JPS6235544B2 - - Google Patents

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JPS6235544B2
JPS6235544B2 JP54159749A JP15974979A JPS6235544B2 JP S6235544 B2 JPS6235544 B2 JP S6235544B2 JP 54159749 A JP54159749 A JP 54159749A JP 15974979 A JP15974979 A JP 15974979A JP S6235544 B2 JPS6235544 B2 JP S6235544B2
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JP
Japan
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circuit
signal
kickdown
throttle opening
shift
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JP54159749A
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English (en)
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JPS5683646A (en
Inventor
Sunao Suzuki
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機のキツクダウン制御装置に
関するものである。
自動変速機、特に電子制御式自動変速機は従
来、変速制御装置を普通第3図に示すように構成
され、これにより通常の変速制御及びキツクダウ
ン時の変速制御を行なうものであつた。即ち、キ
ツクダウン以外の通常走行時、キツクダウンスイ
ツチ(スロツトル全開を検出するスイツチ)から
端子1を経て加算回路2にキツクダウン信号が入
力されず、端子3を経て加算回路2に向うエンジ
ン負荷信号、例えばスロツトル開度信号は加算回
路2を素通りし、端子4からの車速信号と共に1
−2変速判断回路5及び2−3変速判断回路6に
入力される。
1−2変速判断回路5は入力される車速信号及
びスロツトル開度信号により運転状態を判断し、
第4図のA域における1→2変速線に基づき第1
速から第2速へのシフトアツプを行なうべく1−
2シフトソレノイド7にアツプシフト信号を出力
する。又、2−3変速判断回路6も同様に入力さ
れる車速信号及びスロツトル開度信号により運転
状態を判断し、第4図のA域における2→3変速
線に基づき第2速から第3速へのシフトアツプを
行なうべく2−3シフトソレノイド8にアツプシ
フト信号を出力する。
一方、1−2シフトソレノイド7及び2−3シ
フトソレノイド8に向うアツプシフト信号は夫々
1−2変速判断回路5及び2−3変速判断回路6
にも供給される。これら変速判断回路5,6はシ
フトアツプ状態であることを検出して、次のダウ
ンシフト判断に当りその変速線を夫々第4図に点
線で示す如く実線のアツプシフト線より低速側に
移行せしめ、このアツプシフト線に対しヒステリ
シスを設定することができる。かくて、変速判断
回路5,6は夫々入力される車速信号及びスロツ
トル開度信号に応じ、第4図のA域における1←
2変速線及び2←3変速線に基づき1−2シフト
ソレノイド7及び2−3シフトソレノイド8にダ
ウンシフト信号を出力し、所定のダウンシフトを
行なうことができる。
なお、スロツトル開度が第4図にθで示す全
開に近い一定値以上になつて、端子1からキツク
ダウン信号が供給されると、加算回路2は端子3
から供給されるスロツトル開度信号に第4図中α
で示すスロツトル開度値を加算して、変速判断回
路5,6は供給するようになる。かくて、変速判
断回路5,6はキツクダウン領域Bで第4図に示
す如く各変速線を一定の高車速に設定でき、これ
ら変速線に基づき変速判断を行なう。
ところで、かかる従来のキツクダウン制御装置
では、スロツトル開度を第4図のθ前後の値に
して登坂走行する場合、即ちスロツトル開度をθ
の手前にしたシフトアツプ状態ではトルク不足
から車速低下を生じ、かといつてキツクダウンに
よりシフトダウンした変速段ではトルクが大きく
加速され過ぎ、スロツトル開度を再びθ以下に
しなければならないような登坂走行時、スロツト
ル開度がθを通過する度に変速が繰返されるこ
とになり、乗心地を損なう。そこで、このような
登坂路で自動変速機付車両を運転する場合、運転
者はマニユアルバルブを低速段が固定されるよう
固定レンジに操作しておくのが普通であつた。こ
のため従来の自動変速機は登坂走行時の操作性が
悪く、この走行時にも平坦路走行時におけるよう
な良好な操作性を望まれつつある。
本発明は、上記登坂走行に当つて行なうアクセ
ルペダルの踏込み操作、即ちスロツトル開度の正
の変化率は比較的低いとの事実をつきとめ、キツ
クダウン時スロツトル開度の正の変化率が低い場
合、キツクダウンにともなうダウンシフト後のア
ツプシフト線にスロツトル開度方向のヒステリシ
スを与え、これにより登坂時マニユアルバルブを
低速段固定レンジにしなくても、不必要に変速が
繰返されて乗心地が悪くなるのを防止し得るよう
にした自動変速機のキツクダウン制御装置を提供
しようとするものである。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明キツクダウン制御装置を第3図
におけると同様の変速制御装置に設けて示し、図
中第3図におけると同様の部分は同一符号で示し
た。
本発明においては、端子3からのスロツトル開
度信号を入力される比較回路10及び変化率検出
器11と、比較回路12と、変更回路13と、
OR回路14と、AND回路15とでキツクダウン
制御回路を構成する。
比較回路10は入力されてくるスロツトル開度
信号を通常は従来通りのキツクダウン用スロツト
ル開度θに対応した比較レベルと比較し、この
比較レベルをスロツトル開度信号が越える時、高
(H)レベルの信号を変更回路13、OR回路14
及びAND回路15に出力するものとする。
変化率検出器11は入力されてくるスロツトル
開度信号を時間微分して、スロツトル開度の正の
変化率を求め、これに関する信号を比較回路12
に供給する。比較回路12はスロツトル開度の正
の変化率が、所定値(この例では一定値)と比較
してこれより低い時、AND回路15に高(H)
レベルの信号を出力するものとする。
変更回路13はフリツプフロツプ回路により構
成し、そのリセツト入力端子Rに比較回路10か
らの信号を、セツト入力端子SにAND回路15
からの信号を夫々入力すると共に、出力端子Qを
比較回路10及びOR回路14に接続する。な
お、変更回路13はセツト入力端子Sに高(H)
レベルの信号を供給された時トリガされ、出力端
子Qより高(H)レベルの信号を出力し、リセツ
ト入力端子Rに低(L)レベルの信号を入力され
た時トリガされ、出力端子Qより低(L)レベル
の信号を出力するものとする。
又、比較回路10はその比較レベルを変更回路
13からの出力信号に応じ、即ちこの出力信号が
Hレベルの時、前記キツクダウン用スロツトル開
度θからこれより小さなスロツトル開度θ
(第2図参照)に対応した値に切換えるものとす
る。
なお、OR回路14の出力端子は加算回路2の
キツクダウン信号入力端子に接続する。
上述の如くに構成した本発明キツクダウン制御
装置の作用を次に説明する。
スロツトル開度がキツクダウン以下の値、即ち
前記θ(第2図参照)以下の時、比較器10は
これを検出して、OR回路14の一方の入力端子
にLレベルの信号を入力する。このLレベルの信
号は変更回路13のリセツト入力端子Rにも供給
され、この変更回路は出力端子QよりOR回路1
4の他方の入力端子にLレベルの信号を入力す
る。かくて、OR回路14は両入力がLレベルで
あることから、加算回路2にキツクダウン信号を
入力せず、自動変速機は第3図につき前述したと
同様の作用により通常の変速(1−2変速線のみ
を第2図に実線及び点線で示した)を第2図中A
域において行なうことができる。
ここでスロツトル開度がキツクダウン域Bに入
り、前記θ(第2図参照)以上になると、比較
器10はこれを検出して、OR回路14の一方の
入力端子にHレベルの信号を入力する。これがた
めOR回路14は加算回路2にキツクダウン信号
を入力し、自動変速機は通常の作用により第2図
中B域においてキツクダウンにともなうシフトダ
ウン(1←2変速線のみを点線で示した)及びそ
の後のシフトアツプ(1→2変速線のみを実線で
示した)を通常通り行なうことができる。ところ
で、スロツトル開度がB域に入る時のスロツトル
開度の変化率が高い場合、比較回路12はこれを
検出してAND回路15にLレベルの信号を出力
する。これがためAND回路15は変更回路13
にこれをトリガする信号を供給し得ず、変更回路
13は依然として比較回路10にLレベルの信号
を供給し続ける。従つて、比較回路10の比較レ
ベルは変化せず、θのスロツトル開度に対応し
た値のままであり、自動変速機は従来通りθ
スロツトル開度を境にしてその前後で車速方向に
ずれた各変速線に沿い変速作用を行なう。
しかして、スロツトル開度がキツクダウン域B
に入る時のスロツトル開度の変化率が低い場合、
比較回路12はこれを検出して、AND回路15
にHレベルの信号を入力する。一方、比較回路1
0はこの時、スロツトル開度がθ以上になつた
キツクダウン状態であるのを検出してAND回路
15にHレベルの信号を供給しており、AND回
路15は変更回路13のセツト入力端子SにHレ
ベルの信号を供給する。従つて、変更回路13は
比較回路10にHレベルの信号を出力し、比較回
路10は比較レベルを例えば第2図のθからθ
のスロツトル開度に対応した値に変更し、これ
とスロツトル開度信号とを比較するようになる。
これがため、上述した作用により一旦キツクダ
ウン状態でシフトダウンが行なわれると、この時
のスロツトル開度の変化率が低い場合、次のアツ
プシフトが第2図の1点鎖線(但し1→2変速の
場合)で示す変速線に基づいて行なわれることと
なる。従つて、このアツプシフト線はダウンシフ
ト線(第2図の鎖線)に対しスロツトル開度方向
にもヒステリシスを附与され、キツクダウンによ
り一旦シフトダウンすると、これにより選択され
た低速段がθのスロツトル開度まで保持され
る。
かくして本発明キツクダウン制御装置はこのよ
うに作用するから、登坂走行時無駄な変速が頻繁
に行なわれるのを防止でき、マニユアルバルブを
登坂走行時低速段固定レンジに操作する煩らわし
さをなくすることができる。又、山間地走行のよ
うに比較的大きなトルクが必要である反面、曲線
路に入つた時等エンジンブレーキも必要であるよ
うな状況下で、運転者がスロツトル開度信号を大
きくしたり、小さくする操作を繰り返す場合も、
上述の如く低速段の保持域が広いことから、アツ
プシフト、ダウンシフトを繰返すことがなく、マ
ニユアルバルブを低速段固定レンジにしたと同様
の快適な走行状態を確保できる。
なお、上述した例では変更回路13から比較回
路10に比較レベル変更指令(Hレベルの信号)
が供給された時、比較回路10が比較レベルをθ
からθのスロツトル開度に対応する値となる
よう切換えるようなものとして説明したが、第1
図に2点鎖線で示すように比較回路10に端子4
からの車速信号を入力し、これによつて比較レベ
ルを変えることができるようなものとしてもよ
い。この場合、第2図に1点鎖線で示すシフトア
ツプ線を2点鎖線で示す如く変更して傾斜させる
ことができる。
また、上述した例では、本発明はキツクダウン
制御装置を1組で、両変速判断回路に兼用した例
のみ示したが、加算回路2を各変速判断回路に別
個に設けて、キツクダウン領域Bにおける各変速
線の移行量を異ならすことができる。
さらに、本発明キツクダウン制御装置を2組用
いて、変速判断回路の各々に設けて、第2図で示
したスロツトル開度θに相当する比較回路10
の比較レベルを、各変速判断回路間で異なるもの
としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明キツクダウン制御装置を具える
自動変速機の変速制御装置を示すブロツク線図、
第2図は同じくその1−2変速線図、第3図は一
般的な自動変速機の変速制御装置を示すブロツク
線図、第4図は同じくその変速線図である。 2……加算回路、3……スロツトル開度信号入
力端子、4……車速信号入力端子、5……1−2
変速判断回路、6……2−3変速判断回路、7…
…1−2シフトソレノイド、8……2−3シフト
ソレノイド、10……スロツトル開度比較回路、
11……スロツトル開度変化率検出器、12……
スロツトル開度変化率比較回路、13……変更回
路、14……OR回路、15……AND回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車速信号とエンジン負荷信号とに応じ所定の
    変速段を選択する変速制御装置を具え、該変速制
    御装置がキツクダウン信号を入力されてキツクダ
    ウン域の変速制御を行なうようにした自動変速機
    において、エンジン負荷信号が比較レベルを越え
    た時前記キツクダウン信号を出力する比較手段
    と、エンジン負荷信号が前記比較レベルを越えた
    時におけるエンジン負荷信号の正の変化率が所定
    値以下の時前記比較レベルを低下させる比較レベ
    ル変更手段とを具備してなることを特徴とする自
    動変速機のキツクダウン制御装置。 2 前記比較レベル変更手段による比較レベルの
    低下を車速信号に応じ行なうよう構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速
    機のキツクダウン制御装置。
JP15974979A 1979-12-11 1979-12-11 Controlling device for kickdown of automatic speed change gear Granted JPS5683646A (en)

