JPS6238002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238002Y2 JPS6238002Y2 JP1983129076U JP12907683U JPS6238002Y2 JP S6238002 Y2 JPS6238002 Y2 JP S6238002Y2 JP 1983129076 U JP1983129076 U JP 1983129076U JP 12907683 U JP12907683 U JP 12907683U JP S6238002 Y2 JPS6238002 Y2 JP S6238002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- main body
- clamp
- base material
- distal side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 8
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 4
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来のクランプ金物のコ字形本体は、鉄板を圧
成加工によりコ字形に屈曲して作製しているか
ら、屈曲した隅部の内部応力が大で、クランプ金
物の取付け時に大きな力が作用すると、時には隅
部で折れるおそれがあり、一方、一定の厚さ以上
の鉄板で作製することは不可能で、強度的に限度
があり、且つ本体の各部の肉厚は同じで、必要な
箇所だけを強くすることはできない等の欠点があ
つた。
成加工によりコ字形に屈曲して作製しているか
ら、屈曲した隅部の内部応力が大で、クランプ金
物の取付け時に大きな力が作用すると、時には隅
部で折れるおそれがあり、一方、一定の厚さ以上
の鉄板で作製することは不可能で、強度的に限度
があり、且つ本体の各部の肉厚は同じで、必要な
箇所だけを強くすることはできない等の欠点があ
つた。
そこで、本考案は上記欠陥を解消するため、熱
間圧延、引抜き、押出し等の加工によつて所要断
面の長尺のコ字形母材を作製し、その母材を順次
所定幅に切断してコ字形本体を構成し、該本体に
押しボルトおよびクランプを取付けて容易に多量
生産し得る上に、コ字形本体の各部の肉厚等を理
想的な寸法に形成し、材料的に安定して強度的に
も高い強度の所望の本体を作製でき、作業能率を
向上して実用上有益なるようにしたクランプ金物
に係るものである。
間圧延、引抜き、押出し等の加工によつて所要断
面の長尺のコ字形母材を作製し、その母材を順次
所定幅に切断してコ字形本体を構成し、該本体に
押しボルトおよびクランプを取付けて容易に多量
生産し得る上に、コ字形本体の各部の肉厚等を理
想的な寸法に形成し、材料的に安定して強度的に
も高い強度の所望の本体を作製でき、作業能率を
向上して実用上有益なるようにしたクランプ金物
に係るものである。
第1図乃至第5図に示す本考案の第1実施例に
ついてその構造を説明すれば、aはクランプ金
物、1はそのコ字形本体、Aはコ字形本体1のコ
字形母材で、熱間圧延、引抜き、押出し等の加工
によつて長物に作製され、その断面形状は、1方
のフランジイが先端側外側へ開いたコ字形をなす
と共に、該フランジイの外面は先端側外側へ僅か
のテーパーを、内面は先端側外側へ外面よりは大
きい適当角度のテーパーをそれぞれなし、他方の
フランジロの内面は先端側外側へ極めて僅かのテ
ーパーで、中央片と直角に近い状態をなしてい
る。そこで、第4図に示すように、母材Aをカツ
ター等により所定幅で切断2して本体1を作製
し、該本体1のフランジイの中間部のねじ孔に
は、先端面に凹み3を設けた押しボルト4をフラ
ンジロの内面と直角方向になるように螺通し、中
央片の外面にクランプ5を溶接により取付けてク
ランプ金物aを構成する。
ついてその構造を説明すれば、aはクランプ金
物、1はそのコ字形本体、Aはコ字形本体1のコ
字形母材で、熱間圧延、引抜き、押出し等の加工
によつて長物に作製され、その断面形状は、1方
のフランジイが先端側外側へ開いたコ字形をなす
と共に、該フランジイの外面は先端側外側へ僅か
のテーパーを、内面は先端側外側へ外面よりは大
きい適当角度のテーパーをそれぞれなし、他方の
フランジロの内面は先端側外側へ極めて僅かのテ
ーパーで、中央片と直角に近い状態をなしてい
る。そこで、第4図に示すように、母材Aをカツ
ター等により所定幅で切断2して本体1を作製
し、該本体1のフランジイの中間部のねじ孔に
は、先端面に凹み3を設けた押しボルト4をフラ
ンジロの内面と直角方向になるように螺通し、中
