JPS5850788Y2 - 容器の仕切壁構成用単位板 - Google Patents

容器の仕切壁構成用単位板

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JPS5850788Y2
JPS5850788Y2 JP9829679U JP9829679U JPS5850788Y2 JP S5850788 Y2 JPS5850788 Y2 JP S5850788Y2 JP 9829679 U JP9829679 U JP 9829679U JP 9829679 U JP9829679 U JP 9829679U JP S5850788 Y2 JPS5850788 Y2 JP S5850788Y2
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Japan
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frame
unit plate
board
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sanderch
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JP9829679U
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JPS5618386U (ja
Inventor
弘 井平
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、容器内に保温性の仕切壁を付設するために
用いる単位板に関するものである。
保温容器を、多数の単位板から組立てることは、既に行
なわれている。
このような単位板としては、熱絶縁材の両側を板で挾ん
でなるサンドイツチ板を基板とし、直角四辺形の基板の
周縁に直立接合縁のみを設けたもの(実開昭51−72
213号)、および基板の周縁に傾斜接合縁と直立接合
縁の何れか一方または両方を設けたもの(特公昭53−
32102号、または特公昭53−2484号)が用い
られた。
上記の単位板から組立てた容器内に、2種以上の液体を
貯える場合には、容器内を中仕切によって仕切ることが
必要である。
また、容器内の液体を隅々まで均一に流すために、容器
内の一部分だけを仕切り、整流壁とすることがある。
大形容器においては、中仕切および整流壁(以下、両者
をあわせて仕切壁という)も大形になるので、これを単
位板から組立てるのが便利である。
ところが、保温容器の底および側壁は、サンドイツチ板
で作られているから、そこにボルト挿通孔を穿設して単
位板を固定するのが容易でなかった。
この考案は、上記の欠点を改善するためになされたもの
であって、サンドイツチ板に孔をあけずに仕切壁を付設
することができる、仕切壁構成用単位板を提供するもの
である。
すなわち、この考案は、断面が一定の直角四辺形をなす
四角枠の4個の枠片のうち、1個または2個の枠片の両
側縁から、枠の軸に垂直に枠の外側に向かって突出する
突片を付設して接合縁とし、枠内には枠の軸に垂直に延
びる板を固定し、板を断熱材の挾まれたサンドイツチ板
で構成し、サンドイツチ板の両側板を枠片に気密に固定
して枠内を閉塞し、突片を付設していない枠片では、サ
ンドイツチ板との接続部の少なくとも一側を接合縁とし
てなる、容器の仕切壁構成用単位板である。
この考案に係る容器の仕切壁構成用単位板を、図面に基
づいて説明すると、次の通りである。
第1図ないし第5図は、この考案に係る容器の仕切壁構
成用単位板の一例を示す一部切欠斜視図である。
第6図は、この考案に係る容器の仕切壁構成用単位板の
製造方法を説明する断面図である。
第7図および第8図は、この考案に係る容器の仕切壁構
成用単位板の使用状態を示す一部切欠斜視図である。
第1図において、断面が一定の直角四辺形をなす四角枠
1の4個の枠片11.12,13.14のうち、1個の
枠片11の両側縁から、枠1の軸に垂直に枠の外側に向
かって突出する突片15,16が付設され接合縁とされ
ている。
枠1内には、枠の軸に垂直に延びる板3が固定されてい
る。
板3は、断熱材31の挾まれたサンドイツチ板で構成さ
れている。
サンドイツチ板3の両側板32は、枠片11,12,1
3.14に気密に固定されて、枠内を閉塞している。
突片を付設していない枠片12,13.14上では、サ
ンドイツチ板との接続部の少なくとも一側が接合縁12
1゜131 、141とされている。
