JPS6235795Y2 - - Google Patents

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JPS6235795Y2
JPS6235795Y2 JP18030878U JP18030878U JPS6235795Y2 JP S6235795 Y2 JPS6235795 Y2 JP S6235795Y2 JP 18030878 U JP18030878 U JP 18030878U JP 18030878 U JP18030878 U JP 18030878U JP S6235795 Y2 JPS6235795 Y2 JP S6235795Y2
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JP
Japan
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pipe
straight
support leg
curved pipe
floor
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JP18030878U
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JPS5597028U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子計算機室、電話交換機室、情報処
理機器室等に設置されるフリーアクセス床板に耐
震構造として施設される構造体の改良に関するも
のである。
従来の耐震構造体は第1図〜第4図に示す如
く、主として斜め材2は平板、横つなぎ材3,
3′は等辺山形鋼で構成され、ボルト5a〜5
c、ワツシヤー6a〜6c、ナツト7a〜7c
で、支持脚1に上下2ケ所止め金4,4′を介
し、支持脚1にねじ止め固定されていた。このた
め平板2のエツジ部分で配線10a,10bが傷
つき易く、この対策として配線保護カバー9等を
用いていた。このため配線工事或は変更の際には
非常なる注意力を払い、施工しなければならな
い。
水平震動に対し、強度が要求されるのは勿論で
あるが、斜め材2が平板の為、図2A−A′,B
−B′の夫々の方向に力が加わつたとき、各部材に
かかる力が長孔5′に止められたボルト5a〜c
に掛るため均等でなく、総合的な力が得られな
い。またフリーアクセス床板を設置する場合は床
下より空調の送風を行うのであるが、平板や等辺
山形鋼を使用しているため送風抵抗が大となつて
いる。
さらに床板工事施工の場合、ボルト5a〜5
c、ナツト6a〜6c、ワツシヤ7a〜7cを施
工現場で組立て行く場合、部品点数やナツトの締
付数が非常に多くしかも締める方向も横方向であ
るために、グランド床8に近いボルト5b,5
c、ナツト6b,6c、ワツシヤ7b,7cの個
所は等辺山形鋼の一辺が出ているので締づらく、
上からの目視確認が出来ず完全に締付されている
かの確認が困難であり、工事全体の信頼度も低い
と言わざるを得なかつた。
本考案は以上の欠点を解消した作業がやりやす
く、ケーブル等に傷付けない床板の耐震構造を提
供するものである。
本考案の構成を第5図の拡大断面図により説明
するが、組合せは第6図の断面図の通りである。
尚、従来と同等の部品は第1〜第4図と同符号を
用いる。
1は支持脚で下部をグランド床8に定間隔に接
着剤で固着されている。支持脚1の上端には第1
図と同様にネジがあり、調整台12のストツパー
として止めナツト13がネジ込まれている。11
はフリーアクセス床板で調整台12の上に載せら
れており二重床を形成していることは公知であ
る。16はパイプ材であり、支持脚に隣接する下
部止め金間同志に締結する直パイプ16aと、同
上部止め金間同志とを締結する曲パイプ16bと
を有している。曲パイプ16bは中央部を直線状
となし、その直線状の両端が支持脚の上部止め金
方向に傾斜して伸び、その先端が直パイプと同様
に水平状に伸びている。曲パイプ直線状の部分が
直パイプと接触し、その接触部分が溶着されて一
体構造とした耐震部材である。曲パイプ16bの
先端が水平状に伸びる手前の曲り部L間で、他の
直線状のパイプ部とほゞ同一径を有しているが、
曲げ部分の強度向上を図つているものであり、と
かく曲げ加工において曲げ部が変形する場合があ
る。両方向の先端は他への取付部機や強度的にも
平板状に押圧し、ここへ孔が明けられており、支
持脚1の上下に嵌合保持された止め金17a,1
7bに上向きに埋込まれたボルト18に前記先端
の孔を、上方向から係合し、ワツシヤ15、ナツ
ト14にて締付固定される。しかも上向き止め金
に一体構造の抗震部材を係合した後は、微調整の
必要はなく、ナツトにて締付るのみでよく作業も
しやすく組立工期が大幅に短縮されるものであ
る。このように1本の支持脚1に対し抗震部材1
6は四方向から締付られて全体の支持脚1が連結
され床板に対して水平震動の強度が期得出来る。
また締付部材をボルト、ナツト等によつて説明し
たが、リベツト、ボス、凹凸、引掛け等その他接
着材等により固着できるものであれば本考案と同
等の効果が得られることは言うまでもない。
以上説明したことにより本考案を実施すれば下
記の通りの効果が得られる。
(1) 支持脚に対し傾斜角の曲パイプ材は直パイプ
と溶着しており特に支持脚上部近傍でパイプ径
ほゞ維持しているので従来以上に水平強度が大
である。同じ部材重量では平板の2倍強の耐震
度が得られている。
(2) パイプ構造のため、配線に傷が付かず、配線
保護カバー等が不要であり、施工時や変更時に
も気楽に工事が出来る。
(3) パイプのため平板より送風抵抗が少なく、送
風量を一段減ずることが出来、電力、設備への
波及効果が大である。
(4) 施工時、ナツトが上向きにて締付られ作業が
し易すく工事の信頼度が高い。
(5) 平板、等辺山形鋼と比べ、パイプは軽量化で
きる。
(6) ボルトの上向き埋込や、耐震部材の溶着等に
より部品点数が減少し管理が容易になり、しか
も現場工事の工期が大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の耐震構造の一部断面図、第2図
は第1図の上床を除去した平面図、第3,4図は
従来工法の締付関係と施工時を示す継断面と横断
面の拡大図、第5図は本考案の耐震構造を示す一
部拡大断面図、第6図は本考案の床板の耐震構造
の一部断面図である。 1:支持脚、2:従来の傾斜材、3,3′:従
来のフレーム、4,4′:止め金、11:フリー
アクセス床板、16:耐震部材、17:止め金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に支持脚を適宜間隔をおいて立設し支持脚
    の上端へ調整台を装着し該調整台の上部にフリー
    アクセスフロアーを敷設した二重床構造におい
    て、該支持脚の上部と下部に締付具を埋込んでな
    る止め金をそれぞれ設置し、該支持脚に隣接する
    下部止め金間に締結する直パイプと同上部止め金
    間に締結する曲パイプとを有し、該曲パイプは中
    央部が直線状をなし、該直線状の両端が支持脚の
    上部止め金方向に傾斜しその先端が水平状に伸び
    る手前の曲り部で、他の直線状のパイプとほぼ同
    一径を有しており、更に曲パイプの直線状の部分
    が直パイプに接触し溶着されて一体構造をなし、
    曲パイプと直パイプの各々の先端を前記止め金に
    締結してなることを特徴とする床板の耐震構造。
JP18030878U 1978-12-28 1978-12-28 Expired JPS6235795Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18030878U JPS6235795Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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JP18030878U JPS6235795Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5597028U JPS5597028U (ja) 1980-07-05
JPS6235795Y2 true JPS6235795Y2 (ja) 1987-09-11

Family

ID=29191981

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JP18030878U Expired JPS6235795Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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JPS5597028U (ja) 1980-07-05

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