央片の外面にクランプ5を溶接により取付けてク
ランプ金物aを構成する。
6は鉄骨構造物の形梁のフランジ、7は足場
のパイプである。
のパイプである。
次にその使用法を説明する。第3図に示すよう
に、梁のフランジ6にクランプ金物aの本体1を
嵌合し、押しボルト4をねじ込んでこれと本体1
のフランジロによりフランジ6を挟持してクラン
プ金物aを梁のフランジ6に締付け固定し、その
後、クランプ金物aのクランプ5により足場等の
パイプ7を挟持してそのパイプ7を支持する等に
使用する。
に、梁のフランジ6にクランプ金物aの本体1を
嵌合し、押しボルト4をねじ込んでこれと本体1
のフランジロによりフランジ6を挟持してクラン
プ金物aを梁のフランジ6に締付け固定し、その
後、クランプ金物aのクランプ5により足場等の
パイプ7を挟持してそのパイプ7を支持する等に
使用する。
第6図に示す本考案の第2実施例のクランプ金
物a′は、上記本体1の中央片の中間部にねじ孔8
を装設し、ボルト9をクランプ5の通孔に挿通し
ねじ孔8に螺合して本体1にクランプ5を回転自
在に嵌着したものである。
物a′は、上記本体1の中央片の中間部にねじ孔8
を装設し、ボルト9をクランプ5の通孔に挿通し
ねじ孔8に螺合して本体1にクランプ5を回転自
在に嵌着したものである。
この構造のものにおいても、上記と同様に使用
することができる。
することができる。
その際、パイプ7が梁と傾斜する場合には、そ
の傾斜に応じてクランプ5がボルト9を支点とし
適宜に回動して無理が生じることなくパイプ7を
支持し得る。
の傾斜に応じてクランプ5がボルト9を支点とし
適宜に回動して無理が生じることなくパイプ7を
支持し得る。
第7図および第8図に示す本考案の第3実施例
のクランプ金物a″は、本体1のフランジロの外面
にクランプ5を取付けたものである。
のクランプ金物a″は、本体1のフランジロの外面
にクランプ5を取付けたものである。
この構造のものにおいても、上記と同様に使用
することができる。
することができる。
本考案はクランプ金物を上記のように構成した
から、コ字形母材の両フランジ部における外面、
内面とも、先端側が開いたハ字形をなしているた
め、その母材を加工する上下のロール、あるいは
金型に逃げがあつてそれらで材料を噛むことな
く、熱間圧延、引抜き、押出し等の加工によつて
所要断面の長尺のコ字形母材を円滑適確に作製し
得る上に、その母材を順次所定幅に切断してコ字
形本体を迅速に多量生産することができる。
から、コ字形母材の両フランジ部における外面、
内面とも、先端側が開いたハ字形をなしているた
め、その母材を加工する上下のロール、あるいは
金型に逃げがあつてそれらで材料を噛むことな
く、熱間圧延、引抜き、押出し等の加工によつて
所要断面の長尺のコ字形母材を円滑適確に作製し
得る上に、その母材を順次所定幅に切断してコ字
形本体を迅速に多量生産することができる。
一方、コ字形本体の各部の肉厚等をその部
分々々に応じて計算値の理想的な寸法に形成する
ことができ、従来の鉄板を屈曲加工したもののよ
うに内部応力が残らなく、材質が均一で材料的に
安定し、しかも、強度的にも高い強度の所望の本
体が得られ、且つ長尺の母材を順次所定幅に切断
してゆくだけであるから、コストが安くなつて経
済的である。
分々々に応じて計算値の理想的な寸法に形成する
ことができ、従来の鉄板を屈曲加工したもののよ
うに内部応力が残らなく、材質が均一で材料的に
安定し、しかも、強度的にも高い強度の所望の本
体が得られ、且つ長尺の母材を順次所定幅に切断
してゆくだけであるから、コストが安くなつて経
済的である。
更に、長尺の母材を切断して本体を作製するか
ら、本体の必要な強度に応じて切断する幅を決定
しその幅で切断してゆけば所要強度の本体が得ら
れ、本体の必要強度に応じて型をその都度やり直
す必要がなく、実用上有益で作業能率を向上す
る。
ら、本体の必要な強度に応じて切断する幅を決定
しその幅で切断してゆけば所要強度の本体が得ら
れ、本体の必要強度に応じて型をその都度やり直
す必要がなく、実用上有益で作業能率を向上す
る。
その上、本体の他方のフランジの内面が中央片
と直角に近い状態で、1方のフランジのねじ孔に
螺通する押しボルトが上記他方のフランジの内面
と直角方向であるから、鉄骨構造物の梁のフラン
ジ等に本体を正確に取付けて押しボルトにより堅
固に締付け固定し得られ、且つ構造は簡単で容易
に施工できる等の効果がある。
と直角に近い状態で、1方のフランジのねじ孔に
螺通する押しボルトが上記他方のフランジの内面
と直角方向であるから、鉄骨構造物の梁のフラン
ジ等に本体を正確に取付けて押しボルトにより堅
固に締付け固定し得られ、且つ構造は簡単で容易