このように構成されたものが、この考案に係る容器の仕
切壁構成用単位板aである。
上記の単位板aにおいて、接合縁121 、131 、
141と突片15,16には、ボルト挿通孔2を突設す
ることが望ましい。
サンドイツチ板3には、表面に凹凸が設けられていても
よい。
また、図示したように、突片を備えた枠片11の近傍で
は、サンドイツチ板3の肉厚が拡大されて、枠片11の
幅と等しくされていることが望ましい。
熱絶縁材31としては、合成樹脂発泡体(例えば硬質ウ
レタン発泡体、アクリル発泡体)または木質板(例えば
合板または繊維板)が用いられる。
熱絶縁材以外の部分は、金属(例えば鉄)または強化合
成樹脂(例えばガラス繊維補強ポリエステル樹脂)で作
ることが望ましい。
第1図に示したのは、この考案に係る容器の仕切壁構成
用単位板の1つの基本形である。
別の基本形として、第2図に示すものが、この考案に含
まれる。
第2図に示すこの考案に係る容器の仕切壁構成用単位板
すは、第1図の単位板aにおいて、枠片11に隣接する
枠片12にも、突片17,18を設け、突片17,18
を突片15,16と同じように枠の外側へ突出させて接
合縁としたものである。
さらにこの考案には、上記の基本形に若干の変更を加え
たものも含まれる。
例えば、第3図に示すこの考案に係る容器の仕切壁構成
用単位板Cは、第1図の単位板aにおいて、サンドイツ
チ板3を突片15,16の中間に位置させて固定する代
わりに、その表面が突片16と面一になるように固定し
たものである。
第4図に示すこの考案に係る容器の仕切壁構成用単位板
dは、第2図の単位板すにおいて、サンドイツチ板3を
突片15,16または17.18の中間に位置させて固
定する代わりに、その表面が突片16または18と面一
になるように固定したものである。
第5図に示すこの考案に係る容器の仕切壁構成用単位板
eは、第3図の単位板Cにおいて、サンドイツチ板の中
央部を肉厚にしたものである。
この考案に係る容器の仕切壁構成用単位板は、例えば次
のようにして製造することができる。
第6図において、まず雌型4Aの底にガラス繊維5(マ
ット状のものが望ましい)を必要な厚みだけ敷き、次に
、熱絶縁材31とブロック6とを型窩内に置く。
ブロック6としては、熱絶縁材31と同質材料で作った
ものを用いるのが便利であるが、そのほか硬質材料なら
何でも用いることができる。
ブロック6には、離型剤を塗布しておくことが望ましい
このとき、熱絶縁材31とブロック6との間には、隙間
を設け、ブロック6と雌型4Aの側壁との間には、隙間
をできるだけ設けないようにする。
そして、熱絶縁材31とブロック6との間の隙間にガラ
ス繊維を入れ、さらに熱絶縁材31とブロック6との表
面をガラス繊維で覆い、熱硬化性樹脂の未硬化物7を型
窩内に入れて雄型4Bを雌型4Aに対して締付け、樹脂
を硬化させる。
樹脂がやや硬化したとき、型を開き、ブロック6を取外
す。
このとき、もしブロック6と雌型4Aとの間に樹脂が侵
入してパリを生じておれば、これを切取る。
その後、枠にあたる部分にボルト挿通孔を穿設する。
こうして、この考案に係る単位板が製造される。
上記の製造法において、雌型4Aと雄型4Bとは、上下
を逆にして用いることもできる。
この考案に係る容器の仕切壁構成用単位板は、次のよう
にして使用される。
第7図において、容器の底および側壁が単位板8Aから
組立てられている。
単位板8Aは、熱絶縁材の両側を板で挾んでなる直角四
辺形のサンドイツチ板を基板81とし、基板81の周縁
に直立接合縁82を設けたものである。
単位板8Aが同一平面状に延長されている部分では、隣
接する単位板8Aの直立接合縁82が互いに当接され、
パツキンを挾んでボルト(何れも図示省略)で固定され
ている。
単位板8Aが互いに直交する部分では、隣接する単位板
8Aの直立接合縁82にアングル9が当接され、同様に
結合されている。
容器内に仕切壁が付設されている。
仕切壁は、この考案の単位板a、bおよび前記単位板8
Aから構成されている。
単位板aは、仕切壁の隅角部以外の周縁に用いられ、単
位板すは、仕切壁の隅角部に用いられている。
単位板aまたはbは、突片からなる接合縁15.16ま
たは17.18が仕切壁の周縁に位置するように配置さ
れている。
これらの突片からなる接合縁には、底または側壁を構成
する単位板8Aの直立接合縁82が結合されている。
単位板aの接合縁121,141は、隣接するもの同志
が結合されるか、または単位板すの接合縁131,14
1と結合されている。
単位板aの接合縁131は、単位板8Aの直立接合縁8
2と結合されている。
