JP5375702B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、屋内の天井や列車の天井等に設置される照明器具に関する。
発光ユニット、レンズユニット、一対のプラグユニット、一対のコンセントユニットからなる発光モジュールを、天井板に固定された係止フックユニットに係止して構成された照明器具が、従来技術として知られている(例えば、特許文献1参照。)。
発光ユニットは、上部に中空係止構造を有し、下部に一対の係止構造を有していて、その中空係止構造の下面に、複数の発光素子が設置された回路基板が取付けられている。この発光ユニットは係止フックユニットが有した二つの係止フック構造間に逆さ方式で係止されている。レンズユニットは、発光ユニットの一対の係止構造に係止されて、回路基板を覆って発光ユニットに取付けられている。
コンセントユニットは、コンセント孔を有していて、発光ユニットの長手方向両端において中空係止構造に夫々接続されている。コンセントユニットは、プラグピンを有していて、発光ユニットの長手方向両端において一対の係止構造の端及びこれらに渡って支持されたレンズユニットの端を覆うとともにコンセントユニットに下方から重なって配設されている。プラグピンはコンセント孔に接続されている。そして、発光ユニットから引き出された導線は、コンセントユニットに形成された開口を通ってプラグピンに接続されている。
したがって、特許文献1に記載の照明器具は、図示されていない電源ユニットに一対のコンセントユニットを電気的に接続して、発光ユニットが有した発光素子に通電することにより、これら発光素子が発光する光をレンズユニットに通して下方へ投光し照明をすることができる。
実用新案登録第3147703号公報
しかし、既述のように特許文献1には、電源ユニットが記載されていないので、当然に、この電源ユニットに至る配線構造は不明である。
一般的に、照明器具が備える電源ユニットは、器具本体に内蔵される場合と、照明器具が設置される天井の裏側空間に位置されるように器具本体の上面に取付ける外付けの場合とがある。
後者のように外付け配置の電源ユニットを備えた照明器具にあって、天井面に接する器具本体の上面に、配線の大部分が露出して引き回されている構成では、照明器具が設置される前の単体の状態で、器具本体の上面に露出された露出配線部により照明器具の外観が低下し商品性を損なうことがあるとともに、天井へ照明器具が設置される際に天井面と器具本体の上面との間に前記露出配線部が挟まれて、照明器具が適正に設置されない恐れがある。
特に、複数の発光素子を列状に並べるために、長尺な単一の回路基板に発光素子を列状に並べて設ける構成とすることは、製造や組立ての面で様々な不都合を生じる。そのため、複数の発光素子が取付けられた、ある程度の長さの複数の回路基板を、一列に並べることで、複数の発光素子を列状に並べた構成とすることがある。こうした構成では、使用した回路基板ごとに電源ユニットに至る配線を引き回す必要があるので、それらの配線の大部分を既述のように器具本体の上面に露出させて引き回わすことは、既述の不具合を助長する。
又、こうした課題に対して、発光ユニットから電源ユニットに至る配線構造が不明である特許文献1の技術は、何らの解決策を開示したものでも示唆するものでもない。
したがって、本発明の目的は、外観を向上できるとともに、天井に適正に設置し易い照明器具を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、上壁部、この上壁部の幅方向両端部に下方に折れ曲がるように一体に連続した側壁部、及びこの側壁部の下端部に側方に張り出して一体に連続した放熱部を有し、かつ前記側壁部に通線部が形成されている長尺な金属製の本体ベースと;前記側壁部との間に配線スペースを形成して前記本体ベースに連結され、かつ、前記上壁部を覆った上板部に前記配線スペースに臨む通線孔が設けられている本体カバーと;電線コネクタを有し、このコネクタを前記通線孔の近傍に位置させて前記本体カバー上に配置された電源ユニットと;点灯状態で発熱する複数の発光素子、これらの素子が実装されているとともに前記上壁部に前記発光素子を下方に向けて固定された回路基板、及びこの基板に接続されるとともに前記通線部、配線スペース、及び通線孔を通って配線され前記電線コネクタに接続された電線を有した発光ユニットと;を具備することを特徴としている。
この発明で、本体ベースは、軽量でかつ熱伝導性に優れる金属例えばアルミニウム合金製とすることが好ましく、通線部は、発光ユニット数に応じて設ければよく、通線部は孔又は切り欠きで形成できる。この発明で、本体ベースの側壁部は上壁部に対して略直角に折れ曲がるように連続していても、或いは斜めに折れ曲がるように連続していてもよい。この発明で、本体カバーは照明器具全体の放熱面積をより大きく確保するために金属製とすることが好ましいとともに、この本体カバーと側壁部との間に形成される配線スペースは、本体ベースの幅方向片側のみにあれば良いが、発光ユニット数が多い場合は本体ベースの幅方向両側に設けることができ、この後者の形態ではベース孔を側壁部の夫々に設けて実施すればよい。この発明で、発光素子には、半導体発光素子例えばLED(発光ダウオード)チップを好適に用いることができる。この発明で、発光ダイオードが有した電線は、その金属導線の外側が絶縁被覆で覆われた構成の電線を指しているが、更に、前記絶縁被覆を覆うチューブ状の絶縁保護外皮で覆われていても差し支えない。
この請求項1の発明の照明器具は、長尺な器具本体の長手方向に沿って延びる配線スペースを有していて、発光ユニットの電線を、本体ベースが有した側壁部の通線部、配線スペース、及び本体カバーの通線孔に通して配線し、かつ、電源ユニットの電線コネクタに接続した構成を備えている。そのため、電線の大部分が配線スペースに収容して配線され、露出配線部を発光ユニットから電源ユニットに至る電線のうちで通線孔から電線コネクタに至る部分のみに限定できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記上板部が前記上壁部に上方からねじ止めされているとともに、前記上板部を上方から貫通して前記上壁部にねじ込まれたねじで取付け金具が前記上板部を挟んで前記上壁部に固定されていて、この取付け金具に前記電源ユニットが固定されていることを特徴としている。
この発明では、本体ベースの上壁部に、発光ユニットが固定されているだけではなく、本体カバー、及び電源ユニットが夫々ねじ止めされているので、この固定のためのねじが配線スペースに突出することがないとともに、本体カバーを被設置箇所である天井に先行して取付けてから発光ユニットが固定された本体ベースを本体カバーに支持させる手間を要することなく、照明器具をそれが組み立てられた状態で天井に容易に設置することができる。
請求項1の発明の照明器具によれば、発光ユニットから電源ユニットに至る電線の露出配線部が極少となるので、天井に設置される前の単体状態での外観を向上できるとともに、露出配線部が天井との間に挟まれ難いことに伴い天井に適正に設置し易い、という効果がある。
請求項2の発明の照明器具によれば、請求項1の発明において、更に、本体ベースにねじ込まれたねじと配線スペース内の電線とが干渉する恐れがないとともに、天井への設置が容易である、という効果がある。
本発明の一実施形態に係る照明器具を下側から見て示す斜視図である。 図1の照明器具を上側から見て示す斜視図である。 図1の照明器具の一端部を下側から見て示す斜視図である。 図2中矢印F4−F4線に沿う断面図である。 図3中矢印F5−F5線に沿う断面図である。 図1の照明器具が備える本体ベースの一部を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
図1〜図5中符号1は照明器具を示している。この照明器具1は、例えば列車の天井A(図4及び図5参照)に設置されるものであって、本体ベース2と、本体カバー11と、一対の本体端板15と、電源ユニット21、少なくとも一個例えば4個の発光ユニット31(一個のみ図4及び図5に図示する。)と、照明カバー38と、一対の位置決めホルダ41を具備している。
本体ベース2は、金属製例えばアルミニウム合金の一体成型品である押し出し型材で作られていて、長尺である。ここに長尺とは、本体ベース2の幅方向の寸法より本体ベース2の長手方向の寸法が長い構成を指している。図4〜図6に示すように本体ベース2は、上壁部3、左右の側壁部5、及び放熱部9を有していて、左右対称に形成されている。
詳しくは、上壁部3は本体ベース2の中で最も肉厚な部位であり、その上面及び長手方向流端に夫々開放する一対のタッピングホール3aを有している。これらタッピングホール3aは上壁部3の長手方向全長にわたり延びている。上壁部3の長手方向両端部に固定孔3b(図5に一個のみ図示する。)が夫々厚み方向に貫通して設けられている。
左右の側壁部5は、上壁部3の幅方向両端部から下方に略直角に折れ曲がるように一体に連続して設けられている。側壁部5の上部側面に細かな凹凸が設けられていて、これらは筋状をなして側壁部5の長手方向全長にわたり延びている。左右の側壁部5と上壁部3とにより収容凹部2aが形成されていて、この収容凹部2aは本体ベース2の下方及び長手方向両端に夫々開放されている。
左右の側壁部5の夫々に、収容凹部2a内に開放するとともに側壁部5の長手方向両端(つまり、本体ベース2の長手方向両端)に夫々開放する溝条6が形成されている。これら溝条6は、本体ベース2の下面開放部に寄っていて、かつ、同じ高さ位置に設けられている。
更に、左右の側壁部5のうちの少なくとも一方、例えば図4及び図6中右側位置の側壁部には後述する発光ユニット31と同数の通線部7(図4及び図6に一個のみ図示する。)が形成されている。これら通線部7は後述する発光ユニット31の夫々の配置に対応して一方の側壁部5の長手方向に沿って間隔的に設けられている。
放熱部9は左右の側壁部5の下端部に一体に連続されている。これら放熱部9は互に離れるように張り出している。言い換えれば、放熱部9は側壁部5の側方に張り出して一体に連続して設けられている。放熱部9の下に細かな凹凸が設けられていて、これらは筋状をなして放熱部9の長手方向全長にわたり延びている。
本体カバー11は板金を折り曲げて形成されている。本体カバー11の大きさは、本体ベース2と同じ幅でかつ同じ長さである。この本体カバー11は、上板部11aと、左右の折り曲げ板部11bを有している。
上板部11aは、本体ベース2と同幅で、上壁部3を覆って配設され、タッピングホール3aの長手方向中間部に上方から螺合された複数の第1のねじ12(図2参照)でねじ上壁部3に固定されている。この上板部11aの長手方向中央部に複数の逃げ孔13(図4に2個のみ図示する。)が開けられている。
左右の折り曲げ部11bは、上板部11aの幅方向両端から下方に略直角に折り曲げられるとともに、更に、互に近付く方向に略直角に折り曲げて形成されている。これら折り曲げ部11bの水平部位11cは本体ベース2の放熱部9の上面に接している。それにより、本体カバー11は本体ベース2の左右の側壁部5との間に夫々スペースS1,S2を形成している。
これらのスペースS1,S2は、本体ベース2及び本体カバー11の全長に沿って延びていて、側壁部5により隔てられた収容凹部2aと平行である。そのうちの片方のスペースS1は配線スペースとして用いられている。このスペースS1に前記通線部7が臨んでいて、この通線部7を通して配線用のスペースS1と収容凹部2aは連通されている。
本体カバー11の上板部11aの長手方向中央部に通線孔14(図2参照)が開けられている。この通線孔14は配線用のスペースS1に臨んでいる。更に、上板部11aの長手方向両端部の夫々には、前記固定孔3bより大きくこれに対向する孔11dが開けられている。
一対の本体端板15は板金を折り曲げて形成されている。これら本体端板15は、図5に示すようにスペースS1,S2の長手方向両端部に嵌合される部位を有していて、これらの部位を複数のブラインドリベット16で連結することによって、本体ベース2及び本体カバー11の両端を夫々覆って設けられている。一対の本体端板15と、本体ベース2と、本体カバー11とにより、略直方体状の器具本体18が形成され、この器具本体18の下面の幅方向中央部に前記収容凹部2aが開放されている。
図2に示すように電源ユニット21は、金属ケース内にインバータ回路等の電源回路を内蔵しているとともに、その金属ケースの長手方向両端に電源回路に接続された電線コネクタ22(なお、一端側の電線コネクタのみを図示する。)を有している。図示された電線コネクタ22は負荷用であり、他端側の図示されない電線コネクタは電源供給用である。
この電源ユニット21は、図2及び図4に示す取付け金具24を用いて器具本体18の上面に固定されている。
詳しくは、取付け金具24は、本体カバー11上に重ねられるベース板部24aと、このベース板部24aの一側部から上向きに略直角に折り曲げられた支持板部24bとから形成されている。
ベース板部24aは、本体カバー11の逃げ孔13を通って前記タッピングホール3aに上方からねじ込まれた複数の第2のねじ25により、本体ベース2の上壁部3にねじ止めされている。こうして本体カバー11上に配置された取付け金具24の長手方向の一端に、前記通線孔14が連続されている。
支持板部24bに電源ユニット21の長手方向両端部が夫々固定されている。この固定のために使用された固定ねじを図4中符号26で示す。こうして支持板部24bに支持された電源ユニット21は、本体カバー11の長手方向中央部に配設されていて、その負荷側の電線コネクタ22は通線孔14の近傍に位置されている。
4個の発光ユニット31は、図4で代表して示すように複数の発光素子32(一個のみ図示する。)と、これら発光素子32が実装された回路基板33と、電線34を備えている。
各発光素子32は、発光状態で発熱する半導体発光素子例えばLED(発光ダイオード)チップからなり、回路基板33の長手方向に沿って列状をなして実装されている。回路基板33上の発光素子32は直列接続されている。各発光素子32は例えば青色の光を発光するものであり、図示しない黄色の蛍光体が混ぜられた透光性の封止樹脂で覆われている。したがって、封止樹脂は白色系の光を出射する発光面をなしている。電線34は、各発光素子32を接続した回路基板33の直列回路の両端に接続されている。これらニ本の電線34は、絶縁被覆電線からなるとともに、更に、二本まとめた形態で絶縁チューブ35により覆われている。
各発光ユニット31は、収容凹部2a内で各発光素子32を下方に向けて上壁部3の下面にねじ止めされ、器具本体18の長手方向に沿って並べられている。それにより、各発光ユニット31が有する発光素子列が器具本体18の長手方向に連続されている。
各発光ユニット31の電線34(図2及び図4参照)は、対応する位置の通線部7を通って配線用のスペースS1に引き出され、更に、スペースS1内に配線された上で、通線孔14を通って器具本体18の外部に引き出されている。器具本体18の外部に引き出された露出配線部34a(図2参照)は、電源ユニット21の電線コネクタ22に差し込んで接続されている。この露出配線部34aの長さは80mm以下である。
照明カバー38は、透明合成樹脂又は乳白色等の拡散透光性の合成樹脂により本体ベース2の全長より多少短く形成されていて、その長手方向の端に図3に示す端板部38aを一体に有している。照明カバー38の幅方向両側縁は略水平な取付け縁部をなしている。この照明カバー38は、その左右の取付け縁部を、本体ベース2の長手方向一端から他端に向けて本体ベース2の溝条6に夫々挿入することにより、各発光ユニット31を覆い隠して本体ベース2に支持されている。
各位置決めホルダ41は板金を折り曲げて形成され、図5に示すように左右の係合縁部41aと、これらの一端間にわたるように形成されたストッパ部41bを有している。これら位置決めホルダ41は、その係合縁部41aを本体ベース2の溝条6に夫々挿入することにより、照明カバー38の長手方向両側に夫々配置されていて、前記本体端板15で外れ止めされている。これらに位置決めホルダ41のストッパ部41bは、図3に示すように照明カバー38の端板部38aの上部外面に接触又は近接されている。したがって、位置決めホルダ41によって照明カバー38は軸方向に移動しないように保持されている。
各位置決めホルダ41はその中央部に図5に示すように前記固定孔3bに対向するねじ通孔43を有している。
前記構成の照明器具1は、天井Aに開けられた開口B(図4参照)に電源ユニット21を挿入させた状態で、その長手方向両端部で互に上下に連通されているねじ通孔43、固定孔3b、及び孔11dを順次挿通して、天井Aにねじ込まれる設置ねじ45(図5に一方のみ図示する。)により、両端支持された状態で天井Aに取付け設置されている。なお、天井Aの開口Bは前記露出配線部34aを収めることができる程度の大きさに形成されている。
以上の構成の照明器具1は、長尺な器具本体18の長手方向に沿って延びる配線用のスペースS1を有していて、発光ユニット31の電線34を、本体ベース2が有した側壁部5の通線部7、配線用のスペースS1、及び本体カバー11の通線孔14に通して配線し、かつ、電源ユニット21の電線コネクタ22に接続した構成を備えている。そのため、電線34の大部分を配線用のスペースS1に収容して配線できるとともに、この電線34の露出配線部34aを発光ユニット31から電源ユニット21に至る電線のうちで通線孔14から電線コネクタ22に至る部分のみに短く限定できる。
このように発光ユニット31から電源ユニット21に至る電線34の露出が極少となるので、天井Aに設置される前の単体状態での器具本体18の外観及びその商品性を向上できる。これとともに、照明器具1を天井Aに設置する際に、電線34の露出配線部34aが天井Aとの間に挟まれ難くなるので、それに伴い天井Aに照明器具1を適正に設置し易い。
更に、前記構成の照明器具1では、本体カバー11の上板部11aが本体ベース2の上壁部3に上方からねじ止めされている。これとともに、上板部11aを上方から貫通して上壁部にねじ込まれた第2のねじ25で取付け金具24が上板部11aを挟んで上壁部3に固定されていて、この取付け金具24に電源ユニット21が固定されている。更に、本体ベース2の上壁部3に下方から発光ユニット31がねじ止めされている。
このように本体ベース2の上壁部3に、本体カバー11、電源ユニット21及び発光ユニット31が夫々ねじ止めされているので、これらの固定のためのねじが配線用のスペースS1に突出することがない。そのため、本体ベース2にねじ込まれたねじと配線用のスペースS1に配線された電線34とが干渉して、電線34が傷付けられる恐れがない。
これとともに、本体ベース2を基準に本体カバー11、電源ユニット21及び発光ユニット31等が取付けられて、器具本体18を構成する部品が一体化されている。これにより、本体カバー11を被設置箇所である天井Aに先行して取付けた後に、発光ユニット31が固定された本体ベース2を本体カバー11に支持させる手間を要しない。したがって、照明器具1をそれが組立てられた状態で天井Aに容易に設置することができる。
又、前記構成の照明器具1の発光ユニット31が発光された点灯状態では、電源ユニット21が発熱するとともに、各発光素子32も発熱する。電源ユニット21の熱は、主としてその周面から天井裏空間に放出されるので、その温度が上がり過ぎないようにできる。一方、各発光素子21が発した熱は、回路基板33を経て本体ベース2の上壁部3に伝導されるので、この上壁部3から側壁部5を経由して、照明器具1の外部に露出されている左右の放熱部9に伝導し、これらの放熱部9から屋内の大気中に放出される。これとともに、本体ベース2の熱は本体カバー11にも伝導するので、このカバー11から屋内の大気中に放出される。それにより、各発光素子32の温度が上がり過ぎないようにできるので、それらの発光効率の低下や発光色の変化を抑制できる。
1…照明器具、2…本体ベース、3…上壁部、5…側壁部、7…通線部、9…放熱部、11…本体カバー、11a…上板部、12…第1のねじ、S1…スペース(配線スペース)、14…通線孔、18…器具本体、21…電源ユニット、22…電線コネクタ、24…取付け金具、24a…ベース板部、24b…支持板部、25…第2のねじ、31…発光ユニット、32…発光素子、33…回路基板、34…電線、34a…電線の露出配線部

Claims (2)

  1. 上壁部、この上壁部の幅方向両端部に下方に折れ曲がるように一体に連続した側壁部、及びこの側壁部の下端部に側方に張り出して一体に連続した放熱部を有し、かつ前記側壁部に通線部が形成されている長尺な金属製の本体ベースと;
    前記側壁部との間に配線スペースを形成して前記本体ベースに連結され、かつ、前記上壁部を覆った上板部に前記配線スペースに臨む通線孔が設けられている本体カバーと;
    電線コネクタを有し、このコネクタを前記通線孔の近傍に位置させて前記本体カバー上に配置された電源ユニットと;
    点灯状態で発熱する複数の発光素子、これらの素子が実装されているとともに前記上壁部に前記発光素子を下方に向けて固定された回路基板、及びこの基板に接続されるとともに前記通線部、配線スペース、及び通線孔を通って配線され前記電線コネクタに接続された電線を有した発光ユニットと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記上板部が前記上壁部に上方からねじ止めされているとともに、前記上板部を上方から貫通して前記上壁部にねじ込まれたねじで取付け金具が前記上板部を挟んで前記上壁部に固定されていて、この取付け金具に前記電源ユニットが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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