JPS6237475B2 - - Google Patents

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JPS6237475B2
JPS6237475B2 JP15898579A JP15898579A JPS6237475B2 JP S6237475 B2 JPS6237475 B2 JP S6237475B2 JP 15898579 A JP15898579 A JP 15898579A JP 15898579 A JP15898579 A JP 15898579A JP S6237475 B2 JPS6237475 B2 JP S6237475B2
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JP
Japan
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circuit
signal
output
recording
display
Prior art date
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Application number
JP15898579A
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English (en)
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JPS5680741A (en
Inventor
Toshiharu Aihara
Jushin Matsuo
Takuro Wakabayashi
Iwao Tawara
Naoki Takahashi
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPS5680741A publication Critical patent/JPS5680741A/ja
Publication of JPS6237475B2 publication Critical patent/JPS6237475B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、音声を録音できるようにした録音
機能付き電子機器に関する。
最近、電子機器は、多機能化が進み、例えば、
電子時計においてはアラーム機能やタイマ機能等
を備えたものがある。そして、例えばアラーム機
能は、アラーム時刻になつたとき、所定周波数の
単一音を鳴らしたり、所定曲名のメロデイ音を鳴
らしたりして時刻の報知を行なうのに使用されて
いる。しかし、アラーム音は、メーカサイドによ
つて決められた音、メロデイ音しか鳴らすことが
できず、使用者の好みに合わなかつたり、すぐに
飽きられてしまうという欠点を有するばかりか、
放音されたアラーム音が何を意味するか、つま
り、そのアラーム時刻は何のために設定した時刻
なのかを直感的に把握しにくく、使用者があらか
じめアラーム時刻の意味を記憶し、判別しなけれ
ばならないという不都合があつた。そこで例え
ば、テープレコーダ等を組込み音声で録音してお
くことが考えられるが、装置が大型化する欠点が
あつた。また、テープではなく、RAM等の半導
体メモリに音声データとして録音させておくこと
も考えられるが、半導体メモリはテープの如く動
くわけではないので、録音開始のタイミングを誤
まつたりする欠点があつた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、外部から所望の音
声を半導体メモリに容易に録音することができる
と共に、録音開始時点を明確に知ることができ録
音ミスをなくすことができる録音機能付電子機器
を提供することにある。
以下、この発明を図面に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。第1図は音でアラーム時刻を
報知する電子時計の回路構成図である。図におい
て符号1は、基準周波数信号を発生する発振回路
であり、上記基準周波数信号は分周回路2に送ら
れて1秒周期の信号に分周され、計時計数回路3
に与えられる。この計時計数回路3は上記1秒周
期の信号に基づいて時刻情報としての“分”、
“時”、及び午前、午後を区別するPM(午後)情
報、ならびに曜日情報を計数するものであり、こ
