JP7279984B1 - 鉄道模型車両の照明板 - Google Patents
鉄道模型車両の照明板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7279984B1 JP7279984B1 JP2022209825A JP2022209825A JP7279984B1 JP 7279984 B1 JP7279984 B1 JP 7279984B1 JP 2022209825 A JP2022209825 A JP 2022209825A JP 2022209825 A JP2022209825 A JP 2022209825A JP 7279984 B1 JP7279984 B1 JP 7279984B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grooves
- light
- groove
- vehicle body
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 claims abstract description 16
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 51
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
Description
具体的には、鉛直方向に深さを持ち枕木方向に直線状に配置された少なくとも1つの溝を含む溝部が、前記車体の前後方向に亘って等間隔で複数個配置され、前記溝によって前記入射した光が下方へ反射され、前記複数の溝部のそれぞれに含まれる溝の、前記枕木方向の延長が、前記第一の車端部からの距離に応じて漸増することを特徴とする。
また、照明板は、複数の溝部のそれぞれに含まれる溝の、枕木方向の延長が、前記車端部からの距離に応じて漸増するように構成されている。なお、延長とは、一つ以上の溝の長さを合計したもの(総延長)を意味する。
かかる構成によると、光源からの距離が長くなるにつれて、当該光源から入射した光が反射する面の面積が増大するため、光の反射率を増大させることができる。すなわち、光
の減衰を、光の反射率を増大させることで補うことができ、室内を照明する光の光量を確保することが可能になる。
かかる構成によると、車両の窓に近い位置に反射光を重点的に照射することができる。これにより、車両の外部に到達する光量を多くすることができ、外部から室内を観察した場合に、室内を明るく見せることが可能になる。
溝の鉛直方向における深さが増すほど、光の反射率が増大する。よって、枕木方向における溝の延長と、鉛直方向における溝の深さの双方を変えることで、反射率をより大きく変化させることができる。
かかる範囲の角度を有する第一の面を設けることで、反射光の分散を防ぐことができ、室内をより明るく照明できるようになる。
第一の面によって、水平に入射する光を反射させることができる。さらに、車体の床面と平行な第二の面を設けることで、照明板の内部において乱反射した光を下方に向けることができ、室内に向かう光量を増加させることができる。
上記構造や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
照明ユニットは、樹脂等の部材を成形することで製造されるため、製造コストを削減するためには、部材を成形する工程のみで反射板を製造することが好ましい。
図1は、本実施形態に係る鉄道模型車両1の構成を説明する斜視図である。本実施形態に係る鉄道模型車両1は、図示したように、台車2、床板3、車体4、および室内灯セット5を含んで構成される。
光源ユニット6は、基板上に、光源である白色LED6Lが実装されている。白色LED6Lは、基板6Bに実装され、基板6Bはホルダによって保持されている。
基板6Bには、レールからの給電を受けるための電極(不図示)が接続されている。電極は、車輪を介してレールと電気的に接続されており、これにより、白色LED6Lに電力を供給することができる。
また、照明板10の左右の側辺には、フランジ10Fと、車体と照明板10とを固定するための係止爪10Pが設けられている。
係止部材3AのX軸方向における配置位置は、対象である車両の室内デザインによって異なる。例えば、係止部材3Aは、室内の椅子が存在しない位置に配置される。
このように、X軸方向に長いスリットを設けることで、様々な室内デザインを持つ車両に、共通の照明板10を組み込むことが可能になる。
本実施形態では、鉛直方向に深さを持つ溝を照明板10に設けることで、この問題を解決する。
本実施形態では、照明板10における上面10Uに、照明板10の内部を伝播する白色LED6Lからの光を、下方へ向けて反射させるための溝が形成されている。
図4は、照明板10を車両の上方(Y軸方向)から見た上面図である。また、図5は、照明板10のうち、図4の点線で示した領域を拡大し、車両の上方(Y軸方向)、および、車両の側面(Z軸方向)から見た図である。なお、図5では、照明板10が有するフランジやスリット等は図示を省略している。
ここでは、枕木方向に延在する、1つまたは2つの溝を含む部位を溝部と称する。溝部は、Z軸方向に直線状に延びた1つまたは2つの溝を含んで構成される。溝部に含まれる溝が2つである場合、当該2つの溝は、枕木方向(Z軸方向)に直列に並んでいる。
図5の例では、溝部501は、溝501Aおよび溝501Bの2つの溝を含む。また、溝部502は、溝502Aの1つの溝を含む。
