JPH0334000Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334000Y2 JPH0334000Y2 JP1985054966U JP5496685U JPH0334000Y2 JP H0334000 Y2 JPH0334000 Y2 JP H0334000Y2 JP 1985054966 U JP1985054966 U JP 1985054966U JP 5496685 U JP5496685 U JP 5496685U JP H0334000 Y2 JPH0334000 Y2 JP H0334000Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- signal
- time value
- reference signal
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は例えば電子楽器の音源となる信号を
半導体メモリに取込むための波形データ取込装置
に関する。
半導体メモリに取込むための波形データ取込装置
に関する。
「従来技術」
従来よりシンセサイザと呼ばれる電子楽器があ
る。従来のシンセサイザは所望の音程を持つ楽器
音を発生させる場合、その音程の周波数を持つ信
号を電圧制御発振器によつて発生させ、この発振
信号を波形整形回路に与え、波形整形回路におい
て各種の希望する楽器、例えばピアノ、オルガ
ン、ギター、フルート等の各種楽器の音色となる
波形に変換し、この信号を音として放音させる構
造となつている。
る。従来のシンセサイザは所望の音程を持つ楽器
音を発生させる場合、その音程の周波数を持つ信
号を電圧制御発振器によつて発生させ、この発振
信号を波形整形回路に与え、波形整形回路におい
て各種の希望する楽器、例えばピアノ、オルガ
ン、ギター、フルート等の各種楽器の音色となる
波形に変換し、この信号を音として放音させる構
造となつている。
この従来の方式によれば各種の楽器毎に波形整
形回路を設けなくてはならないため回路規模が大
きくなつてしまう欠点がある。
形回路を設けなくてはならないため回路規模が大
きくなつてしまう欠点がある。
これに対し近時半導体メモリが安価に使用でき
る状況になつたことにより、楽器の波形を半導体
メモリに記憶させ、この半導体メモリから波形デ
ータを読出すことによつてその楽器の音を再現す
ることが考えられている。またメモリの読出速度
を変えることによつて音程を自由に変えることが
できるからメモリの読出速度を任意に切替えるこ
とができるため楽曲を自由に演奏することができ
る。
る状況になつたことにより、楽器の波形を半導体
メモリに記憶させ、この半導体メモリから波形デ
ータを読出すことによつてその楽器の音を再現す
ることが考えられている。またメモリの読出速度
を変えることによつて音程を自由に変えることが
できるからメモリの読出速度を任意に切替えるこ
とができるため楽曲を自由に演奏することができ
る。
「考案が解決しようとする問題点」
所望の波形を持つ信号を半導体メモリに取込む
場合、従来は目的とする信号が或る設定されたレ
ベルを越えた時点からメモリに波形データの書込
を開始させるか、又は目的の音を聴きながら任意
時刻に人為的にスイツチ操作を行ない、このスイ
ツチ操作によりメモリへの書込を開始させる等の
方法を採つている。このような書込開始方法によ
れば目的とする信号の希望する部分から書込を開
始させることがむずかしい。
場合、従来は目的とする信号が或る設定されたレ
ベルを越えた時点からメモリに波形データの書込
を開始させるか、又は目的の音を聴きながら任意
時刻に人為的にスイツチ操作を行ない、このスイ
ツチ操作によりメモリへの書込を開始させる等の
方法を採つている。このような書込開始方法によ
れば目的とする信号の希望する部分から書込を開
始させることがむずかしい。
「問題点を解決するための手段」
この考案においては例えばテープレコーダのよ
うな信号再生装置から目的とする信号の前に時間
基準信号の再生時点から記憶を開始するまでの時
間値τ1と時間基準信号を再生し、この時間基準信
号の再生時点から設定した時間が経過した時点で
メモリへの書込を開始させる構造としたものであ
る。
うな信号再生装置から目的とする信号の前に時間
基準信号の再生時点から記憶を開始するまでの時
間値τ1と時間基準信号を再生し、この時間基準信
号の再生時点から設定した時間が経過した時点で
メモリへの書込を開始させる構造としたものであ
る。
従つてこの考案によれば設定する時間値を適宜
変更することによつて目的とする信号の任意の時
点からメモリへの書込を開始させることができ
る。
変更することによつて目的とする信号の任意の時
点からメモリへの書込を開始させることができ
る。
「実施例」
第1図にこの考案の一実施例を示す。図中1は
テープレコーダのような信号再生装置を示す。こ
の信号再生装置1には例えば第2図に示すような
記録を持つ磁気テープ2が装着されているものと
する。つまり磁気テープ2は二つのトラツクT1
とT2を有し、一方のトラツクT1に時間基準信号
3と目的の波形を持つ信号4を記録する。また他
方のトラツクT2には時間基準信号3より前の位
置に時間値信号5を記録する。
テープレコーダのような信号再生装置を示す。こ
の信号再生装置1には例えば第2図に示すような
記録を持つ磁気テープ2が装着されているものと
する。つまり磁気テープ2は二つのトラツクT1
とT2を有し、一方のトラツクT1に時間基準信号
3と目的の波形を持つ信号4を記録する。また他
方のトラツクT2には時間基準信号3より前の位
置に時間値信号5を記録する。
時間基準信号3及び目的の信号4はこの例では
アナログ信号で記録した場合を示す。また時間値
信号5は直列デイジタル信号で記録する。
アナログ信号で記録した場合を示す。また時間値
信号5は直列デイジタル信号で記録する。
トラツクT1から再生した信号はAD変換器6に
与えAD変換してメモリ7に与える。メモリ7は
随時書込、読出可能な半導体メモリを用いる。
与えAD変換してメモリ7に与える。メモリ7は
随時書込、読出可能な半導体メモリを用いる。
トラツクT1に記録した時間基準信号3はパル
ス波形とされる。この時間基準信号3をゲート1
0を通じてフリツプフロツプ8に与え、時間基準
信号3が再生された時点でフリツプフロツプ8の
状態を反転させ、フリツプフロツプ8の出力によ
つてゲート9を開の状態に制御させる。ゲート1
0はフリツプフロツプ8が反転すると閉に制御さ
れ爾後は信号の通過を阻止する。
ス波形とされる。この時間基準信号3をゲート1
0を通じてフリツプフロツプ8に与え、時間基準
信号3が再生された時点でフリツプフロツプ8の
状態を反転させ、フリツプフロツプ8の出力によ
つてゲート9を開の状態に制御させる。ゲート1
0はフリツプフロツプ8が反転すると閉に制御さ
れ爾後は信号の通過を阻止する。
ゲート9にはクロツク源11からクロツクパル
スが与えられ、ゲート9が開の状態に制御される
ことによりクロツクパルスを時間計測手段12に
与える。時間計測手段12は例えばカウンタによ
つて構成することができる。時間計測手段12の
時間計測値は比較器13に与えられる。比較器1
3の他方の入力端子には時間値記憶手段14から
設定された時間値が与えられる。
スが与えられ、ゲート9が開の状態に制御される
ことによりクロツクパルスを時間計測手段12に
与える。時間計測手段12は例えばカウンタによ
つて構成することができる。時間計測手段12の
時間計測値は比較器13に与えられる。比較器1
3の他方の入力端子には時間値記憶手段14から
設定された時間値が与えられる。
つまり時間値記憶手段14には信号再生装置1
からトラツクT2に記録した時間値信号5を入力
し、予め設定した時間値を記憶させる。時間値記
憶手段14に記憶した時間値と、時間計測手段1
2の計測時間が一致すると比較器13は例えばH
論理信号を出力し、ゲート15を開の状態に制御
する。
からトラツクT2に記録した時間値信号5を入力
し、予め設定した時間値を記憶させる。時間値記
憶手段14に記憶した時間値と、時間計測手段1
2の計測時間が一致すると比較器13は例えばH
論理信号を出力し、ゲート15を開の状態に制御
する。
ゲート15の他方の入力端子にはクロツク源1
1からクロツクパルスが与えられる。よつて時間
値が一致した時点からゲート15からクロツクパ
ルスが出力され、このクロツクパルスが可変分周
器16に入力される。信号再生装置1から再生し
た信号4をメモリ7に書込む場合、可変分周器1
6は予め決められた一定の分周比に設定され、そ
の分周比で分周したクロツクパルスをアドレスカ
ウンタ17に与える。
1からクロツクパルスが与えられる。よつて時間
値が一致した時点からゲート15からクロツクパ
ルスが出力され、このクロツクパルスが可変分周
器16に入力される。信号再生装置1から再生し
た信号4をメモリ7に書込む場合、可変分周器1
6は予め決められた一定の分周比に設定され、そ
の分周比で分周したクロツクパルスをアドレスカ
ウンタ17に与える。
アドレスカウンタ17は可変分周器16からク
ロツクパルスが与えられ始めるとメモリ7に与え
るアドレスを先頭番地から1アドレスずつ歩進さ
せAD変換器6のAD変換出力を順次各アドレス
に記憶する。
ロツクパルスが与えられ始めるとメモリ7に与え
るアドレスを先頭番地から1アドレスずつ歩進さ
せAD変換器6のAD変換出力を順次各アドレス
に記憶する。
18はDA変換器、19は低周波増幅器、20
はスピーカを示し、これらはメモリ7に記憶した
波形データを読出し、その波形データを音として
放音させる再生系である。メモリ7から波形デー
タを読出す場合は可変分周器16の分周比がキイ
ーボード22から与えられる操作信号によつて可
変され、メモリ7の読出速度が変えられて再生さ
れる音の周波数が変えられ、楽曲の演奏が可能と
なる。
はスピーカを示し、これらはメモリ7に記憶した
波形データを読出し、その波形データを音として
放音させる再生系である。メモリ7から波形デー
タを読出す場合は可変分周器16の分周比がキイ
ーボード22から与えられる操作信号によつて可
変され、メモリ7の読出速度が変えられて再生さ
れる音の周波数が変えられ、楽曲の演奏が可能と
なる。
(実施例の動作)
信号再生装置1から再生される時間値信号5は
時間値記憶手段14に取込まれる。更にカウンタ
12の計数は時間基準信号3が再生された時点か
ら開始される。従つて時間基準信号3が再生され
た時点T0(第3図)からカウンタ12の計数が開
始され、カウンタ12の計数値が時間値記憶手段
14に記憶した時間値と一致するゲート15が開
に制御される。この結果可変分周器16にクロツ
クパルスの供給が開始され、アドレスカウンタ1
7の計数が開始される。
時間値記憶手段14に取込まれる。更にカウンタ
12の計数は時間基準信号3が再生された時点か
ら開始される。従つて時間基準信号3が再生され
た時点T0(第3図)からカウンタ12の計数が開
始され、カウンタ12の計数値が時間値記憶手段
14に記憶した時間値と一致するゲート15が開
に制御される。この結果可変分周器16にクロツ
クパルスの供給が開始され、アドレスカウンタ1
7の計数が開始される。
よつて第3図に示すように時間基準信号3の再
生時点T0から時間値信号5で与えられる時間値、
例えばτ1が経過するとメモリ7の書込アドレスの
