JPS6226786Y2 - - Google Patents

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JPS6226786Y2
JPS6226786Y2 JP1986004437U JP443786U JPS6226786Y2 JP S6226786 Y2 JPS6226786 Y2 JP S6226786Y2 JP 1986004437 U JP1986004437 U JP 1986004437U JP 443786 U JP443786 U JP 443786U JP S6226786 Y2 JPS6226786 Y2 JP S6226786Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、メロデイを発生する電子発音装置に
関する。
本考案の目的は、簡単な構成により、伴奏付の
メロデイを発生させると共にエンベロープ付加に
より音楽的効果の高い音を出す電子発音装置を提
供することにある。
記憶回路に記憶した音階、音の長さのデータを
プログラマブルカウンタで再現し、メロデイを発
生する電子発音装置において、第1図に示すよう
に音階、音の長さを記憶する記憶回路1の内容を
アドレスカウンタ2で指定された番地に従い順次
読み出し、記憶回路で記憶された音階データに従
い発振器3から得られるパルスを、音階を発生す
るようにプログラマブルカウンタ4で分周比を変
化させながら分周し、前記カウンタから得られる
電気信号を増幅回路5で増幅し、スピーカーなど
の電気・音響変換器6で音として再現する。増幅
回路では適当なフイルタなどの手段を用いて波形
変換し、または増幅率を記憶回路の読み出しに同
期し変換させ、適当なエンベロープを付け、聞き
やすい音に変換してもよい。また、リズムの発生
は、記憶回路1から前述した音階のデータと同時
に音の長さのデータを読み出し、プログラマブル
カウンタ8の分周比を変える。前記カウンタ8は
音符の長さの最も短い時間幅のパルスを発生する
発振器7からのパルスを分周し、音の長さを定め
リズムを発生する。前記発振器7は発振器3から
のパルスを分周してもよい。
このような電子発音装置から得られる音は主旋
律のみでかなり単調であり、例えばオルゴールな
どに比較し音楽的効果の点で劣る。このことは電
子回路を用いたことによる利点、すなわち1台で
種々の曲を演奏できる。ぜんまいを巻く必要がな
い、音色、曲のスピード、演奏のスタート、スト
ツプなどの制御が容易であるなどの利点を充分に
生かすことができないことになる。
しかるに本考案は、電子発音装置の利点を生か
し、主旋律と共に伴奏を設け、さらにそれぞれ
に、波形発生回路及びエンベロープを付加するこ
とによつて、音色の悪さの改善および広がりのあ
るメロデイを発生し、音楽的、音響効果的に充分
実用に耐えるよう改良した電子発音装置の提供を
可能にするものである。
本考案の構成を第2図に示す。まず最も短い音
符の長さを一周期とするようなパルスを発生する
手段22、この手段は音階を発生するための発振
回路21から得られるパルスを分周してもよい。
音階、音の長さの情報を記憶する、第1、第2の
記憶回路23,23′、前記記憶回路のアドレス
指定をするための第1、第2のアドレスカウンタ
24,24′、前記第1、第2の記憶回路からの
音階の情報を受け前記発振回路21から発生する
パルスを音階の情報に従い分周比をかえ分周し、
メロデイを発生する第1、第2のプログラマブル
カウンタ25,25′、前記記憶回路23,2
3′の音の長さデータに従い発振器のパルスを分
周比を変え分周し、音の長さを発生する第1、第
2のプログラマブルカウンタ27,27′、前記
音階を発生する第1、第2のプログラマブルカウ
ンタ25,25′で分周されたパルスを受け波形
を発生する第1、第2波形発生回路28,2
8′、エンベロープを付す第1、第2のエンベロ
ープ付加回路29,29′および前記第1及び第
2のエンベロープ付加回路の信号を適当な重みを
付け加算、および増幅する加算増幅回路30、前
記加算増幅回路の信号を受け音響に変換する電気
音響変換器31、第1、第2のアドレスカウンタ
24,24′の同期信号入力端子32から構成さ
れる。
いまアドレスカウンタ24,24′の出力が変
化しないとプログラマブルカウンタ25,25′
の分周比は変化しないから、該プログラマブルカ
