やトリガー機構および支持部材に働く偏心力や衝撃
力を従来技術よりも小さくできるので、開閉機器用電動
ばね操作機構の小形化と信頼性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の遮断状態を示す構成図。
【図2】第1実施例の側面図。
【図3】図2の投入ばねの構造図。
【図4】本発明の第1実施例に係る渦巻ばねの外周側端
部の最適な移動距離Loの解析結果の一例を示す図。
【図5】図1のシープロップの側面図。
【図6】図1の投入カムの拡大図。
【図7】図1の投入状態を示す構造図。
【図8】本発明の第2実施例の投入用トリガー機構の構
成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は同図
(a)の投入カムの側面図。
【図9】本発明の第3実施例の遮断用トリガー機構の構
成図。
【図10】本発明の第4実施例の開閉機器用電動ばね操
作機構の投入ばね支えの構成図。
【図11】本発明の第5実施例の開閉機器用電動ばね操
作機構の構成図。
【図12】本発明の第6実施例の開閉機器用電動ばね操
作機構の電動機近辺の構造図。
【図13】従来の開閉機器用電動ばね操作機構の分解斜
視図。
【符号の説明】
1,2,31,32…フレーム、3,33,78…電動
機、4…ウオームギヤ、5…ウォームホイール、6,8
…スプロケット、7…チェーン、9…カム軸、10…偏
心カム、11…軸、12…投入レバー、13,39…投
入ばね、14,40,70…投入カム、15…連結レバ
ー、16,17…出力軸、18…連結ロッド、19…遮
断レバー、20,46…遮断ばね、21,43…ダンパ
ー、22,52a,72a…ラッチ、34…出力歯車、
35,36…伝達歯車、37…大歯車、38…投入ばね
支え、40a…カム、40b…カム軸、40c…溝、4
0d…接触面の最終部分、42…出力レバー、42a…
出力軸、42b…レバー、42c…連結ピン、42d,
42e…連結ローラ、44…ばねロッド、45…ばねガ
イド、47…ばね筒、47a…パイプ、47b…ブロッ
ク、48…カムローラ、49…シープロップ、49a,
52c,72c…ローラ、49b…回転軸、50,54
…キャッチ、51,55…ソレノイド、52,72…オ
ープロップ、52b…ラッチ軸、52d,72d…回転
軸、56,57,58…復帰ばね、71…自動調心軸
受、72b…ラッチ軸、74…投入ばね支え、75…
穴、76…締結ピン、77…出力ロッド、79…出力
軸、80…トルクリミッター、81…出力歯車、91,
92,93…位置決めピン、101,102,103,
104,105…軸受、t…投入ばね39の板厚、L…
投入ばね39の外周側端部の中心方向への移動距離、θ
1…投入カム40の連結ローラ42eとの接触面の角
度、θ2…接触面の最終部分40dの角度、R…接触面
の最終部分40dの半径。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢
    し,この投入ばねを放勢することにより開閉機器を投入
    するとともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢する開閉
    機器用電導ばね操作機構において、前記投入ばねは渦巻
    ばねで構成して一端を前記投入カムに連結し、また、回
    転自在に支持された出力レバーに3つの連結部を設け、
    1つの連結部を前記投入カムと開離自由に連結し、他の
    1つの連結部を前記遮断ばねに連結し、残りの1つの連
    結部を投入状態ではオープロップに、遮断状態ではダン
    パーに接するように構成し、さらに前記出力レバーに対
    して前記遮断ばねから作用する力と、前記投入カムから
    作用する力と、前記オープロップから作用する力と、前
    記ダンパーから作用する力の作用点が、同一平面上にあ
    るように構成されていることを特徴とする開閉機器用電
    動ばね操作機構。
  2. 【請求項2】 電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢
    し,この投入ばねを放勢することにより開閉機器を投入
    するとともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢する開閉
    機器用電動ばね操作機構において、前記投入ばねは渦巻
    ばねで構成して一端を前記投入カムに連結し、また、回
    転自在に支持された出力レバーに3つの連結部を設け、
    1つの連結部を前記投入カムと開離自由に連結し、他の
    1つの連結部を投入状態ではオープロップに、遮断状態
    ではダンパーに接するように構成し、残りの1つの連結
    部を電極を駆動する出力ロッドに連結し、さらに前記出
    力レバーに対して前記投入カムから作用する力と、前記
    オープロップから作用する力と、前記ダンパーから作用
    する力の作用点が、同一平面上にあるように構成されて
    いることを特徴とする開閉機器用電動ばね操作機構。
  3. 【請求項3】 電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢
    し,この投入ばねを放勢することにより開閉機器を投入
    するとともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢する投入
    動作のトリガー機構を備えた開閉機器用電動ばね操作機
    構において、前記投入カムを回転軸方向に貫通するカム
    ローラを回転自由に設け、回転自在に支持された二股形
    状のシープロップを設け、このシープロップと前記カム
    ローラとが接することにより、前記投入カムの位置を保
    持するトリガー機構を備えたことを特徴とする開閉機器
    用電動ばね操作機構。
  4. 【請求項4】 電動機の駆動力により投入ばねを蓄勢
    し,この投入ばねを放勢することにより開閉機器を投入
    するとともに投入カムを介して遮断ばねを蓄勢する遮断
    動作のトリガー機構を備えた開閉機器用電動ばね機構に
    おいて、回転自在に支持されたオープロップに、さらに
    回転自在にラッチを設け、このラッチが投入状態におい
    て前記遮断ばねの位置を保持するトリガー機構を備えた
    ことを特徴とする開閉機器用電動ばね機構。
JP1246498A 1998-01-26 1998-01-26 開閉機器用電動ばね操作機構 Pending JPH11213824A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246498A JPH11213824A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 開閉機器用電動ばね操作機構
CN99100331A CN1082710C (zh) 1998-01-26 1999-01-26 开关机器用的电动弹簧操作机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246498A JPH11213824A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 開閉機器用電動ばね操作機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11213824A true JPH11213824A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11806093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1246498A Pending JPH11213824A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 開閉機器用電動ばね操作機構

