JP2020130635A - 鉄道模型用回路基板又はその装着構造若しくは鉄道模型 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の先端側がその荷重により垂れ下がることがなく、破損等による交換作業も極めて容易且つ迅速に行うことができる新規な鉄道模型用回路基板等を提供する。【解決手段】車体4の天井の長さ方向に長さを有し、下面には室内灯である複数の発光素子12が実装されてなる横板部11aと、この横板部11aの基端側の下面に上端が半田付けされ、床板3に形成された基板装着部に対して着脱可能に装着される縦板部11bと、を備え、横板部11aと縦板部11bにより形成される角度は鈍角とされ、車体4が床板3に取り付けられた際には、横板部11aが撓んでその先端側の上面が天井の下面に圧接される。【選択図】図6

Description

本発明は、鉄道模型の室内灯となる発光素子が下面に配置された鉄道模型用回路基板又はその装着構造若しくは鉄道模型に関するものである。
鉄道模型(車両)は、一般的に、下方に左右の車輪が配置された床板と、この床板に装着される車体等から構成されており、これらは適宜分解可能とされている。そして、上記車体の天井面の下方には、該車体内における照明手段として、板状に成形された照明用の部材が配置され、この照明用の部材の下面には、複数の発光体が装着されており、それぞれの発光体は、上記車輪が走行するレール・左右の車輪・導電性のプレート・端子等を介して給電され発光されるように構成されている。例えば、特許文献1に鉄道模型用灯器構造として開示されたものは、長方形状に成形された導光板と、この導光板に装着された発光体とを備えたものであり、上記導光板は、床板上に配置された座席パネル上に設けられたスペーサにより、上記車体に形成された窓からは視認できない位置に支持されている。
また、特許文献2には、車体内に装着される照明用の部材を、長方形状に成形された透明な照明板と発光体(光源)を有するライトユニットとを室内灯セットと称して構成し、車体の内部における天井側取り付けられている。なお、この特許文献2では、上記車体に対する上記室内灯セットの装着構造に関して特に明記されていないが、上記ライトユニットの基端には、上記照明板の長さ方向とは直交する方向に垂下した左右の垂下板が図示され、これらの垂下板の表裏両面が二つの部材により挟持された状態で支持・固定されていることが図示されている。
また、特許文献3には、客室を照らす室内灯が実装された電気基板が両面テープ等の接着手段によりボディ(車体)の内面(天井の下面)に接合されている旨が開示されている。
実開昭57−90197号公報 特許第6004462号公報 特開2012−152518号公報
しかしながら、上記各特許文献には、以下の記載する様々な課題を有している。すなわち、上記特許文献1に開示されたものでは、上述したように、上記導光板は、床板上に配置された座席パネル上に設けられたスペーサにより支持されているが、こうしたスペーサ等を設けることは部品点数(金型)の増加や床板形状の複雑化を招き、低コストにより製造することはできない。また、上記特許文献2に開示されたものでは、ライトユニットの垂下板が二つの部材により挟持された状態で支持・固定されていることから、該ライトユニットの長さや荷重、また該ライトユイットの肉厚が薄くなればなる程、先端側が下方に撓み、場合によっては該ライトユニットの先端側が、車体に形成された窓から(外部から)視認される事態を招きかねない。また、上記特許文献3に開示されたものでは、上述したように、電気基板が両面テープ等の接着手段によりボディ(車体)の内面(天井の下面)に接合されていることから、該電気基板や照明灯が損傷した場合であっても、該電気基板を容易に交換することができない。
そこで、本発明は、上述した各特許文献に開示された課題を解決するために提案されたものであって、部品点数の増加や床板形状の複雑化を招くことがなく、基板の先端側がその荷重により撓んで垂れ下がることがなく基板そのものに肉厚も薄くすることができるとともに、破損等による交換作業も極めて容易且つ迅速に行うことができる新規な鉄道模型用回路基板又はその装着構造若しくはこれらを備えた鉄道模型を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、鉄道模型用回路基板に係るものであって、天井と該天井の形成位置よりもやや下方に形成された複数の窓とを有する車体と、この車体に取り付けられる床板と、この床板に形成された基板装着部と、を備えた鉄道模型に装着される鉄道模型用回路基板であって、上記車体の天井の長さ方向に長さを有し、下面には室内灯である複数の発光素子が実装されてなる横板部と、この横板部の基端側の下面に上端が半田付けされ、上記床板に形成された基板装着部に対して着脱可能に装着される縦板部と、を備え、上記横板部と上記縦板部とにより形成される角度は鈍角となされてなるとともに、上記縦板部が上記基板装着部に装着され、上記車体が床板に取り付けられた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されることを特徴とするものである。