の計時計数回路3で計数された計時情報は、表示
制御回路4を介して液晶表示部5に与えられ、表
示される。また、計時計数回路3から送出される
計時情報は、アラーム時刻設定回路6からアラー
ム時刻情報が与えられている一致回路7に対して
も出力される。このアラーム時刻設定回路6に設
定記憶されているアラーム時刻情報は、表示制御
回路4を介して液晶表示部5に与えられる。上記
一致回路7は計時計数回路3からの計時情報とア
ラーム時刻設定回路6からのアラーム時刻情報と
の一致を検出したときに、アラーム信号ALを送
出し、表示制御回路4に表示切替制御信号として
与える。
一方、図において符号S1は、表示切替用スイ
ツチであり、このスイツチS1の操作信号はワン
シヨツト回路8に与えられ、ワンシヨツト回路8
から1発のパルス信号を出力させる。また、符号
S2は録音用スイツチであり、このスイツチS2
の操作信号はワンシヨツト回路9に与えられ、ワ
ンシヨツト回路9から1発のパルス信号を出力さ
せる。上記ワンシヨツト回路8からのパルス信号
は、バイナリフリツプフロツプ10のT入力端子
に与えられており、その出力状態を反転させる。
このフリツプフロツプ10のQ及び側出力信号
は、表示切替制御信号として表示制御回路4に
夫々与えられている。このフリツプフロツプ10
は、側出力信号を送出しているときには、液晶
表示部5に計時計数回路3の計時情報を表示させ
る通常時刻表示モード、またそのQ側出力信号を
送出しているときには、アラーム時刻設定回路6
のアラーム時刻を液晶表示装置5に表示させるア
ラーム時刻表示モードを選択的にセツトするもの
である。前記フリツプフロツプ10がアラーム時
刻表示モードにあるときにおいて、ワンシヨツト
回路9からの1発のパルス信号は、フリツプフロ
ツプ10のQ側出力信号が与えられているアンド
回路11を介してスイツチ制御部12に送出され
る。このスイツチ制御部12は、後で詳述する
が、アンド回路11からの1発のパルス信号が与
えられたときに出力される制御信号f1、この制
御信号f1を出力してから約4秒経過した後に出
力される制御信号f2及び制御信号f1が出力さ
れてから制御信号f2が出力されるまでの経過時
間情報を夫々送出するように構成されている。こ
のスイツチ制御部12から送出される経過時間情
報は、表示制御回路4を介して液晶表示部5に供
給される。一方、アンド回路11から出力される
パルス信号は、ダウンカウンタ13にも与えられ
ており、このパルス信号を受けたとき、ダウンカ
ウンタ13には10進数の“8”がプリセツトされ
る。このダウンカウンタ13にプリセツトされた
“8”は、アンド回路14から出力される1Hzの
信号が与えられる毎に1ずつ減算されるように構
成されている。上記アンド回路14の一方の入力
側端子には、1Hzの信号が与えられ、また他方の
入力側端子にはスイツチ制御部12から出力され
る制御信号f2がゲート制御信号として与えられ
ている。しかして、ダウンカウンタ13は計数動
作を開始してから8秒経過したとき、ボロー信号
を送出し、スイツチ制御部12に与える。そし
て、スイツチ制御部12から出力される制御信号
f2は、ボロー信号が与えられると、出力されな
くなる。なお、ダウンカウンタ13の内容は、後
述する如く録音可能な残りの録音容量を示すもの
であり、ダウンカウンタ13から出力される出力
内容Aは、表示制御回路4を介して液晶表示部5
に供給される。
また、スイツチ制御部12から出力される制御
信号f2は、オア回路15を介してアドレス部1
6に送られ、アドレス部16からアドレス情報を
出力させると共に、A/D(デイジタル/アナロ
グ)変換回路17、符号化回路18に動作指令信
号として送られ、しかも半導体メモリ19に読み
出し指令/書き込み指令信号として送られる。上
記A/D変換回路17はアナログ量の音声信号を
デイジタル量の音声信号に変換するものであり、
ここで得られたデイジタル量の音声信号は、符号
化回路18に与えられる。この符号化回路18は
デイジタル量の音声信号を音程、音量等に符号化
するものであり、ここで符号化された信号は半導
体メモリ19の入力側端子INに与えられる。こ
の半導体メモリ19は、半導体メモリを使用した
固体録音手段として用いられていて、例えば、シ
フトレジスタ、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)等によつて構成されており、アドレス部1
