JPS6237973Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6237973Y2 JPS6237973Y2 JP12081981U JP12081981U JPS6237973Y2 JP S6237973 Y2 JPS6237973 Y2 JP S6237973Y2 JP 12081981 U JP12081981 U JP 12081981U JP 12081981 U JP12081981 U JP 12081981U JP S6237973 Y2 JPS6237973 Y2 JP S6237973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- raised
- force
- pieces
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来の電動圧縮機の取付装置に於いては、第1
図及び第2図に示す如く冷凍冷蔵庫等の取付基板
1に夫々対向して4つの切り起こし片2を切り起
こし形成し、該切り起こし片2に係合溝3を形成
した防振ゴム4を嵌挿し、該防振ゴム4の係合溝
3に電動圧縮機5の取付片6に形成した取付孔7
を係合すると共に、上記防振ゴム4の上端面に圧
接するよう防振ゴムストツパー8を切り起こし片
2の上端部に取り付けるようにしているが、此の
種のものに於いては4つの切り起こし片2が夫々
対向するように設けられているため切り起こし片
2の板面に直角方向の力が加わつた時、即ち第2
図に於いて横方向の中心線をX−X及び縦方向の
中心線をY−Yとした場合、X方向の力Fxが加
わつた時に最も弱い構造であつた。
図及び第2図に示す如く冷凍冷蔵庫等の取付基板
1に夫々対向して4つの切り起こし片2を切り起
こし形成し、該切り起こし片2に係合溝3を形成
した防振ゴム4を嵌挿し、該防振ゴム4の係合溝
3に電動圧縮機5の取付片6に形成した取付孔7
を係合すると共に、上記防振ゴム4の上端面に圧
接するよう防振ゴムストツパー8を切り起こし片
2の上端部に取り付けるようにしているが、此の
種のものに於いては4つの切り起こし片2が夫々
対向するように設けられているため切り起こし片
2の板面に直角方向の力が加わつた時、即ち第2
図に於いて横方向の中心線をX−X及び縦方向の
中心線をY−Yとした場合、X方向の力Fxが加
わつた時に最も弱い構造であつた。
従つて、従来に於いては上記Fxの方向の力に
対し耐強度性を増すために、切り起こし片2の下
部屈曲部近傍に凹部或いは凸部を形成することに
より補強していたが、コストダウン等で基板がだ
んだん薄くなつてくると上記方法では充分な強度
を確保することができないという欠点が有つた。
対し耐強度性を増すために、切り起こし片2の下
部屈曲部近傍に凹部或いは凸部を形成することに
より補強していたが、コストダウン等で基板がだ
んだん薄くなつてくると上記方法では充分な強度
を確保することができないという欠点が有つた。
本考案は上述欠点を除去すべく考案されたもの
で、以下図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
で、以下図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
尚、本考案のものと従来例のものとの同一部分
は同一符号で示す。
は同一符号で示す。
本考案の切り起こし片2は第3図に示す如く取
付基板1の4箇所に夫々の面が中心0を向くよう
にX−X線及びY−Y線に対し45゜の角度を以つ
て切り起こし形成されている。
付基板1の4箇所に夫々の面が中心0を向くよう
にX−X線及びY−Y線に対し45゜の角度を以つ
て切り起こし形成されている。
そして、電動圧縮機5の取り付けに際しては、
上記切り起こし片2に防振ゴム4を嵌挿すると共
に、該防振ゴム4の係合溝3に電動圧縮機5の取
付片6に形成した取付孔7を係合し、上記防振ゴ
ム4の上端面に圧接するよう防振ゴムストツパー
8を切り起こし片2の上端部に取り付ける。
上記切り起こし片2に防振ゴム4を嵌挿すると共
に、該防振ゴム4の係合溝3に電動圧縮機5の取
付片6に形成した取付孔7を係合し、上記防振ゴ
ム4の上端面に圧接するよう防振ゴムストツパー
8を切り起こし片2の上端部に取り付ける。
以下本考案の切り起こし片2にかかる力につい
て考えてみる。今、切り起こし片2に対して直角
方向に力がかかつた場合の切り起こし片2の耐え
得る最大荷重をW1(第2図Fxの時を示す)とす
ると、第3図に於いて同方向即ちX方向の力Fx
がかかつた場合の本考案の切り起こし片2に対す
る直角方向の分力はFx sin45゜=1/√2Fxで
あり、W1の1/√2の荷重が切り起こし片2の