上記第1の発明に係る鉄道模型用回路基板では、上述したように、上記横板部と上記縦板部とにより形成される角度は鈍角となされ、縦板部が上記基板装着部に装着されるとともに、上記車体が床板に取り付けられた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されるように構成されている。したがって、この鉄道模型用回路基板は、その荷重により全体が撓んで該横板部の先端側が垂れ下がり、この結果、その先端側が外部から視認されてしまうことを有効に防止することができる。また、この第1の発明に係る鉄道模型用回路基板では、上記床板に形成された基板装着部に対して縦板部が着脱可能に装着されるものであることから、この鉄道模型用回路基板や発光素子等が損傷した場合であっても、この鉄道模型用回路基板を基板装着部から簡単に取り外し、交換することができる。またさらに、この鉄道模型用回路基板は、上記基板装着部に対して縦板部が着脱可能に装着されるものであり、特別な部材を介して支持されているものではないことから、部品点数を大きく削減することができるとともに、上記床板の形状の複雑化を招くことがなく、ひいては鉄道模型全体の製造コストを低減することが可能となる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、鉄道模型用回路基板の装着構造に係るものであって、天井と該天井の形成位置よりもやや下方に形成された複数の窓とを有する車体と、この車体に取り付けられる床板と、この床板に形成された基板装着部と、を備えた鉄道模型に対する鉄道模型用回路基板の装着構造であって、上記鉄道模型用回路基板は、上記車体の天井の長さ方向に長さを有し、下面には室内灯である複数の発光素子が実装されてなる横板部と、この横板部の基端側の下面に上端が半田付けされ、上記床板に形成された基板装着部に対して着脱可能に装着される縦板部と、を備え、上記横板部と上記縦板部とにより形成される角度は鈍角となされてなるとともに、上記縦板部が上記基板装着部に装着され、上記車体が床板に取り付けられた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されることを特徴とするものである。
この第2の発明に係る鉄道模型用回路基板の装着構造においても、上記第1の発明に係る鉄道模型用回路基板と同じように、部品点数の増加や床板形状の複雑化を招くことがなく、基板の先端側がその荷重により撓んで垂れ下がることがなく基板そのものに肉厚も薄くすることができるとともに、破損等による交換作業も極めて容易且つ迅速に行うことができる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第2の発明において、前記鉄道模型用回路基板を構成する縦板部の一方の面には、プラス端子とマイナス端子とが左右に並んで形成され、前記基板装着部は、前記床板の上面から起立し上記縦板部の他方の面に対向する起立板部と、この起立板部にそれぞれ対向し上記縦板部に形成されたプラス端子に接触し可撓性を有するプラス側電極板部と該縦板部に形成されたマイナス端子に接触し可撓性を有するマイナス側電極板部と、を備え、上記鉄道模型用回路基板は、上記縦板部が上記起立板部と上記プラス側電極板部及びマイナス側電極板部とにより挟持された状態で着脱可能に装着されてなるとともに、前記車体を床板に取り付けた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されことに伴って、上記縦板部が撓んで上記プラス側電極板部及びマイナス側電極が押圧されることを特徴とするものである。
この第3の発明に係る鉄道模型用回路基板の装着構造では、上記鉄道模型用回路基板は、上記縦板部が上記起立板部と上記プラス側電極板部及びマイナス側電極板部とにより挟持された状態で着脱可能に装着されてなるとともに、前記車体を床板に取り付けた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されことに伴って、上記縦板部が撓んで上記プラス側電極板部及びマイナス側電極が押圧される。このプラス側電極板部やマイナス側電極板部を押圧する部位は、上記縦板部の一方の面に形成されたプラス端子とマイナス端子である。したがって、この第3の発明に係る鉄道模型用回路基板の装着構造によれば、鉄道模型の走行による振動等により、上記縦板部の一方の面に形成されたプラス端子と上記プラス側電極板部との間及び上記マイナス端子と上記マイナス側電極板部との間における接触不良が生じ、この結果、上記複数の発光素子の発光が不能となったりちらつき(点滅)が生じたりする危険性を有効に防止することができる。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、鉄道模型に係るものであり、前記第1の発明に係る鉄道模型用回路基板、又は、前記第2又は第3の発明に係る鉄道模型用回路基板の装着構造の何れかを備えてなることを特徴とするものである。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)に係る鉄道模型用回路基板や上記第2の発明(請求項2記載の発明)に係る鉄道模型用回路基板の装着構造、また上記第4の発明(請求項4記載の発明)に係る鉄道模型によれば、部品点数の増加や床板形状の複雑化を招くことがなく、基板の先端側がその荷重により撓んで垂れ下がることがなく基板そのものに肉厚も薄くすることができるとともに、破損等による交換作業も極めて容易且つ迅速に行うことができる。