に施工できる等の効果がある。
第1図は本考案の第1実施例に係るクランプ金
物の縦断正面図、第2図は側面図、第3図はその
使用状態を示す正面図、第4図は同上クランプ金
物の本体の母材の底面図、第5図は斜面図、第6
図は本考案の第2実施例に係るクランプ金物の1
部を切断した側面図、第7図は本考案の第3実施
例に係るクランプ金物の正断面図、第8図は側面
図である。 1……コ字形本体、イ……1方のフランジ、ロ
……他方のフランジ、A……コ字形母材、2……
切断、4……押しボルト、5……クランプ。
物の縦断正面図、第2図は側面図、第3図はその
使用状態を示す正面図、第4図は同上クランプ金
物の本体の母材の底面図、第5図は斜面図、第6
図は本考案の第2実施例に係るクランプ金物の1
部を切断した側面図、第7図は本考案の第3実施
例に係るクランプ金物の正断面図、第8図は側面
図である。 1……コ字形本体、イ……1方のフランジ、ロ
……他方のフランジ、A……コ字形母材、2……
切断、4……押しボルト、5……クランプ。
Claims (1)
- 熱間圧延、引抜き、押出し等の加工により、1
方のフランジが先端側外側へ開いたコ字形をなす
と共に、その1方のフランジの外面は先端側外側
へ僅かのテーパーを、内面は先端側外側へ外面よ
りは大きい適当角度のテーパーをそれぞれなして
他方のフランジの内面は中央片と直角に近い状態
の断面形状に作製した長尺のコ字形母材を順次所
定幅に切断して成るコ字形本体の、1方のフラン
ジの中間部のねじ孔に押しボルトを他方のフラン
ジの内面と直角方向になして螺通し、他方のフラ
ンジまたは中央片の外方にクランプを取付けてな
るクランプ金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12907683U JPS6035906U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | クランプ金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12907683U JPS6035906U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | クランプ金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035906U JPS6035906U (ja) | 1985-03-12 |
JPS6238002Y2 true JPS6238002Y2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=30292586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12907683U Granted JPS6035906U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | クランプ金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035906U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010223240A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Jr West Built Co Ltd | 連結クランプ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124018B2 (ja) * | 1972-10-30 | 1976-07-21 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124018U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-21 |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP12907683U patent/JPS6035906U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124018B2 (ja) * | 1972-10-30 | 1976-07-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6035906U (ja) | 1985-03-12 |
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