溝は、照明板10を構成する透明部材と一体で成形される。
また、複数の溝部は、車体の前後方向(X軸方向)にわたって等間隔で配置されている。
溝が2つである場合、紙面の右側から左側へ進むにつれて、溝部に含まれる溝の、Z軸方向における合計長が増加する。
なお、溝のZ軸方向における延長は、一次関数的に増加するようにしてもよいし、二次関数的、または、指数関数的に増加するようにしてもよい。
符号402で示した範囲では、溝部は、1つの溝を含んで構成される。
図7(B)は、符号71および72で示した範囲において、反射光が重点的に照射される領域をハッチングで示した図である。図示したように、符号71で示した範囲では、床面の広範囲に反射光が照射される。一方、符号72で示した範囲では、車両の中央部に寄った位置に反射光が重点的に照射される。そのため、反射光の光量が同じであっても、車両の外部に到達する光量が少なくなってしまい、外部から室内を観察した場合に、室内が暗く見えてしまうことがある。
図6は、本実施形態に係る照明板10を、車両の側面方向(Z軸方向)から見た断面図
である。ここでは、照明板10をハッチングで示し、照明板10に設けられた溝を白色で示している。
θの値が小さすぎる、あるいは大きすぎる場合、反射光の向きが鉛直に対して斜めになるため、光が照射される床面上の面積が増え、光量が低下する要因となってしまう。一方、θを30度以上かつ45度以下に設定すると、反射光の向きが鉛直方向に近くなるため、より強い光を室内に照射することが可能になる。
本実施形態では、照明板10を、X軸方向に領域601、領域602、領域603の3つの領域に分割し、各領域において、それぞれ異なる深さを与えている。
本例では、例えば、端部10Aに近い領域603においては、溝の深さを0.05mm程度とし、端部10Bに近い領域601においては、溝の深さを0.15mm程度としている。また、その中間の領域602においては、溝の深さを0.1mm程度としている。
よって、「Z軸方向における溝の延長」と「Y軸方向における溝の深さ」の双方が、光源からの距離に応じて漸増するように照明板10を構成することで、反射光の光量を確保し、光量の均一性を保つことが可能になる。
例示した形態では、照明板10は、端部10A側にある領域81に、複数の溝部をさらに有して構成される。当該溝部には、端部10B側における溝部と同様に、Z軸方向に最大の長さを持つ溝が配置されている。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、実施形態の説明では、照明板10の長手方向の長さは、当該照明板10が組み込まれる車両のサイズに合致しているものとしたが、照明板10を折り割ることで、対象車両の車体長に合わせて照明板10の長さを調整できるようにしてもよい。この場合、照明板10の下面10Dに、枕木方向に延びる複数の切れ込み(ノッチ)を形成し、任意のノッチの位置で、照明板10を折り割ることができるよう構成してもよい。
2・・・台車
3・・・床板
4・・・車体
5・・・室内灯セット
6・・・光源ユニット
10・・・照明板
Claims (4)
- 鉄道模型車両の車体内部における天井側に設けられ、前記車体の前後方向に延在し、第一の車端部に配置された光源から前記車体の前後方向に入射した光を反射させることで、前記車体の内部を照明する照明板であって、
鉛直方向に深さを持ち枕木方向に直線状に配置された溝部であって、単一の溝から構成される第一タイプの溝部と、同一の直線上に配置された二つの溝から構成される第二タイプの溝部と、のうちのいずれかが、前記車体の前後方向に亘って等間隔で複数個配置され、
前記溝によって前記入射した光が下方へ反射され、
前記複数の溝部のそれぞれに含まれる溝の、前記枕木方向の延長が、前記第一の車端部からの距離に応じて漸増し、かつ、前記第二タイプの溝部が有する前記二つの溝同士の間隔が、前記第一の車端部からの距離に応じて漸減し、
前記第二タイプの溝部が有する前記二つの溝のそれぞれが、前記照明板の二つの長辺にそれぞれ寄せて配置される、
鉄道模型車両の照明板。 - 前記複数の溝部のそれぞれに含まれる溝の鉛直方向における深さが、前記第一の車端部からの距離に応じて漸増する、
請求項1に記載の、鉄道模型車両の照明板。 - 前記複数の溝部のそれぞれに含まれる溝は、前記枕木方向から見た場合に、30度以上45度以下の範囲で鉛直方向に対して傾きを有する第一の面を有している、
請求項1または2に記載の、鉄道模型車両の照明板。 - 前記複数の溝部のそれぞれに含まれる溝は、前記枕木方向から見た場合に、鉛直方向に対して傾きを有する第一の面と、前記車体の床面と平行な第二の面と、を有している、
請求項1または2に記載の、鉄道模型車両の照明板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022209825A JP7279984B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 鉄道模型車両の照明板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022209825A JP7279984B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 鉄道模型車両の照明板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7279984B1 true JP7279984B1 (ja) | 2023-05-23 |
