JPS6235617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235617Y2 JPS6235617Y2 JP1982152054U JP15205482U JPS6235617Y2 JP S6235617 Y2 JPS6235617 Y2 JP S6235617Y2 JP 1982152054 U JP1982152054 U JP 1982152054U JP 15205482 U JP15205482 U JP 15205482U JP S6235617 Y2 JPS6235617 Y2 JP S6235617Y2
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- spherical
- lever
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Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車等の変速装置を操作する操
作レバーを支持するための操作レバー支持構造に
関するものである。
作レバーを支持するための操作レバー支持構造に
関するものである。
従来のこの種の操作レバー支持装置としては、
例えば実公昭53−7460号、実公昭47−27292号、
米国特許第3780596号に記載のものがある。
例えば実公昭53−7460号、実公昭47−27292号、
米国特許第3780596号に記載のものがある。
しかしながら、実公昭53−7460号のものはシフ
トレバー操作時ゴム製の可撓部材がボールジヨイ
ント部から摺動力を受ける結果、耐久性に乏し
く、また、シフト時シフトレバーを前後方に力を
入れて押すと過度の変形を生じ、いわゆるシフト
時のレバー抜け感が生じる。実公昭47−27292号
のものでもゴム製ブーツに防振効果を持たせるた
めある程度柔らかくせざるを得ず、これもシフト
時のレバー抜け感が生じてしまう。さらに、米国
特許第3780596号のものでもレバーが2分割され
ているので、シフト時のレバー抜け感を避けるこ
とができない。
トレバー操作時ゴム製の可撓部材がボールジヨイ
ント部から摺動力を受ける結果、耐久性に乏し
く、また、シフト時シフトレバーを前後方に力を
入れて押すと過度の変形を生じ、いわゆるシフト
時のレバー抜け感が生じる。実公昭47−27292号
のものでもゴム製ブーツに防振効果を持たせるた
めある程度柔らかくせざるを得ず、これもシフト
時のレバー抜け感が生じてしまう。さらに、米国
特許第3780596号のものでもレバーが2分割され
ているので、シフト時のレバー抜け感を避けるこ
とができない。
この考案は上記の問題点に鑑み創案されたもの
であり、弾性体の耐久性を損うことなく操作レバ
ーを常に安定して支持すると共に、レバー操作時
におけるレバー抜け感をなくすことができる操作
レバー支持装置を提供するものである。
であり、弾性体の耐久性を損うことなく操作レバ
ーを常に安定して支持すると共に、レバー操作時
におけるレバー抜け感をなくすことができる操作
レバー支持装置を提供するものである。
以下、添付図面に基づき、この考案の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第1図に示すように、操作レバー1は、上方に
握り部1aが設けられ、下方に作用部1bが設け
られている。作用部1bには、一端が変速装置
(図示せず)の変速制御杆(図示せず)に連結さ
れシフト方向(第2図中左右方向)へ延設された
コントロールロツド3の他端が回動自在に連結さ
れている。操作レバー1の握り部1aと作用部1
bとの間には、樹脂モールドされた球面部1cが
設けられ、この球面部1cは、レバー支持部材5
に設けられた支持部7に収容されている。
握り部1aが設けられ、下方に作用部1bが設け
られている。作用部1bには、一端が変速装置
(図示せず)の変速制御杆(図示せず)に連結さ
れシフト方向(第2図中左右方向)へ延設された
コントロールロツド3の他端が回動自在に連結さ
れている。操作レバー1の握り部1aと作用部1
bとの間には、樹脂モールドされた球面部1cが
設けられ、この球面部1cは、レバー支持部材5
に設けられた支持部7に収容されている。
この支持部7は、支持ブラケツト9上の一端部
(第1図中右端部)にソケツト部材11を取付け
て構成されている。
(第1図中右端部)にソケツト部材11を取付け
て構成されている。
前記支持ブラケツト9は、鋼板で折曲形成され
ており、第2図a、第2図b、第2図cに示すよ
うに、平面から見て略矩形状に形成されている。
支持ブラケツト9の一端部上には、作用部側球面
座13が一体的に且つ円筒状に突設されている。
この作用部側球面座13の中央部には、前記操作
レバー1の球面部1cを作用部1b側から第1図
のように球面支持している凹状の球面13aが形