6に含まれるアドレスカウンタ(図示せず)によ
つてアドレス指定されるものである。即ち、制御
信号f2が与えられることにより、書き込みの指
定を受け、分周回路2から出力される所定周波数
信号に同期して書き込みの動作を行なうように
なつている。なお、半導体メモリ19は上記信号
で動作して約8秒程度の録音可能容量をもつも
のが使用されている。
一方、一致回路7から出力されるアラーム信号
ALは、オア回路15を介してアドレス部16に
送られ、アドレス部16からアドレス情報を出力
させると共に、符号化回路20及び音声信号合成
回路21に動作指令信号として送られる。従つて
半導体メモリ19は、アドレス部16の出力情報
に従つてアドレス指定され、この指定アドレスに
記憶されている音声は、その出力側端子OUTか
ら書き込まれた順に読み出される。この半導体メ
モリ19から読み出された情報は、上記符号化回
路18とは逆の符号化を行なう符号化回路20を
介して音声信号合成回路21に与えられる。この
音声信号合成回路21は符号化回路20によつて
符号化された信号と分周回路2からの所定周波数
信号とに基づいて音声信号に合成・変換するも
のであり、ここで得られた音声信号はI/O(イ
ンプツト/アウトプツト)切替回路22に与えら
れる。このI/O切替回路22には制御信号f2
が音声の入力指令信号として与えられており、こ
の制御信号f2が出力されているとき、I/O切
替回路22はインプツト回路として動作し、また
制御信号f2が出力されていないとき、アウトプ
ツト回路として動作するように構成されている。
このI/O切替回路22はアンプ23及びゲート
回路24を順次介してマイクロホン兼用スピーカ
25に接続されている。このゲート回路24には
制御信号f1がインバータ26を介してゲート解
除信号として与えられている。しかして、マイク
ロホン25から入力された音声は、ゲート回路2
4、アンプ23を順次介してI/O切替回路22
から送出され、A/D変換回路17に与えられ
る。
また、アンプ23によつて増幅された音声信号
は、A/D変換回路27に与えられてアナログ量
をデイジタル量に変換された後、表示制御回路4
を介して液晶表示部5に供給される。このA/D
変換回路27にはアラーム信号ALが動作指令信
号として与えられている。
一方、制御信号f1及びf2は、表示制御回路
4に表示切換信号として与えられている。また、
制御信号f1はブザー音信号発生回路29に動作
指令信号として与えられると共に、ゲート回路3
0にゲート解除信号として与えられている。上記
ブザー音信号発生回路29は単一ブザー音信号を
出力する回路であり、ここから発生されたブザー
音信号は、ゲート回路30を介してスピーカ25
に与えられる。
第2図はスイツチ制御部12の回路構成図を示
したものである。上記アンド回路11から出力さ
れる1発のパルス信号は、RS形フリツプフロツ
プのセツト側入力端子Sに与えられ、これをセツ
トする。このフリツプフロツプ31のセツトによ
り、Q側出力信号が制御信号f1としてスイツチ
制御部12から送出されると共に、このQ側出力
信号は2Hzの信号が与えられているアンド回路3
2にゲート制御信号として送られる。このアンド
回路32から出力される2Hzの信号は、8進カウ
ンタ33に与えられ、計数される。このカウンタ
33の出力内容は、表示制御回路4に送出され
る。また8進カウンタ33が計数値“8”となつ
たとき、つまり、計時動作が開始してから4秒経
過したとき、キヤリー信号を出力し、フリツプフ
ロツプ31のリセツト側入力端子Rに与え、これ
をリセツトさせる。また、制御信号f1及びダウ
ンカウンタ13からのキヤリー信号はオア回路3
5を介してバイナリフリツプフロツプ35のT入
力端子に与えられ、その出力状態を反転させる。
このフリツプフロツプ35のQ側出力信号は、フ
リツプフロツプ31の側出力信号が与えられて
いるアンド回路36に送られ、アンド回路36か
ら制御信号f2を送出させる。
第3図は、表示制御回路4の回路構成図及び液
晶表示部5の構成図である。表示制御回路4にお
いて、計時計数回路3で得られたPM情報はアン
ド回路37、また曜日情報はアンド回路38に
夫々送られる。そして、これら各アンド回路3
7,38にはフリツプフロツプ10の側出力信
号がゲート制御信号として与えられている。ま
た、ダウンカウンタ13の出力内容Aはアンド回
路39に、またスイツチ制御部12のカウンタ3
3の出力内容はアンド回路40に、さらにA/D
