JPS6235517Y2 - - Google Patents

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JPS6235517Y2
JPS6235517Y2 JP16933980U JP16933980U JPS6235517Y2 JP S6235517 Y2 JPS6235517 Y2 JP S6235517Y2 JP 16933980 U JP16933980 U JP 16933980U JP 16933980 U JP16933980 U JP 16933980U JP S6235517 Y2 JPS6235517 Y2 JP S6235517Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は鉄道模型用灯器構造に関し、特に、鉄
道模型における尾灯、前照灯、殊に、室内灯の改
良に係わる。
一般に、鉄道模型は、車輪、車台、車体等から
構成され、これらは組立ておよび分解が可能に作
成されている。そして、その動力車には小型DC
モータが塔載され、レール、車輪を介してモータ
は給電される。車輌の発進、停止、変速、前、後
進等は、レールへ供給されるDC電圧値およびそ
の極性を制御することにより達成される。
而して、鉄道模型は可及的に実物の鉄道と相似
することが趣味性の観点から好ましい。このた
め、夜行列車(ブルートレイン等)に模擬させる
ように室内灯、あるいは前照灯を点灯できるよう
に鉄道模型を構成することが要望される。
従来から、車輌の前方にある車輪の、レールの
片側より例えば(+)極を、後方にある車輪の、
レールの他の片側より例えば(−)極を集電し、
それぞれリード線によつて屋根部に設けたランプ
を点灯する型式の室内灯を備えた鉄道模型が知ら
れている。しかしながら、このような片側集電方
式では、車輌のレール上における走行状態によつ
てランプの点灯に“ちらつき”が生じ、また、ラ
ンプの設置した箇所では充分に照明されているも
のの、ランプから離間したところでは、薄暗くな
つてしまうという難点がある。
他方、車輪に集電片を組合わせ、これらの集電
片をランプに接続し、ランプからの発光をレンズ
を介して室内照明する型式のものも存する。しか
しながら、この型式では、組立、分解が面倒で、
普通列車から夜行列車への変更が容易でないとい
う欠点がある。
本考案は、叙上の従前技術の難点を解消するた
め鋭意研究の結果なされたもので、レール上で回
転走行する左右の車輪と、該車輪によつて着脱自
在に支承される床板と、該床板上に着脱自在に装
架される車体とを備えた鉄道模型に使用され、前
記車輪からの一対の集電ラインを介して点灯され
る灯器構造において、前記車体の屋根部に灯器ユ
ニツトを設け、該ユニツトは、前記車体の長手方
向に延在する所定間隔で複数個の照明部が形成さ
れた透明の導光板と、前記導光板に介在された発
光体と、前記導光板上に成膜され前記発光体へ通
電する一対の導電箔と、前記集電ラインおよび前
記導電箔間に介挿される弾性端子とを含むことに
より、照明が安定し、室内全体が均一に照明さ
れ、かつ組立、分解が容易な鉄道模型用灯器構造
を提供するものである。
以下、本考案による鉄道模型用灯器構造の好ま
しい実施例を図面に沿つて詳述する。
第1図に示す鉄道模型車輌10はNゲージの客
車組立完成品であり、その分解斜視図を第2図に
示す。
先ず、車輌10の構造について説明する。車輌
10は、レール(図示せず)上で回転走行する左
右の車輪11,12と、車輪を含む台車によつて
着脱自在に支承される床板13と、床板上に着脱
自在に順に装架される座席パネル14および車体
15とから構成されている。
レールには、コントロールボツクス(図示せ
ず)を介して動力車(図示せず)を駆動するため
の0〜±12Vの可変DC電圧が印加される。
左右の車輪11,12は導電性金属材料によつ
て形成され、車輌の長手方向に沿つてそれぞれ2
個づつ並設されて、車軸によつてプラスチツク製
の台車枠16に軸支されている。車軸は電気絶縁
材料によつて作られており、左右の車輪を相互に
電気的に絶縁している。また、台車枠16からは
周知のいわゆる“アーノルド”型カツプラー17
が突出している。このような台車構造は車輌の一
端側に設けられ、かつ他端側にもこれと同一の台
車構造が設けられる。
なお、18は台車枠16をビス19によつて取
付けるための取付孔である。
床板13はプラスチツク成型によつて作られ、
その床下は実物の客車に模した形状を有してお
り、床上には車輌の幅方向に隔置した一対の金属
プレート20,21が固定されている。これらの
プレートは車輌の浮上りを防止するウエイトとし
て機能する。なお、22は、ビス19の貫通孔を
有しかつ床板13を車体15の底部へ保持するた
めのスペーサである。
次に、座席パネル14はプラスチツク成型によ
つて作られ、実物の客車の座席を模したシート部