成されている。この球面13aの中央部には、操
作レバー1の作用部1b側を貫通させる孔13b
が形成されており、この孔13bの大きさは操作
レバー1の揺動操作を妨げない程度のものであ
る。支持ブラケツト9の他端部側(第2図b中左
端部側)は段付9aを持つて形成され、この他端
部上に、一端が変速装置側に取付けられシフト方
向へ延設された、サポートロツド15の他端部が
固着されている。支持ブラケツト9の他端部に
は、サポートロツド15の上側からセレクト方向
(第1図中紙面に直交する方向)の取付けブラケ
ツト17が固着されている。そして支持ブラケツ
ト9は、この取付けブラケツト17を介して車体
に取付けられている。
ており、第2図a、第2図b、第2図cに示すよ
うに、平面から見て略矩形状に形成されている。
支持ブラケツト9の一端部上には、作用部側球面
座13が一体的に且つ円筒状に突設されている。
この作用部側球面座13の中央部には、前記操作
レバー1の球面部1cを作用部1b側から第1図
のように球面支持している凹状の球面13aが形
成されている。この球面13aの中央部には、操
作レバー1の作用部1b側を貫通させる孔13b
が形成されており、この孔13bの大きさは操作
レバー1の揺動操作を妨げない程度のものであ
る。支持ブラケツト9の他端部側(第2図b中左
端部側)は段付9aを持つて形成され、この他端
部上に、一端が変速装置側に取付けられシフト方
向へ延設された、サポートロツド15の他端部が
固着されている。支持ブラケツト9の他端部に
は、サポートロツド15の上側からセレクト方向
(第1図中紙面に直交する方向)の取付けブラケ
ツト17が固着されている。そして支持ブラケツ
ト9は、この取付けブラケツト17を介して車体
に取付けられている。
前記ソケツト部材11は、第3図a、第3図b
に示すように、略円筒状のソケツト部11aと、
ソケツト部11aの上縁に一体的に折曲形成され
た天部11bと、ソケツト部11aの下縁外周に
一体的に折曲形成されたフランジ部11cとから
なつている。前記ソケツト部11aの内径は、前
記作用部側球面座13の外周よりも若干大きく形
成されている。前記天部11bの中央部には、操
作レバー1の握り部1a側を貫通させる孔11d
が設けられている。この孔11dの大きさは、操
作レバー1の揺動操作を妨げない程度のものであ
る。なお、ソケツト部11aから天部11bにか
けて内側に樹脂シート19が設けられている。そ
して、ソケツト部材11は、ソケツト部11aを
第1図のように作用部側球面座13の外周へ被せ
るように支持ブラケツトの上に配置され、フラン
ジ部11cが支持ブラケツト9へボルト・ナツト
(図示せず)により締結されることにより固定さ
れるものである。
に示すように、略円筒状のソケツト部11aと、
ソケツト部11aの上縁に一体的に折曲形成され
た天部11bと、ソケツト部11aの下縁外周に
一体的に折曲形成されたフランジ部11cとから
なつている。前記ソケツト部11aの内径は、前
記作用部側球面座13の外周よりも若干大きく形
成されている。前記天部11bの中央部には、操
作レバー1の握り部1a側を貫通させる孔11d
が設けられている。この孔11dの大きさは、操
作レバー1の揺動操作を妨げない程度のものであ
る。なお、ソケツト部11aから天部11bにか
けて内側に樹脂シート19が設けられている。そ
して、ソケツト部材11は、ソケツト部11aを
第1図のように作用部側球面座13の外周へ被せ
るように支持ブラケツトの上に配置され、フラン
ジ部11cが支持ブラケツト9へボルト・ナツト
(図示せず)により締結されることにより固定さ
れるものである。
一方、前記ソケツト部材11内には、握り部側
球面座21が設けられている。この握り部側球面
座21は、第4図a、第4図bに示すように、鋼
板により有底円筒状に折曲形成されている。この
球面座21の底部中央には、前記操作レバー1の
球面部1cを握り部1a側から第1図のように球
面支持している凹状の球面21aが形成されてい
る。この球面21aの中央部には操作レバー1の
握り部1a側を貫通させる21bが形成され、こ
の孔21bの大きさは操作レバー1の揺動操作を
妨げない程度のものである。握り部側球面座21
の外周部21cの外径は、前記ソケツト部材11
のソケツト部11aの内側に設けられた樹脂シー
ト19に摺接する程度のものであり、外周部21
cの上端21dは、孔21bよりも若干上方へ突
出している。そして、この外周部21cの上端2
1dは、前記ソケツト部材11の天部11b内側
に設けられた樹脂シート19に接近して配置され
ている。
球面座21が設けられている。この握り部側球面
座21は、第4図a、第4図bに示すように、鋼
板により有底円筒状に折曲形成されている。この
球面座21の底部中央には、前記操作レバー1の
球面部1cを握り部1a側から第1図のように球
面支持している凹状の球面21aが形成されてい
る。この球面21aの中央部には操作レバー1の