変換回路27の出力内容はアンド回路41に夫々
送られる。そしてアンド回路39にはフリツプフ
ロツプ10のQ側出力信号及び制御信号f2が
夫々ゲート制御信号として与えられ、またアンド
回路40にはフリツプフロツプ10のQ側出力信
号及び制御信号f1が夫々ゲート制御信号として
与えられ、さらにアンド回路41にはアラーム信
号ALがゲート制御信号として与えられている。
これらアンド回路39〜41の出力情報は、オア
回路42を介して表示制御回路4から送出され
る。また、計時計数回路3で得られた“時”情報
はアンド回路43に、またアラーム時刻設定回路
6に設定された“時”情報はアンド回路44に
夫々送られる。そして、アンド回路43にはフリ
ツプフロツプ10の側出力信号が、またアンド
回路44にはフリツプフロツプ10のQ側出力信
号が夫々ゲート制御信号として与えられている。
これら各アンド回路43,44の出力情報は、オ
ア回路45を介して表示制御部4から送出され
る。さらに、計時計数回路3で得られた“分”情
報はアンド回路46に、またアラーム時刻設定回
路6に設定された“分”情報はアンド回路47に
夫々送られる。そして、このアンド回路46には
フリツプフロツプ10の側出力信号が、またア
ンド回路47にはフリツプフロツプ10のQ側出
力信号が夫々ゲート制御信号として与えられてい
る。これら各アンド回路46,47の出力情報
は、オア回路48を介して表示制御回路4から送
出される。
一方、液晶表示部5には、時刻単位としての時
単位をデイジタル的に表示する第1のデイジタル
表示部49及び時刻単位としての分単位をデイジ
タル的に表示する第2のデイジタル表示部50の
ほか、横一列に配設された8つのドツト表示体に
よつて曜日、午後などを指示するアナログ表示部
51を有している。このアナログ表示部51を構
成する各ドツト表示体のうち、図において、左端
から7番目までに位置するドツト表示体の上方に
は、第1図に示すように、対応する曜日指示記
号、「S(日曜日)」、「M(月曜日)」、「T(火曜
日)」、「W(水曜日)」、「T(木曜日)」、「F(

曜日)」、「S(土曜日)」が夫々印刷等の手段で固
定的に表示されている。また、図中、右端(8番
目)に位置するドツト表示体の上方には、第1図
に示すように、時間帯の午後を指示する記号
「PM」、またその下方には録音開始を指示する記
号「START」が印刷等の手段で固定的に表示さ
れている。なお、説明の便宜上、アナログ表示部
51を、図中、左端から7番目までに位置するド
ツト表示体を含む第1のアナログ表示部51aと
し、図中、右端に位置するドツト表示体を第2の
アナログ表示部51bとする。
また、アンド回路37の出力情報は、第2のア
ナログ表示部51bに与えられており、そのドツ
ト表示体を表示駆動させる。また、アンド回路3
8の出力情報は、第1のアナログ表示部51bに
与えられており、ここに含まれているドツト表示
体の何れか一つを選択的に点灯駆動させる。ま
た、オア回路42の出力情報は、第1及び第2の
アナログ表示部51a,51bを構成するアナロ
グ表示部51に与えられており、ここに含まれて
いるドツト表示体を図中、左端から順次累積的に
点灯駆動させる。さらに、オア回路45の出力情
報は、第1のデイジタル表示部49に与えられて
デイジタル的に表示駆動される。また、オア回路
48の出力情報は、第2のデイジタル表示部50
に与えられてデイジタル的に表示される。
次に、上記のように構成された電子時計の動作
について、第4図に示すタイミングチヤート、第
5図1,2、第6図1,2に示す表示状態図を参
照して説明する。まず、バイナリフリツプフロツ
プ10の側出力端子から“1”の信号が出力さ
れているときには、表示制御回路4において、ア
ンド回路37,38,43,46が夫々ゲート解
除される。このため、計時計数回路3で得られた
PM情報、曜日情報、時単位情報、分単位情報
は、対応するアンド回路を介して表示制御回路4
から送出され、液晶表示部5に与えられる。これ
により、液晶表示部5には、現在の時刻、曜日情
報が表示される。すなわち、例えば、第5図1に
示すように、第1のデイジタル表示部49には時
単位の「10時」が、また第2のデイジタル表示部
50には分単位の「30」が夫々表示されて現在時
刻「10時30分」が明示され、また第1のアナログ
表示部51aの各ドツト表示体のうち、図中、左
端から数えて4番目のドツト表示体が点灯駆動さ