特に、上記第3の発明(請求項3記載の発明)に係る鉄道模型用回路基板の装着構造によれば、鉄道模型の走行による振動等により、上記縦板部の一方の面に形成されたプラス端子と上記プラス側電極板部との間及び上記マイナス端子と上記マイナス側電極板部との間における接触不良が生じ、この結果、上記複数の発光素子の発光が不能となったりちらつき(点滅)が生じたりする危険性を有効に防止することができる。
本発明の実施の形態に係る鉄道模型を模式的に示す分解斜視図である。 基板装着部を拡大して示す側面図である。 鉄道模型用回路基板を模式的に示す斜視図である。 鉄道模型用回路基板を模式的示す側面図である。 鉄道模型用回路基板が基板装着部に装着された後の状態を模式的に示す側断面図である。 車体が床板に装着された後の状態を模式的に示す側断面図である。 縦板部と電極板部とが撓んだ状態を拡大して示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る鉄道模型、鉄道模型用回路基板について、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態に係る鉄道模型1は、図1に示すように、左右の車輪2を備えた床板3と、この床板3に着脱可能に組み付けられ該床板3とともに車両1を構成する車体4等とから構成されている。上記床板3は長方形状の板体として構成され、上記車体4は、上記床板3側に開口が形成された直方体状に形成されている。また、上記床板3及び車体4は、それぞれ樹脂又は金属を素材として成形されてなるものであり、該床板3又は車体4に一体形成された弾性変形可能な図示しない係止フック(係止爪)を他方側に形成された係止部に係止させ、または、ネジ止め等により、上記車体4が上記床板3に組み付けられるものである。
そして、上記床板3には、図1又は図2に示すように、基板装着部5が形成されている。この基板装着部5は、後述する鉄道模型用回路基板(以下、回路基板と言う。)11を構成する縦板部11bが着脱可能に装着されるものであり、上記床板3の一端側上面から起立してなる起立板部5aと、この起立板部5aの一方の面(床板3の他端側に位置する平面)に所定間隔を隔てて対向してなるプラス側電極板部6bと、このプラス側電極板部6bに並んで配置されたマイナス側電極板部7bと、から構成されている。上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bは、上記床板3の上面に固定され図示しないリード線を介して上記左右の車輪2の一方又は他方に電気的に接続されてなるプラス側電極部材6又はマイナス側電極部材7を構成する部位である。すなわち、上記プラス側電極部材6は、図1に示すように、上記床板3の上面に固定された固定板部6aと、この固定板部6aの一端から折曲され該床板3の上面から起立してなる上記プラス側電極板部6bとから構成され、このプラス側電極板部6bは、上記起立板部5aに対向している。また、マイナス側電極部材7は、上記床板3の上面に固定された固定板部7aと、この固定板部7aの一端から折曲され該床板3の上面から起立してなる上記マイナス側電極板部7bとから構成され、このマイナス側電極板部7bは、上記起立板部5aに対向している。
なお、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bは、図2に拡大して示すように、上端側中途部には、上記起立板部5a側に突出した突出部(符号は省略する。)がそれぞれ折曲されることにより形成されている。すなわち、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bは、最も上端に形成され上記起立板部5aに対向する上部垂直板部6c(7c)と、この上部垂直板部6c(7c)の下端から折曲され該起立板部5aに徐々に接近する上方傾斜板部6d(7d)と、この上方傾斜板部6d(7d)の下端から折曲され該起立板部5aから徐々に離間する下方傾斜板部6e(7e)と、この下方傾斜板部6e(7e)の下端から垂下してなる下部垂直板部6f(7f)とから構成され、上記上方傾斜板部6d(7d)と下方傾斜板部6e(7e)とにより、上記突出部が形成されている。なお、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bと上記起立板部5aとの間隔は、後述する回路基板11の縦板部11bの肉厚よりも狭いものとされている。