握り部1a側を貫通させる21bが形成され、こ
の孔21bの大きさは操作レバー1の揺動操作を
妨げない程度のものである。握り部側球面座21
の外周部21cの外径は、前記ソケツト部材11
のソケツト部11aの内側に設けられた樹脂シー
ト19に摺接する程度のものであり、外周部21
cの上端21dは、孔21bよりも若干上方へ突
出している。そして、この外周部21cの上端2
1dは、前記ソケツト部材11の天部11b内側
に設けられた樹脂シート19に接近して配置され
ている。
握り部側球面座21の外周部21cの内側底部
には弾性体としてのスプリング25の下端が当接
され、このスプリング25の上端は前記ソケツト
部材11の天部11bに樹脂シート19を介して
当接されている。従つて、スプリング25の弾発
力により、握り部側球面座21の球面21aは前
記操作レバー1の球面部1cに弾接されている。
には弾性体としてのスプリング25の下端が当接
され、このスプリング25の上端は前記ソケツト
部材11の天部11bに樹脂シート19を介して
当接されている。従つて、スプリング25の弾発
力により、握り部側球面座21の球面21aは前
記操作レバー1の球面部1cに弾接されている。
なお、第1図中27は作用部側球面座13と操
作レバー1の作用部1b側との間を閉塞する可撓
性のカバー、29は操作レバー1のセレクト方向
の動きを規制するストツパ、31は操作レバー1
をニユートラル位置へ付勢するリターンスプリン
グである。
作レバー1の作用部1b側との間を閉塞する可撓
性のカバー、29は操作レバー1のセレクト方向
の動きを規制するストツパ、31は操作レバー1
をニユートラル位置へ付勢するリターンスプリン
グである。
つぎに作用について述べる。
操作レバー1の握り部1a側をシフト方向、セ
レクト方向へ所定の選択操作を行なう。この操作
により、球面部1cが支持部7の作用部側球面座
13及び握り部側球面座21の球面13a,21
a内で回動し、操作レバー1の作用部1b側が揺
動操作される。従つて、コントロールロツド3を
介して変速装置(図示せず)の所定の変速が行な
われる。
レクト方向へ所定の選択操作を行なう。この操作
により、球面部1cが支持部7の作用部側球面座
13及び握り部側球面座21の球面13a,21
a内で回動し、操作レバー1の作用部1b側が揺
動操作される。従つて、コントロールロツド3を
介して変速装置(図示せず)の所定の変速が行な
われる。
支持部7の球面13a,21aに対する操作レ
バー1の球面部1cの回動により、例えば球面部
1cの樹脂モールドが摩耗したような場合には、
支持部7の球面13a,21aと操作レバー1の
球面部1cとの間に隙間が発生する。このような
場合、スプリング25が握り部側球面座21とソ
ケツト部材11の天部11bとの間で弾発するこ
とにより握り部側球面座21は操作レバー1の球
面部1cを押圧する。この押圧により、球面部1
cは作用部側球面座13にも押圧され、両球面部
13,21の球面13a,21aは常時球面部1
cに密接している。
バー1の球面部1cの回動により、例えば球面部
1cの樹脂モールドが摩耗したような場合には、
支持部7の球面13a,21aと操作レバー1の
球面部1cとの間に隙間が発生する。このような
場合、スプリング25が握り部側球面座21とソ
ケツト部材11の天部11bとの間で弾発するこ
とにより握り部側球面座21は操作レバー1の球
面部1cを押圧する。この押圧により、球面部1
cは作用部側球面座13にも押圧され、両球面部
13,21の球面13a,21aは常時球面部1
cに密接している。
一方、操作レバー1を例えば車両前方へ力を入
れてシフトした場合、操作レバー1の球面部1c
側には斜め上方向に向かつてシフト力が作用す
る。このシフト力によつて操作レバー1の球面部
1cは上方へ変位し、所謂レバー抜けを起そうと
する。しかしながら、球面部1cの斜め上方向へ
の移動によつて握り部側球面座21も同様に斜め
上方向へ移動し、垂直方向への大きな移動に対し
ては、握り部側球面座21の外周部21cの上端
21dが樹脂シート19を介してソケツト部材1
1の天部11bに当接し、斜め横方向の大きな移
動に対しては握り部側球面座21の外周部21c
がソケツト部材11のソケツト部11aに樹脂シ
ート19を介して当接するから握り部側球面座2
1、従つて操作レバーの過大な移動は阻止され
る。
れてシフトした場合、操作レバー1の球面部1c
側には斜め上方向に向かつてシフト力が作用す
る。このシフト力によつて操作レバー1の球面部
1cは上方へ変位し、所謂レバー抜けを起そうと
する。しかしながら、球面部1cの斜め上方向へ
の移動によつて握り部側球面座21も同様に斜め
上方向へ移動し、垂直方向への大きな移動に対し
ては、握り部側球面座21の外周部21cの上端
21dが樹脂シート19を介してソケツト部材1
1の天部11bに当接し、斜め横方向の大きな移
動に対しては握り部側球面座21の外周部21c