23が車輌の幅方向に離れて2列並設されて、そ
の間に通路を形成している。24は、座席パネル
14を車体内で保持するためのスペーサであり、
25は、床板13のスペーサ22を挿通させる孔
である。車体15はプラスチツク成型によつて作
られ、その外形は実物の客車に模した窓その他の
形状を呈している。26は、ビス19を螺合させ
る雌ネジ孔である。
車輌の構造は叙上の通りであり、以下、室内灯
などの灯器構造について説明する。
このため、叙上の車輌構造についても幾つかの
改変がなされている。
先ず、車輪11,12からの集電ラインについ
て述べる。第3図イ,ロ,ハに示すように、車輪
11,12にはその内側に鍔部27′が並設さ
れ、その間に環状の溝で形成された集電部27が
一体的に設けられ、この集電部27,27間を電
気絶縁材料で作られた車軸28が連結している。
同じレール側の集電部27上には集電シユー29
が掛け渡されている。シユー29からはL字状片
30が延びており、その垂直部30にはコイルバ
ネ31がプレス嵌めされている。このコイルバネ
31は第2図に示す如く台車枠16の上方へ突出
している。
床板13の、スペーサ22近傍の床下部分は第
4図に示すように構成されている。即ち、床板1
3にはスペーサ22の貫通孔に対応して下方へ延
びる貫通孔32の周辺に2個の扇形の開孔33が
穿孔され、第2図に示す金属プレート20,21
の裏面が露出している。ビス19を、台車16の
取付孔18、床板13の貫通孔に挿通したとき、
コイルバネ31,31は、開孔33を介して金属
プレート20,21にそれぞれ弾性的に当接する
ものである。
また、コイルバネ31,31が金属プレート2
0,21に弾性的に圧接すると、その反作用によ
り集電シユー29も車輪の集電部27に摺接し、
集電を確実なものとする。
従つて、金属プレートは前述のウエイトとして
のみならず、集電回路としても機能する。
このようにして、レール、車輪11,12から
集電シユー29,29、コイルバネ31,31、
金属プレート20,21へ至る一対の集電ライン
が構成されている。
本考案の特徴によれば、車体15内の屋根部に
は灯器ユニツト35が設けられている(第2
図)。灯器ユニツト35は、車体15の長手方向
に延在する透明の導光板36を含む。この導光板
は例えばアクリル樹脂で作成されている。導光板
36には所定間隔で複数個の照明部37が形成さ
れている。これらの照明部は導光板に、その厚さ
方向に、開孔または有底孔を穿設することによつ
て形成される。
導光板36にはその中央部に楕円形の開孔38
(第2図、第5図)が穿設され、その開孔中に発
光体としてDC8V、60mAのランプ39が介在し
ている。
導光板36の上面には一対の導電箔40,41
が成膜されている。これらの導電箔は、例えば銅
箔にニツケルメツキを施すことによつて作成され
る。なお、導電箔を導光板上に成膜するにあたつ
ては、ニツケルメツキ層が導光板に接するように
形成される。
導電箔40,41は車輌の幅方向に互いに離間
して車輌の長手方向に延在しており、かつ互いに
電気的に絶縁されている。各導電箔40,41は
それぞれの端子42,43からランプ39のフイ
ラメントリードに通電するため接続されている
(第2図、第5図)。
なお、導電箔40,41は、必要に応じて導光
板36にはとめ44によつて固定するようにして
もよい。
また、灯器ユニツト35には、頭部45を有す
るピン46が設けられている。頭部45が各導電
箔40,41にそれぞれ点接触し、かつピン46
のシヤンクは通り抜けることができるが頭部45
は通り抜けることができない支持孔を導光板36
に設けることによつて、ピン46は導光板36に
懸架されている。
ピン46のシヤンクにはコイルバネの弾性端子
47が圧入されている。
弾性端子47は、前述の集電ラインおよび導電
箔40,41間に電気的に介挿される。
この弾性端子47を挿通するための通孔48が
座席パネル14に穿設されている。
なお、灯器ユニツト35には車体15の雌ネジ
26に嵌合させる位置決め孔49が設けられてい
る。
こうして形成された灯器ユニツト35を支持す
るためのスペーサ50が座席パネル14に突設さ
れている。
また、灯器ユニツト35には、ランプ39から
の光を導光板36の長手方向へ導くための遮光テ
ープ51が接着されている。
使用に際し、車輌構造および灯器構造は次のよ
うにして組立てられる。
先ず、灯器ユニツト35を、その位置決め孔4
9が雌ネジ孔26に嵌合するように、車体15に
差し込む。次いで、座席パネル14を、その通孔
48に弾性端子47が嵌入するように、車体15
に差し入れる。そして、床板13を、そのビス貫
通孔をもつたスペーサ22が座席パネル14の孔
25に嵌入するように、座席パネル14上に被嵌
する。最後に、ビス19を台車枠16の取付孔1
8、床板13のビススペーサ22を介して雌ネジ