そして、上記基板装着部5には、本発明又は本発明を構成する回路基板11が装着されている。この回路基板11は、フレキシブル基板であり、図1、図3又は図4に示すように、上記車体1の長さ方向に長さを有する横板部11aと、この横板部11aの基端側の下面に上端が半田付けされた縦板部11bとから構成され、上記横板部11aの下面には、複数の発光素子12が実装されている。これらの発光素子12は、それぞれこの回路基板11に形成された図示しない電気回路に接続され、後述するように電源が供給されることにより発光するLEDである。また、上記縦板部11bは、上記基板装着部5を構成する起立板部5aの高さよりも長尺に成形されたものである。また、上記縦板部11bの他方の面(起立板部5aとは反対側の面)には、図3に示すように、プラス端子8とマイナス端子9がそれぞれ並んだ状態で形成されている。これらプラス側端子8及びマイナス端子9は、この縦板部11bや横板部11aに形成された図示しない電気回路に接続されている。なお、上記プラス端子8は、後述するように、この回路基板11の縦板部11bが上記基板装着部5に装着された際、上記プラス側電極板部6bの突出部に接触される部位であり、上記マイナス端子9は、該回路基板11の縦板部11bが上記基板装着部5に装着された際、上記マイナス側電極板部7bの突出部に接触される部位である。
そして、上記横板部11aと縦板部11bとにより形成される角度aは、鈍角とされている。この角度aは、後述するように基板装着部5に対してこの回路基板11が装着され、その後、上記車体4を床板3に装着した際において、上記横板部11aの上面の先端側が該車体4の天井4aの下面に撓んで圧接される程度のものとすれば良く、具体的には91〜93度とされている。
以下、上記回路基板11を上記基板装着部5に装着する工程及びこの回路基板11が上記基板装着部5に装着された後に、上記床板3に車体4を装着する工程を説明しながら、上記回路基板11の装着構造について説明する。
先ず、上記回路基板11を上記基板装着部5に装着する工程は、図1中矢印で示すように、上記床板3の上方から、上記回路基板11を下降させ、該回路基板11を構成する縦板部11bを、上記起立板部5aとプラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bとの間に差し込む。この際、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bには、上それぞれ上方傾斜板部6d(7d)が形成されていることから、上記縦板部11bの下端は、上方傾斜板部6d(7d)の上面に当接し、この状態から更に下降させると、該縦板部11bの下端はこれら上方傾斜板部6d(7d)の上面上に摺接するとともに、この押圧力により、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7b全体は、徐々に上記起立板部5aから離間するように撓み、この縦板部11bを更に下降させ、最終的に該縦板部11bの下端を床板3の上面に当接させると、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bにそれぞれ形成された突出部の先端は、該プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bの弾性力により、上記プラス端子8又はマイナス端子9に付勢(押圧)される。
そして、こうした基板装着部5に対する回路基板11の装着作業が終了し、次いで、上記床板3上から上記車体4を下降させると、先ず、上記回路基板11を構成する横板部11aの先端が該車体4の天井4aの下面に当接し、更に該車体4を下降させると、上記横板部11a全体は湾曲させられ、最終的にこの車体4を床板3に装着すると、図6に示すように、上記横板部11aの中途部から先端までの上面は、図6又は図7中Z方向に湾曲され、上記天井の下面に圧接される。また、このように、最終的にこの車体4を床板3に装着した場合には、上記縦板部11bも、該縦板部11bの上端側が上記起立板部5aから離間する方向(図6又は図7中X方向)に僅かに撓ませられる。すなわち、上記縦板部11bは、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7b方向に撓ませられる。
なお、上記回路基板11に実装された各発光素子12に対する電源の供給は、この鉄道模型1が走行する図示しないレール、各車輪2、リード線を介した上記プラス側電極部材6やマイナス側電極部材7、上記回路基板11に形成された電気回路から行われる。
したがって、上述した回路基板11やこの回路基板11の装着構造若しくは鉄道模型1によれば、該回路基板11の荷重により全体が撓んで上記横板部11aの先端側が垂れ下がり、この結果、その先端側が外部から視認されてしまうことを有効に防止することができる。また、この回路基板11では、上記床板3に形成された基板装着部5に対して縦板部11bが着脱可能に装着されるものであることから、この回路基板11や発光素子12等が損傷した場合であっても、この回路基板11を基板装着部5から簡単に取り外し、交換することができる。またさらに、この回路基板11は、上記基板装着部5に対して縦板部11bが着脱可能に装着されるものであり、特別な部材を介して支持されているものではないことから、部品点数を大きく削減することができるとともに、上記床板3の形状の複雑化を招くことがなく、ひいては鉄道模型1全体の製造コストを低減することが可能となる。