直角方向にかかることになる。このことは、逆に
謂えば第2図においてX方向の力Fxが√2W1に
達するまで切り起こし片2が耐え得るということ
である。
て考えてみる。今、切り起こし片2に対して直角
方向に力がかかつた場合の切り起こし片2の耐え
得る最大荷重をW1(第2図Fxの時を示す)とす
ると、第3図に於いて同方向即ちX方向の力Fx
がかかつた場合の本考案の切り起こし片2に対す
る直角方向の分力はFx sin45゜=1/√2Fxで
あり、W1の1/√2の荷重が切り起こし片2の
直角方向にかかることになる。このことは、逆に
謂えば第2図においてX方向の力Fxが√2W1に
達するまで切り起こし片2が耐え得るということ
である。
一方、取付装置全体として最も弱くなる力のか
かり方は第3図に於いてはX方向(Fx)或いは
Y方向(Fy)である。
かり方は第3図に於いてはX方向(Fx)或いは
Y方向(Fy)である。
何故なら、仮に切り起こし片2の面に直角方向
の力Fxyがかかつたとしても、なる程1対の相対
向する切り起こし片2,2は強度的に弱い関係と
なるが、他の一対の切り起こし片2,2は力の方
向に対して最大強度となり、結果的には取付装置
全体の総合強度はFx或いはFyの力が作用した時
に比して強いものとなる。
の力Fxyがかかつたとしても、なる程1対の相対
向する切り起こし片2,2は強度的に弱い関係と
なるが、他の一対の切り起こし片2,2は力の方
向に対して最大強度となり、結果的には取付装置
全体の総合強度はFx或いはFyの力が作用した時
に比して強いものとなる。
上記のことからも明らかなように、本考案の第
3図実施例に於いては取付装置全体の強度として
最も弱い構造となるのはX方向(Fx)或いはY
方向(Fy)の力が作用した時であるが、上述し
た如く本考案の切り起こし片2に対する直角方向
の分力はFx sin45゜=1/√2Fx(若しくはFy
sin45゜=1/√2Fy)であるから、該直角方向
の分力Fx sin45゜が切り起こし片2の最大荷重
W1を満足するには√2W1の荷重(力)がX方向
若しくはY方向に作用しなければならず、このこ
とからも取付装置全体として最も弱い関係となる
X方向或いはY方向の力に対しても従来装置(第
1図示)の√2倍即ち約1.4倍の強度となること
が判る。
3図実施例に於いては取付装置全体の強度として
最も弱い構造となるのはX方向(Fx)或いはY
方向(Fy)の力が作用した時であるが、上述し
た如く本考案の切り起こし片2に対する直角方向
の分力はFx sin45゜=1/√2Fx(若しくはFy
sin45゜=1/√2Fy)であるから、該直角方向
の分力Fx sin45゜が切り起こし片2の最大荷重
W1を満足するには√2W1の荷重(力)がX方向
若しくはY方向に作用しなければならず、このこ
とからも取付装置全体として最も弱い関係となる
X方向或いはY方向の力に対しても従来装置(第
1図示)の√2倍即ち約1.4倍の強度となること
が判る。
第4図は本考案装置の他実施例図で、4つの切
り起こし片2は互いに90゜づつずれた位置関係に
なるように切り起こし形成されている。このもの
に於いても第3図と殆んど同じ考え方であるが第
3図と異なる点は中心線X−Xに対し45゜の方向
の力Fxyを受ける時が取付装置全体として最も弱
い構造となる点である。尚、切り起こし片2自体
を補強するために該切り起こし片2の下部をその
上部より幅広く形成すればより一層の効果が期待
できる。
り起こし片2は互いに90゜づつずれた位置関係に
なるように切り起こし形成されている。このもの
に於いても第3図と殆んど同じ考え方であるが第
3図と異なる点は中心線X−Xに対し45゜の方向
の力Fxyを受ける時が取付装置全体として最も弱
い構造となる点である。尚、切り起こし片2自体
を補強するために該切り起こし片2の下部をその
上部より幅広く形成すればより一層の効果が期待
できる。
本考案は、以上の如く取付基板に複数個の切り
起し片を設け、これら切り起こし片を隣り合う片
と対向しない方向に切り起こし、該切り起こし片
に防振ゴム等を以つて電動圧縮機を取り付けたも
のであるから、従来に比して耐強度性に富みその
分だけ取付基板を薄くすることができ、コストダ
ウンや振動落下の耐強度の改善を計ることができ
るという顕著な効果を奏し得るものである。
起し片を設け、これら切り起こし片を隣り合う片
と対向しない方向に切り起こし、該切り起こし片
に防振ゴム等を以つて電動圧縮機を取り付けたも
のであるから、従来に比して耐強度性に富みその
分だけ取付基板を薄くすることができ、コストダ
ウンや振動落下の耐強度の改善を計ることができ
るという顕著な効果を奏し得るものである。
第1図は電動圧縮機の取付け状態を示す一部断