孔26へ螺着せしめる。
このように、本考案による車輌および灯器構造
は組立、分解が極めて容易である。
こうして構成された車輌構造(第1図)によれ
ば、台車は、床板13に形成された下方へ延びる
貫通孔32(第4図)によつていわゆる“ボギー
車”として一定量水平方向に回動し、レール曲線
部においても脱線するのを回避できる。
一方、このように組立てられた灯器構造によれ
ば、前述のように、レール、車輪11,12から
集電シユー29,29、コイルバネ31,31、
金属プレート20,21へ至る集電ラインが構成
される。更に、弾性端子47,47が金属プレー
ト20,21に弾性的に圧接することから、集電
ラインを構成する金属プレート20,21、弾性
端子47,47、導電箔40,41から発光体と
してのランプ39に通電する。ランプ39が通電
されると、その光は導光板36中を進行し、所定
間隔で穿孔された開孔または有底孔として形成さ
れた照明部37において反射し、車内を均一の明
るさでかつ、安定した状態で照明することができ
る。
なお、導光板36における照明部37として開
孔または有底孔を穿設することなく、第6図に示
す如く、車輌の室内に向つて開拡するV字形の溝
37aを形成してもよい。この場合、ランプを挿
置しておく開孔38の中央部から端に向つて溝の
深さを漸次深くし、かつ溝間の距離も短かくする
のが照明効率および明るさの均一性において好ま
しい。この実施例によれば、ランプからの光は導
光板を通つてそのV字形の溝に反射し、座席パネ
ル上に垂下して照射されることから明るさが向上
し、照明効率も増大する。
本考案による灯器構造は、尾灯および(また
は)前照灯を点灯するためにも利用できる。即
ち、第7図イに示すように、プリント基板55の
一面にL字状の集電片56,57をはとめで固定
し、他面における端子との間をプリント回路で構
成する。集電片56から、他面における端子に接
続された安定抵抗58、発光ダイオード59,6
0を介して集電片57へ至る回路が形成されてい
る。集電片56,57は、導電箔40,41と導
光板36との間に形成された溝61,62(第7
図ロ、第8図)に挿入され、導電箔40,41か
ら集電するように形成されている。
これらの発光ダイオード59,60は、車輌1
0の尾灯部63,64(第1図)に装着し、尾灯
として機能させることができる。
このような灯器構造を前照灯として利用したい
ときは、発光ダイオードおよび安定抵抗を用いる
ことなく集電片56,57間に、8V60mA程度の
ランプを接続すればよい。
以上の実施例からも明らかなように、本考案に
よる鉄道模型用灯器構造によれば、灯器構造を、
導光板、発光体、導電箔、弾性端子を有機的に結
合してユニツト化したので、組立、分解が極めて
容易であり、かつ均一な全体照明が安定した状態
で得られる。
殊に、照明設備のない模型車輌を室内灯や尾灯
がつく車輌へ改変しようとするときは、前述のよ
うな台車を取り付け、灯器ユニツトを補足するだ
けで室内灯などの点灯が可能であり、両用性に適
した鉄道模型が達成され、鉄道模型における趣味
性が一段と向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による鉄道模型車輌の斜視図、
第2図はその分解斜視図、第3図イ,ロ,ハは車
輪の集電部分の説明図、第4図は車台の部分説明
図、第5図は灯器の部分説明図、第6図イ,ロは
それぞれ導光板の他の実施例の平面図、側面図、
第7図イ,ロは尾灯を点灯するための構成を示す
説明図、第8図は尾灯を点灯するために用いる灯
器ユニツトの部分説明図である。 11,12……車輪、13……床板、15……
車体、35……灯器ユニツト、36……導光板、
37,37a……照明部、39……発光体、4
0,41……導電箔、47……弾性端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上で回転走行する左右の車輪と、該車輪
    によつて着脱自在に支承される床板と、該床板上
    に着脱自在に装架される車体とを備えた鉄道模型
    に使用され、前記車輪からの一対の集電ラインを
    介して点灯される灯器構造において、前記車体の
    屋根部に灯器ユニツトを設け、該ユニツトは、前
    記車体の長手方向に延在する所定間隔で複数個の
    照明部が形成された透明の導光板と、前記導光板
    に介在された発光体と、前記導光板上に成膜され
    前記発光体へ通電する一対の導電箔と、前記集電
    ラインおよび前記導電箔間に介挿される弾性端子
    とを含むことを特徴とする鉄道模型用灯器構造。
JP16933980U 1980-11-26 1980-11-26 Expired JPS6235517Y2 (ja)

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