JPS6237916A - コイル装置及びその製造方法 - Google Patents

コイル装置及びその製造方法

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JPS6237916A
JPS6237916A JP17720985A JP17720985A JPS6237916A JP S6237916 A JPS6237916 A JP S6237916A JP 17720985 A JP17720985 A JP 17720985A JP 17720985 A JP17720985 A JP 17720985A JP S6237916 A JPS6237916 A JP S6237916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
coil
members
pieces
magnetic material
Prior art date
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Pending
Application number
JP17720985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
広志 佐藤
Tadao Yahagi
矢作 忠勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPS6237916A publication Critical patent/JPS6237916A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はノイズフィルタとして使用されるコイル装置及
びその製造方法に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点] 例えば電話回線等においては、電波誘導による電話機や
データ端末機器への妨害を防止するためのノイズフィル
タが使用されている。
かかるノイズとしては、ライン間に生ずるノーマルモー
ドノイズと、ラインと接地間に生ずるコモンモードノイ
ズとがあり、これらを防止するために種々のチョークコ
イルが用いられている。例えばラインに直列にそれぞれ
単独のコイルを挿入したり、トロイダル磁心に2本のコ
イルを巻回。
あるいはドラム型磁心に2本のコイルを重ね巻きしたり
するものを挙げることができる。
しかしながら、上記従来のもののうち単にライン毎にチ
ョークコイルを挿入するものにあってはライン間のノー
マルモードノイズを除去する場合には効果があるが、コ
モンモードノイズに対しては効果が薄いという問題があ
る。かかる問題はトロイダル磁心にコイルを巻回したも
のによって解決できるがこのタイプではリング状の磁心
に2木のコイルを巻回するため、そのための時間がかか
り過ぎること及び大型化となってしまうという問題があ
り、ドラム型磁心に2本のコイルを重ねて巻いたものは
上記トロイダル型のものよりは小型化できるが、外部装
置接続用のピンを突出さi!なければならないため小型
化を阻害するという問題がある。
また、いずれの従来装置にあってもその構造上、自動化
装置によって大量生産することが囲動となる等の問題も
あった。
[発明の目的] 本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、ノーマ
ルモードとコモンモードノイズの双方の除去に効果を有
するものでありながら、小型化及び量産化に適したコイ
ル装置及びその製造方法を提供することを目的とするも
のである。
[発明の概要] 前記目的を達成するために本発明は、対向する1対のリ
ード片と、同じく対向する1対のリード片とが並置され
、これら各1対のり一ト片間に横置きのドラム型コアが
挟持され、該ドラム型コアに巻回されたコイルの端末が
リード片に電気的に接続され、前記各部(Aが磁性材入
すの樹脂でモールドされ、該モールド部外面に前記リー
ド片の一部を露出させたコイル装置とし、また、2対の
リード片を並置したリードフレームを搬送させ、搬送途
上においてコイルが巻回された2個のドラム型コアを各
リード片間に挟持させ、コイルψi;末とリード片とを
電気的に接続し、その後リードフレームを覆うようにし
て型を配置して磁性材入りの樹脂を注型してモールドを
行ない、モールド部から露出するリード片の一部を残し
て残余部をフレーム本体から除去することを特徴とする
コイル装置の製造方法としたものである。
[発明の実施例1 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明に係るコイル装置の製造方法の一例を示
すための分解斜視図であり、第2図は完成品の斜視図で
ある。
このコイル装置は2個のリード部材1,2と、これに挟
持固定される2個のコイル部材3,4及びこれらを覆う
磁性材入りの樹脂モールド部5とから構成される。
前記リード部材1,2は導電材からなるリードフレーム
10にプレス加工を施した後に起立、折曲したリード片
から成り、リードフレーム10の長手方向(矢印X方向
、製造時のリードフレームの移送方向でもある)に対し
て沿う方向に2個並置されるように形成されており、こ
のような並置のリード部材がX方向に等間隔で複数個形
成されている。例えば一方のリード部材1は互いに対峙
する一対の中央起立片1A、IDと、同じく互いに対峙
する2対の側部起立片IB、1EとIC。
1Fとから成り、それぞれは同じくリードフレームから
起立する脚部IG、IHに連結されている。
他方のリード部2も同様な構造の中央起立片2A。
2D、側部起立片2B、2Eと20,2F及び脚 5一 部2G、2+−1を有する。各側部起立片は上端に折曲
平坦面を備えている。コイル部材3.4はそれぞれ両端
に鍔部を備えたフェライト材からなるドラムコア3A、
4Aと、このドラムコアに巻回されたコイル3B、=1
.8と、両端鍔部端面に接着された導電板(例えばアル
ミニュウム箔)3C,4Cと、各導電板に引き出された
各コイルの端末3D、3E及び4D、4Eとによって構
成されている。尚、リードフレーム10に設けられた穴
10A、10Aは移送用のスプロケットホールである。