ウンタ25,25′からは同じ高さの音が続けて
出力される。アドレスカウンタ24,24′を1
つ進めると、記憶回路23,23′の次の番地に
記憶された分周比がプログラマブルカウンタ2
5,25′の分周比として入力されるため、次の
音符の高さの音が出力される。従つてアドレスカ
ウンタ24,24′を進める速さを音符の長さに
よつて変化させてやればよい。すなわち、8分音
符が演奏しようとする曲の最も短い音符とすると
発振器22は8分音符1つの長さを1周期とする
パルスを発振するよう調整しておき、プログラマ
ブルカウンタ27,27′の分周比を4分音符な
らば2分周、2分音符ならば4分周というように
分周比を記憶回路23,23′にメロデイの情報
と一緒に記憶させておき、順次読み出し分周しア
ドレスカウンタ24,24′の入力とし、アドレ
スカウンタの進む速度を音符の長さに応じて変化
させてやればよい。本考案による回路は記憶回
路、アドレスカウンタ、プログラマブルカウン
タ、波形発生回路、エンベロープ付加回路よりな
る系を最低2つもち主旋律音発生手段と伴奏音発
生手段とし、記憶回路には、一方に主旋律、他方
に判奏の情報を入れておき、おのおのメロデイを
発生させるこの2つの信号を最後に加算増幅し音
響に変換する。主旋律と伴奏は互いに同期してい
なければならないためこの両者を同期させる手段
が必要である。これは次のような構成で同期させ
ることができる。すなわち、アドレスカウンタ2
4,24′を同時にリセツトする。記憶回路には
0番地に音を出さない情報(すなわち休符の情
報)を入力しておくとアドレスカウンタがリセツ
トされている状態では音が出ないから系を待機さ
せておくための制御端子としても利用できる。
第1、第2の波形発生回路、28,28′はい
わゆる聞きやすい音を発生するために効果があ
り、第3図aの構成を有する。即ち同図bの波形
図に示すように波形の1周期を適当な間隔で分割
し、波高値をデイジタル数値化し記憶する記憶回
路33の内容をアドレスカウンタ34で読み出し
DA変換器32で変換する構成とする。この場合
記憶回路33のアドレス指定速度をプログラマブ
ルカウンタ25,25′から得られるパルスを用
いアドレスカウンタ34の進む速度を変えること
により音階を合わせて周波数を変える構成とす
る。このため音階が変化しても波形が同一となり
均一な音色を実現することができる。
エンベロープ付加回路29,29′は増幅率を
外部信号により変化できる増幅器により付加する
ことができる。あるいは第3図aに示す波形発生
回路のDA変換器32の基準電圧を付加しようと
するエンベロープの電圧を入力してもよい。エン
ベロープとして例えば指数関数的に減衰するエン
ベロープを付加すると打楽器、あるいは打弦楽器
の音を出すことができ音楽的効果を高めることが
できる。エンベロープは主旋律と伴奏で同型のエ
ンベロープとしてもよいし、異なるものでもよ
い。前者の場合例えばギターのような楽器で和音
を発生するような効果、後者は異なる楽器で重奏
を行なうような効果を得ることができる。
いずれにしても主旋律と伴奏との両者にエンベ
ロープを付加することが重要であり、たとえ主旋
律と伴奏とで同型のエンベロープを付加しても音
階が異なることが多いので十分な音楽的効果が得
られる。
これまで、主旋律1系統、伴奏1系統として説
明したが本考案はこれに限定されるものでなく、
さらに系統数を増すことにより、より音楽的効果
の大きい電子音の発生ができる。
以上述べたような構成により伴奏を付加すると
共に主旋律、伴奏の両者にそれぞれ波形及びエン
ベロープを付加することにより、伴奏とあいまつ
て音響効果、音楽的効果は絶大で、広がりのある
電子音を発生できる。また、第2図に示した回路
部分は電気音響変換器を除きすべてC−MOS集
積回路などにより集積回路として構成でき、他の
機能を持つ回路、例えば時計機能を持つ回路と同
一チツプ内に本考案による回路を組合わせると製
造上の工程数をほとんど増すことなく電子音発生
機能付の時計、その他の電子機器などに幅広く応
用できる。他の機能を持つ機器と組合わせる場合
は発振器21,22等を共有することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は主旋律のみの従来の電子音発生装置、
第2図は本考案に係る電子発音装置を示す図、第
3図aは第2図の28,28′の部分を例示する