がソケツト部材11のソケツト部11aに樹脂シ
ート19を介して当接するから握り部側球面座2
1、従つて操作レバーの過大な移動は阻止され
る。
また、樹脂シート19により握り部側球面座2
1の摺動は円滑であり、操作時に異音が発生する
のを防止している。
1の摺動は円滑であり、操作時に異音が発生する
のを防止している。
なお、この考案は上記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では作用部側球
面座13を支持ブラケツト9と一体成形して固定
的なものとしたが、作用部側球面座13を操作レ
バー1の球面部1cに弾接させ、握り部側球面座
21をソケツト部材11の天部11bと一体成形
したものでもよい。また、作用部側球面座13又
は握り部側球面座21を固定的なものとする場
合、必ずしも支持ブラケツト9又はソケツト部材
11と一体成形する必要はなく、熔接等により固
定的なものとしたものでもよい。なお、作用部側
球面座13を弾接的なものとする場合には支持ブ
ラケツト9側に設けてもよい。上記実施例では握
り部側球面座21のみを弾接的なものとしたが、
同時に作用部側球面座13も弾接的なものとして
もよい。上記実施例では、握り部側球面座21を
操作レバー1の球面部1cに弾接させる手段とし
てスプリング25を用いたが、クツシヨンラバー
等でもよいことは勿論である。
のではない。例えば、上記実施例では作用部側球
面座13を支持ブラケツト9と一体成形して固定
的なものとしたが、作用部側球面座13を操作レ
バー1の球面部1cに弾接させ、握り部側球面座
21をソケツト部材11の天部11bと一体成形
したものでもよい。また、作用部側球面座13又
は握り部側球面座21を固定的なものとする場
合、必ずしも支持ブラケツト9又はソケツト部材
11と一体成形する必要はなく、熔接等により固
定的なものとしたものでもよい。なお、作用部側
球面座13を弾接的なものとする場合には支持ブ
ラケツト9側に設けてもよい。上記実施例では握
り部側球面座21のみを弾接的なものとしたが、
同時に作用部側球面座13も弾接的なものとして
もよい。上記実施例では、握り部側球面座21を
操作レバー1の球面部1cに弾接させる手段とし
てスプリング25を用いたが、クツシヨンラバー
等でもよいことは勿論である。
以上この考案は上端部に握り部が、また下端部
に変速機の変速機構に接続する作用部がそれぞれ
設けられ、これら握り部と作用部との間に操作時
の支点となる球面部が形成された操作レバーと、
車体側に固定されて略垂直方向に延びるソケツト
部の上端部に、上記操作レバーの球面部より上側
の部分が貫通する略水平方向に延びる天部が設け
られたレバー支持部材と、上記球面部の下側部分
に当接する作用部側球面座と、球面部の上側部分
に当接する球面から上方に延びる外周部が形成さ
れた握り部側球面座と、この握り部側球面座を球
面部に向けて付勢する弾性体と、上記ソケツト部
内側、天部内側と、上記握り部側球面座の外周部
とのうち少なくともどちらか一方のこれらが、当
接可能な部分に設けた合成樹脂製シートを備えた
ものとしたので、操作レバーの球面部あるいは握
り部側球面座若しくは作用部側球面座が摩耗して
もいずれかの球面座あるいは双方の球面座が球面
部に弾接しているために、球面座は常時球面部に
密接することができ、操作レバーの支持のがた付
きを生じることなく常に確実に行なうことができ
る。
に変速機の変速機構に接続する作用部がそれぞれ
設けられ、これら握り部と作用部との間に操作時
の支点となる球面部が形成された操作レバーと、
車体側に固定されて略垂直方向に延びるソケツト
部の上端部に、上記操作レバーの球面部より上側
の部分が貫通する略水平方向に延びる天部が設け
られたレバー支持部材と、上記球面部の下側部分
に当接する作用部側球面座と、球面部の上側部分
に当接する球面から上方に延びる外周部が形成さ
れた握り部側球面座と、この握り部側球面座を球
面部に向けて付勢する弾性体と、上記ソケツト部
内側、天部内側と、上記握り部側球面座の外周部
とのうち少なくともどちらか一方のこれらが、当
接可能な部分に設けた合成樹脂製シートを備えた
ものとしたので、操作レバーの球面部あるいは握
り部側球面座若しくは作用部側球面座が摩耗して
もいずれかの球面座あるいは双方の球面座が球面
部に弾接しているために、球面座は常時球面部に
密接することができ、操作レバーの支持のがた付
きを生じることなく常に確実に行なうことができ
る。
さらに、操作レバーを車両前後方向等に向けて
力を入れながらシフト操作した場合にはシフト部
材によつて球面部に弾接する球面座の所定以上の
動きが規制されるものであるため、球面座、球面
部は所定以上に動くことはなく、所謂レバー抜け
を防止することができる。従つて、操作レバーの
安定した支持を行ない、操作フイーリングを向上
させることができる。
力を入れながらシフト操作した場合にはシフト部
材によつて球面部に弾接する球面座の所定以上の