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JP15974979A JPS5683646A (en) 1979-12-11 1979-12-11 Controlling device for kickdown of automatic speed change gear

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JP15974979A JPS5683646A (en) 1979-12-11 1979-12-11 Controlling device for kickdown of automatic speed change gear

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Publication Number Publication Date
JPS5683646A JPS5683646A (en) 1981-07-08
JPS6235544B2 true JPS6235544B2 (ja) 1987-08-03

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ID=15700418

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JP15974979A Granted JPS5683646A (en) 1979-12-11 1979-12-11 Controlling device for kickdown of automatic speed change gear

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60222649A (ja) * 1984-04-19 1985-11-07 富士重工業株式会社 電子式無段変速機の変速比制御装置
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JPS6449745A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Toyota Motor Corp Failure judging device for kick-down switch of automatic transmission
JPH01140054U (ja) * 1988-03-22 1989-09-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5085764A (ja) * 1973-12-07 1975-07-10
JPS5131366A (en) * 1974-07-05 1976-03-17 Anvar Gendokito sonofukano aidano dentatsuno tokuchoosentakusurusochi
JPS5144763A (ja) * 1974-10-16 1976-04-16 Hitachi Ltd Jidoshanodenshishikijidohensokukino seigyosochi

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JPS5683646A (en) 1981-07-08

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