図で、bは波形を示す図である。 21……音階を発生するための発振器、22…
…音の長さを発生するための発振器、23……主
旋律の音階、音の長さを記憶している回路、2
3′……伴奏の音階の音の長さを記憶している記
憶回路、24……主旋律の記憶回路にアドレスを
指定するアドレスカウンタ、24′……伴奏の記
憶回路にアドレス指定をするアドレスカウンタ、
25……主旋律の音階を発生するプログラマブル
カウンタ、25′……伴奏の音階を発生するプロ
グラマブルカウンタ、27…主旋律の音の長さを
発生するプログラマブルカウンタ、27′……伴
奏の音の長さを発生するプログラマブルカウン
タ、28……主旋律の波形を発生する波形発生回
路、28′……伴奏の波形を発生する波形発生回
路、29……主旋律のエンベロープを付加するエ
ンベロープ付加回路、29′……伴奏のエンベロ
ープを付加するエンベローブ付加回路、30……
加算増幅回路、31……電気音響変換器、32…
…DA変換器、33……記憶回路、34……アド
レスカウンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振回路21、前記発振回路21の信号を分周
    し複数の音階の信号を出力する第1のプログラマ
    ブルカウンタ25、主旋律に関する音階と音の長
    さのデータが格納された第1の記憶回路23、前
    記第1の記憶回路23のアドレスを指定する第1
    のアドレスカウンタ24、音の長さの基準となる
    信号を発生するパルス発生手段22及び前記第1
    の記憶回路に格納された音の長さのデータに従つ
    て前記パルス発生手段の信号を分周し、前記第1
    のアドレスカウンタを進める速さを制御する第3
    のプログラマブルカウンタ27よりなる主旋律音
    発生手段と前記発振回路21の信号を分周し複数
    の音階の信号を出力する第2のプログラマブルカ
    ウンタ25′伴奏に関する音階と音の長さのデー
    タが格納された第2の記憶回路23′、前記第2
    の記憶回路23′のアドレスを指定する第2のア
    ドレスカウンタ24及び前記第2の記憶回路に格
    納された音の長さりデータに従つて前記パルス発
    生手段の信号を分周し、前記第2のアドレスカウ
    ンタを進める速さを制御する第4のプログラマブ
    ルカウンタ27′よりなる伴奏音発生手段を具備
    すると共に、前記第1のプログラマブルカウンタ
    25の出力に波形を付与する第1の波形発生回路
    28、前記第1の波形発生回路の出力にエンベロ
    ープを付加する第1のエンベロープ付加回路2
    9、前記第2のプログラマブルカウンタ25′の
    出力に波形を付与する第2の波形発生回路28′
    及び前記第2の波形発生回路の出力にエンベロー
    プを付加する第2のエンベロープ付加回路2
    9′、前記第1及び第2のエンベロープ付加回路
    の出力を加算し、増幅する加算増幅回路及び電気
    音響変換器を設け、前記第1及び第2の波形発生
    回路はそれぞれ波形を記憶する第3の記憶回路3
    3、前記第3の記憶回路のアドレスを指定する第
    3のアドレスカウンタ及前記第3の記憶回路の出
    力をアナログ信号に変換するDA変換器33より
    なり、前記第3のアドレスカウンタには、前記第
    1及び第2のプログラマブルカウンタの出力が入
    力されることを特徴とする電子発音装置。
JP1986004437U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPS6226786Y2 (ja)

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JPS61135389U JPS61135389U (ja) 1986-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533055Y2 (ja) * 1973-11-20 1978-01-26

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JPS61135389U (ja) 1986-08-23

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