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH11213824A (ja)
CN (1) CN1082710C (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717088B2 (en) 2001-07-23 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
WO2009016814A1 (ja) * 2007-07-27 2009-02-05 Kabushiki Kaisha Toshiba 開閉装置および開閉装置操作機構
WO2009119080A1 (ja) 2008-03-28 2009-10-01 株式会社 東芝 開閉装置および開閉装置操作機構
US7772513B2 (en) 2006-09-29 2010-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
CN102110535A (zh) * 2011-03-17 2011-06-29 上海思源高压开关有限公司 电动弹簧操动机构
EP2538116A1 (de) * 2011-06-22 2012-12-26 Siemens Aktiengesellschaft Stellantrieb
US8395067B2 (en) 2009-09-29 2013-03-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
WO2013042687A1 (ja) 2011-09-20 2013-03-28 株式会社 東芝 開閉装置の操作機構、及び開閉装置
CN105788985A (zh) * 2016-04-29 2016-07-20 亚洲电力设备(深圳)股份有限公司 一种永磁驱动装置
CN110098082A (zh) * 2018-01-30 2019-08-06 厦门日华机电成套有限公司 一种真空断路器合闸限位机构

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106783254B (zh) * 2016-11-22 2018-10-12 上海思源高压开关有限公司 一种用于高压断路器的弹簧操动机构
CN112176895B (zh) * 2020-10-19 2021-11-23 江苏盛达福交通工程有限公司 道路交通标线投影装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264245A (ja) * 1985-09-12 1987-03-23 Mabuchi Motor Co Ltd 小型モ−タ
CN1010504B (zh) * 1986-12-30 1990-11-21 北方工业大学 测定气动元件流量特性的方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831244B2 (en) 2001-07-23 2004-12-14 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
CN100336145C (zh) * 2001-07-23 2007-09-05 株式会社日立制作所 气体绝缘开关
US6717088B2 (en) 2001-07-23 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
US7772513B2 (en) 2006-09-29 2010-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
DE102007044475B4 (de) * 2006-09-29 2011-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Schaltvorrichtung und Schaltvorrichtungsbetriebsmechanismus
US8330065B2 (en) 2007-07-27 2012-12-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
WO2009016814A1 (ja) * 2007-07-27 2009-02-05 Kabushiki Kaisha Toshiba 開閉装置および開閉装置操作機構
WO2009119080A1 (ja) 2008-03-28 2009-10-01 株式会社 東芝 開閉装置および開閉装置操作機構
US8420969B2 (en) 2008-03-28 2013-04-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
US8395067B2 (en) 2009-09-29 2013-03-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Switchgear and switchgear operating mechanism
CN102110535A (zh) * 2011-03-17 2011-06-29 上海思源高压开关有限公司 电动弹簧操动机构
EP2538116A1 (de) * 2011-06-22 2012-12-26 Siemens Aktiengesellschaft Stellantrieb
US9051998B2 (en) 2011-06-22 2015-06-09 Siemens Aktiengesellschaft Actuator
US9133919B2 (en) 2011-06-22 2015-09-15 Siemens Aktiengesellschaft Actuator
WO2013042687A1 (ja) 2011-09-20 2013-03-28 株式会社 東芝 開閉装置の操作機構、及び開閉装置
CN105788985A (zh) * 2016-04-29 2016-07-20 亚洲电力设备(深圳)股份有限公司 一种永磁驱动装置
CN110098082A (zh) * 2018-01-30 2019-08-06 厦门日华机电成套有限公司 一种真空断路器合闸限位机构

Also Published As

Publication number Publication date
CN1082710C (zh) 2002-04-10
CN1224902A (zh) 1999-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11213824A (ja) 開閉機器用電動ばね操作機構
CN100538949C (zh) 开关装置
WO2015197035A2 (zh) 弹簧操动机构
KR0151431B1 (ko) 진공회로차단기
JP4776425B2 (ja) 開閉装置の操作機構
US4888458A (en) Apparatus for disconnecting a switch of a high voltage electric circuit
JP2007087836A (ja) 電力用ガス遮断器
JPH02278626A (ja) 遮断器用ばね伝動装置
JP3416086B2 (ja) 開閉器の操作装置
US4839476A (en) Switch operating mechanism
JP2000040445A (ja) 開閉機器用電動ばね操作機構
CN111105940B (zh) 一种电动弹簧机构及接地开关
US4524637A (en) Spring-operated mechanism
EP3482408B1 (en) Fast earthing switch device for hv applications
JP2016143567A (ja) ガス遮断器
JPH0458421A (ja) ガス遮断器
JP2006309999A (ja) 開閉器の電動操作装置
KR100448001B1 (ko) 전력용 부하개폐기의 조작장치
JP2017152220A (ja) ガス遮断器
JP2001283691A (ja) 開閉器用操作器
CN220731394U (zh) 一种隔离接地弹簧操动机构
JP2019169335A (ja) 真空遮断器の操作機構
CN110603619A (zh) 用于有载抽头变换器的电源转换开关的弹簧蓄能器
JPS63291329A (ja) 遮断器用電動ばね操作機構
KR102484700B1 (ko) 가스절연 차단기