そして、組立てに際しては各コイル部材3,4を各リー
ド部材1,2の上方から対応載置し、コイル部材3,4
の両端鍔部が各リード部材1,2の側部起立片の上端折
曲平坦面に載置されると共に各鍔部端面の導電板部分に
コイル端末を挟んで中央起立片が接触するように設定す
る。
この状態でリードフレームをX方向に移送して半田処理
部に導き、適宜の方法によりリード部材1.2の各中央
起立片と各コイル部材3,4の鍔部端面の導電板とがコ
イル端末を挟んだ状態で半山付されるようにして電気的
接続を行なう。
その後、リードフレーム10を矢印X方向に移送してモ
ールド処理部に導く。モールド処理部では適宜金型を用
いて前記コイル部材を載置したリード部材全体を取囲む
ようにした後、磁性+7 (例えばフエライ1〜粉末)
入りの熱硬化樹脂を注入し、モールドを行なう。樹脂が
硬化された段階で金型を外ず。
モールド後、リードフレーム10から起立片からなるリ
ード部を切断することにより完成品を得る。このとき、
切断後のリード部1,2の各脚部1G、11−1.2G
、2Hは第3図に示すようにモ゛−ルド部の外壁面側に
折曲起立させておく。
このようにして、第2図に示すようなコイル装置、即ち
、2個のコイル部材が磁性材入りの樹脂5で一体的にモ
ールドされ、両コイル部のコイル端末に接続されたリー
ド脚部1G、2Gが露出している構成のコイル装置が得
られる。
かかる装置を使用する場合は、例えば配線層をプリント
したプリント配線基板上に載置してり−ド脚部と配線層
を接続することにより各種ノイズフィルタとして使用す
ることができる。
本発明は前記実施例に限定されず、種々の変形が可能で
ある。例えば前記実施例ではリードフレームの長手方向
に沿う方向に2個のコイル装置を並置する構造としたが
、リードフレームの長手方向に直交させて並置されるよ
うにしてもよい。また、必ずしも2個だ(プではなく、
必要に応じて3個以上の]イル装置を並置してこれらを
一体的にモールドしてもよい。
更に、モールドの仕方としては必ずしも一体的そ゛はな
く、2個を1個毎に個別的にモールドした後、各モール
ド部同志を結合させてもよい。
リード部は必ずしも側部リード片を設Gプなくてもよい
[発明の効果] 本発明の効果を第4図の実験データを参照して説明する
。このデータは各コイル部材間の間隔(GAP)を横軸
にとり、両コイル部間の磁気結合率(%)を縦軸にとっ
たものである。実線Aは     ′前記実施例の如く
2つのコイル部材を磁性u入りの樹脂で一体的にモール
ドしたもの、鎖線Bは磁性材入り樹脂で各コイル部材毎
にモールドしたものを結合した場合、破線Cは磁性材の
入っていない通常の樹脂で各コイル毎にモールドしたも
のを2個結合した場合を示す。同図から明らかなように
、磁性材なしの樹脂でモールドしたちのCはコイル間隔
(GAP)をOにしても12%〜13%の結合率しか得
られないが、磁性材入り樹脂でモールドしたものを結合
した場合口は20%近くの結合率を得ることができ、1
体化したちのAにあっては実に40%以上の結合率を得
ることができた。
以上のことから明らかなように、このコイル装置はノー
マルモードノイズ除去のみならず、]モンモードノイズ
の除去にも効果が生ずることになる。
かかる効果を示すものでありながら、コイル巻回作業に
時間をかけることがなく、また突出ピンでなく平板状の
短いリード片を有するので小型化に寄与でき、かつ、リ
ードフレームを移送しながら各処理を行なえるので自動
化、量産化に適し、低価格化をも達成することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコイル装置の製造工程説明のため
の分解斜視図、第2図はコイル装置の外観斜視図、第3
図はコイル装置の構造断面図、第4図は効果説明のため
の特性図である。 1.2・・・リード部材、 IA、ID、2A、2D・・・中央リード片、3.4・
・・コイル部材、3A、4−A・・・コア、3B、4B
・・・コイル、 3D、3E、4D、 4E・・・コイル端末、5・・・
磁性材入り樹脂。 代理人 弁理士  三  澤  正  義第  3 図 1G (、AP(mm)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する1対のリード片と、同じく対向する1対
    のリード片とが並置され、これら各1対のリード片間に
    横置きのドラム型コアが挟持され、該ドラム型コアに巻
    回されたコイルの端末がリード片に電気的に接続され、
    前記各部材が磁性材入りの樹脂でモールドされ、該モー
    ルド部外面に前記リード片の一部を露出させたコイル装
    置。
  2. (2)2対のリード片を並置したリードフレームを搬送
    させ、搬送途上においてコイルが巻回された2個のドラ
    ム型コアを各リード片間に挟持させ、コイル端末とリー
    ド片とを電気的に接続し、その後リードフレームを覆う
    ようにして型を配置して磁性材入りの樹脂を注型してモ
    ールドを行ない、モールド部から露出するリード片の一
    部を残してフレーム本体から除去することを特徴とする
    コイル装置の製造方法。
JP17720985A 1985-08-12 1985-08-12 コイル装置及びその製造方法 Pending JPS6237916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659680U (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 日信工業株式会社 電磁弁装置
JPH0659679U (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 日信工業株式会社 電磁弁装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849414B2 (ja) * 1979-11-09 1983-11-04 国産金属工業株式会社 ステアリングシヤフトロツク

Patent Citations (1)

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