こうして、仕切壁が組立てられる。
第8図に示す容器では、底および側壁が単位板8Bから
組立てられている。
単位板8Bは、第7図の単位板8Aにおいて、基板81
と直立接合縁との間に傾斜接合縁83を設けたものであ
る。
傾斜接合縁83は、基板に対して135°の角度で傾斜
しており、容器の稜線に沿って、2個の単位板を互いに
直交させて結合する際に用いられている。
容器内に仕切壁が付設されている。
仕切壁は、第7図の場合と全く同様に組立てられ、かつ
結合されている。
この考案に係る容器の仕切壁構成用単位板は、直角四辺
形の枠内を板で閉じ、枠の4個の枠片のうち、1個また
は2個の枠片の両側縁から、枠の軸に垂直に突片を設け
、突片?枠の外側に向かって突出させて接合縁としたの
で、この単位板を、直角四辺形の基板の周縁に直立接合
縁を設けてなる容器壁構成用単位板の間へ挾み、枠を容
器壁に交叉させると、突片からなる接合縁が直立接合縁
と平行に位置することになる。
したがって、突片からなる接合縁と直立接合縁とを固定
することにより、容器壁から突出する壁を容易に付設で
きる。
また、その固定作業は、容器の外側からできるので、作
業が容易である。
さらに、枠の中に固定する板としては、熱絶縁材を含、
むサンドイツチ板を用いなので、この単位板を用いて作
った仕切壁は保温性がよい。
また、サンドイツチ板は、単板に較べて強度が大きいの
で、この単位板を用いて作った仕切壁は強度が大きい。
しかも、この考案の単位板は、突片を設けていない枠片
の一側を接合縁としたので、これを利用して、他の単位
板と同一平面状に結合することができる。
上記のように、この考案は、数多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この考案の容器の仕切壁構成用
単位板の一例を示す一部切欠斜視図、第6図は、この考
案の容器の仕切壁構成用単位板の製造法を説明する断面
図、第7図および第8図は、この考案の容器の仕切壁構
成用単位板の使用状態を示す一部切欠斜視図である。 各国において、aないしeはこの考案の単位板、1は枠
、2はボルト挿通孔、3はサンドイツチ板、4Aは雌型
、4Bは雄型、5はガラス繊維、6はブロック、7は熱
硬化性樹脂の未硬化物、8Aおよび8Bはこの考案以外
の単位板、9はアングル、11,12.13および14
は枠片、15,16.17および18は突片からなる接
合縁、31は熱絶縁材、32は板、81は基板、82は
直立接合縁、83は傾斜接合縁、121,131および
141は接合縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が一定の直角四辺形をなす四角枠の4個の枠片のう
    ち、1個または2個の枠片の両側縁から、枠の軸に垂直
    に枠の外側に向かって突出する突片を付設して突片を接
    合縁とし、枠内には枠の軸に垂直に延びる板を固定し、
    板を断熱材の挾まれたサンドイツチ板で構成し、サンド
    イツチ板の両側板を枠片に気密に固定して枠内を閉塞し
    、突片を付設していない枠片では、サンドイツチ板との
    接続部の少なくとも一側を接合縁としてなる、容器の仕
    切壁構成用単位板。
JP9829679U 1979-07-16 1979-07-16 容器の仕切壁構成用単位板 Expired JPS5850788Y2 (ja)

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JP9829679U JPS5850788Y2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 容器の仕切壁構成用単位板

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JPS5618386U JPS5618386U (ja) 1981-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5850789Y2 (ja) * 1979-08-10 1983-11-18 株式会社イナックス 単位パネル
JPWO2014087638A1 (ja) * 2012-12-06 2017-01-05 日本電気株式会社 圧力容器

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JPS5618386U (ja) 1981-02-18

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