特に、上記回路基板11の装着構造によれば、鉄道模型1の走行による振動等により、上記縦板部11bの一方の面に形成されたプラス端子8と上記プラス側電極板部6bとの間及び上記マイナス端子9と上記マイナス側電極板部7bとの間における接触不良が生じ、この結果、上記複数の発光素子12の発光が不能となったりちらつき(点滅)が生じたりする危険性を有効に防止することができる。
またさらに、この実施の形態に係る回路基板11の装着構造では、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bには、上記上方傾斜板部6d(7d)が形成され、上記回路基板11を基板装着部5に装着する際には、上述した一連の動作を行うことができることから、極めて容易に回路基板11を上記回路装着部5に装着することができ、誤って上記マイナス端子9やマイナス側電極板部7bを変形させたり不用意に破損されたりしてしまうことを防止することができる。また、最終的に上記縦板部11bの下端を床板3の上面に当接させると、上記プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bにそれぞれ形成された突出部の先端は、該プラス側電極板部6b及びマイナス側電極板部7bの弾性力により、上記プラス端子8又はマイナス端子9に付勢(押圧)された状態となることから、上記複数の発光素子12の発光が不能となったりちらつき(点滅)が生じたりする危険性をより一層防止することができる。
1 鉄道模型
2 車輪
3 床板
4 車体
4a 天井
5 基板装着部
5a 起立板部
6b プラス側電極板部
7b マイナス側電極板部
8 プラス端子
9 マイナス端子
11 回路基板
11a 横板部
11b 縦板部
12 発光素子
a 角度(鈍角)

Claims (4)

  1. 天井と該天井の形成位置よりもやや下方に形成された複数の窓とを有する車体と、この車体に取り付けられる床板と、この床板に形成された基板装着部と、を備えた鉄道模型に装着される鉄道模型用回路基板であって、
    上記車体の天井の長さ方向に長さを有し、下面には室内灯である複数の発光素子が実装されてなる横板部と、
    この横板部の基端側の下面に上端が半田付けされ、上記床板に形成された基板装着部に対して着脱可能に装着される縦板部と、を備え、
    上記横板部と上記縦板部とにより形成される角度は鈍角となされてなるとともに、
    上記縦板部が上記基板装着部に装着され、上記車体が床板に取り付けられた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されることを特徴とする鉄道模型用回路基板。
  2. 天井と該天井の形成位置よりもやや下方に形成された複数の窓とを有する車体と、この車体に取り付けられる床板と、この床板に形成された基板装着部と、を備えた鉄道模型に対する鉄道模型用回路基板の装着構造であって、
    上記鉄道模型用回路基板は、上記車体の天井の長さ方向に長さを有し、下面には室内灯である複数の発光素子が実装されてなる横板部と、この横板部の基端側の下面に上端が半田付けされ、上記床板に形成された基板装着部に対して着脱可能に装着される縦板部と、を備え、
    上記横板部と上記縦板部とにより形成される角度は鈍角となされてなるとともに、
    上記縦板部が上記基板装着部に装着され、上記車体が床板に取り付けられた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されることを特徴とする鉄道模型用回路基板の装着構造。
  3. 前記鉄道模型用回路基板を構成する縦板部の一方の面には、プラス端子とマイナス端子とが左右に並んで形成され、
    前記基板装着部は、前記床板の上面から起立し上記縦板部の他方の面に対向する起立板部と、この起立板部にそれぞれ対向し上記縦板部に形成されたプラス端子に接触し可撓性を有するプラス側電極板部と該縦板部に形成されたマイナス端子に接触し可撓性を有するマイナス側電極板部と、を備え、
    上記鉄道模型用回路基板は、上記縦板部が上記起立板部と上記プラス側電極板部及びマイナス側電極板部とにより挟持された状態で着脱可能に装着されてなるとともに、
    前記車体を床板に取り付けた際には、上記横板部が撓んで該横板部の先端側の上面が上記天井の下面に圧接されことに伴って、上記縦板部が撓んで上記プラス側電極板部及びマイナス側電極が押圧されることを特徴とする請求項2記載の鉄道模型用回路基板の装着構造。
  4. 前記請求項1記載の鉄道模型用回路基板、又は、前記請求項2又は3記載の何れかの鉄道模型用回路基板の装着構造を備えてなることを特徴とする鉄道模型。
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