れて「水曜日」であることが明示され、さらに、
第2のアナログ表示部51bのドツト表示体が点
灯駆動されて第1及び第2のデイジタル表示部4
9,50、に表示されている時刻は午後の時間帯
に属することが明示される。
次に、表示切替用スイツチS1を操作すると、
ワンシヨツト回路8からはパルス信号が出力さ
れ、バイナリフリツプフロツプ10の出力状態が
反転される。これによつて、バイナリフリツプフ
ロツプ10のQ側出力端子から“1”の信号が出
力されるようになる。このため、表示制御回路4
において、アンド回路44,47が夫々ゲート解
除されるので、アラーム時刻設定回路6に設定さ
れているアラーム時刻の時単位情報及び分単位情
報が対応するアンド回路44,47を介して送出
される。従つて、液晶表示部5には、例えば第5
図2に示すように、「12時35分」のアラーム時刻
が表示される。
このアラーム時刻が表示されているアラームモ
ードにおいて、録音用スイツチS2を操作する
と、このスイツチS2の操作信号は、ワンシヨツ
ト回路9に与えられ、第4図4に示すように、ワ
ンシヨツト回路9から1発のパルス信号を出力さ
せる。このため、バイナリフリツプフロツプ10
のQ側出力信号によつてゲートが解除されるアン
ド回路11からこの1発のパルス信号が出力され
ると、ダウンカウンタ13には“8”がプリセツ
トされる。また、アンド回路11から出力される
1発のパルス信号は、スイツチ制御部12に与え
られる。このスイツチ制御部12において、第4
図7に示すように、RS形フリツプフロツプ31
はセツトされると共に、第4図9に示すようにバ
イナリフリツプフロツプ35のQ側出力端子から
“1”の信号が出力される。そして、前記フリツ
プフロツプ31のQ側出力信号は、スイツチ制御
部12から制御信号f1として送出されると共
に、アンド回路32をゲート解除する。このアン
ド回路32には第4図1に示すような2Hzの出力
が与えられているので、アンド回路32からは第
4図5に示すように、2Hzの信号が出力され、8
進カウンタ33に計数される。そして、8進カウ
ンタ33で計数された内容は、表示制御回路4に
送られる。この表示制御回路4には、制御信号f
1及びバイナリフリツプフロツプ10のQ側出力
信号が与えられているので、アンド回路40はゲ
ート解除される。このため、8進カウンタ33の
内容がアンド回路40、オア回路42を介して表
示制御回路4から送出され、アナログ表示部51
に与えられる。従つて、液晶表示部5において、
デイジタル表示部49,50には、アラーム時刻
「12時35分」が表示されるほか、アナログ表示部
51の各ドツト表示体は、左端から0.5秒毎に順
次点灯され、そして第6図1に示すように4秒後
にすべてのドツト表示体が点灯されて固定表示
「START」に対応するドツト表示体51bが点
灯し、録音開始を指示するようになる。
一方、スイツチ制御部12から制御信号f1が
出力されることに伴つて、ブザー音信号発生回路
29は動作し、ゲート30はゲート解除される。
このため、ブザー音信号発生回路29からブザー
音信号が出力され、ゲート30を介してスピーカ
25に与えられることにより、所定周波数のブザ
ー音が発音される。このブザー音は、スイツチ制
御部12から制御信号f1が出力されている間、
発音される。
しかして、スイツチ制御部12において、アン
ド回路32から第4図5に示すように、8発のパ
ルス信号が出力されると、8進カウンタ33の計
数値は「8」となり、8進カウンタ33からは、
第4図6に示すように、キヤリー信号が出力され
るようになる。このキヤリー信号の出力によつて
フリツプフロツプ31はリセツトされ、その出力
状態が反転して、第4図7及び第4図8に示すよ
うに、そのQ側出力端子から“0”の信号、その
側出力端子から“1”の信号が出力される。そ
して、バイナリフリツプフロツプ35のQ側出力
端子からは、第4図9に示すように、“1”の信
号が出力されるので、アンド回路36からは第4
図10に示すような出力が得られ、スイツチ制御
部12から制御信号f2として送出される。
即ち、この制御信号f2は録音用スイツチS2
を操作してから4秒経過した後に出力され、そし
て、この制御信号f2の出力によつて録音可能状
態となる。このように、録音用スイツチS2を操
作してから4秒間は、録音開始を知らせる確認音
であるブザー音が発音されると共に、録音用スイ
ツチS2を操作してから4秒経過するまでの経過