面図、第2図は従来装置に用いられる取付基板の
外観斜視図、第3図は本考案装置に用いられる取
付基板の外観斜視図、第4図は本考案装置に用い
られる取付基板の他実施例図を示す。 1:取付基板、2:切り起こし片、4:防振ゴ
ム、5:電動圧縮機。
面図、第2図は従来装置に用いられる取付基板の
外観斜視図、第3図は本考案装置に用いられる取
付基板の外観斜視図、第4図は本考案装置に用い
られる取付基板の他実施例図を示す。 1:取付基板、2:切り起こし片、4:防振ゴ
ム、5:電動圧縮機。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 取付基板に複数個の切り起こし片を設け、こ
れら切り起こし片を隣り合う片と対向しない方
向に切り起こし、該切り起こし片に防振ゴム等
を以つて電動圧縮機を取り付けた事を特徴とし
てなる電動圧縮機の取付装置。 2 上記切り起こし片の下部をその上部より幅広
く形成して補強した事を特徴としてなる前記実
用新案登録請求の範囲第1項記載の電動圧縮機
の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12081981U JPS5825687U (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電動圧縮機の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12081981U JPS5825687U (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電動圧縮機の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825687U JPS5825687U (ja) | 1983-02-18 |
JPS6237973Y2 true JPS6237973Y2 (ja) | 1987-09-28 |
Family
ID=29914787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12081981U Granted JPS5825687U (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電動圧縮機の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825687U (ja) |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12081981U patent/JPS5825687U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5825687U (ja) | 1983-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6816381B2 (en) | Electronic circuit board case | |
JPS6237973Y2 (ja) | ||
KR100498462B1 (ko) | 댐핑 장치 | |
JPH05267485A (ja) | 半導体装置の防塵用ハウジング | |
JPH0550789U (ja) | 板材の取付構造 | |
JPH09257087A (ja) | 防振マウント | |
JPH0229190Y2 (ja) | ||
JPS6325406Y2 (ja) | ||
JPS6352938A (ja) | 荷重受部の接着構造 | |
JP6998837B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JPH0433482Y2 (ja) | ||
JPS602359Y2 (ja) | 防振ゴム装置 | |
JPS6319210Y2 (ja) | ||
JP2002295587A (ja) | エンジンマウント | |
JPH0734101Y2 (ja) | パネルの防振構造 | |
JPS6023535Y2 (ja) | 部品固定構造 | |
JPH09273579A (ja) | 防振マウント | |
JP2588408Y2 (ja) | 基板取付装置 | |
JPH025462Y2 (ja) | ||
JP2566789Y2 (ja) | スペーサ | |
KR100446058B1 (ko) | 멀티박스의 체결구조 | |
JPS624314B2 (ja) | ||
JP4002359B2 (ja) | ユニット建物 | |
JP2832132B2 (ja) | 樹脂成形品の取付ブラケット | |
JPS6348865Y2 (ja) |