JPS6237186B2 - - Google Patents

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JPS6237186B2
JPS6237186B2 JP14218983A JP14218983A JPS6237186B2 JP S6237186 B2 JPS6237186 B2 JP S6237186B2 JP 14218983 A JP14218983 A JP 14218983A JP 14218983 A JP14218983 A JP 14218983A JP S6237186 B2 JPS6237186 B2 JP S6237186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
composite
composite plate
formwork
plate assembly
Prior art date
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Expired
Application number
JP14218983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6033964A (ja
Inventor
Juichi Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Iron Works Ltd
Original Assignee
Kurimoto Iron Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Iron Works Ltd filed Critical Kurimoto Iron Works Ltd
Priority to JP14218983A priority Critical patent/JPS6033964A/ja
Publication of JPS6033964A publication Critical patent/JPS6033964A/ja
Publication of JPS6237186B2 publication Critical patent/JPS6237186B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、断熱壁の構築方法に関する。従来
繊維強化セメント板(以下単にセメント板とい
う)に断熱材を一体的に積層した複合板を複数連
結して複合板組立体を構成し、この複合板組立体
を前部型枠として兼用し、この前部型枠と後部型
枠とを所定の間隔をおいて接続杆によつて接続
し、両型枠間にコンクリートを打設してコンクリ
ート駆体を形成した後、後部型枠を取除いて断熱
壁を構築する方法はすでに周知である。
しかしながらこのような方法によつて構築され
た断熱壁は、コンクリート駆体から複合板が剥離
することがあり、また接続杆の外端が複合板の表
面に露出し、しかもこれが良熱伝導体で形成され
ているので、外気の寒暖がそのまま壁内部に伝達
されて断熱効果を低下することが起り、さらに接
続杆の露出外端が複合板が化粧板を兼ねるような
場合、その外観を損ねることとなる等の欠点があ
つた。
そこでこれらの欠点を排除するものとして、第
1,2図に示すようなものが提供された。ここに
示されたものにあつては、第1図において、接続
杆を複合板22に穿設された透孔27にに配置さ
れる第1接続杆25と、コンクリート駆体32中
に埋設される第2接続杆29とに分離し、第1接
続杆25の両端におすねじが切られ、この接続杆
25の一端に鍔付第1ねじ筒26が、他端には鍔
付第2ねじ筒28がそれぞれ螺合され、ねじ筒2
8には第2接続杆29の一端が螺合されている点
をあげることができ、接続杆29の他端には内外
のナツト30によつて通常のように後部型枠31
が接続される。
なお21は複合板組立体、23は断熱材、24
はセメント板をそれぞれ示す。
前記のようにして、コンクリート駆体32の形
成がすんだら、接続杆25及びねじ筒26を取外
し、第2図に示すように、これらに代えて合成樹
脂製のボルト状ねじ棒33を螺装締着し、その後
外ナツトを外して型枠31を取外し、各複合板2
2の周端部間間隙には、通常のように目地の充填
を行う。
しかしながらこのような構築方法にあつては、
複合板22に接続杆25嵌入用の透孔27を少い
場合で4個、多い場合は6〜8個も設けなければ
ならなくて複合板22の製作に手数がかかり、ま
た構築の過程において接続杆25、ねじ筒26を
取外すだけでは足りずに、ねじ棒33を螺装しな
ければならないため作業効率を低下し、さらにね
じ棒33としては、複合板22による外壁面の外
観を損わないようなものをわざわざ用意しなけれ
ばならず、わずらわしい等の欠点があつた。
この発明は、前記のような従来の構築方法のも
つ利点を損うことなく、欠点を排除して余計な手
数を要することなく、全体として作業効率の低下
が防止され、余分な代替部品を用意する必要のな
い構築方法を提供することを目的とするものであ
る。
この発明は、前記のような目的を達成するにつ
き、セメント板の少くとも2周端部に表面と平行
な凹溝を設けた複数の複合板を凹溝が対向するよ
うに配列し、平板状の両側鍔部の中間に樋状であ
つて、透孔を有する突出部を具えた連結部材を、
鍔部が前記凹溝に嵌合するとともに、突出部が各
複合板の隣接周端部間に位置するように配置して
複合板組立体を構成し、連結部材の突出部の透孔
を貫通し、かつ両端が複合板外に突出する第1接
続杆と、この第1接続杆に一端が分離可能に接続
される第2接続杆とにより、複合板組立体と所定
の間隔をもつて型枠を接続し、複合板組立体と型
枠との間にコンクリートを打設してコンクリート
駆体を形成した後、第1接続杆及び型枠を取外
し、各複合板の周端部間間隙に目地材を充填する
ことを特徴とするものである。