時間が0.5秒毎に、アナログ表示部51によつて
レベル表示される。
しかして、制御信号f2が出力されると、半導
体メモリ19は書き込み指定を受けると共に、ア
ドレス部16からはアドレス情報が出力され、ま
たI/O切替回路22はインプツト回路として動
作し、しかもA/D変換回路17及び符号化回路
18は動作可能状態となる。この状態において、
マイクロホン25に向かつてラジオ受信機等から
使用者の好みに合つた楽曲を流したり、あるいは
アラーム時刻の意味する言葉、例えば「会議」、
「打ち合せ」「待ち合せ」等を声で正しく発音す
る。すると、マイクロホン25が感受した音声信
号は、A/D変換回路17によつてデイジタル量
に変換され、さらに符号化回路18で符号化され
て半導体メモリ19に与えられる。この半導体メ
モリ19はアドレス部16からの出力情報によつ
て順次指定アドレスが変換され、この指定アドレ
スに、音声情報が書き込まれることによつて、所
定の楽曲、「会議」、「待ち合せ」等の音声が録音
されるものである。
即ち、制御信号f2の出力によつてアンド回路
14はゲート解除される。このアンド回路14に
は、第4図2に示すような1Hzの信号が与えられ
ているので、アンド回路14がゲート解除される
と、アンド回路14からは第4図11に示すよう
に、1Hzの信号が出力される。このため、ダウン
カウンタ13にプリセツトされた“8”は、アン
ド回路14から出力される1Hzの信号が与えられ
る毎に、1ずつ減算される。このダウンカウンタ
13の出力内容Aは、表示制御回路4に送られ
る。この表示制御回路4にはバイナリフリツプフ
ロツプ10のQ側出力信号及び制御信号f2が与
えられるので、アンド回路39はゲート解除され
る。このため、ダウンカウンタ13の出力内容A
は、アンド回路39、オア回路42を介して表示
制御回路4から送出され、アナログ表示部51に
与えられる。この結果、液晶表示部5において、
デイジタル表示体49,50には、第6図2に示
すように、アラーム時刻「12時35分」が表示され
るほか、ダウンカウンタ13の出力内容Aが
“8”のときには、アナログ表示部51の8つの
ドツト表示体がすべて点灯されるが、1秒経過す
る毎に、固定表示「PM」、「S」、「F」………に
対応するドツト表示体が消灯し、そして、ダウン
カウンタ13の出力内容Aが“5”になつたとき
には、第6図2に示すように、図中、左端から5
番目までの各ドツト表示体が点灯表示され、半導
体メモリ19に録音可能な残り容量は、これを時
間で表わすと残り5秒であることが明示される。
このように、録音可能な残り容量は、アナログ表
示部51によつて光学的に表示されるので、この
表示を見ながら録音することができる。
しかして、アンド回路14から8発のパルス信
号が出力されると、ダウンカウンタ13からは、
第4図12に示すように、ボロー信号が出力され
る。このボロー信号はスイツチ制御部12に送ら
れる。そして、スイツチ制御部12において、ダ
ウンカウンタ13からのボロー信号は、オア回路
34を介してフリツプフロツプ35の出力状態を
反転する。このため、フリツプフロツプ35のQ
側出力信号は、第4図9に示すように“0”とな
り、またこれに伴つてアンド回路36の出力信号
も第4図10に示すように“0”となる。従つ
て、録音が開始されてから8秒経過すると、録音
は終了するようになる。
しかして、アラーム時刻となり、一致回路7か
らアラーム信号ALが出力された場合には、アラ
ーム信号ALはオア回路15を介してアドレス部
16に与えられ、アドレス部16からアドレス情
報を出力させると共に、符号化回路20及び音声
信号合成回路21を夫々動作可能状態とする。こ
のとき、半導体メモリ19及びI/O切替回路2
2には、制御信号f2が与えられていないので、
半導体メモリ19は読み出し指定を受けると共
に、I/O切替回路22はアウトプツト回路とし
て動作する。この状態において、半導体メモリ1
9に記憶されている音声情報は、アドレス部16
のアドレス指定に伴つて順次読み出される。そし
て、読み出された音声情報は、符号化回路20に
よつて符号化された後、音声信号合成回路21に
送られ、ここで音声信号に変換・合成され、そし
てI/O切替回路22を介してアンプ23に送ら
れる。このアンプ23で増幅された音声信号は、
インバータ26の出力信号によつてゲート解除さ
れているゲート回路24を介してスピーカ25に
送られ、アラーム時刻の報知音として発音され