JP2024093444A JP2024093444A (ja) | 2024-07-09 |
Family
ID=86395885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022209825A Active JP7279984B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 鉄道模型車両の照明板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7279984B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790197U (ja) * | 1980-11-26 | 1982-06-03 | ||
JPH07225323A (ja) * | 1994-02-15 | 1995-08-22 | Hokuto Seisakusho:Kk | 液晶表示用導光板 |
JP2000305073A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶表示装置用バックライト |
JP2013056099A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sekisui Kinzoku Co Ltd | 鉄道模型の室内灯セットにおける照明板 |
-
2022
- 2022-12-27 JP JP2022209825A patent/JP7279984B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790197U (ja) * | 1980-11-26 | 1982-06-03 | ||
JPH07225323A (ja) * | 1994-02-15 | 1995-08-22 | Hokuto Seisakusho:Kk | 液晶表示用導光板 |
JP2000305073A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶表示装置用バックライト |
JP2013056099A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sekisui Kinzoku Co Ltd | 鉄道模型の室内灯セットにおける照明板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024093444A (ja) | 2024-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206361642U (zh) | 光束调整装置和用于车灯的光学装置 | |
CN110274206B (zh) | 车辆用灯具 | |
US9518708B2 (en) | Lighting apparatus | |
CA2644376A1 (en) | Light guide for a lamp | |
KR20060051293A (ko) | 자동차의 램프용 광 도파체 | |
JP7364409B2 (ja) | 車両用ランプ | |
CN212298842U (zh) | 透镜结构 | |
JP2017174656A (ja) | 車両用灯具 | |
JP6887257B2 (ja) | 車両用灯具 | |
CN111174175A (zh) | 导光结构、发光组件、发光装置及车辆 | |
JP7279984B1 (ja) | 鉄道模型車両の照明板 | |
JP2008007002A (ja) | 車室内用発光装置 | |
JP6814070B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP6780963B2 (ja) | 車両用灯具 | |
TWI761275B (zh) | 車用信號燈具結構以及車用日行燈 | |
KR102327022B1 (ko) | 차량용 램프 | |
JP4198656B2 (ja) | 車両用標識灯 | |
JP2019220287A (ja) | 面状照明装置 | |
CN211232752U (zh) | 导光结构、发光组件、发光装置及车辆 | |
CN214501093U (zh) | 导光结构、车灯和车辆 | |
CN220121020U (zh) | 用于改善光导末端均匀性的光导结构、车灯及车辆 | |
CN217057407U (zh) | 导光体模块、导光体模块组以及车灯用组合式光学系统 | |
CN220453495U (zh) | 一种用于车灯的光导元件、车灯及汽车 | |
JP5184445B2 (ja) | 光源モジュール、及びそれを備えた電子機器 | |
TWM620635U (zh) | 車用信號燈具結構以及車用日行燈 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221228 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7279984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |