JP2012014841A - Led照明装置 - Google Patents

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JP2012014841A
JP2012014841A JP2010147092A JP2010147092A JP2012014841A JP 2012014841 A JP2012014841 A JP 2012014841A JP 2010147092 A JP2010147092 A JP 2010147092A JP 2010147092 A JP2010147092 A JP 2010147092A JP 2012014841 A JP2012014841 A JP 2012014841A
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led
tube
tube body
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JP2010147092A
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Tetsuya Yamane
哲也 山根
Hiroto Baba
裕人 馬場
Shinya Tanaka
慎也 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】部屋の天井等に略水平状態に取り付ける照明装置において、円筒パイプを長尺の
合成樹脂製とし、長尺のLED基板が円筒パイプ内に取り付けられたものでは、全体の重
量によって、LED基板と共に円筒パイプの中間部が下方へ撓む状態となる。本発明は、
このような撓みを抑制するための技術を提供するものである。
【解決手段】多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内の
長手方向に延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キャ
ップが前記管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供給
されるLED照明装置において、前記管体の内面には、前記LED基板に向けて延びた撓
み抑制リブを前記管体と同時成形にて長手方向に形成したこと。
【選択図】図10

Description

本発明は、多数のLED(発光ダイオード)を配置した長尺帯板状の基板が合成樹脂製
管体内に収納されたLED照明装置に関し、特に、LED照明装置を水平状態で使用する
場合における合成樹脂製管体の下方への撓みを抑制する技術に関する。
透明プラスチックの円筒パイプ2内に、多数のLED9を配置した長尺の支持板3(L
ED基板)が水平に取り付けられ、この支持板3の両端にそれぞれ2本の端子4、4が接
続され、円筒パイプ2の両端を塞ぐベースキャップ5、5から端子4、4が突設されたも
のがある(特許文献1参照)。
特開2001−351402号公報
特許文献1のものは、長尺のLED基板が円筒パイプ内に取り付けられたものであるた
め、これを例えば天井に取り付けた従来の直管形蛍光灯の取り付け用ソケット部に嵌合装
着して使用する場合、LED基板は水平状態を保ち、その照射方向は下方に向いた一定状
態となる。
しかし、円筒パイプを長尺の合成樹脂製とした場合、長尺のLED基板が円筒パイプ内
に取り付けられたものであるため、部屋の天井等に略水平状態に取り付けた場合には、全
体の重量によって、LED基板と共に円筒パイプの中間部が下方へ撓む状態となる。
本発明は、このような点に鑑み、部屋の天井等に略水平状態に取り付ける照明装置にお
いて、このような撓みを抑制するための技術を提供するものである。
第1発明は、多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内
の長手方向に延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キ
ャップが前記管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供
給されるLED照明装置において、
前記管体の内面には、前記LED基板に向けて延びた撓み抑制リブを前記管体と同時成
形にて長手方向に形成したことを特徴とする。
第2発明は、多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内
の長手方向に延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キ
ャップが前記管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供
給されるLED照明装置において、
前記管体は押し出し成形にて筒状に形成されると共にその内面対向位置に前記管体の長
手方向に延在して前記LED基板の対向端部が挿入支持される一対の支持溝が形成され、
前記管体の内面には、前記LED基板の上面または下面に近接する位置まで延びた撓み抑
制リブを前記管体と同時成形にて長手方向に形成したことを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明において、前記LED基板の上面には前記LED
基板よりも小さい幅のLED駆動用回路基板が取り付けられ、前記撓み抑制リブは、前記
LED駆動用回路基板の両側で前記LED基板の上面に向けて延びたことを特徴とする。
第1発明によって、撓み抑制リブは管体と同時成形にて長手方向に形成したため、管体
が長尺の合成樹脂製であっても、管体の撓みを低コストでもって有効に抑制できるものと
なる。
第2発明は、第1発明の効果に加えて、LED基板の支持が一対の支持溝で行なえるた
め、管体内へのLED基板の支持が容易となると共に、この一対の支持溝の両側のリブが
管体の補強となる。更に、撓み抑制リブはLED基板の上面または下面に近接する位置ま
で延びることによって、管体内での撓み抑制リブの突出長さを長くできることとなり、撓
み抑制効果が更に良好となる。
第3発明は、第1発明または第2発明の効果に加えて、照明側面の裏側に撓み抑制リブ
を形成できるため、撓み抑制リブによる照明の阻害がなく、所期の照明効果を得ることが
できる。そして、撓み抑制リブをLED基板の上面に向けて長く延びる構成とすることに
より、撓み抑制効果が良好なものとなる。
本発明に係るLED照明装置の外観図である。 本発明に係るLED照明装置の管体内に収納した基板の状態説明図である。 図2のY方向から見た管体内に収納したLED基板の状態説明図である。 本発明に係るLED照明装置の端部キャップと管体内に収納した基板との関係を示す斜視図である。 本発明に係るLED照明装置の端部キャップのリード線の配置状態を示す斜視図である。 本発明に係るLED照明装置の端部キャップの側面図である。 本発明に係るLED照明装置の端部キャップ内のリード線の配置状態図である。 図7のA−A断面図である。 本発明に係るLED照明装置の端部キャップ、LED基板及び管体の関係を示す分解斜視図である。 本発明に係る撓み抑制リブがLED基板の下面の中央部またはLED基板の上面の端部に向けて延びた状態の管体の断面図である。 本発明に係る撓み抑制リブをLED基板の上面または下面の端部に向けて延びた状態の管体の断面図である。
本発明は、多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内の
長手方向に延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キャ
ップが前記管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供給
されるLED照明装置において、前記管体の内面には、前記LED基板に向けて延びた撓
み抑制リブを前記管体と同時成形にて長手方向に形成したものであり、以下に本発明の実
施例を記載する。
本発明に係るLED照明装置1は、従来使用されている直管形蛍光灯照明装置の直管形
蛍光灯に代わって、そのソケット(図示せず)に取り付けられるものであるが、これに限
定されず、本発明に係るLED照明装置1を取り付ける専用のソケットを備える照明器具
にも適用可能な照明装置となるものである。
以下に本発明に係るLED照明装置1を図に基づき説明する。LED照明装置1は、多
数の白色LED(発光ダイオード)2を配置した長尺のLED基板3が少なくとも一部が
透光性である直管形管体4内の長手方向(管体4の長軸方向)に延在するよう収納され、
従来使用されている直管形蛍光灯照明装置等のソケット部(図示せず)に嵌合装着される
端子部5を備えた端部キャップ6が管体4の左右両端に取り付けられ、端子部5に半田付
けされたリード線7を介してLED2へ所定の電力が供給され、LED2が発光するもの
である。
LED照明装置1は、部屋の天井等に配置された直管形蛍光灯照明装置等のソケット部
(図示せず)に装着して、管体4が略水平状態に支持されるものであり、この状態で、照
明側面3Pが下側に向き、下方を照明するものである。
管体4内には、LED基板3の他にLED駆動用回路基板8が収納されている。LED
基板3は平板状の合成樹脂製であり、その片側面(図2では下側面)が照明側面3Pとな
るように多数のLED2が配置されており、照明側面3Pの反対側となる他方側面(裏面
)には、LED2へ電力供給する電気回路素子を取り付けた平板状のLED駆動用回路基
板8が、LED基板3と並行状態にLED基板3の裏側(図2では上側)に取り付けられ
ている。実施例では図1乃至図3に示すように、LED照明装置1は、部屋の天井部分等
に取り付けられて下方を照明するものであり、LED基板3の下側面が照明側面3Pとな
るように配置された構成である。
LED基板3の照明側面3Pには、一列に電気的に直列接続された多数のLED2が直
線状に配列される状態でもって、複数列に配置されている。図示のものは、全部で306
個のLED2が3列に所定間隔でもって配置されている。実施例で示すLED照明装置1
は、長さLが略1200mmであり、この長さに対応する長さのLED基板3を1枚の基
板で形成することは、コスト的にもアップするため、実施例では3枚の単位基板A、B、
Cが直列接続されてLED基板3を構成している。このため、単位基板A、B、Cにはそ
れぞれ1列34個のLED2が3列に所定間隔でもって配置された状態であり、単位基板
A、B、Cの各列のLED2は、電気的に直列接続されて、全体として306個のLED
2が3列構成である。
管体4は、LED2の発光が透過するために、図1に一点鎖線で示す線PLから上方領
域4Uを不透明とし、線PLから下方領域4Dが透明または半透明(着色または乳白色を
含む)になった透光性をなすように、合成樹脂材の押し出し成形または引き抜き成形で形
成された円筒状またはそれに近い筒状である。平坦な照明側面3Pに取り付けたLED2
の発光による照射角度は、略120度であるため、平坦な照明側面3Pに取り付けた3列
の両端の各列のLED2の光の照射角度、及び管体4での反射光を考慮すれば、管体4は
、略LED基板3に対応する下方領域4Dが透光性をなす構成とすればよい。なお、上方
領域4Uを不透明とすれば、LED基板3よりも上方にあるLED駆動用回路基板8、及
びそれに取り付けられた電気回路素子が外部から見えない状態となり、外観上好ましい形
態となる。管体4の成形と同時に上方領域4Uを不透明とする方法として種々あるが、例
えば、管体4の上方領域4Uに多数の細かい筋を形成する方法であってもよい。
管体4の両端部に取り付けた端部キャップ6の端子部5は、それぞれ2本のピンを備え
たものであるが、これは従来使用されている直管形蛍光灯照明装置のソケット部(図示せ
ず)に嵌合装着されるための構成となっているためである。
LED照明装置1の両端の端子部5へ供給される商用交流電力ACによって、LED2
が発光するようにするために、LED2へ電力供給する電気回路素子Sを取り付けたLE
D駆動用回路基板8が設けられている。LED駆動用回路基板8には、左右の端子部5に
それぞれリード線7側の端子側コネクタ11Bと接続される基板側コネクタ11Aが配置
され、これらの基板側コネクタ11Aと端子側コネクタ11Bが接続された状態で、左右
の端子部5からリード線7を介して商用交流電力ACが、LED駆動用回路基板8の電気
回路素子Sに供給される。この電気回路素子Sとして、LED駆動用回路基板8には、こ
の左右の端子部5からリード線7を介して供給される商用交流電力ACを整流して所定の
直流DCとするための整流回路を含むAC/DC変換回路部9と、AC/DC変換回路部
9から供給される直流DCを所定電圧としてLED2に供給する電圧制御部10を備えて
いる。
図7〜図11に示すように、LED基板3を円筒状の管体4内に支持するために、円筒
状の管体4の内面対向位置には、管体4の長さ方向(管4の軸方向)へ延びた相対向する
一対の支持溝4Aが、管体4の形成と同時に形成されている。一対の支持溝4Aは、図7
〜図11に示すように、それぞれ管体4の長さ方向(管4の軸方向)へ延びた対向する一
対のリブ4B、4B間に形成されており、一対のリブ4B、4Bの間隔は、LED基板3
の厚さよりも若干大きい寸法の間隔を存して、管体4の形成と同時に、管体4の全長に亘
って形成されている。管体4のの開口端から一対の支持溝4Aに挿入され支持されたLE
D基板3は、図7〜図11に示すように、内側管体41の上下の中央部よりも若干下方に
位置する。これは、上記のように照明側面3Pに取り付けたLED2の照射角度は略12
0度であること、及び電気回路素子Sを取り付けたLED駆動用回路基板8がLED基板
3の裏側(図では上側)に配置されている状態での収納を考慮したためである。
端部キャップ6は、円筒状の管体4に合わせるために、電気絶縁材である合成樹脂材で
もって円筒状に形成されている。端子部5は、電気絶縁材の端子支持部材14に取り付け
られた状態で、端子側コネクタ11Bを備えたリード線7の一端と半田付けにて接続され
る。端部キャップ6への端子支持部材14の取り付けは、端子支持部材14と一体に組み
合わせたカップ状の金属製外観部材14Aが、端部キャップ6の外側端の環状取り付け部
6Aの外面に接着にて行なわれる。
図4に示すように、電気回路素子を取り付けたLED駆動用回路基板8の幅T1は、L
ED基板3の幅T2よりも十分小さく設定され、LED駆動用回路基板8の幅T1の両側
に、LED基板3の長尺方向に並行に延びた長尺端縁3Aが存在する配置でもって、LE
D駆動用回路基板8をLED基板3の裏側に取り付けている。このような構成において、
図9に示すように、管体4の一端開口から、LED基板3の長尺端部3Aを管体4内の一
対の支持溝4Aにスライドにて挿入し、LED基板3を管体4内に収納する。この収納状
態において、管体4の左右の開口端部に端部キャップ6が取り付けられる。この取り付け
を達成するために、端部キャップ6の環状取り付け部6Bには、一対のリブ4B、4Bが
挿入される切り欠き6Dが形成されている。
本発明では、LED基板3は、管体4内の支持溝4Aに支持された状態であるが、管体
4が合成樹脂で長尺の筒状に成形され、その中に収納されるLED基板3が長尺になれば
なるほど、LED基板3を含めて管体4の中間部が下方へ撓む状態となる。このため、こ
の撓みを抑制するために、管体4の周囲壁から管体4内に向かって、撓みを抑制する支持
リブ17を設けている。この支持リブ17は、管体4と同時成形にて管体4の長手方向に
形成したものである。このため、支持リブ17は、管体4の全長に亘って形成される。
支持リブ17の形態は種々あるが、図10に実線で示すように、LED基板3の下面で
ある照明側面3Pに近接する位置まで延びた撓み抑制リブ17を二本並行に、管体4と同
時成形にて管体4の長手方向に形成している。これは、LED2が3列に所定間隔でもっ
て配置されているため、撓み抑制リブ17の先端が、このLED列間の隙間に臨む配置で
ある。撓み抑制リブ17は一本でもよいが、このように二本形成することによって、管体
4の補強効果が大ききなり、撓み抑制効果が大きくなる。
また、撓み抑制リブ17は、図10に二点鎖線で示すように、LED駆動用回路基板8
の両側で、LED基板3の上面の端部に向けて延びた形態で、管体4と同時成形にて管体
4の長手方向に形成することでもよい。図10に実線で示すようなLED基板3の下面で
ある照明側面3Pに臨む場合に比して、LEDの照射方向の邪魔にならないため、照明効
果を損なうことにはならない。
図11には、撓み抑制リブ17が、支持溝4Aを形成するための上下一対のリブ4B、
4Bの一方または両方に連続するように形成した形態を示している。図11の実線の撓み
抑制リブ17は、下側のリブ4Bに連続するように形成した形態を示している。また、図
11の二点鎖線の撓み抑制リブ17は、上側のリブ4Bに連続するように形成した形態を
示している。二点鎖線の撓み抑制リブ17の形態は、LED駆動用回路基板8の両側で、
LED基板3の上面の端部に向けて延びた形態であり、LED基板3の下面である照明側
面3Pに臨む場合に比して、LEDの照射方向の邪魔にならないため、照明効果を損なう
ことにはならない。なお、管体4の外面に形成によるヒケが出る場合には、これを見え難
くするために、管体4の外面に長手方向に細かい筋などを形成するようにすればよい。
上記のように、管体4と同時成形にて管体4の長手方向に撓み抑制リブ17を形成する
が、後述のように、管体4の両端開口部に端部キャップ6を取り付けるため、この取り付
けによって撓み抑制リブ17が端部キャップ6に衝突しないようにするために、端部キャ
ップ6の環状取り付け部6Bには、撓み抑制リブ17が挿入される切り欠き6Mが形成さ
れている。これによって、図10及び図11のいずれに形態においても、管体4の両端開
口部に端部キャップ6を取り付けたとき、撓み抑制リブ17が切り欠き6Mに挿入され、
管体4と端部キャップ6の結合が良好になる。
管体4の左右の開口端部への端部キャップ6の取り付けに際し、先ず基板側コネクタ1
1Aと端子側コネクタ11Bとを結合させ、この状態で、管体4の左右の開口端部に端部
キャップ6を嵌め合わせる。この嵌め合わせに伴って、一対のリブ4B、4Bが切り欠き
6Dに挿入されつつ、且つ撓み抑制リブ17が切り欠き6Mに挿入されつつ、管体4の開
口端部が端部キャップ6の環状のストッパフランジ6Cに当接する状態まで、管体4を内
側端の環状取り付け部6Bの外面に挿入する。この挿入によって、環状取り付け部6Bと
管体4とは、少なくともそのいずれか一方に塗布した接着剤によって結合され、環状取り
付け部6Bと管体4とが一体化される。
管体4の左右の開口端部への端部キャップ6の取り付けにおいて、管体4内の一対の支
持溝4Aに挿入支持されたLED基板3が、管体4内の所定位置に収まり位置決めされる
ようにするために、切り欠き6Dの中央部には、基板ストッパ部6Eが端部キャップ6に
形成されている。これによって、上記のように管体4の左右の開口端部への端部キャップ
6の取り付けによって、LED基板3が管体4の左右のいずれかの方向へずれておれば、
図8に示すように、LED基板3の長尺方向の端部3Bが基板ストッパ部6Eに当接して
、LED基板3が管体4の左右の中央位置へ位置決めされる状態となる。この位置決めは
、LED2の発光が、管体4の全長から均一に得られるようにするために有効である。
このようにして管体4と端部キャップ6とは結合されるが、この組立作業において、リ
ード線7が引っ張られたり、撓んだり、捩じれたりした場合、その作用力がリード線7と
端子部5との半田付け箇所に直接掛かれば、この半田付け箇所が剥がれたり、接触不良状
態になったり等、電気的接続不良が生じる。また、端子側コネクタ11Bを取り付けたリ
ード線7が端子部5に半田付けされた状態で、上記のような組立作業の準備中や運搬中に
、引っ張りや捩じれ等による作用力が半田付け箇所に掛かった場合も、同様に電気的接続
不良が生じる虞がある。このような事態にならないようにする技術を以下に記載する。
図5、図7、図8等に示すように、端部キャップ6の内側には、環状取り付け部6Bで
囲まれた内方領域には、環状取り付け部6Bから突出しない範囲で、リード線7の途中を
屈曲係止する係止部15を備え、この屈曲係止によってリード線7と端子部5との半田付
け箇所へ掛かるリード線7の引っ張りや撓み等の作用力を吸収するようにしている。
係止部15は、向かい合った一対の第1係止部15A、15Aと、第2係止部15B、
15Bによって構成している。第1係止部15A、15Aは、端部キャップ6内の内外隔
壁16に形成した孔16Aに端部に形成され、この孔16Aに臨むように第2係止部15
B、15Bが形成されている。このため、端子部5から延びた2本のリード線7は、それ
ぞれ孔16Aの近傍で内外隔壁16を貫通して第2係止部15B、15Bに係止するよう
に屈曲した後、端子側コネクタ11Bへ延びる。この状態で、図8に示すように、2本の
リード線7はそれぞれ第1係止部15A、15Aに係止すると共に孔16Aに一部が侵入
する状態で、第2係止部15B、15Bに係止した状態となる。第1係止部15A、15
Aと、第2係止部15B、15Bへのリード線7の係止は、第2係止部15B、15B間
からリード線7を屈曲させつつ挿入係止することによって達成できる。
第1係止部15A、15Aと、第2係止部15B、15Bへのリード線7の係止は、第
2係止部15B、15B間からリード線7を屈曲させつつ、図5に矢印Qで示す方向へ挿
入係止することによって達成できる。
これによって、端子側コネクタ11B側へリード線7が引っ張られても、主として第2
係止部15Bに係止するため、この引っ張り作用力がこの部分で吸収されて、端子部5と
の半田付け箇所へ掛かることがないか抑制される。
また、端子側コネクタ11B側から端子部5方向へリード線7が撓んでも、主として第2
係止部15Bに押し圧係止するため、この撓み作用力がこの部分で吸収されて、端子部5
との半田付け箇所へ掛かることがないか抑制される。また、リード線7が捩じれた場合に
は、第1係止部15A、15A及び第2係止部15B、15Bのいずれかまたは双方によ
って、この捩じれ作用力がこの部分で吸収されて、端子部5との半田付け箇所へ掛かるこ
とがないか抑制される。