歩進が開始され信号4の波形データの取込が開始
される。
生時点T0から時間値信号5で与えられる時間値、
例えばτ1が経過するとメモリ7の書込アドレスの
歩進が開始され信号4の波形データの取込が開始
される。
「考案の効果」
上述したようにこの考案によれば信号再生装置
1から再生する時間値信号5の値τ1を変更すれば
目的とする信号4の任意の時点からメモリ7への
書込を開始することができる。よつて目的とする
信号の所望の位置から波形データを取込むことが
でき、必要な音を再現することが容易となる。
1から再生する時間値信号5の値τ1を変更すれば
目的とする信号4の任意の時点からメモリ7への
書込を開始することができる。よつて目的とする
信号の所望の位置から波形データを取込むことが
でき、必要な音を再現することが容易となる。
「波形実施例」
尚上述では信号再生装置1から時間値信号5を
再生する構造とした場合を説明したが、時間値記
憶手段14として例えばデイジタルスイツチのよ
うな手動設定器、或はプリセツトカウンタのよう
に電気的にプリセツトが可能な設定記憶手段を用
いることにより時間値τ1を任意値に設定すること
ができる。
再生する構造とした場合を説明したが、時間値記
憶手段14として例えばデイジタルスイツチのよ
うな手動設定器、或はプリセツトカウンタのよう
に電気的にプリセツトが可能な設定記憶手段を用
いることにより時間値τ1を任意値に設定すること
ができる。
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
ブロツク図、第2図はこの考案の実施例に用いた
磁気テープの記録パターンを説明するための図、
第3図はこの磁気テープから再生した信号の波形
を説明するための波形図である。 1:信号再生装置、2:磁気テープ、3:時間
基準信号、4:所望の波形を持つ信号、5:時間
値信号、6:AD変換器、7:メモリ、8:フリ
ツプフロツプ、9,10,15:ゲート、11:
クロツク源、12:カウンタ、13:比較器、1
4:時間値記憶手段、16:可変分周器、17:
アドレスカウンタ、18:DA変換器、19:増
幅器、20:スピーカ、22:キイーボード。
ブロツク図、第2図はこの考案の実施例に用いた
磁気テープの記録パターンを説明するための図、
第3図はこの磁気テープから再生した信号の波形
を説明するための波形図である。 1:信号再生装置、2:磁気テープ、3:時間
基準信号、4:所望の波形を持つ信号、5:時間
値信号、6:AD変換器、7:メモリ、8:フリ
ツプフロツプ、9,10,15:ゲート、11:
クロツク源、12:カウンタ、13:比較器、1
4:時間値記憶手段、16:可変分周器、17:
アドレスカウンタ、18:DA変換器、19:増
幅器、20:スピーカ、22:キイーボード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 A 時間基準信号の再生時点から記憶を開始する
までの時間値τ1、時間基準信号及び所望の波形
を持つ信号をこの順序に従つて再生する信号再
生装置と、 B 上記時間基準信号の再生時点から記憶を開始
するまでの上記時間値τ1を記憶する時間値記憶
手段と、 C 上記時間基準信号が再生された時点から上記
時間値τ1と一致したことを検出する時間比較手
段と、 D この時間比較手段において上記時間基準信号
からの時間が上記時間値τ1と一致した時点で上
記所望の波形を持つ信号の記憶を開始するメモ
リと、 から成る波形データ取込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054966U JPH0334000Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054966U JPH0334000Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170199U JPS61170199U (ja) | 1986-10-22 |
JPH0334000Y2 true JPH0334000Y2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=30577203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985054966U Expired JPH0334000Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334000Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680741A (en) * | 1979-12-06 | 1981-07-02 | Casio Comput Co Ltd | Electronic equipment with recording function |
-
1985
- 1985-04-13 JP JP1985054966U patent/JPH0334000Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680741A (en) * | 1979-12-06 | 1981-07-02 | Casio Comput Co Ltd | Electronic equipment with recording function |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61170199U (ja) | 1986-10-22 |
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