動きが規制されるものであるため、球面座、球面
部は所定以上に動くことはなく、所謂レバー抜け
を防止することができる。従つて、操作レバーの
安定した支持を行ない、操作フイーリングを向上
させることができる。
握り部側球面座と作用部側球面座とのいずれか
一方を、レバー支持部材と一体成形するようにす
れば、一方の球面座を独立して成形する手間が省
け、組立ての際にも別個に取扱う必要はなく、製
造、組立てが極めて容易なものとなる。
一方を、レバー支持部材と一体成形するようにす
れば、一方の球面座を独立して成形する手間が省
け、組立ての際にも別個に取扱う必要はなく、製
造、組立てが極めて容易なものとなる。
第1図はこの考案を施した操作レバー支持装置
を示す全体図、第2図aは支持ブラケツト等の拡
大平面図、第2図bは第2図aのb−b線矢視断
面図、第2図cは同正面図、第3図aはソケツト
部材の平面図、第3図bは第3図aのb−b線矢
視断面図、第4図aは握り部側球面座の底面図、
第4図bは第4図aのb−b線矢視断面図であ
る。 1……操作レバー、1a……握り部、1b……
作用部、1c……球面部、5……レバー支持部
材、13……作用部側球面座、13a……球面、
21……握り部側球面座、21a……球面、25
……スプリング。
を示す全体図、第2図aは支持ブラケツト等の拡
大平面図、第2図bは第2図aのb−b線矢視断
面図、第2図cは同正面図、第3図aはソケツト
部材の平面図、第3図bは第3図aのb−b線矢
視断面図、第4図aは握り部側球面座の底面図、
第4図bは第4図aのb−b線矢視断面図であ
る。 1……操作レバー、1a……握り部、1b……
作用部、1c……球面部、5……レバー支持部
材、13……作用部側球面座、13a……球面、
21……握り部側球面座、21a……球面、25
……スプリング。
Claims (1)
- 金属製の棒状レバーの上下端に握り部及び作用
部を有し中間に樹脂製の球面部を有する操作レバ
ーと、前記球面部を支承するための上下半割の球
面座を有しかつ車体に固定される金属製のレバー
支持部材とを備え、前記球面座のうち少くとも一
方の球面座はその外周及び自由端がレバー支持部
材のソケツト部により樹脂製シートを介して僅か
の隙間を設けて保持され、かつ、その球面が弾性
体により前記レバーの球面部に当接するように付
勢されている操作レバー支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15205482U JPS5956119U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 操作レバ−支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15205482U JPS5956119U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 操作レバ−支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956119U JPS5956119U (ja) | 1984-04-12 |
JPS6235617Y2 true JPS6235617Y2 (ja) | 1987-09-10 |
Family
ID=30336780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15205482U Granted JPS5956119U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 操作レバ−支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5956119U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57223B2 (ja) * | 1979-05-28 | 1982-01-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6137061Y2 (ja) * | 1980-05-24 | 1986-10-27 |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP15205482U patent/JPS5956119U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57223B2 (ja) * | 1979-05-28 | 1982-01-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5956119U (ja) | 1984-04-12 |
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