JPH0960285A - ガラスブロックパネル製造用目地型 - Google Patents

ガラスブロックパネル製造用目地型

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Publication number
JPH0960285A
JPH0960285A JP21357795A JP21357795A JPH0960285A JP H0960285 A JPH0960285 A JP H0960285A JP 21357795 A JP21357795 A JP 21357795A JP 21357795 A JP21357795 A JP 21357795A JP H0960285 A JPH0960285 A JP H0960285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
glass block
surface plate
panel
bottom plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21357795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Hayashi
義夫 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP21357795A priority Critical patent/JPH0960285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板形状のパネルの製造時はもとより、円弧
形状のパネルを製造する場合でもガラスブロックを隙間
なしに安定状態で支持でき、定盤に対する剥離防止及び
ガラスブロックの欠損防止を可能としたガラスブロック
パネル製造用目地型を提供すること。 【解決手段】 定盤1上に固定可能とされた底板部分2
aと、この底板部分2aから一体に立設され、所定ピッ
チの目地空間4を格子状に形成し、各格子内をガラスブ
ロック3の嵌込み用舛目5とする目地空間形成用突条2
bと、この突条2bで囲繞されるガラスブロック3の嵌
込み用舛目5内の対向する2辺に上記突条2bより低く
形成されたガラスブロック3の位置決め載置用段部2c
とを備え、全体をゴム材料で構成し、円弧形状のパネル
を製造する際には上記段部2cの対向方向を円弧の伸展
方向に一致させて定盤1上に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採光、装飾等を目
的として壁材、仕切り材等に使用されるガラスブロック
パネルの製造用目地型に関するものである。より詳細に
は、この種ガラスブロックパネルには、現場にてガラス
ブロックを積層施工してパネルとしつつ組付けを完了す
るものと、工場にて予めパネルとし、これを現場に搬入
して組付けを行うものとがある。本発明は、工場にて予
めパネルとするものの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工場にて予めパネルを製造する場
合、図3に示すように、鉄板製の定盤10上に凸型断面
のゴム製の目地形成棒11を格子状に接着剤で接着して
必要寸法の舛形状をした目地型12を形成していた。
【0003】上記目地型12の各舛目13内に図4に示
すように、ガラスブロック14を段部15を利用して位
置決め載置し、隣接するガラスブロック14間の隙間1
6に鉄筋(図示省略)を配置してモルタル(図示省略)
を充填し、養生後、目地型12から脱型してパネルを得
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、平板形状のパネ
ルを製造する場合と、円弧形状のパネルを製造する場合
とがあり、どちらの場合でも、同じ凸型断面のゴム製の
目地形成棒11を使用して目地型12を形成している。
この内、平板形状のパネルを製造する場合には問題ない
が、円弧形状のパネルを製造する場合には、図4に示す
ように、目地型12のガラスブロック14を位置決め載
置する段部15も円弧形状となり、直線形状のガラスブ
ロック14を載置すると、支持が不安定となり、ガタツ
キが生じると共に、隙間17が発生する。このため、目
地隙間16にモルタルを充填すると、このモルタルがガ
ラスブロック14の下隅部と目地型12の段部15との
隙間17に流入し、ガラスブロック14の下面周囲を汚
損させ、また、モルタルがバリ状に食み出し付着する。
従って、脱型後、食み出したモルタルを剥離除去するハ
ツリ作業が多くなり、手数を要する。また、鉄板製の定
盤10にゴム製の目地形成棒11を接着剤で接着してい
るだけであるため、モルタル充填後、加熱養生を行った
際、熱膨張の差及び湿気により、両者に剥離現象が現わ
れ、当初設定した目地ピッチが狂いを生じる不具合があ
った。さらに、目地型12の各舛目13内は、鉄板が直
に露出しているため、ガラスブロック14をセットする
とき、ガラスブロックの隅角部等が鉄板に当たり欠損等
の原因となっていた。
【0005】本発明の目的は、平板形状のパネルの製造
時はもとより、円弧形状のパネルを製造する場合でもガ
ラスブロックを隙間なしに安定状態で支持でき、定盤に
対する剥離防止及びガラスブロックの欠損防止を可能と
したガラスブロックパネル製造用目地型を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、定盤上に固定可能とされた底板部分と、
この底板部分から一体に立設され、所定ピッチの目地空
間を格子状に形成し、各格子内をガラスブロックの嵌込
み用舛目とする目地空間形成用突条と、この突条で囲繞
されるガラスブロックの嵌込み用舛目内の対向する2辺
に上記突条より低く形成されたガラスブロックの位置決
め載置用段部とを備え、全体をゴム材料で構成し、円弧
形状のパネルを製造する際には上記段部の対向方向を円
弧の伸展方向に一致させて定盤上に固定するようになし
たものである。
【0007】上記構成としたため、円弧形状のパネルを
製造する場合、ガラスブロックを円弧の伸展方向に対向
する2辺の位置決め載置用段部で安定して支持すること
ができ、隙間ができず、モルタル洩れが防止でき、バリ
が発生せず、ハツリ作業を削減できる。しかも、底板に
より定盤上に広い面積で固着できるため、剥離が防止で
き、ピッチの狂いをなくせると共に、ガラスブロックの
セット時、舛目内には底板があるため、欠損を防止でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るガラスブロッ
クパネル製造用目地型の要部の断面斜視図、図2は円弧
形状のパネルを製造する場合の本発明の目地型とガラス
ブロックの関係を示す概略縦断側面図であって、1は定
盤、2は本発明の目地型、3はガラスブロックを示して
いる。
【0009】本発明の目地型2は、定盤1上に接着剤及
