JPS6235802A - 冷間静水圧加圧成形法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、粉末材料を加圧成形する冷間静水圧加圧成形
法に関し、１個の成形用モールドを仕様して任意の厚さ
の成形品を複数個同時に成形するものである。

（従来の技術） 第３図に示すような円板状、或いは中央に孔１を有する
円板状の成形品２を製造する場合の成形方法には、従来
次のようなものがある。

即ち、第１の方法としては、中実或いは中空柱成形用モ
ールド内に粉末材料を挿入して冷間静水圧加圧成形法（
以下ＣＩＰという）により円柱或いは中空柱を加圧成形
し、然る後にこれを任意の厚さに切断して円板状の成形
品を作る方法がある。

第２の方法としては、第４図及び第５図に示す如くモー
ルド外筒３と上蓋４とから成る成形用モールド５内に、
１個の成形品２を成形するに必要な粉末材料６を充填し
、ＣＩＰにより加圧成形する方法がある。

第３の方法としは、下金型７内に粉末材料６を充填し、
シリンダ８により上金型９を加圧して成形する方法があ
る。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、第１の方法では、切断工程が必要となり
、また第２、第３の方法では１個づつの成形となり、何
れも多数製造する際には作業が煩しく、生産性に欠ける
問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点を解決できる冷間静
水圧加圧成形法を提供するものであって、そのための具
体的手段として、成形用モールド内に、所定量の粉末材
料と仕切板とをモールド軸心方向に交互に挿入して加圧
成形するものである。

（実施例） 以下、図示の実施例について本発明方法を詳述する。成
形に際しては、第１図に示すように、中実柱成形用モー
ルド１０を使用し、このモールド１０内に粉末材料１１
と仕切板１２とをモールド軸心方向に交互に挿入する。

モールド１０はゴム等から成り、モールド外筒１３及び
その上下を閉塞するためのモールド上下蓋１４．１５を
備え、また仕切板１２はゴム製又は金属製のものが使用
される。粉末材料１１は、１個の成形品２の成形に必要
な量であり、その量を増減することによって、同一のモ
ールド１０であっても、任意の厚さの成形品２を成形で
きる。

モールド１０内に粉末材料１１、仕切板１２を交互に挿
入し、モールド外筒１３上にモールド上蓋１４をセット
した後、これをＣＩＰ装置の圧力容器１５内に入れ、外
部から加圧して加圧成形を行う。これによって複数個の
成形品２を中実柱成形用のモールド１０を使用して同時
に成形することが可能であり、モールド１０の製作コス
トの低減と生産性の増大が図れる。圧力容器１５は上蓋
１６及び下蓋１７を有し、モールド１０の出入れはその
一方を開放して行えば良い。

中央に孔ｌのある成形品３を製造する際には、第２図に
示す如くモールド外筒１３の中心部分に、上下蓋１６．
１７間に跨がる中芯１８を有する中空柱成形用のモール
ド１０を使用し、また仕切板１２としても、中芯１８が
嵌まる孔１９を有するものを使用すれば良い。

仕切板１２は単なる仕切用として使用するだけでなく、
第１図に仮想線で示すように、その表面に文字、模様等
の凹凸部２０を設けておけば、成形品２の表面に文字、
模様等を同時に成形することもできる。

（発明の効果） 本発明によれば、１個のモールドを使用して同時に複数
個の成形品を成形でき、生産性が従来に比較して著しく
向上する。またモールドに挿入する粉末材料の量を増減
することによって、任意の厚さの成形品を成形でき、し
かもモールドを成形品個々に合わせて作る必要がないの
で、モールドの製作コストも低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は本発
明の別の実施例を示す断面図、第３図は成形品の斜視図
、第４図、第５図及び第６図は従来例を示す断面図であ
る。 １０・・・モールド、１１・・・粉末材料、１２・・・
仕切板、１３・・・モールド外筒、１５・・・圧力容器
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、成形用モールド内に、所定量の粉末材料と仕切板と
   をモールド軸心方向に交互に挿入して加圧成形すること
   を特徴とする冷間静水圧加圧成形法。