第3図以下を参照して、この発明の実施例につ
いて説明する。ここにおいて前記従来のものと同
じ部分には、同じ符号を付してその説明を簡略な
ものとする。
第3図には、複合板1が示されており、互いに
一体的に積層された発泡断熱材2と、ガラス繊維
強化セメント板3とからなつており、断熱材2は
無発泡のものでもよく、また繊維はガラス繊維で
なくともよい。そしてセメント板3は、図面にお
いて左右周端部に厚肉部5が設けられ、この厚肉
部5にセメント板3の表面と平行に凹溝4を設け
てある。この場合厚肉部5は、上下周端部にも設
け、全周端部に凹溝を設けたものとしてもよい。
第4図には、複合板1どおしを連結する連結部
材6が示され、平板状の両側鍔部7の中間に樋状
であつて、透孔8,9を有する突出部10を具え
ており、透孔8には両端が同一方向に向けてほぼ
90゜屈曲している屈曲部12,13を有するアン
カー部材11が挿入され、一方の屈曲部13は、
突出部10の頂壁と一側鍔部7の折倒部14とで
両側を支持され、透孔9は第1接続杆25貫通孔
の透孔となつている。
第5図は、前記のような各部材1,6を用いて
複合板組立体16を構成する概要図であり、この
組立体16は、各複合板1の凹溝4が対向するよ
うに並列した後、その凹溝4中に連結部材6の鍔
部7を嵌合して両複合板1を連結することによつ
てえられる。
このようにして構成された複合板組立体16を
使用して断熱壁を構築するに際し、第1図と同様
の状態にある実施例の各異なる部分を第6〜8図
に示しているが、後部型枠は省略している。
組立体16は、第6図に示すように従来のもの
と同様の接続杆によつて図示しない型枠に接続さ
れ、両者間にコンクリートが打設されて、コンク
リート駆体32が形成されることとなるが、この
ときアンカー部材11の部分の状態は第7図に、
またそれ以外の部分の状態は第8図に示されてお
り、これらにおいて17は目地用断熱材であつ
て、工場で加工切断された断熱材に片面粘着テー
プを取付けたものからなり、このテープにより断
熱材の欠損部をなくすることとなるものであり、
18は当板を示す。
前記のようにした後、接続杆25、ねじ筒2
6、当板18及び後部型枠を取外し、連結部材6
の突出部10によつて形成された複合板1の周端
部間の間隙に図示しない目地用シーリング材を充
填することにより断熱壁を完成することとなる。
前記の場合、複合板1の大きさによつては、ご
く少数の接続杆を従来のものと同様に周端部以外
に設けることもある。
この発明は前記のようであつて、セメント板の
周端部に凹溝を設けた複合板を、該凹溝に嵌合す
る両側鍔部を有する連結部材を用いて連結して複
合板組立体を構成するので、作業中一方の複合板
が倒伏したり、ぐらついたりすることがなくて作
業の安全性が高まり、また連結部材に穿設した透
孔を利用してこれに接続杆を導入配置することが
できるので、複合板自体に接続杆導入用の透孔を
設ける必要がなく、また設けるとしてもきわめて
少数ですむので外観を損う恐れが少ないばかりで
なく、作業効率の低下を防止することができ、さ
らに連結部材の突部によつて均一幅の目地が形成
されて、この点において外観を整然としたものと
することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、従来の代表的な断熱壁構築方法
における前期及び後期の状態を示す横断平面図、
第3,4図は、この発明にかかる構築方法に使用
する複合板及び連結部材の斜視図、第5図は、前
記部材を使用して複合板組立体を構成するときの
状態を示す概要図、第6,7,8図は、この発明
の実施例の各異る部分の状態を示す横断平面図で
ある。 1……複合板、2……断熱材、3……繊維強化
セメント板、4……凹溝、6……連結部材、7…
…両側鍔部、9……透孔、16……複合板組立
体、25……第1接続杆、27……透孔、28…
…めねじ筒、29……第2接続杆、30……ナツ
ト、31……後部型枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 繊維強化セメント板に断熱材を一体的に積層
    し、前記セメント板の少くとも2周端部に同セメ
    ント板の表面と平行な凹溝を設けた複数の複合板
    を凹溝が互いに対向するように配列し、平板状の
    両側鍔部の中間に樋状であつて、透孔を有する突
    出部を具えた連結部材を、鍔部が前記凹溝に嵌合
    するとともに、突出部が各複合板の隣接周端部間
    に位置するように配置して複合板組立体を構成
    し、連結部材の突出部の透孔を貫通し、かつ両端
    が複合板外に突出する第1接続杆と、この第1接
    続杆に一端が分離可能に接続された第2接続杆と
    により、複合板組立体と所定の間隔をもつて型枠
    を接続し、複合板組立体と型枠との間にコンクリ
    ートを打設してコンクリート駆体を形成した後、
    第1接続杆及び型枠を取外し、各複合板の周端部
    間の間隙に目地材を充填することを特徴とする断
    熱壁の構築方法。
JP14218983A 1983-08-03 1983-08-03 断熱壁の構築方法 Granted JPS6033964A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6033964A JPS6033964A (ja) 1985-02-21
JPS6237186B2 true JPS6237186B2 (ja) 1987-08-11

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ID=15309451

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JPS6033964A (ja) 1985-02-21

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