びリベット或いはビス等の固定手段で固定可能とされた
底板部分2aと、この底板部分2aから一体に立設さ
れ、所定ピッチの目地空間4を格子状に形成し、各格子
内をガラスブロック3の嵌込み用舛目5とする目地空間
形成用突条2bと、この突条2bで囲繞されるガラスブ
ロック3の嵌込み用舛目5内の対向する2辺に上記突条
2bより低く形成されたガラスブロック3の位置決め載
置用段部2cとを備え、全体をゴム材料で構成してあ
る。
【0010】上記段部2cと突条2bとは円弧面として
あり、この円弧面はガラスブロック3の隅角部の円弧面
と一致するように形成してある。この段部2cは、上記
2辺の全長に設けることも可能であるが、部分的に設け
てもよく、例えば、図1のように、1辺の両側に分離し
て設けてもよい。また、各舛目5の中央部の底板部分2
aには養生熱流入用穴2dが形成してある。さらにま
た、本発明の目地型2は、各種サイズのガラスブロック
パネルを製造する場合、それらのサイズに対応した一体
形状の目地型2を準備することも可能であるが、図1に
点線2eで示す位置で小分割し、これを定盤1上で連結
して各種サイズに適用させることもできる。このよう
に、目地型2を小分割すると、この小分割したものを多
数製作しておくことにより、種々のサイズの目地型2を
小分割した形状のものを基本単位として必要個数だけ連
結することにより自由に構成することができる。特に、
小分割した形状のものを製作すればよいため、金型費を
安価とできる。この小分割に際し、舛目5を1/4づつ
4個に分割して突条2bが十文字となるように分割する
のが小分割体の強度上で最も好ましい。
【0011】本発明の実施例は以上の構成からなり、次
に、円弧形状のパネルを製造する場合を説明する。この
場合、目地型2は、対向する2辺の位置決め載置用段部
2cの方向を円弧の伸展方向と一致させて定盤1上に固
定する。このようにすれば、図2に示すように、ガラス
ブロック3を円弧の伸展方向に対向する2辺の位置決め
載置用段部2c、2cで安定して支持することができ、
隙間ができず、モルタル洩れが防止できる。目地型2上
へのガラスブロック3の位置決めセットが終了すると、
各ガラスブロック3の間の目地空間4に鉄筋(図示省
略)を配置しモルタル(図示省略)を充填する。そし
て、モルタルの養生を行う。この養生は、時間を節約す
るため、定盤1を下面から加熱し、その熱を底板2aの
養生熱流入用穴2dから流入させて目地空間4に充填さ
れたモルタルの養生を促進させる。このようにしてモル
タルの養生が終了すると、脱型を行い、パネルを目地型
2から取り外す。なお、平板形状のパネルの場合にも本
発明の目地型2は共用することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、円弧形状のパネルを製
造する場合、ガラスブロックを円弧の伸展方向に対向す
る2辺の位置決め載置用段部で安定して支持することが
でき、隙間ができず、モルタル洩れが防止でき、バリが
発生せず、ハツリ作業を削減できる。しかも、底板によ
り定盤上に広い面積で固着できるため、剥離が防止で
き、ピッチの狂いをなくせると共に、ガラスブロックの
セット時、舛目内には底板があるため、欠損を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラスブロックパネル製造用目地
型の要部の断面斜視図。
【図2】円弧形状のパネルを製造する場合の本発明の目
地型とガラスブロックの関係を示す概略縦断側面図。
【図3】従来のガラスブロックパネル製造用目地型の要
部の断面斜視図。
【図4】円弧形状のパネルを製造する場合の従来の目地
型とガラスブロックの関係を示す概略縦断側面図。
【符号の説明】
1 定盤 2 目地型 2a 底板 2b 突条 2c 段部 3 ガラスブロック 4 目地空間 5 舛目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤上に固定可能とされた底板部分と、
    この底板部分から一体に立設され、所定ピッチの目地空
    間を格子状に形成し、各格子内をガラスブロックの嵌込
    み用舛目とする目地空間形成用突条と、この突条で囲繞
    されるガラスブロックの嵌込み用舛目内の対向する2辺
    に上記突条より低く形成されたガラスブロックの位置決
    め載置用段部とを備え、全体をゴム材料で構成し、円弧
    形状のパネルを製造する際には上記段部の対向方向を円
    弧の伸展方向に一致させて定盤上に固定することを特徴
    とするガラスブロックパネル製造用目地型。
JP21357795A 1995-08-22 1995-08-22 ガラスブロックパネル製造用目地型 Withdrawn JPH0960285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21357795A JPH0960285A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 ガラスブロックパネル製造用目地型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21357795A JPH0960285A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 ガラスブロックパネル製造用目地型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0960285A true JPH0960285A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16641514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21357795A Withdrawn JPH0960285A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 ガラスブロックパネル製造用目地型

Country Status (1)

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JP (1) JPH0960285A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069717A (ko) * 2001-04-30 2001-07-25 박선민 진공패널 구조물, 그 조립방법 및 진공패널의 제작방법
KR100928077B1 (ko) * 2009-03-06 2009-11-23 주식회사 이멕스 태양전지 모듈 고정장치

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Effective date: 20021105