図8に示すように、第1係止部15A、15Aと、第2係止部15B、15Bへリード
線7を係止した状態で、2本のリード線の途中がS字状屈曲となる状態で係止されること
により、リード線7の引っ張り、撓み、捩じれによる作用力の吸収は、更に良好な効果を
得ることができる。
また、上記のようなリード線7の引っ張り、撓み、捩じれによる作用力の吸収は、内外
隔壁16に形成した孔16Aが存在しない構成でも差し支えないが、この孔16Aの存在
によって、更に良好な効果を得ることができる。また、この孔16Aに相当する部分で隔
壁16が端子部5側へ窪んでいても、この係止部15に部分で2本のリード線の途中がS
字状屈曲となる状態で係止されることとなり、同様の効果を得ることができる。
上記のように、管体4は押し出し成形にて筒状に形成されると共にその内面対向位置に
、管体4の長手方向に延在してLED基板3の対向端部3Aが挿入支持される一対の支持
溝4Aが形成され、図8に示すように、端部キャップ6は、リード線7の途中を屈曲係止
する係止部15と、一対の支持溝4Aに挿入支持されたLED基板3の長手方向端部3B
に当接して、LED基板3の位置決めをするストッパ部6Eを形成した構成である。この
ストッパ部6Eは、環状取り付け部6Bで囲まれた内方領域において、LED基板3の長
手方向端部3Bに当接または近接する位置であり、且つ、LED基板3の長手方向端部3
Bが、係止部15によって屈曲係止されたリード線7の屈曲部に当接しないように、LE
D基板3の長手方向移動を制限する作用をする位置である。このため、LED基板3の長
手方向移動がストッパ部6Eによって制限されるため、運搬中などでLED基板3が移動
してリード線7の被覆損傷等を防止できる。
本発明に係るLED照明装置は、上記実施例に示した直管形LED照明装置に限らず、
本発明の技術範囲において種々の形態のLED照明装置を包含するものである。
1・・・・・LED照明装置
2・・・・・LED
3・・・・・LED基板
3A・・・・照明側面
3B・・・・LED基板3の長手方向端部
3P・・・・照明側面
4・・・・・管体
4A・・・・溝
4B・・・・リブ
5・・・・・端子部
6・・・・・端部キャップ
6B・・・・環状取り付け部
6D・・・・切り欠き
6E・・・・ストッパ部
6M・・・・切り欠き
7・・・・・リード線
8・・・・・LED駆動用回路基板
9・・・・・AC/DC変換回路部
10・・・・電圧制御部
11A・・・基板側コネクタ
11B・・・端子側コネクタ
15・・・・係止部
15A・・・第1係止部
15B・・・第2係止部
16・・・・隔壁
16A・・・孔
17・・・・撓み抑制リブ

Claims (3)

  1. 多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内の長手方向に
    延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キャップが前記
    管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供給されるLE
    D照明装置において、
    前記管体の内面には、前記LED基板に向けて延びた撓み抑制リブを前記管体と同時成
    形にて長手方向に形成したことを特徴とするLED照明装置。
  2. 多数のLEDを照明側面に配置した長尺のLED基板が合成樹脂製管体内の長手方向に
    延在するよう収納され、ソケット部に嵌合装着される端子部を備えた端部キャップが前記
    管体の左右両端に取り付けられ、前記端子部を通して前記LEDへ電力が供給されるLE
    D照明装置において、
    前記管体は押し出し成形にて筒状に形成されると共にその内面対向位置に前記管体の長
    手方向に延在して前記LED基板の対向端部が挿入支持される一対の支持溝が形成され、
    前記管体の内面には、前記LED基板の上面または下面に近接する位置まで延びた撓み抑
    制リブを前記管体と同時成形にて長手方向に形成したことを特徴とするLED照明装置。
  3. 前記LED基板の上面には前記LED基板よりも小さい幅のLED駆動用回路基板が取
    り付けられ、前記撓み抑制リブは、前記LED駆動用回路基板の両側で前記LED基板の
    上面に向けて延びたことを特徴とする請求項1または2に記載のLED照明装置。
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