る。なお、録音されていた音声情報が所定の楽曲
であれば、この楽曲が発音され、また、アラーム
時刻の意味する言葉であれば、この言葉、例えば
「会議」、「待ち合せ」が発音される。
一方、アラーム信号ALはオア回路28を介し
てA/D変換回路27を動作可能状態とする。こ
の状態において、アンプ23によつて増幅された
音量信号はA/D変換回路27によつてデイジタ
ル量に変換され、表示制御回路4に送られる。こ
の表示制御回路4にはアラーム信号ALが与えら
れるので、アンド回路41はゲート解除される。
このため、A/D変換回路27からの音量情報は
アンド回路41及びオア回路42を介して表示制
御回路4から送出され、アナログ表示部51に与
えられる。このため、アナログ表示部51の各ド
ツト表示体によつて発音される録音内容の音量が
レベル表示される。
このように、録音用スイツチS2を操作してか
ら4秒経過した後に録音可能状態となり、そして
録音が開始される4秒前から録音が開始されるま
での間、録音の開始を知らせる確認音が発音され
ると共に、録音が開始されるまでの残り時間がレ
ベル表示される。このため、録音開始時点を聴覚
的、視覚的に知ることができ、録音可能な容量を
無駄にすることなく、録音を有効に行うことがで
きる。また、録音中においては、録音残り容量が
レベル表示されるので、この表示を見ながら、録
音することができ、録音もれがなくなり、録音を
確実に行うことができる。さらに、録音内容が発
音されているときには、その容量がレベル表示さ
れる。
なお、上記各実施例においては、設定時刻にア
ラーム音を報音するようにしたが、この発明はこ
れに限らず、特定日の特定時刻もしくは設定時刻
に報音するようにしてもよく、また、タイマー時
間経過時、タイマーの報知音として、あるいは毎
正時に時報として報音するようにしてもよい。
また、上記各実施例は半導体メモリに録音され
た音声情報はアラーム音としてのみ報音するよう
にしたが、外部操作スイツチにより、音声情報を
任意に読み出して発音させるようにしてもよい。
さらに、上記各実施例は、録音開始時に、録音
開始の確認音としてブザー音を発生するようにし
たが、この発明はこれに限らず、例えば、所定メ
ロデイをもつた楽曲を発生するようにし、楽曲終
了時点で録音を開始するようにしてもよい。
この発明は、以上詳細に説明したように、外部
から音声を入力して録音させ、この録音内容を発
音させるようにしたから、使用者の好みに合つた
楽曲、所望の言葉等を、例えば、アラーム時刻の
報知音として聞くことができると共に、録音開始
時において、録音の開始が報知されるので、録音
開始時点を明確に知ることができ、録音可能な容
量を無駄にすることなく、録音を有効に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の実施例を示したもので、第
1図は電子時計の回路構成図、第2図はスイツチ
制御部の回路構成図、第3図は表示制御回路及び
液晶表示部の構成図、第4図1〜12は各種信号
のタイミングチヤート、第5図1,2、第6図
1,2は表示状態を示した図である。 12……スイツチ制御部、17……A/D変換
回路、18……符号化回路、19……半導体メモ
リ、20……符号化回路、21……音声信号合成
回路、25……マイクロホン兼用スピーカ、29
……ブザー音信号発生回路、S2……録音用スイ
ツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 録音スイツチと、この録音スイツチの操作に
    基づいて外部から入力される音声を符号化された
    音声データとして記憶する半導体記憶手段と、こ
    の半導体記憶手段に記憶された内容を読み出して
    音声信号に変換する音声信号変換手段と、この音
    声信号変換手段によつて得られた音声信号に基づ
    いて音声を発音する発音手段とを備えた録音機能
    付電子機器において、前記録音スイツチの操作に
    よつて動作を開始し所定時間経過後に前記半導体
    記憶手段に前記音声データを記憶させる為の録音
    用制御信号を出力するタイマ手段と、このタイマ
    手段の内容が供給され前記所定時間の経過を表示
    する光学的表示手段とを具備したことを特徴とす
    る録音機能付電子機器。
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